JPS63202821A - 陰極線管の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産呈上■且亙立！　・ 本発明は、陰極線管の製造技術分野に利用され、特に、
パネル、偏向ヨークおよび電子銃相互を高制度に位置決
めし得る陰極線管の製造方法に関する。

堡米立流徽 テレビジョン用ブラウン管やビデオカメラの電子ビュー
ファインダ等の陰極線管は、一般にガラスチューブで構
成されるが、小形の電子ビューファインダのように小径
の陰極線管は、従来、蛍光面を有するパネル、偏向ヨー
クを外嵌するファンネル、および電子銃が挿入されるネ
・ツク等が一体に形成されているガラスチューブと、予
め電子銃を収納したガラスステムと前記ガラスチューブ
のネックとを封着固定して製作している。

ところで、この種の小形陰極線管においては、パネルの
蛍光面に衝突する電子ビームに位置ずれが生じると、画
質低下が著しいことから、前記ガラスチューブのネック
とガラスステムとの封着時には、パネルと電子銃相互の
位置が設計寸法に等しくなるように、適宜位置修正を行
なっている。

即ち、長軸のネックが一体形成されたガラスチューブは
、個々の形状や寸法等が微妙な差異を有して製作される
場合が多く、ガラスステムとネックとの封着時に、前記
誤差を吸収する必要がある。

この修正方法として、従来、ガラスチューブのネックの
寸法を設計寸法より例えば８鶴程度長くしておき、封着
時に誤差を修正するようにしている。

この場合は、ガラスステム側を封着治具で支持する一方
、ガラスチューブのネックをチャック等で挟持しておき
、ガラスステムとネックの両封着端面を溶融する際、押
圧具等を用いてガラスチューブの上面をガラスステム側
に押し込み、前記８１１の範囲内でパネルと電子銃との
間隔が所定長さになるようにしている。

■が解”　しようとする問題点 しかしながら、ガラスチューブをガラスステム側に押し
込んで誤差修正を行なう場合、ネック部を前記チャック
で挟持しつつ、パネルと電子銃との間隔が所定寸法にな
るように、押圧具の押圧力を加減するものであるため、
修正に必要な押し込み長さが正確に得られず、封着後に
偏向ヨークを取付けた場合、パネル、偏向ヨークおよび
電子銃の相対位置が設計寸法どおりに組み立てられてい
ないという難点があった。

本発明は、陰極線管のパネル、偏向ヨークおよび電子銃
の相対位置を適性にし得る製造方法を提供することを目
的としている。

出題点を”するための手 前記目的を達成するため、本発明は、陰極線管のファン
ネルに外嵌される偏向ヨークと同一形状の内周面を有す
る封着受台と、電子銃が取着けられているガラスステム
を保持する封着治具とを所定の間隔をあけて配置し、次
いで、前記封着受台にガラスチューブを挿入してそのフ
ァンネルを該封着受台で保持し、しかる後、前記ガラス
チューブのネックの封着端面と電子銃を収納したガラス
ステムの封着端面とを熱溶着させて封着することを特徴
とする。　　　　□ ＩＬ−一里 内周面がガラスチューブのファンネルに外嵌される偏向
ヨークの内周面と同一形状に形成された封着受具を、電
子銃を収納したガラスステムを保持する封着治具に対し
て所定の間隔をあけて配置し、封着受具にガラスチュー
ブを挿入して支持させ、ガラスステムの封着端面とネッ
クの封着端面とを溶融して封着固定する。しがる後ファ
ンネル部に偏向ヨークを外嵌すると、この偏向ヨークは
封着受台と内周面が同一形状になっているので、パネル
、電子銃および偏向ヨークの相対′位置が所定どおりに
位置決めされるものである。

大−族−Ｎ 本発明の陰極線管の製造方法についで、小形の電子ビュ
ーファインダを製造する場合の実施例を図面に基づいて
説明する。

陰極線管は、第１図および第２図に示すように、電子銃
３ａが取付けられたガラスステム３にガラスチューブ２
を被せて封着固定し、偏向ヨーク４を外嵌して製作され
る。そして、この陰極線管１の製造は、封着受台５およ
び封着治具６を用いて行われる。

ガラスチューブ２は、第１図（ａ）に示すように、蛍光
面を有するパネル２ａと、該パネルに連続するファンネ
ル２ｂと、該ファンネル２ｂの小径部であるコーン部２
ｃと、該コーン部２ｃに連続するネック２ｄとからなり
、一体形成されている。

ガラスステム３は、前記ガラスチューブ２のネック２ｄ
の内径よりやや小径の円板状に形成され、電子銃３ａが
取付けられるとともに、該電子銃３ａに接続されたビン
３ｂが外方に突出するように構成されている。

偏向ヨーク４は中空の略円筒状で、第２図に示す如く、
内周面に前記コーン部２Ｃと同一形状のテーノ、ぐ面４
ａを有し、前記ファンネル２ｂのコーン部２ｃに外嵌さ
れるようになっている。

封着受台５は、ガラスチューブ２を保持するもので、内
周面に前記偏向ヨーク４と同一形状のテーパ面５ａを有
し、該テーパ面５ａに前記ガラスチューブ２のコーン部
２ｃが密接可能に形成されている。なお、この封着受台
５は、アルミ材で形成され、ガラスチューブ２を保持す
る際の損傷を防止できるようになっている。封着治具６
は、上面に電子銃３ａが取着けられたガラスステム３を
載置することができるように、ガラスステム３よりやや
小径の筒状で、かつ中心部分に前記電子銃３ａのピン３
ｂが収納されるように凹部６ａが形成されている。

次に、製造工程について説明する。封着治具６に対し第
１図（ａｌに示すように、封着受具５を所定の間隔をあ
けて配置する。そして、第１図（ｂ）に示す如く封着治
具６に電子銃３ａが収納されたガラスステム３を電子銃
３ａ側が上方となるように載せるとともに、封着受具５
にガラスチューブ２をネック２ｄ側から挿入する。次い
で、第１図（Ｃ）に示すように封着受台５にガラスチュ
ーブ２を挿入し、ネック２ｄを下方に向けて保持するこ
とにより、前記ガラスステム３にネック２ｄの端部を嵌
挿する。このとき、封着受台５のテーパ面５ａにファン
ネル２ｂのコーン部２Ｃが密接し、ガラス゛　チューブ
２のパネル２ａと電子銃３ａとの距離が、予め所定の間
隔に位置された封着受台５および封着治具６の間隔に基
づいて位置決めされる。しかる後、ネック２ｄの封着端
面２ｅとガラスステム３の封着端面３Ｃとを加熱溶融し
て封着する。このとき、ガラスチューブ２のネック２ｄ
をやや長くしておき、熱溶着時に残余のネック部分を溶
融とともに切り捨てることもできる。ガラスチューブ２
とガラスステム３が固着された後、封着受具５から取り
出し、最後に、第２図に示す如く電子銃３ａが内蔵され
たネック２ｄ側から偏向ヨーク４を挿入し、該偏向ヨー
クのテーパ面４ａにファンネル２ｂのコーン部２Ｃを密
着させて外嵌する。

すると、偏向ヨーク４の内周面と同一に形成された封着
受台５に代わって、同じ位置に偏向ヨーク４が取付けら
れることとなり、ガラスチューブ２のパネル２ａ、偏向
ヨーク４および電子銃３ａの相対位置が、設計寸法に等
しい距離に位置決めされた陰極線管が製作される。

又里少四星 本発明は、偏向ヨークの内周面と同一形状に形成した封
着受具を、電子銃を収納したガラスステムを保持する封
着治具に対して所定の間隔に配置し、続いて、封着受具
にガラスチューブを保持した状態でネックとガラスステ
ムとを封着固定するので、パネル、偏向ヨークおよび電
子銃の相対位置が所望の距離に位置決めできる。従って
、電子銃から発射される電子ビームの走行路に変動が生
じないから、パネルにおける電子ビーム衝突の位置ずれ
が回避され、高画質の陰極線管を提供することができる
。また、封着時の誤差修正が不要となるので、製造工程
が簡略化される。

【図面の簡単な説明】

第１図Ｔａ１．　（ｂ）、　（Ｃ）は本発明の実施例を
示す工程説明図、第２図は陰極線管の正面図である。 １・・・陰極線管、２・・・ガラスチューブ、３・・・
ガラスステム、５・・・封着受具、６・・・封着治具。 １・・・隈袖穣階 ２・・・り゛う又＋ネーフ゛。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）陰極線管のファンネルに外嵌される偏向ヨークと
   同一形状の内周面を有する封着受台と、電子銃が取着け
   られているガラスステムを保持する封着治具とを所定の
   間隔をあけて配置し、 次いで、前記封着受台にガラスチューブを挿入してその
   ファンネルを該封着受台で保持し、しかる後、前記ガラ
   スチューブのネックの封着端面と電子銃を収納したガラ
   スステムの封着端面とを熱溶着させて封着することを特
   徴とする陰極線管の製造方法。