JPS63210534A - 加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分ツメ） 本発明は、加熱調理機能の改善策を講じたオーブントー
スタ−、ヒータ付高周波加熱装置に関するものである。

（従来の技術） 一般に、トースター機能付高周波加熱装置は、例えば第
４図及び第５図に示すように、装置本体（１）内に被加
熱物である食品（２）が収容される加熱室（３）を設け
、この加熱室（３）の天井壁（４）と底壁（５）とに樋
状部（６）（７）を凹設して、この各樋状部（Ｇ）（７
）を熱反射板により構成すると共に、上下谷樋状部（Ｇ
）（７）内にそれぞれ石英管電熱ヒータ（８）（９）を
配置してある。史に加熱室（３）内には導波管（１７）
を介して高周波を供給する高周波発振器（＋８）、この
高周波発振器（蓋８）に電源を供給する高圧トランス（
１９）、高圧コンデンサ（２０）、これらの電気部品を
冷却するファンモータ（ｚｘＬ被加熱物（２）を載置し
て回転する金属製のターンテーブル（１０）、このター
ンテーブル（１０）を駆動するモータ（１１）が配設さ
れている。このモータ（ＩＩ）の回転軸（１２）はター
ンテーブル（ＩＯ）の下面側回転中心に固着した軸受（
１３）に連動連結されており、またターンテーブル（１
０）にはほぼ全体に亙って多数のパンチング孔（■５）
が形成されていて、下側の電熱ヒータ（９）の熱線がタ
ーンテーブル（ｌＯ）に載置された被加熱物（２）に直
接当たって加熱を行うようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、このような従来の加熱装置においては、軸受
（１３）を取り付けたターンテーブル（１０）の載置部
はほぼ全体に亙って平坦に形成されているため、この回
転軸部は強度的に弱く、この部分にパンチング孔（＋５
）を形成すると、被加熱物（２）をテーブル（１０月二
定偏った杖態で載置した場合等において、この回転軸部
に働（ねじれ方向の力により軸受（１３）の位置が大き
く変位することになる。

従って、従来ではこのねじれによる変位はを抑制して、
軸受（１３）をターンテーブル（■０）に強固に固７ｔ
するために、この軸受取付部分にはパンチング孔（１５
）が形成されていない。

このため、被加熱物（２）が軸受（１３）上のターンテ
ーブル部分に置かれた場合、下側の電熱ヒータ（３）か
らの熱線がターンテーブル（１０）の下面で反射して直
接当たらなくなり、被加熱物（２）が部分的に焦げ目が
付かないという不都合が生じ、特にトーストのように焦
げ目を付ける必要がある食品ではこの点が特に問題とな
っていた。

本発明はこのような従来の問題点を解消するためになさ
れたものであり、特に被加熱物の下面側の焼きむら、加
熱むらを少なくし得る加熱装置を提供しようとするもの
である。

（問題点を解決するための手段） 上記のような［Ｉ的を達成するために本発明の加熱装置
は、加熱室の天井壁と底壁とに樋状部を凹設して、この
各機状部をそれぞれ熱反射板によって構成すると共に、
この各樋状部内にそれぞれ電熱ヒータを配置する一方、
前記加熱室の下部に被加熱物載置用の金属製ターンテー
ブルを配設し、このターンテーブルの回転中心の下面側
に回転軸部を突設すると共に、この回転軸部周りのター
ンテーブル部分を絞り込んで、上方に開放する凹陥部を
形成し、ｎつこの凹陥部を含むターンテーブルのほぼ全
体に亙って多数のパンチング孔を透設した点に特徴を有
するものである。

（作用） 上記構成によると、ターンテーブルの回転中心部に凹陥
部を形成したことにより、回転軸部が補強されるので、
この凹陥部にもパンチングを施すことができるものとな
った。従って、回転軸部に置かれた被加熱物の下面側を
加熱でき、はぼ均一に焦げ口を付けることが可能になる
。

（実施例） 以Ｆ１本発明の一実施例の加熱装置を図面を参照して説
明する。この実施例の加熱装置は第１図に示すように、
装置本体（璽）内に食品（被加熱物）（２）が収容され
る加熱室（３）を設け、この加熱室（３）の天井壁（４
）と底壁（５）とにそれぞれ樋状部（Ｇ）（７）を凹設
して、このＬ下各樋杖部（ｌｌｉ）（７）を熱反射板に
よって構成すると共に、これらの樋状部（Ｇ）（７）内
に石英管電熱ヒータ（８）（９）を配置してある。また
加熱室（３）の下部には被加熱物載置用の金属製ターン
テーブル（１０）を配設する一方、加熱室中央部の庫外
にターンテーブル駆動用のモータ（＋１）を設けてあり
、とのモータ（１１）の回転軸（電２）を加熱室（３）
の底面に穿設した透孔から加熱室内に臨ませ、更にこの
回転軸線を、前記ターンテーブル（１０）の回転中心の
下面側に固着突設した軸受（１３）に嵌合している。ま
た、この軸受（１３）周りのターンテーブル（ｌＯ）の
中央部分を加熱室（３）の底壁（５）側に凸状となるよ
うに絞り込んで、」一方に開放する凹陥部（１４）を形
成してある。この凹陥部（１４）の傾斜状外周壁（１４
ａ）　５１１’２びにターンテーブル（１０）の平坦な
載置部（１０ａ）には第２図に示すように、多数のパン
チング孔（１５）が形成されており、このパンチング孔
（１５）を通じて前記下側の電熱ヒータ（９）の熱線が
ターンテーブル（１０ローの被加熱物（２）に当たるの
である。また、ターンテーブル（１０）の回転軸芯（ａ
）と、上側の電熱ヒータ（９）との間の水平距離（Ａ）
を１１径とした仮想円（Ｂ）の円周に沿うターンテーブ
ル部分、即ちターンテーブル（１０）の回転時において
、上側の電熱ヒータ（９）の真、ヒを通るターンテーブ
ル部分（ＩＯｂ）には、その他の部分よりもパンチング
孔（１５）を疎らに形成して、このパンチング孔（１５
）による中位面積当たりの開孔率を低くしてある。

このようにすれば被加熱物（２）がターンテーブル（１
０）の載置面中心部付近にかかる状態で載置されていて
も、被加熱物（２）の載置面中心にかかる部分に、凹陥
部（１４）の外周壁（１４ａ）に設けられたパンチング
孔（１５）を介して上側の電熱ヒータ（９）からの赤外
線直射光が照射され、被加熱物（２）のその他の部分と
ほぼ同等に加熱することができる。また、上側の電熱ヒ
ータ（９）の真」−に当たるターンテーブル部分（１０
ｂ）はその他の部分よりも電熱ヒータ（９）から受ける
熱ｔａが最大になるが、この部分の開孔率はその他の部
分よりも低く設定してあるから、下側の電熱ヒータ（９
）の真」−に位置する被加熱物（２）部分における９１
位面積当たりの加熱電をこの電熱ヒータ（９）から離れ
て位置する被加熱物（２）部分とほぼ同等にすることが
でき、被加熱物（２）の焦げ過ぎを防止し、むらな（加
熱して焦げ目も均一に付けることができ、例えばトース
トのように均一な焦げ目を要する被加熱物（２）に対し
て特に有効である。

また、本発明は既述実施例において第３図に示すように
、前記凹陥部（１４）中に赤外線が透過可能な耐熱ガラ
ス（＋６）が充填することで、凹陥部（１４）内に収ま
る程度の小さい被加熱物（２）が凹陥部（＋４）内に沈
み込んでその底面がよく加熱されないことを防止でき、
耐熱ガラス（１（ｉ）−にに載置された被加熱物（２）
の底面は下側の電熱ヒータ（９）によって充分に加熱さ
れて焦げ口も付けることができる一ヒ、被加熱物（２）
から生じた屑、例えばパン屑等が凹陥部（１４）に付着
するのを防止できる。

（発明の効果） 以」二のように、本発明の加熱装置では、ターンテーブ
ルの回転軸部に凹陥部を形成して、この回転軸部を補強
するようにしたので、この凹陥部にもパンチング孔の形
成が可能になった。従って、ターンテーブル］―の被加
熱物は上下面共にむらなく加熱され、特に回転軸部上に
位置する被加熱物部分の底面側の加熱不足を改善するこ
とができ、調理性能の向上、特にトーストその他のスナ
ック類等の被加熱物に短時間で焦げ目をつけるものに対
して、実用上極めて有利なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す縦断側面図、第２図は
ターンテーブルの要部平面図、第３図は本発明の他の実
施例を示す要部断面図、第４図は一般的な高周波加熱装
置を示す縦断側面図、第５図は従来例の加熱装置を示す
縦断側面図である。 （３）・・・加熱室、（４）・・・天井壁、（５）・・
・底壁、（６）（７）・・・樋状部、（８）（９）・・
・電熱ヒータ、（１０）・・・ターンテーブル、（１３
）・・・回転軸部、（＋４）・・・凹陥部、（１５）パ
ンチング孔、（１Ｇ）・・・耐熱ガラス。 第１図 ＩＱＩ５Ｂ 第３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）加熱室の天井壁と底壁とに樋状部を凹設して、こ
   の各樋状部をそれぞれ熱反射板によって構成すると共に
   、この各樋状部内にそれぞれ電熱ヒータを配置する一方
   、前記加熱室の下部に被加熱物載置用の金属製ターンテ
   ーブルを配設し、このターンテーブルの回転中心の下面
   側に回転軸部を突設すると共に、この回転軸部周りのタ
   ーンテーブル部分を絞り込んで、上方に開放する凹陥部
   を形成し、且つこの凹陥部を含むターンテーブルのほぼ
   全体に亙って多数のパンチング孔を透設したことを特徴
   とする加熱装置。
2. （２）ターンテーブルの回転軸芯と、加熱室の底壁側樋
   状部内に配設された電熱ヒータとの間の水平距離を半径
   とし、前記回転軸芯を中心とする仮想円の円周に沿うタ
   ーンテーブル部分に設けたパンチング孔による単位面積
   当たりの開孔率が、その他の部分よりも低くしてある前
   記特許請求の範囲第１項に記載の加熱装置。
3. （３）凹陥部に赤外線が透過可能な耐熱ガラスを充填し
   てある特許請求の範囲第１項または第２項に記載の加熱
   装置。