JPS6320546B2 - - Google Patents

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JPS6320546B2
JPS6320546B2 JP55040708A JP4070880A JPS6320546B2 JP S6320546 B2 JPS6320546 B2 JP S6320546B2 JP 55040708 A JP55040708 A JP 55040708A JP 4070880 A JP4070880 A JP 4070880A JP S6320546 B2 JPS6320546 B2 JP S6320546B2
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ultrasound
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Yoshihisa Okazaki
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/52Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
    • G01S7/52017Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00 particularly adapted to short-range imaging
    • G01S7/52053Display arrangements
    • G01S7/52057Cathode ray tube displays
    • G01S7/5206Two-dimensional coordinated display of distance and direction; B-scan display

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は分解能の向上を図つた電子スキヤン方
式の超音波診断装置に関するものである。 電子スキヤン方式の超音波診断装置は複数の超
音波振動子を並列に配設した超音波プローブを用
い、リニア電子スキヤンであれば前記超音波振動
子を複数素子で1単位としてこの1単位の超音波
振動子について励振を行ない超音波発振を行な
う。そして、たとえば順次1振動子分ずつピツチ
をずらして励振してゆくことにより超音波ビーム
の発振位置を電子的にずらしてゆくものである。 そして、超音波ビームがビームとして収束する
ように励振される超音波振動子はビームの中心側
に位置するものと側方に位置するものでは励振の
タイミングをずらし、これによつて生ずる超音波
振動子の各発生超音波の位相差を利用して放射さ
れる超音波を収束させる。 また、セクタ電子スキヤンであれば励振させる
1単位の超音波振動子群に対し、超音波ビームの
放射方向が超音波ビーム1パルス分毎に順次扇状
に変るように各振動子の励振タイミングを方向に
応じて変化させてゆく。 このような電子スキヤン方式の超音波診断装置
は励振させた超音波振動子にて超音波エコーを捕
え、これを電気信号に変換して超音波像を得るが
上述の通り、1パルスの超音波ビーム当りの励振
超音波振動子数は複数個単位であり、超音波ビー
ムを十分細いビームにすることができないから発
振される各超音波ビーム毎に本来捕えてはならな
い近隣の情報をも含めて捕えてしまい、超音波像
の分解能を悪化させる。(つまり方位分解能が悪
くなる) 即ち、リニア電子スキヤン方式を例にとつてみ
ると、第1図aに示すようにリニア電子スキヤン
であればその超音波プローブはA1からA64までの
64個の超音波振動子で形成されている。そして、
隣接する8個の超音波振動子を1単位として振動
させ、1パルス分の超音波ビームの放射毎に超音
波振動子1つ分ずつ一方向にずらしてゆく。 このときの8個の励振された超音波振動子群に
よつて発生する超音波の音場はS1,S2,…の如き
であり、超音波の収束の状態は超音波振動子各々
の励振タイミングの差により変わる。 この8個単位の超音波振動子群で生ずる音場の
中心は音場S1の場合、4番目及び5番目の間の位
置であり、この音場S1で捕えられた超音波像の表
示はCRT(陰極線管)表示装置上では第1図bの
L1の走査線上位置となる。そして、音場S2で捕
えられた超音波像の表示はCRT表示装置上では
第1図bのL2の走査線上位置となる。この走査
線間の距離は超音波プローブの超音波振動子間距
離dに相当し、走査線L1は超音波振動子A4
A5間の直下lなる位置の像を示していることに
なり、この位置におけるdなる幅の超音波像につ
いての画像として画面上では表示されることとな
るが、上述したように超音波ビームは実際にはS1
なる音場の範囲に広がるものであり、この範囲の
情報を収集して走査線一本分に表示を行なうこと
となる。 従つて、第1図aにおけるlなる位置下のTG
なる目標物は音場S1,S2にそれぞれ捕えられるこ
とになる。その結果、超音波ビームが超音波振動
子のピツチ分dの幅に絞られていれば本来現われ
ないはずの走査線L2上にこの目標物TGが表示
されるから、その分、超音波像の分解能が悪くな
り、画質が劣化する。 本発明は上記事情に鑑みて成されたもので、各
超音波ビームの音場における中心位置所定幅内の
超音波エコーのみ得るため、或る一点に目標物を
設置して超音波振動子より所定距離隔てた各音場
の超音波エコーを捕え、各々の不要成分の超音波
エコー信号中に占める寄与率を予め求め、診断時
に得られた超音波エコーからこの不要成分相当分
を引いて補正し、この補正後の超音波エコーにて
画像表示することにより分解能を飛躍的に向上さ
せた超音波診断装置を提供することを目的とす
る。 以下、本発明の一実施例について第2図、〜第
7図を参照しながら説明する。 初めに本発明の原理について説明する。 第2図aは超音波振動子A1〜A8により形成さ
れた超音波ビームの音場S1を説明するための図、
第2図bはこの音場S1における、、各位置
の音の強さの分布を示す図である。 Pa、Pa′、〜Pc、Pc′は音場の、、各位
置の音のレベルが最初にゼロになる位置で、超音
波ビームの外縁になる。 実際にはPa、Pa′、Pb、Pb′、Pc、Pc′の外側
にもb図の如くサイドローブが現われるので、こ
の部分の情報も含めた第2図bの分布の情報が音
場S1の情報として超音波振動子A1、〜A8に検出
され、この検出出力が走査線一本分の像を形成す
る。 しかし、ここで必要とする情報は超音波振動子
の配列ピツチがdであればd刻みでリニアスキヤ
ンされるために、励振される1単位分の超音波振
動子群A1,〜A8の中心位置にある線lの両サイ
ドd/2ずつの範囲であり、それ以外は不要の情
報である。 一方、音の分布特性に着目してみると、中心位
置の線lより超音波ビームの側縁方向に遠ざかる
につれ、その距離に応じて音のレベルが低くなつ
ていることがわかる。 このことは中心位置上の線lの位置を中心にこ
れより隔てる距離に対応して、音場S1より得られ
る情報に対する寄与率がそれぞれ異なることを意
味する。 即ち、第3図aに示すように、励振させる超音
波振動子群をG1→G2→G3とシフトさせてゆ
く場合において、超音波振動子群G2による音場
SG2の中心位置下に目標物TGを配置したとする
とすると、検出されるこの目標物TGからの超音
波エコーのレベルは前述の寄与率から考えて、他
の超音波振動子群G1,G3を励振させた場合に
得られるこの目標物TGからの超音波エコーのレ
ベルよりも大きくなる。 即ち、超音波振動子群G1による音場SG1よ
り得られる目標物TGの超音波エコーレベルは第
3図bに示す音場SG1における音の強さの分布
1のTG1、また、超音波振動子群G2による音
場SG2より得られる目標物TGの超音波エコーレ
ベルは第3図bに示す音場SG2における音の強
さの分布2のTG2、また、超音波振動子群G3
の超音波エコーレベルは第3図bに示す音場SG
3における音の強さの分布3のTG3,…の如
く、音の強さの分布特性上の位置に対応したレベ
ルとなる。そして、音場SG1,SG2,SG3,
SG4の超音波エコーは第3図cに示すように
CRT表示装置の画面上のそれぞれ対応する走査
線LG1,LG2,LG3上に表示される。そして、そ
の走査線上における超音波振動子−目標物TG間
距離に対応する位置に目標物TGの像TGa,
TGa′,TGa″が表示される。この像の輝度は検出
された超音波エコーのレベルに対応するもので励
振される超音波振動子群G2の中心線下に目標物
TGの来る音場SG2の表示のための走査線LG2
の目標物像TGaの輝度が最も明るく、それより
振動子1ピツチ分ずれる超音波振動子群G1,G
3の音場SG1,SG3表示用の走査線LG1,LG3
ではそれより低い輝度の目標物像TGa′が表示さ
れ、更に1ピツチ分ずれて音場の外縁近くに目標
物TGが来る超音波振動子群G4の音場SG4表示
用の走査線LG4では更に低い輝度の目標物像
TGa″が表示される。 ここで第3図cにおける目標物TGの像のう
ち、TGaのみが本来必要な像で他は全く不要で
ある。そして、各像TGa,TGa′,TGa″の超音
波エコーのレベルは第3図aにおける各超音波振
動子群G2,G1,G3,G4それぞれの音場に
対する中心線上の位置からの距離と音場の音のレ
ベルの分布に関係しているから或る超音波振動子
群の中心線上に定位置にのみ前述のdなる幅の目
標物を配置して各超音波振動子群による超音波エ
コーの検出を行なえば目標物が中心線上に置かれ
た前記超音波振動子群以外のものはそのときの各
検出出力のレベルが各々の位置の超音波振動子群
の検出出力中の不要な信号となる。 これを式に表わすと次のようになる。 今、第4図aに示すように1単位の超音波振動
子G1,G2,G3,G4,…G7の中心線をそ
れぞれl1,l2,l3,l4,…l7とし、各々の中心線l1
l2,…l7の直下の深さDなる位置にそれぞれ目標
物C1,C2,C3,…C7があるものとする。 この場合、第4図bの如くこの各々の超音波振
動子群の超音波ビームが対応するCRT表示装置
の走査線L1,L2,L3,…L7にはB1,B
2,B3,…B7なる目標物の像が表われる。 このB1,B2,B3,…B7を形成する超音
波エコーの信号は不要な他の部分からの情報をも
含んだもので真の情報のみの像を第4図cの如く
E1,E2,E3,…E7とし、この中に含まれ
る各々の超音波振動子群における前述の本来不要
な超音波エコー成分は、前記各音場に対する各目
標物C1,C2,…C7の位置との関係に基づく前述
の寄与率をα、βとして考えると次の通りとな
る。
【表】 ここで上式は第3図の場合を想定して定めてあ
り、超音波振動子群を1ピツチ分ずつシフトした
場合、ある定位置の目標物TGが入る音場はこの
場合TGが中心位置となる音場を含め両隣2つず
つの計5つであるから、この隣接する5つの超音
波ビームについて各々の寄与する割合を式に当て
はめている。 また、寄与率α、βは音場の位置による強さの
分布に対応させてあり、第3図bで説明した通
り、最もレベルの強い音場の中心位置(ここでは
G2)の寄与率を1とし、これより超音波振動子
1ピツチ分ずれたG1,G3の位置でα、更に1
ピツチ分ずれたG4の位置でβとした。 上記第1式において各々α、βが0となれば各
超音波エコーB1,B2,…B7は本来必要な成
分のみの情報となるわけで各超音波エコー信号B
1,B2,B3,…B7からそれぞれα、βの付
加された各項の成分を取り除けば良いわけであ
る。 これを行なうには第1式を連立方程式として解
けば良い。寄与率α、βは1箇所にのみ目標物を
設置し、これを中心にその両隣2ピツチ分の範囲
を1ピツチ刻みで超音波ビームをシフトさせその
ときの超音波エコー信号のレベルより設定する。 第5図はかかる処理を施こして分解能を向上さ
せる超音波診断装置の構成を示すブロツク図であ
る。 図において51は被検体、51aは目標物、5
2はリニア電子スキヤン用の超音波プローブであ
る。53はこの超音波プローブ52の各超音波振
動子の駆動制御を行なうと共にこの超音波振動子
の捕えた超音波エコーを検波し増幅する等の受信
処理を行なう超音波送受信回路、54はこの超音
波送受信回路53より与えられる超音波エコー信
号のデータを記憶するメモリであり、このメモリ
54は少なくとも表示画像1枚分の容量を有して
いる。メモリ54に対して超音波送受信回路53
から超音波エコー信号のデータに対する位置と深
さ等の走査線情報も与えられ、この情報に対応す
るアドレスに該超音波エコー信号のデータは格納
されてゆく。一般に1画面分のメモリの容量は第
6図に示す如く方位方向Xについては超音波ビー
ム走査線分で約128ピクセル(128画素分)、また
送波方向Yについては約512ピクセルであり、従
つて、128×512画素分の容量となる。そして、超
音波エコー信号のデータは1走査線当り512個分、
順次サンプリングされて対応する画素のメモリア
ドレスに格納されてゆく。従つて各メモリアドレ
スにはそれぞれの対応する走査線位置の順次異な
る深さにおける情報が格納されてゆく。 55はこのようにしてメモリ54内の各アドレ
スに格納されたデータをそれぞれの深さに対応す
る前述の寄与率をもつて前記第1式により演算処
理して真の必要な情報内容となるように補正を加
え、再びこのメモリ54の当該処理が行なわれた
データの元のアドレス内に格納させる相関処理回
路、56は前記メモリ54の格納データを輝度信
号として画像表示するCRT表示装置である。 上記構成の本装置は方位方向Xが128ピクセル、
送波方向Yが512ピクセルの画素で構成されるか
ら、各画素の対応する超音波ビームの各走査位置
の予め認識した音場で各々の位置と深さにおける
寄与率α、β(この値は当然深さによつて異なる)
のデータを得ておき、これを相関処理回路55に
セツトしておく。 そして、超音波送受信回路53を駆動させて、
超音波プローブ52にリニア電子スキヤンを行な
わせる。これにより被検体51の目標物51aよ
りの超音波エコーが得られ、これを超音波プロー
ブ52で捕えて電気信号に変換して後、超音波送
受信回路53に与える。すると超音波送受信回路
53はこれを検波し、増幅した後、デイジタル変
換し、このデータが超音波走査におけるどの位置
のデータであるかを示す情報とともにメモリ54
に与える。するとメモリ54は該情報に対応する
アドレスに前記変換したデータを格納してゆく。
メモリ54に一画面分のデータ或いは或る深さの
データが格納されると相関処理回路55はメモリ
54の各アドレス或いは前述の或る深さのデータ
が格納された各アドレスより順次その格納データ
を読み出し、該アドレスに対応する寄与率α、β
を与えて前記第1式の処理を行ない該アドレスに
対応するピクセルの真の必要なデータを得る。そ
して、これを再び元のアドレスに格納する。かか
る補正を行なつてメモリ54の内容が補正後のデ
ータとなつたならばこれらデータを順次表示装置
56に輝度信号として送り、画像として表示させ
る。 このようにして表示された画像はその走査線一
本一本の画素がその走査線の対応する超音波ビー
ムの該画素対応深さのしかも超音波振動子1ピツ
チ分の幅の範囲のみの情報を示すものとなるから
画像全体の分解能が大幅に向上し、良質の超音波
像を得ることができる。 上述の例で用いた第1式は説明を簡単にするた
め、リニアスキヤンを例にとり、音場の音の強さ
の分布特性が左右対称のものについて示した。 しかし、超音波診断装置は電子スキヤンの方式
にセクタスキヤン、微小角セクタスキヤン等種々
のものがあり、必ずしも左右対称では無く、ま
た、超音波走査線のピツチを超音波振動子の配列
ピツチよりも狭くするために励振する超音波振動
子群の振動子群の振動子数を毎回変えてゆく方式
もあり、この場合、音場の幅も変化する。また、
深さによつても音の強さの分布特性も異なる。 このようなことを考えて前記第1式を更に一般
化した式を次に示しておく。 第7図aに示すようにn本の超音波ビームで1
画面分の情報を得る装置のm番目の超音波ビーム
を考えてみる。 この超音波ビームより得られるd1なる深さから
の超音波エコーの信号Bmd1はこの深さにおける
音の強さの分布特性が第7図bの如きとし、その
幅方向即ち、音場の広がり方向の各位置をP1、
…Pm、Pm1、…Pnとして、この各位置の寄与率
をγP1md1、γPmmd1、γPm1md1、…γPnmd1とす
ると Bmd1=γP1md1・E1d1+…+γPmmd1・Emd1+… +γPm1md1・Em1md1+…+γPnmd1・End1 但し、E1d1、…Emd1、Em1d1、…End1はそれ
ぞれP1、Pm、Pm1、Pn各位置における超音波走
査線のd1なる深さから真の超音波エコー信号を示
す。 また、m1番目の超音波ビームより得られるd1
なる深さからの超音波エコー信号Bm1d1はこの
m1番目の超音波ビームが第7図cなる音の強さ
の分布特性を示すものとし、P1、…Pm、Pm1
…Pn各位置の寄与率がそれぞれγP1m1d1、…γP
mm1d1、γPm1m1d1、…γPnm1d1とすると Bm1d1=γP1m1d1・E1d1+…+γPmm1d1・Emd1
… +γPm1m1d1・Em1md1+…+γPnm1d1・End1 また、m番目の超音波ビームより得られるd2
る深さからの超音波エコー信号Bmd2はこのm番
目の超音波ビームが第7図dなる音の強さの分布
特性を示すものとし、P1、…Pm、Pm1、…Pn各
位置の寄与率がそれぞれγP1md2、γPmmd2、γP
m1md2、…γPnmd2とすると Bmd2=γP1md2・E1d2+…+γPmmd2・Emd2+… +γPm1md2・Em1d2+…+γPnmd2・End2 と表わすことができる。 以上が、本発明に用いる第1式の一般式であ
る。 尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限
定することなく、その要旨を変更しない範囲内で
適宜変形して実施し得るものであり、例えば上記
実施例では電子スキヤンについて説明したが、電
子スキヤンに限定されるものではなく、その他の
方式にも適宜応用可能である。 このように複数の超音波振動子を有する超音波
プローブの該超音波振動子を所定数励振させて超
音波ビームを発生させると共にこの励振のする超
音波振動子の励振タイミングを制御することによ
り電子的に超音波ビームのスキヤンを行なうよう
にし、また、励振した超音波振動子にて前記超音
波ビームのエコーを捕え、CRT表示装置に送り、
この超音波エコーをスキヤン位置に対応する走査
線上に像として表示させるようにしたものにおい
て、超音波ビームの形成する音場内のうち、その
超音波ビームの中心線を中心に前記スキヤンされ
る超音波ビームのピツチに対応する幅内を真の情
報が含まれる超音波走査線とし、その超音波走査
線上の情報を得るため、それぞれの前記音場の音
の強さの分布を解析して各音場中の前記超音波走
査線外の各位置からの情報の前記超音波エコーに
対する寄与率を求め、各超音波ビームの音場に入
る他の位置よりのエコーの超音波走査線上の情報
を前記寄与率から知りこの分を補正して真の情報
を得、これを表示するようにしたので、表示装置
の各走査線上にはその走査線に対応する超音波走
査線上の情報のみが表示され分解能の高い超音波
像が得られる等、優れた特徴を有する超音波診断
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはリニア電子スキヤンにおける超
音波ビームの音場とCRT表示装置の走査線との
対応を説明するための図、第2図a,bは超音波
ビームの音場の各深さ位置とその位置における音
の強さの分布の関係を説明するための図、第3図
a,b,cはリニアスキヤンによりシフトする超
音波ビームの各音場とこれら各音場内における目
標物からの超音波エコーのレベルの強さ及び
CRT表示装置の各走査線上に表われる目標物の
像の状態を説明するための図、第4図a,b,c
は超音波ビームとこれにより捕えた超音波エコー
による表示装置上の像の状態及び補正後の表示像
を説明するための図、第5図は本発明装置の概略
的な構成を示すブロツク図、第6図はそのメモリ
の容量を説明するための図、第7図a,〜dは各
超音波ビームの位置とその音場の所望の深さ位置
における幅方向各位置の寄与率の一般的な説明を
するための図である。 52……超音波プローブ、53……超音波送受
信回路、54……メモリ、55……相関処理回
路、56……表示装置、A1,A2,〜A64……超音
波振動子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 超音波ビームを発生させてその超音波エコー
    を捕え、画像表示用の表示装置にてこの超音波エ
    コーを超音波ビームの対応する画面位置に表示さ
    せることにより像として表示させるようにしたも
    のにおいて、超音波エコーの情報を格納するメモ
    リと、前記各超音波ビームの各深さの音場のビー
    ム広がり方向における各位置の音の強さの分布か
    ら該各位置の寄与率を予め求め、前記メモリに格
    納された各々の超音波エコー情報とその情報を得
    た超音波ビームの深さの前記寄与率とから前記各
    超音波ビーム送波方向の所定幅内に含まれる超音
    波エコー情報をそれぞれ得る処理装置とを備え、
    この処理装置で処理されて得た情報を以つて画像
    表示させることを特徴とする超音波診断装置。
JP4070880A 1980-03-29 1980-03-29 Ultrasonic diagnosis apparatus Granted JPS56136537A (en)

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