JPS6320975Y2 - - Google Patents

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JPS6320975Y2
JPS6320975Y2 JP1986120429U JP12042986U JPS6320975Y2 JP S6320975 Y2 JPS6320975 Y2 JP S6320975Y2 JP 1986120429 U JP1986120429 U JP 1986120429U JP 12042986 U JP12042986 U JP 12042986U JP S6320975 Y2 JPS6320975 Y2 JP S6320975Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、透明陽画および陰画その他の透明画
像を、寸法の大小を問わずに直接的に、または透
明もしくは半透明保持具に保持した状態にて、透
視点検、検索などするに用いて好適な卓上透視装
置の改良に関するものである。
この種の従来の卓上透視装置としては、たとえ
ば第1図に示すものがある。これは一定の深さを
有する矩形箱体1の上面を、透光拡散板2で閉止
するとともに、その矩形箱体1の内部中央で、そ
の底壁1aの近傍に、光源としてのたとえば蛍光
灯3を箱体1の幅方向に延在させて固定し(第2
図参照)、さらに、第2図に示すように、箱体内
に蛍光灯3の光を拡散板2に向けて均一に反射す
る反射鏡4および蛍光灯用安定器5を取り付けて
なる。
ここで箱体1の深さは、その中央部に設けた蛍
光灯3からの直接光および反射鏡4からの反射光
によつて透光拡散板2の上面がその全体にわたつ
て均一な照度となるように決定されており、この
ためかなり深いものになつている。
従つて、かかる従来の卓上透視装置は、透明画
像を水平な拡散板上に載置して透視する場合には
その機能を十分に発揮できるものの、たとえば、
バインダーでアルバム状に綴つた透明画像を、バ
インダーから取り外すことなく、また、透明画像
を特定の角度に立てた状態で有効に透視すること
ができず、透視様式を所要に応じて適宜に選択す
ることができない問題があつた。
そこで、考案者は先に、実公昭41−5799号とし
て全体の形状がほぼ楔状をなすこの種の透視装置
を提案した。
この装置は、その形状に固有の効果として、バ
インダーその他によつてアルバム状に綴つた透明
画像を、装置の所要位置への差し込みにより、画
像をそこから取り外すことなく透視点検すること
を可能ならしめるものの、この装置は、楔状箱体
の中央部分に配置したランプを、近似的放物面反
射鏡および補助反射板によつて三次元的に取り囲
んだだけの構造であるため、両反射部材の前面に
配置した透明画像の透視点検その他に際し、透明
画像のランプから離れた部分では、反射光量の不
足に起因する照度低下が生じて画像の正確なる透
視点検が極めて困難になる問題があり、しかも、
楔状箱体はその上面が開放されたままの状態であ
るため、両反射部材の開放側の輪郭より小さい寸
法の透明画像を点検することが実質上不可能であ
るという問題があつた。
本考案は、従来技術のかかる問題を有利に解決
するものであり、とくに箱体を楔状にすることに
よつて、たとえばバインダーでアルバム状に綴つ
た状態の各透明画像間への箱体の差し込みを可能
ならしめ、また、この箱体の深さの深い側の端部
分に光源を固定し、さらに、箱体の底壁内面に設
けた平坦な主反射体、側面形状が三角形をなす箱
体の側壁内面に設けたこれも平坦なる副反射体お
よび光源の上側および下側に設けた補助反射体と
で反射鏡を構成し、これらの両補助反射体を、透
光拡散板と底壁とのなすV字状とは逆方向へ相互
に傾斜させ逆V字状反射面を形成すること、なら
びに、箱体の上面を、平滑面を内面とした透光拡
散板により閉止することにより透光拡散板の内面
もまた反射体として機能させることにより、透光
拡散板の上面全体を均一照度にして上述した差し
込み状態下での透明画像全体の鮮明な透視を可能
ならしめるとともに、透明画像の寸法のいかんを
問わず、透光拡散板上での画像の透視点検を常に
可能ならしめるものである。
以下に本考案を図面に基づいて説明する。
第3図は本考案の実施例を示す断面図である。
図中11は上面を開放した楔状の箱体を示し、
12はたとえばガラス、プラスチツクなどからな
り箱体11の上面を閉止する透光拡散板を示す。
ここでは箱体内の深さが深い側の端部分に、光
源としてのたとえば蛍光灯13を、箱体11の幅
方向へ延在させて取り付け、さらに箱体11の底
壁11aの内面に設けた平坦な主反射板14と、
箱体11の側面形状が三角形をなす側壁11bの
内面に設けたこれも平坦な副反射体15a,15
bと(第4図参照)、光源13の上側および下側
に設けた補助反射体16a,16bとで反射鏡を
構成する。なお、ここにおけるこれらの補助反射
体16a,16bは、箱体11の深さが深い側の
矩形側壁11cから幾分離間して位置する蛍光灯
13を隔てて透光拡散板12と底壁11aとの傾
斜方向とは逆方向へ相互に傾斜して箱体11のほ
ぼ全幅にわたつて延在する。
また図中17は蛍光灯13に接続した電源コー
ド、18は電源コード17の中間に設けた蛍光灯
安定器を示す。
かかる構成によれば、蛍光灯13からの直接光
および蛍光灯13から主反射体14を通る反射光
はそれぞれ、透光拡散板12に照射されてその外
表面の照度を、蛍光灯13の近傍に向けて次第に
高めることになる。しかるに、副反射体15a,
15bからの反射光は、たとえば第4図に矢印
A,Bで示すように、拡散板12の蛍光灯13か
ら離れた側の端部分へうまく到達することがで
き、直接的にまたは主反射体14を介して拡散板
12のその端部分の照度向上に寄与し、さらに、
補助反射体16a,16bからの反射光は、たと
えば第5図に矢印C,Dで示すように主反射体1
4および拡散板12の内表面に反射してその蛍光
灯13から遠い側の照度を高めるので、透光拡散
板外表面の照度はその全体にわたつて実質的に均
一となる。
なおここで、拡散板12の内表面を、凹凸のな
い平滑面とした場合には、それは入射角の比較的
大きい光線に対し、あたかも反射面の如くに作用
して光線の到達距離を伸ばすので、拡散板12
の、とくには光源から離れた部分の照度が有効に
高められることになり、拡散板12の外表面照度
のより一層の均一化が図られる。
この透視装置による透明画像の透視は、たとえ
ば第6図に示すようにして行うことができる。
ここにおける透明画像19は、たとえば複数枚
のスライドフイルム20を多行多列に整列させて
保持し透明もしくは半透明フアイルシートからな
り、これらの透明画像19は、バインダー21に
よつてアルバム状に綴られている。
ここで画像の透視は、バインダー21を机22
上に載置し、各透明画像19を手前側へ見開きな
がらその裏面側へ装置の先細り部分を差し込み、
拡散板12にて支持した透明画像19をその拡散
板12を通過する光で照明することにより行う。
なお、ここにおける透視は、拡散板表面の均一照
度の下で行われるので、どの位置のスライドフイ
ルム20をも十分鮮明に点検、検索することがで
きる。
また、箱体11は、その内部に蛍光灯13およ
び反射鏡を収納しているだけで軽量であるから、
その深さの深い側を図示のように手によつて幾分
持ち上げ、透明画像19を、透視者23の視線と
ほぼ直交する位置にもたらすことによつて、容易
にしてより有利な透視を行うことができる。
第7図は透視装置の他の適用例を示す斜視図で
あり、たとえば長尺の陰又は陽画フイルム24を
袋状のポケツト内に挿入保持した透明フイルムジ
ヤケツトからなる透明画像19をバインダー21
に綴たまま透視し、かつ所要の透視像をトレーシ
ングペーパー25にトレースする例を示す。
ここでは透明画像19を横方向に見開き、その
裏面側へ箱体11の先細り部分を差し込み、その
箱体11を他の透明画像上に載置するとともに、
透明画像19上にトレーシングペーパー25を載
置し、透光拡散板12からの光に基いて所要の透
視像のトレースを行う。なお、このトースに際し
て拡散板12は下敷としても機能するので、フイ
ルム24に、鉛筆その他による押し傷が生じるこ
とはない。
第8図は箱体11を収納するケーシングを開放
状態で示す斜視図であり、ここにおけるケーシン
グ26は、箱体11を直接収納する一定深さの本
体27と、この本体27の上面を閉止するととも
に、その側壁に外接する蓋28とからなり、本体
27は、箱体11の先細端縁と対向する側壁27
aの内面に、その底壁27bから一定の高さに位
置する支持部材としての突条29を有する。この
突条29は、第9図に示すように、透光拡散板1
2を上面として箱体11を本体27へ収納したと
きに、その先細端縁を支持した透光拡散板12を
水平に維持するよう機能する。
従つて、箱体11をこのようにしてケーシング
内へ収納した場合には、第1,2図に示した従来
装置と同様に、各葉の透明画像19、駒フイルム
などを透光拡散板上に、第10図aに示すように
載置することにより、鮮明な透視を行うことがで
きる。
また箱体11の整理、保存は、本体27の箱体
下方スペース内へ電源コード17および蛍光灯安
定器18を収め、蓋28を被せるこにより、整然
と行うことができる。
なお、ここでは、十分な強度を担保し得る限り
において、突条29を突起とすること、または底
壁27bに固定した突起、突条もしくは楔状部材
とすることもできる。
第11図はケーシング26に筋交部材30を設
けた状態を示す断面図であり、ここでは本体27
の底壁27bの外面に、筋交部材30の一端部を
固定し、この筋交部材30の他端部を底壁27b
に対して回動可能ならしめるとともに、所定量以
上のこの回動を限定するため、拘束手段31にて
底壁27bと筋交部材30とを連結する。
なお、図中32は、本体27、蓋28および筋
交部材30を一体に固定するため、筋交部材30
に設けた止め具付舌片を示す。
ここで筋交部材30は、それを図に矢印Eで示
すように、底壁27bから離れる側へ、拘束手段
31で限定される回動限界まで回動させることに
より、本体27ひいはそこへ収納した箱体11を
特定の起立位置に維持することができる。このた
め、各葉の透明画像19を第10図bに示すよう
に箱体表面の透光拡散板12に沿わせて配置する
ことにより、起立位置にある画像19の鮮明な透
視が可能になる。
なお、かかる透視に際し、箱体11の先細端縁
を、第11図に示すように、前述した突条29の
背面側に位置させた場合には、本体27からの箱
体11の不測の抜け出しを確実に防止できるとと
もに、その側壁27aへの透明画像19の配置を
容易にすることができる。
第12図はケーシング26の閉止状態を示す斜
視図であり、拘束手段31を第11図に示す状態
から内側へ折りたたんで筋交部材30を矢印Eと
は逆方向へ回動させ、また蓋28を本体27に被
せてケーシング26を閉止した後、第12図では
フリーとなつている止め具付舌片32を蓋28の
外表面に掛合させることにより、筋交部材30
を、本体27および蓋28からなるケーシング2
6と一体に固定して容易に整理、保存することが
できる。
なお、第10図a,bに示すように、机22上
に、第8,9図に示す装置および第11,12図
に示す装置を並べて配置した場合には、第10図
aに示す装置によつて、たとえばその上面にラン
ダムに配置した複数枚のスライドフイルム20中
から所要のものを選択し、ここで選択されたスラ
イドフイルム20を、第10図bに示す装置の前
面に予め配置したフアイルシートに、その装置で
フイルム画像の向きおよびフイルム位置を確認し
ながら容易に整列、保持させることができる利点
がある。
本考案の効果を要約すると下記のとおりであ
る。
(1) 楔状箱体の傾斜面を透光拡散板12で覆い、
光源13を楔状箱体11の最深部の矩形側壁1
1cの方に片寄せて設け、前記透光拡散板12
は平滑面を内面として設けると共に、楔状箱体
11の底壁11aの内面と側壁11bの内面と
にそれぞれ反射鏡を取りつけて主反射体14と
副反射体15とを形成し、主反射体14と透光
拡散板12とのなすV字形の反射面に対して逆
方向に傾斜した補助反射体16a,16bを逆
V字状に設けたので、光源よりの光は主反射体
14と透光拡散板12の平滑内面との間で往復
反射し、楔形箱体の楔状部先端まで均一に明る
くすることができ効果がある。
(2) 楔状箱体11の側壁11bの内面に設けた副
反射体15aも側壁方向に拡散した光を楔部先
端方向に往復反射して拡散集光することに効果
がある。
(3) 本考案では、透光拡散板の内表面をも平滑面
とし反射体として作用させることにより、その
拡散板外表面の照度を、その全体にわたつてよ
り一層均一ならしめることができる。
(4) 本考案によれば、箱体の底面に設けた主反射
体と、箱体の側壁にもうけた副反射体と、光源
の上下側に設けた補助反射体とによつて反射鏡
を構成することにより、主反射体および副反射
体はもちろん、特に補助反射体の作用によつ
て、透光拡散板の、光源から離れた部分の外表
面照度を十分に高めることができ、透光拡散板
の照度を均一にすることに効果がある。
また、ここにおける透光拡散板は、そこへの透
明画像の載置を可能ならしめるので、寸法の大小
に係りなく、各種の画像の透視点検、検索などを
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はそれぞれ従来例を示す斜視図およ
び断面図、第3図は本考案の実施例を示す断面
図、第4,5図は反射鏡の作用を示す説明図、第
6,7図はそれぞれ第3〜5図に示す装置の適用
例を示す斜視図、第8,9図はそれぞれ箱体のケ
ーシングを開放状態で示す斜視図および断面図、
第10図はケーシングの使用状態を示す斜視図、
第11図はケーシングの起立状態を示す断面図、
第12図はケーシングの閉止状態を示す斜視図で
ある。 11……箱体、11a……底壁、11b……側
壁、11c……矩形側壁、12……透光拡散板、
13……蛍光灯、14……主反射体、15a,1
5b……副反射体、16a,16b……補助反射
体、17……電源コード、18……蛍光灯安定
器、19……透明画像、20……スライドフイル
ム、21……バインダー、22……机、23……
透視者、24……フイルム、25……トレーシン
グペーパー、26……ケーシング、27……本
体、27a……側壁、27b……底壁、28……
蓋、29……突条、30……筋交部材、31……
拘束手段、32……止め具付舌片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 箱体11と、この箱体の上面を閉止する透光拡
    散板12と、箱体内に固定されて箱体の幅方向へ
    延在する光源13と、箱体内に設けた反射鏡とを
    具えてなる卓上透視装置において、 前記箱体11を楔状とし、この楔状箱体11
    に、平滑面を内面として透光拡散板12を取り付
    け、前記光源13をこの楔状箱体11の深さの深
    い側の端部分に固定し、前記反射鏡を、箱体の底
    壁11a内面に設けた主反射体14、側面形状が
    三角形をなす箱体の側壁内面に設けた副反射体1
    5aおよび光源の上側および下側に設けた補助反
    射体16a,16bとで構成し、これらの補助反
    射体16a,16bを、透光拡散板12と底壁1
    1aとのなすV字状とは逆方向に傾斜させた逆V
    字状反射面を構成してなることを特徴とする卓上
    透視装置。
JP1986120429U 1986-08-07 1986-08-07 Expired JPS6320975Y2 (ja)

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JPS6230232U JPS6230232U (ja) 1987-02-23
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ID=31008734

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