JPS6320762Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320762Y2 JPS6320762Y2 JP1982174807U JP17480782U JPS6320762Y2 JP S6320762 Y2 JPS6320762 Y2 JP S6320762Y2 JP 1982174807 U JP1982174807 U JP 1982174807U JP 17480782 U JP17480782 U JP 17480782U JP S6320762 Y2 JPS6320762 Y2 JP S6320762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- double
- linear
- sided
- tile
- tiles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、タイルの表裏に同一形状の溝を設け
た両面兼用タイルに関するものである。
た両面兼用タイルに関するものである。
従来、階段部分をタイル施工する場合、平物タ
イルと段鼻タイルを用いるようにしている。な
お、実開昭54−37911号公報には、四辺を傾斜面
として端面同志を重ね合せることができる矩形建
築用板が記載されている。
イルと段鼻タイルを用いるようにしている。な
お、実開昭54−37911号公報には、四辺を傾斜面
として端面同志を重ね合せることができる矩形建
築用板が記載されている。
従来階段部分においては必ず段鼻タイルが必要
であり、少なくとも2種類以上のタイルすなわち
平物タイル、段鼻タイルを用いなければ階段部分
の納まりができなかつた。更に平物タイルではそ
の裏面は裏足としての機能をもたせ表面のデザイ
ン機能と明確に分離していた。
であり、少なくとも2種類以上のタイルすなわち
平物タイル、段鼻タイルを用いなければ階段部分
の納まりができなかつた。更に平物タイルではそ
の裏面は裏足としての機能をもたせ表面のデザイ
ン機能と明確に分離していた。
実開昭54−37911号に記載の矩形建築用板は、
表裏両面とも平滑であるので、滑り易く、階段用
タイルとしては使用することができない。
表裏両面とも平滑であるので、滑り易く、階段用
タイルとしては使用することができない。
本考案は階段にタイルを貼る場合段鼻タイルを
不要とし、また表裏兼用できる両面兼用タイルを
提供することを目的とする。
不要とし、また表裏兼用できる両面兼用タイルを
提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本考案の両面兼用
タイル(以下、両面タイルと略)は、正方形で、
4つの側面においてその対向する側面が45゜の傾
きで同一方向に傾斜した傾斜面を有し、表裏面に
同一方向同一面状の線状溝と線状凸部とを交互に
平行に多数設けてあり、かつ表面の線状溝と裏面
の線状凸部とを相対向させてあることを特徴とす
る。
タイル(以下、両面タイルと略)は、正方形で、
4つの側面においてその対向する側面が45゜の傾
きで同一方向に傾斜した傾斜面を有し、表裏面に
同一方向同一面状の線状溝と線状凸部とを交互に
平行に多数設けてあり、かつ表面の線状溝と裏面
の線状凸部とを相対向させてあることを特徴とす
る。
以下本考案を実施例に従つて説明する。
第1図は本考案に係る両面タイル1の平面図、
第2図はその正面図、第3図はその左側面図、第
4図は両面タイル1を階段へ配列施工した部分斜
視図である。両面タイル1は、正方形で四つの側
面においてその対向する側面が互いに同方向に表
面又は裏面に対し45゜の傾きの傾斜面2であり、
該傾斜面2が隣接する両面タイル1の傾斜面2と
当接し表面から見れば両面タイル1間の細い継ぎ
目5のみが見えるようにした。更に両面タイル1
の表裏面には同一方向、同一面状の線状溝3及び
該線状溝3間の線状凸部4を表裏面互いに対称で
なくズラした位置すなわち表面の線状溝3と裏面
の線状凸部4が相対向してに設けられている。こ
の同一面状とは、まず第一に表面における側辺と
側辺線状溝3aの幅11、側辺に接する側辺線状
凸部4aの幅12及び裏面における側辺と側辺線
状溝3a′の幅13及び側辺に接する側辺線状凸部
4a′の幅14が夫々等しい(11=12=13=
14)こと、第二に表裏面の内側の線状溝3の幅
15,16が等しい(15=16)ことである。
また必要に応じ11乃至16を全て等しい幅とす
ることもできる。上記した11乃至14を等しく
したこと、表裏面の線状溝3の幅15,16を等
しくしたこと及び表裏の線状溝と線状凸部とを相
対向させたことの理由は、共に隣接する両面タイ
ル1の線状溝3及び線状凸部4が夫々連続して一
様に繋がるように配列施工されるためである。更
に両面タイル1が正方形の形状であるのは、両面
タイル1を平面上で90゜回転させた時に両面タイ
ル1の目地方向を回転前と同じく配列させるため
である。
第2図はその正面図、第3図はその左側面図、第
4図は両面タイル1を階段へ配列施工した部分斜
視図である。両面タイル1は、正方形で四つの側
面においてその対向する側面が互いに同方向に表
面又は裏面に対し45゜の傾きの傾斜面2であり、
該傾斜面2が隣接する両面タイル1の傾斜面2と
当接し表面から見れば両面タイル1間の細い継ぎ
目5のみが見えるようにした。更に両面タイル1
の表裏面には同一方向、同一面状の線状溝3及び
該線状溝3間の線状凸部4を表裏面互いに対称で
なくズラした位置すなわち表面の線状溝3と裏面
の線状凸部4が相対向してに設けられている。こ
の同一面状とは、まず第一に表面における側辺と
側辺線状溝3aの幅11、側辺に接する側辺線状
凸部4aの幅12及び裏面における側辺と側辺線
状溝3a′の幅13及び側辺に接する側辺線状凸部
4a′の幅14が夫々等しい(11=12=13=
14)こと、第二に表裏面の内側の線状溝3の幅
15,16が等しい(15=16)ことである。
また必要に応じ11乃至16を全て等しい幅とす
ることもできる。上記した11乃至14を等しく
したこと、表裏面の線状溝3の幅15,16を等
しくしたこと及び表裏の線状溝と線状凸部とを相
対向させたことの理由は、共に隣接する両面タイ
ル1の線状溝3及び線状凸部4が夫々連続して一
様に繋がるように配列施工されるためである。更
に両面タイル1が正方形の形状であるのは、両面
タイル1を平面上で90゜回転させた時に両面タイ
ル1の目地方向を回転前と同じく配列させるため
である。
第4図に上記した両面タイル1を階段に施工し
た部分斜視図を示す。階段の踏み面A、蹴り上げ
面B及びその他の平坦面Cにおいても線状溝3が
同一方向となるように夫々の傾斜面2を当接して
なる。
た部分斜視図を示す。階段の踏み面A、蹴り上げ
面B及びその他の平坦面Cにおいても線状溝3が
同一方向となるように夫々の傾斜面2を当接して
なる。
以上の如くしてなる本考案の両面タイルの効果
を記すと、次の通りである。
を記すと、次の通りである。
1 第4図の如く、特別な形状である段鼻タイル
を使用せず、階段の踏み面A、蹴上げ面Bも共
に平坦面Cと同じ形状の平坦な両面タイルを使
用できる。
を使用せず、階段の踏み面A、蹴上げ面Bも共
に平坦面Cと同じ形状の平坦な両面タイルを使
用できる。
2 両面タイルの傾斜面は45゜で傾斜しているた
め夫々の両面タイルを当接した時その継ぎ目間
すなわち目地はきわめて狭くなり目地詰めを必
要としない。
め夫々の両面タイルを当接した時その継ぎ目間
すなわち目地はきわめて狭くなり目地詰めを必
要としない。
3 線状溝と線状凸部とを交互に多数平行に設け
た表面及び裏面の模様は、タイル施工時にタイ
ル裏面としての機能とタイル表面におけるデザ
イン機能を兼ね備えている。
た表面及び裏面の模様は、タイル施工時にタイ
ル裏面としての機能とタイル表面におけるデザ
イン機能を兼ね備えている。
第1図は両面タイルの平面図、第2図はその正
面図、第3図はその左側面図、第4図は両面タイ
ルを階段へ施工した状態を示す一部斜視図。 1……両面兼用タイル、2……傾斜面、3……
線状溝、4……線状凸部。
面図、第3図はその左側面図、第4図は両面タイ
ルを階段へ施工した状態を示す一部斜視図。 1……両面兼用タイル、2……傾斜面、3……
線状溝、4……線状凸部。
Claims (1)
- 正方形で、四つの側面においてその対向する側
面が45゜の傾きで同一方向に傾斜した傾斜面を有
し、表裏面に同一方向同一面状の線状溝と線状凸
部とを交互に平行に多数設けてあり、かつ表面の
線状溝と裏面の線状凸部とを相対向させてあるこ
とを特徴とする両面兼用タイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17480782U JPS5978434U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 両面兼用タイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17480782U JPS5978434U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 両面兼用タイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5978434U JPS5978434U (ja) | 1984-05-28 |
JPS6320762Y2 true JPS6320762Y2 (ja) | 1988-06-08 |
Family
ID=30380470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17480782U Granted JPS5978434U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 両面兼用タイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5978434U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013169216A1 (en) * | 2012-04-24 | 2013-11-14 | Scg Building Materials Co., Ltd | Ceramic tile |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6091890B2 (ja) * | 2012-12-28 | 2017-03-08 | 株式会社タイボー | 階段ユニット |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437911B2 (ja) * | 1975-06-24 | 1979-11-17 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437911U (ja) * | 1977-08-20 | 1979-03-13 | ||
JPS54120131U (ja) * | 1978-02-07 | 1979-08-22 |
-
1982
- 1982-11-17 JP JP17480782U patent/JPS5978434U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437911B2 (ja) * | 1975-06-24 | 1979-11-17 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013169216A1 (en) * | 2012-04-24 | 2013-11-14 | Scg Building Materials Co., Ltd | Ceramic tile |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5978434U (ja) | 1984-05-28 |
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