JPS624990B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS624990B2
JPS624990B2 JP56001709A JP170981A JPS624990B2 JP S624990 B2 JPS624990 B2 JP S624990B2 JP 56001709 A JP56001709 A JP 56001709A JP 170981 A JP170981 A JP 170981A JP S624990 B2 JPS624990 B2 JP S624990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
directivity
reception
transmission
scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56001709A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57115246A (en
Inventor
Kyotaka Nagai
Masami Kawabuchi
Akira Fukumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP56001709A priority Critical patent/JPS57115246A/ja
Publication of JPS57115246A publication Critical patent/JPS57115246A/ja
Publication of JPS624990B2 publication Critical patent/JPS624990B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は複数個の超音波振動子をアレー状に配
列し、複数個のアレー状超音波振動子中、一組と
して送信または受信を行なう振動子群を順次選択
することにより超音波ビームの走査を行なう電子
走査式超音波診断装置の改良に関する。 電子走査式超音波診断装置においては、従来よ
り、良好な断層像を得るために、超音波ビームの
走査線間隔が狭いこと、すなわち、超音波走査線
密度が高いことが要望されてきた。 しかしながら、従来技術の延長線上で、超音波
走査線密度を向上させるためには、超音波振動子
の数、及びその送受信回路のチヤンネル数を増加
させなければならず、このような細かくて数多く
の超音波振動子の製作は困難であるばかりか、送
受信回路の膨大化という問題があつた。 そこで従来より、種々の駆動法により、同じ超
音波振動子の数で走査線密度を向上させるための
工夫がなされてきた。 最初に、こうした従来技術の1つである微小角
セクタ方式の問題点について図面を参照しながら
説明する。 第1図から第4図までと第9図で、Y1,Y2
Y3,……,YNは、N個の直線上に配列したアレ
ー状超音波振動子を表わし、超音波振動子から外
側に出ていく矢印及び記号Tは送信時の特性を表
わし、超音波振動子に向かつてくる矢印及び記号
Rは受信時の特性を表わし、T/Rは送受信総合
の特性を表わす。 なお、第1図、第3図及び第9図は、電子的に
超音波ビームを集束させるという意味で、メーン
ローブのみならず、両端の超音波振動子から出た
超音波ビームの進行方向を模式的に図示してある
が、第2図及び第4図では図面を見易くするため
メーンローブのみを図示してある。 第1図は、微小角セクタ方式と呼ばれる従来例
の原理図であり、送信時には送信用に選択された
振動子群の中心より微小角θT/Rだけ偏向した超
音波ビームを送信し、受信時には送信時と同一の
指向性を有する超音波ビームを受信することによ
つて、送信及び受信の総合特性として微小角θT
/Rの方向にメーンローブを有する超音波指向性
を実現するものである。 電子走査と上記微小角偏向を組み合わせること
によつて高密度走査を実現することができる。 たてえば第2図に示すように、最初プラスθ方
向に偏向した超音波ビームで送受信を行ないなが
ら被検領域の走査を行ない、次いでマイナスθ方
向に偏向した超音波ビームで送受信を行ないなが
ら被検領域の走査を行えば、従来と同一の超音波
振動子の数で、従来の2倍の高密度走査を実現す
ることが可能である。 すなわち第2図で最初T11/R11方向に偏向した
超音波ビームで送受信を行ない、次いで選択する
振動子群を1素子移動した後、T21/R21方向に偏
向した超音波ビームで送受信を行なう。以下同様
にしてプラスθ方向に偏向した超音波ビームで送
受信を行ないながら被検領域の走査を行なう。 プラスθ方向に偏向した超音波ビームでの走査
が終了した後、マイナスθ方向に偏向した超音波
ビームで同様の走査を行なう。 すなはちT12/R12方向に偏向した超音波ビーム
で送受信を行ない、次いで選択する振動子群を1
素子移動した後、T22/R22方向に偏向した超音波
ビームで送受信を行なう。以下同様にしてマイナ
スθ方向に偏向した超音波ビームで送受信を行な
いながら被検領域の走査を行なう。 なお上記説明では、最初プラスθ方向に偏向し
た超音波ビームで被検領域の走査を行ない、次い
でマイナスθ方向に偏向した超音波ビームで被検
領域の走査を行なう方法について述べたが、一走
査毎に交互に超音波ビームの偏向方向をプラスθ
方向、マイナスθ方向と切り替えながら被検領域
を走査することができる。 上述した説明から明らかなように、従来の微小
角セクタ方式では、送信及び受信の指向性のメー
ンローブの方向を共にプラスθ方向、あるいはマ
イナスθ方向に切り替えなければならないので、
送受信の遅延時間制御回路が複雑になるという問
題があつた。 本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その第1の目的とするところは、
従来より簡単な遅延時間制御回路で、超音波走査
線の高密度化を達成し、良好な断層像が得られる
電子走査式超音波診断装置を提供することにあ
る。 さらに、本発明の第2の目的とするところは、
超音波ビームの走査線が高密度であると同時に断
層像情報の取り込みを高速に行なうことが可能な
高速撮像、高超音波走査線密度の電子走査式超音
波診断装置を提供することにある。 以下本発明について上述した従来例と比較しな
がら、図面を参照しつつ詳細に説明する。 第3図は本発明の第1の実施例の原理図を示
し、送信時には送信用に選択された振動子群の中
心にメーンローブを有する超音波ビームを送信し
(第3図T)、受信時には受信用に選択された振動
子群の中心より微小角θR偏向した方向にメーン
ローブを有する超音波ビームを受信する(第3図
R)ことによつて、送受信の総合特性として微小
角θT/R方向にメーンローブを有する超音波指向
性(第3図T/R)を実現するものである。 電子走査と本発明の方式を組み合わせることに
よつて高密度走査を実現することができる。 たとえば第4図に示すように、送信時の超音波
ビームのメーンローブの方向は常に選択された振
動子群の中心方向に一定として、最初受信時の超
音波ビームのメーンローブの方向をプラスθ方向
にして被検領域の走査を行ない、次いで受信時の
超音波ビームのメーンローブの方向をマイナスθ
方向にして被検領域の走査を行えば、従来と同一
の超音波振動子の数で、従来の2倍の高密度走査
を実現することが可能である。すなわち第4図で
最初T1方向にメーンローブを有する超音波ビー
ムを送信し、R11方向にメーンローブを有する超
音波ビームを受信する。次いで選択する振動子群
を1素子移動した後、T2方向にメーンローブを
有する超音波ビームを送信し、R21方向にメーン
ローブを有する超音波ビームを受信する。以下同
様にして送信時には選択された振動子群の中心方
向にメーンローブを有する超音波ビームを送信
し、受信時にはプラスθ方向にメーンローブを有
する超音波ビームを受信し、選択する振動子群を
順次切り替えることによつて被検領域の走査を行
なう。以上の走査が終了した後、送信時の超音波
ビームの指向性は一定にして、受信時の超音波ビ
ームのメーンローブの方向をマイナスθ方向に切
り替えて走査を行なう。すなわち最初T1方向に
メーンローブを有する超音波ビームを送信し、
R12方向にメーンローブを有する超音波ビームを
受信する。次いで選択する振動子群を1素子移動
した後、T2方向にメーンローブを有する超音波
ビームを送信し、R22方向にメーンローブを有す
る超音波ビームを受信する。以下同様のことを繰
り返して被検領域の走査を行なう。 第5図に電子走査式超音波診断装置の走査回路
の一般的構成図を示す。第5図で101は超音波
探触子、102は走査回路、103は送信回路、
104は送信遅延回路、105は送信遅延時間制
御回路、106は前置増巾器、107は受信遅延
回路、108は受信遅延時間制御回路、109は
TGC回路、対数圧縮回路、検波回路等の受信信
号処理回路、110は表示器をそれぞれ表わす。 送信遅延回路104あるいは受信遅延回路10
7は、たとえばタツプ付LC遅延線から成り、そ
れぞれ送信遅延時間制御回路105、受信遅延時
間制御回路108の制御のもとに、アナログスイ
ツチを利用してLC遅延線のタツプを切り替える
ことによつて遅延時間を切り替え、したがつてそ
れぞれ送信指向性あるいは受信指向性のメーンロ
ーブの方向を変化させることができる。すなわ
ち、一走査線毎にあるいは被検領域の走査毎に、
送信遅延時間制御回路105、あるいは受信遅延
時間制御回路108の制御のもとに、それぞれ送
信信号あるいは受信信号の遅延時間を切り替える
ことによつて、超音波振動子の数を増やすことな
く高密度走査を実現することが可能である。 本発明の実施例では、上述した説明から明らか
な通り、送信時の指向性は一定で、常に選択され
た振動子群の中心にメーンローブを有し、受信時
の指向性のみを、一走査線毎にあるいは被検領域
の走査毎に切り替えることによつて高密度走査を
実現しており、一走査線毎にあるいは被検領域の
走査毎に、送信、受信の指向性を共に切り替えて
いた従来例と比較して、送信指向性を制御する送
信遅延時間制御回路105の回路構成を簡易化す
ることができる。 なお上記実施例の説明では、送信時の指向性を
一定にして受信時の指向性を切り替える例につい
て説明したが、送信と受信の役割を入れかえて、
受信時の指向性を一定にして送信時の指向性を切
り替えてもよい。 次に本発明の実施例の送受信総合の指向特性に
ついて従来例のそれと比較して説明する。 具体例として第6図に示す超音波探触子をとり
あげる。超音波周波数を3.5MHz、超音波振動子
の素子巾aを0.23mm、素子ピツチbを0.3mmと
し、5素子を1組として8組、40素子を同時に駆
動するものとする。 したがつて、1組あたりのピツチdは、0.3×
5=1.5mmである。 なお第1図から第4図までは5素子をまとめて
1個として表示してある。 いま焦点深さFを75mm、被検深度Lを150mmと
する。第2図に示した従来例の場合、偏向角θ=
tan-1(d/2L)=0.286度となり、第4図に示し
た本発明の実施例の場合、θ=tan-1(d/L)=
0.573度となる。 第1表に焦点深さ75mmで偏向角が、0度、
0.286度、0.573度の場合の各素子に与える遅延時
間を示す。
【表】 上記超音波探触子を用い、深さ75mmにおける送
受信総合の指向特性を求めた結果を第7図に示
す。第7図で実線が本発明の実施例の場合であ
り、送信時には第1表の偏向角0度の場合の遅延
時間を与え、また受信時には第1表の偏向角
0.573度の場合の遅延時間を与えた時の送受信総
合の指向特性を示す。また第7図で破線が従来例
の場合であり、送信、受信共に第1表の偏向角
0.286度の場合の遅延時間を与えた時の送信総合
の指向性を示す。 一般に、送信と受信のメーンローブの方向を異
ならしめた場合、以下の事項について検討する必
要がある。 (1) ビーム巾の減少もしくは増大 (2) メーンローブの感度の低下 (3) サイドローブの減少もしくは増大 第7図に示されるように、本実施例のように送
信と受信の超音波ビームのメーンローブの方向を
微小角異ならしめた場合は、従来例と比較して、
メーンローブの感度がほんの0.5dB低下するだけ
で、超音波ビームのビーム巾が細くなり、サイド
ローブのレベルも減少するという良好な超音波指
向性を実現することが可能であり、従来より簡単
な回路構成で良好な超音波指向性を得ることがで
きる。 第8図は第6図に示した超音波探触子を用い
て、送信時のメーンローブの角度は常に0度と
し、受信時のメーンローブの角度を変化した時の
深さ75mmでの送受信総合特性における第1サイド
ローブレベルとメーンローブレベルの比を求め、
dB表示したものである。 本発明の好ましい実施例では、第1サイドロー
ブレベルとメーンローブレベルの比は送受信総合
特性において−20dB以下であることが好まし
い。したがつて、第8図から、第6図に示した超
音波探触子を用いたシステムでは、受信時のメー
ンローブの角度は1.25度以下にすることが好まし
いことがわかる。 ところで従来例及び本発明の第1の実施例で
は、原理上、走査線密度を向上させた割合だけ、
撮像時間が長くかかる。 しかしながら、次に述べる本発明の第2の実施
例では、たとえば従来の2倍の超音波走査線密度
をもつ超音波断層像を従来と同じ時間で撮像する
ことが可能である。 以下本発明の第2の実施例について詳細に説明
する。 第9図に本発明の第2の実施例の送受信方式の
原理図を示す。第9図に示すように1回の送信T
に対して、相異なる指向性R1,R2を有する2個
の受信器で同時に受信し、メモリに記録した後、
書き込み時の約2倍の速度でメモリの内容を順次
読み出せば、送受信総合の指向特性としてT/
R1,T/R2という相異なる2方向にメーンロー
ブを有する超音波を同時に受信し、表示すること
が可能である。 すなわち、第4図の走査方式を示す図におい
て、最初選択された振動子群の中心であるT1
向にメーンローブを有する超音波ビームを送信
し、2系統の受信器によつてR11方向及びR12方向
にメーンローブを有する超音波ビームを受信し、
2種類の受信信号を2つのメモリにそれぞれ記録
する。次いで選択する振動子群を1素子移動した
後、T2方向にメーンローブを有する超音波ビー
ムを送信し、R21方向及びR22方向にメーンローブ
を有する超音波ビームで受信し、2種類の受信信
号を2つのメモリに記録すると同時に、先にメモ
リに記録したR11方向及びR12方向よりの受信信号
を書き込み時の約2倍の速度で、先にR11方向よ
りの受信信号、次いでR12方向より受信信号を読
み出し表示する。次に選択する振動子群を1素子
移動した後、T3方向にメーンローブを有する超
音波ビームを送信し、R31方向及びR32方向にメー
ンローブを有する超音波ビームで受信し、2種類
の受信信号を2つのメモリに記録すると同時に、
先にメモリに記録したR21方向及びR22方向よりの
受信信号を書き込み時の約2倍の速度で順次読み
出し表示する。以下同様のことを繰り返して被検
領域の走査を行なう。 第10図に本発明の第2の実施例を具現化する
めの電子走査式超音波診断装置の構成図の1例を
示す。第10図で201は超音波探触子、202
は走査回路、203は送信器、204は第9図T
の送信指向性を実現するための送信遅延回路、2
05は送信遅延時間制御回路、206は前置増巾
器、207は第9図R1の受信指向性を実現する
ための受信指向性を実現するための第1受信遅延
回路、208は207の遅延時間を制御する第1
受信遅延時間制御回路、209はTGC回路、対
数圧縮回路、検波回路等の第1受信信号処理回
路、210は第1メモリ、211は第2メモリ、
212は第9図R2の受信指向性を実現するため
の第2受信遅延回路、213は212の遅延時間
を制御する第2受信遅延時間制御回路、214は
第2受信信号処理回路、215は第3メモリ、2
16は第4メモリ、217は低域通過形フイル
タ、ガンマ補正回路等のメモリ読み出し信号処理
回路、218は表示器をそれぞれ表わす。 第11図a〜eは、第10図に示す装置におい
て、受信信号のメモリへの書き込み及び読み出し
のタイミングを示すタイミングチヤートである。 第11図aは超音波パルスの送信タイミングを
制御するレートパルス、同図b,c,d,eは、
それぞれ第1メモリ210、第2メモリ211、
第3メモリ215、第4メモリ216の書き込み
及び読み出しのタイミングを示すタイミングチヤ
ートであり、Wはメモリが書き込みのモードにあ
ることを示し、Rはメモリが読み出しのモードに
あることを示す。 第10図で最初スイツチSW1を第1メモリ21
0に、スイツチSW2を第3メモリ215に接続し
ておき、第1メモリ210に第1受信信号を、第
3メモリ215に第2受信信号を書き込んだ後、
次に送信タイミングでスイツチSW1を第2メモリ
211に、スイツチSW2を第4メモリ216に切
り替え、スイツチSW3を第1メモリ210に接続
する。第2メモリ211に別の第1受信信号を、
第4メモリ216に別の第2受信信号を書き込み
ながら、第1メモリ210の内容を書き込み時の
約2倍の速度で読み出し表示する。次いでスイツ
チSW3を第3メモリ215に接続し、第3メモリ
215の内容を書き込み時の約2倍の速度で読み
出す。以下、第1メモリ210、第3メモリ215
と第2メモリ211、第4メモリ216の役割を
交互に交替して同様の動作を繰り返すことによつ
て、相異なる方向からの超音波ビームを同時に受
信し、2方向よりの受信信号を順次表示すること
が可能となる。 上述したように、本発明の第2の実施例では、
従来の2倍の超音波走査線密度をもつ超音波断層
像を従来と同じ時間で撮像することが可能であ
る。 なお、上記第2の実施例では、受信回路系を2
系統とした場合について説明したが、さらに走査
線密度を上げたい場合は、受信回路系を走査線密
度向上の倍率分だけ用意すればよい。 上述した本発明の実施例では、超音波振動子を
直線上に配列した直線アレー状超音波振動子への
適用、ならびに音波の送信方向が選択された振動
子群の中心方向である場合について述べたが、本
発明は、超音波振動子を円弧上あるいはその他の
曲線上に配列した曲線アレー状超音波振動子にも
適用可能であり、また超音波振動子を2次元的に
配列した2次元アレー状超音波振動子にも適用で
きると共に、音波の送信方向が所定の一方向の場
合にも適用できる。 以上説明してきたように本発明は、送信時には
選択された振動子群から所定の一方向に送信指向
性のメーンローブを有し、受信時には送信時と同
一の振動子群を用い送信指向性の方向から所定角
度偏向した方向に受信指向性のメーンローブを有
するように、遅延回路を使つて送信信号及び受信
信号に遅延時間を与え、1走査毎にあるいは被検
領域の走査毎に受信信号に与える遅延時間を切り
替え、受信指向性のメーンローブの方向を変化さ
せることによつて送受信総合の指向特性のメーン
ローブの方向を変化することができる超音波診断
装置にあり、従来よりも簡単な送信遅延時間制御
回路で、超音波振動子の数を増加することなく、
超音波走査線の高密度化を達成し、良好な超音波
断層像が得られる電子走査式超音波診断装置を安
価に提供できる。 また、複数個の相異なる受信指向性を有する受
信回路系を具備し、同時に多方向からの超音波ビ
ームを受信することによつて、超音波ビームの走
査線が高密度であると同時に断層像情報の取り込
みを高速に行なうことが可能な、高速撮像、高超
音波走査線密度の電子走査式超音波診断装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の送受信方式の原理図、第2図は
従来の走査方式を示す図、第3図は本発明の第1
の実施例の送受信方式の原理図、第4図は本発明
の実施例の走査方式を示す図、第5図は電子走査
式超音波診断装置の構成図、第6図は従来例と本
発明の実施例の特性を比較、説明するために用い
る超音波探触子を示す図、第7図は従来例と本発
明の実施例の送受信総合の指向特性を示す図、第
8図は受信指向性のメーンローブの角度に対する
第一サイドローブとメーンローブの比を示す図、
第9図は本発明の第2の実施例の送受信方式の原
理図、第10図は本発明の第2の実施例を具現化
するための電子走査式超音波診断装置の構成を示
すブロツク図、第11図a〜eは第10図に示す
装置のメモリ部のタイミングチヤートである。 101……超音波探触子、102……走査回
路、103……送信器、104……送信遅延回
路、105……送信遅延時間制御回路、106…
…前置増巾器、107……受信遅延回路、108
……受信遅延時間制御回路、109……受信信号
処理回路、110……表示器、201……超音波
探触子、202……走査回路、203……送信
器、204……送信遅延回路、205……送信遅
延時間制御回路、206……前置増巾器、207
……受信遅延回路1、208……受信遅延時間制
御回路1、209……受信信号処理回路1、21
0……第1メモリ、211……第2メモリ、21
2……受信遅延回路2、213……受信遅延時間
制御回路2、214……受信信号処理回路2、2
15……第3メモリ、216……第4メモリ、2
17……メモリ読み出し信号処理回路、218…
…表示器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アレイ状に配列された複数個の超音波振動子
    を有する超音波探触子と、前記複数個の超音波振
    動子中の所定個数のものを順次選択する走査回路
    と、前記走査回路を介して所定個数の超音波振動
    子を駆動し被検体内に超音波ビームを発射させる
    送信回路と、被検体で反射された超音波ビームを
    送信時と同一の超音波振動子により受信し処理す
    る受信回路と、送受信時の超音波ビームのいずれ
    か一方を所定の一方向に指向性を有するように
    し、他方を一方に対して所定角度偏向した方向に
    指向性を有するように指向性を変化させる電気的
    遅延手段とを具備したことを特徴とする超音波診
    断装置。 2 一方向に指向性を有する超音波ビームを送信
    し、複数個の指向性を有する超音波ビームを同時
    に受信するようにしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の超音波診断装置。
JP56001709A 1981-01-08 1981-01-08 Ultrasonic diagnostic apparatus Granted JPS57115246A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56001709A JPS57115246A (en) 1981-01-08 1981-01-08 Ultrasonic diagnostic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56001709A JPS57115246A (en) 1981-01-08 1981-01-08 Ultrasonic diagnostic apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57115246A JPS57115246A (en) 1982-07-17
JPS624990B2 true JPS624990B2 (ja) 1987-02-02

Family

ID=11509074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56001709A Granted JPS57115246A (en) 1981-01-08 1981-01-08 Ultrasonic diagnostic apparatus

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57115246A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0263686U (ja) * 1988-11-01 1990-05-14
JPH0331886U (ja) * 1989-08-04 1991-03-28
JPH0664489U (ja) * 1992-07-02 1994-09-13 朋和産業株式会社 おにぎり用包装体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5366760A (en) * 1976-11-27 1978-06-14 Canon Inc Transmission and reception of sound waves
JPS5438693A (en) * 1977-09-02 1979-03-23 Hitachi Medical Corp Ultrasonic wave diagnosing device
JPS5542656A (en) * 1978-09-22 1980-03-26 Shimadzu Corp Linear electronic scanning type ultrasoniccwave diagnosis device

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5366760A (en) * 1976-11-27 1978-06-14 Canon Inc Transmission and reception of sound waves
JPS5438693A (en) * 1977-09-02 1979-03-23 Hitachi Medical Corp Ultrasonic wave diagnosing device
JPS5542656A (en) * 1978-09-22 1980-03-26 Shimadzu Corp Linear electronic scanning type ultrasoniccwave diagnosis device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0263686U (ja) * 1988-11-01 1990-05-14
JPH0331886U (ja) * 1989-08-04 1991-03-28
JPH0664489U (ja) * 1992-07-02 1994-09-13 朋和産業株式会社 おにぎり用包装体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57115246A (en) 1982-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5329930A (en) Phased array sector scanner with multiplexed acoustic transducer elements
US4945915A (en) Ultrasonic diagnosis apparatus
US4159462A (en) Ultrasonic multi-sector scanner
US5142649A (en) Ultrasonic imaging system with multiple, dynamically focused transmit beams
US4180790A (en) Dynamic array aperture and focus control for ultrasonic imaging systems
US4644795A (en) High resolution multiline ultrasonic beamformer
US6790182B2 (en) Ultrasound system and ultrasound diagnostic apparatus for imaging scatterers in a medium
US5419330A (en) Ultrasonic diagnostic equipment
US5421333A (en) Ultrasonic diagnostic apparatus
WO2006134686A1 (ja) 超音波撮像装置
US4442713A (en) Frequency varied ultrasonic imaging array
US20030055334A1 (en) Methods and apparatus for ultrasonic compound imaging
US10231711B2 (en) Acoustic wave processing device, signal processing method for acoustic wave processing device, and program
JPH0155429B2 (ja)
JP4643591B2 (ja) 超音波撮像装置
JP2856858B2 (ja) 超音波診断装置
US5144954A (en) Ultrasonic diagnosing apparatus
JP4334671B2 (ja) 超音波診断装置
JPS63143039A (ja) 超音波診断装置
JPH08317924A (ja) 電子走査式超音波診断装置
JPS624990B2 (ja)
JPH0254096B2 (ja)
JPS5869538A (ja) 超音波診断装置
US6293912B1 (en) Ultrasound scanner with beam former
KR100362001B1 (ko) 초음파 영상 시스템용 인터레이싱 다중 빔 집속 장치 및집속 방법