JPS63203242A - セラミックシェル製造方法 - Google Patents

セラミックシェル製造方法

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JPS63203242A
JPS63203242A JP3750487A JP3750487A JPS63203242A JP S63203242 A JPS63203242 A JP S63203242A JP 3750487 A JP3750487 A JP 3750487A JP 3750487 A JP3750487 A JP 3750487A JP S63203242 A JPS63203242 A JP S63203242A
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JP
Japan
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slurry
ceramic shell
tank
stucco
fiber
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JP3750487A
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JPH084870B2 (ja
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Hiroyuki Kojima
裕之 小島
Hajime Sugawara
肇 菅原
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、強度を増強させると共にコーティングとサン
ディングとの回数を減少させることを可能にしたセラミ
ックシェルに関するものである。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点]周知の
如く、鋳肌が良好で複雑な形状の鋳物製品を得ることが
可能なインベストメント鋳造法では、スラリと耐火物質
とが乾燥して形成されたセラミックシェルが鋳型として
広く使用されている。
このセラミックシェルは、例えば特開昭60−4983
2号公報に開示されている如く、鋳物製品と略同形を有
する複数のワックス模型に湯道及び堰等がつけられてワ
ックスツリーが形成され、このワックスツリーにスラリ
をコーテングし、更に耐火物質をサンディングして所定
時間をかけて乾燥して上記耐火物質の層を上記ワックス
ツリーの外周に形成した後、このワックスツリーを溶融
除去して得られるものである。
このようにして形成されたセラミックシェルは、比較的
強度が弱く、このセラミックシェルにおけるワックス模
型に相当する部位が、このセラミックシェルに溶湯を注
入する場合等に折損づ゛ることがあるため、前述のコー
ティングとサンディングとを数回から十回程rri繰り
返すことによりこの耐火物質の層を幾mにも形成し、1
Qmm程度の厚さに仕上げることによりこのセラミック
シェルの強度が確保されるものである。
しかし、この技術により形成されたセラミックシェルは
全体では強度が確保されているが、このセラミックシェ
ルを形成する夫々の耐火物質の層は比較的脆弱であるた
め、上記ワックスツリーが溶融除去される際、或いはこ
のセラミックシェルに溶湯が注入された際等に、このセ
ラミックシェルの一番内側の層等の一部が欠損する可能
性があり、この欠損が生じたセラミックシェルで鋳込み
が行なわれると鋳造不良が生じる。
また、前述の如く、このコーティングとサンディングと
の間に所定時間乾燥するという工程が必要で、ラインで
セラミックシェルを製作する場合にはこの乾燥工程にお
ける所定時間はラインを停止せざるを得ないため、煩雑
であると共に、上記セラミックシェルの形成には著しい
時間がかかるのが普通である。また、数回から十回程度
繰返される上記コーティングとサンディングとの工程間
に、比較的高価な上記スラリと耐火物質とが多聞に必要
である。これらの理由により上記セラミックシェル、及
びこのセラミックシェルを使用しての鋳物製品のコスト
の低減は非常に困難である。
また、鋳物製品が比較的細長いものである場合、例えば
実公昭59−17473号公報に開示されている如く、
上記ワックスツリーに耐火物質の層を一層以上形成した
後、このセラミックシェルの例えば末端部等を線材にて
連結してこのセラミックシェルの脆弱部分を補強する技
術がある。
しかし、この先行技術においても、上記セラミックシェ
ルの脆弱部分を充分に補強づることは困難であり、鋳物
製品に鋳造不良が発生する可能性がある。
[発明の目的コ 本発明は前述の事情に鑑みてなされたものであり、強度
が充分に保証され、その結果、コーディングとサンディ
ングとの回数を相対的に減らし、コストを低減させるこ
とが可能なセラミックシェルを提供することを目的とし
ている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、スラリと耐火物質とで形成されるセラミック
シェルにおいて、前記耐火物質中にファイバ状物が混在
されているものであり、このファイバ状物によって前記
耐火物質同士が緊密に固定されるものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第3図は本発明によるセラミックシェルの一
実施例に係り、第1図は耐火物質の層が形成された状態
のワックスツリーの断面図、第2図は第1図のA部拡大
断面図、第3図はセラミックシェル形成の工程概略図で
ある。
これらの図において、符号1はツワックスツリー、2は
スラリ槽、3,4はスタッフ槽である。
上記ワックスツリー1は、ワックス模型1aが、湯口部
1bが形成された渇道部1Cの周囲に収部1dを介して
複数接合されている。
また、上記スラリM32にはコロイダルシリカ。
エチルシリケート等からなる耐火性バインダとジルコン
、アルミナ、シリカ等の耐火物微粒子とを混合したスラ
リSが所定位貯留されており、このスラリ槽2に上記ワ
ックスツリー1が浸漬された場合、このワックスツリー
1の外周に上記スラリSが付着してスラリ膜6がコーデ
ィングされるようになっている。
更に、上記スタッコ槽3には耐火物質の一例であるアル
ミナ7号等のアルミナ粒体7と平均直径2.5〜200
μ、長さ1〜20mm程度のアルミナ、シリカなどのセ
ラミック、またはステンレス等を素材とするファイバ状
物8とが入れられている。また、上記スタッコ槽4には
耐火物質である4@ケイ砂等のケイ砂9と、上記スタッ
コ槽3に入れられているものと同様のファイバ状物8と
が入れられている。
なお、上記ファイバ状物8は、耐火物質の粒度の大きい
ものに対しては大径のものを用い、耐火物質の粒度の小
さいものに対しては細径のものを用いるのが望ましい。
さらに、ファイバ状物8と耐火物質との混合状態を均一
化するために、ファイバ状物8は、略同−の径、長さの
ものを用いるのが望ましい。
上記スタッコ槽384の底部には複数の吹き出し孔11
が形成され、この吹き出し孔11に、他端がエアータン
ク12に連通された送風路13が接続されており、上記
エアータンク12に貯留ざれている圧搾空気14がこの
送風路13を介して上記スタッコMJ3.4の吹き出し
孔11より噴出されるようになっている。そしてこの吹
き出し孔11より上記圧搾空気が噴出された際にはこの
スタッコ[3に入れられているアルミナ粒体7とファイ
バ状物8とが、或いはスタッコIfff4に入れられて
いるケイ砂9とファイバ8とが、それぞれのスタッ′I
槽3,4内にて浮遊状態となるように設定されている。
また、上記送風路13には、例えば2ボ一ト2位置の方
向制御弁15と流量制御弁16とが夫々介装されており
、上記スタッコ槽3,4内へ噴出する圧搾空気14の制
御が可能に構成されている。
第3図に工程線にて示す如く、上記ワックスツリー1は
スラリ槽2のスラリSにmlされて液切りされ、アルミ
ナ粒体7とファイバ状物8とが浮遊状態に保たれている
スタッコ槽3へ搬送されて、乾燥装置17にて乾燥され
るという工程の後、再び上記スラリ槽のスラリSに浸漬
され、今度はケイ砂9とファイバ状物8とが浮遊状態と
なっているスタッコ槽4へ搬送されて上記乾燥装置17
にて乾燥されるという工程を、必要に応じて繰り返され
るようになっている。
次に、前述の構成による実施例の作用を説明すると、ワ
ックスツリー1がスラリ4fi2に貯留されているスラ
リSに、このワックスツリー1に形成されている湯口部
1bの一部を残して所定時間浸漬され、次いでこのスラ
リSより引き上げられて液切りされる。すると、このワ
ックスツリー1の外周にはスラリSに浸漬されなかった
湯口部1bの一部を除いて一様にスラリ!l!6がコー
ティングされる。
次いで、このワックスツリー1はスタッフt63へ搬送
される。このスタッフ槽3内は、このスタッコ槽3に形
成されている吹き出し孔11よりエアータンク12に貯
留されている圧搾空気14が、方向制御弁15と流量制
御弁16とにより制御されて噴出されており、この圧搾
空気14により上記スタッコ槽3内に入れられているア
ルミナ粒体7とファイバ状物8とが浮遊状態に保たれて
いるため、このスタッコ槽3へ入れられた上記ワックス
ツリー1の外周に形成されているスラリ膜6に上記アル
ミナ粒体7とファイバ状物8とがサンディングされる。
この場合、ファイバ状物により各アルミナ粒体7が固定
された状態で付着されると共に、このファイバ状物8は
上記アルミナ粒体7よりも長尺なものであるため、この
ファイバ状物8の一部は上記アルミナ粒体7間に挟持さ
れ、他の一部がこのアルミナ粒体のサンディングされた
層より突出された状態となる。
次に、このワックスツリー1はこのスタッコ槽3より取
り出され、乾燥装置17へ搬送されて、この乾燥装置1
7によりワックスツリー1の外周にコーティングされた
スラリ膜6と、このスラリ膜6にサンディングされたア
ルミナ粒体7及びファイバ状物8とが乾燥されることに
より、上記ワックスツリー1の外周に耐火物質の層が形
成される。
そして、このワックスツリー1は上記乾燥装置17から
スラリ槽2へ搬送され、このスラリ槽2のスラリSに再
び浸漬されて、このワックスツリー1の外周に一体化さ
れているコーティングとサンディングとの層上に新たな
スラリ膜6がコーティングされた後、このワックスツリ
ー1はスタッコ槽4へ搬送される。尚、スラリ膜6は厚
みが薄いものであるため、上記スタッコ!!3にてアル
ミナ粒体7の層より突出した状態でサンディングされた
上記ファイバ状物8は、この新たにコーティングされた
スラリ膜6からも突出された状態である。
上記スタッコ槽4内は、前述のスタッコ槽3と同様に、
吹き出し孔11より圧搾空気14が吹き出され、このス
タッフ槽4内に入れられているケイ砂9とファイバ状物
8とがこの圧搾空気14により浮遊状態となっているた
め、このスタッコ槽4に搬送されたワックスツリー1の
外周に新たにコーティングされたスラリ層6の上に上記
ケイ砂9とファイバ状物8とがサンディングされる。
この場合、上記二層目のスラリ膜6より突出されている
ファイバ状物8と上記ケイ砂9とが付着すると共に、こ
のスタッコ槽4内のファイバ状物8が、すでに上記ワッ
クスツリー1に付着されているファイバ状物8に絡み付
くが如く付着するため、このスタッコfff4内のケイ
砂9とファイバ状物8とは、このワックスツリー1に既
に形成されている耐火物質の層に強固に付着されると共
に、各ケイ砂9が上記ファイバ状物8により固定される
。また、浮遊状態に保たれているケイ砂9とファイバ状
物8とが固定される。
次に、このワックスツリー1は乾燥装置17へ搬送され
、この乾燥装置17にて乾燥されることにより二層目の
耐火物質の層が、一層目の耐火物質の層に固設された状
態で形成される。この一層目と二層目の耐火物質の層は
、互いにファイバ状物により把持されているため、これ
らの耐火物質の層間に剥離が生ずることは完全に防止さ
れる。
このワックスツリー1は、スラリ槽2とスタッコ槽4及
び乾燥装置17との間を必要に応じた回数往復されるこ
とにより、このワックスツリー1の外周に所定の厚みを
有する耐火物質の層が形成され、この形成された耐火物
質の層がセラミックシェルとして利用される。
尚、本実施例では、アルミナ、シリカなどのセラミック
、ステンレス等を平均直径2.5〜200μ、長さ1〜
2011111程度に形成することによりファイバ状物
8を構成したが、このファイバ状物8は各耐火物質問、
及びこの耐火物質の居間を互いに把持しあう機能を有す
るものであれば、この構成に限るものではなく、また、
この実施例に使用の耐火物質もアルミナ粒体7.ケイ砂
9に限定されるものではない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によるセラミックシェルに
よると、各耐火物質とこの耐火物質の層間がファイバ状
物によって強固に把持されるため、この耐火物質の層に
より形成されるセラミックシェルの強度が上昇されると
共に、この各耐火物質の居間に一111離が生じること
を防止することが可能であるという効果を有する。
また、この強度が上昇された分だけ上記耐火物質の豹を
減少させることが可能となり、セラミックシェルの形成
に消費される時間と材料とが節約され、もってこのセラ
ミックシェル及びこのセラミックシェルを用いて製作さ
れる鋳物製品のコスト低減を実現せしむることが可能で
あるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例に係り、第1図は
耐火物質の層が形成された状態のワックスツリーの断面
図、第2図は第1図のΔ部拡大断面図、第3図はセラミ
ックシェル形成の工程概略図である。 1・・・・・・・・・ワックスツリー 6、S・・・スラリ 7.9・・・耐火物質 8・・・・・・・・・ファイバ状物 第1図 b 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スラリと耐火物質とで形成されるセラミックシェルにお
    いて、前記耐火物質中にファイバ状物が混在されている
    ことを特徴とするセラミックシェル。
JP62037504A 1987-02-19 1987-02-19 セラミックシェル製造方法 Expired - Lifetime JPH084870B2 (ja)

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