JPS6320965B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320965B2 JPS6320965B2 JP54080087A JP8008779A JPS6320965B2 JP S6320965 B2 JPS6320965 B2 JP S6320965B2 JP 54080087 A JP54080087 A JP 54080087A JP 8008779 A JP8008779 A JP 8008779A JP S6320965 B2 JPS6320965 B2 JP S6320965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- rubber
- bag
- inner rubber
- reinforcing layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 19
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 18
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/30—Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways
Landscapes
- Barrages (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は扁平ゴム袋、とくに、内面ゴム層お
よび外面ゴム層と、これらの両ゴム層間に埋設し
た耐張補強層とを具えてなるゴム袋の改良に関す
るものである。
よび外面ゴム層と、これらの両ゴム層間に埋設し
た耐張補強層とを具えてなるゴム袋の改良に関す
るものである。
内部に空気その他の流体を給排することによつ
て膨縮を行なわせ得るようにしたこの種のゴム袋
は、運搬、取り扱いが極めて容易であることか
ら、近年においては、ゴム堰、オイルフエンス、
空気式防舷材、護岸堤、津波堤、空気式ジヤツキ
などの用途に広く使用されつつあり、またその需
要も増大しつつある。
て膨縮を行なわせ得るようにしたこの種のゴム袋
は、運搬、取り扱いが極めて容易であることか
ら、近年においては、ゴム堰、オイルフエンス、
空気式防舷材、護岸堤、津波堤、空気式ジヤツキ
などの用途に広く使用されつつあり、またその需
要も増大しつつある。
しかしながら、通常のゴム袋は、その不使用時
における折り畳みの便宜ならびに占有面積の減少
のためにその断面形状を長円形その他の偏平形状
としているので、そこへ流体を供給してゴム袋を
膨張させるに際し、耐張補強層の屈折部におい
て、内外面ゴム層のうち曲率の変化がとくに著し
い一方のゴム層が、耐張補強層の膨張に追従しき
れずに亀裂を発生するいわゆる股裂け現象が起
り、内部流体がそこから漏洩する問題があつた。
における折り畳みの便宜ならびに占有面積の減少
のためにその断面形状を長円形その他の偏平形状
としているので、そこへ流体を供給してゴム袋を
膨張させるに際し、耐張補強層の屈折部におい
て、内外面ゴム層のうち曲率の変化がとくに著し
い一方のゴム層が、耐張補強層の膨張に追従しき
れずに亀裂を発生するいわゆる股裂け現象が起
り、内部流体がそこから漏洩する問題があつた。
この発明はこうした従来技術の問題を有利に解
決するものである。
決するものである。
以下にこの発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1図はこの発明の実施例を示す部分断面図で
あり、1,2は互いに非接着状態に保たれる内面
ゴム層、3は内面ゴム層の側端縁を包んで折り返
したコード、帆布などからなる耐張補強層、4は
耐張補強層に施した表面コーテイング、5は外面
ゴム層を示す。
あり、1,2は互いに非接着状態に保たれる内面
ゴム層、3は内面ゴム層の側端縁を包んで折り返
したコード、帆布などからなる耐張補強層、4は
耐張補強層に施した表面コーテイング、5は外面
ゴム層を示す。
そしてこの例では内面ゴム層1,2間の非接着
面6を内面ゴム層2の端縁に沿つてすなわち、内
面ゴム層2と、このゴム層を包む耐張補強層3の
屈折部との間へ延在させてゴム袋の膨張に際し、
内面ゴム層1,2がそれぞれ別個に自由に変形し
得るようにする。
面6を内面ゴム層2の端縁に沿つてすなわち、内
面ゴム層2と、このゴム層を包む耐張補強層3の
屈折部との間へ延在させてゴム袋の膨張に際し、
内面ゴム層1,2がそれぞれ別個に自由に変形し
得るようにする。
なお、図示例では非接着面6を内面ゴム層2の
端縁に沿わせて延在させているが、非接着面6を
内面ゴム層1の端縁に沿わせて延在させることも
できる。
端縁に沿わせて延在させているが、非接着面6を
内面ゴム層1の端縁に沿わせて延在させることも
できる。
このようなゴム袋の製造に際しては、まず、第
2図aに示すように、長尺シート状の内面ゴム層
1を、たとえば図示しないベルト成型機上に載置
し、そしてその上にポリエチレンシートその他の
ゴム層よりも広幅の離型紙7を載せる。次いで、
第2図bに示すように、離型紙7上に他の内面ゴ
ム層2を載置して離型紙7のゴム層からの突出側
端部7aを内面ゴム層2上へ折り返すとともに、
内面ゴム層1,2および離型紙7を耐張補強層3
で包み、さらに、耐張補強層3の外側の外面ゴム
層5を配置して加硫を行う。そして加硫終了後、
離型紙7を抜き出し、あるいはそのまゝで長さ方
向端部を閉止して扁平ゴム袋とする。
2図aに示すように、長尺シート状の内面ゴム層
1を、たとえば図示しないベルト成型機上に載置
し、そしてその上にポリエチレンシートその他の
ゴム層よりも広幅の離型紙7を載せる。次いで、
第2図bに示すように、離型紙7上に他の内面ゴ
ム層2を載置して離型紙7のゴム層からの突出側
端部7aを内面ゴム層2上へ折り返すとともに、
内面ゴム層1,2および離型紙7を耐張補強層3
で包み、さらに、耐張補強層3の外側の外面ゴム
層5を配置して加硫を行う。そして加硫終了後、
離型紙7を抜き出し、あるいはそのまゝで長さ方
向端部を閉止して扁平ゴム袋とする。
このゴム袋では第1図に示すように、内面ゴム
層2の端縁と耐張補強層3の屈折部との間に非接
着面6が延在することになるので、袋内へ流体を
供給した場合には、耐張補強層3の膨張変形に際
し、内面ゴム層1,2は第3図に示すように、相
互に何らの影響をおよぼすことなしに独立して変
形することができる。従つて、膨張時における曲
率の変化にともなう応力は耐張補強層3だけに生
じることとなり、内面ゴム層の股裂けは確実に防
止される。
層2の端縁と耐張補強層3の屈折部との間に非接
着面6が延在することになるので、袋内へ流体を
供給した場合には、耐張補強層3の膨張変形に際
し、内面ゴム層1,2は第3図に示すように、相
互に何らの影響をおよぼすことなしに独立して変
形することができる。従つて、膨張時における曲
率の変化にともなう応力は耐張補強層3だけに生
じることとなり、内面ゴム層の股裂けは確実に防
止される。
第4図はこの発明の変形例を示す要部断面図で
あり、内面ゴム層1,2をそれらの側端部におい
て相互に加硫接着するとともに、これらの加硫接
着部分8の端縁と補強層3の屈折部との間に非接
着面9を設けたものである。この例によれば加硫
接着部分8が補強層3から分離しているので、流
体を供給してゴム袋を第5図に示すように膨張さ
せるに際して、内面ゴム層1,2は、補強層3に
帯同されることなく加硫接着部分8とともに、補
強層とは別個に変形する。このため、加硫接着部
分8には、内面ゴム層1,2が補強層3に帯同さ
れる場合程大きな応力が作用せず、股裂け現象の
発生が有利に防止される。
あり、内面ゴム層1,2をそれらの側端部におい
て相互に加硫接着するとともに、これらの加硫接
着部分8の端縁と補強層3の屈折部との間に非接
着面9を設けたものである。この例によれば加硫
接着部分8が補強層3から分離しているので、流
体を供給してゴム袋を第5図に示すように膨張さ
せるに際して、内面ゴム層1,2は、補強層3に
帯同されることなく加硫接着部分8とともに、補
強層とは別個に変形する。このため、加硫接着部
分8には、内面ゴム層1,2が補強層3に帯同さ
れる場合程大きな応力が作用せず、股裂け現象の
発生が有利に防止される。
なおこの例では加硫接着部分8の端部分を囲む
ように非接着面9を延在させているが、たとえば
加硫接着部分8をその端縁で補強層3に接着させ
る一方、その接着部分に隣接させて内面ゴム層
1,2と補強層3との間に非接着面を設けること
ができ、この場合にも内面ゴム層1,2に生じる
応力が減少し、上述したと同様の作用効果が達成
される。
ように非接着面9を延在させているが、たとえば
加硫接着部分8をその端縁で補強層3に接着させ
る一方、その接着部分に隣接させて内面ゴム層
1,2と補強層3との間に非接着面を設けること
ができ、この場合にも内面ゴム層1,2に生じる
応力が減少し、上述したと同様の作用効果が達成
される。
第6図は大型のゴム袋に関するこの発明の変形
例であり、ゴム袋の膨張に際して曲率の変化が最
も大きい外面ゴム層5と耐張補強層3との間に非
接着面10を設けたものである。この例において
もまた外面ゴム層5は補強層3に拘束されずに独
立して変形できるので、外面ゴム層5への大きな
応力の発生が防止され、前述したと同様の効果が
もたらされる。
例であり、ゴム袋の膨張に際して曲率の変化が最
も大きい外面ゴム層5と耐張補強層3との間に非
接着面10を設けたものである。この例において
もまた外面ゴム層5は補強層3に拘束されずに独
立して変形できるので、外面ゴム層5への大きな
応力の発生が防止され、前述したと同様の効果が
もたらされる。
なお、この例では耐張補強層3の他の屈折部、
すなわち図の上下四個の屈折部において、内面ゴ
ム層11と補強層3との間に非接着面を設けるこ
ともでき、このことによつて股裂け現象の発生を
一層確実に防止することができる。
すなわち図の上下四個の屈折部において、内面ゴ
ム層11と補強層3との間に非接着面を設けるこ
ともでき、このことによつて股裂け現象の発生を
一層確実に防止することができる。
以上述べたようにこの発明によれば、ゴム層の
裂開を充分に防止することができ、耐久性のすぐ
れた扁平ゴム袋を得ることができる。
裂開を充分に防止することができ、耐久性のすぐ
れた扁平ゴム袋を得ることができる。
第1図はこの発明の実施例を示す要部断面図、
第2図は第1図に示す扁平ゴム袋の製造工程を示
す略線図、第3図は第1図に示す扁平ゴム袋の内
圧作用状態を示す断面図、第4図はこの発明の他
の実施例を示す要部断面図、第5図は第4図に示
す扁平ゴム袋の内圧作用状態を示す断面図、第6
図はこの発明のさらに他の実施例を示す一部を破
断除去した斜視図である。 1,2,11…内面ゴム層、3…耐張補強層、
4…表面コーテイング、5…外面ゴム層、6,
9,10…非接着面、7…離型紙、7a…突出側
端部、8…加硫接着部分。
第2図は第1図に示す扁平ゴム袋の製造工程を示
す略線図、第3図は第1図に示す扁平ゴム袋の内
圧作用状態を示す断面図、第4図はこの発明の他
の実施例を示す要部断面図、第5図は第4図に示
す扁平ゴム袋の内圧作用状態を示す断面図、第6
図はこの発明のさらに他の実施例を示す一部を破
断除去した斜視図である。 1,2,11…内面ゴム層、3…耐張補強層、
4…表面コーテイング、5…外面ゴム層、6,
9,10…非接着面、7…離型紙、7a…突出側
端部、8…加硫接着部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内面ゴム層および外面ゴム層と、これらの両
ゴム層間に埋設した耐張補強層とを具えてなる扁
平ゴム袋において、 前記耐張補強層の屈折部で、内面ゴム層もしく
は外面ゴム層と耐張補強層との間に非接着領域を
設けてなることを特徴とする扁平ゴム袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8008779A JPS564556A (en) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | Flat rubber bag |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8008779A JPS564556A (en) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | Flat rubber bag |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS564556A JPS564556A (en) | 1981-01-17 |
JPS6320965B2 true JPS6320965B2 (ja) | 1988-05-02 |
Family
ID=13708412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8008779A Granted JPS564556A (en) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | Flat rubber bag |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS564556A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0481665U (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-16 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4682471B2 (ja) * | 2001-07-17 | 2011-05-11 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム堰の製造方法 |
-
1979
- 1979-06-27 JP JP8008779A patent/JPS564556A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0481665U (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS564556A (en) | 1981-01-17 |
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