JPS63213626A

JPS63213626A - 粒状ナゲツト装入装置

Info

Publication number: JPS63213626A
Application number: JP4574487A
Authority: JP
Inventors: Hideki Sato; 英樹佐藤; Hideaki Yamane; 英明山根; Minoru Shoji; 小路　実; Shinichi Yoshizawa; 吉沢　真一
Original assignee: Mitsubishi Metal Corp
Current assignee: Mitsubishi Metal Corp
Priority date: 1987-02-28
Filing date: 1987-02-28
Publication date: 1988-09-06
Anticipated expiration: 2010-05-17
Also published as: JPH0745698B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」この発明は、溶解炉に粒状ナゲツトを効率良く装入する
ための粒状ナゲツト装入装置位に関するしのである。

「従来の技術」銅の連続鋳造を行う場合に、溶解炉としてシャフト炉を
用いることがある。このシャフト炉では、精練効果がな
いため、原料として、一般に電気銅（カソード）、工程
繰り返し品、成分の明確なスクラップ品等が装入される
。前記スクラップ品は、粒状の銅スクラツプや打ち抜き
くずなどの小さく切断された銅スクラツプ等の粒状ナゲ
ツトにされて装入される。

従来、これらの粒状ナゲツトは、所定量まとめて炉内に
投入され、矩形板状のカソードの上に載せて装入したり
、カソード装入用のバケットに入れてまとめて装入して
いた。

「発明が解決しようとする問題点」ところで、上記の粒状ナゲツトの装入方法にあっては、
粒状ナゲツトを溶解炉に所定量まとめて間欠的に装入し
ているため、炉内の溶解状態に応じて装入することがで
きない、このため、装入過剰になったり、装入不足にな
ったりし効率的な溶解処理ができないという問題点があ
った。また、ナゲツトをまとめて装入しているため、ナ
ゲツトが塊状になりやすく、この塊状になったナゲツト
が出１局孔につまってしまい、出？Ｑ困難になるという
問題点があった。

「問題点を解決するための手段」この発明は、」二足の問題点を解決するためになされた
しので、側壁に出湯孔を有する有底円筒状の溶解炉に粒
状ナゲツトを装入する装入装置であって、粒状ナゲツト
を貯蔵するとともに任意の供給速度で供給する供給手段
と、この供給手段によって供給されｆこ粒状ナゲツトを
前記溶解炉の上方に搬送する搬送手段と、この搬送手段
によって搬送された粒状ナゲツトを前記溶解炉の上部か
ら溶解炉中に落下させるシュートとを備えてなり、前記
シュートは、前記溶解炉の軸線と前記出湯孔の位置とを
含む平面に交わりかつ前記溶解炉の軸線に沿う平面内で
傾斜角度を変更可能に設けられた構成とされている。

「実施例」以下、この発明の一実施例について第１図ないし第４図
を参照して説明する。

第１図は、この発明に係る粒状ナゲツト装入装置１１と
この装置が設けられたシャフト炉（溶解炉）１３を示す
図である。このシャフト炉１３は、筒状になされた炉本
体１５を備えている。この炉本体１５には、その下部側
面に出湯口１７が設けられるとともに、その上部側面に
カソード等を装入する装入口１９か設けられている。こ
の装入口１９には、エレベータ−２１が設けられており
、パケット２３によってカソード等を持ち上げるように
なっている。また、前記炉本体１５の炉壁には、矢印Ｂ
の位置にバーナーが設けられており、炉内を加熱するよ
うになっている。そして、前記炉本体１５の内部には、
多数のカソードにやスクラッププレスＰが装入されてい
る。また、前記炉本体１５の上部には、略筒状の炉体カ
バー２５が設けられており、この炉体カバー２−５の側
部には、排ガスダクト２７が設けられている。

このようなシャフト炉１３には、粒状ナゲツト装入装置
１１が設けられている。この粒状ナゲツト装入装ａ　１
１は、供給手段２９を備えている。

この供給手段２９は、フレーム３１に、粒状ナゲツトを
貯蔵したナゲツト容器３３とホッパー３５か設けられて
おり、このホッパー３５の下方には振動フィーダー３７
が設けられている。そして、この振動フィーダー３７の
下方には、後述するパケットコンベアの下端部３９が設
けられている。このような供給手段２９は、前記ナゲツ
ト容器３３を傾斜させることによって前記ホッパー３５
に粒状ナゲツトを供給するとともに、前記振動フィーダ
ー３７を振動させることによって、前記ホッパー３５中
の粒状ナゲツトをパケットコンベアの下端部３９に落下
させるようになっている。そして、前記振動フィーダー
３７の振動を制御することによって、前記パケットコン
ベアの各々のパケットに粒状ナゲツトを分割供給すると
ともに、その供給１を調整できるようになっている。

前記供給手段２９の下方から、前記シャフト炉Ｉ３の炉
体カバー２５の側方には、パケットコンベア（搬送手段
）４１が設けられている。このパケットコンベア４１は
、常時移動するパケットを備えており、このパケットに
粒状ナゲツトを収納して搬送するようになっている。

前記パケットコンベア４１の上端部４３は、前記シャフ
ト炉１３の出湯口Ｉ７に対して周方向に９０°離間した
位置に配設されており、この上端部４３の下方には、ホ
ッパー４５が配設されている。このホッパー４５の下部
にはシュート４７が接続されている。このシュート４７
は、前記シャフト炉１３の軸線に向って配設されており
、このシュート４７の先端部は、前記炉体カバー２５に
設けられた窓部４９を貫通して前記炉体カバー２５の内
部に達している。そして、ホッパー４５に供給された粒
状ナゲツトを前記炉本体１５中に落下させるようになっ
ている。

前記シュート、１７の下方の前記炉体カバー２５の側壁
には、足場５１が設けられており、この足場５１には、
上部に縦方向の切欠ｉ１ｉ　５３を有する支柱５５が設
けらｒ５ている。また、市Ｉ記ンコート４７の側面には
、前記切欠ｉ７＋７５３を通って固定ホルト５７が設け
られている。この固定ボルト５７は、６丁ｊ記ンユート
４７を前記支柱５５の切欠溝５３内の任意位置に固定で
きるようになっており、＋ｉｉｒ記シュート４７の傾斜
角を変えることができろようになっている。そして、前
記シュート４７は、ｉｒＩ記シャフト炉１３の軸線Ａと
前記出湯口１７の位置とを含む平面に直交し、かつ前１
に軸線Ａを含む平面内で傾斜ｆｆ度を変えることができ
るようになされている。

このように、この粒状ナゲツト装入装置１１にあっては
、振動フィーダー３７を有する供給手段２９を設けてい
るから、振動フィーダー３７を制御することによって、
事立状ナゲツトをパケットコンベア１１１の各々のパケ
ットに分割供給することができるとともに、その供給量
を調整できろ。したがって、シャフト炉１３内部の状況
および溶解量に応じて、粒状ナゲツトのシャフト炉への
装入速度を調整することができ、カソード等他の装入物
との装入比率を調整することができる。また、前記シュ
ート４７を、前記ンヤフトが１３の軸線Δを含みかつ前
記軸線Ａと前記出湯［ＩＩ７の位置とを含む平面に直交
する平面内において、その傾斜角度が変えられるように
設けているから、ノヤフト炉内の粒状ナゲツトが落下す
る位置を変えろことができ、したがって炉内の溶解状態
に応して適切な位置に粒状ナゲツトを装入することがで
きる。また、前記シュート４７から落下した粒状ナゲツ
トが前記出湯口の直前に落下ずろことを防１１−するこ
とができ、したがって出湯口の詰まり防ＩＥするごとが
できろ。以−にのようなことから、シャフト炉１３の処
理効率を向上させ、熱効率を向−トさせろことができる
。

なお、装入される粒状ナゲツトとしては、スクラップ、
打ち抜きくず、切り粉等コンヘアに載置で、きるもので
あればと゛のような乙のでもよい。

また、上記実施例においては、搬送手段としてパケット
コンベア４１を採用しているが、これに限る必要はなく
、搬送手段の傾斜が援やかな場合には、ベルトコンベア
でもよい。

「発明の効果」以上に説明したように、この発明によれば、粒状ナゲツ
トを貯蔵するとともに任意の供給速度で供給する供給手
段と、この供給手段によって供給された粒状ナゲツトを
溶解炉の上方に搬送する搬送手段と、この搬送手段によ
って搬送された粒状ナゲツトを前記溶解炉の上部から溶
解炉中に落下さＵ”るシュートとを備えてなり、前記シ
ュートは、０７Ｘ記溶解炉の軸線と出湯孔の位置とを含
む平面に交わりかつ前記溶解炉の軸線に沿う平面内で傾
斜角度を変更可能に設けられているから、粒状ナゲツト
を炉内の溶解状況に応じて任意の供給速度で溶解炉内に
分散して供給ずろことができるとともに、↑１′７．状
ナゲヅトが出湯孔を閉鎖してしまうことを防１１−する
ことができ、したがって溶解炉の処理効率および熱効率
をを向上させることができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第１図はその全体正面図、第２図はその供給手段を
示す側面図、第３図はそのシュートを示す正面図、第４
図はそのシュートを示す平面図である。ＩＩ・・・・・粒状ナゲツト装入装置、１３・・・・シ
ャフト炉（溶解炉）、１７・・・・・出湯口、２９　・
・供給手段、４１・・・・・パケットコンベア（搬送手
段）、・１７・　・シュート、

Claims

【特許請求の範囲】

側壁に出湯孔を有する有底円筒状の溶解炉に粒状ナゲッ
トを装入する装入装置であって、粒状ナゲットを貯蔵す
るとともに任意の供給速度で供給する供給手段と、この
供給手段によって供給された粒状ナゲットを前記溶解炉
の上方に搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬
送された粒状ナゲットを前記溶解炉の上部から溶解炉中
に落下させるシュートとを備えてなり、前記シュートは
、前記溶解炉の軸線と前記出湯孔の位置とを含む平面に
交わりかつ前記溶解炉の軸線に沿う平面内で傾斜角度を
変更可能に設けられていることを特徴とする粒状ナゲッ
ト装入装置。