JPS63208687A - 食品材料の計量送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は食品材料の混合物や可塑性材料の連続的な計量
と押し出しを行う装置に関するもので、特に、流動性の
少ない可塑性体が、多くの空隙を有した塊状でホッパー
に投入されたとき、その下方に設置して、空隙を排除し
ながら材料の計量と送り出しを連続的に行うもので、食
品工場その地回様の材料を用いて行う加工産業におおき
な利用価値をもたらすものである。

（従来の技術および問題点） 従来の可塑性材料の送り装置としては、シリンダー内に
設けられたスクリューによって材料を移送するものや、
ギヤポンプのように一対のギヤの回転によって材料を移
送するものなどがある。

これらの装置によって可塑性材料を移送する場合、ホッ
パーに投入された材料は空隙に存在した空気が抱きこま
れ、そのまま移送されることになりそのため一定重量を
連続的に送ることは不可能となっていた。

このように抱きこまれた空気を脱気しながら移送する装
置の先行゛技術としては米国特許第３，５２６゜４７０
のサーキュレイティングポンプのような装置があるが、
この先行技術は空気の排除は可能であるが、送り出しの
計量機能を解決したものではない。

本発明は、この先行技術と全く異なった思想背景のもと
に為された。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記したような欠点を解決するものであり、材
料と共にある空気を押出し途中で強制的に脱気し一定密
度として連続的に計量して材料を送り出すを目的として
いる。

その構成は、中空円筒体の母線上に軸方向に設けたスリ
ットに出入り自在な平板を挿嵌するとともに、前記平板
の端部に外接するカムと内接するカムを設け、中空円筒
体を回転させた時、平板、外接カム、中空円筒体の外面
及びハウジング側壁で囲まれる部屋の外周室の容積が減
少するのと、羽根、内接カム、中空円筒体の内面及びハ
ウジング側壁で囲まれた部屋の内周室の容積が増大する
現象が相対的に行われると共に前記外周室と内周室がス
リットと平板の所定の隙間を介して連通させるようにし
て行うものである。

この発明の重要な特徴の一つは、ホッパー内にあっては
材料間の不定位置に混在していた空気塊は、平板によっ
て外周室に押し込まれてａｏの方向に移動する時は、移
動の最先端、つまり平板の背後に集まる現象を利用して
、平板の背面に溝等を設けて上記の外周室の先端にある
空気を内周室に導き、これを更に外部に排出して目的を
果たすものである。

本発明に於けるこの排出力は極めて強力に現れる１つま
り内周室は位置の移動とともに気密な状況のまま容積を
増大するから気圧が減少し、外周室の位置の移動と共に
容積を縮小する現象が、空気等を押し出す作用となるか
ら之と相呼応して材料に強力な脱気作用が働く。

この呼応作用は先ず空気を排除し、次に多少の材料も排
除しながら外周室の材料密度を上昇させ外周室に材料を
常に充満させて計量移送の目的を果たすものである。

（実施例） 以下本発明を一実施例に基づき説明すると食品材料１７
　（以下材料と言う）を投入するホッパー１の底部に中
空円筒体２が駆動シャフト３によって回転される。

中空円筒体２の母線上には、軸方向に所定間隔をおいて
スリット４を設け、そのスリット４にはその外周方向に
出入り自在な平板５を挿入している。

平板５はその表面に溝６がある。溝６は平板５が軸３に
よって回転するときはその進行方向の背面に位置してい
る。

中空円筒体２の外側には円筒体２に挿入された平板５の
外端が当接する外接カム８を設け、又円筒体２の内側に
は平板５の内端が当接する内接カム９を設けている。

中空円筒体２の外側には、円筒体２の外面、平板５、外
接カム８及びハウジング壁面１０によって囲まれる外周
室１１を有している。

又、円筒体２の内側には円筒体２の内面、平板５、内接
カム９及びハウジング壁面ｌＯによって囲まれる内周室
１２を有している。

第１図に示すように中空円筒体２がａの方向に回転する
と、平板５が外周カム８によって押し込まれ、そのため
外周室１１はその容積が徐々に減少する。

内周室１２は、逆に平板５が外接カム８によって押され
、中空円筒体２の内筒に入ってくるので、内接カム９の
面と共にその容積は増大する。

内接カム９の終端位置つまり、平板５を最も押出した位
置には空気排出口１３が設けである。

ホンパー１より抱き込まれて外周室１１に押し込まれた
空気１４は第１図に示したように平板５の背面に集まっ
て進行し、進行中に空気のすべては内周室１２に溝６の
穴から吸引されて、排出口１３から外（矢印すの方向）
に出される。

この時多少の材料１７も同時に排出されることがあるか
ら排出口１３はホッパー１内に導通させておく方が便利
である。

（発明の効果） 以上説明したように材料に抱き込まれた空気は中空円筒
体の回転によって移送される途中で強制的に脱気作用が
働き、材料は密度が一定になり乱貫のない材料を下流に
連続的に供給するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の側面断面図 第２図は本発明実施例の正面断面図 第３図は中空円筒体２の斜面視図を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）中空円筒体の母線上を軸方向に設けたスリットに
   、摺動自在な平板を挿入し、前記平板の端部に外接する
   カムと内接するカムを設け、中空円筒体を回転させた時
   、平板、外接カム、中空円筒体の外面及びハウジング側
   壁で囲まれる外周室の容積が減少するのと、平板、内接
   カム、中空円筒体の内面及びハウジング側壁で囲まれる
   内周室の容積が増大するのが相対的に行われると共に、
   前記外周室と内周室が平板の背面で連通していること、
   及び内接カムの終端に内周室と外部との連絡孔を設けた
   ことを特徴とする食品材料の計量送り装置。