JPS63214406A - 無機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方法 - Google Patents
無機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方法Info
- Publication number
- JPS63214406A JPS63214406A JP4860687A JP4860687A JPS63214406A JP S63214406 A JPS63214406 A JP S63214406A JP 4860687 A JP4860687 A JP 4860687A JP 4860687 A JP4860687 A JP 4860687A JP S63214406 A JPS63214406 A JP S63214406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pulp
- extrusion molding
- pulp fibers
- slurry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 title claims description 25
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 title claims description 13
- 238000002156 mixing Methods 0.000 title claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 32
- 239000002002 slurry Substances 0.000 claims description 13
- 239000004568 cement Substances 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 4
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 4
- 230000000887 hydrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000004898 kneading Methods 0.000 claims 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 4
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 239000004566 building material Substances 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 description 2
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 1
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000010893 paper waste Substances 0.000 description 1
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は無機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方
法に関する。
法に関する。
従来、厚手の建材さらには中空孔を有する無機質建材等
の製造には、セメントスラリーを押出成形する方法が好
適に使用される。
の製造には、セメントスラリーを押出成形する方法が好
適に使用される。
ところで、これら無機質成形体の補強繊維として、石綿
に代えパルプ繊維を使用することが有効であるとされ、
例えば特開昭54−158430号に開示されているよ
うに押出成形法においてもパルプ繊維を用いることが提
案され、かつ実施されている。
に代えパルプ繊維を使用することが有効であるとされ、
例えば特開昭54−158430号に開示されているよ
うに押出成形法においてもパルプ繊維を用いることが提
案され、かつ実施されている。
しかしながら、一般にこれら製造法において混合原料の
配合比は厳格に設定する必要上、特にパルプにあっては
定量時に少なくとも水分含有率30%以下に良く乾燥し
たものを用いる必要が有り、このため、セメント、骨材
と水とを加えて混練する場合、上記パルプがかなりの吸
水を行い、スラリーの流動性が一定となし得ない問題が
有った。
配合比は厳格に設定する必要上、特にパルプにあっては
定量時に少なくとも水分含有率30%以下に良く乾燥し
たものを用いる必要が有り、このため、セメント、骨材
と水とを加えて混練する場合、上記パルプがかなりの吸
水を行い、スラリーの流動性が一定となし得ない問題が
有った。
この発明は上記問題点に鑑み、補強繊維としてパルプ繊
維を用いた場合でも、原料スラリーの流動性を常にほぼ
一定になし得ることを目的としてなされたものである。
維を用いた場合でも、原料スラリーの流動性を常にほぼ
一定になし得ることを目的としてなされたものである。
即ち、この発明の無機質押出成形におけるパルプ繊維の
混合方法は乾燥重量で所定添加量に計量されたパルプ繊
維をパルパー或はリファイナー等で開織し、次いで該パ
ルプに含有水分率40〜80%に調整し、しかる後セメ
ント、骨材等の他の必要量の添加材料と水とを混練して
スラリーとなし、押出成形用原料とすることを特徴とす
るものである。
混合方法は乾燥重量で所定添加量に計量されたパルプ繊
維をパルパー或はリファイナー等で開織し、次いで該パ
ルプに含有水分率40〜80%に調整し、しかる後セメ
ント、骨材等の他の必要量の添加材料と水とを混練して
スラリーとなし、押出成形用原料とすることを特徴とす
るものである。
既述のように乾燥したパルプは、かなりの吸水を行う、
従ってセメント及び他の必要な骨材等の添加材と水とを
混合するに当り、予め定量し、開織したパルプを新規吸
水をしないよう吸水させておき、これをセメント、骨材
等の添加材と水とを混合すれば、所定添加量の水はすべ
てスラリー濃度設定に必要な量に消費される。
従ってセメント及び他の必要な骨材等の添加材と水とを
混合するに当り、予め定量し、開織したパルプを新規吸
水をしないよう吸水させておき、これをセメント、骨材
等の添加材と水とを混合すれば、所定添加量の水はすべ
てスラリー濃度設定に必要な量に消費される。
また、パルプ繊維の含有水分率を調整するに当たり、パ
ルパー或はりファイナ−等で予め湿式により開織した場
合は脱水装置により含有水分率を40〜80%となるよ
う調整する。
ルパー或はりファイナ−等で予め湿式により開織した場
合は脱水装置により含有水分率を40〜80%となるよ
う調整する。
なお、含有水分率を40〜80%にする理由は、40%
より少ないとパルプ繊維の吸水能によりスラリーの流動
性が阻害され、80%より多くなると、浸出水分により
流動性が付加され、不都合だからである。
より少ないとパルプ繊維の吸水能によりスラリーの流動
性が阻害され、80%より多くなると、浸出水分により
流動性が付加され、不都合だからである。
また、この発明はパルプ繊維の吸水能を押えセメント、
水との混合において添加した水量を適正に機能させるも
のであるから、上記含水量に調整したパルプ繊維と必要
添加量の水とを予め加えて、懸濁水となし、これとセメ
ント、他の骨材とを混合しても良い。
水との混合において添加した水量を適正に機能させるも
のであるから、上記含水量に調整したパルプ繊維と必要
添加量の水とを予め加えて、懸濁水となし、これとセメ
ント、他の骨材とを混合しても良い。
また、この発明においてパルプ繊維は、予め開織されて
いると同時に水分も含有されているので表面の微小繊維
かけば立ち、これがセメント等の微粒子とからみ合って
セメントマトリックスとの密着性も非常に良く改良され
る。
いると同時に水分も含有されているので表面の微小繊維
かけば立ち、これがセメント等の微粒子とからみ合って
セメントマトリックスとの密着性も非常に良く改良され
る。
(実施例1)
パルプをリファイナーで湿式開織し表面をフィブリル化
させたものを含有水分率65%程度となるよう軽く脱水
し、前記処理を行ない次いでこの含水パルプを表に示す
配合量として、まず水と共にミキサー(日本アイリッヒ
社製、アイリンヒミキサー)に投入し、30秒程度の予
備混合を行い、パルプ繊維をフィブリル化した後、残部
添加材料を投入し、5分間高速混練し、スラリーを得、
これを押出成形機、に供給して中450厚さ1(2)長
さ3mの板材を成形した。
させたものを含有水分率65%程度となるよう軽く脱水
し、前記処理を行ない次いでこの含水パルプを表に示す
配合量として、まず水と共にミキサー(日本アイリッヒ
社製、アイリンヒミキサー)に投入し、30秒程度の予
備混合を行い、パルプ繊維をフィブリル化した後、残部
添加材料を投入し、5分間高速混練し、スラリーを得、
これを押出成形機、に供給して中450厚さ1(2)長
さ3mの板材を成形した。
(実施例2)
パルプ繊維として実施例1と同様の前処理を行なったも
のを用い、これにパルプ中の含有水分を勘案して、表に
示すパルプ3重量%、水40重量%に相当するパルプ繊
維と水とを加え、懸濁水となし、次いでドライミキサー
にセメント、MC等の成形助剤を投入し、乾式混合した
ものに上記懸濁水の全量を投入し、再度5分間混練して
スラリーとなし、これを実施例1と同様にして押出成形
した。
のを用い、これにパルプ中の含有水分を勘案して、表に
示すパルプ3重量%、水40重量%に相当するパルプ繊
維と水とを加え、懸濁水となし、次いでドライミキサー
にセメント、MC等の成形助剤を投入し、乾式混合した
ものに上記懸濁水の全量を投入し、再度5分間混練して
スラリーとなし、これを実施例1と同様にして押出成形
した。
表
(比較例)
乾燥粉砕されたパルプ繊維と、セメント、MC等、表に
示す他の添加材料をドライミキサにより混合し、これに
所定量の水を添加して5分間混合し、スラリーを得、こ
のスラリーにより実施例1と同し板体を押出成形した。
示す他の添加材料をドライミキサにより混合し、これに
所定量の水を添加して5分間混合し、スラリーを得、こ
のスラリーにより実施例1と同し板体を押出成形した。
上記実施例及び比較例により得たスラリーについての練
り上り状態、押出時の表面平滑性、平面度、及び養生後
の板材の強度を測定したところ表下欄に示す結果となっ
た。
り上り状態、押出時の表面平滑性、平面度、及び養生後
の板材の強度を測定したところ表下欄に示す結果となっ
た。
この発明は以上説明したように、予めパルプ繊維に水分
を含存させているから、押出成形時のパルプ中に含まれ
る水分の変動が生じにくり、押出直後における成形品表
面状態が良好に保て、またパルプ繊維の開織には、湿式
解織を使用出来るから、故紙等のパルプも利用可能であ
り、さらにパルプ繊維のフィブリル化が有効に図られる
ので、成形品の強度も向上するなど種々の効果を有する
。
を含存させているから、押出成形時のパルプ中に含まれ
る水分の変動が生じにくり、押出直後における成形品表
面状態が良好に保て、またパルプ繊維の開織には、湿式
解織を使用出来るから、故紙等のパルプも利用可能であ
り、さらにパルプ繊維のフィブリル化が有効に図られる
ので、成形品の強度も向上するなど種々の効果を有する
。
Claims (2)
- (1)乾燥重量で所定添加量に計量されたパルプ繊維を
パルパー或はリファイナー等で開織し、次いで該パルプ
に含有水分率40〜80%に調整し、しかる後セメント
、骨材等の他の必要量の添加材料と水とを混練してスラ
リーとなし、押出成形用原料とすることを特徴とする無
機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方法。 - (2)パルプの含有水分率40〜80%に調整するに当
り、加水成分として、所定量添加される他の全材料中の
水を全量用い、パルプと水との懸濁液となし、これに必
要量のセメント、骨材等を添加し、混合する特許請求の
範囲第1項記載の無機質押出成形におけるパルプ繊維の
混合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62048606A JP2561465B2 (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 無機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62048606A JP2561465B2 (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 無機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63214406A true JPS63214406A (ja) | 1988-09-07 |
JP2561465B2 JP2561465B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=12808071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62048606A Expired - Fee Related JP2561465B2 (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 無機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561465B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54158430A (en) * | 1978-06-05 | 1979-12-14 | Kubota Ltd | Extrusion forming of asbestos cement products |
JPS61136950A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-24 | 三井木材工業株式会社 | 木質繊維セメント成型物の製造方法 |
-
1987
- 1987-03-02 JP JP62048606A patent/JP2561465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54158430A (en) * | 1978-06-05 | 1979-12-14 | Kubota Ltd | Extrusion forming of asbestos cement products |
JPS61136950A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-24 | 三井木材工業株式会社 | 木質繊維セメント成型物の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2561465B2 (ja) | 1996-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2322194A (en) | Process for making cement products | |
US5372678A (en) | Manufacture of calcium hydrosilicate bound fiberboard | |
JPS63214406A (ja) | 無機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方法 | |
EP1051367B1 (en) | A hydraulic hardened foamed product and a method of producing the same | |
JP2001233653A (ja) | 繊維補強無機質板の製造方法 | |
JPH02229747A (ja) | 無機質製品の押出成形方法 | |
JPS6221737A (ja) | 繊維強化セメント成形体の製造方法 | |
JPH0513098B2 (ja) | ||
JPH0735276B2 (ja) | 木質混入石膏ボ−ドの製造方法 | |
JPS6172667A (ja) | 押出し成形品及びその製造方法 | |
JPH08333152A (ja) | セメント組成物およびセメント組成物の押出成形用助剤 | |
JP2002362962A (ja) | 窯業系外壁材の製造方法 | |
JPH068215A (ja) | 繊維性複合体特に二床式プレートの製造方法及び該方法により製造されたプレート | |
JPH0218305B2 (ja) | ||
JPS61167500A (ja) | 製紙スラツジを原料とする中間生成物の製造方法 | |
JPH10182208A (ja) | 水硬性無機質組成物の製造方法及び無機質硬化体の製造方法 | |
JPH03184807A (ja) | セメント成形体の製造方法 | |
JPS5940782B2 (ja) | 低比重石膏板の製造方法 | |
JPS63288933A (ja) | セルロ−ス繊維強化石膏ボ−ドの製造方法 | |
JP2000211958A (ja) | 脱水プレス成形体およびその製造方法 | |
JPH04164844A (ja) | 無機硬化性組成物及び無機硬化体の製造方法 | |
JPS61123503A (ja) | 加圧成形による高強度セメント製品の製造法 | |
GB2081762A (en) | Board making | |
JPS60120009A (ja) | 無機質軽量硬化体の製法 | |
JPH0331659B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |