JPS63210408A - 単気筒内燃機関におけるクランク軸の軸受装置 - Google Patents
単気筒内燃機関におけるクランク軸の軸受装置Info
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- JPS63210408A JPS63210408A JP4105587A JP4105587A JPS63210408A JP S63210408 A JPS63210408 A JP S63210408A JP 4105587 A JP4105587 A JP 4105587A JP 4105587 A JP4105587 A JP 4105587A JP S63210408 A JPS63210408 A JP S63210408A
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 12
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
-
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
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- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A1発明の目的
+11 産業上の利用分野
本発明は単気筒エンジンにおいて、シリンダブロックの
側方より、該シリンダブロックのクランクケースにクラ
ンク軸を組込むことができるようにしたクランク軸の軸
受装置に関するものである。
側方より、該シリンダブロックのクランクケースにクラ
ンク軸を組込むことができるようにしたクランク軸の軸
受装置に関するものである。
(2)従来の技術
従来汎用小型単気筒内燃機関においてクランク軸は分割
可能なりランクケースに設けた軸受孔に軸受を介して回
転自在に支承され、該クランク軸をクランクケースに組
付けるに際してはクランクケースは分離される(特開昭
59−150912号公報参照)。
可能なりランクケースに設けた軸受孔に軸受を介して回
転自在に支承され、該クランク軸をクランクケースに組
付けるに際してはクランクケースは分離される(特開昭
59−150912号公報参照)。
(3) 発明が解決しようとする問題点ところが前記
従来のものでは、 ■ クランクケースが複数部材よりなり、それらを結合
する固着手段が必要となるため部品点数が多(なってコ
スト高になるばかりでなく機関本体の重量増を招く。
従来のものでは、 ■ クランクケースが複数部材よりなり、それらを結合
する固着手段が必要となるため部品点数が多(なってコ
スト高になるばかりでなく機関本体の重量増を招く。
■ クランク軸のクランクケースへの組付けに際しては
クランクケースを分離する必要があるためクランク軸の
組付は作業性がよくない。
クランクケースを分離する必要があるためクランク軸の
組付は作業性がよくない。
という問題がある。
そこで本発明は前記問題点をすべて解決できるようにし
た、構成簡単な単気筒内燃機関におけるクランク軸の軸
受装置を提供することを目的とするものである。
た、構成簡単な単気筒内燃機関におけるクランク軸の軸
受装置を提供することを目的とするものである。
B0発明の構成
(11問題点を解決するための手段
本発明によれば、前記目的達成のためシリンダバレルに
クランクケース全体を一体に連設してシリンダブロック
を構成し、前記クランクケースの対向側壁にクランク軸
のジャーナル軸部を回転自在に支承するための軸受孔を
設け、それらの軸受孔の一方に、クランク軸のクランク
部を挿通し得るクランク部挿通孔を連設し、該挿通孔を
シリンダブロックの外面に固着した蓋体により被覆する
。
クランクケース全体を一体に連設してシリンダブロック
を構成し、前記クランクケースの対向側壁にクランク軸
のジャーナル軸部を回転自在に支承するための軸受孔を
設け、それらの軸受孔の一方に、クランク軸のクランク
部を挿通し得るクランク部挿通孔を連設し、該挿通孔を
シリンダブロックの外面に固着した蓋体により被覆する
。
(2)作 用
クランク軸はシリンダバレルと一体に形成されたクラン
クケースに開設した軸受孔に軸受を介して回転自在に支
承され、またクランク軸はクランク部挿通孔を連設した
一方の軸受孔を通してクランクケースに組付けられる。
クケースに開設した軸受孔に軸受を介して回転自在に支
承され、またクランク軸はクランク部挿通孔を連設した
一方の軸受孔を通してクランクケースに組付けられる。
(3)実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
この実施例は汎用OHC型内燃機関に本発明を実施した
場合で、機関本体Eはシリンダブロック1と、そのデツ
キ面上にガスケットを介して結合されるシリンダヘッド
2とより構成される。
場合で、機関本体Eはシリンダブロック1と、そのデツ
キ面上にガスケットを介して結合されるシリンダヘッド
2とより構成される。
シリンダブロック1は、シリンダバレル4の下部にクラ
ンクケース5全体を一体に連設して構成され、前記シリ
ンダバレル4の外周に複数の冷却フィン6が一体に突設
され、またクランクケース5の開放下面にオイルパンツ
が固着される。またシリンダヘッド2上にヘッドカバー
3が被着される。
ンクケース5全体を一体に連設して構成され、前記シリ
ンダバレル4の外周に複数の冷却フィン6が一体に突設
され、またクランクケース5の開放下面にオイルパンツ
が固着される。またシリンダヘッド2上にヘッドカバー
3が被着される。
シリンダバレル4は、単一のシリンダボア8を有し、こ
のシリンダボア8にピストン9が摺動自在に嵌合される
。
のシリンダボア8にピストン9が摺動自在に嵌合される
。
第1図において、前記クランクケース5の相対向する側
壁5..5!には、対をなす軸受孔10゜11が開設さ
れ、一方の軸受孔10(第1図右側)の上部には、クラ
ンク部挿通孔12が、該軸受孔IOと連通状態で形成さ
れており、この挿通孔12は、後述するクランク軸13
の、バランスウェイトを有しないクランク部13+ を
挿通し得る大きさを有する。軸受孔10.11にはボー
ル軸受14.15を介してクランク軸13のジャーナル
軸部13!、13ffが回転自在に支承される。
壁5..5!には、対をなす軸受孔10゜11が開設さ
れ、一方の軸受孔10(第1図右側)の上部には、クラ
ンク部挿通孔12が、該軸受孔IOと連通状態で形成さ
れており、この挿通孔12は、後述するクランク軸13
の、バランスウェイトを有しないクランク部13+ を
挿通し得る大きさを有する。軸受孔10.11にはボー
ル軸受14.15を介してクランク軸13のジャーナル
軸部13!、13ffが回転自在に支承される。
而してクランク軸13をクランクケース5に組込むには
、ジャーナル軸部13□、13.にそれぞれボール軸受
14.15を装着したクランク軸13をクランク部挿通
孔12を有する軸受孔10の外側方から第1図矢印Aに
示すように軸受孔10゜11に挿入する。その際クラン
ク部131は前記挿通孔12を通過し得る。そしてポー
ル軸受14゜15は軸受孔10,11に圧入嵌合される
。クランク軸13のクランクピンには、通常のようにピ
ストン9に連接されるコンロッド16の大端部が連結さ
れる。
、ジャーナル軸部13□、13.にそれぞれボール軸受
14.15を装着したクランク軸13をクランク部挿通
孔12を有する軸受孔10の外側方から第1図矢印Aに
示すように軸受孔10゜11に挿入する。その際クラン
ク部131は前記挿通孔12を通過し得る。そしてポー
ル軸受14゜15は軸受孔10,11に圧入嵌合される
。クランク軸13のクランクピンには、通常のようにピ
ストン9に連接されるコンロッド16の大端部が連結さ
れる。
クランクケース5の一方の側壁51外面には前記クラン
ク部挿通孔12を有する軸受孔10を覆うように蓋体1
7が固着され、この蓋体17と側壁5.とによって減速
機室18が画成され、該室18内にクランク軸13に連
動される後述のA減速機19が収納される。
ク部挿通孔12を有する軸受孔10を覆うように蓋体1
7が固着され、この蓋体17と側壁5.とによって減速
機室18が画成され、該室18内にクランク軸13に連
動される後述のA減速機19が収納される。
クランク軸13の一方のジャーナル軸部f3tは一方の
軸受孔11に設けたオイルシール20を通して外方に延
長しており、その延長端に冷却ファン22付きのフライ
ホイール21が固着される。
軸受孔11に設けたオイルシール20を通して外方に延
長しており、その延長端に冷却ファン22付きのフライ
ホイール21が固着される。
またクランク軸13の他方のジャーナル軸部132は蓋
体17に設けたオイルシール23を通して外方に延長さ
れてその延長端にクラッチ板24が固着される。
体17に設けたオイルシール23を通して外方に延長さ
れてその延長端にクラッチ板24が固着される。
前記クランク軸13のクランク部13+にはバランスウ
ェイトが設けられておらず、このバランスウェイトに相
当するウェイトは前記フライホイール21とクラッチ板
24とに分離配置される。
ェイトが設けられておらず、このバランスウェイトに相
当するウェイトは前記フライホイール21とクラッチ板
24とに分離配置される。
すなわち、前記フライホイール21の外周一部を増肉2
5することによりバランスウェイトの一部が付設され、
またクラッチ板24にはその一例(第1図上側)を減肉
26し、あるいは第1図鎖線に示すようにその他側(第
1図下側)を増肉2了することによりバランスウェイト
の他の一部が付設される。
5することによりバランスウェイトの一部が付設され、
またクラッチ板24にはその一例(第1図上側)を減肉
26し、あるいは第1図鎖線に示すようにその他側(第
1図下側)を増肉2了することによりバランスウェイト
の他の一部が付設される。
シリンダブロック1の一側には吸、排気用の2本のタペ
ット28.29が上下に摺動自在に嵌合され、それらの
下端は、前記減速機室18内に進入して後述する2減速
機19の吸、排気カム面50+、50gに当接されてい
る。前記2本のタペット28.29の上端にはそれぞれ
ブツシュロッド30.31が連接され、これらのブツシ
ュロッド30.31はシリンダブロックl内を上方にの
び、前記シリンダヘッド2内を通って吸、排気用の2つ
のロッカアーム32.33の一端にそれぞれ連接されて
いる。2つのロッカアーム32.33の中央部は、シリ
ンダへラド2の上部に設けた球面枢支部34.35に揺
動自在に支持され、それらロッカアーム32.33の他
端は、ピストン9上の燃焼室36に開口する吸、排気ポ
ート37゜38を開閉する吸、排気弁39.40の上端
に連接されている。吸、排気弁39.40のステム部上
端に設けたばね座41.42とシリンダヘッド2の肩部
2+ 、2tとの間には、それぞれ弁ばね43.44が
介在される。2減速機19の吸、排気カム面50..5
0!により作動されるタペット28.29の軸方向の運
動は、ブツシュロッド30.31を介してロッカアーム
32.33に伝達され、それらのロッカアーム32.3
3を球面枢支部34.35周りに揺動する。その結果ロ
ッカアーム32.33は、吸、排気弁39.40を弁ば
ね43,44のばね力に抗して押圧することにより吸、
排気弁39.40を所定のタイミングを以て開閉作動す
る。
ット28.29が上下に摺動自在に嵌合され、それらの
下端は、前記減速機室18内に進入して後述する2減速
機19の吸、排気カム面50+、50gに当接されてい
る。前記2本のタペット28.29の上端にはそれぞれ
ブツシュロッド30.31が連接され、これらのブツシ
ュロッド30.31はシリンダブロックl内を上方にの
び、前記シリンダヘッド2内を通って吸、排気用の2つ
のロッカアーム32.33の一端にそれぞれ連接されて
いる。2つのロッカアーム32.33の中央部は、シリ
ンダへラド2の上部に設けた球面枢支部34.35に揺
動自在に支持され、それらロッカアーム32.33の他
端は、ピストン9上の燃焼室36に開口する吸、排気ポ
ート37゜38を開閉する吸、排気弁39.40の上端
に連接されている。吸、排気弁39.40のステム部上
端に設けたばね座41.42とシリンダヘッド2の肩部
2+ 、2tとの間には、それぞれ弁ばね43.44が
介在される。2減速機19の吸、排気カム面50..5
0!により作動されるタペット28.29の軸方向の運
動は、ブツシュロッド30.31を介してロッカアーム
32.33に伝達され、それらのロッカアーム32.3
3を球面枢支部34.35周りに揺動する。その結果ロ
ッカアーム32.33は、吸、排気弁39.40を弁ば
ね43,44のばね力に抗して押圧することにより吸、
排気弁39.40を所定のタイミングを以て開閉作動す
る。
次に主に第3,4図を参照して%減速機19の構成を説
明する。
明する。
前記減速機室18内において、クランク軸13上には一
対の偏心カム45.46が該クランク軸13と一体に回
転できるように装着されており、これらの偏心カム45
.46に外接する従動カム47が偏心カム45.46の
クランク軸13に対する偏心量eと等しい偏心量eでピ
ストン9側に偏してクランクケース5および蓋体17に
より回転自在に支持されている。従動カム47の外周面
には吸、排気用カム面50+、50gが形成され、これ
らのカム面50..50□に前述の吸、排気用タペット
28.29の下端面が当接される。
対の偏心カム45.46が該クランク軸13と一体に回
転できるように装着されており、これらの偏心カム45
.46に外接する従動カム47が偏心カム45.46の
クランク軸13に対する偏心量eと等しい偏心量eでピ
ストン9側に偏してクランクケース5および蓋体17に
より回転自在に支持されている。従動カム47の外周面
には吸、排気用カム面50+、50gが形成され、これ
らのカム面50..50□に前述の吸、排気用タペット
28.29の下端面が当接される。
第3.4図に示されているように各偏心カム45.46
は横断面円形の筒状外周面を有し、クランク軸13の直
径方向に見て互いに反対方向にクランク軸13の中心軸
線C0から偏心量eだけ偏心している。
は横断面円形の筒状外周面を有し、クランク軸13の直
径方向に見て互いに反対方向にクランク軸13の中心軸
線C0から偏心量eだけ偏心している。
各偏心カム45.46の位置に対応して、クランク軸1
3の中心軸線C0から偏心i1eだけ偏心した中心軸線
C1を有する従動カム47の中空部を形成する内周面4
8.49は偏心カム45,46の外周面を取り囲んでい
る。
3の中心軸線C0から偏心i1eだけ偏心した中心軸線
C1を有する従動カム47の中空部を形成する内周面4
8.49は偏心カム45,46の外周面を取り囲んでい
る。
内周面48は、クランク軸13の回転に伴って常に偏心
カム45を挟んだ状態で偏心カム45に外接しつつ回転
する互いに並行な一対の対向面部48、.48□を有す
るとともに、内周面49は、クランク軸13の回転に伴
って常に偏心カム46を挟んだ状態で偏心カム46に外
接しつつ回転する互いに平行な一対の対向面部49..
49.を有し、内周面48の各対向面部481,482
と内周面49の各対向面部49..49!とは、互いに
90″だけ位相がずれた状態で形成されている。
カム45を挟んだ状態で偏心カム45に外接しつつ回転
する互いに並行な一対の対向面部48、.48□を有す
るとともに、内周面49は、クランク軸13の回転に伴
って常に偏心カム46を挟んだ状態で偏心カム46に外
接しつつ回転する互いに平行な一対の対向面部49..
49.を有し、内周面48の各対向面部481,482
と内周面49の各対向面部49..49!とは、互いに
90″だけ位相がずれた状態で形成されている。
第3図(alおよび第4図ialにおいて、偏心カム4
5が下向きに偏心した状態にあるときには対向面部48
..4Lは上下方向に延在し、このときには偏心カム4
6は上向きに偏心しているとともに対向面部4L、49
gは水平方向に延在している。この状態においてクラン
ク軸13が矢印fの向きに回転すると、各一対の対向面
部と各偏心カムとの各一対の外接線のうち、クランク軸
13の中心軸線C0からの距離が増大する側の外接線上
において、各偏心カム4j、46が対向面部を押圧して
従動カム47にトルクを伝達する。すなわち、偏心カム
45は対向面部48.を押圧するとともに偏心カム46
は対向面部49.を押圧する。その結果、偏心カム45
.46の回転が900進んだときには、第3図(bl、
第4図(blのように従動カム47の回転が45@進む
、偏心カム45は更に対向面部48.を押し続けるとと
もに偏心カム46は対向面部491を押し続け、偏心カ
ム45.46の回転がiao”進むと、第°3図(C1
、第4図(C)のように従動カム47の回転は90°だ
け進む。この時点で偏心カム45.46が更に回転する
と、偏心カム45は対向面部48gを押し始めるととも
に、偏心カム46は対向面部49゜を押し続ける。偏心
カム45.46の回転が更に進んで270@まで回転す
ると、第3図(dl、第4図(dlのように従動カム4
7は135°だけ回転する。
5が下向きに偏心した状態にあるときには対向面部48
..4Lは上下方向に延在し、このときには偏心カム4
6は上向きに偏心しているとともに対向面部4L、49
gは水平方向に延在している。この状態においてクラン
ク軸13が矢印fの向きに回転すると、各一対の対向面
部と各偏心カムとの各一対の外接線のうち、クランク軸
13の中心軸線C0からの距離が増大する側の外接線上
において、各偏心カム4j、46が対向面部を押圧して
従動カム47にトルクを伝達する。すなわち、偏心カム
45は対向面部48.を押圧するとともに偏心カム46
は対向面部49.を押圧する。その結果、偏心カム45
.46の回転が900進んだときには、第3図(bl、
第4図(blのように従動カム47の回転が45@進む
、偏心カム45は更に対向面部48.を押し続けるとと
もに偏心カム46は対向面部491を押し続け、偏心カ
ム45.46の回転がiao”進むと、第°3図(C1
、第4図(C)のように従動カム47の回転は90°だ
け進む。この時点で偏心カム45.46が更に回転する
と、偏心カム45は対向面部48gを押し始めるととも
に、偏心カム46は対向面部49゜を押し続ける。偏心
カム45.46の回転が更に進んで270@まで回転す
ると、第3図(dl、第4図(dlのように従動カム4
7は135°だけ回転する。
以上のようにクランク軸13の回転により偏心カム45
.46と従動カム47が第3.4図Tal〜(C)に示
す回転運動を繰り返すことによりクランク軸13の回転
は2の減速比を以て従動カム47に伝達され、従動カム
47上の吸、排気カム面509,50□により、前述の
ようにタペット28゜29が上下摺動され、ブツシュロ
ッド30.31およびロッカアーム32.33を介して
吸、排気弁39.40が作動される。
.46と従動カム47が第3.4図Tal〜(C)に示
す回転運動を繰り返すことによりクランク軸13の回転
は2の減速比を以て従動カム47に伝達され、従動カム
47上の吸、排気カム面509,50□により、前述の
ようにタペット28゜29が上下摺動され、ブツシュロ
ッド30.31およびロッカアーム32.33を介して
吸、排気弁39.40が作動される。
以上の実施例では、本発明装置をOHC型内燃機関に実
施した場合を説明したが、これをSV型内燃機関にも実
施できることは勿論であり、また2減速機および動弁機
構はどのようなものを採用してもよい。
施した場合を説明したが、これをSV型内燃機関にも実
施できることは勿論であり、また2減速機および動弁機
構はどのようなものを採用してもよい。
C1発明の効果
以上のように本発明によれば、シリンダバレルにクラン
クケース全体を一体に連設してシリンダブロックを構成
し、前記クランクケースの対向側壁にクランク軸のジャ
ーナル軸部を回転自在に支承するための軸受孔を設け、
それらの軸受孔の一方に、クランク軸のクランク部を挿
通し得るクランク部挿通孔を連設し、該挿通孔をシリン
ダブロックの外面に固着した蓋体により被覆したので、
■ シリンダブロック、特にそのクランクケースの大幅
なコンパクト化と軽量化を図ることができる。
クケース全体を一体に連設してシリンダブロックを構成
し、前記クランクケースの対向側壁にクランク軸のジャ
ーナル軸部を回転自在に支承するための軸受孔を設け、
それらの軸受孔の一方に、クランク軸のクランク部を挿
通し得るクランク部挿通孔を連設し、該挿通孔をシリン
ダブロックの外面に固着した蓋体により被覆したので、
■ シリンダブロック、特にそのクランクケースの大幅
なコンパクト化と軽量化を図ることができる。
■ クランクケースの剛性が高められ、クランク軸の支
持が一層堅牢となってエンジンの運転振動が大幅に低減
される。
持が一層堅牢となってエンジンの運転振動が大幅に低減
される。
■ クランク軸の、クランクケースへの組付性、そのメ
ンテナンス性が大幅に改善され、しかもその組付精度も
高められる。
ンテナンス性が大幅に改善され、しかもその組付精度も
高められる。
等の諸効が達成される。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
装置を備えたOHC型内燃機関の縦断側面図、第2図は
第1図n−n線に沿う縦断面図、第3図(a)〜(dl
は第1の偏心カムと従動カムとの関係をクランク軸の回
転角の変化に対応して順次示した第1図のm−m線に沿
う要部断面図、第4図fa)〜+d)は第2の偏心カム
と従動カムとの関係をクランク軸の回転角の変化に対応
して順次示した第1図のIV−IV線に沿う要部断面図
である。 l・・・シリンダブロック、4・・・シリンダバレル、
5・・・クランクケース、5I、5□・・・側壁、10
゜11・・・軸受孔、12・・・クランク部挿通孔、1
3・・・クランク軸、13 + ・・・クランク部、1
3g、13、・・・ジャーナル軸部、17・・・蓋体時
許 出 願 人 本田技研工業株式会社代理人
弁理士 落 合 健第3
装置を備えたOHC型内燃機関の縦断側面図、第2図は
第1図n−n線に沿う縦断面図、第3図(a)〜(dl
は第1の偏心カムと従動カムとの関係をクランク軸の回
転角の変化に対応して順次示した第1図のm−m線に沿
う要部断面図、第4図fa)〜+d)は第2の偏心カム
と従動カムとの関係をクランク軸の回転角の変化に対応
して順次示した第1図のIV−IV線に沿う要部断面図
である。 l・・・シリンダブロック、4・・・シリンダバレル、
5・・・クランクケース、5I、5□・・・側壁、10
゜11・・・軸受孔、12・・・クランク部挿通孔、1
3・・・クランク軸、13 + ・・・クランク部、1
3g、13、・・・ジャーナル軸部、17・・・蓋体時
許 出 願 人 本田技研工業株式会社代理人
弁理士 落 合 健第3
Claims (1)
- シリンダバレル(4)にクランクケース(5)全体を
一体に連設してシリンダブロック(1)を構成し、前記
クランクケース(5)の対向側壁(5_1、5_2)に
クランク軸(13)のジャーナル軸部(13_2、13
_3)を回転自在に支承するための軸受孔(10、11
)を設け、それらの軸受孔(10、11)の一方に、ク
ランク軸(13)のクランク部(13_1)を挿通し得
るクランク部挿通孔(12)を連設し、該挿通孔(12
)をシリンダブロック(1)の外面に固着した蓋体(1
7)により被覆したことを特徴とする単気筒内燃機関に
おけるクランク軸の軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4105587A JPS63210408A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 単気筒内燃機関におけるクランク軸の軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4105587A JPS63210408A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 単気筒内燃機関におけるクランク軸の軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63210408A true JPS63210408A (ja) | 1988-09-01 |
Family
ID=12597724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4105587A Pending JPS63210408A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 単気筒内燃機関におけるクランク軸の軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63210408A (ja) |
-
1987
- 1987-02-24 JP JP4105587A patent/JPS63210408A/ja active Pending
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