JPS63214406A - 無機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方法 - Google Patents

無機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方法

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JPS63214406A
JPS63214406A JP4860687A JP4860687A JPS63214406A JP S63214406 A JPS63214406 A JP S63214406A JP 4860687 A JP4860687 A JP 4860687A JP 4860687 A JP4860687 A JP 4860687A JP S63214406 A JPS63214406 A JP S63214406A
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JP
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water
pulp
extrusion molding
pulp fibers
slurry
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郁夫 讃岐
浅田 哲
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  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は無機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来、厚手の建材さらには中空孔を有する無機質建材等
の製造には、セメントスラリーを押出成形する方法が好
適に使用される。
ところで、これら無機質成形体の補強繊維として、石綿
に代えパルプ繊維を使用することが有効であるとされ、
例えば特開昭54−158430号に開示されているよ
うに押出成形法においてもパルプ繊維を用いることが提
案され、かつ実施されている。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、一般にこれら製造法において混合原料の
配合比は厳格に設定する必要上、特にパルプにあっては
定量時に少なくとも水分含有率30%以下に良く乾燥し
たものを用いる必要が有り、このため、セメント、骨材
と水とを加えて混練する場合、上記パルプがかなりの吸
水を行い、スラリーの流動性が一定となし得ない問題が
有った。
〔発明が解決する問題点〕
この発明は上記問題点に鑑み、補強繊維としてパルプ繊
維を用いた場合でも、原料スラリーの流動性を常にほぼ
一定になし得ることを目的としてなされたものである。
〔問題点を解決する技術〕
即ち、この発明の無機質押出成形におけるパルプ繊維の
混合方法は乾燥重量で所定添加量に計量されたパルプ繊
維をパルパー或はリファイナー等で開織し、次いで該パ
ルプに含有水分率40〜80%に調整し、しかる後セメ
ント、骨材等の他の必要量の添加材料と水とを混練して
スラリーとなし、押出成形用原料とすることを特徴とす
るものである。
〔作用〕
既述のように乾燥したパルプは、かなりの吸水を行う、
従ってセメント及び他の必要な骨材等の添加材と水とを
混合するに当り、予め定量し、開織したパルプを新規吸
水をしないよう吸水させておき、これをセメント、骨材
等の添加材と水とを混合すれば、所定添加量の水はすべ
てスラリー濃度設定に必要な量に消費される。
また、パルプ繊維の含有水分率を調整するに当たり、パ
ルパー或はりファイナ−等で予め湿式により開織した場
合は脱水装置により含有水分率を40〜80%となるよ
う調整する。
なお、含有水分率を40〜80%にする理由は、40%
より少ないとパルプ繊維の吸水能によりスラリーの流動
性が阻害され、80%より多くなると、浸出水分により
流動性が付加され、不都合だからである。
また、この発明はパルプ繊維の吸水能を押えセメント、
水との混合において添加した水量を適正に機能させるも
のであるから、上記含水量に調整したパルプ繊維と必要
添加量の水とを予め加えて、懸濁水となし、これとセメ
ント、他の骨材とを混合しても良い。
また、この発明においてパルプ繊維は、予め開織されて
いると同時に水分も含有されているので表面の微小繊維
かけば立ち、これがセメント等の微粒子とからみ合って
セメントマトリックスとの密着性も非常に良く改良され
る。
〔実施例〕
(実施例1) パルプをリファイナーで湿式開織し表面をフィブリル化
させたものを含有水分率65%程度となるよう軽く脱水
し、前記処理を行ない次いでこの含水パルプを表に示す
配合量として、まず水と共にミキサー(日本アイリッヒ
社製、アイリンヒミキサー)に投入し、30秒程度の予
備混合を行い、パルプ繊維をフィブリル化した後、残部
添加材料を投入し、5分間高速混練し、スラリーを得、
これを押出成形機、に供給して中450厚さ1(2)長
さ3mの板材を成形した。
(実施例2) パルプ繊維として実施例1と同様の前処理を行なったも
のを用い、これにパルプ中の含有水分を勘案して、表に
示すパルプ3重量%、水40重量%に相当するパルプ繊
維と水とを加え、懸濁水となし、次いでドライミキサー
にセメント、MC等の成形助剤を投入し、乾式混合した
ものに上記懸濁水の全量を投入し、再度5分間混練して
スラリーとなし、これを実施例1と同様にして押出成形
した。
表 (比較例) 乾燥粉砕されたパルプ繊維と、セメント、MC等、表に
示す他の添加材料をドライミキサにより混合し、これに
所定量の水を添加して5分間混合し、スラリーを得、こ
のスラリーにより実施例1と同し板体を押出成形した。
上記実施例及び比較例により得たスラリーについての練
り上り状態、押出時の表面平滑性、平面度、及び養生後
の板材の強度を測定したところ表下欄に示す結果となっ
た。
〔効果〕
この発明は以上説明したように、予めパルプ繊維に水分
を含存させているから、押出成形時のパルプ中に含まれ
る水分の変動が生じにくり、押出直後における成形品表
面状態が良好に保て、またパルプ繊維の開織には、湿式
解織を使用出来るから、故紙等のパルプも利用可能であ
り、さらにパルプ繊維のフィブリル化が有効に図られる
ので、成形品の強度も向上するなど種々の効果を有する

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾燥重量で所定添加量に計量されたパルプ繊維を
    パルパー或はリファイナー等で開織し、次いで該パルプ
    に含有水分率40〜80%に調整し、しかる後セメント
    、骨材等の他の必要量の添加材料と水とを混練してスラ
    リーとなし、押出成形用原料とすることを特徴とする無
    機質押出成形におけるパルプ繊維の混合方法。
  2. (2)パルプの含有水分率40〜80%に調整するに当
    り、加水成分として、所定量添加される他の全材料中の
    水を全量用い、パルプと水との懸濁液となし、これに必
    要量のセメント、骨材等を添加し、混合する特許請求の
    範囲第1項記載の無機質押出成形におけるパルプ繊維の
    混合方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54158430A (en) * 1978-06-05 1979-12-14 Kubota Ltd Extrusion forming of asbestos cement products
JPS61136950A (ja) * 1984-12-06 1986-06-24 三井木材工業株式会社 木質繊維セメント成型物の製造方法

Patent Citations (2)

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JPS54158430A (en) * 1978-06-05 1979-12-14 Kubota Ltd Extrusion forming of asbestos cement products
JPS61136950A (ja) * 1984-12-06 1986-06-24 三井木材工業株式会社 木質繊維セメント成型物の製造方法

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