JPS63203697A - 新規dna - Google Patents

新規dna

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JPS63203697A
JPS63203697A JP3627687A JP3627687A JPS63203697A JP S63203697 A JPS63203697 A JP S63203697A JP 3627687 A JP3627687 A JP 3627687A JP 3627687 A JP3627687 A JP 3627687A JP S63203697 A JPS63203697 A JP S63203697A
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JP
Japan
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cells
ind
dna
rna
bone marrow
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JP3627687A
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English (en)
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Genichiro Soma
杣源 一郎
Denichi Mizuno
水野 伝一
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Original Assignee
Individual
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/46Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates
    • C07K14/47Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals
    • C07K14/4701Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals not used
    • C07K14/4702Regulators; Modulating activity
    • C07K14/4705Regulators; Modulating activity stimulating, promoting or activating activity

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 本発明は新規DNAに間する。更に詳細には、悪性化骨
髄細胞が生体外分化誘導物質の刺激により単球細胞に分
化する過程で産生されるmRNAに相補性あるDNA 
(以下、rcDNAJと略記ずろ)と、その一部に該当
するサイモシンβ4DNAとに間する。前者のDNAの
発現により産生されるポリペプチドは、II瘍細胞等の
悪性化骨髄細胞を単球細胞に分化誘導する作用を有する
と考えられるので、腫瘍治療剤として12立つ可能性が
ある、一方、サイモシンβ4は、免疫能を回層させると
報告されている口線ホルモンであるサイモシンの一種で
ある(「現代化学J1985年12月号34〜3日頁)
IL立止盃 悪性化骨髄細胞の細胞分化を誘導する因子としては、従
来より、活性型ビタミンD3、ジメチルスルホキサイド
、12−0−テトラデカノイルフォルボール−13−ア
セテート(以下、rTPAJと略記する)等の非蛋白性
低分子物質が知られている。しかし、悪性化骨髄細胞を
生体外誘導物質の刺激により単球!l112!に分化す
る過程で同細胞により産生される物質の詳細は未だ、正
確には判明していない。
また、サイモシンをコードするDNAについても未だ何
の報告もなされていない。
Hイ           −一 本発明により、次の塩基配列をコードする新規なりNA
が提供される。
TCG  GTG  GTG  GCCACTGCG 
 CAG  ACCAGA  CTTCGCTCG  
TACTCG  TGCGCCTCG  CTT  C
GCTTTTCCTCCGCT  ACCATG TCT  GACAAA  CCCGATATG  G
CT  GAG  ATCGAGAAA  TTCGA
T  AAG  TCGAAA  CTG  AAG 
 AAG  ACAGAG  ACCCAA  GAG
  AAAAAT  CCA  CTG  CCT  
TCCA 、へ A   GAA   ACG   A
TT   GAACAG  GAG  AAG  CA
A  GCAGGCGAA  TCG。
この塩基配列は次のアミノ酸配列に対応する。
S e r−Va 1−Va l−A l a−Th 
r−Ala−Gln−Thr−Arg−Leu−Arg
−5er−Tyr−5er−Cys−Ala−Ser−
Leu−Arg−Phe−5e r−5e r−A I
 a−T h r−Me t−3er−Asp−Lys
−Pro−Asp−Me  t−A  l  a−G 
 I  u−I  l  e−G  l  u−Lys
−Phe−Asp−Lys−Ser−L、 y  s−
L  e  u−L y  s−L  y  s−T 
 h  r−Glu−Thr−Gln−Glu−Lys
−A  s  n−P  r  o−L  e  II
−P  r  o−5e  t−Lys−G  I  
u−Th  r−11e−G  l  u−G  I 
 n−G  I  u−L y  s−G  l  n
−A  I  a−G  I  y−G  l  u−
3e  reまた、上記の塩基配列のうちで、翻訳開始
コドンとしてのATG(Met)に続く次の塩基配列は
、既に知られているサイモシンβ4のアミノ酸配列に対
応する。
ATG  TCT  GACAAA  CCCGAT 
 ATG  GCT  GAG ATCGAG  AA
A  TTCGAT  AAGTCG  AAA  C
TG  AAG  AAGACA  GAG  ACC
CAA  GAGAAA AAT  CCA  CTG
  CCTTCCAAA  GAA  ACG  AT
TGAA  CAG  GAG  AAG  CAAG
CA  GGCGAA  TCG 」L肌」L檀」i 本発明の新規なりNAは、悪性化骨髄細胞を生体外分化
誘導物質で刺激して単球細胞に分化する過程て産生され
るmRNAと相補的である。
悪性化骨髄細胞としては、白血病細胞、及び、成熟した
又は未成熟の骨髄細胞を人為的に悪性化したもの等が該
当する。白血病細胞は、白血病にかかっている動物の血
液等から通常の方法で得ることができる0例えば、ヒト
前骨髄性白血病+a抱[HL−60(ATCCCCL2
40):ネイチap (Nature) 、ユニ立、3
47頁、1977年)]、ヒト慢性骨髄性白血病纏細胞
K662ニブラッド(Blood) 、土工、321頁
、1975年;U−937(ATCCCRL1593)
:インド、 ジエイ、 キャンサー(Int。
J、 Cancer) 、上1,565頁、1976年
]、ヒト急性骨髄性白血病細胞[KGl:サイエンス(
Science) 、ユ立立、1153頁、1978年
;ML−1,キャンサー レス 、  ((ancer
 Res、) *土ユ、5152頁、1983年: C
CRF−CEM(ATCCCCL119):キャンサー
(Cancer) −−L」−1552〜529頁、1
965年: HPB−MLT :イントウ、 ジエイ、
 キャンサー(Int、 J、 Cancer) 、 
1上、 166頁・1978年: HPB−ALL :
インド、 ジエイ6キャンサー(Int、 J、 Ca
ncer) 、−エ」−1166頁、1977年: T
ALL :ネイチャ(Nature) +m、 843
頁、1977年; RPM r −8402ニジエイ、
ナツル、キャンサー インス)  、    (J、 
  Natl、   Cancer   In5t、)
   、 −「L−」5−1 11  頁 、1975
年]等がある。
成熟した又は未成熟の骨髄細胞を人為的に急性化させる
方法も通常の方法でよい[オーストジェイ、イクスビ、
パイオル、メドウ、サイ。
(Aust、 J、EXll、 Riot、 Med、
 Sci、) 、エエ、287頁、1966年)0例え
ば、骨髄細胞をN−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロ
ソグアニジン等の変異原物質に曝す、X線、紫外線、γ
線等を照射する、或いは、レトロウィルス等で形質転換
する等の方法がある。
生体外分化誘導物質も既に知られており、悪性化骨髄細
胞と接触するとそれをマクロファージ、顆粒球の単球細
胞に分化誘導する作用を持つ非蛋白性物質である。ヘミ
ン、アクチノマイシンD、ヘキサメチレンアクラシノマ
イシンA、テレオシジン、マイトマイシンC1ブレオマ
イシン、プロピオン酸、酢酸ナトリウム、カダベリン、
ツニカマイシン等が該当する。
分化誘導された細胞からmRNAを得る方法も既に知ら
れている通常の方法でよい[ジエイ。
バイオケム、  (J、 Biochem、 ) 、立
上、1901頁、1977年)、すなわち、生体外分化
誘導物質で分化誘導した悪性化骨髄細胞と、同物質で刺
激していない悪性化骨髄細胞とを得、それぞれからmR
NA[刺激膿胞から得たm RN AをInd(+)R
NA、未刺激ws@から得たm RN Aを1nd (
−)RNAとする]を得る。それぞれのmRNAから、
逆転写酵素等を使って単鎖cDNA [Ind (+)
RNAから得たc D N、AをInd (+)DNA
%Ind (−)RNAから得たcDNAをInd (
−)DNAとする]、所望により二本鎖cDNAを得た
後、 Ind (+)RNAとInd (−)DNAとを、又
、Ind (+)RNAとrnd (+)DNAとをそ
れぞれ接触させて、Ind (−)RNAとはハイブリ
ダイズせず、Tnd (+)RNAのみとハイブリダイ
ズするcDNA画分をInd(+)DNAから分別する
。このcDNA画分を、必要により二本鎖cDNAとす
る。得られたcDNA画分には、前記したアミノ酸配列
をコードするcDNAが含まれている。或いは、Ind
(+)DNA及び、所望により更にInd(−)DNA
をそれぞれ、例えば、大腸菌内で増殖し得るベクターに
常法で挿入後、大腸菌mm内でそれぞれのDNAを増殖
させる。
Ind (+)DNAを有する大腸菌のうちで、Ind
 (−)DNAとはハイブリダイズせず、I n d 
(+) DNAとのみハイブリダイズする株を選別する
。得られた株は前記アミノ酸配列をコードするcDNA
を有する。或いは、Ind(+)RNAを適宜分画し、
蛋白に翻訳させ、各分画について、RNAの産物の活性
の有無を調べろことによりmRNAを一旦濃縮し、1縮
されたmRNAを用いてcDNAを調製しても、前記ア
ミノ酸配列をコードするcDNAを得ろことができる。
このcDNAItt!!!つてプラスミドpHHLT−
3を調製し、Pstlで処理する。得られた約530b
pのDNA断片を回収し、ついて、制限@MHi n 
f I ’t’g&理して、約220bpのPstl/
Hinfl断片と約3tobpのHinfI/Pstl
断片とを回収する。前者のPstl/Hinfl断片を
制限酵素Mnff1l(米国ニューイングランドバイラ
ボス社製)で切断して約130bpのMnff1l/H
infI断片を導、これをさきほどのHinfl/Ps
tl断片と連結すると、サイモシンβ4の塩基配列を・
コードするMntl/Pstl断片が得られろ。
悪性化骨髄細胞を培養して、目的のmRNAを産生せし
めるには通常の培地を用い、通常の方法で培養すればよ
い、用いられる培地としては、ローズウェル・パーク・
メモリアルφインスティテユー ト l 640 培地
 (Rosewell  Park  Memoria
lInstitute 1640  :  以下rRP
MI−1640Jと略記する)が好適であるが、他にダ
ルベツコ改良イーグル培地(Dulbeccos Mo
dified Eagle Mediuw) 、イーグ
ル基礎培地(Eagle’s Minimun+Es5
ential Meduis+) 、クリック培地(C
lick Med−ium )など既知の細胞増殖培地
でもよい、これらの培地には、胎児ウシ血清(以下rF
Bs」と略記する。)や新生児ウシ血清、ウマ血清を添
加して用いるのが望ましい。
悪性化骨髄細胞の培養は通常、1〜5X106個/ m
 eの細胞密度で35〜38℃にて4〜6%炭酸ガス気
流中で行なう、悪性化骨髄細胞を上記培地で増殖させ全
細胞数を、望ましくは、1×10’個にした後、TPA
等の生体外分化誘導物質と30分、1時間、4時間、1
22時間及び24時間接触させて、分化誘導を開始させ
る。このような!I胞をm RN A抽出用細胞とする
得られたDNAを用いて所望のポリペプチドを得るには
、このDNA@適当なベクターDNAに発現されろよう
組み込み、得られた組換えD’NAを用いて、動物細胞
、酵母、枯草菌、大Ill菌等の微生物等の宿主を形質
転換し、発現を誘導する。
本発明のDNAを、ベクターDNAに発現可能なように
絹み込むには、よく知られているように、プロモーター
配列(通常オペレータ配列の下流に存在している)とそ
の下流にシャイン・ダルガルノ配列(以下、rSD配列
」と略記する)を有するベクターDNAのSD配列の下
流に本発明のDNAを組み込むか、ベクターDNAに本
発明のDNAを組み込んだ後に、その上流にブロモーダ
配列(通常オペレータ配列も)及びSD配列を挿入すれ
ばよい、紐換えDNA技術により外来遺伝子の遺伝情報
を微生物細胞内で発現せしめろ方法は、「遺伝子組換え
実用化技術(4)J (1983年)(サイエンスフォ
ーラムン土)、「モレキュラー クローニング(Mol
ecular Cloning)J (1982年)[
ゴールド スプリング ハーバ−ラボラトリ−(Col
dSpring Harbor Lab)J、「絹換え
遺伝子の細胞への導入と発現J (1983年)(共立
出版株式会社)、等に一般的に記載されている。
大腸菌を宿主として用いた場合の例を実施例に示す。
又、酵母を宿主として用いろ時は、以下のようにするこ
とができる。
アルコール脱水素酵素(ADHI)のプロモーターを挿
入したプラスミドベクターpMA56[ネイチャー(N
atureLLLJL、347〜350頁(1982年
)]は、プロモーター下流にEcoR1部位を有してい
るため、本発明のDNAを、pMA56のADHIプロ
モーター下流のEcoR1部位にEcoRI/BamH
Iリンカ−1Pstl/EcoRIリンカ−を用いて挿
入すればADHIプロモーターの支配になり、酵母で発
現可能となる。
又、抑制酸性フォスファターゼ(PH05)ブモーター
を有するpAM82[ブロシーデイングオン ナショナ
ル アカデミ−サイエンスオン ニーニスニー(Pro
ci Natl、 Acad、 Sci。
U 、 S 、 A 、 )u 、  1〜5頁(19
83年)]は、PH05プロモーター下流にXho f
部位を有するため、本発明のDNAをpAM82のpH
05プロモーター下流のXho 1部位にB a m 
HI / X h o 1リンカ−1Ps t T/X
ho Iリンカ−を用いて挿入すればPH05プロモー
ターの支配になり酵母で発現可能となる。
又、枯草菌を宿主として用いても、以下のようにして本
発明のDNAの遺伝情報を発現させることかでざる。
バルチス サブチリス マーバース([1B(illu
ssubtilis Marburs)株の有するα−
アミラーゼププローター有するpTUB2a5 Cジー
ン(Gene)、1土、14B頁(1985年)は、プ
ロモーター及びシグナルペプチドの下流にHinc[1
部位を有しているため、例えば、本発明のDNAをpT
U8285のH4nc11部にシグナルペプチドのアミ
ノ酸フレームと合うようなH4ncTI/BamHIリ
ンカ−1Hjnc T I/Ps t Iリンカ−を用
いて挿入してやればα−アミラーゼプロモーター支配を
うけ枯草菌でも発現可能となる。
形質転損された宿主細胞が生産したポリペプチドは、以
下のようにして分離、精製できる。
宿主m胞を遠心分離などによって集め、超音波あるいは
リゾチームなどの処理方法を用いて細胞を破砕する。こ
のとき低張液を用いるが、SDSなどの界面活性剤や塩
酸グアニジンなどの蛋白変性剤を共存させたほうがよい
結果が得られる場合もある。細胞破砕液は遠心分離にけ
し上清液をえる。
このようにして得られる目的のポリペプチドを含む破砕
上清液を通常の蛋白質の精製法に準じて精製する。即ち
、塩基性陰イオン交換体によるイオン交換クロマトグラ
フィー、塩析法、透析法、ゲル濾過法、疎水クロマトグ
ラフィー、高速分子篩りaマドグラフィー、電気泳動法
等を順次又は適宜絹み合わせることによって精製される
陰イオン交換クロマトグラフィーを行なう前に、前処理
として限外濾過膜て低分子物Nを除去することが望まし
く精製効果を上げることが出来る。
陰イオン交換クロマトグラフィーで得られた溶液は透析
後、濃縮してゲル濾過に付す、ゲル濾適用坦体としては
セファデックスG−75、G−100(ファルマシア社
製)、セファクリル(Sephacryl) S −2
00(ファルマシア社製)、バイオゲル(BioHel
) P −100(バイオラッド辻11)及びトーヨー
パールHW−50、HW −55(東洋曹達工業社製)
等が使用される。ゲル濾過に使用する緩F#I液はpH
6,0〜9.0のトリス−HCtまたはリン酸緩衝液で
あり、吸着を防ぐ目的で0.2〜0.5MのNaCff
1等の塩類を添加して使用することが望ましい。
又、陰イオン交換クロマトグラフィーで得られたポリペ
プチド活性溶液は疎水クロマトグラフィーで精製するこ
ともてきる。この場合にはブチルート−ヨーパール65
0(東洋曹達工業社製)等を坦体とし、硫安、NaC1
等の塩類を用いて目的のポリペプチドを溶出せしめる。
ゲル濾過あるいは疎水クロマトグラフィーで精製したポ
リペプチド含有液は、次いでモノ(Mono)Q  H
R515カラム(ファルマシア社11)、高性能陰イオ
ン交換体カラム)を使用するファルマシアF P L 
C(Fast Protein、 Peptide。
Po1ynucleotide、 Liquid Ch
romatography)システムによる高性能陰イ
オン交換体クロマトグラフィーに付し、精!!標品な得
る。
この高性能陰イオン交換体クロマトグラフィーの条件は
陰イオン交換クロマトグラフィーの場合と同じである。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例 (り悪性化骨髄細胞であるヒト前骨髄性白血病細胞(H
L−80)をI X 10’個/ m tの!I@濃度
で10%牛脂児血清を有するRPM I −1640培
地2000mff1 (複数)に懸濁し、ファルコン社
製回転培養瓶に入れ、細胞数がI X 109個以上に
なるまで37℃で培養をつづけた。ついで、遠心操作に
より細胞[1nd(−)S胞と称する]を集めた。別途
、HL−60を上記と同様な方法により細胞数がI X
 10Q個以上になるまで培養し、ついで培地にTPA
を最終濃度!5μg / m tになるように添加して
、更に4B!間培養を行なった。得られた細胞をInd
(+)細胞と称する。
(2)このようにして得られたInd(+)細胞及びI
nd(−)細胞(各々約I X 109m胞)をそれぞ
れPBS溶液200mff1に懸濁し、細胞を遠心によ
って2度洗浄してから、ヌクレアーゼ阻害剤であるSD
S (0,25%)、ジエチルビロカーボネー) (0
,5%)、ポリビニル硫酸(20u g / m t 
)を含むRNA抽出用J II ih ja[50mM
のトリス−HCffl (pH8,3)、10mMのM
 g S Oa、100 mMのNaC1゜20mMの
EDTA、35ug/mlのスペルミジン150m!に
懸濁した。ついで懸i1i夜にNP−40を0.5%に
なるように添加し、テブロンホモジナイザーを用い、1
0ストロークにて細胞を破壊した。その後、10,00
0Xgて1分間の遠心を行ない、上清を得た。上清に3
0mNのトリス−HCl (pH8,5) 、20mM
のEDTA及び0.25%のSDSで飽和したフェノー
ル/クロロホルム(1: 1)を上清と等fl添加し、
10分間激しく攪拌した後、3,000Xgで10分間
の遠心分離を行ない上清を得た。この操作を3回行ない
、最後に、上清にクロロホルム、イソアミルアルコール
7毘合液(24:1)を加えて遠心を1デない上清を得
た。
この上清に25倍容のエタノールを加えてRNAを沈澱
させた。沈澱物を分離し、滅菌水15mLを添加して、
RNAl3液を得た。RNA溶液によりm RN A画
分を分離するために、ポリ(U)セファロースを用いて
、カラムクロマトグラフィーを行った。吸着は50mM
)リス−HC1(pH7,5)(0,1MのNaC1,
0,1mMのEDTA、及び0.5%のSDSを含む)
溶iαにRNAを溶解して行ない、溶出はホルムアミド
で行なった。溶出されたm RN A画分は、それぞれ
1 ooag位であった。Ind(+)@胞により得ら
れたmRNAをInd (+)RNA。
Ind(−)細胞より得られたm RN AをInd(
−)RNAと称する。
(3)各S’μgのInd (+)RNA、Ind(−
)RNAより、それぞれ以下のようにしてcDNAtt
ll製した。
50mM)リスーHCL緩衝液(pH7,5)、30m
MのNaCl!+6mMのMgCl2゜5mMのジチオ
スレイトール(DTT)、各0.5mMのdATP、d
GTP、dCTP、dTTP (dCTPは3apラベ
ルしたものを含む)、0.75μgのオリゴ(dT)+
。、2μgのmRNA及び15単位のANV逆転写酵素
[ジエイ、ダブリュ、ビアド(J、 W、Beard)
社ml]を混ぜ、42℃に90分間保った0反応液から
m RNAを除くために、反応液にNaOH溶液を加え
て、0.3N  NaOHとし、室温に15時間置き、
次いで溶液を中和して、セファデックスG−50カラム
に通した、これにより約IJjgの単鎖cDNAを得た
。得られた単鎖c DNAのうちInd(−)RNAよ
り得たものをInd(−)DNAとする。  E n 
d (+) RNAより得たものは、DNAポリメラー
ゼ1等を用いて二本鎖cDNAとし、これをInd (
+)DNAとした。
そして、末端転移酵素で約20個のdC鎖を付加したI
 n d (+) DNAと、PstI処理した後、約
20111のdG鎖を付加したpBR322とをアニー
リングさせた後、通常の方法で大II菌へ導入した。得
られた形質転換株5.000個をニトロセルロース上で
生育させた後、Ind(+)DNA、[nd (−)D
NAをプローブとしてコロニーハイブリダイゼーション
を行なった。
Ind ()DNAにはハイブリダイズせず゛、Ind
 (+)DNAにのみハイブリダイズするコロニーを分
離し、177個のコロニーを得た。更に、これら177
個のコロニーからプラスミドDN、へをアルカリ−5D
S法で分離した後、Ind(+)DNA、Ind (−
)DNAを用いてサザンハイプリダイゼーションを行い
、Ind(+)DNAのみにハイブリダイズするプラス
ミドを選択した。このプラスミド(p)IHLT−1と
称する)は前記アミノ酸配列をコードするcDNAを有
する。このプラスミドを有する大III菌LE392は
、微生物工業技術研究所にFERM−P7634として
寄託されている− pHHLT−1が前記アミノ酸をコ
ードするcDNAを有することは、次のようにして再確
認した。
HL−60を(1)に示す方法で培養した。細胞数がI
 X 10’になったとき、TPAを1511g/ m
 Lになるように添加し、培養を更につづけ、TPA添
加後、1時間[1−1nd(+)細胞]、12時間[1
2−1nd (+)細胞]、24時間[24−1n d
 (+)細胞]にそれぞれ細胞を集めた。1−1nd 
(+)II胞、12−1nd (+)細胞、24−1n
d (+)細胞より(2)に示す方法によりmRNAを
分離した6分離されたmRNA [1−1n、d (+
)RNA、12−1nd (+)RNA、24−1 n
d (+)RNAIとpHHLT−IDNAとをハイブ
リダイズさせた。 ptiHLT−IDNAと1−1n
d (+)RNAとは全然ハイブリダイズせず、12−
1 nd (+) RNA、24−1nd (+)RN
Aとは同程度にハイブリダイズした。
(4)pHHLT−1をPstlを用いて切断し、5%
アクリルアミドゲル電気泳動により約180bpの大き
さに相当するDNA断片を得た。このDNA切断を32
pにてラベルした後、(1)、 (2)及び(3)の記
載の方法で得たInd (+)DNAライブラリーとハ
イブリダイズさせ、約550bpのDNA断片(pHH
T−2)を得た。
このDNA切断は、(1)及び(2)の方法で得た4−
I n d (+)mRNA中の、4.3kb及び70
0bpのmRNAのみにハイブリダイズした。
pHHLT−1をPstrを用いて切断し、上記と同様
にしてpHHLT−3を得た。このプラスミドはFER
M−P4O10として微生物工業技術研究所に寄託され
ている。
Mayam−Gi Iber を法で決定した、pHH
LT−3のPst1部位へ挿入されたDNAの塩基配列
のうち、polydG及びdCの配列を除いた部分の配
列を、添付図面に示す、この部分配列のうちの更に一部
である、次の塩基配列をコードするDNAの発現により
産生されるポリペプチドは、l!瘍!I胞等の悪性化骨
髄細胞を単球細胞に分化誘導する作用を有すると考えら
れる。
TCG  GTG  GTG  GCCACTGCG 
 CAG  ACCAGA  CTTCGCTCG  
TACTCG  TGCGCCTCG  CTT  C
GCTTTTCCTCCGCT  ACCATG TCT  GACAAA  CCCGATATG  G
CT 、GAG  ATCGAGAAA  TTCGA
T  AAG  TCGAAA  CTG  AAG 
 AAG  ACAGAG  ACCCAA  GAG
  AAAAAT  CCA  CTG  CCT  
TCCAAA  GAA  ACG  ATT  GA
ACAG  GAG  AAG  CAA  GCAG
GCGAA  TCG。
(5)ついで、このpHHLT−3をPstlで処理し
、約530bpのDNA断片を回収した。ついで、制限
酵!feHinflで処理して、約220bpのPst
l/Hinfl断片と約310bpのHinfl/Ps
tl断片とを回収した。前者のPs t I/Hinf
 I断片を制限酵素Mnff1lで切断して約130b
pのMnl!I/HinfI断片を得、これをさきほと
のHinfl/Pst■断片と連結して、サイモシンβ
4の塩基配列をコードするMnff1l/Pstl断片
をえた。
BamHIリンカ−で処理し、ついで制限酵素BamH
Iで切断して、440bpのBamHI/Pstl断片
を得た。
この断片を、プラスミドベクターpUc540()7ツ
マシフ社より市販されているプラスミドベクターpUc
eのEcoRI/BamH1部位に、同じく同社より市
販されているtacプロモーターを有するプラスミドp
DR540のEcol/BamHT断片をクローニング
したものである)のBamHI/Pstl断片(3,1
kb)に挿入してpUc540THβ、(3,5kb)
を得た。プラスミドpUc540THβ4はSD配列の
下に制限酵素B a m HI部位を有している。従っ
て、このBamH1部位に外来遺伝子を挿入すると、イ
ソプロピルβ−ローチオガラクトピラノシド(以下IP
TGと記す)の添加によってのみ、その外来遺伝子の発
現が可能となる。
そこで上述のプラスミドを有する大腸菌J M2O3を
アンピリジン50μg/mlを含む1×YT培地くバク
トドリブトン 0.8%、バクトイ−ストエクストラク
ト 0.5%、 NaCff10.5%)で37℃で前
培養した後、アンピリジン50 u g/m Lを含む
I XYT培地100 m lを含む500m!坂ロフ
ラスコに1%植菌し、同様に37℃で培養し、0D66
゜=0.3に達した時にIPTGをIk終濃度2mMに
なるように添加し、更に培養を続けた。このようにして
得られた大腸菌を遠心分離機によって集め、I XPB
S(NaC20,8%、KCi  O,02”。
KHa Po−0,02%、Na2 HPO40゜11
5%)でfc淳後、再び10mLの1×PBSに懸濁し
、超音波で大II菌を破砕した。その一部を用いて、サ
イモシンβ、の分子量約5000 (SDS−ポリアク
リルアミドゲル電気泳動による)に該当する分子量をも
つ蛋白質の存在を確認した。
11立豆1 本発明により、悪性化骨髄細胞が生体外分化誘導物質の
刺激により単球!I@に分化する過程で産生されるmR
NAに相補性ある新規なり N Aと、その一部に該当
する新規なサイモシンβ、DNAとが提供される。前者
のDNAの発現により産生きれるポリペプチドは、腫瘍
細胞等の悪性化骨髄細胞を単球細胞に分化誘導する作用
を有すると考えられるので、腫瘍治療剤として役立つ可
能性がある。一方、後者のDNAは、免疫能を目張させ
ると報告されている胸腺ホルモンであるサイモシンの一
種であるサイモシンβ4を発現するDNAである。
【図面の簡単な説明】
図面は、pHHLT−3のPst1部位へ挿入されたD
NAの塩基配列のうち、polydG及びdCの配列を
除いた部分の配列を示す。 TCG   GTG   GTG   GCCACTC
GCTCG   TACTCG   TGCTCCTC
CGCT   ACCATGATG   GCT   
GAG   ATCGAGAAA   CTG   A
AG   AAG   ACAAAT   CCA  
 CTG   CCT   TCCCAG   GAG
   AAG   CAA   GCAGGCGTG 
  CGCCGCCAACCA   CAA   GC
A   TTG   CCTTTT   TAG   
CTG   TTT   AACGAG   GTT 
  GGA   TCA   AGTGCCCCT  
 TTCACA   TCACGA   AGG   
CCG   CGCCTGTAT’CTA   TCT
   GGCTGGCTT   GCA   TGT 
  TGG   TGAGGA   AGA   AG
T   GGG   GTGCTA   GAG   
TAA   AACCAACCT   GCA   G
GCTGT   AATTGCCAT   TTT  
 TTT   TTTAAT   TAT   TGG
   AAT   GCAGCA   AAT   A
AA   AAG   TTTGCG   CAG  
 ACCAGA   CTTGCCTCG   CTT
   CGCTTTTCT   GACAAA   C
CCGATAAA   TTCGAT   AAG  
 TCGGAG   ACCCAA   GAG   
AAAAAA   GAA   ACG   ATT 
  GAAGGCGAA   TCG   TAA  
 TGATAT   GCA   CTG   TAC
ATTTTCTTA   TTT   TACTTCT
TT   GTA   AGA   TGCAAATT
A   AAT   GACTGT   GCTAAG
   AACTACTGA   CAACCT   T
TCCCA   TCT   GTCCAG   GG
  A  AGG   AAA   GAAAGG  
 AAG   AAG   TGG   GGTGGA
   CGA   CAG   TGA   AATG
CT   GGCCCA   AGG   TGTGC
A   GTT   TAA   TCA   GAG
TGT   TCA   AAT   GAT   T
TTCAA   TTT   TTT   TAA  
 TATAAAA、AC

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の塩基配列をコードするDNA。 【遺伝子配列があります】
  2. (2)次のアミノ酸配列をコードするDNA。 【遺伝子配列があります】
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045599A (ja) * 1983-04-07 1985-03-12 ザ ジヨ−ジ ワシントン ユニバ−シテイ サイモシンβ4の免疫定量法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045599A (ja) * 1983-04-07 1985-03-12 ザ ジヨ−ジ ワシントン ユニバ−シテイ サイモシンβ4の免疫定量法

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