JPS63207815A - 注型樹脂組成物 - Google Patents
注型樹脂組成物Info
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- JPS63207815A JPS63207815A JP4006487A JP4006487A JPS63207815A JP S63207815 A JPS63207815 A JP S63207815A JP 4006487 A JP4006487 A JP 4006487A JP 4006487 A JP4006487 A JP 4006487A JP S63207815 A JPS63207815 A JP S63207815A
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- filler
- glass fibers
- epoxy resin
- resin composition
- fiber
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- Pending
Links
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Landscapes
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- Organic Insulating Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明はたとへば樹脂成形碍子に使われる注型樹脂組成
物に関する。
物に関する。
(従来の技術)
注型絶縁は複1な形の製品をボイドレスに成形できるの
で、高圧機器の碍子にも使われている。
で、高圧機器の碍子にも使われている。
そして碍子などの埋金の形状は最近は複雑になり、絶縁
層の厚さも制約があるので、機器の運転・停止時の急熱
、急冷で亀裂が発生すると事故になるので高強度が要求
される。
層の厚さも制約があるので、機器の運転・停止時の急熱
、急冷で亀裂が発生すると事故になるので高強度が要求
される。
ところで、注型絶縁には絶縁性1機械特性にすぐれてい
るエポキシ樹脂が使われ、充てん材としてシリカ粉、ア
ルミナ粉、炭酸カルシウム等の無機質の粒子形充てん材
が50%以上添加され、遮断器等の操作ロンドのように
開閉時に衝撃力の加る部品には、ガラス繊維が添加され
る。
るエポキシ樹脂が使われ、充てん材としてシリカ粉、ア
ルミナ粉、炭酸カルシウム等の無機質の粒子形充てん材
が50%以上添加され、遮断器等の操作ロンドのように
開閉時に衝撃力の加る部品には、ガラス繊維が添加され
る。
しかし、シリカ粉、アルミナ粉、炭酸カルシウム等の無
機質の粒子形充てん材を入れると、脆くなり、埋金との
熱膨張係数の差で亀裂が発生しやすい、また、ガラス繊
維を添加すると、材料の流動性が落ちる。このため、第
1図に示すような装置を用い、シリンダ2にガラス繊維
強化注型材料4を満たし、ピストン3で金型1に注入す
る方法もとられている。
機質の粒子形充てん材を入れると、脆くなり、埋金との
熱膨張係数の差で亀裂が発生しやすい、また、ガラス繊
維を添加すると、材料の流動性が落ちる。このため、第
1図に示すような装置を用い、シリンダ2にガラス繊維
強化注型材料4を満たし、ピストン3で金型1に注入す
る方法もとられている。
しかし、得られた注型品は、繊維が流れ方向に配向して
繊維方向に直角な曲げ荷重には強いが、繊維方向に平行
な曲げ荷重に弱い。
繊維方向に直角な曲げ荷重には強いが、繊維方向に平行
な曲げ荷重に弱い。
(発明の目的)
本発明は繊維方向の亀裂を防ぐとともに繊維直角の力に
も強い注型樹脂組成物を得ることを目的とする。
も強い注型樹脂組成物を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、エポキシ樹脂に充てん材、硬化剤、を混入し
た注型樹脂組成物において、充てん材として長いガラス
繊維と短いガラス繊維および無機質の粒子状充てん材を
高密度で充てんするものである。
た注型樹脂組成物において、充てん材として長いガラス
繊維と短いガラス繊維および無機質の粒子状充てん材を
高密度で充てんするものである。
(作 用)
短いガラス繊維は注型時に方向性がない状態で流れて固
定化される。
定化される。
(実施例)
第3図は、本発明の注型樹脂組成物の模式図で、硬化剤
と着色剤を入れたエポキシ樹脂中に長いガラス繊維13
とその間に形成される隙間に短いガラス繊維14と粒子
状充てん材15を高密度に充てんして構成している。
と着色剤を入れたエポキシ樹脂中に長いガラス繊維13
とその間に形成される隙間に短いガラス繊維14と粒子
状充てん材15を高密度に充てんして構成している。
マトリックスとなるエポキシ樹脂は、第5図に示す粘度
のビスフェノール型エポキシ樹脂を用いた。また、長い
ガラス繊維と短いガラス繊維は、の割合で全方てん材の
50〜80%を占める。
のビスフェノール型エポキシ樹脂を用いた。また、長い
ガラス繊維と短いガラス繊維は、の割合で全方てん材の
50〜80%を占める。
配合物の一例として長い繊維状充てん材に長さ約3閣、
直径13−のガラス繊維(日本硝子繊維株式会社、商品
名:マイクログラスチョツプドストランド)20重量部
、短い繊維状充てん材に平均長さ507m、直径13.
のガラス繊維(日本板硝子株式会社、商品名:ミルドフ
ァイバーREV−7)100重量部、無機質の粒子充て
ん材としてシリカ粉(株式会社龍森、商品名:クリスタ
ライト5×)80重量部、酸無水物硬化剤(日立化成株
式会社、商品名: HN−2200) 85重量部、エ
ポキシ樹脂は前述したビスフェノール型エポキシ樹脂(
シェル化学株式会社、商品名:エピコート828) 1
00重量部を所定の条件で混合脱泡を行う、このように
して得られた注型樹脂組成物に硬化促進剤を規定量添加
し、第1図に示したシリンダー2に投入、金型1に注入
後所定時間で硬化する。
直径13−のガラス繊維(日本硝子繊維株式会社、商品
名:マイクログラスチョツプドストランド)20重量部
、短い繊維状充てん材に平均長さ507m、直径13.
のガラス繊維(日本板硝子株式会社、商品名:ミルドフ
ァイバーREV−7)100重量部、無機質の粒子充て
ん材としてシリカ粉(株式会社龍森、商品名:クリスタ
ライト5×)80重量部、酸無水物硬化剤(日立化成株
式会社、商品名: HN−2200) 85重量部、エ
ポキシ樹脂は前述したビスフェノール型エポキシ樹脂(
シェル化学株式会社、商品名:エピコート828) 1
00重量部を所定の条件で混合脱泡を行う、このように
して得られた注型樹脂組成物に硬化促進剤を規定量添加
し、第1図に示したシリンダー2に投入、金型1に注入
後所定時間で硬化する。
(実施例の作用および効果)
エポキシ樹脂、硬化剤、から成る混合物に長いガラス繊
維と短いガラス繊維およびシリカ粉から成る充てん材を
混合することにより、第3図に示すごとく材料の注入時
に長いガラス繊維13が一方向に配向しても短いガラス
繊維14がランダムに充てんされるため、硬化時の体積
収縮率が減少し、第2図に示すような注型品内部の亀裂
11はなくなる。
維と短いガラス繊維およびシリカ粉から成る充てん材を
混合することにより、第3図に示すごとく材料の注入時
に長いガラス繊維13が一方向に配向しても短いガラス
繊維14がランダムに充てんされるため、硬化時の体積
収縮率が減少し、第2図に示すような注型品内部の亀裂
11はなくなる。
また、繊維方向に平行な曲げ荷重にも2倍以上の強度と
なる。無機質の粒子充てん材の添加量を80重量部一定
とし、長いガラス繊維と短いガラス繊維の混合物を12
0重量部として、それぞれの繊維の比率を変えた時の曲
げ強さを第6図に示す。
なる。無機質の粒子充てん材の添加量を80重量部一定
とし、長いガラス繊維と短いガラス繊維の混合物を12
0重量部として、それぞれの繊維の比率を変えた時の曲
げ強さを第6図に示す。
試料は第2図に示す遮断器用操作ロッド9から機械加工
で得た。°また、荷重は、繊維方向と平行に加わるよう
にした。試験の詳細はJISK6911に準じた。
で得た。°また、荷重は、繊維方向と平行に加わるよう
にした。試験の詳細はJISK6911に準じた。
第6図かられかるように、短いガラス繊維/(長いガラ
ス繊維+短いガラス繊維) =O,S〜0.8で短い繊
維を配合しない場合に比べ曲げ強さが約2倍程改良され
た。
ス繊維+短いガラス繊維) =O,S〜0.8で短い繊
維を配合しない場合に比べ曲げ強さが約2倍程改良され
た。
以上述べたように本発明によれば、長いガラス繊維と短
いガラス繊維およびシリカ粉を高密度に充てんすること
により、長いガラス繊維の配向か・らくる注型品内部の
亀裂は、短いガラス繊維をランダムに分散させることに
よって皆無となる。また、w&維の配向による強度の方
向性を改良した信頼性の高い注型品が得られる。
いガラス繊維およびシリカ粉を高密度に充てんすること
により、長いガラス繊維の配向か・らくる注型品内部の
亀裂は、短いガラス繊維をランダムに分散させることに
よって皆無となる。また、w&維の配向による強度の方
向性を改良した信頼性の高い注型品が得られる。
第1図は、ガラス繊維を含有する注型材料の注入装置、
第2図は、真空遮断器等の操作ロンド、第3図は、本発
明の注型樹脂組成物における充てん材の充てん状態を示
す模式図、第4図は、JISK6911に準じた曲げ試
験の状況、第5図は、本発明に用いたエポキシ樹脂の粘
度一温度特性を示し、第6図は、無機質の粒子布てん材
の配合量、ガラス繊維混合物の配合量を一定にし、長い
ガラス繊維と短いガラス繊維の配合比を変えた時の曲げ
強さを示す。 4・・・注型材料 10・・・ガラス繊維13
・・・長いガラス繊維 14・・・短いガラス繊維1
5・・・シリカ粉 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文 第 1vlJ 第 2 図 第3図 第4図 之!ムー 汽 (°と) 第5図
第2図は、真空遮断器等の操作ロンド、第3図は、本発
明の注型樹脂組成物における充てん材の充てん状態を示
す模式図、第4図は、JISK6911に準じた曲げ試
験の状況、第5図は、本発明に用いたエポキシ樹脂の粘
度一温度特性を示し、第6図は、無機質の粒子布てん材
の配合量、ガラス繊維混合物の配合量を一定にし、長い
ガラス繊維と短いガラス繊維の配合比を変えた時の曲げ
強さを示す。 4・・・注型材料 10・・・ガラス繊維13
・・・長いガラス繊維 14・・・短いガラス繊維1
5・・・シリカ粉 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文 第 1vlJ 第 2 図 第3図 第4図 之!ムー 汽 (°と) 第5図
Claims (2)
- (1)エポキシ樹脂に充てん材と硬化剤を混入してなる
注型材料において、前記充てん材として繊維長の異なる
二種類の繊維状充てん材と粒子状充てん材を高密度で充
てんしたことを特徴とする注型樹脂組成物。 - (2)繊維状充てん材は、繊維長3〜6mmのガラス繊
維と平均繊維長30〜70μmのガラス繊維を平均繊維
■30〜70μmのガラス繊維/ (平均繊維長30〜70μmのガラス繊維+長さ3〜6
mmのガラス繊維)=0.5〜0.8 の割合で全充てん材の50〜80%としたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の注型樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4006487A JPS63207815A (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 注型樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4006487A JPS63207815A (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 注型樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63207815A true JPS63207815A (ja) | 1988-08-29 |
Family
ID=12570493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4006487A Pending JPS63207815A (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 注型樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63207815A (ja) |
-
1987
- 1987-02-25 JP JP4006487A patent/JPS63207815A/ja active Pending
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