JPS63212865A - 膜親和濃縮免疫測定方法 - Google Patents

膜親和濃縮免疫測定方法

Info

Publication number
JPS63212865A
JPS63212865A JP62291649A JP29164987A JPS63212865A JP S63212865 A JPS63212865 A JP S63212865A JP 62291649 A JP62291649 A JP 62291649A JP 29164987 A JP29164987 A JP 29164987A JP S63212865 A JPS63212865 A JP S63212865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactant
analyte
reporter
complex
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62291649A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2579972B2 (ja
Inventor
ノブオ モンジ
アン コール キャロル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Genetic Systems Corp
Original Assignee
Genetic Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Genetic Systems Corp filed Critical Genetic Systems Corp
Publication of JPS63212865A publication Critical patent/JPS63212865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579972B2 publication Critical patent/JP2579972B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/536Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with immune complex formed in liquid phase
    • G01N33/537Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with immune complex formed in liquid phase with separation of immune complex from unbound antigen or antibody
    • G01N33/538Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with immune complex formed in liquid phase with separation of immune complex from unbound antigen or antibody by sorbent column, particles or resin strip, i.e. sorbent materials
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54306Solid-phase reaction mechanisms
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/544Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals the carrier being organic
    • G01N33/545Synthetic resin

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 」幻1止顆 本発明は広く免疫測定法に関し、特に選ばれたポリマー
に対して親和性を有する固相を、遊離の反応体(rea
ctants )から特異的に結合した反応体の分離を
行うために用いる、高度に選択的な免疫測定法に関する
免疫測定は生物及び非生物流体中の薬物、ビタミン、ホ
ルモン、タンパク質、代謝産物、微生物及び他の興味あ
る物質(分析物)の検出及び測定のための臨床診断の分
野法(応用されている。典型的にはこれらの分析物はμ
モル(10−”M)以下の濃度で存在している。
免疫測定は一般に反応体として抗体及び抗原を用い、そ
の少なくとも一方は信号発生化合物〔例えば放射性同位
元素、螢光発生素(f 1uorophores)・酵
素等〕で標識されている。試料との混合及びインキュベ
ーシッンによって特異的な抗体/抗原反応が起こる(特
異的結合)0反応部合物はついで遊離の及び特異的に結
合した標識反応体を検出するために分析し、もって試料
中の分析物の測定がなされる。
免疫測定は2つの一般的カテゴリーである均−系測定及
び不均一系測定に分けられる。均一系免疫測定では特異
的に結合した標識反応体から発せられる信号と遊離の標
識反応物から発せられる信号とが異なる。よって結合と
遊離とは物理的分離なしに識別できる。
原型的な均一系免疫測定法は米国特許第3817837
号に開示された酵素増幅免疫測定技術(theenzy
me−multiplied 1m5unoassay
 technique )(EM I T)である、こ
の技術においては患者試料中の分析物と分析物/酵素複
合体が限られた量の抗分析物抗体に対して競合する。複
合体への抗体の特異的結合はその酵素活性を変調させる
(modulates ) a従って酵素活性の量は試
料中の分析物の量に比例する。
均一系免疫測定は迅速かつ容易に行うことができ、かつ
容易に自動化できる利点を有する。この方法の主な欠点
は比較的干渉されやす<、一般に低い分子量の分析物に
限定され、かつ一般に約L O−’Mに感度の限界があ
ることである。
不均一系免疫測定においては、結合した標識反応体から
発せられる信号を遊離の標識反応体から発せられる信号
と識別することができない。従って2つを識別するため
に分離工程が必要となる。
代表的な不均一系免疫測定はラジオイムノアッセイ (
RIA)と酵素結合抗体免疫吸着アッセイ(ELISA
)を包含する。
RIAにおいては放射標識した分析物と患者試料中の分
析物を限られた量の固定化(固相)抗分析物抗体に対し
て競合させる。固相を洗浄して非結合標識分析物を除去
し、結合もしくは遊離画分中の標識反応体の存在を分析
する。ELISA法も同様に行われる。しかしながら、
この場合信号は放射性同位元素でなくて酵素である。不
均一系免疫測定では典型的には固相上に固定した少なく
とも1つの反応体を用いる。免疫測定法において反応体
を固定化するために用いられてきた固体は調節した細孔
ガラス(controlled pore glass
 )及び予め成型した(preforned )ポリビ
ニル、ポリアクリルアミド、ポリデキストラン及びポリ
スチレン等のポリマーを包含する。この分野では数多く
の分離法が知られており、不均一系免疫測定に用いられ
てきた。これらは遠心分離、マイクロフィルトレージョ
ン、アフィニティクロマトグラフィー及びゲル透過クロ
マトグラフィー(gel−permeation ch
romatography )を包含する。固定化抗体
(又は抗原)とその結合部位の間の反応の速度(kin
etics)は溶液中で起こる同じ反応の速度よりも遅
くなる傾向があるので、長いインキュベーション時間が
しばしば必要となる。しばしば必要とされる多くの洗浄
工程を考えると、不均一アッセイはややもすると時間が
かかり労力を要することが分る。しかしながら不均一系
アッセイでは干渉物質が洗浄工脚で除去されるので一般
に均一系アッセイに比べ感度が高く、かつ干渉されにく
い。
最近、非常に小さな表面積に信号を濃縮させた固相免疫
測定法が開示された(EP 124.050、Joll
ey)。この方法においては、分析物を、実質的にQi
状の水不溶性粒子(ラテックスビーズ)上に固定化した
免疫反応体と反応させ、ついでマイクロフィルトレージ
ョンで最初の試料の容量より実質的に小さい容量に濃縮
する。しかしながら、反応速度が遅いことに加え、ラテ
ックスビーズの使用は高い非特異的結合を招来する。さ
らに濾過膜上に集められたラテックスビーズに結合した
信号は膜には物理的に結合していないので、浸漬スティ
ック測定方式(dipstick assay for
mat )には向かず、臨床的に設置して効率的に利用
するには魅力的でない。
ごく最近でも膜結合抗体を分析物の固定化に用いる免疫
測定が開発されており、酵素結合抗体を用いる免疫反応
が固相上で行われる。この方法は小さな表面積に信号を
濃縮する改良法を提供するが、それでも多くの欠点を有
している。これらの欠点は遅い反応速度(固液免疫反応
による)、膜表面に抗体を共有結合するための膜の化学
的修飾、膜(一般的にはナイロン及びガラス繊維)の高
い非特異的結合、アッセイを行うための数多い工程、多
重高親和性抗体(sultiple high aff
inityantibodies)の必要性を包含する
。これらの欠点は臨床上の多くの分析物を検出するため
にこの方法を用いるのを不適当にしている。
そこで、高度に選択的であって、速い反応速度を有し、
臨床上の種々の分析物の存在を効率よく検出するのに容
易に用いることができる免疫測定法がこの分野で必要と
されている。本発明はこのニーズに応えるものであり、
又他の関連するメリットをもたらすものである。
又肌■M丞 簡単にいうならば本発明は生物流体試料中の分析物の存
在及び/又は濃度を測定するための方法を開示する。そ
の方法は一般的に <a+  分析物と特異的に結合することができる第1
の反応体を、選択したポリマーに結合させてポリマー/
反応体複合物(a polymer/reactant
conjugate)を生成させ、 山) 分析物と特異的に結合することができる第2の反
応体とリポータ−(a reporter)に結合させ
てリポータ−/反応体複合物を生成させ、(C)  溶
液中で、ポリマー/反応体、リポータ−/反応体及び分
析物を含有する疑いがある生物流体試料を混合して、第
1及び第2の反応体と分析物の間で特異的結合を起こさ
せて3成分よりなる複合体(a tarnary co
mplex )を形成させ、(d)  反応混合物を、
3成分複合体を選択的に結合させることができる固相と
混合して、反応混合物から複合体を分離し、 (e)  結合複合体又は溶液中のリポータ−活性の量
を測定し、それによって分析物の存在及び/又は濃度を
測定する ことよりなる。この方法は接触工程の後に非特異的に結
合したリポータ−を除去するために固相を洗浄する工程
を含んでいてもよい。さらに結合した複合体を又はリポ
ータ−/反応体複合物部分のみを固相から溶出してもよ
い。又はリポータ−がゆるい(labile)結合によ
って反応体に結合している等の場合には結合複合体のリ
ポータ一部分のみを溶出してもよい。
ポリマーは低い臨界共溶温度(criticalsol
ution temperature)によって特徴づ
けられるポリマーであることができる。この観点から特
に好ましいポリマーはN−アルキルアクリルアミド、N
−アリールアクリルアミド、アクリル酸アルキル、アク
リル酸アリール及びそれらの組合せを包含する。さらに
ポリマーは選ばれたモノマーから生成されたコポリマー
であってもよい。特にコポリマーはN−イソプロピルア
クリルアミドモノマー及びN−アクリルオキシサクシン
イミドモノマーと種々のモノマーとを共重合させること
によって生成させることができる。適当なアクリレート
モノマーはアクリル酸n−アミル、アクリル酸イソアミ
ル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸ヘキサデシル及びアクリル酸
3. 5. 5−トリメチルヘキシルを包含する。適当
なアクリルアミドモノマーはN−n−ブチルアクリルア
ミド、N −tert−ブチルアクリルアミド、N−デ
シルアクリルアミド、N−terk−オクチルアクリル
アミド、N−ベンジルアクリルアミド、N−イソブトキ
シメチルアクリルアミド及びジアセトンアクリルアミド
を包含する。
第1及び第2の反応体は典型的には抗体又は抗原である
が、他の反応体、例えばレクチン、受容体、輸送タンパ
ク質(transport proteins)−ペプ
チド及び非免疫グロブリン抗体結合タンパクも用いるこ
とができる。この方法によって薬物、ビタミン、ホルモ
ン、DNA、タンパク質、代謝産物、細胞、ハプテン、
ウィルス及び微生物のような多くの分析物の存在及び/
又は濃度を測定することができる。用いられるリポータ
−は酵素、螢光発生素、放射性同位元素、発光体及び色
素粒子を包含する。
本発明の別の面は生物流体試料中の分析物の存在及び/
又は濃度を測定する方法であって、抗体又は薬物のよう
な反応体をモノマーに結合させ別のモノマー(addi
tional a+onosars )を加えて共重合
してコポリマー/反応体を生成させる方法を開示する0
分析物と特異的に結合することができる第2の反応体を
リポータ−に結合させてリポータ−/反応体複合物を形
成させ、ついでコポリマー/反応体、−リポータ−/反
応体、及び分析物を含有する疑いがある生物流体試料を
溶液中で混合する。第1及び第2の反応体と分析物との
間の特異的結合が起こり、3成分複合体が生成する。混
合したコポリマー/反応体、リポータ−/反応体及び分
析物含有試料溶液をついで選択的に3成分複合体を結合
することかできる固相と接触させて反応混合物から複合
体を分離する。結合複合体中又は溶液中のリポータ−活
性の量を測定し、それによって分析物の存在及び/又は
濃度を測定する。
前記したごと(、この方法は接触工程の後に非特異的に
結合したリポータ−を除去するために固相を洗浄する工
程を含んでいてもよい、さらに結合複合体を又はリポー
タ−/反応体接合物部分のみを固相から、溶出してもよ
い、又、リポータ−がゆるい結合によって反応体と結合
しているなどの場合には、結合複合体のリポータ一部分
のみを溶出してもよい。
本発明の第3の面は生物流体試料中の分析物の存在及び
/又は濃度を測定するための競合的アッセイ方式を開示
する。この方法は一般に(a)  薬物のごとき反応体
を選択したポリマーに結合してポリマー/反応体複合物
を生成させ、(b)  分析物と第1の反応体の両方に
特異的に結合することができる第2の反応体にリポータ
−を結合してリポータ−/反応体複合物を生成させ、(
C)  溶液中でポリマー/反応体、リポータ−/反応
体及び分析物を含有する疑いのある生物流体試料を混合
して反応混合物を形成し、 +dl  混合物をインキエベートして第2反応体に対
する分析物とポリマー/反応体の間の競争結合を起こさ
せ、 (e)  ポリマー/反応体、リポータ−/反応体、及
び分析物含有混合物とポリマー/反応体−リポーター/
反応体複合体、及びポリマー/反応体を選択的に結合す
ることができる固相を接触させて、反応混合物から複合
体及びポリマー/反応体を分離し、ついで (f)  結合複合体中又は溶液中のリポータ−活性を
測定することによって、分析物の存在及び/又は濃度を
測定する ことよりなる。
生物流体試料中の分析物の存在及び/又は濃度を測定す
る競合アッセイの別な方式においては、その方法は (a)  抗原等の反応体を選択したポリマーに結合し
てポリマー/反応体複合物を生成させ、(bl  リポ
ータ−を、第1の反応体への結合について分析物と競合
することができる第2の反応体に結合してリポータ−/
反応体複合物を生成させ、 (C)  溶液中でポリマー/反応体、リポータ−/反
応体、及び分析物を含有する疑いのある生物流体試料を
混合して反応混合物を形成させ、(d)  混合物をイ
ンキエベートして、ポリマー/反応体に対しての分析物
とリポータ−/反応体の間の競合結合を起こさせ、 (el  ポリマー/反応体、リポータ−/反応体及び
分析物を含有する混合物をポリマー/反応体−分析物、
ポリマー/反応体−リポーター/反応体複合体、及びポ
リマー/反応体を選択的に結合させることができる第1
の固相と接触させて、複合体及びポリマー/反応体を反
応混合物から除去して溶液を得、 (f)  第2の固相上に、リポータ−/反応体複合物
中のリポータ−を特異的に結合することができる第3の
反応体を固定化して、反応体活性化固相を形成し、 (沿 工程(G)で得られた溶液と反応体活性化固相と
を接触させて溶液からリポータ−/反応体を分離し、つ
いで (h)  結合したリポータ−/反応体中のリポータ−
活性を測定することによって分析物の存在及び/又は濃
度を測定する ことよりなる。
本発明の第4の面は生物流体試料中の分析物の存在及び
/又は濃度を測定するための別の方法を開示する。この
方法は一般に (al  分析物と特異的に結合することができるポリ
マー/反応体複合物と、ポリマーと選択的に結合するこ
とができる固相とを接触させ、(b)  ポリマー/反
応体−固相と分析物を含有する疑いのある生物流体試料
と接触させて、ポリマー/反応体(固相に結合している
)と分析物の間に特異的結合を起こさせ、 (C)  ポリマー/反応体/分析物複合体を結合した
固相と、分析物と特異的に結合することができるリポー
タ−/反応体複合物とを接触させて、リポータ−/反応
体と分析物の間に特異的結合を起こさせ(ここでリポー
タ−は分析物の存在及び/又は濃度に定量的に関与する
信号を発生するよう適合させられている)、ついで(e
l  結合複合体中のリポータ−活性の量を測定して、
それによって分析物の存在及び/又は濃度を測定する ことである。
本発明の又別の面は1以上の分析物を含有する疑いのあ
る単一の生物流体試料についての多重分析を行う方法を
開示する。この方法は一般に(a)  分析物の1つと
特異的に結合することができる複数の、選択した第1の
反応体を、選択したポリマー(polyn+ers)に
結合して多重ポリマー/反応体複合物を生成させ、 (b)  分析物の1つと特異的に結合することができ
る、複数の、選択した第2の反応体を、1以上のリポー
タ−に結合して、多重リポータ−/反応体複合物を生成
させ、 (C)  溶液中で多重ポリマー/反応体、多重リポー
タ−/反応体、及び1以上の分析物を含有する疑いのあ
る生物流体試料を混合して、反応体と分析物との間に特
異的結合を起こさせて複数の、3成分複合体を生成させ
、 (dl  混合した、ポリマー/反応体、リポータ−/
反応体及び分析物を含有する溶液と、3成分複合体を選
択的に結合することができる固相とを接触させて反応混
合物から複合体を分離し、ついで (e)  結合した複合体の各々中又は溶液中のリポー
タ−活性を測定して、分析物の各々の存在及び/又は濃
度を測定する ことよりなる。前述のごとく、この方法は接触工程の後
に固相を洗浄して非特異的に結合したリポータ−を除去
する工程を含んでいてもよい、又、固相から結合した複
合体を又はリポータ−/反応体複合物部分のみを溶出し
てもよい、又は、リポータ−がゆるい結合によって反応
体に結合している等の場合には結合複合体のリポータ一
部分のみを溶出してもよい。
多重分析物分析を行うための別の方式は多くの第1の反
応体を、固相に対して種々の親和度を有する種々のポリ
マーに結合させることを含む、この場合の個々の反応体
は1つの特定の分析物に結合することができる。興味が
ある個々の分析物に結合することができる、多くの第2
の反応体を同一の又は異なったリポータ−に結合させる
ことができる0次のポリマー/反応体(polyn+e
r/re−actants)、リポータ−/反応体(r
eporter/reactants)、及び多くの分
析物を含有する疑いのある生物流体試料を溶液中で混合
する。3次分複合体(ternary complex
es)を形成させ、ついで溶液を固相と、複合体が固相
に結合する条件下で接触させる0個々の異なる成分複合
体を問題の分析物(analyte)で複合化したポリ
マー(polya+er)も適した条件を用いて固相か
ら溶出させる。異なるポリマーに結合した、分析物含有
複合体を次々に分離するために、イオン性洗浄剤、非イ
オン性洗剤、カオトロピック剤等の増加する濃度を段階
的に用いることができる。溶出液のリポータ−活性を測
定し、それによって分析物の存在及び/又は濃度を測定
する。
本発明の他の面は以下の詳細な説明及び添付図面を参照
することによって明らかとなろう。
るための  のノE 本発明を説明するに先立って、ここで用いられる用語の
定義をしておくことは理解の助けとなろう。
「分析物」はその存在又は量を決定することが求められ
ている物質又は一群の物質である。
「生物流体」は分析物を含有する疑いのある血液、血清
、血漿、尿、糞便、脳を軸流体、唾液、痰、細胞及び組
織由来の抽出物等である。
「反応体」は問題とする分析物を認識しかつ特異的に結
合することができる、天然由来の又は合成の物質、典型
的には抗原及び抗体である。
「抗原」はここではそれ自身で抗体を誘導することがで
きる分子のみならず担体に結合(becoupled)
 Lなければ抗体生産を誘導することができない小さな
分子(例えばハプテン)も包含する。
「特異的結合反応」は反応体がお互いに少なくとも10
−”M、Lばしば少なくとも10−”Mそして好ましく
は少な(とも10−’Mで親和性を有することによって
特徴づけられる反応をいう。
「リポータ−」は単独でもしくは他の試薬との組合せで
検出可能な信号を生ずることができる物質、例えば放射
性同位元素、蛍光発生素(fluoro−phores
) 、発色団、発光体及び酵素である。
「選択したポリマー」は特定の固相に選択的に結合する
ことができる、小さな分子単位から形成された天然、合
成又は半合成分子である。
以下の議論は主に生物流体中の分析物の免疫測定に関す
るが、有機物質の存在又は量についての流体試料のアッ
セイを必要とする多くの規制があることは知られている
通りである。これらの規制は例えば食品製造上及び環境
上の品質管理である。
本出願において、ポリマーは、問題とする分析物の存在
及び/又は濃度を検出するために、選ばれた抗体表面と
協力して用いられる0反応混合物からの結合複合体の分
離は種々の固相に対するあるポリマー組成物の親和性を
利用してなされる。
種々のポリマーを、特定の固相に対するその親和性によ
って本発明で用いることができる。好適な合成ポリマー
は単一のモノマーからつくることもできるしくホモポリ
マー)、好ましくは異なった七ツマ−の混合物からつく
ることもできる(コポリマー)。本発明で有用なポリマ
ーの代表的クラスはN−アルキルアクリルアミド、N−
アリールアクリルアミド、アクリル酸アルキル、アクリ
ル酸アリール及びそれらの組合せよりなるポリマーを包
含する。
温P感  ポリマ一 本発明の特に好ましい態様においては反応体と、下方臨
界共溶温度(a lower critical so
lutiontemperature )  (L C
S T)を示すポリマーとの複合物(ポリマー/反応体
複合物)を用いる。
ある種の水溶性ポリマーは臨界共溶温度に達すると沈殿
することが知られている(Molyneux+Wate
r 5oluble 5ynthetic Po1yI
llersHPropertiesand Behav
jor (水溶性合成ポリマー−性質と挙動−) 、C
RCPress+ Boca Raton、 Flor
ida。
1983)。ポリマーの大部分は冷却によって混合性低
下挙動(de−mixing behavior)  
(相分離)を示す。かかる挙動は「θ一挙動」と呼ばれ
、混合性低下が起こる温度を上方臨界共溶温度(upp
ercritical 5olution tempe
rature) (U CS T)という。しかしなが
らあるポリマーは加熱によって混合性低下挙動(相分M
)を示す。かがる挙動を(θ、挙動」といい、混合性低
下が起こる温度を下方臨界共溶温度(LC3T)という
下方臨界共溶温度を示ずポリマーはポリビニルメチルエ
ーテル(PVME) 、ポリビニルメチルオキサゾリド
ン(PVMO) 、ポリメタクリル酸(PMAA) 、
ポリ−N−イソプロピルアクリルアミド(PN I P
AAm ) 、ヒドロキシプロピルセルロース(HP 
C)及びメチルセルロース(MC)である(Frank
s、 in C,A、 Pinch、 ed、、 Ch
ea+1stryand Technology of
 Water−Solubble Polymers(
水溶性ポリマーの化学と技術) 、New York。
Plenu* Press、 1983. p、 15
7) 、反応体への結合につづいて特定の固相に選択的
に結合することができる限り、天然、合成、半合成のい
ずれのポリマー又はコポリマー又はそれらの七ツマ−で
あっても本発明の免疫測定に用いることができる。
特に好ましいものはN−イソプロピルアクリルアミド及
びその誘導体のポリマー又はモノマーである。更に特に
好ましいコポリマーを生産するためにいくつかのモノマ
ーをN−イソプロピルアクリルアミドモノマーと共重合
させることができる。
かかるモノマーは例えばN−n−ブチルアクリルアミド
モノマー及びN−アクリロキシサクシンイミドモノマー
を包含する。2つの特に好ましいコポリマーはN−イソ
プロピルアクリルアミド:N−アクリロキシサクシンイ
ミド100:2.5(A−poly5)及びN−イソプ
ロピルアクリルアミド:N−アクリロキシサクシンイミ
ド:N−n−ブチルアクリルアミド60 : 2.5 
: 40  (A −poly32)である。適当なア
クリレートモノマーはアクリル酸n−アミル、アクリル
酸イソアミル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸ヘキサデシル及び
アク+)ルrl13.5.5−トリメチルヘキシルを包
含する。他の好適なアクリルアミドモノマーはN−te
r t−ブチルアクリルアミド、N−デシルアクリルア
ミド、N −tert−オクチルアクリルアミド、N−
ベンジルアクリルアミド、N−イソブトキシメチルアク
リルアミド及びジアセトンアクリルアミドを包含する。
ポリマー/ ・  入 反応体は典型的には抗体又は抗原であるが、他の反応体
、例えばレクチン、受容体、輸送タンパク質、及び非免
疫グロブリン抗体結合タンパク質〔例えばブドウ球菌性
タンパクA (staphyro−coccal pr
otein A) )も当分野では知られている。
反応体が抗体である場合にはモノクローナル、ポリクロ
ーナル抗体のいずれでも用いることができる。結合(c
onjugation)に先立って、酵素は一般に当分
野に公知の手法によって少なくとも部分的に精製する。
ポリマーは予め形成しく予め重合させ)、ついで反応体
を常用の化学によって予め形成させたポリマーに結合さ
せる。例えば反応体の活性エステルをポリマー上の反応
基に結合させる(be con−jugated)させ
ることができる、さもなくば、反応体をモノマーに結合
させ、ついで別の(additional)モノマーと
共重合させてコポリマー/反応体を生成させる。
ポリマー/反応体複合物の精製は当分野で周知の種々の
方法によって行なうことができる。例えば複合物をゲル
透過クロマトグラフィーによって精製する。又はポリマ
ー/反応体複合物の一連の沈殿(serial pre
cipitation)によって精製する。
後者の方法を用いる場合には反応体が変性されていない
ことを保証する注意をすることが必要である。
ゲル透過クロマトグラフィー及び一連の沈殿は抗体結合
ポリマーから遊離抗体を除去するのには十分であるが、
混合物から遊離ポリマーを除去するのには十分でない。
抗体結合ポリマーがら遊離ポリマーの分離はヒドロキシ
ルアバタイ) (IIAD)上のクロマトグラフィーに
よって行うことができる。遊離ポリマーは抗体結合ポリ
マーがカラムに結合する条件でカラムを通過する。複合
物はクロマトグラフィーを行うための緩衝液のイオン強
度を変化させることによって溶出することができる。
リポータ−人 ポリマー/反応体複合物の次にはリポータ−/反応体複
合物が必要とされる。反応体は第1反応体/ポリマー複
合物についてあげた反応体から選択することができる。
反応体はアッセイのタイプによって選択するが、第1の
反応体が反応する分析物の部位と同一か異なった分析物
の部位と結合するものでなければならない。リポータ−
は酵素、蛍光発生素、放射性同位元素、蛍光体、色素粒
子等をはじめとし当分野で既知のリポータ−から選ぶこ
とができる。適当な蛍光発生素の例はフルオレセイン、
ローダミン、フィコエリトリン、フィコシアニン及びナ
イルプルーを包含する。好ましい酵素はホースラディツ
シュパーオキシダーゼ(horseradish pe
roxidase) (HRP ) 、β−ガラクトシ
ダーゼ(β−GAL)、グルコースオキシダーゼ、ウレ
アーゼ、β−ラククマーゼ及びアルカリホスファターゼ
(AP)を包含する。リポータ−が酵素である場合には
測定工程は結合複合体を基質にさらし色や蛍光の展開の
ためにインキュベートする工程を含む。用いる特定の基
質が選んだ酵素によって定まることは当業者にとって自
明のことである。
皿−租 特異的に結合したリポータ−/反応体複合物の除去は生
成した、ポリマー/反応体、分析物、及びリポータ−/
反応体よりなる3成分複合体とこの複合体を選択的に結
合することができる固相と接触させることによって行わ
れる。固相に非選択的に付着した遊離のリポータ−/反
応体複合物は固相を洗浄することによって除去すること
ができる。
酢酸セルロース及びセルロースエステルを初めとする種
々の固相を、選択した特定のポリマーに従ってここに記
述する方法で用いることができる。
ここで使用するのに特に適した固相は酢酸セルロース膜
である。この特定の膜の1つの利点は非常に低い非特異
的タンパク質結合性を有していることであり、この性質
はウシ血清アルブミン(B S A)での処理によって
さらに低められる。
さらに複合体のこの膜への結合に封子るタンパク質及び
温和な洗剤による干渉が極微であることが判明した。酢
酸セルロースを固相とする場合に好ましいポリマーはポ
リ−N−イソプロピルアクリルアミド又はその誘導体で
ある。ポリマーと固相のこの特定の組合せを用いる免疫
測定を行う場合には温度をポリマーのLC5Tより高く
維持することが好ましい。
−aに抗原/抗体(又は他の特定結合)反応を約0℃と
55℃、しばしば22℃と45℃の間の温度で行わせる
のが好適である。多くの場合特定結合反応は37℃と4
5℃の間の温度まで温度を上昇させることによって促進
される。
ポリ−N−イソプロピルアクリルアミド又はその誘導体
を酢酸セルロースと組み合せて使用することが好ましい
けれども、種々の他のポリマーもこの膜と共に好適に用
いることができる。一般に酢酸セルロース膜に選択的に
結合することができるいかなるポリマーも使用すること
ができる。酢酸セルロース又は他の固相に対する特定ポ
リマーの親和性は例えば比較的単純なスクリーニング操
作によって容易に測定することができる。ポリマーは単
独で又は反応体に結合した状態で検査することができる
。放射性の付は札で標識した又は標識していないポリマ
ーを固相と混合する。標識していない場合には固相を通
しての流れを214nmのUV吸収で監視し、吸収され
たポリマーの量を 2求める。ポリマー、コポリマー又
はその複合物は実際のアッセイ条件下では少なくとも1
04M、より一般的には少なくとも10−6M、さらに
好ましくは10−”Mの親和性を有していなければなら
ない。
固相と3成分複合体を含有する反応混合物とを接触させ
る工程は種々の方法によって行うことができる。特に好
ましい方法は固相を通して反応混合物を濾過する方法、
又は反応混合物中に固相を浸漬する方法を包含する。
又はポリマー/反応体複合物をまずポリマーと選択的に
結合することができる固相と接触させてポリマーをい固
相に結合さる。ついでポリマーを結合した固相を問題と
する分析物を含有する疑いがある生物流体試料と接触さ
せる。次にポリマー/反応体/分析物複合体を結合した
固相を、分析物と特異的に結合することができるリポー
タ−/反応体複合物と接触させて特異的結合を起こさせ
る。ここでリポータ−は分析物の存在及び/又は濃度に
量的に関係する信号を発するように適合させられており
、結合した複合体中のリポータ−活性の量を測定するこ
とによって分析物の存在及び/又は濃度を測定すること
ができる。
ヱヱ丸土方式 本発明の免疫測定はいくつかの形態のいずれかによって
行うことができる。これらは競合、サンドインチ及び非
競合免疫測定形態を包含する。いずれの場合も問題とす
る分析物は抗原又は抗体であることができる。いずれの
場合も反応体(すなわち抗原又は抗体)はポリマーまた
はリポータ−のいずれかに結合することができる。免疫
測定を行うための種々の形態は−むスV咀」jμ印μ椋
A粒−(酵素免疫測定)、89丁、 Maggio+ 
ed、、 CRCPresS、 Boca Raton
、 Florida (1980):  “Pract
iceand Theory of Enzya+e 
l1lIIunoassays ”  (酵素免疫測定
の実施の理論) 、 P、 Tijssen、田閃■蝕
ぴハ堕吐虹明ユL肛匹ト畦桂n」組」並匹虱肛影且匡u
−(生化学及び分子生物学での実験技術)Elsevi
er 5cience Publishers B、 
V、 A+++sterdam(1985)+ Euz
 me−Mediated Immunoassa  
(酵素仲介免疫測定)、T、 T、 Ngo and 
H,M、 Hennhoff。
Plemum Press、 New York (1
985)中に及び他の多くの刊行物中に精力的に総説さ
れている。
多重分析は1つの試料について、それぞれそこに結合さ
せた異なる特異的な結合相手を有する種々のリポータ−
を選択することによって行う。固相に結合した3成分複
合体(coalplexes)を各リポータ−の存在に
ついて分析する。この場合に特に好ましいリポータ−は
フルオレセイン及びローダミンを包含する。別法として
多重分析は又1つの試料について固相(a 5olid
 phase)に対する親和性の異なる種々のポリマー
を選ぶことによって行うこともできる。各ポリマーはそ
こに異なった特異的結合相手を結合しており、種々の3
成分複合体を問題とする分析物(an analyte
)に結合した特定のポリマー(polymer)に適し
た条件下に固相から選択的に溶出する。ポリマーはイオ
ン性洗浄剤、非イオン性洗浄剤、及びカオトロピック剤
をはじめとする種々の物質を用いて固相から溶出するこ
とができる。
上記したごとく固相に結合した複合体中のリポータ−活
性又は溶液中のリポータ−活性の量を測定するための種
々の別法がある。そのような別法の1つとして、結合し
た複合体を丸々同相から溶出する方法があり、この方法
では疎水性相互反応又は水素結合を打ち破るための剤、
例えば0.2%ドデシル硫酸ナトリウム又は4Mチオシ
アン酸カリウムを用いる。一方別の方法ではリポータ−
/反応体複合動部分のみを固相から溶出する。リポータ
−1/反応体を解放するのに必要とされる条件が、選ば
れた反応体によ、ることは当にとって自明である。更に
別の方法では、リポータ−がゆるい結合によって反応体
に結合している等の場合に結合複合体のリポータ一部分
のみを溶出する。例えばリポータ−と反応体との結合が
ジスルフィド結合や隣接ジオールである場合にはその結
合を還元剤又は酸化剤、例えば2−メルカプトエタノー
ル又は過ヨウ素酸塩によって切断し、結合複合体のリポ
ータ一部分のみを解放することができる。
固相親和濃縮免疫測定(solid phase af
finityconcentration imn+u
noassays)は先行する免疫測定に比して多くの
利点を有する。第1に特異的結合反応は固相よりも溶液
中で起こるので反応動力学的に有利でインキュベーショ
ン時間を減することができる。
第2に非特異的結合が常用の固相免疫測定、例えばJo
llcyによって教示される固相免疫測定におけるより
もはるかに少ない。これは常用の固相が疎水性でその表
面にタンパク質を吸着する事実による。さらに先行する
ある種の免疫測定ではアッセイの間中側の固相を存在さ
せるが、これは非特異的結合が起こる機会を増大させる
ものである。
第3にかなりの濃縮効果が得られ、これによって高感度
の免疫測定が可能となる。
第4に膜への信号の特異的結合は親和性現象であって容
易に除去されないので、本発明は浸漬スティックアッセ
イ方式(a dipstick assey form
at)に従わせることができる。さらにこの効果をもた
らすために先行技術で用いるごとき膜の修飾又は処理を
行う必要がない。
以下の実施例は本発明を例示するものであって限定する
ものではない。
実施例■ 共重合条件はPo1lak et al、、 J、 A
m、’ CheII+。
Soc、 102.6324−6336.1980と同
様とした。還流冷却器、温度計、及びファイアストーン
バルブ(a Firestone valve)で調節
した窒素導入口を備えた、100mに首丸底フラスコに
N−イソプロピルアクリルアミド(2,99g。
26.4mM、Kodak #l O982) 、N−
n−ブチルアクリルアミド(2,24g、 17.6m
M、Monomer−Polymer and Daj
ac Laboratories、Inc、#7872
)  、N−アクリルオキシサクシンイミド(0,18
6g。
1.1mM、 Po1lack  et  al、、 
 J、  As、  Chegm、  Soc。
102.6324−6336.1980の方法によって
調製した)、アゾビス(イソブチロニトリル)  (0
,021g、 0.13mM、Po1yscience
s  #0117)及びTI(F (50aIl、過酸
化物汚染を抑制するためにり、R,Burfield、
 J、 Org、 Chew。
Soc、土工、3821−3824.1982の方法に
よって予め脱退酸化処理した)を入れた。混合物を撹拌
し、脱気し、内部温度50−55℃に加熱し、窒素陽圧
下に24時間保持し、室温まで放冷した0反応混合物を
ガラスウール層を通して濾過し、濾液を攪拌下エチルエ
ーテル(200■1)に加えた。沈殿生成物(A−po
ly32)を濾過によって回収し、エチルエーテルで十
分洗浄し、真空乾燥(40−45℃)して目的物3.9
gを得た。
B、・  ヒコポリ? −/McAb  2H1合物モ
ノクローナル抗体2H1及び抗ヒトカッパL鎖抗体(G
enetic 5ysteIls Corporati
on、 5eattle。
Ha)の活性化コポリマーA −poly 32への結
合は以下のようにして行った。活性化A−poly32
(20gg)をジメチルホルムアミド(DMF)100
μlに溶解し水中に置いた。別の管中でモノクローナル
抗体2 H1(1,5mg)  120μlを0、1 
M  tlepes緩衝液(pH7,5) 2tglに
加え氷上に置いた。ポリマーを含有するDMF溶液を抗
体溶液に加え、管をDMF25μ!ですすいだ。
洗液を抗体溶液に加え、混合物を氷上に置き、間欠的に
渦巻状に攪拌しながら均一溶液が形成されるまで保持し
た。溶液が均一になった後、冷蔵庫中で望まれる時間、
通常1〜2日インキエベートする。インキュベーシッン
終了後、混合物を蒸留水4Illlで希釈し、放置して
室温に至らしめ、ついで飽和硫酸アンモニウム溶液2+
slを加えた。
得られる混合物を室温で15〜20分遠心した。
(約20℃、1500xg)。上清を除去し、蒸留水6
111を加えたのち混合物を氷上に置いて沈殿を溶解し
た。溶液を放置して室温に至らしめた。
硫酸アンモニウム沈殿及び遠心分離工程をさらに3回く
り返した。最終沈殿に蒸留水6m2を加え溶液を氷上に
置いて溶解した。
ヒドロキシルアパタイトカラム(IXlam)を蒸留水
で4℃で平衡化し、再溶解した沈殿をその上に乗せた。
カラムを214nmでの光学密度が基線に戻るまで蒸留
水で洗浄した(このことは非結合コポリマーがカラムか
ら洗い出されたことを意味する)。カラム温度を室温に
上げ、コポリマー/モノクローナル抗体複合物を0.3
 Mリン酸緩衝液、pH6,8で溶出した。集めた両分
をタンパク質アッセイ試薬でチェックし、タンパク質を
含有する両分をプールした。
実施例■ 亙旦究 フルオレセイン化した(f 1ouresceinat
ed)  ウシγ−グロブリン(B G G −F L
 ) /polyNIPAAm複合物を1%ウシ血清ア
ルブミンを含有するPBSPBS/BSA)L、0rn
lに溶解した。溶液を0.2.0.45又は1.2μm
孔径の酢酸セルロース膜(Scheicher and
 5chuell)を通して室温又は4で濾過し、濾液
を回収した。濾液1/2−をPBSl、0rnlに加え
、フルオレセインをEx=495nm及びErn= 5
20nmで測定した。第1図に示すごとき、フルオレセ
イン(FL)の保持率を以下の式を用いて計算した。
すべてのフルオレセイン値はBSAに基づくバックグラ
ウンドフルオレセインについて補正した。
BGG−FL/polyN I PAAm複合物又はB
GG−FLをPBS/BSA0.5mj!に加えた。
溶液を45℃に暖ため、既知少量(50μβ)を予めP
BS/BSAで処理して非特異的結合を最小化し、45
℃に暖ためた穴に加えた。加えた溶液を45℃で真空吸
引で濾過した。各穴をPBS/BSA(45℃)で2回
濾過によって洗浄し、さらに2回洗浄試薬(45℃)で
洗浄した。最後の洗浄の後各穴のエピフルオレッセンス
(epif 1uorescence)を読んだ。結果
を第2図に示す。
BGG−FL/polyNI PAAm複合物を種々の
洗剤を含有する溶液に加えた(最終濃度0.05.0.
1または0.2%、合計容量0.5m1)、溶液を45
℃に暖ため、既知少量(50μl)を45℃に暖めた穴
に加えた。加えた溶液を真空吸引によって濾過し、穴を
PBS/BSA (45℃)を用いて2回、ついでPB
S(45℃)を用いてさらに2回濾過によって洗浄した
。最後の洗浄後、各穴のエピフルオレッセンスを読んだ
。結果ヲ第3図に示す。
実施例■ マウスIgGおよびrgM/ポリマー複合物を、50C
iの3−(4−ヒドロキシ−3−(”りヨード−フェニ
ル)プロピオン酸N−サクシンイミ’;ル((”’I)
−BHR)をジメチルホルム7ミF (DMF)50μ
lに溶解し、得られる溶液を、ネズミのIgG又はIg
M100μgを含有するrtEpEsi衝液(p)(7
,5) 0.5mj?に加え、室温で1時間インキュベ
ートすることによって(”り−BHRで標識化した。反
応混合物をHEPES緩衝液(pH7,5)で平衡化し
たセファテックスG−25ゲル濾過カラムに適用して未
結合の(”J)−BHRを分離した。
(12Si)反応度とタンパク質(90Mg/2m1)
(クマシーブルー(Coomassie Blue )
りンパク質試薬で測定〕の両方を含有する溶出液を集め
てプールし、4℃に冷却し、DMF中のA−poly3
2  (200mg/nu)  100 p 1を加え
た。結合反応物を4℃で16−18時間インキュベート
し、ついで前記した同様(NL)zsO4沈殿及びヒド
ロキシルアパタイトクロマトグラフィーで(”り −1
g/A−poly32を精製した。
酢酸セルロース膜上べの免疫グロブリン/A−poly
32の保持を複合物を膜と接触させ、膜を種々の洗剤で
洗浄し、ついで膜上に保持された複合物の量を測定する
ことによって試験した。(+z%I〕−I  g/A 
  poly3 2  (8000cps+  、 約
0. 1μg)を1%BSA/)リス−食塩水(Tri
s −5aline )200 /J 1に溶解し、予
め処理した(1%BSA/PBS中に浸漬、1時間)孔
径1.2μの酢酸セルロース膜を含有するドツトプロッ
ト装置(a dot blot apparatus 
)の穴に加えた。濾過は吸取り紙を用いて膜を通して混
合物を吸引することにより行った。膜をトリス緩衝食塩
水中の0.05%ツイーン20の200μlを用い25
℃で5回洗浄した。濾過スポットを切り出し、保持され
た〔目’I)   I g/A  poly32複合物
をγ−放射能を計測することによって測定した。第1表
に示すごと(、酢酸セルロース膜上に保持されたI g
/A−poly32は未結合物質が洗い流された後洗浄
剤ツイーン20による少なくとも5回の洗浄に抵抗性を
示した。
第  1  表 洗浄回数  膜上のCPM (”’I)2      
467? 3      477? 標識化1 g A−poly32を上記実施例11rB
と同様にして調製し、保持を同様にして測定した。固相
として種々の孔径(0,2,0,45,0,8及び1.
2μm)の酢酸セルロース膜を用いた。各穴をツイーン
20で2度洗浄し、スポットを切り出し、保持された(
”SI)  I g/A−poly32の量を測定した
。第■表に要約した結果は酢酸セルロース膜に保持され
たl g/A−poly32の量が膜の孔径と無関係で
あって複合物の物理的捕獲によらないことを示している
第■表 膜孔径(Mm)   CPM (”’ I ) Ig/
^−poly320.2    16,413 0.45    17.003 0.8    15,719 1.2    16.293 種々の他の型の膜について、前に用いた洗浄条件下での
〔区”I)   I g/A−poly32の保持能力
をテストした。テストした膜物質はポリカーボネート、
混合エステル、再生セルロース、ナイロン及び酢酸セル
ロースを包含する。操作は実施例1. C,におけるよ
うにして行い、各膜は0.5%ツイーン20/lス食塩
水で2回洗浄した。
第■表に示す放射能保持率(%)は以下の式を用いて計
算した。
結果はナイロンが少量のポリマー/反応体複合物を結合
するけれども酢酸セルロースが反応体/ポリマー複合物
保持のための最良の膜生地(membran 5ubs
trate)であることを示している。
第■表 種々の型の膜によるI g/A −poly 32の保
持再生繊維 1.0  1.328(1,7)   2
,169(1,5)ナイロン 1.2  7.327 
(12,9)   6.165 (4,8)酢酸セ 1
.2 54,006(100)  120.439(1
00)ルロース l  用イタ[:”’ I) −I gG/A−pol
y32(7)総活性 約67.000CPM 2 用いた〔+251〕−工gM/A−poly32の
総活性 約150,000CPM 3 相対的放射能(%) 実施例■ アッセイは以下の試薬、すなわちA −poly 5 
/MAb (2H1,4,5μg /assay )も
しくはApoly32/MA b (2Hl、 4.5
 μg/assay )複合体100μl;ヒトmu鎖
(chain ) 2 Csと反応性の、フルオレセイ
ン化したM A b (GeneticSystems
 Corporation%、5eattle 〜WA
、 1.2 μg/assay )  ;及びヒト標準
1 gM (human  IgMstandard 
) 100 IIlをPBS中の1%BSAに加えるこ
とによって行った。反応混合物を室温で1時間、ついで
45℃もしくは25℃(室温)で15分インキュベート
した。反応混合物の既知少量(901りを、予め45℃
に暖めたPandexアッセイプレートの穴に移した。
アッセイプレートは予め0.1%BSA/PBS 10
0μlで1時間ブロックした、0.2μm酢酸セルロー
ス膜を含有していた。反応混合物の濾過は45℃で真空
吸引によって行い、反応混合物をさらに90μ!同じ穴
に加え、再び真空吸引濾過した。穴を1%BSA/PB
S (100μl)で2回と、PB3120μlでさら
に2回濾過によって洗浄した。
最後の濾過後各大の螢光をPandexスクリーン機(
5creen Machine )(Pandex L
aboratories。
Mundeletn、 IIl、 )を用いて励起波長
(excitationhavelengLh )(4
90n m)及び発光波長(anemission w
avelength )  520 n mで測定した
2 H1/ A −poly 5.2 Hl/A−po
ly32ポリマ一複合物ともおよそO,l M g /
 m lまでのヒトIgMを検出することができた。ア
ッセイを25又は45℃で行った場合2111/A  
poly32はおよそ同じ値を与えたが、2 H1/ 
A−poly5は45℃の方が感度が高かった。
実施例■ 浸漬スティックアッセイをヒトIgGについて、固相と
してl g/A−poly32複合物を安定に固定化し
た酢酸セルロースを用いて企画した。ヒトI g G 
(HI g 0% Gappol Laborator
ies )を実施例!、B、の方法によってA−pol
y32に結合させた。最終生産物をPBS/1%BSA
 (40p g / m 1 )に溶解し、50ttl
 (抗体2μg)を、プロットブロック濾過装置(a 
Blot Blockfiltration devi
ce )を用いて酢酸セルロース膜上に小さな円形の小
点(直径0.4CIl)として固定化した。膜を25℃
で一夜乾燥し、H1gG/A−poly32スポットを
含有する四角片(0,8am四角)を切り出し、プラス
チック条片(0,8csxQ1)の一端上にSpram
ent (3M Company 、耐水性接着剤)を
用いて重ねて浸漬スティックを調製した。浸漬スティッ
クを1%BSA/)リス食塩水中に10分間浸漬し、空
気乾燥し、4℃で貯蔵した。抗HIgGを含有する疑い
のあるウサギテスト血清を希釈剤標品(sas+ple
 diluent)  (20mMクエン酸ナトリウム
中の2.5%(w/v)脱脂乾燥ミルク、0.01%チ
メロサール及び0.005%AnLifoaa+ A 
)  1 m l中に入れて希釈した。浸漬スティック
をテスト溶液中に浸漬し10分間インキュベートした。
インキュベーション後、浸漬スティックをトリス食塩水
で充分洗浄し、過剰分を吸取り紙で吸い取った。ついで
浸漬スティックを、ヤギ(goat )抗つサギIg/
アルカリホスファターゼ複合物(Cappel Lab
oratories )を含有する希釈剤標品1mlの
溶液中に浸漬した。インキュベーションを10分間行い
、浸漬スティックを再びトリス食塩水で充分洗浄し、吸
取り紙で吸い取った。ついで基質溶液(1,25mgリ
ン酸3−インドキシル/mj!IM2−アミノ−2−メ
チル−1−プロパツール、pH10,3)を添加し、2
分間放置した。浸漬スティックをトリス食塩水ですすい
で過剰の基質を除去した。発生信号を肉眼的に又は反射
率測定法(reflectIIIetry )によって
定量した。血清中のヒト免疫グロブリンGは11500
までの血清希釈で検出可能であった。
B、普通方式 ヒトI gG/A−poly32複合物を上記と同様に
して固定化した。ウサギテスト血清を血清希釈剤(20
mMクエン酸ナトリウム中の1.75%(W/V)脱脂
乾燥ミルク、0.005%^ntifoasA及び0.
5%正常ヤギ血清〕で連続的希釈して1/1000の濃
度とした。希釈したテスト血清2滴を膜に加え5分間イ
ンキュベートした。膜を0.5%ツイーン20/トリス
食塩水緩衝液2mlで洗浄した。血清希釈剤で1150
0の濃度に希釈したヤギ抗ウサギ免疫グロブリン/アル
カリホスファターゼ複合物の2滴を加え、さらに5分間
インキュベートした。ついで0.05%ツイーン/トリ
ス食塩水2mlを加えて過剰の酵素複合物を除去した。
基質溶液2滴を加え2分間インキュベートした0発生し
た信号を肉眼的に又は反射率測定法によって定量した。
第■表に要約したごとく、高度に免疫化したウサギ血清
中の抗ヒトIgGは1/16.000での希釈の後も容
易に検出できた。
第■表 試  料     希 釈   ピーク重量正常ウサギ
血清           1.8抗ヒトI g G 
   1/1.000    77.5抗ヒトE g 
G    1/4,000    55.5抗ヒトI 
g G    1/16,000   34.8実施例
■ 重  を いる− の Aア・セイ ヤギ抗ウサギIgGをこの方式で実施例1.B。
に記述した操作によってウサギIgGをA −poly
32に結合させることによって検出した。抗ウサギIg
Gのテスト溶液をトリス/食塩水/1%BSA緩衝液中
のウサギI gG/A−poly32複合物100μl
及び同緩衝液中のヤギ抗つサギIgG/アルカリホスフ
ァターゼ100μlと混合し、25℃で10分間インキ
ュベートした。抗アルカリホスファターゼは上記したと
同様にしてA−poly32に結合し、1.2μ孔径の
酢酸セルロース膜上に固定化した。漏斗の底に抗酵素活
性化酢酸セルロース膜と相接して取りつけた。0.8μ
孔径の酢酸セルロース膜の2層を通してテスト溶液を流
した。テスト溶液を膜層を通して流した後、漏斗及び取
り付けた膜(membranes )を取り外した。抗
酵素活性化酢酸セルロース膜を0.05%ツイーン20
/トリス食塩水(2mg)で1回洗浄し、基質溶液を加
え3分間インキエベートした。
陽性の信号が肉眼的に観察され又反射率測定法によって
定量された。
実施例■ アッセイは以下の試薬、すなわちストレプトコッカスA
細胞壁多糖に指向させたポリマー/MAb複合物(18
C,、Genetic 5yste+ss Corpo
ration 。
5eattle 、 Wa、 、2 p g /ass
ay )を含有する希釈剤標品150μl;実質上1c
hikawa % E、の方法(J、 Immunoa
ssay、 1983.4:275)によって製造した
ポリクローナル抗5trepA/アルカリホスファター
ゼ複合物;及び抗原抽出液50μlを加えることによっ
て行った。細胞壁抗原の抽出は5leflein an
d G11(J、 Cl1n、 Microbiol。
ユ、187.1982)に記述された亜硝酸抽出法によ
って行った。上記混合物のインキュベーションは20分
行い、ついで混合物を、予めプロ・7りした(1%BS
A/PBS、1時間)酢酸セルロース膜シートを含有す
る、ドツトプロット装置の穴に加えた。膜をトリス緩衝
化食塩水中の0.05%ツイーン20の200μlで2
回洗浄し、ついで基質含有溶液に加えた。望まれる反応
時間の後、膜を基質溶液から分離し蒸留水で洗浄して発
色反応(color reaction )を停止させ
た。5trepA抗原の存在は反射率分光分析(ref
lectancespectroscopy )によっ
て定量した(第7表)。
5trep A抗原の存在はアルカリホスファターゼと
基質との反応によって誘導した着色物質の出現によって
視覚的に測定することもできる。
第7表 1 x 10 ’   8.567  7,5465 
X 10 ’   4,666  5.0901 X 
10 ’   909   8275 X 10 ’ 
  535   465IXIO’   31   − ポリクローナル抗S trep A捕獲抗体/ポリマー
複合物を実施例1.B、と同様にして調製し、0.14
μgを1%BSA/)リス食塩水で希釈した。80μl
を、上記と同様にして調製した抗原抽出液150μEと
混合し、混合物を25℃で1分インキュベートした。つ
いで混合物を、予めブロックした(1%BSA/F−リ
ス食塩水、pH7,5,1時間)1.2μ孔径の酢酸セ
ルロース膜を含有したドツトプロット装置の穴に加えた
。1%BSA/)リス食塩水(30μl)に希釈したポ
リクローナル抗5trepA抗体/アルカリホスファタ
ーゼ複合物を穴に加え、25℃で2分インキュベートし
た。膜をトリス食塩水中の0.05%ツイーン20の2
00μlで2回洗浄した。ついで膜を基質(5mMMg
C12及び0.1 M NaClを含有するトリス緩衝
液(pH0,6)50mgに対しリン酸5−7’ロモー
4−クロロ−3−インドキシル16.5mg及びニトロ
ブルーテトラゾリウム8.5mg)に加え、2分間イン
キュベート後、膜を基質から分離し蒸留水で洗浄して発
色反応を停止させた。
5trep A抗原の存在は誘導した発色物質の出現に
よって視覚的に測定した。アッセイの感度は発色のため
のインキュベージジン時間を変えることによって調整し
た。より長いインキュベーション時間はより強い発色と
より大きな感度をもたらした。このアッセイはアッセイ
あたり6X10’の微生物を検出することができるよう
調整した。
以上により、本発明の具体的態様を例示のためにここに
記述したが本発明の精神及び範囲を外れることなく種々
の修飾をすることができることが分かるであろう。従っ
て本発明は特許請求の範囲によって限定されるところを
除き限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は異なったサイズの酢酸セルロース膜上の螢光の
室温又は45℃での保持を示す。 第2図は非特異的結合を種々のタンパク質及び洗浄剤で
除いた後の、酢酸セルロース膜〔0,2p m 、  
Pandex平板(plate ))上のBGG−F 
L/polyN I PAAm複合物、もしくはBGG
−FLの保持を示す。 第3図は種々の洗浄剤を含有するBGG−FL/pol
yN I PAAm溶液の濾過後の酢酸セルロース股上
の螢光の保“持を示す。 ロロのン:−コ・11孔−:こ変更なし)RT    
         ′45°C第2図 相対エピフルオレッセンス BGG−FL 第3図 保持車(’/、) ローΣ]面習一甲1 手続補正帯(方式) %式% 1、事件の表示   昭和62年特許願第291649
号2、発明の名称   膜親和濃縮免疫測定方法3、補
正をする者 事件との関係  出願人 4、代理人

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生物流体試料中の分析物の存在及び/又は濃度を
    測定する方法であって、 分析物と特異的に結合することができる第1の反応体を
    、選択したポリマーに結合させてポリマー/反応体複合
    物を生成させ、 分析物と特異的に結合することができる第2の反応体を
    リポーターに結合させてリポーター/反応体複合物を生
    成させ、 溶液中でポリマー/反応体、リポーター/反応体及び分
    析物を含有する疑いがある生物流体試料を混合して、第
    1及び第2の反応体と分析物との間で特異的結合を起こ
    させて3成分よりなる複合体を生成させ、 反応混合物を、3成分複合体を選択的に結合することが
    できる固相と混合して、反応混合物から複合体を分離し
    、 結合した複合体又は溶液中のリポーター活性の量を測定
    し、それによって分析物の存在及び/又は濃度を測定す
    る ことを特徴とする方法。
  2. (2)接触工程が反応混合物と酢酸セルロース膜とを接
    触させることよりなる特許請求の範囲第1項記載の方法
  3. (3)接触工程が反応混合物を固相を通して濾過するこ
    とよりなる特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)分析物が薬物、ビタミン、ホルモン、DNA、タ
    ンパク質、代謝産物、細胞、ハプテン、ウィルス及び微
    生物よりなる群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
  5. (5)第1及び第2の反応体が抗体、抗原、レクチン、
    受容体、輸送タンパク質、ペプチド及び非免疫グロブリ
    ン抗体結合タンパク質よりなる群から選ばれる特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  6. (6)リポーターが酵素、螢光発生素、放射性同位元素
    、発光体及び色素粒子よりなる群から選ばれる特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  7. (7)第1及び第2の反応体が抗体で分析物が抗原であ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。
  8. (8)ポリマーが下方臨界共溶温度によって特徴づけら
    れる特許請求の範囲第1項記載の方法。
  9. (9)ポリマーがN−アルキルアクリルアミド、N−ア
    リールアクリルアミド、アクリル酸アルキル、アクリル
    酸アリール及びそれらの組合せよりなる群から選ばれた
    一員から形成される特許請求の範囲第1項記載の方法。
  10. (10)ポリマーがポリ−N−イソプロピルアクリルア
    ミド又はその誘導体である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
  11. (11)ポリマーが選ばれたモノマーから形成されるコ
    ポリマーである特許請求の範囲第1項記載の方法。
  12. (12)コポリマーがN−イソプロピルアクリルアミド
    、N−n−ブチルアクリルアミド及びN−アクリロキシ
    サクシンイミドモノマーから形成される特許請求の範囲
    第11項記載の方法。
  13. (13)コポリマーがアクリル酸n−アミル、アクリル
    酸イソアミル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸メ
    チル、アクリル酸エチル、アクリル酸ヘキサデシル、ア
    クリル酸3,5,5−トリメチルヘキシル、N−ter
    t−ブチルアクリルアミド、N−デシルアクリルアミド
    、N−tert−オクチルアクリルアミド、N−ベンジ
    ルアクリルアミド、N−イソブトキシメチルアクリルア
    ミド及びジアセトンアクリルアミドよりなる群から選ば
    れたモノマーと共重合させたN−イソプロピルアクリル
    アミドモノマー及びN−アクリロキシサクシンイミドモ
    ノマーから形成される特許請求の範囲第11項記載の方
    法。
  14. (14)生物流体試料中の分析物の存在及び/又は濃度
    を測定する方法であって、 分析物と特異的に結合することができる第1の反応体を
    、選択したモノマーに結合させてモノマー/反応体複合
    物を生成させ、 このモノマー/反応体複合物を別のモノマーと結合させ
    てコポリマー/反応体を生成させ、 分析物と特異的に結合することができる第2の反応体を
    リポーターに結合させてリポーター/反応体複合物を生
    成させ、 溶液中でポリマー/反応体、リポーター/反応体及び分
    析物を含有する疑いがある生物流体試料を混合して、第
    1及び第2の反応体と分析物との間で特異的結合を起こ
    させて3成分よりなる複合体を形成させ、 反応混合物を、3成分複合体を選択的に結合することが
    できる固相と混合して、反応混合物から複合体を分離し
    、 結合した複合体又は溶液中のリポーター活性の量を測定
    し、それによって分析物の存在及び/又は濃度を測定す
    る ことを特徴とする方法。
  15. (15)生物流体試料中の分析物の存在及び/又は濃度
    を測定する方法であって、 分析物と特異的に結合することができるポリマー/反応
    体複合物を、該ポリマーと選択的に結合することができ
    る固相と接触させ、 ポリマー/反応体−固相を、分析物を含有する疑いがあ
    る生物流体試料と接触させてポリマー/反応体と分析物
    との間に特異的結合を起させ、 ポリマー/反応体/分析物複合体をそれに結合した固相
    を、分析物と特異的に結合することができるリポーター
    /反応体複合物と接触させて、リポーター/反応体と分
    析物との間に特異的結合を起こさせ、ついで 結合した複合体中のリポーター活性の量を測定し、それ
    によって分析物の存在及び/又は濃度を測定することを
    特徴とする方法。
  16. (16)生物流体試料中の分析物の存在及び/又は濃度
    を測定する方法であって、 第1の反応体を、選ばれたポリマーに結合してポリマー
    /反応体複合物を生成させ、 分析物及び第1の反応体と特異的に結合することができ
    る第2の反応体をリポーターに結合させてリポーター/
    反応体複合物を生成させ、 溶液中でポリマー/反応体、リポーター/反応体及び分
    析物を含有する疑いがある生物流体試料を混合して、第
    2の反応体に対してポリマー/反応体と分析物との間で
    競合結合を起こさせ、 反応混合物を、ポリマー/反応体、及びポリマー/反応
    体−リポーター/反応体複合体を選択的に結合すること
    ができる固相と接触させて、反応混合物から複合体及び
    ポリマー/反応体を分離し、ついで 結合した複合体中又は溶液中のリポーター活性の量を測
    定し、それによって分析物の存在及び/又は濃度を測定
    する ことを特徴とする方法。
  17. (17)1以上の分析物を含有する疑いがある単一の生
    物流体試料について多重分析を行う方法であって、 分析物の1つと特異的に結合することができる複数の、
    選択した第1の反応体を、選択したポリマーに結合させ
    、 分析物の1つと特異的に結合することができる複数の、
    選択した第2の反応体を、1以上の選択したリポーター
    に結合させ、 溶液中で多重ポリマー/反応体、多重リポーター/反応
    体、及び1以上の分析物を含有する疑いのある生物流体
    試料を混合して、反応体と分析物との間に特異的結合を
    起こさせて複数の、3成分複合体を生成させ、 混合した、ポリマー/反応体、リポーター/反応体及び
    分析物含有溶液と、3成分複合体を選択的に結合するこ
    とができる固相とを接触させて反応混合物から複合体を
    分離し、ついで 結合した複合体中又は溶液中の、選ばれた各リポーター
    の活性を測定し、それによって各分析物の存在及び/又
    は濃度を測定する ことを特徴とする方法。
  18. (18)1以上の分析物を含有する疑いがある生理流体
    試料について多重分析を行う方法であって、 分析物の1つと特異的に結合することができる複数の、
    選択した第1の反応体を、固相に対して異なった親和性
    を有する複数の、選択したポリマーに結合させ、 分析物の1つと特異的に結合することができる複数の、
    選択した第2の反応体を、1以上のリポータに結合させ
    て多重リポーター/反応体複合物を生成させ、 溶液中で多重ポリマー/反応体、多重リポーター/反応
    体、及び1以上の分析物を含有する疑いのある生物流体
    試料を混合して、反応体と分析物との間に特異的結合を
    起こさせ、それによって複数の、3成分複合体を生成さ
    せ、 混合した、ポリマー/反応体、リポーター/反応体及び
    分析物含有溶液と、3成分複合体を選択的に結合するこ
    とができる固相とを接触させて、それによって反応混合
    物から複合体を分離し、 固相から3成分複合体を選択的に溶出し、ついで 溶出した各複合体のリポーター活性を測定して、それに
    よって各分析物の存在及び/又は濃度を測定する ことを特徴とする方法。
  19. (19)3成分複合体をイオン性洗浄剤、非イオン性洗
    浄剤又はカオトロピック剤を用いて選択的に溶出する特
    許請求の範囲第18項記載の方法。
  20. (20)生物流体試料中の分析物の存在及び/又は濃度
    を測定する方法であって、 第1の反応体を選ばれたポリマーに結合させてポリマー
    /反応体複合物を生成させ、 第1の反応体に特異的に結合する点において分析物と競
    合することができる第2の反応体を、リポーターに結合
    させてリポーター/反応体複合物を生成させ、 溶液中でポリマー/反応体、リポーター/反応体、及び
    分析物を含有する疑いのある生物流体試料を混合して、
    第1の反応体についてリポーター/反応体と分析物との
    間に競合結合を起こさせ、 反応混合物を、ポリマー/反応体、及びポリマー/反応
    体−リポーター/反応体複合体を選択的に結合すること
    ができる固相と接触させて、それによって反応混合物か
    ら複合体及びポリマー/反応体を分離して一方溶液を生
    成させ、 リポーター/反応体複合物中のリポーターを特異的に結
    合することができる第3の反応体を第2の固相に固定化
    して反応体活性化固相を生成させ;前記溶液を反応体活
    性化固相と接触させ、それによって溶液からリポーター
    /反応体を分離し、ついで 結合したリポーター/反応体中のリポーター活性を測定
    し、それによって分析物の存在及び/又は濃度を測定す
    る ことを特徴とする方法。
JP62291649A 1986-11-19 1987-11-18 膜親和濃縮免疫測定方法 Expired - Lifetime JP2579972B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US93265686A 1986-11-19 1986-11-19
US10845187A 1987-10-20 1987-10-20
US108451 1987-10-20
US932656 1997-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63212865A true JPS63212865A (ja) 1988-09-05
JP2579972B2 JP2579972B2 (ja) 1997-02-12

Family

ID=26805920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62291649A Expired - Lifetime JP2579972B2 (ja) 1986-11-19 1987-11-18 膜親和濃縮免疫測定方法

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0268296B1 (ja)
JP (1) JP2579972B2 (ja)
KR (1) KR880006545A (ja)
CA (1) CA1304682C (ja)
DE (1) DE3778492D1 (ja)
DK (1) DK606587A (ja)
IE (1) IE60253B1 (ja)
NZ (1) NZ222552A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5670381A (en) * 1988-01-29 1997-09-23 Abbott Laboratories Devices for performing ion-capture binding assays
CA1341592C (en) * 1989-07-07 2009-04-14 Abbott Laboratories Ion capture reagents and methods for performing binding assays
JP2994739B2 (ja) * 1990-11-29 1999-12-27 和光純薬工業株式会社 微量成分の迅速測定方法
DK130991D0 (da) * 1991-07-04 1991-07-04 Immunodex K S Polymere konjugater
WO1993001498A1 (en) * 1991-07-04 1993-01-21 Immunodex K/S Water-soluble, polymer-based reagents and conjugates comprising moieties derived from divinyl sulfone
AU1997895A (en) * 1994-03-15 1995-10-03 Abbott Laboratories Ion-capture reagents and methods for performing binding assays
US7736909B2 (en) 2003-01-09 2010-06-15 Board Of Regents, The University Of Texas System Methods and compositions comprising capture agents
CA2764153C (en) 2009-06-02 2021-07-27 The Board Of Regents Of The University Of Texas System Identification of small molecules recognized by antibodies in subjects with neurodegenerative diseases
WO2011047257A1 (en) 2009-10-16 2011-04-21 The Board Of Regents Of The University Of Texas System Compositions and methods for producing cyclic peptoid libraries

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527033A (en) * 1978-08-14 1980-02-26 Gen Foods Corp Adsorption method
JPS5671023A (en) * 1979-10-26 1981-06-13 Dynasciences Corp Method of passively adsorbing immune response hapten to solid phase
JPS56115727A (en) * 1980-02-19 1981-09-11 Kuraray Co Ltd Carrier for immobilizing physiologically active substance
JPS58209994A (ja) * 1982-05-10 1983-12-07 Fujirebio Inc 活性蛋白等固定化物を用いた抗原の測定方法
US4504585A (en) * 1982-04-05 1985-03-12 Aalto Scientific, Ltd. Affinity immunoassay system
JPS60164251A (ja) * 1984-01-27 1985-08-27 ジエネテイツク システムズ コ−ポレ−シヨン ポリペプチドを総体的に含む重合性化合物及び重合誘起分離免疫評価におけるそれの使用法
JPS6118863A (ja) * 1984-07-05 1986-01-27 Shionogi & Co Ltd 免疫学的診断薬

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2422699A1 (fr) * 1978-04-12 1979-11-09 Merieux Inst Procede de preparation d'un materiau solide poreux revetu de cellulose ou de cellulose modifiee
GB2028091B (en) * 1978-08-07 1983-03-23 Gen Foods Corp Selective adsorption from solutions such as coffee extracts
SE7812237L (sv) * 1978-11-28 1980-05-29 Pharmacia Diagnostics Ab Koncentrationsbestemning av substanser med formaga att biospecifikt binda molekyler med biologiskt ursprung
DE142810T1 (de) * 1983-11-10 1985-12-19 Genetic Systems Corp., Seattle, Wash. Integralpolypeptide enthaltende polymerisierbare verbindungen und deren anwendungen in immuntesten mit durch polymerisation induzierter trennung.
GB8516081D0 (en) * 1985-06-25 1985-07-31 Ciba Geigy Ag Assay & purification of amyloid components
DE3524451A1 (de) * 1985-07-09 1987-03-12 Behringwerke Ag Mit ueberzuegen versehene formkoerper zur bindung von bioaffinen substanzen, verfahren zu ihrer herstellung sowie ihre verwendung

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527033A (en) * 1978-08-14 1980-02-26 Gen Foods Corp Adsorption method
JPS5671023A (en) * 1979-10-26 1981-06-13 Dynasciences Corp Method of passively adsorbing immune response hapten to solid phase
JPS56115727A (en) * 1980-02-19 1981-09-11 Kuraray Co Ltd Carrier for immobilizing physiologically active substance
US4504585A (en) * 1982-04-05 1985-03-12 Aalto Scientific, Ltd. Affinity immunoassay system
JPS58209994A (ja) * 1982-05-10 1983-12-07 Fujirebio Inc 活性蛋白等固定化物を用いた抗原の測定方法
JPS60164251A (ja) * 1984-01-27 1985-08-27 ジエネテイツク システムズ コ−ポレ−シヨン ポリペプチドを総体的に含む重合性化合物及び重合誘起分離免疫評価におけるそれの使用法
JPS6118863A (ja) * 1984-07-05 1986-01-27 Shionogi & Co Ltd 免疫学的診断薬

Also Published As

Publication number Publication date
EP0268296A3 (en) 1988-09-28
DK606587D0 (da) 1987-11-18
DK606587A (da) 1988-05-20
EP0268296B1 (en) 1992-04-22
DE3778492D1 (de) 1992-05-27
JP2579972B2 (ja) 1997-02-12
IE873101L (en) 1988-05-19
EP0268296A2 (en) 1988-05-25
NZ222552A (en) 1989-05-29
KR880006545A (ko) 1988-07-23
IE60253B1 (en) 1994-06-29
CA1304682C (en) 1992-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4948726A (en) Enzyme immunoassay based on membrane separation of antigen-antibody complexes
US4853335A (en) Colloidal gold particle concentration immunoassay
US5824268A (en) Rapid self-contained assay format
US6737278B1 (en) Ligand binding assay and kit with a separation zone for disturbing analytes
US4789628A (en) Devices for carrying out ligand/anti-ligand assays, methods of using such devices and diagnostic reagents and kits incorporating such devices
DK172179B1 (da) Testmetode og reagenssæt dertil
US4357311A (en) Substrate for immunoassay and means of preparing same
US5879881A (en) Solid phase system for use in ligand-receptor assays
EP0427984A1 (en) Articles for use in enzyme immuno-assay techniques, and methods of making and using such articles
JPH0312705B2 (ja)
JPH0627738B2 (ja) 特異的結合アッセイ装置および方法
WO1996036878A9 (en) Rapid self-contained assay format
EP0243370A1 (en) Determination of clinical parameters by enzyme immunoprocess
WO1984002193A1 (en) Chromogenic support immunoassay
EP0207152B1 (en) Solid phase diffusion assay
AU5347000A (en) Flow-through assay for visually detecting the presence of influenza A and B
EP0455735B1 (en) Avidin-biotin assisted immunoassay
JP3055789B2 (ja) 骨由来アルカリホスファターゼの検定法
JPH1164336A (ja) 免疫クロマトグラフィーによる分析対象物の検出方法
JPS63212865A (ja) 膜親和濃縮免疫測定方法
EP0152254A2 (en) Chromogenic support immunoassay utilizing labeled complement components
US5206178A (en) Membrane affinity concentration immunoassay
JPH07502337A (ja) 免疫学的検出装置および方法
AU610095B2 (en) Membrane affinity concentration immunoassay
JP2004521325A (ja) 標識されたレクチンを使用する炭水化物のための貫流膜アッセイ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 12