JPS6320221Y2 - - Google Patents

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JPS6320221Y2
JPS6320221Y2 JP1979130618U JP13061879U JPS6320221Y2 JP S6320221 Y2 JPS6320221 Y2 JP S6320221Y2 JP 1979130618 U JP1979130618 U JP 1979130618U JP 13061879 U JP13061879 U JP 13061879U JP S6320221 Y2 JPS6320221 Y2 JP S6320221Y2
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JP
Japan
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beam current
contrast
brightness
value
control circuit
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JP1979130618U
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JPS5648176U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビジヨン受像機の自動コントラ
スト・輝度制御装置に関するもので、受像管のビ
ーム電流制限を行なう時に問題となる映像の黒沈
みの防止やコントラスト低下による迫力不足を補
なう目的で、受像管のビーム電流の変化に合せて
初めは自動コントラスト制御を効かせ、次に自動
輝度制御を重畳して作用させ、やがて後者のみの
制御の移行するようにしたものである。
主としてカラーテレビジヨン受像機には、受像
管および高圧出力回路保護の目的でビーム電流を
制限するための回路が設けられており、その一方
法としてABL(自動輝度制限)回路と呼ばれるも
のがある。しかるに、この場合には映像信号の明
かるい部分で電流制限を受けるために暗い部分が
黒に沈み、黒つぶれの画面となる問題がある。ま
た、この現象を改善するためにビーム電流が増加
し、電流制限を受けるにしたがつてコントラスト
を低下させる自動コントラスト制御の技術があ
る。ところが、この方法ではコントラストが不足
して画面の迫力が低下する欠点がある。
たとえば、従来のこの種制御回路として、ビー
ム電流の増加に対応する電圧検出回路を設け、そ
の検出出力を輝度制御回路あるいはコントラスト
制御回路に、または双方同時に印加して作用を行
なわせる方法が一般的に用いられていた。
これら単独または同時、あるいは切換による方
法では黒沈みおよびコントラスト低下の点で好ま
しくない欠点が見い出された。
本考案はビーム電流検出回路と制御回路の間に
ダイオードと抵抗の並列回路を用いる簡単な方法
でコントラストと輝度制御とを重ね合せ作用させ
る部分を設けることによつて理想的な映像再生を
図るようにしたものである。
第1図に本考案の具体的実施例を示す。
図中、1はコントラスト回路、2は輝度回路、
3は映像復調回路、4は出力回路、5は受像管を
おのおの示す。また、VR1はコントラスト調整ボ
リウム、VR2は輝度調整ボリウム、VR3はあらか
じめ輝度をプリセツトしておくための副輝度ボリ
ウムを示す。そしてD1,R8からなるダイオード
と抵抗の並列回路が本考案の特徴とするところで
ある。また、A点はコントラスト制御電圧、B点
は輝度制御電圧の印加される点を示し、またC,
D,E点はそれぞれダイオードD1のアノード電
圧、カソード電圧、ダイオードD2のカソード電
圧を示す。
第2図は平均映像レベルAPLを横軸にとり、
A〜E点の各電圧及びビーム電流変化を示したも
のである。なお、これは抵抗R8がない場合の特
性である。したがつて、回路動作を説明するにあ
たり、まず抵抗R8はないものとして考える。
ビーム電流は+B1ラインから供給され、抵抗
R4−抵抗R5−ダイオードD3−フライバツクトラ
ンス6−受像管5の高圧端子の経路で流れるた
め、ビーム電流の変化がD点の電圧の変化として
検出される。APLが低く、ビーム電流の小さい
間はD点の電圧は比較的高く、ダイオードD1
遮断され、ダイオードD2が導通して、D点はE
点の電圧よりも1ダイオードの順方向電圧分(約
0.6V)だけ高い電圧となる。この期間はA点の
電圧はD点の電圧にてクランプされ、B点の電圧
はダイオードD1が遮断状態にあり、D点より切
離されることからコントラストも輝度も自動的に
制御されない部分である。第2図のイの区間がそ
れにあたる。
さらにAPLが高くなり、ビーム電流が増加す
ると、D点の電圧は低下しダイオードD2は遮断
される。なお、ダイオードD1もまだ遮断状態に
ある。したがつて、D点の電圧低下はトランジス
タO1でインピーダンス変換され、A点のコント
ラスト制御電圧を低下させ、コントラストを下げ
る。これが第2図に示すロの区間である。そし
て、さらに一層APLが増加し、ビーム電流が増
大すると、D点の電圧が増々低下し、やがてダイ
オードD1が導通し、D点の電圧はC点より1ダ
イオードの順方向電圧分だけ低い電圧でクランプ
される。したがつて自動コントラスト制御動作は
停止し、B点の輝度制御電圧の制御感度は充分に
高いため、D点の電圧を感知し、輝度を下げる方
向に動作する。これが第2図のハの区間である。
ところでこのように自動コントラスト制御と自
動輝度制御とを区分して動作させるとコントラス
トが低下しすぎて画面の迫力がなくなつてしま
う。そこで、本考案はダイオードD1にR8なる並
列抵抗を追加することにより、自動コントラスト
制御を働きつくす前から自動輝度制御を動作させ
てコントラスト不足になることなくビーム電流制
限を行なうものである。抵抗R8を追加した場合
の各電圧の変化を第3図に示す。
第3図より明らかなように抵抗R8の働きによ
り自動コントラスト制御が働きつくす前より自動
輝度制御動作が行なわれ、ダイオードD1が導通
してA点の電圧がクランプされると自動コントラ
スト制御動作は終了し、以降自動輝度制御のみが
行なわれる。
このように、カラーテレビ受像機においてビー
ム電流制限を行なう場合、コントラストだけで制
御すると、いわゆるコントラスト不足の画面とな
り映像の迫力が欠けてしまい、また輝度を下げる
ことによつてビーム電流制限を行なうと画像の黒
い部分が沈んでしまい、更にカラーの彩度も不自
然なものとなつてしまうが、本考案によれば
APL変化に対してコントラストと輝度とを微妙
に使い分け制御行なうことによつてこれらの欠点
をすべて解決することができる。また、本考案で
は顧客の望みによる手動のコントラストおよび輝
度調整の可変範囲を充分に確保した上で、ビーム
電流制限を行なう時の手段として、コントラスト
と輝度を自動的に制御し、より見易い映像を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における自動コント
ラスト・輝度制御装置の回路図、第2図は第1図
における抵抗R8がない場合の特性図、第3図は
本考案装置の特性図である。 1……コントラスト回路、2……輝度回路、
VR1……コントラスト調整ボリウム、VR2……輝
度調整ボリウム、D1……ダイオード、R8……抵
抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陰極線管のビーム電流を検出するビーム電流検
    出手段と、このビーム電流検出手段の検出出力に
    応じて陰極線管のコントラストを制御するコント
    ラスト制御回路と、上記ビーム電流検出手段の検
    出出力を受けて陰極線管の輝度を制御する輝度制
    御回路とを備え、前記ビーム電流検出手段の出力
    端と輝度制御回路との間に、上記ビーム電流があ
    る値以上になると導通するダイオードと抵抗の並
    列回路を接続し、上記ビーム電流が第1の値に達
    するとコントラスト制御回路のみが制御動作を開
    始し、上記ビーム電流が第1の値より大きい第2
    の値に達するとコントラスト制御動作に加えて輝
    度制御回路も制御動作を開始し、上記ビーム電流
    が第2の値より大きい第3の値に達すると上記ダ
    イオードが導通して輝度制御回路のみが制御動作
    を継続し、上記コントラスト制御回路は制御動作
    を停止するように構成した自動コントラスト・輝
    度制御装置。
JP1979130618U 1979-09-20 1979-09-20 Expired JPS6320221Y2 (ja)

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JP1979130618U JPS6320221Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20

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JP1979130618U JPS6320221Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20

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Publication Number Publication Date
JPS5648176U JPS5648176U (ja) 1981-04-28
JPS6320221Y2 true JPS6320221Y2 (ja) 1988-06-06

Family

ID=29362314

Family Applications (1)

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JP1979130618U Expired JPS6320221Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4253110A (en) * 1979-12-14 1981-02-24 Rca Corporation Automatic kinescope beam current limiter with sequential control modes
DD231913A5 (de) * 1984-05-02 1986-01-08 Rca Corp,Us Schaltungsanordnung zur strahlstrombegrenzung in einem digitalen fernsehsystem

Citations (2)

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JPS516985U (ja) * 1974-08-14 1976-01-19
JPS53138224A (en) * 1977-05-05 1978-12-02 Rca Corp Beam current limiter

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JPS5648176U (ja) 1981-04-28

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