JPS63203710A - 高炉炉床壁出銑口構造 - Google Patents

高炉炉床壁出銑口構造

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JPS63203710A
JPS63203710A JP3510787A JP3510787A JPS63203710A JP S63203710 A JPS63203710 A JP S63203710A JP 3510787 A JP3510787 A JP 3510787A JP 3510787 A JP3510787 A JP 3510787A JP S63203710 A JPS63203710 A JP S63203710A
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JP
Japan
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refractory
taphole
thermal conductivity
tapping hole
refractories
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Pending
Application number
JP3510787A
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English (en)
Inventor
Akihiko Yoshida
昭彦 吉田
Shunsuke Kurata
俊輔 倉田
Shigeru Fujiwara
茂 藤原
Kazuteru Aoyama
和輝 青山
Morihiro Osada
守弘 長田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、出銑口部耐火物の冷却効果を向上させ寿命を
延長させる高炉炉床壁出銑口構造に関する0 (従来の技術) 高炉炉床部は1500℃以上の高温の溶銑、溶滓を常時
貯留し、間欠的に、炉床壁に設けられた出銑口より溶銑
、溶滓を排出している。
このため、高炉炉床壁は冷却機能を具備しており、冷却
された鉄皮あるいは鉄皮の内面に配設置。
た冷却装置の内側の耐火物壁には耐溶銑溶解性、耐溶滓
侵食性、高熱伝導性等の特性を配慮して炭素質耐火物が
使用されている。なお、耐火物壁と冷却された鉄皮ある
いは鉄皮の内面に配設した冷却装置との間には炭素質ス
タンプ材が使用されている。
ところが、出銑口部は、溶銑、溶滓を排出する機能上、
鉄皮および冷却装置が、およそ1 m X 1 m〜2
mX2mの大きさで開口されて〉す、炉外から冷却され
ず、さらに、この部分、すなわち、出銑口形成部耐火物
(以下、出銑口部耐火物という)は溶銑、溶滓の排出に
より出銑口側からと、炉内側からとの2面から加熱され
るため、上記炉床壁よシ耐大物内の温度が高くなる。
出銑口部耐火物には実開昭58−168547号公報に
例示されているように上記炉床壁と同材質のカーボン系
耐火物を使用する例、酸化物系耐火物を使用する例、特
開昭58−79873号公報に提案されているアルミナ
に炭素質原料を添加した耐火物を使用することが知られ
ている。
また前記した耐火物内の温度が高くなることに対する対
策としては、(1)実開昭58−168547号公報に
例示されている冷却板を出銑口部耐火物の中に内挿する
方法、(2)実開昭54−91404号公報に提案され
ている炉外側端部に冷却板を取り付ける方法が知られて
いる〇 (発明が解決しようとする問題点) 吹止めされた高炉炉床部の解体調査の結果および稼働中
の炉床壁耐火物の背面の温度推移から、炉床壁耐火物の
内側には付着物が0.2〜1m厚さで安定して付着して
いるが、出銑口部耐火物の内側には付着物が安定して付
着しておらず、付着物は頻繁に付着、剥離を繰返し、出
銑口部耐火物は溶銑、溶滓の侵食を受けていることが明
かとなった0 溶銑、溶滓による侵食は、耐火物表面からの侵食と同時
に、耐火物内温塵が約1100℃以上の範囲の気孔の中
に溶銑、溶滓が侵入し侵食を促進していること、特に、
溶滓による侵食が大きいことが明かとなった。
このような状況に対処するには、出銑口部耐火物の材質
の選択が必要で、溶銑、溶滓が浸透しがたく、溶銑、溶
滓に侵食されがたいもの、特に、溶滓による侵食に強い
ものがよく、炭素質耐火物の使用が好ましい。また、出
銑口部耐火物内温塵の1100℃以上の部分が稼働面側
に押し出されるように冷却を強化する必要がある。
ところが、出銑口部耐火物の中に冷却板を内挿する(1
)の方法の場合、冷却板の破損による水洩れを完全に無
くす保証はできず、洩れた水は加熱され水蒸気となシ、
炭素質耐火物を水蒸気酸化し耐火物寿命を短かくする。
さらに、冷却板の破損が懸念されるので冷却板を内挿す
る深さは炉壁厚さの178程度であシ冷却効果も少ない
。炉外側端部に冷却板を取シ付ける(2)の方法は、ガ
スのシール性を向上させる目的のものであり、出銑口部
耐火物を冷却する効果は皆無とはいえないが、はとんど
期待できない。
(問題点を解消するための手段) 高炉炉床出銑口部耐火物の寿命の延長をはかるため、本
発明者らは、耐火物材質と冷却方法について種々検討を
重ねてきた結果、冷却された鉄皮あるいは鉄皮内面に配
設した冷却装置の内側に炭素質耐火物を配設してなる高
炉炉床壁構造において、上記炉床壁の鉄皮開口部の出銑
口形成部には、熱伝導率5〜25 kcal/mhr 
℃の炭素質耐火物を配設して出銑口を形成するとともに
、上記出銑口形成炭素質耐火物の外周部の冷却された鉄
皮あるいは鉄皮内面に配設した冷却装置の内側には、熱
伝導率が上記出銑口形成炭素質耐火物より大きな炭素質
耐火物を配設するものであり冷却が強化された長寿命の
高炉炉床壁出銑口構造を提供することを目的とする。
以下本発明を具体的に説明する。
本発明は、水洩れの懸念が有る冷却板の内挿を止めて、
冷却板挿入時より、さらに、冷却効果を向上させる構造
を提供するものである。
すなわち、出銑口部耐火物を、炉床壁の冷却された鉄皮
あるいは鉄皮内面に配設した冷却装置に直接または炭素
質スタンプ材を介して接している上記出銑口耐火物の外
周部にある耐火物(以下、外周部耐火物という)を熱伝
達媒体として用いて冷却するものであり、各部を構成す
る耐火物の熱伝導率を最適に決定することが重要である
e本発明に用いる出銑口部耐火物の熱伝導率は5〜25
 kcal/mhr C1好ましくは10〜20 kc
al /mhr ℃の範囲の値を有する。特に、出銑口
部耐火物は出銑口マッド材、炉内側付着物の熱伝導率2
〜5kcal/mhr ℃よりも大きくなければならシ
い。なぜならば、出銑口マッド材、炉内側付着物の熱伝
導率より出銑口部耐火物の熱伝導率が小さいと出銑口マ
ッド材、炉内側付着物と出銑口部耐火物の界面温度が上
昇し逆効果となるので、出銑口部耐火物の熱伝導率は大
きいほどよい。
しかし、出銑口部耐火物と外周部耐火物の界面温度を下
げるため、出銑口部耐火物の熱伝導率は外周耐火物の熱
伝導率より小さくする必要がある。
また、熱伝導率を25 kcal/mhr ℃以上にす
ると、第1表に示すように、一般に耐火物原料としての
黒鉛質原料の使用比率が高くなり耐溶銑溶解性が低下す
る。
第  1  表 ※ 耐溶銑溶解性指数は小さいほどよい。
本発明に用いる外周部耐火物の、熱伝導率は出銑口部耐
火物よシ大きい値を有する。外周部耐火物の熱伝導率が
出銑口部耐火物よシ小さい、もしくは、同等であると、
外周部耐火物と出銑口部耐火物の界面温度が上昇し逆効
果となる。本発明に用いる外周部耐火物の熱伝導率は8
0 kcal /mhr ℃以上あるいは、出銑口部耐
火物の熱伝導率の1.5倍υ上の値を有するものである
ことが好ましい。この外周部耐火物の熱伝導率は上記の
値より小さいと出銑口部耐火物の温度を下げる効果が小
さい。なお、本発明でいう外周部の範囲は、およそ、炉
壁厚さと同等以上の幅を有しておれば十分効果を発揮す
る。
(実施例) 第1図から第5図に、本発明による高炉類床壁出銑口部
の構造例を示す。
図中の斜線で示した出銑口を形成する部分、すなわち、
出銑口部耐火物は、アルミナを10%含む熱伝導率が1
8 kcal/mhr℃の大型炭素質耐火物であ’)、
600mmX700mmX1800mmの大きさのもの
を8個使用して築造した。
第2図は、斜線を付した出銑口部耐火物以外はすべて黒
鉛原料の使用比率が40チで熱伝導率が80 kcal
/mhr ℃の大型炭素質耐火物で築造したものである
また、第3図は、出銑口部耐火物に熱伝導率が18 k
cal/mhr’cの大型炭素質耐火物を使用し、Gを
付した、およそ1.2mから2.1mの幅の範囲の外周
部耐火物に熱伝導率がa Okcal /mhr ℃の
大型炭素質耐火物を使用し、それら以外の部分はすべて
熱伝導率が12 kcal /mhr ℃の大型炭素質
耐火物を使用したものである。
なお、鉄皮から炉外に突出している部分、すなわち、第
1図の5の部分は、さほど侵食を受けないのでシャモツ
ト質耐火物を築造した。
第6図、第7図、従来の高炉類床壁出銑口部の構造例を
示す。
図中の斜線で示した出銑口を形成する部分、すなわち、
出銑口部耐火物は、アルミナ60チ、シリカ38チ、熱
伝導率1.5 kcal /mhr ℃のノ)イアルミ
ナ質耐火物を使用し冷却板を出銑口の左右と上部に内挿
したものである0出銑口部耐火物以外はすべて熱伝導率
が12 kcal /mhr ℃の大型炭素質耐火物を
築造したものである。
出銑口レベルでの水平断面における、出銑口部耐火物内
の温度分布をコンピューターシミュレーションにより求
めた結果を本発明の実施例と従来例ならびに比較例を比
較して説明する。
第8図は本発明の実施例であり、図中の8曲線は出銑口
部耐火物にアルミナ10%を含む、熱伝導率18 kc
al /mhr ℃の炭素質耐火物を使用し、出銑口部
耐火物以外はすべて熱伝導率80 kcal /mhr
 ℃の炭素質耐火物を使用した第2図の場合の1100
℃ラインである。
図中の5曲線は第2図の出銑口部耐火物を熱伝導率が2
.4 kcal /mhr ℃の炭素質耐火物に変えた
場合の1100℃ラインである。
また図中のC曲線は第3図の出銑口部耐火物に熱伝導率
が18 kcal /mhr ℃の炭素質耐火物を使用
し、幅が約1.2mから2.1mの外周部の耐火物に熱
伝導率が8 Q kcal /mhr℃の炭素質耐火物
、を使用し、それら以外の部分はすべて熱伝導率が12
 kcal/mhr ℃の炭素質耐火物を使用した場合
の1100℃ラインである。
本発明の実施例は、いずれも、下記の従来例あるいは、
比較例に比べ耐火物内の1100℃ラインが炉内側に押
し出されており、冷却が強化されたことかうかがえる。
第9図は冷却板を出銑口部耐火物に内挿した従来例であ
シ、図中の6曲線は出銑口部耐火物に熱伝導率が1.5
 kcal/mhr ℃のハイアルミナ質耐火物を使用
し、出銑口部耐火物以外はすべて熱伝導率が12 kc
al/mhr ℃の炭素質耐火物を使用した第6図の場
合の1100℃ラインである。
図中の0曲線は第6図の出銑口部耐火物および出銑口部
耐火物以外のすべての耐火物をともに熱伝導率12 k
cal/mhr ℃の炭素質耐火物で築造した場合の1
100℃ラインである。
第10図は冷却板を内挿しない比較例であシ、図中の1
曲線は第2図の出銑口部およびそれ以外のすべての耐火
物に、ともに熱伝導率が12 kcal/mhr ℃の
炭素質耐火物を使用した場合の1100℃ラインである
図中の2曲線は第2図の出銑口部耐火物に熱伝導率が1
8 kcal /mhr ℃の炭素質耐火物を使用し、
出銑口部耐火物以外はすべて熱伝導率が12 kcal
/mhr℃炭素質耐火物を使用した場合の1100℃ラ
インである。
出銑口部以外の耐火物の熱伝導率が出銑口部耐火物の熱
伝導率より小さいと出銑口部耐火物と出銑口部以外の耐
火物の界面温度があがることがわかる。
(発明の効果) 本発明の高炉炉床壁出銑口構造を採用した結果、出銑口
部耐火物に熱伝導率が大きく、侵食に強い炭素質耐火物
を使用しても、冷却板からの水洩れに起因する水蒸気酸
化の懸念がまったくなくなり、出銑口部耐火物温度の1
100℃以上の部分を稼働面側に押し出すことができ出
銑口部の寿命を延ばすことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した高炉炉床機出銑口部の垂直
断面図、第2図および第8図は第1図を炉内側からみた
2−2断面、第4図は第1図の出銑口レベルの水平X−
X断面、第5図は第1図のY−Y断面、第6図は従来の
出銑口部の垂直断面図、第7図は第6図のP−P断面、
第8図から第10図は耐火物内の温度分布シミュレーシ
ョン結果である。 ■・・・散水冷却された鉄皮 2・・・炭素質スタンプ材 3・・・出銑口部耐火物以外の耐火物 4・・・出銑口部耐火物 5・・・炉外に突き出した部分の耐火物6・・・出銑口
マッド材 7・・・炉内の付着物 8・・・出銑口 9・・・冷却板 第1図 g#2図         第3図 第4図 第5J21 第6図 第7図 第814 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 冷却された鉄皮あるいは鉄皮内面に配設した冷却装置の
    内側に炭素質耐火物を配設してなる高炉炉床壁構造にお
    いて、上記炉床壁の鉄皮開口部の出銑口形成部には、熱
    伝導率5〜25kcal/mhr℃の炭素質耐火物を配
    設して出銑口を形成するとともに、上記出銑口形成炭素
    質耐火物の外周部の冷却された鉄皮あるいは鉄皮内面に
    配設した冷却装置の内側には、熱伝導率が上記出銑口形
    成炭素質耐火物より大きな炭素質耐火物を配設してなる
    ことを特徴とする高炉炉床壁出銑口構造。
JP3510787A 1987-02-18 1987-02-18 高炉炉床壁出銑口構造 Pending JPS63203710A (ja)

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