JPS63206655A - 生体代謝動態測定装置 - Google Patents

生体代謝動態測定装置

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JPS63206655A
JPS63206655A JP62039339A JP3933987A JPS63206655A JP S63206655 A JPS63206655 A JP S63206655A JP 62039339 A JP62039339 A JP 62039339A JP 3933987 A JP3933987 A JP 3933987A JP S63206655 A JPS63206655 A JP S63206655A
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pulse
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light
light pulse
optical
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Yoshio Cho
吉夫 張
Masahiko Kanda
昌彦 神田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Biomedical Technology (AREA)
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] この発明は生体代謝動態測定装置に関し、特に、人体ま
たは動物体における器官やその他の部分におけるヘモグ
ロビンの酸素化状態や血液量の変化とともに、細胞質状
チトクロームの酸化還元作用の変化を未侵襲的に測定す
るような生体代謝動態測定装置に関する。
[従来の技術] 第7図は従来の体内器官にお【プる代謝作用を測定する
ための装置の構成を示す図であり、第8図および第9図
は従来の測定装置において検出される光の光路を示す図
である。
第7図に示した8Mは、特開昭57−115232号公
報に記載されたものである。この第7図に示した例では
、近赤外部光源1は貢なった波長の近赤外光を交互に放
射する。この近赤外光は光学ファイバ2を介して人体の
頭部3を通過し、検波システム4がその強度を測定する
。調整装置5は単色閃光の速度と順序を調整し、検波し
た光信号を復調させる。フィードバック調整システム6
は1波長で検波した光信号を検波感度の陰電気フィ°−
ドパツク調整により一定に保持し、透視時間中に検波器
官内の血液量の変化によって生ぜしめられた透過率の変
化を補正する。出力調整回路7は受信した基準および測
定信号と同時にフィードバック電圧血液量指示信号を出
力する。
上述の第7図に示した装置では、700 run〜13
00nmの範囲の光を頭部3から入射し、脳内のヘモグ
ロビンの酸素化状態、血液量や細胞賀状チトクロームの
酸化還元作用の変化を、頭部3の透過光を検出すること
によって捉えることができる。
この際、ヘモグロビンの等吸収点である8 05 r+
mを基準波長として、脱酸素化ヘモグロビンが約760
nmのところに小ピークを有することや、700nm〜
1300nmの波長範囲にチトクロームaa3の酸素依
存の吸収体を有することを利用している。
また、特開昭60−72542号公報においても、上述
の説明と同様にして、波長帯の光と吸光特性を用いて、
生体におけるヘモグロビン、ミオグロビンなどの酸素分
子と結合し得る蛋白質の酸素との結合状態を量的に2次
元分布で観測することができ、呼吸鋼の構成成分である
チトクローム類等の酸化、還元状態からチト]ンドリア
の酸素濃度を2次元分布で観測できる光CT装置が提案
されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、たとえ700nm 〜1300nmの光
が可視光領域より生体透過性が高くても生体に照射し、
その透過光を検出した場合、入射された光はヘモグロビ
ンの大きさに比べて、その波長が短いために、生体内に
入射された直後に散乱と吸収を受け、検出された光は拡
散された光の成分を捉えていることになる。このことは
、たとえばC1C,Johnson、  “0ptic
al  D Hfuslon InBfood”  I
 EEE  TRANSACTIONONBIO−ME
DTCAL  ENGINEERING  Vol、B
ME−17No、2.19701)I)129〜133
に記載されている。
すなわち、第8図に示すように、生体に入射された光を
検出器9で検出するように構成した場合、検出器9によ
って検出された光は、入射光と検出器9とを結ぶ直線で
ある光路10aを通過してきた光のほかに、散乱、拡散
されて光路10a以外の光路10b、10cを通過して
きた光をも含んでいることになる。このように、常に透
過光を検出した場合は、検出光が生体内のどの経路を通
過してきたかは限定できず、第7図に示したような装置
の場合には、その測定対象生体の内部の全体もしくは第
9図に示すように、入射光と検出器9とを結ぶ光路10
aよりはるかに幅の広い光路(第9図における斜線部分
)の情報しか捉えられないことになる。臨床的に生体の
血行障害などの器官性障害やその程度を診断する場合に
は、障害を受けている位置が問題となるために、このよ
うな生体内部の広い範囲の情報では意味をなさない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、入射光と検出部
を結ぶ直進成分の光のみを検出して、正確な位置での血
行動態や呼吸動態などの生態代謝動態を観測できるよう
な生体代謝動態測定装置を提供することである。
r問題点を解決するための手段] この発明は生体代謝動態測定装置であって、複数の波長
の高繰返し超短光パルスを発生する光源と、光源から発
生された超短光パルスを参照光パルスとサンプル光パル
スとに分岐する光分岐手段と、分岐された参照光パルス
を導光する参照光路と、分岐されたサンプル光パルスを
生体に導き、その生体を通過したサンプル光パルスを導
光するサンプル光路と、参照光路とサンプル光路のいず
れか一方の光パルスを遅延する遅延手段と、参照光路を
導光してきた参照光パルスとサンプル光路を通過してき
たケンプル光パルスを所定の角度で集光する集光手段と
、集光された光パルスに基づいて第2高調波を発生ずる
結晶と、結晶から発生されたM2高調波を検出する光電
子増倍管と、光電子増信管の出力のフォトンを計数し、
その計数値を所定の数だけ平均して平均値を求め、その
平均値に基づいて遅延手段の遅延量を変化させ、その遅
延時間と遅延時間内にお(プる平均値とに基づいて、生
体を通過した参照光パルスとサンプル光パルスの遅延量
がOのときにおける第2高調波の)Aトンを計数した値
のフォトン平均値を出力する測定演算手段と、光源と測
定演算手段を制御して複数の波長におけるフォトン平均
値を記憶し、各波長のフォトン平均値に基づいて生体内
の代謝動態を算出して出力する制御手段とから構成され
る。
[作用] この発明による生体代謝動態測定装置では、生体を通過
したサンプル光パルスと参照光パルスの遅延量が0のと
きにおける結晶から発生された第2高調波のフォトンを
計数した値の平均値を求めるようにしたので、生体透過
光中の散乱成分を除去でき、生体内を直進した成分のみ
を検出できるため、透過光を用いて生体内の情報を検出
する際に、位置情報がより明確になる。
[発明の実施例コ 第1図はこの発明の詳細な説明するための図であり、第
2図は第1図に示した生体代謝動態測定装置に与えられ
る超短光パルスの一例を示す図であり、第3図は参照光
パルスと生体透過光パルスとこれらのパルスの第2高調
波を示す波形図であり、第4図は第2高調波の遅延時間
に対する曲線S(τ)の測定を説明するための波形図で
ある。
ここで、τは遅延時間である。
まず、第1図ないし第4図を参照して、この発明の原理
について説明する。この発明では高繰返し超短光パルス
が用いられる。このような高繰返し超短光パルスは、た
とえば半導体レーザを用いると、繰返し周波数1 GH
2で半値幅が数10〜数p sec  (p sea 
=10− ” sea )の光パルスが得られる。たと
えば、第2図に示した超短光パルスは、光パルスの間隔
が1O−9secであり、1秒間に109個発生される
ものである。このような光パルスは半導体レーザに限る
ことなく、色素レーザなとにおいても実現できる。
この超短光パルスはハーフミラ−11により直進方向に
進む参照光パルスと直角方向に進むサンプル光パルスに
分岐される。このうち、サンプル光パルスはミラー12
によって対象となる生体13に照射される。生体を通過
してきた光パルスは、ミラー14.15によって反射さ
れ、レンズ16に導かれる。以下、この光パルスを生体
通過光パルスと称することにする。一方、参照光パルス
は、ミラー19で反射され、遅延光路21に導かれ、ミ
ラー20によって反射されて、生体通過光パルスと同様
にしてレンズ16に導かれる。ここで、遅延光路21と
しては、第1図に示すような2つのミラーを組合わせて
もよく、プリズムやコーナキューブのようなものを用い
るようにしてもよい。
この遅延光路21の動作については後で説明する。
レンズ7は生体通過光パルスと参照光パルスとを集光し
、非線形光学結晶17に入射される。
ここで、参照光パルスと生体通過光パルスは、それぞれ
非線形光学結晶17に入射される前には、第3図に示す
ような波形になっている。すなわち、参照光パルスは第
2図に示した超短光パルスよりもパワーは若干低下して
いるが、パルス幅は変わらない。しかし、生体通過光パ
ルスは、生体13を透過する際に、パワーが極度に低下
するとともに、前述の第8図で説明したように、直進光
路10a以外の光路10b、10cを通過してきた光も
検出されるため、第2図に示した超短光パルスのパルス
幅を維持できずに、後ろに尾を引く形となる。ところが
、生体通過光パルスの立ち上がり部は、第8図に示した
直進光路10aを通過してきた光の成分のみを反映して
いることを確認できる。これは、直進光路10aが生体
13の光路の中で最短距離のために、一番早く検出器9
に到達していることに由来している。このように、超短
光パルスのような立ち上がり時間の速いパルスを利用す
ることにより、直進成分のみを選択して検出できる。
この直進成分のみを検出するために、非線形光学結晶1
7が用いられる。この結晶17は11 10、やKDP
のような結晶であり、参照光パルスと生体通過光パルス
を入射することにより、第2高調波を発生する。この第
2高調波のパワーSは第1図の遅延光路21の距離に相
当する遅延時間での関数であり、参照光パルスをIrと
し、生体通過光パルスを(Sとすると、 5(r) 〜 Is  (t)Ir  (t−4)dt
・・・(1) のように表わされる。したがって、S(τ)は■5(t
)とIr  (t−τ)の積の積分値に比例する。ここ
で、重要なことは、たとえ生体通過光パルスが生体13
内で大きな減衰を受け、(実際に測定した結果では、ラ
ット頭部で入射光パワーの10−9にまで減衰した)生
体通過光パルスが微弱光となっても、第2高調波出力S
は生体通過光パルスと参照光パルスの積の積分であり、
参照光パルスの強度が大きいために、十分に第2高調波
出力Sを検出できる。
前述の第(1)式でのτは前述のごとく第1図に示した
遅延光路21に距離に相当する遅延時間である。すなわ
ち、ハーフミラ−11から結晶17までの参照光パルス
と生体通過光パルスの光路差を光速で割った時間である
。このτは第4図に示すように、参照光パルスと生体通
過光パルスが結晶17に同時に到達したときをOとして
おり、遅延光路21を変化させることにより、サンプル
光パルスに対して、参照光パルスが遅延している。
すなわち、Sはτの関数であり、遅延光路21を変化さ
せることにより、第3図(C)に示すような波形が観測
できる。このとぎ、τ=0のとき、サンプル光パルスの
立ち上がり部が直進成分を反映しているため、5(0)
の値が直進成分のみの信号となり、これを検出すれば第
8図に示したような生体の散乱光成分10b、10cを
除去でき、直進光成分10aのみを検出できることにな
る。
結晶17から出力された第2高調波は第1図の点線で示
すように、参照光パルスと生体通過光パルスの入射角度
の中線方向に放射される。第2高調波の波長は第2図に
示した超短光パルスの波長の172になる。この第2高
調波はフィルタ18を透過して光電子増倍管22に与え
られる。フィルタ18は第2高調波の波長だけを透過さ
せるものであり、したがって光電子増倍管は第2高調波
成分のみを検出してフォトンを出力する。
第5図は第1図に示したフォトン計数装置によってS(
τ)を求める動作を説明するための波形図である。
次に、第5図を参照して、第1図に示したフォトン計数
装置の動作について説明する。フォトン−14= 計数装置23は、安定な出力が得られるように第5図に
示すような動作を行なってS(τ)を検出している。す
なわち、フォトン計数装置23はまず遅延光路21を所
定の位置に設定し、第5図(b)に示すようなフォトン
計数間隔で、光電子増倍管22から出力されたフォトン
を計数する。
この場合、たとえば第5図(a )に示すように、5個
の超短光パルスが生体13を通過する間にフォトンを計
数している。何個の光パルスの間隔に設定するかは、S
(τ)を検出する感度にかかわっており、個数が多けれ
ば多いほど感度は良くなる。
このときのフォトン計数の推移は第5図(C)に示すよ
うになり、第5図(d )に示すようなサンプルホール
ド信号によりフォトン計数出力をサンプルすると、第5
図(e)に示すようなサンプル出力が得られる。これは
フォトン計数間隔内でのフォトン計数数に対応する出力
である。これの時間軸を拡大して示したのが第5図(f
)であり、安定なS(τ)を検出するために、このサン
プルホールド出力のたとえば5回分の平均を成るτでの
S(τ)としている。もちろん、この5回平均は何回で
あってもよく、装置の安定性ならびに感度によって決ま
るものである。
次に、第1図の遅延光路21を変化させて、参照光パル
スの遅延時間を変えて、同様にS(τ)を求めると、第
5図<a )に示すような出力が得られる。そして、こ
の5(0)値を直進光成分として検出する。このような
処理は多くの時間を要するように思えるが、高繰返し超
短光パルスを使用しテイルため、たとえば、IGHz、
10DSeCの光パルスであるとすると、成るτに対す
るS(τ)を求めるには、この例の場合 1O−9secx5x5=2,5x1Q−Bsec=2
5nsec であり、50プロツトでS(τ)を求めたとすると、 50x25n 5ea−1,25μsecでS(τ)が
求められることになる。
原理的には、この速さで検出できるが、実際には、フォ
トン計数用の光電子増倍管22の計数レートやこれに続
くプリアンプの帯域によって制限されたり、遅延光路2
1をメカニカルに設定するのに時間を要するため、約1
m5ecの時間を要する。
第6図はこの発明の一実施例の構成を示す図である。こ
の第6図に示した例は、生体内器官の酸素代謝動態を非
侵襲的に測定する例を示したものである。この第6図に
示した例は、原理的には第1図と同様であるが、第1図
におけるハーフミラ−11,ミラー12.14および1
5に代えて、光ファイバ38.39および43を用いて
いる。
さらに、この実施例では、波長λ1.λ2.λ3の高繰
返し超短光パルスを発生するパルス発生器31.32お
よび33が設けられ、パルス発生器31から発生された
超短光パルスはミラー34゜ハーフミラ−35およびハ
ーフミラ−36を介してレンズ37に入射される。
また、パルス発生器32から発生された超短光パルスは
ハーフミラ−35および36を介してレンズ37に入射
される。さらに、パルス発生器33で発生された超短光
パルスはハーフミラ−36を介してレンズ37に入射さ
れる。レンズ37に入射された各波長λ1.λ2および
λ3の超短光パルスは光ファイバ38.39で分岐され
、光ファイバ38に分岐された超短光パルスはレンズ4
0を通過して生体41に入射される。この生体41を通
過した生体通過光パルスはレンズ42および光ファイバ
43を介してレンズ44で集光されて結晶45に入射さ
れる。
一方、光ファイバ39に分岐された参照光パルスはレン
ズ47およびミラー48を介して遅延光路50で遅延さ
れ、ミラー49で反射されてレンズ44に入射される。
レンズ44で集光された参照光パルスおよび生体通過光
パルスは結晶45に入射され、この結晶45によって第
2高調波が発生される。この第2高調波はフィルタ46
を介して光電子増倍管51に入射される。そして、フォ
トン計数装置52は前述の第1図と同様にして、光電子
増倍@51の出力であるフォトンを計数する。また、コ
ントローラ53は光パルス発生器31,32および33
を制御するとともに、フォト計数装置52の出力に基づ
いて、前述の5(0)値を求め、生体41内のヘモグロ
ビン量、ヘモグロビンの酸素化度、 Cytaa3の酸
化還元度を算出し、プリンタ54によって印字させると
ともに、表示装置55に表示させる。
なお、この第6図に示した実施例では、光パルス発生器
31として3つの波長λ1.λ2およびλ3をそれぞれ
発生させるようにしたが、3つの波長以上であってもよ
い。もちろん、この波長λ1、λ2およびλ3は700
〜1300nmの生体透過性が良く、ヘモグロビンやC
ytaa3の動態を捉え得る波長である。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、生体を通過した参照
光パルスと遅延されたサンプル光パルスの遅延量が等し
いときにおける第2高調波のフォトンを計数してフォト
ン平均値を求めるようにしたので、透過光中の生体内で
の散乱成分を除去でき、入射光軸上の直進成分のみを検
出できる。それによって、生体内中の特定の軸上での生
体代謝動態をモニタすることができる。また、高繰返し
超短光パルスを利用しているため、透過光量の検出感度
を向上させることも十分に可能であり、感度も簡単に変
化できるため操作性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の原理を示す図である。第
2図は第1図に示した生体代謝動態測定装置に与えられ
る超短光パルスの一例を示す図である。第3図は参照光
パルスと生体透過光パルスとこれらのパルスの第2高調
波を示す波形図である。第4図は第2高調波の遅延時間
に対する曲線S(τ)の測定を説明するための波形図で
ある。 第5図は第1図に示したフォトン計数装置によってS(
τ)を求める動作を説明するための波形図である。第6
図はこの発明の一実施例の構成を示す図である。第7図
は従来の体内器官における代謝作用を測定するための装
置の構成を示す図である。第8図および第9図は従来の
装置において検出される光の光路を示す図である。 図において、11,35.36はハーフミラ−112,
14,15,19,20,34,48,49はミラー、
16.37.40.42.44はレンズ、16.45は
結晶、18.46はフィルタ、21.50は遅延光路、
22.51は光電子増倍管、23.52はフォトン計数
装置、31.32゜33は光パルス発生器、38,39
.43は光ファイバ、53はコント0−ラ、54はプリ
ンタ、55は表示装置を示す。 g   己    0 9 v     Q               (y%
+N)           ζノ         
                 ++第2図 第q図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の波長の高繰返し超短光パルスを発生する光
    源、 前記光源から発生された超短光パルスを参照光パルスと
    サンプル光パルスとに分岐する光分岐手段、 前記光分岐手段によつて分岐された参照光パルスを導光
    する参照光路、 前記光分岐手段によって分岐されたサンプル光パルスを
    生体に導き、該生体を通過したサンプル光パルスを導光
    するサンプル光路、 前記参照光路と前記サンプル光路のいずれか一方の光パ
    ルスを遅延する遅延手段、 前記参照光路を導光してきた参照光パルスと前記サンプ
    ル光路を通過してきたサンプル光パルスを所定の角度で
    集光する集光手段、 前記集光手段によつて集光された光パルスに基づいて、
    第2高調波を発生する結晶、 前記結晶から発生された第2高調波を検出する光電子増
    倍管、 前記光電子増倍管の出力のフォトンを計数し、その計数
    値を所定の数だけ平均して平均値を求め、その平均値に
    基づいて前記遅延手段によりサンプル光パルスもしくは
    参照光パルスのいずれか一方の遅延量を変化させ、その
    遅延時間と該遅延時間内における平均値とに基づいて、
    前記生体を通過した参照光パルスと前記遅延されたサン
    プル光パルスの遅延量が0のときにおける前記第2高調
    波のフォトンを計数した値のフォトン平均値を出力する
    測定演算手段、および 前記光源と前記測定演算手段を制御して、複数の波長に
    おけるフォトン平均値を記憶し、各波長のフォトン平均
    値に基づいて、前記生体内の代謝動態を算出して出力す
    る制御手段を備えた、生体代謝動態測定装置。
  2. (2)前記結晶と前記光電子増倍管との間には、前記結
    晶から発生された第2高調波のみを通過させるフィルタ
    が設けられる、特許請求の範囲第1項記載の生体代謝動
    態測定装置。
  3. (3)前記制御手段は、前記生体内の代謝動態として、
    ヘモグロビンの酸素飽和度やヘモグロビン量やCyta
    a3の酸化還元度を算出するようにした、特許請求の範
    囲第1項記載の生体代謝動態測定装置。
  4. (4)さらに、前記制御手段によって算出された前記生
    体内の代謝動態を表示する表示手段を含む、特許請求の
    範囲第3項記載の生体代謝動態測定装置。
  5. (5)さらに、前記制御手段によつて算出された前記生
    体内の代謝動態を記録する記録手段を含む、特許請求の
    範囲第3項記載の生体代謝動態測定装置。
JP62039339A 1987-02-23 1987-02-23 生体代謝動態測定装置 Granted JPS63206655A (ja)

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