JPS6321064Y2 - - Google Patents

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JPS6321064Y2
JPS6321064Y2 JP8486578U JP8486578U JPS6321064Y2 JP S6321064 Y2 JPS6321064 Y2 JP S6321064Y2 JP 8486578 U JP8486578 U JP 8486578U JP 8486578 U JP8486578 U JP 8486578U JP S6321064 Y2 JPS6321064 Y2 JP S6321064Y2
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JP
Japan
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circuit
switch
signal line
output signal
switches
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JP8486578U
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JPS552032U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスイツチ回路に関するものである。
従来、増幅器等において複数のスイツチを並列
に接続して使用する場合、例えば第1図に示すよ
うに2回路2接点のスイツチでは、スイツチS1
の接片a1とスイツチS2の接片a2とを入力信
号線路L1に接続し、接点b1とb2を出力信号
線路L2に、また接点C1とC2を出力信号線路
L3にそれぞれ接続していた。
この第1図のように構成したスイツチ回路の使
用例としては、ムービング・コイル型ピツクアツ
プ・カートリツジ(以下MC型カートリツジとい
う)の出力切換回路がある。
MC型カートリツジは、周知の様に、その出力
信号レベルは極めて低く、また出力信号回路のイ
ンピーダンスは極めて低く構成されている。
したがつて、このMC型カートリツジ回路のよ
うに、低信号レベル、低インピーダンス回路で
は、その回路の損失を極力少なくするために、ス
イツチ回路を並列接続して使用している。
ところが、このように接続すると、スイツチS
1とスイツチS2において信号が同一方向に流れ
ることにより、スイツチの機械的制約から信号線
路とアース回路との間に大きなループを形成する
ため、低レベル信号の増幅等の場合このループへ
電源トランス等からの漏洩磁束が鎖交して雑音を
拾う欠点があつた。
この考案は、上記欠点に鑑み雑音の発生を少な
くしたスイツチ回路を提供することを目的とする
ものである。
以下この考案の一実施例を示す第2図に基づい
て詳細に説明する。
第2図において、スイツチS1の接片a1は入
力信号線路L1に、接点b1は出力信号線路L2
に、接点C1は出力信号線路L3にそれぞれ接続
されている。またスイツチS2の接片a2は出力
信号線路L2に、接点b2は入力信号線路L1の
それぞれ接続されている。
この第2図に示す実施例の場合、出力信号線路
L2側に重点を置いて構成されたもので、もう一
方の出力信号線路L3側は、比較的重要でない回
路に使用するように構成されている。
使用例としては、接点b1,b2側、すなわち
出力信号線路L2側は、MC型カートリツジ回路
に使用する場合で、この回路のインピーダンスは
極めて低く出力レベルは極めて低い。したがつ
て、このスイツチ回路における回路損失を極力少
なくするため、スイツチ回路をパラレルに使用す
るように構成されている。
このように接続すると、スイツチS1の接片a
1とb1の間を流れる信号と、スイツチS2の接
片a2とb2の間を流れる信号は、互いに逆方向
に流れることになるため、スイツチS1部分とア
ース回路との間で形成されるループによつて拾わ
れる雑音と、スイツチS2部分とアース回路との
間で形成されるループによつて拾われる雑音とは
互いにキヤンセルし合うことになる。したがつ
て、出力信号線路L2側に表われる雑音は著しく
低減される。
一方、接点C1,C2側すなわち出力信号線路
L3は、ムービング・マグネツト型ピツクアツ
プ・カートリツジ回路に使用する場合で、この回
路のインピーダンスは、高く(MC型カートリツ
ジ回路に比較して)、その出力信号レベルも高い
ので、ハムなどの雑音レベルを無視しうるので、
スイツチ回路はシングル構成となつている。した
がつて、この場合は、上述したMC型カートリツ
ジ回路のようなキヤンセル効果はない。
なお、上記実施例では2個のスイツチの接続に
ついて述べたが、2個以上のスイツチを並列接続
する場合も信号が交互に逆方向に流れるように接
続すれば良い。
また、スイツチS1及びS2は2回路2接点リ
レースイツチを用いても良い。
以上述べたように、この考案によれば複数のス
イツチを並列接続して用いる場合、信号が互いに
逆方向に流れるように接続したので、スイツチ内
部で拾う雑音を互いに打ち消し合わせることによ
り出力信号線路に表われる雑音を大幅に減少させ
ることができる。また、このキヤンセル効果は、
スイツチの接続の仕方を工夫するだけで得られる
ので、コスト的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスイツチ回路の回路図、第2図
はこの考案の一実施例を示す回路図である。 L1……入力信号線路、L2及びL3……出力
信号回路、S1及びS2……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 信号線路中に複数のスイツチを並列接続して用
    いるスイツチ回路において、前記複数のスイツチ
    を信号が互いに逆方向に流れるように接続して構
    成したことを特徴とするスイツチ回路。
JP8486578U 1978-06-21 1978-06-21 Expired JPS6321064Y2 (ja)

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JP8486578U JPS6321064Y2 (ja) 1978-06-21 1978-06-21

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JP8486578U JPS6321064Y2 (ja) 1978-06-21 1978-06-21

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Publication Number Publication Date
JPS552032U JPS552032U (ja) 1980-01-08
JPS6321064Y2 true JPS6321064Y2 (ja) 1988-06-10

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JP6248672B2 (ja) * 2014-02-10 2017-12-20 株式会社デンソー リレー制御装置

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JPS552032U (ja) 1980-01-08

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