JPS63207557A - 金属表面の仕上げ方法 - Google Patents
金属表面の仕上げ方法Info
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- JPS63207557A JPS63207557A JP3453387A JP3453387A JPS63207557A JP S63207557 A JPS63207557 A JP S63207557A JP 3453387 A JP3453387 A JP 3453387A JP 3453387 A JP3453387 A JP 3453387A JP S63207557 A JPS63207557 A JP S63207557A
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Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は金属表面上にヘアライン仕上げ状の磨き目模様
を有する表面仕上げ方法に関する。
を有する表面仕上げ方法に関する。
(従来の技術)
従来より建材、特に内装材、外装材或は屋根材等に使用
される金属の表面仕上げとしては、いわゆるヘアライン
仕上げが多用されているが、最近、これらの材料につい
て装飾性および耐食性の点から、ヘアライン仕上げ状の
磨き目模様を有するメッキ製品を要求する傾向が多くな
ってきた。しかしながらメッキではヘアライン仕上げ状
の磨き目模様を施したものは見当らない。
される金属の表面仕上げとしては、いわゆるヘアライン
仕上げが多用されているが、最近、これらの材料につい
て装飾性および耐食性の点から、ヘアライン仕上げ状の
磨き目模様を有するメッキ製品を要求する傾向が多くな
ってきた。しかしながらメッキではヘアライン仕上げ状
の磨き目模様を施したものは見当らない。
その理由として、例えば電気メッキを施して得られた金
属表面にヘアライン仕上げ状の磨き目模様を付ける方法
が考えられるが、この方法によるときは、研削ブラシで
該表面を研削しなければならず、工数がかかって経済的
ではないし、しかも、地の金属(被処理金属)表面が露
出して耐食性が劣化するなどの問題点があるからである
。
属表面にヘアライン仕上げ状の磨き目模様を付ける方法
が考えられるが、この方法によるときは、研削ブラシで
該表面を研削しなければならず、工数がかかって経済的
ではないし、しかも、地の金属(被処理金属)表面が露
出して耐食性が劣化するなどの問題点があるからである
。
(解決すべき問題点)
本発明者らは、簡単な手段により表面にヘアライン仕上
げ状の磨き目模様を有する仕上げを行う方法につき種々
検討した結果、本発明者らが先に発明したメカニカルメ
ッキ方法(特願昭61−107764号)において、特
定の条件を設定することによって、メッキ層面に金属ブ
ラシのブラシ目が残りヘアライン仕上げと同様な表面仕
上げ層、すなわち、ヘアライン仕上げ状の磨き目模様を
得ることを新規に知見し本発明を完成するに至ったもの
で、本発明の目的は簡単な手段により被処理金属表面上
にヘアライン仕上げ状の磨き目模様を施す方法を提供す
るにある。
げ状の磨き目模様を有する仕上げを行う方法につき種々
検討した結果、本発明者らが先に発明したメカニカルメ
ッキ方法(特願昭61−107764号)において、特
定の条件を設定することによって、メッキ層面に金属ブ
ラシのブラシ目が残りヘアライン仕上げと同様な表面仕
上げ層、すなわち、ヘアライン仕上げ状の磨き目模様を
得ることを新規に知見し本発明を完成するに至ったもの
で、本発明の目的は簡単な手段により被処理金属表面上
にヘアライン仕上げ状の磨き目模様を施す方法を提供す
るにある。
(問題点を解決するための手段)
すなわち、本発明は線径が0.05〜3mnのメッキ金
属のワイヤからなるワイヤブラシを被処理金属の表面上
に接触させ、前記ワイヤブラシと被処理金属との相対運
動により前記被処理金属の表面を活性化させて該表面に
ヘアライン仕上げ状の磨き目模様を有するメッキ層を前
記ワイヤブラシの金属をもって機械的に形成することを
特徴とする金属表面の仕上げ方法である。
属のワイヤからなるワイヤブラシを被処理金属の表面上
に接触させ、前記ワイヤブラシと被処理金属との相対運
動により前記被処理金属の表面を活性化させて該表面に
ヘアライン仕上げ状の磨き目模様を有するメッキ層を前
記ワイヤブラシの金属をもって機械的に形成することを
特徴とする金属表面の仕上げ方法である。
本発明をさらに具体的に説明すると、被処理金属として
は冷間圧延または熱間圧延による鋼板、またはCu、
Ti、A1等の金属輝若しくは金属帯の何れでもよいが
特に冷間圧延したステンレス鋼板帯が好ましく、他方、
ワイヤブラシに使用されるメッキ金属としてはCu、
Ni、 Zn、 Tiの金属又はこれらの金属のいずれ
か2種以上の金属からなる合金であって、最も好ましい
金属としてはCuである。
は冷間圧延または熱間圧延による鋼板、またはCu、
Ti、A1等の金属輝若しくは金属帯の何れでもよいが
特に冷間圧延したステンレス鋼板帯が好ましく、他方、
ワイヤブラシに使用されるメッキ金属としてはCu、
Ni、 Zn、 Tiの金属又はこれらの金属のいずれ
か2種以上の金属からなる合金であって、最も好ましい
金属としてはCuである。
そして、このメッキ金属よりなるワイヤをもって、ワイ
ヤブラシを形成し、このワイヤブラシと被処理金属とを
非酸化性雰囲気である窒素ガス中、または真空中若しく
は処理温度が低温で酸化が問題とならないような場合は
大気中でそれぞれ接触させる。接触する際の温度につい
ては極端、に低温または高温でなければよく、通常−2
0〜300℃の範囲が好適である。
ヤブラシを形成し、このワイヤブラシと被処理金属とを
非酸化性雰囲気である窒素ガス中、または真空中若しく
は処理温度が低温で酸化が問題とならないような場合は
大気中でそれぞれ接触させる。接触する際の温度につい
ては極端、に低温または高温でなければよく、通常−2
0〜300℃の範囲が好適である。
次に、本発明によるヘアライン仕上t7状の磨き目模様
の形成過程を第1図(a)及び同図(b)をもって説明
する。第1図(a)は本発明の表面処理の初期段階、同
図(b)はメッキ層の成長段階をそれぞれ示す。図にお
いて被処理金属1の上にワイヤブラシ3のワイヤ2を接
触させ、ワイヤブラシ3と被処理金属1とを相対運動さ
せることによりワイヤ2の金属を被処理金属1の表面上
にメカニカルメッキを行う。しかして、ワイヤブラシ3
のワイヤ2の先端は平坦ではないためメッキ層4はワイ
ヤ2の先端部分が凸状に形成され、山部5と山部5の間
隔はワイヤ2の線径に相当する。このメカニカルメッキ
操作を継続するにしたがって、ワイヤ2の先端は丸みを
帯びメッキ層4は発達するが、ワイヤ2の先端は山部5
に邪魔されて谷部6に接触しなくなり、山部5のみ発達
するようになり、結局山部5と谷部6とが形成されてヘ
アライン仕上げ状の磨き目模様が得られる。本発明はワ
イヤブラシ3のワイヤ2の線径を0.05〜31TI1
1に変えることにより所望のヘアライン仕上げ状の磨き
目模様を得ることが可能である。ワイヤ2の線径を0.
05〜3W11の範囲に限定した理由は、線径が0.0
5mn未満のときはヘアライン仕上げ状の磨き目模様が
被処理金属表面に付着しにくいため明瞭でなくなり、一
方3nnより大きいときはワイヤの剛性が大きすぎて前
記模様は粗くなり装飾性が失なわれるからである。
の形成過程を第1図(a)及び同図(b)をもって説明
する。第1図(a)は本発明の表面処理の初期段階、同
図(b)はメッキ層の成長段階をそれぞれ示す。図にお
いて被処理金属1の上にワイヤブラシ3のワイヤ2を接
触させ、ワイヤブラシ3と被処理金属1とを相対運動さ
せることによりワイヤ2の金属を被処理金属1の表面上
にメカニカルメッキを行う。しかして、ワイヤブラシ3
のワイヤ2の先端は平坦ではないためメッキ層4はワイ
ヤ2の先端部分が凸状に形成され、山部5と山部5の間
隔はワイヤ2の線径に相当する。このメカニカルメッキ
操作を継続するにしたがって、ワイヤ2の先端は丸みを
帯びメッキ層4は発達するが、ワイヤ2の先端は山部5
に邪魔されて谷部6に接触しなくなり、山部5のみ発達
するようになり、結局山部5と谷部6とが形成されてヘ
アライン仕上げ状の磨き目模様が得られる。本発明はワ
イヤブラシ3のワイヤ2の線径を0.05〜31TI1
1に変えることにより所望のヘアライン仕上げ状の磨き
目模様を得ることが可能である。ワイヤ2の線径を0.
05〜3W11の範囲に限定した理由は、線径が0.0
5mn未満のときはヘアライン仕上げ状の磨き目模様が
被処理金属表面に付着しにくいため明瞭でなくなり、一
方3nnより大きいときはワイヤの剛性が大きすぎて前
記模様は粗くなり装飾性が失なわれるからである。
次に実施例をもって本発明を具体的に説明する。
(実施例)
第2図において被処理金属1の表面にワイヤブラシ3を
回転接触させ、下記条件で実施した結果、0.2nyn
ピツチのヘアライン仕上げ状の磨き目模様の平均厚さ2
μmを有するメッキ層4が形成された。
回転接触させ、下記条件で実施した結果、0.2nyn
ピツチのヘアライン仕上げ状の磨き目模様の平均厚さ2
μmを有するメッキ層4が形成された。
メッキ金属のワイヤ材質 Cu
線径 0.2+nm
線長 60+nm
ワイヤブラシ 外径 250nwn回転数 240
Orpm 接触回数 3回 切込量 3mn 被処理金属 材質5US304ステンレス鋼帯板
厚 0.4wn 移動速度 2m/m1n (備考) 切込量t=r−r’ r:ワイヤブラシ3の外周が被処理金属1の表面に接触
したときのワイヤブラシ3の中心0と被処理金属1の表
面との距離 r′=メッキするためにワイヤブラシ3を被処理金属1
の表面に垂直に押しつけたときのワイヤブラシ3の中心
0′と被処理金属1の表面との距離 (発明の効果) 本発明方法によって得られたヘアライン仕上げ状の磨き
自模様の金属鋼板帯は重厚感が加わって装飾性に富むの
で内装材に適しており、一方、耐食性にすぐれているた
め屋根材および外装材に好適であるなど本発明の実用的
効果は著しく大きい。
Orpm 接触回数 3回 切込量 3mn 被処理金属 材質5US304ステンレス鋼帯板
厚 0.4wn 移動速度 2m/m1n (備考) 切込量t=r−r’ r:ワイヤブラシ3の外周が被処理金属1の表面に接触
したときのワイヤブラシ3の中心0と被処理金属1の表
面との距離 r′=メッキするためにワイヤブラシ3を被処理金属1
の表面に垂直に押しつけたときのワイヤブラシ3の中心
0′と被処理金属1の表面との距離 (発明の効果) 本発明方法によって得られたヘアライン仕上げ状の磨き
自模様の金属鋼板帯は重厚感が加わって装飾性に富むの
で内装材に適しており、一方、耐食性にすぐれているた
め屋根材および外装材に好適であるなど本発明の実用的
効果は著しく大きい。
第1図は本発明の表面仕上げ方法の形成過程の説明図で
あり、第2図は、本発明の実施例に用いた装置の側断面
図である。
あり、第2図は、本発明の実施例に用いた装置の側断面
図である。
Claims (1)
- 1、線径が0.05〜3mmのメッキ金属のワイヤから
なるワイヤブラシを被処理金属の表面上に接触させ、前
記ワイヤブラシと被処理金属との相対運動により前記被
処理金属の表面を活性化させて該表面にヘアライン仕上
げ状の磨き目模様を有するメッキ層を前記ワイヤブラシ
の金属をもって機械的に形成することを特徴とする金属
表面の仕上げ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3453387A JPS63207557A (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | 金属表面の仕上げ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3453387A JPS63207557A (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | 金属表面の仕上げ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63207557A true JPS63207557A (ja) | 1988-08-26 |
Family
ID=12416913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3453387A Pending JPS63207557A (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | 金属表面の仕上げ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63207557A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007144912A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Showa Jitsugyo Kk | 木調合成樹脂製建材の製造方法 |
CN113524962A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-10-22 | 深圳市朗形网络科技有限公司 | 一种定制化金属纪念品的加工工艺 |
-
1987
- 1987-02-19 JP JP3453387A patent/JPS63207557A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007144912A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Showa Jitsugyo Kk | 木調合成樹脂製建材の製造方法 |
CN113524962A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-10-22 | 深圳市朗形网络科技有限公司 | 一种定制化金属纪念品的加工工艺 |
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