JPS6320611Y2 - - Google Patents

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JPS6320611Y2
JPS6320611Y2 JP1981019169U JP1916981U JPS6320611Y2 JP S6320611 Y2 JPS6320611 Y2 JP S6320611Y2 JP 1981019169 U JP1981019169 U JP 1981019169U JP 1916981 U JP1916981 U JP 1916981U JP S6320611 Y2 JPS6320611 Y2 JP S6320611Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小形化が計れ、かつ、動作の安定した
信頼性に富んだ無接点ウオツシヤ連動間欠ワイパ
ー装置に関するものである。
従来のウオツシヤ連動間欠ワイパー装置として
は、第1図に示すように構成されていた。その構
成を動作とともに説明すると、間欠ワイパーを作
動させるときは、スイツチ1をONにすることに
よりバツテリー2よりトランジスタ3にベース電
流が流れてトランジスタ3はONとなりリレー4
のコイル5に電流が流れ、リレー接点BからAに
切換わり、ワイパーモータ6が駆動される。この
ワイパーモータ6が回転するとワイパーモータ6
のトランスフア接点7がaからbに切換わり、コ
ンデンサ8が充電され、ワイパーモータ6のカム
プレートが自動停止位置にくると、トランスフア
接点7がbからaに切換わり、コンデンサ8の充
電電圧がトランジスタ3のベース・エミツタ間に
逆バイアスされてトランジスタ3はOFFとなり、
リレー4のコイル5に電流が流れなくなり、リレ
ー接点はAからBに切換わる。そのため、ワイパ
ーモータ6には電流が流れなくなり、ワイパーモ
ータ6の両端がトランスフア接点7とリレー接点
によりシヨートされているため電気的にブレーキ
がかかりワイパーモータ6は停止する。そしてコ
ンデンサ8は間欠時間用抵抗9により充電されト
ランジスタ3のベース電圧が上昇し、ベース電位
がベース・エミツタ間飽和電圧以上(0.6V)に
なるとトランジスタ3はONしワイパーモータ6
は前記動作を繰返す。なお、図中の10,11は
トランジスタ3の分圧抵抗である。
次にウオツシヤスイツチ12をONにすると、
ウオツシヤモータ19が動作するとともに遅延時
間用抵抗13,14を介してコンデンサ15が充
電され、この充電電圧がトランジスタ16のベー
ス・エミツタ間飽和電圧以上になると、トランジ
スタ16はONとなり、トランジスタ17もON
になる。また、コンデンサ18は充電される。上
記トランジスタ17がONになると、リレー4の
コイル5にバツテリー2より電流が流れ、リレー
接点がBからAに切換わりワイパーモータ6が作
動する。そしてコンデンサ18が放電してある電
位以下になると、トランジスタ17がOFFとな
り、リレー4のコイル5に電流が流れなくなり、
リレー接点がAからBに切換わり、ワイパーモー
タ6は停止位置で停止する。なお、図中20,2
1はトランジスタ17の分圧用抵抗、22は電流
制限用抵抗を示す。
このように構成されるものにおいては、リレー
4の切換えによるワイパーモータ6の駆動はワイ
パーモータ6に流れる電流が規定されているた
め、リレー4の接点容量、それに伴なう板ばねの
強さ、この板ばねを引きつけるために必要なリレ
ーコイル5が必要となるため、小形化を計ること
が困難で、上述のリレー接点の消耗などにより信
頼性に欠け、また、リレー接点の切換えによる切
換音が大きく、使用者に不快感を与えるといつた
欠点があつた。
本考案は以上のような従来の欠点を除去する無
接点ウオツシヤ連動間欠ワイパー装置を提供する
ものである。
以下、本考案の実施例を図面第2図,第3図に
より説明する。
まず、第2図において基本的構成を説明する
と、23は間欠・ウオツシヤ連動回路で、この間
欠・ウオツシヤ連動回路23の信号によりモータ
駆動回路24を作動させ、このモータ駆動回路2
4によつてワイパーモータ25を駆動させ、この
ワイパーモータ25にはワイパーモータ25を停
止させるモータ制動回路26が接続され、、モー
タ駆動回路24には、ワイパーモータ25を過電
流から保護する過電流保護回路27が接続されて
構成されている。
上記基本構造の具体回路は第3図に示すように
なり、その構成を動作とともに説明する。
まず、間欠ワイパーを作動させるときは、間
欠・ウオツシヤ連動回路23を構成するスイツチ
28をONにすることにより、バツテリー29か
ら間欠ワイパー用のトランジスタ30にベース電
流が流れてトランジスタ30はONとなり、電流
制限抵抗31を介してモータ駆動回路24のトラ
ンジスタ32にベース電流が流れてこのトランジ
スタ32が導通しバツテリー29からワイパーモ
ータ25に電流が流れてワイパーモータ25が駆
動される。なお、制動用抵抗35はワイパーモー
タ25の電機子抵抗よりも大きいため、トランジ
スタ32のコレクタ電流はほとんどワイパーモー
タ25に流れて上述のようにワイパーモータ25
は動作する。このワイパーモータ25の回動によ
りワイパーモータ25のトランスフア接点33が
接点aからbに切換えられコンデンサ34が充電
される。ワイパーモータ25のカムプレートが自
動停止位置にくると、トランスフア接点33がb
からaに切換わり、コンデンサ34の充電電圧が
トランジスタ30のベース・エミツタ間に逆バイ
アスされてトランジスタ30はOFFとなり、ト
ランジスタ32にベース電流が流れなくなつてト
ランジスタ32はOFFとなり、その結果ワイパ
ーモータ25に電流が流れず、ワイパーモータ6
の両端はトランスフア接点33と制動用抵抗35
を介して短絡されるため、電気的にブレーキがか
かりワイパーモータ25は停止する。そしてコン
デンサ34は間欠時間用抵抗36を介して充電さ
れ、トランジスタ30のベース電圧が上昇し、こ
のベース電位がベース・エミツタ間飽和電圧以上
になるとトランジスタ30はONし、トランジス
タ32もONとなり、再びワイパーモータ25は
作動する。
次にウオツシヤを作動させる場合は、間欠・ウ
オツシヤ連動回路23のウオツシヤスイツチ37
をONにすると、ウオツシヤモータ38が動作を
してウオツシヤ液を噴射するとともに、遅延時間
用抵抗39,40を介してコンデンサ41が充電
され、この充電電圧がトランジスタ42のベー
ス・エミツタ間飽和電圧以上になるとトランジス
タ42がONとなり、電流制限抵抗43を介して
コンデンサ44に充電を開始するとともに分圧用
抵抗45,逆電流防止用ダイオード46を介して
ウオツシヤ連動用のトランジスタ47にベース電
流が流れ、このトランジスタ47もONになる。
なお、48はトランジスタ47の分圧用抵抗であ
る。このトランジスタ47がONになると、電流
制限抵抗31を介してトランジスタ32にベース
電流が流れ、トランジスタ32が導通してバツテ
リー29よりワイパーモータ25に電流が流れ動
作を開始する。そして、コンデンサ44が放電し
てある電圧以下になると、トランジスタ47が
OFFとなり、トランジスタ32にベース電流が
流れなくなりトランジスタ32がOFFとなつて
ワイパーモータ25は停止位置で停止する。
また、ワイパーモータ25に過電流が流れた場
合は、トランジスタ32のエミツタ・コレクタ間
電圧VCEが増大し、ある値を越えると過電流検出
用抵抗49a,49bの分圧により過電流検出用
トランジスタ50がONし、電流制限抵抗51を
介してトランジスタ52にベース電流が流れてト
ランジスタ52がONになる。このトランジスタ
52がONになるとコレクタ電流が分圧用抵抗5
3,54の分圧比により過電流保護用のトランジ
スタ55にベース電流として流れトランジスタ5
5がONになる。このトランジスタ55がONに
なると、トランジスタ32のエミツタ・ベース間
がトランジスタ55でシヨートされることにな
り、トランジスタ32にはベース電流が流れなく
なり、トランジスタ32はOFFになり、ワイパ
ーモータ25に電流が流れなくなる。
ワイパーモータ25が始動するときに過渡電流
が流れるため、コンデンサ56,分圧用抵抗53
によつて過電流保護用トランジスタ55がONす
る時間を遅らすことにより、始動時による過電流
保護回路27の誤動作を防止している。
また、ワイパーモータ25が回転し始めると、
トランスフア接点33がbに切換つている期間は
抵抗57,分圧用抵抗48の分圧によりトランジ
スタ47がONし続けるためワイパーモータは停
止位置でしか停止しない。
なお上記動作のタイムチヤートは第4図に示
す。
第4図aはスイツチ28のON,OFFを示す。
bはコンデンサ34の抵抗36,58との接続点
の電圧波形、cはトランジスタ30のON,OFF
を示す、dはトランジスタ32のON,OFFを示
す、eはトランジスタ55のON,OFFを示す、
fはスイツチ37のON,OFFを示す、gはトラ
ンジスタ47のON,OFFを示す。
なお、図中58,59はトランジスタ30の分
圧用抵抗、60は電流制限抵抗である。
以上のように本考案の無接点ウオツシヤ連動間
欠ワイパー装置は構成されるため、従来の機械接
点式による種々の問題点が解決され、機器の信頼
性が大幅に向上する。またリレーの代りにトラン
ジスタを用いているため、小形化が計れ、重量も
軽くでき、その上前記トランジスタに過電流保護
回路が設けられているため、ロツクがおきても大
電流によるワイパーモータの焼損が防止でき、し
かも切換時の動作による機械接点音による不快感
も無くすことができる。
このように本考案は種々の利点をもち、実用的
価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のウオツシヤ連動間欠ワイパー装
置の電気的回路図、第2図は本考案の無接点ウオ
ツシヤ連動間欠ワイパー装置の一実施例を示す回
路構成のブロツク図、第3図は同具体的な電気的
回路図、第4図は波形図である。 23……間欠・ウオツシヤ連動回路、24……
モータ駆動回路、25……ワイパーモータ、26
……モータ制動回路、27……過電流保護回路、
28……スイツチ、29……バツテリー、30…
…間欠ワイパー用のトランジスタ、31……電流
制限抵抗、32……トランジスタ、33……トラ
ンスフア接点、34……コンデンサ、35……制
動用抵抗、36……間欠時間用抵抗、37……ウ
オツシヤスイツチ、38……ウオツシヤモータ、
39,40……遅延時間用抵抗、41……コンデ
ンサ、42……トランジスタ、43……電流制限
抵抗、44……コンデンサ、45,48……分圧
用抵抗、46……逆電流防止用ダイオード、47
……ウオツシヤ連動用のトランジスタ、49a,
49b……過電流検出用抵抗、50……過電流検
出用トランジスタ、51……電流制限抵抗、52
……トランジスタ、53,54……分圧用抵抗、
55……過電流保護用のトランジスタ、56……
コンデンサ、57……抵抗、58,59……分圧
用抵抗、60……電流制限抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間欠・ウオツシヤ連動回路の信号により動作す
    るモータ駆動回路と、このモータ駆動回路により
    駆動されるワイパーモータと、このワイパーモー
    タのトランスフア接点を含むモータ制動回路を備
    えてなる無接点ウオツシヤ連動間欠ワイパー装置
    において、モータ駆動回路をトランジスタにより
    構成し、モータ制動回路としてトランスフア接点
    の定位置停止接点にワイパーモータを制動させる
    抵抗を接続し、上記モータ駆動回路のトランジス
    タに過電流から保護する過電流保護回路を設けて
    なる無接点ウオツシヤ連動間欠ワイパー装置。
JP1981019169U 1981-02-12 1981-02-12 Expired JPS6320611Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981019169U JPS6320611Y2 (ja) 1981-02-12 1981-02-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981019169U JPS6320611Y2 (ja) 1981-02-12 1981-02-12

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Publication Number Publication Date
JPS57131366U JPS57131366U (ja) 1982-08-16
JPS6320611Y2 true JPS6320611Y2 (ja) 1988-06-08

Family

ID=29817115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981019169U Expired JPS6320611Y2 (ja) 1981-02-12 1981-02-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53160143U (ja) * 1977-05-20 1978-12-15

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Publication number Publication date
JPS57131366U (ja) 1982-08-16

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