JPS63213Y2 - - Google Patents

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JPS63213Y2
JPS63213Y2 JP1982187200U JP18720082U JPS63213Y2 JP S63213 Y2 JPS63213 Y2 JP S63213Y2 JP 1982187200 U JP1982187200 U JP 1982187200U JP 18720082 U JP18720082 U JP 18720082U JP S63213 Y2 JPS63213 Y2 JP S63213Y2
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mat
brush
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protrusions
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JP1982187200U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、靴床等に付着するゴミ、汚れ等を捕
集するためマツトをじゆうたん等の繊維敷物上に
固定するための固定具に関する。
近年、靴床等に付着するゴミ、汚れ等を除去し
て、これらの屋内への侵入を防止する目的で、各
種のマツト(ダストコントロール用マツトと呼ば
れる)が店舗、ホテル、病院、事務所、住居等の
人の出入する場所に敷設して使用されている。
これらのマツトとしては、パイル糸をタフト化
した基布裏面に弾性重合体のパツキング層を設
け、パイル糸によりダスト吸着保持性を付与し、
一方バツキング層により床面へのフイツト性を付
与したものが主に使用されているが、このダスト
コントロール用マツトを、じゆうたん等の繊維敷
物上に載せて使用した場合には、人がマツト上を
歩行する度に、マツトが敷物上を移動して、出入
り口等のマツトの敷設場所から位置が著しくずれ
るという問題を生じる。
このダストコントロール用マツトの位置のずれ
を防止するために、釘、ボルト等の固定具を用い
ることが考えられるが、このような固定具は、じ
ゆうたん等の敷物を損傷させるために好ましくな
い。またダストコントロール用マツトは、一定期
間使用後、ホコリ、汚れ等が吸着保持されている
マツトを敷物から剥し、洗浄済みマツトと交換し
て使用するものであるから、マツトの敷物面への
固定は簡単な機構で手軽に行えるものであること
が望まれる。
従つて、本考案の目的は、上記マツトのじゆう
たん等の繊維敷物への固定が、じゆうたん等を損
傷することなしに、しかも簡単な機構で、手軽に
且つ位置のずれをいささかも生じない様に行われ
る固定具を提供するにある。
本考案によれば、パイル糸をタフト化した基布
裏面を弾性重合体の厚い層でバツキングしたダス
トコントロール一体化マツトを、じゆうたん等の
繊維敷物上に固定するための固定具であつて、一
体化マツトのバツキング層に接着されるシート状
の基部と、敷物のパイル部と係合させるために該
基部上に設けられたブラシ状突起部とを有するも
のにおいて、 該ブラシ状突起部は、ランダムな方向に傾斜し
た状態で基部に植付られているとともに、先端が
カツトされた突起と先端に比較的大径の球状頭部
を有する突起とが混在したものであることを特徴
とする固定具が提供される。
本考案を以下添付図面を参照して詳細に説明す
る。
本考案のマツト固定具を拡大して示す第1及び
2図において、この固定具1は、熱可塑性樹脂で
一体に成形されたシート状の基部2と該基部に植
付けられた多数のブラシ状突起3とから成つてい
る。このシート状基部2は、以下に述べる一体化
マツトのバツキング層に接着させるための裏面4
を有し、添付図面に示す具体例では、この裏面4
に微細な多数の凹部5が設けられている。多数の
ブラシ状突起3は、やはり後述するじゆうたん等
の繊維敷物のパイル部と係合させるためのもので
ある。
本考案の固定具を適用する一体化マツトを示す
第3図及び第4図において、このマツト6は例え
ばポリエステル繊維等の合成繊維の織布或いは不
織布から成る基布7と、基布7に対してタフト化
され且つ先端がカツトされたパイル糸8と、基布
裏面に合成ゴム、ポリウレタン、塩化ビニル樹脂
等の弾性重合体をラテツクス或いはプラスチゾル
を塗布し、キユアすることにより形成された弾性
重合体のバツキング層9とから成つている。この
バツキング層9はマツト6のパイル部7よりも一
定間隔だけ外方にはみ出し、枠状の端縁部10を
形成している。この枠状の端縁部10はパイル糸
を保護すると共に、マツト自体の端縁部における
床面のフイツト性を向上させる役目を有するもの
である。
このような厚いバツキング層を一体に設けたマ
ツトは、木材フローリング、タイル面、リノリウ
床、コンクリート床等の硬い床面に対しては良く
フイツトし、その上を歩行したときにも位置のズ
レを生じる傾向は殆んどないが、じゆうたん等の
敷物の上に置いた場合には、マツト上の歩行によ
り著しくずれを生じるのである。この理由は、マ
ツト上を歩行する場合には歩行時の踏圧力によつ
て、マツトの下の敷物のパイル糸が一定方向に
寝、踏圧力が解除されたときには敷物のパイル糸
が再び立上り、敷物パイル糸の蠕動運動により敷
物上のマツトの移動、即ち位置のズレを生ずるた
めと思われる。
本考案によれば、第5図に示す通り、固定具1
のシート状基部2を、例えばテープ基材11の両
面に感圧接着剤層12a,12bを設けた両面接
着テープ等の手段で、ダストコントロール用一体
化マツト6の弾性重合体バツキング層9に貼着固
定し、一方固定具1の多数のブラシ状突起3を、
敷物13のパイル部14に突刺すことにより、敷
物13のパイル糸14或いは基布15(第5図)
等を全く損傷することなしに、マツト上歩行時に
敷物パイル糸14の蠕動が生じても、マツト6の
移動や位置のズレを防止することができる。
本考案において重要な特徴は、多数のブラシ状
突起3がランダムな方向に傾斜した状態で基部2
に植付けられていること及び該ブラシ状突起3
は、その先端がカツトされたもの3aとその先端
に比較的大径の球状頭部を有するもの3bとが混
在した状態にあることである(第1図、第2図、
第5図参照)。
即ち、ブラシ状突起3がランダムな方向に傾斜
した状態で植付けられていることによつて、敷物
13のパイル部14が如何なる方向に寝た状態に
あつても該突起3がパイル部14の中に速やかに
入り込む。
この場合、先端がカツトされたブラシ状突起3
aが、特に速やかにパイル部14に入り込むとい
う作用を有し、また球状頭部を有するブラシ状突
起3bは、パイル部14と特に強固に係合してマ
ツト6が移動乃至は位置ずれするのを防止する様
に作用する。
かくして本考案の固定具によれば、ブラシ状突
起3がパイル部14の中に速やかに入り込んで且
つ強固な圧接係合がなされ、マツト上を人が歩行
した時にパイル部14が如何なる方向へ蠕動した
としても、マツト6の移動及び位置のずれを完全
に防止し得るのである。
また本考案においては、敷物13のパイル部
(以下単にパイル糸と呼ぶ)14の蠕動によつて、
パイル糸14上のマツト6が移動するか、固定さ
れるかは、ブラシ状突起3がパイル糸14に突き
刺さつている程度、ブラシ状突起3とパイル糸1
4との圧接の程度、及びブラシ状突起3の合成の
程度に関連するものと認められる。
このために、ブラシ状突起3の密度を1cm2当り
1乃至25本、特に4乃至9本とすることが望まし
い。この密度を上記範囲内とすることにより、ブ
ラシ状突起3をパイル糸14中に十分に突刺しな
がら、しかもブラシ状突起3とパイル糸14との
間に十分な圧接係合が維持され、マツト6の移動
を確実に防止することができる。この密度が上記
範囲よりも小さいときには、ブラシ状突起3とパ
イル糸14との圧接係合が不十分なためにマツト
6の移動が生じるおそれがあり、一方上記範囲よ
りも大きいときには、ブラシ状突起3をパイル糸
14中に十分に食込ませることができないため、
やはりマツト6の移動を生じるおそれがある。
またブラシ状突起3の直径は、パイル糸14へ
の係合の程度と固定性能に関連し、該突起3の材
質によつても相違するが、通常その平均直径dを
0.2乃至3mm、特に0.5乃至1.5mmの範囲とすること
が好適である。この径が上記範囲よりも小さい
と、この突起3が剛性に欠けるため、これをパイ
ル糸14へ十分に食込ませることが困難となり、
また仮に食込ませたとしても、ブラシ状突起3の
変形が容易に生じて、マツト6はパイル糸14の
蠕動に応じて移動するようになる。また、ブラシ
状突起3の直径dが上記範囲よりも大きいと、パ
イル糸14中へ十分に食込ませることが寸法的に
困難となる。
更にブラシ状突起3の高さhは、敷物パイル糸
14の厚み0.6乃至0.8倍、最も好適には約0.7倍と
することがマツト6を確実に固定するために望ま
しい。この高さが上記範囲よりも小さいと、パイ
ル糸14とブラシ状突起3の係合を密接に行わせ
ることが困難となり、また上記範囲よりも大きい
と、固定具1が全体として敷物13から浮いた形
となつて、マツト6の踏込み時に、固定具1のブ
ラシ状突起3とパイル糸14とを密に係合させる
ことが困難となり、やはりマツト6の移動を防止
させることが困難となる。
本考案において、固定具1は第6図に示す通
り、ダストコントロール用マツト6のバツキング
9面に対して、パイル部8の外方輪郭8aよりも
内側に固定具の外方輪郭が位置するように接着す
るのが好ましい。このような貼着方式を採用する
ことにより、マツト6の端縁部10が敷物に対し
て良好にフイツトし、しかもマツト6上を歩行し
た時の感じも良好なものとなる。
また本考案においては、固定具1は塩化ビニル
樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン
等の樹脂で一体に成形することができ、また合成
ゴム、ウレタン樹脂等のシート状基質に前記樹脂
製のブラシを植込んだ形として設けることもでき
るが、ブラシ状突起3は特にナイロン樹脂で形成
されていることが好適である。
これは塩化ビニル等の樹脂に比してナイロンが
一般に10000以上の高い剛性率を有しており、パ
イル糸14と圧接係合した際にブラシ状突起3が
容易に変形せず、従つてマツト6の移動を確実に
防止し得るのである。
また本考案の固定具は、これを取り外ずした場
合にも、敷物表面を指等でこすれば、そのパイル
糸は元の状態に復元され、その風合等は何ら失わ
れるものでない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の固定具を拡大して示す斜視
図、第2図は第1図の固定具の断面図、第3図は
マツトの斜視図、第4図は第3図のマツトの拡大
断面図、第5図は、マツト及び敷物に対する固定
具の係合状態を示す断面図、第6図は、マツトと
固定具との接着位置関係を示す裏面図である。 1は固定具、2はシート状基部、3はブラシ状
突起部、4は裏面、6はマツト、7は基布、8は
パイル糸、9は弾性重合体バツキング、10は
枠、11はテープ基材、12a,12bは感圧接
着剤層、13は敷物、14はパイル糸、15は基
布、8aはパイル糸の外方輪郭。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パイル糸をタフト化した基布裏面を弾性重合体
    の厚い層でバツキングしたダストコントロール一
    体化マツトを、じゆうたん等の繊維敷物上に固定
    するための固定具であつて、一体化マツトのバツ
    キング層に接着されるシート状の基部と、敷物の
    パイル部と係合させるために該基部上に設けられ
    たブラシ状突起部とを有するものにおいて、 該ブラシ状突起部は、ランダムな方向に傾斜し
    た状態で基部に植付られているとともに、先端が
    カツトされた突起と先端に比較的大径の球状頭部
    を有する突起とが混在したものであることを特徴
    とする固定具。
JP18720082U 1982-12-13 1982-12-13 マツトの敷物への固定具 Granted JPS5990759U (ja)

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JP18720082U JPS5990759U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 マツトの敷物への固定具

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JP18720082U JPS5990759U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 マツトの敷物への固定具

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JPS5990759U JPS5990759U (ja) 1984-06-20
JPS63213Y2 true JPS63213Y2 (ja) 1988-01-06

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JP2011120926A (ja) * 2001-07-23 2011-06-23 Daiwa:Kk カーペット、それに用いる繊維質バッキング並びにズレ防止性を有する編物又は織物

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