JPS63206604A - 塗装表面粗さ検査方法 - Google Patents

塗装表面粗さ検査方法

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JPS63206604A
JPS63206604A JP4082687A JP4082687A JPS63206604A JP S63206604 A JPS63206604 A JP S63206604A JP 4082687 A JP4082687 A JP 4082687A JP 4082687 A JP4082687 A JP 4082687A JP S63206604 A JPS63206604 A JP S63206604A
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JP
Japan
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coating
coat
pgd
surface roughness
sheet
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JP4082687A
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Inventor
Takushi Abe
安部 拓志
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Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、上塗り塗装前における下地の塗装表面粗さを
検査する塗装表面粗さ検査方法に関するものである。
(従来技術) 近年、自動車のボディに対する高外観塗装を得るための
重要な課題とされてきているのが、上塗塗装を行う前の
下地塗装の表面粗さをいかに的確に評価し得るかという
ことである。この下地塗装面の粗さを評価する方法とし
ては、表面粗さ計を使用して塗面の凹凸を計測する方法
が従来から一般的に採用されている。ところが、この方
法を用いる場合、実際に塗装された自動車のボディを評
価するとなると、ボディの面形状が均−面とは限らない
ところから、十分な評価を得るのが困難であるという問
題が残る。そこで、塗面の粗さ評価を光学的に検査する
方法が考えられてきており、例えば、特開昭58−15
4628号公報記載の如く、塗装色に応じた検査用の照
度および照射色を選別して被検査部材に照射することに
より、より正確な表面粗さ評価を得るようにしたものが
提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記公知例における場合、塗装色に応じた照度および照
射色を選別するものなので、上塗塗装後における表面粗
さ評価を対象とするものであり、かかる検査方法では、
不良品発生の場合、中塗塗装から再度手直しをしなけれ
ばならず、事実状手直し不能な不良品としてライン外へ
廃棄されるものが多くなるという問題が残る。そこで、
下地塗装(換言すれば、中塗塗装)の段階で塗面の表面
粗さを光学的に評価することが考えられるが、下地塗装
の表面が光沢に乏しく且つ塗面性状も良好でないところ
から、通常の光学的検査方法、例えば、市販の携帯用鮮
明度光沢度計(以下、PGD計と略称する)を用いる方
法を採用したのでは、その表面粗さを正しく評価するこ
とができないという問題があった。ところが、本発明者
は、種々の実験の結果、下地塗装の塗面に所定厚さのフ
ィルムシートを貼付することにより、塗面形状が増幅さ
れるとともに、光沢度が増大して、PGD計による測定
可能な領域までかさ上げできるという事実・を知るに至
り、本発明に到達するに至ったのである。
本発明は、−上記の点に鑑みてなされたもので、上塗塗
装前の下地塗装の段階で表面粗さを的確に評価すること
により、上塗塗装後の手直しをできるだけ少なくするこ
とを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明方法では、上記問題点を解決するための手段とし
て、上塗り塗装前に、下地の塗装表面粗さを検査する方
法において、前記下地塗装の焼付乾燥後において該下地
塗装の塗面に、所定厚さの透明なフィルムシートを貼付
し、該フィルムシート上から鮮明性を検査して、該鮮明
性の値が所定値以下であれば塗装表面粗さ不良とするよ
うにしている。
(作 用) 本発明方法では、上記手段によって次のような作用が得
られる。
即ち、下地塗装の焼付乾燥後において該下地塗装の塗面
に、所定厚さの透明なフィルムシートを貼付し、該フィ
ルムシート上から塗面の鮮明性を検査することにより、
下地塗装の塗面形状が増幅されるとともに、光沢度が増
大して、光学的方法(例えば、PGD計)による測定可
能な領域までかさ上げされ、的確な表面粗さ評価ができ
る→こと一3= となるのである。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明方法を具体的に説明
する。
本発明方法による塗装表面粗さ検査方法は、第3図図示
の塗装工程途中における下地塗装焼付乾燥後に行なわれ
る。
上記塗装工程は、自動車のボディに対する塗装を対象と
するものであり、電着塗装工程A(塗膜厚さ、約20μ
)、焼付乾燥工程B (160℃で20分)、シーラー
充填(p v c塗装)工程C1焼付乾燥工程D (1
40℃で20分)、中塗塗装工程E(塗膜厚さ、約40
μ)、焼付乾燥工程F1上塗塗装工程G(塗膜厚さ、約
40μ)および焼付乾燥工程H(140℃で20分)を
基本工程とするものである。なお、電着塗装工程Aから
中塗塗装工程Eまでが下地塗装工程とされる。而して、
本発明方法は、下地塗装焼付乾燥(即ち、中塗塗装工程
E後における焼付乾燥工程F)後に行なイつれ、第1図
および第2図図示の如く、下地塗装の塗膜!上にフィル
ムシート2を接着貼付するフィルムシート接着工程Xと
、前記フィルムシート2上からPGD計により鮮明性評
価(以下、PGD評価という)を行うPGD評価工程Y
とからなっている。符号3は電着塗膜、4は鉄地金であ
る。
前記フィルムシート2としては、塗面Iの表面形状に順
応し得る程度の柔軟性を有し且つ表面光沢に富む透明材
であれば、材質は限定されないが、30μ程度の厚さを
有するポリエステルチーブおよびセロハンテープを実施
例として用いた。
そして、ポリエステルテープ使用のものおよびセロハン
テープ使用のものを実施例1および2とし、フィルムシ
ートを貼付しないものおよび上塗後のものを比較例Iお
よび2としてPGD計による表面粗さ検査をしたところ
、第1表に示す結果が得られた。
ここで、市販のPGD計について簡単に説明すると、第
4図図示の如く、箱体、11の底部に形成された開口部
12に試料(評価対象物)13を当接し、該試料I3上
に、光源14.14により照らし出されたテストパター
ン■5を鏡面] 6.+ 6・・・を介して反射させ、
接眼筒17により視認することにより、前記テストパタ
ーンI5の視認限界値をPGD値(0,1〜2.0)と
して評価するようになっている。
第  1  表 上記結果によれば、フィルムシートを貼付していない比
較例1においては、各試料間に評価差がなく、いずれも
最低PGD値以下であるのに対して、実施例1および2
のものは、各試料により顕薔な評価差が生じており、上
塗塗装後のものである比較例2における評価差と非常に
よく対応していることがわかる。つまり、フィルムシー
ト2上から鮮明性を検査することにより、下地塗装の塗
面lの形状が増幅されるとともに、光沢度が増大して、
PGD計による測定可能な領域までかさ上げされるとい
う事実が証明されているものと推量されるのである。
従って、貼付するフィルムシート2の種類に応じた限界
PGD値D m1n(即ち、実施例1のものでは0.2
5、実施例2のものでは0.20)を設定することによ
り、下地塗装後における表面粗さ評価を的確に行うこと
ができるのである。
そして、このPGD評価工程Yにおいて不良品と判定さ
れたものは、中塗手直し工程E′で手直しした後、確認
のためのPGD評価を行って、次の上塗塗装工程Gに送
られるとともに、前記中塗塗装工程Eにおける工程管理
条件を見直すようにフィードバック情報が送られる。な
お、上塗焼付乾燥後においてもPGD評価工程Zが用意
されており、ここでPGD値]) < 0.95と評価
されたものは、不良品と断定される。
上述の如く、下地塗装焼付乾燥後の段階において、塗面
にフィルムシートを貼付して、その上からPGD評価を
行うことにより、的確な表面粗さ評価が行えるところか
ら、中塗段階での手直しが可能となり、上塗段階での不
良品発生を大幅に低減することができることとなるので
ある。
(発明の効果) 斜上の如く、本発明方法によれば、上塗り塗装前に、下
地の塗装表面粗さを検査する方法において、前記下地塗
装の焼付乾燥後において該下地塗装の塗面に、所定厚さ
の透明なフィルムシートを貼付し、該フィルムシート上
から鮮明性を検査して、該鮮明性の値が所定値以下であ
れば塗装表面粗さ不良とするようにしたので、下地塗装
の塗面形状が増幅されるとともに、光沢度が増大して、
光学的方法(例えば、PGD計)による測定可能な領域
までかさ上げされることとなり、従来不可能゛であった
下地塗装面の表面粗さ評価が的確に行え、上塗塗装後の
不良品発生(即ち、手直し)を大幅に低減することがで
きるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施例における試料の断面図、第
2図は第1図の要部拡大図、第3図は本発明方法の実施
例を示す塗装工程図、第4図は本発明方法において使用
されるPGD計の概略断面図である。 1・・・・・・・下地塗装面 2・・・・・・・フィルムシ一ト / :下fIII塗装面 2 =フイルムシ一ト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、上塗り塗装前に、下地の塗装表面粗さを検査する方
    法であって、前記下地塗装の焼付乾燥後において該下地
    塗装の塗面に、所定厚さの透明なフィルムシートを貼付
    し、該フィルムシート上から鮮明性を検査して、該鮮明
    性の値が所定値以下であれば塗装表面粗さ不良とするこ
    とを特徴とする塗装表面粗さ検査方法。
JP4082687A 1987-02-23 1987-02-23 塗装表面粗さ検査方法 Expired - Lifetime JPH0739947B2 (ja)

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JP4082687A JPH0739947B2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23 塗装表面粗さ検査方法

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JPS63206604A true JPS63206604A (ja) 1988-08-25
JPH0739947B2 JPH0739947B2 (ja) 1995-05-01

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ID=12591464

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113720854A (zh) * 2021-08-20 2021-11-30 东风汽车集团股份有限公司 一种低光泽度车身油漆涂层外观检测方法
CN116858141A (zh) * 2023-09-02 2023-10-10 江苏迪牌新材料有限公司 一种pvc膜的平整度检测装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113720854A (zh) * 2021-08-20 2021-11-30 东风汽车集团股份有限公司 一种低光泽度车身油漆涂层外观检测方法
CN116858141A (zh) * 2023-09-02 2023-10-10 江苏迪牌新材料有限公司 一种pvc膜的平整度检测装置
CN116858141B (zh) * 2023-09-02 2023-12-05 江苏迪牌新材料有限公司 一种pvc膜的平整度检测装置

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