JPS6321383A

JPS6321383A - 密閉形回転圧縮機

Info

Publication number: JPS6321383A
Application number: JP16515386A
Authority: JP
Inventors: Toshitsune Inoue; 井上　年庸
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-07-14
Filing date: 1986-07-14
Publication date: 1988-01-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

（発明の目的）（産業上の利用分野）本発明は、空気調和機や冷蔵庫等に組込まれる密閉形回
転圧縮機に係り、特に、２組の圧縮装置を備えた密閉形
回転圧縮機の改良に関する。（従来の技術）既に提案されているこの種の密閉形回転圧縮機

【、１、
第２図及び第３図に示されるように構成されている。即ち、第２図及び第３図において、縦長に形成された密
閉ケース１には、保持板２が七−３室３と機械室４を上
・下に区分して形成するにうにして設（プられており、
この七−全室３内には、ステータ５とロータ６とで構成
されるモータ７が設けられている。又、上記機械室４内
には上記保持板２に１−タリータイプの一対をなづ圧縮
装置８が設（プられており、この両圧縮装置８は、同じ
大きさの内周径りに形成されたシリンダー室９ａ。１０ａを有する上・下一対のシリンター本体９゜１０、
これを上・下に区分する仕切板１１、上記モータ７の回
転軸７ａを支承する主軸受１２及び副軸受１３で構成さ
れている。なお、」：配向シリンダー本体９，１０、仕
切板１１及び上記両軸受１２．１３は、例えば、取付ポ
ル１〜等の複数の取付部月１４で上記保持板２に固着さ
れている。又、上記両シリンダー本体９，１０の各シリ
ンダー室９８，１０ａ内に位置する上記回転軸７ａには
、同形等大の各クランク部７ｂ、７ｃが各ローラ１５ａ
、１５ｂを介して設けられている。さらに、上記仕切板
１１の中央部には、中央透孔１６が穿設されており、こ
の中央透孔１６の孔径Ｄｏは、上記両クランク部７ｂ、
’７ｃの外径ｄ。よりｂ（ｆｆｉかに大きく形成されて
おり、この中央透孔１６は、組立時、上記両クランク部
７ｂ、７ｃをいずれの方向からも挿通して組立てられる
Ｊ：うにイｊつでいる。一方、上記一方のシリンダー本体９の吸込口９ｂには、
冷媒を供給する吸込管１７が上記密閉ケース１を貫通し
て連結されていると共に、上記他方のシリンダー本体１
０には、仕切板１１の連通孔１９を介して上記吸込口９
ｂに連通ずる吸込［１１８が形成されている。ざらに、
上記両シリンダー本体９．１０の一部には、各吐出口２
０ａ。２０ｂ及び各吐出弁２１ａ、２１ｂが付設されており、
この各吐出弁２１ａ、２１ｂから吐出した冷媒は、上記
密閉ケース２１に付設された吐出管２２へ流出するよう
になっている。従って、上述した密閉形回転圧縮機は、上記モータ７を
駆動づることにより、このモータ７の回転軸７ａと一体
の各クランク部７ｂ、７ｃが各ローラ１５ａ、１５ｂを
介して吸込管１７から流入した冷媒ガスを上記内圧縮装
＠８で圧縮し、これを吐出弁２１８．２１ｂ及び吐出管
２２を通して凝縮器へ移送する。又一方、上述した密閉形回転圧縮機は、各クランク部（
偏心部）７ｂ、７ｃを７’ｊ、に１８０°ずらして設け
、運転時の回転バランスを保持づるように構成している
と共に、上記各クランク部７ｂ。７Ｃは、同形等大にし、しかも、組立を容易にするため
に仕切板１１の中央透孔１６の直径り。をト、ｉｄ両ク
りンク部１７ｂ、１７Ｇの外径ｄ。にりも大きく形成し
ている。（発明が解決しようとする問題点）しかしイＪ−がら、上述した密閉形回転圧縮機は、各ク
ラランク部７ｂ、７ｃを同経に形成すると共に、仕切板
１１の中央透孔１６を前記クランク部７ｂ、７ｃを通す
ことのできる大きざに形成されているため、ローラ１５
ａ、１５ｂの端面におけるシリンダー室９ａ、１０ａと
中央透孔１６間のシール幅９を確保】るために、前記ク
ランク部７ｂ、７ｃの偏心ｆｆ１ｅｏが小さくなり、し
たがって、冷凍能力が小さくなる不具合があった。また、前記仕切板１１の中央透孔１６の径をクランク部
７ｂ、７ｃの仔よりも小ざくすれば、上記不具合を解消
できるが、逆に、仕切板１１を分割したりしないと組立
てることができなくなり、製造性が大幅に低下する問題
があった。本発明は、上記事情に基いてなされたもので、Ｉｌ造性
を低下づ−ることなしにクランク部の偏心量を大きくし
て、冷凍能力を大ぎくできる密閉形回転圧縮機を提供す
ることを目的としている。〔発明の構成〕（問題点を解決するための手段とその作用）本発明は、
密閉ケース内に一対の圧縮装置を仕切板を介して設けた
密閉形回転圧縮機において、上記両圧縮装置における回
転軸の両クランク部を異なる直径で形成し、上記仕切板
に穿設された中央透孔を小径側の上記クランク部のみを
挿通し得る大きざに形成したものであり、大径側のクラ
ンク部の偏心量を大きくして冷凍能力を増大することが
できるようにし、仕切板は小径側のクランク部を通して
組立てることができるので製造性が低下することもない
ようにしたものである。（実施例）以下、本発明を図示の一実施例について説明する。なお、本発明の密閉形回転圧縮機の全体構成は、上述し
た従来例と同一であるので、その説明を省略し、主要部
の構成のみを説明でる。第１図において、両シリンダー本体９．１０の内周径が
Ｄに形成された各シリンダー室９ａ。１０ａの位置する上記回転軸７ａには、異なる直径で形
成される各クランク部７ｄ、７ｅが各ローラ１５ａ、１
５ｂを介して設番プられている。特に、上記一方のクラ
ンク部７ｄの直径ｄ。は、他方のクランク部７ｅの直径
ｄ１よりも大きく形成されている。又、上記両クランク
部７ｄ、７ｅは、互に１８０°ずらして設けられでおり
、運転時の回転バランスを保持するようになっている。一方、上記仕切板１１の中央部には、中央透孔１６が穿
設されており、この中央透孔１６の孔径Ｄ　は、上記一
方のクランク部７ｄの直径ｄ。より小ざく、又、上記他
方のクランク部７ｅの直径輸より大きく形成されている
。従って、この仕切板１１の中央透孔１６は、上記クラン
ク部７ｅのみを通づことができるＪ：うになされている
。次に、第３図に示した従来のものと上記第１図の本発明
の実施例のものとの各クランク部の偏心量との関係につ
いて説明する。各クランク部の偏心量は、ローラ端面部におけるシール
幅１を確保する必要がある関係上、仕切板１１の中央透
孔１６の大きざににり影響されるから、第３図の従来の
もののクランク部７ｂ。７Ｃの偏心量ｅｏは、同様に、第１図の本発明の実施例の大径側のクランク部
７ｄの偏心量ｅ１は、となる。ここで、ｌ）　　＞　Ｄ　　（Ｄ　　＞　ｄ　
　、　Ｄ　１＞　ｄ　ｏ　）であるから、ｅｌｍａｘ＞ｅＯｍａ× どなる。一方、小径側のクランク部７ｅの偏心　量ｅ２は、Ｄ　
　−ｄ　　＝Ｄ　　−ｄｏとすることにより、従来のも
ののクランク部７ｂ、７ｃの偏心量ｅｏＩＩｌａｘと同
じ大きさにすることができる。したがって、上記のことから明らかなように、本発明は
シリンダ室の大きざが同一のもとで、大径側のクランク
部７ｄの偏心量を大きくすることができ、冷凍能力を増
大覆ることができる。また、言い変えれば同じ冷凍能力を得るのに、シリンダ
ー室の容積を小さくでき、小型軽量化を図ることができ
る。〔発明の効果〕以上述べたように本発明によれば、密閉ケース内に一対
の圧縮装置を仕切板を介して設けた密閉形回転圧縮機に
おいて、上記両圧縮装置における回転軸の両クランク部
を異なる直径で形成し、上記仕切板に穿設される中央透
孔を小径側の上記クランク部のみを挿通し得るように形
成しであるので、製造性を低下させることなしにクラン
ク部の偏心量を大きくでき、冷凍能力を増大することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の密閉形回転圧縮機の要部を示す断面
図、第２図は、既に提案されている密閉形回転圧縮機の
断面図、第３図は、上記密閉形回転圧縮機の要部を示す
拡大断面図である。１・・・密閉ケース、２・・・保持板、４・・・機械室
、７ａ・・・回転軸、７ｄ、７ｅ・・・クランク部、８
・・・圧線装置、９，１０・・・シリンター本体、１１
・・・仕切板、１２・・・主軸受、１３・・・副軸受、
１５ａ、１５ｂ・・・ローラ、１６・・・中央透孔、。出願人代理人　　佐　　藤　　−Ｍｌ第３図

Claims

【特許請求の範囲】

　密閉ケース内に一対の圧縮装置を仕切板を介して設け
た密閉形回転圧縮機において、上記両圧縮装置における
回転軸の両クランク部を異なる直径で形成し、上記仕切
板に穿設される中央透孔を小径側の上記クランク部のみ
を挿通し得る大きさに形成したことを特徴とする密閉形
回転圧縮機。