JPS63204516A - トラツキング制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明［ユ、光学式ピックアップを移動させるアクセス
時において対物レンズ等の光学手段の振動を抑イ１１で
きるようにしたトラッキング制御装置にＩ３！１する。

［従来の技術と発明が解決しようとする問題点コ近年、
光ビームを照射して記録媒体に高密度で情報を記録した
り、記録媒体に高密度で記録された情報を高速度で再生
したりすることのできる光学式情報記録／再生装置が注
目される状況にある。

前記光学式情報記録／再生装置番よＬ１標トラックに迅
速にアクセスできるようにキセリッジ（可動台）に取（
Ｊけた光学式ピックアップ（光学ヘッド）を円盤状記録
媒体（以下、ディスクと記す。）の半径方向に粗（移）
動できるようになっており、前記キ１１リッジを移動さ
μるための駆動手段として送りねじ、ボイスコイルモー
タ后が用いられている。

目標トラックへアクセスするには、このキャリッジ移動
手段による粗アクセスを行なって、迅速に目標トラック
近傍に移動した後、トラッキングターボ状態に保持し、
その後レンズアクチュエータにトラックジャンプさせる
ためのジャンプパルスを印加する密アクセスの動作のプ
ロセスを経て目標トラックにアクセスすることがしばし
ば行なわれる。

ところで、前記粗アクセス時には、前記キャリッジが高
速移ＦＩＪするため、例えば、前記キセリッジの起動時
ヤキャリッジが目標位置に達して停止したとき、対物レ
ンズが慣性力を受け、減衰振動（運動）をする。このＪ
：うに対物レンズが振動すると、この振動が収まるまで
に時間がかかり、トラッキングサーボ引込みに時間がか
かってトラックアクセスに時間がかかったり、目標トラ
ックに正確に達しない等の問題点がある。

これに対処するに、例えば、特開昭５８−２６３３１号
公報には、対物レンズの記録媒体の半径方向の変位…を
検出する検出手段を設け、アクセス時にｎｔ記検出手段
の出力信号をフィードバック信号としてレンズ光軸駆動
機構を制御駆動するようにした技術が開示されている。

しかしながら、このような装置では、対物レンズの変位
量を検出するために位置検出装置と検出回路が必要にな
り、また、例えば検出装置に光源を使用した場合には光
源の温度経時変化を補償ＪるためのΔＰＣ回路をさらに
必要とする等、コストがｎくなると共に、ピックアップ
が大型化するという問題点がある。

［発明の目的］ 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単
な構成で、アクセス時におけるり・１物レンズ等の光学
手段の振動を抑制して、目標トラックに速やかに、且つ
正確にアクセスできるドラッギング制御装置を提供する
ことを目的としている。

［問題点を解決するための手段及び作用１本発明による
トラッキング制ｔｉｌｌ装匠は、トラフ４°ングエラー
信号をトラッギングアクブコエータのトラッキングコイ
ルに印加することによって、光ビームを記録媒体に集光
照射する光学手段の移動を制御して前記記録媒体に照射
されるスポット光の位置を移動させる微動手段と、前記
光学手段を備えた光学式ピックアップを前記記録媒体の
トラックを４１１！断する方向に移動させる粗動手段と
を右すると共に、前記トランキングコイルが少なくとも
二つの分割された巻線部分を有するトラッキング制御装
置において、少なくとも前記粗動手段によって前記光学
式ピックアップを移動させて目標トラック近傍にアクセ
スする期間、前記トラッキングコイルの分割された巻線
部分の少なくとも一つの両端を通常時の配線に対して逆
に接続し、分割された巻線部分が互いに逆方向で大きさ
の等しい駆動力を発生するようにトラッキングコイルの
配線を変更する手段を設（〕たものである。

Ｊなわち、前記粗動手段によって前記光学式ピックアッ
プを移動させて目標トラック近傍にアクヒスする期間、
トラッキングコイルの配線を変更して、分割された巻線
部分がＵいに逆方向で太きさの等しい駆動力を発生する
と、この互いに逆方向の駆動力は、光学手段を中立位置
に保持するように作用するため、前記光学手段の振動が
抑制される。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例をＮ２明する。

第１図ないし第５図は本発明の一実施例に係り、第１図
はＩ−ラッキング制御装置の構成を示づブロック図、第
２図はアクチュエータを示１説明図、第３図は通常時の
トラッキングコイルの配線状態を示ず回路図、第４図は
粗アクセス時に対物レンズに作用する力を示づための説
明図、第５図は粗アクヒス時のトラッキングコイルの配
線状態を示づ一回路図である。

第１図に承りように、本実施例のトラッキング制御装Ｖ
１１では、スピンドルモータ２で回転駆動される記録媒
体としての光ディスク３に対＋１１Ｊｒるように光学式
情報記録／再生装冒の光学式ピックアップ４が配設され
ている。この光学式ピックアツブ４は、キャリッジ５に
取付けられ、このキャリッジ５は、例えば、ボイスコイ
ルモータ７によって前記光ディスク３の半径方向Ｒに移
動できるようになっている。

前記光ビッグアップ４内には、図示しないレージ“ダイ
オードが収納され、このレーザダイオードの光ビームは
対物レンズ６で集光されて、光ディスク３に照射される
ようになっている。

前記対物レンズ６は、アクチュエータ１８によって光デ
ィスク３の半径方向Ｒ１及び対物レンズ６の光軸方向に
移動可能に保持されている。

前記光ディスク３の戻り光は、直角プリズム８等からな
る光学系を介して、４分割の受光素子等で形成した光検
出器１１で受光される。この光検出器１１で光電変換さ
れた信号は、差動アンプ１２に入力され、この差動アン
プ１２の差動出力によってトラッキングエラー信号３１
Ｅが生成される。

このトラッキングエラー信号Ｓｒ［は、コントローラ２
０によって制御されサーボループをオン、オフするスイ
ッチ１３を介して位相補償回路１４にへ力心れ、位相補
但された後、コントローラ２０によって切換が制御され
るスイッチ１５を介して駆動回路１６に入力される。そ
して、この駆動回路１６を経てトラッキング制御信号と
なり、前記アクチュエータ１８のトラッキングコイル２
３に印加されるようになっている。

尚、図示はしないが、フォーカシング制御手段も同様に
構成されている。

また、前記ドラッギングエラー信号Ｓ■［は、コントロ
ーラ２０によって制御されサーボループをオン、オフη
るスイン′ｆ４１を介してローパスフィルタ４２にも入
力されている。尚、このローパスフィルタ４２は、例え
ば、前記（トラッキング）アクチ」エータ１８と同一の
周波数特性を持つ等価回路になっていても良い。この等
価回路は、前記対物レンズ６を支持する弾性支持体のば
ね定数と、対物レンズ６を含む可動部賀歌により決定さ
れる共振周波数と同−共振周波数を持つ二次ローパスフ
ィルタからなり、オペアンプ等により簡単に実現できる
。この等価回路によって、前記対物レンズ６０弾性支持
体中立位四からのずれ邑が検出される。前記ローパスフ
ィルタ４２の出力は、コントローラ２０によって切換が
ｉｉｌ制御されるスイッチ４３．駆動回路４４を紅で前
記ボイスコイル［−夕７に入力される。このボイスコイ
ルモータ７は、前記ローパスフィルタ４２を通過し、高
周波成分が除去されたトラックエラー信号ＳＴＥに対応
して前記光学式ピックアップ４を移！ｌ１ｌＪさせ、光
スポットをｌ］標トラックに追従さ゛せるようになって
いる。　このにうに本実施例では、トラッキング１ラ一
信号ＳＴＥをアクチュエータ１８のトラフ４−ングコイ
ル２３と、光学式ピックアップ４を移＋Ｊ＋さけるボイ
スコイルを−９７とに帰還さける２段→Ｊ−ボ制御を行
なっている。

また、本実施例では、前記トラッキングコイル２３にジ
ャンプパルスを印加づ°ることによって、光スポットを
現在トラックから目標トラックにトラックジャンプでき
るようにしている。前記ジャンプパルスは、コントロー
ラ２０からのジャンプ指令信号３Ｊによってジャンプパ
ルス発生回路４５から発生されるようになっている。ト
ラックジャンプ時には、前記スイッチ１３．４１がオフ
にされ１ノーボルーブがオフされると共に、前記スイッ
チ１５の切換接点が前記ジャンプパルス発生回路４５側
に切換えられて、駆動回路１６に前記ジャンプパルス発
生回路４５からのジャンプパルスが入力されるようにな
っている。そして、このジャンプパルスが駆動回路１６
を経てトラッキングコイル２３に印加され、光スポット
が目Ｈ１〜ラックに移動されるようになっている。

また、本実施例では、前記ボイスコイルモータ７にキャ
リッジシーク信号Ｓ　Ｃ３を印加することによって、キ
１１リッジ５を移動させて、粗アクセスできるようにし
ている。この粗アクヒス時には、前記スイッチ１３．４
１がオフにされサーボループがオフされると共に、前記
スイッチ４３の切換接点がコントローラ２０側に切換え
られて、駆動回路４４にコントローラ２０からのキレリ
ッジシーク信号ＳＣ３が入力されるようになっている。

モしで、このキャリッジシーク信号ＳＯ８が駆動回路４
４を経てボイスコイルモータ７に印加され、前記キｔ／
リッジ５が移動され、目標１−ラック近傍に粗アクセス
するようになっている。

また、本実施例では、前記トラッキングコイル２３に所
定の電流を供給するための制動電流発生回路４７が設け
られ、この制動電流発生回路４７は、前記スイッチ１５
を介して駆動回路１６に接続されるようになっている。

そして、前記キャリッジ５を移動する粗アクセスの際、
前記スイッチ１５の切換接点が前記制動電流発生回路４
７側に切換えられ、駆動回路１６を介してトラッキング
コイル２３に例えば一定の電流が供給されるようになっ
ている。

前記アクチュエータ１８は、第２図及び第３図に示１よ
うに構成されている。すなわら、対物レンズ６は、第２
図（ａ）に示すように、レンズホルダ２１に保持されて
いる。このレンズホルダ２１には、前記対物レンズ６を
挟んで光ディスク３の半径方向Ｒに対向する位置にそれ
ぞれ、二つに分割して巻回されたフォーカスコイル２２
ａ、２２ｂが配設されている。尚、このフォーカスコイ
ル２２ａ、２２ｂは、前記対物レンズ６の光軸方向の軸
を中心にした４角形状筒体の外周に巻回して形成されて
いる。また、このフォーカスコイル２２ａ、２２ｂの光
デイスク３０半径方向Ｒの外側にはそれぞれ、二つに分
割して巻回されたトラッキングコイル２３ａ、２３ｂが
配設されている。

第２図（ｂ）は、トランキングコイル２３ｂを展開して
示す左側面図であり、この図に示すように、１−ラッキ
ングコイル２３ｂ　（２３ａも同様゛Ｃある。

）は、光ディスク３の半径方向Ｒの軸を中心に長方形形
状に巻回して形成され、一点鎖線部分で対物レンズ６側
に直角に折曲げられ、前記フォーカスコイル２２ｂ　（
２２ａ）の外側部に取ｆＪけられている。

前記レンズホルダ２１は、板ばね２４によって、中継部
材２５に連結され、中継部材２５に対して対物レンズ６
の光軸方向（紙面に垂直な方向）に移Ｖ」可能に支持さ
れている。前記中継部材２５は、ハ字状の板ばね２６．
２６にＪ：って、光ディスク３の半径方向Ｒに移動ｒｉ
Ｊ能に支持されており、前記対物レンズ６は、光ディス
ク３の半径方向Ｒにも移動可能になっている。

また、前記フォーカスコイル２２ａ、２２ｂの光ディス
ク３の半径方向Ｒ及び対物レンズ６の光軸方向に直交す
る方向く図における上下方向）の両側部、及び下部に、
所定の間隔を開けて対向するように、断面コ字状の外側
ヨーク２７．２７が配設されている。この外側ヨーク２
７．２７の凹部の中央には、角柱状の内側ヨーク２８．
２８が立設されている。この内側ヨーク２８．２８は、
前記フォーカスコイル２２ａ、２２ｂの中空部に遊挿さ
れている。また、前記外側ヨーク２７，２７の前記フォ
ーカスコイル２２ａ、２２ｂの側部に対向する内側部に
は、永久磁石２９，２９．２９．２９が取付けられてい
る。

第３図に示すように、トラッキングコイル２３ａの一端
は、駆動回路１６に接続され、このトラッキングコイル
２３ａの他端は、スイッチ３１の接点３１ｂに接続され
ている。このスイッチ３１の切換接点３１ａは、ドラッ
ギングコイル２３ｂの一端に接続されている。このトラ
ッキングコイル２３ｂの他端は、スイッチ３２の切換接
点３２ａに接続されている。このスイッチ３２の接点３
２ｂは、アースＥに接続されている。また、１１１Ｊ記
スイツチ３１の接点３１ｂと、前記スイッチ３２の他の
接点３２ｃとを結ぶ第１の分岐路３３と、前記スイッチ
３１の他の接点３１ｃと、前記スイッチ−３２の接点３
２ｂとを結ぶ第２の分岐路３４とが形成されている。前
記スイッチ３１．３２は、コント【］−ラ２０によって
同時に切換えられ、通常時は、第３図に示すように、切
換接点３１ａと接点３１ｂ、及び切換接点３２ａと接点
３２ｂが接続され、トラッキングコイル２３ａ、２３ｂ
は直列に接続されるようにな−）でいる。

また、この通常時には、第２図（Ｆ３　）に示づように
、入力電流によってトラッキングコイル２２ａに生じる
駆動力「八と、トラッキングコイル２２ｂに生じる駆動
力ＦＢとの、方向及び大きさが等しくなるように、トラ
ンキングコイル２２ａ。

２２ｂの巻数やそれぞれに対する磁気回路等が、同着に
設定されている。そして、前記駆動力ＦＡ。

［ＢにＪ：って、レンズホルダ２１によって保持された
対物レンズ６が光ディスク３の半径方向Ｒに移動するに
うになっている。

一方、前記キ１１リッジ５を移動して粗アクセスする際
には、第５図に示すように、切換接点３１ａとＩ＆点３
ＬＣ１及び切換接点３２ａと接点３２Ｃが接続されるよ
うになっている。

このように配線を変更すると、ドラッギングコイル２３
ｂの通常時にトランキングコイル２３ａに接続されてい
た端子は分岐路３４を介してアース「に接続され、通常
時にアースＥに接続されていた端子は分岐路３３を介し
てトラッキングコイル２３ａに接続される。すなわち、
トラッキングコイル２３ｂの両端が通常時の配線に対し
て逆に接続され、トラッキングコイル２３ｂの電流の方
向は、通常時の逆になる。従って、第４図に示づように
、トラッキングコイル２２ｂには、トラッキングコイル
２２ａに生じる駆動力ＦＡ　”とは、方向が逆で大きさ
が等しい駆動力ＦＢ−が生じる。

尚、この粗アクセス時には、前記トラッキングコイル２
２ａ、２２ｂに、前記制動電流発生回路４７によって一
定の電流が供給される。

また、粗アクセスの終了後は、前記スイッチ３１．３２
が通常時側にＶＪ換えられ、切換化点３１ａと接点３１
ｂ、及び切換接点３２ａと接点３２ｂが１＆続されると
共に、スイッチ１３．４１がオンになり、また、スイッ
チ１５が位相補償回路１４側に切換えられ、量ナーボル
ーブがオンになり、トラッキングナーボ状態に引込まれ
るにうになっている。

このように、本実施例では、キャリッジ５を移動しＣ粗
アクセスする期間、スイッチ３１．３２にＪ：って、二
つに分割して巻線されたトラッキングコイル２３の一方
のトラッキング：ｌイル２３ｂの両端が通常時の配線に
対して逆に接続される。

Ｊると、このトラッキングコイル２３ｂの電流の方向は
、通常時の逆になり、トラッキングコイル２２ｂには、
トラッキングコイル２２ａに生じる駆動力「八′とは、
方向が逆で大きさが等しい駆動力［Ｂ′が生じる。そし
て、この駆動力ＦＡ　−「Ｂ′は、対物レンズ６を、中
立位置に強制的に保持づ−るように作用する。

従って、前記対物レンズ６の振動が抑制され、この振動
が収まるまでの時間が短縮される。そのため、速やかに
トラ４−ングサーボ状態に引込むことができ、高速且つ
正確なアクセスが可能になる。

尚、前記トラッキングコイル２３の配線を変更Ｊ゛る期
間を、粗アクビスの終了の若干後までとすることによっ
て、ギヤリッジ５の停止時に発生する対物レンズ６の振
動をより有効に抑制することができる。

また、アクチュエータ１８としては、トラッキングコイ
ル２３ａ、２３ｂが対物レンズ６を挟／Ｖで対向配置さ
れたものに限らず、例えば対物レンズ６の光軸と直交す
る方向の一側に９１没されたものであっても良い。

尚、本発明は、記録形態として、ビットを形成す゛るも
の、磁化の向きを変化させるもの、相転移等によって反
射率またＧ、ｉ透過率等を変化させるもの等の光学式情
報記録／再生装置に適用Ｊることができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、粗アクヒス時には
、ｌ−ラッギングコイルの分割された巻線部分が７１い
に逆方向で大きさの等しい駆動力を発生し、この駆動力
が対物レンズ等の光学手段を中立位置に保持覆るように
作用りるため、粗アクセス時にＪハノる対物レンズ雪の
光学手段の振動が抑制され、目４！Ａ１〜ラックに速や
かに、口つ正確にアクセスでさ゛るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の一実施例に係り、第１図
はトラッキング制御装置の構成を示Ｊブロック図、第２
図ｔよアクチュエータを示づ説明図、第３図は通常時の
トラッキングコイルの結線状態を示１Ｊ回路図、第４図
は粗アクセス時に夕・１物レンズに作用りる力を示づた
めの説明図、第５図は粗アクヒス時のトラン４：ングコ
イルの結線状態を示す回路図である。 １・・・トラッキング制０１１装置 ３・・・光ディスク　　　４・・・光学式ピックアップ
５・・・キャリッジ　　　６・・・対物レンズ７・・・
ボイスコイルモータ １８・・・アクチュエータ ２３　、２３　ａ　、　２３　ｂ・・・トラッキングコ
イル３１．３２・・・スイッチ ３３．３４・・・分岐路 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トラッキングエラー信号をトラッキングアクチュエータ
   のトラッキングコイルに印加することによって、光ビー
   ムを記録媒体に集光照射する光学手段の移動を制御して
   前記記録媒体に照射されるスポット光の位置を移動させ
   る微動手段と、前記光学手段を備えた光学式ピックアッ
   プを前記記録媒体のトラックを横断する方向に移動させ
   る粗動手段とを有すると共に、前記トラッキングコイル
   が少なくとも二つの分割された巻線部分を有するトラッ
   キング制御装置において、少なくとも前記粗動手段によ
   つて前記光学式ピックアップを移動させて目標トラック
   近傍にアクセスする期間、前記トラッキングコイルの分
   割された巻線部分の少なくとも一つの両端を通常時の配
   線に対して逆に接続し、分割された巻線部分が互いに逆
   方向で大きさの等しい駆動力を発生するようにトラッキ
   ングコイルの配線を変更する手段を設けたことを特徴と
   するトラッキング制御装置。