JPS63201345A - エンジンの燃料制御装置 - Google Patents
エンジンの燃料制御装置Info
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- JPS63201345A JPS63201345A JP3226187A JP3226187A JPS63201345A JP S63201345 A JPS63201345 A JP S63201345A JP 3226187 A JP3226187 A JP 3226187A JP 3226187 A JP3226187 A JP 3226187A JP S63201345 A JPS63201345 A JP S63201345A
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- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
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- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンの燃料制御装置に関するものである
。
。
(従来技術)
最近の自動車エンジンでは、燃費性能向上及び触媒保護
の見地から車両が減速状態にあるときには、燃料の供給
を停止する、所謂減速燃料カット制御装置を備えたもの
が多くなっている(例えば特開昭59−162348号
公報参照)。このような減速燃料カット機能を備えたエ
ンジンにおいて最大限燃費性能を向上させるためには、
できるだけ広いエンジン回転域において上記減速燃料カ
ット機能を発揮させることが望ましい。このため特に燃
費性能を重視して設計されたエンジンなどでは、原則と
して高速域から低速域までの全ての回転域で上記減速燃
料カット制御が可能なように構成されている。
の見地から車両が減速状態にあるときには、燃料の供給
を停止する、所謂減速燃料カット制御装置を備えたもの
が多くなっている(例えば特開昭59−162348号
公報参照)。このような減速燃料カット機能を備えたエ
ンジンにおいて最大限燃費性能を向上させるためには、
できるだけ広いエンジン回転域において上記減速燃料カ
ット機能を発揮させることが望ましい。このため特に燃
費性能を重視して設計されたエンジンなどでは、原則と
して高速域から低速域までの全ての回転域で上記減速燃
料カット制御が可能なように構成されている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、上記従来技術のように高速域から低速域まで
の全領域に亘って減速燃料カットを行なうようにすると
、次のような問題を生じる。すなわち、一般に低速域で
はエンジン回転数が低く車両の走行慣性も低下している
ので高速域に比べるとエンジンの回転状態が不安定にな
り易い。
の全領域に亘って減速燃料カットを行なうようにすると
、次のような問題を生じる。すなわち、一般に低速域で
はエンジン回転数が低く車両の走行慣性も低下している
ので高速域に比べるとエンジンの回転状態が不安定にな
り易い。
特に上記低速域に入って更にブレーキが踏まれる車両の
コーナリング時などには、エンジン回転数が大きく低下
し走行慣性も小さくなったところで更に通常クラッチが
切られるので、上記走行慣性がエンジンに対して全く作
用しなくなる。それにも拘わらず、そのような状態でな
お燃料カットを続けるとエンジンストールに到る可能性
がある。
コーナリング時などには、エンジン回転数が大きく低下
し走行慣性も小さくなったところで更に通常クラッチが
切られるので、上記走行慣性がエンジンに対して全く作
用しなくなる。それにも拘わらず、そのような状態でな
お燃料カットを続けるとエンジンストールに到る可能性
がある。
特に最近では、ステアリングの操舵力を軽減するために
、エンジンによって駆動される油圧ポンプの圧力で当該
ステアリングの操舵力をパワーアシストするパワーステ
アリング装置を装着した車両が多くなっており、このパ
ワーステアリング装置は相当なエンジン負荷として作用
する。
、エンジンによって駆動される油圧ポンプの圧力で当該
ステアリングの操舵力をパワーアシストするパワーステ
アリング装置を装着した車両が多くなっており、このパ
ワーステアリング装置は相当なエンジン負荷として作用
する。
そして、該パワーステアリング装置は、上記車両のコー
ナリング時などには必ず作動するので、このようなパワ
ーステアリング装置を備えた車両では上記エンジンスト
ールが特に生じ易くなる。
ナリング時などには必ず作動するので、このようなパワ
ーステアリング装置を備えた車両では上記エンジンスト
ールが特に生じ易くなる。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の問題を解決することを目的としてなさ
れたもので、減速燃料カット制御装置を備え、車両減速
時にエンジンに対する燃料の供給を停止するようになす
一方、ステアリングの操舵力を軽減するためのパワース
テアリング装置を備えたエンジンにおいて、上記パワー
ステアリング装置の作動状態を検出するパワーステアリ
ング作動状態検出手段と、該パワーステアリング作動状
態検出手段により上記パワーステアリング装置の作動状
態が検出されたときには上記燃料カット制御装置の燃料
カット制御動作を制限する燃料カット制御禁止手段とを
設けてなるものである。
れたもので、減速燃料カット制御装置を備え、車両減速
時にエンジンに対する燃料の供給を停止するようになす
一方、ステアリングの操舵力を軽減するためのパワース
テアリング装置を備えたエンジンにおいて、上記パワー
ステアリング装置の作動状態を検出するパワーステアリ
ング作動状態検出手段と、該パワーステアリング作動状
態検出手段により上記パワーステアリング装置の作動状
態が検出されたときには上記燃料カット制御装置の燃料
カット制御動作を制限する燃料カット制御禁止手段とを
設けてなるものである。
(作 用)
上記の手段によると、車両のコーナリング特等パワース
テアリング装置の作動時Iこは燃料カット動作が解除さ
れるので、当該コーナリングなどの途中でクラッチカッ
トが行なわれたような場合にも十分なエンジン出力を保
障することができ、パワーステアリング装置が作動して
もエンジンストールを生じさせるようなことがなくなる
。
テアリング装置の作動時Iこは燃料カット動作が解除さ
れるので、当該コーナリングなどの途中でクラッチカッ
トが行なわれたような場合にも十分なエンジン出力を保
障することができ、パワーステアリング装置が作動して
もエンジンストールを生じさせるようなことがなくなる
。
(実施例)
先ず、第2°図〜第3図は、本発明の実施例に係る自動
車用エンジンの燃料制御装置を示すものであり、第2図
は同実施例装置の制御システムの概略図、第3図は、同
実施例装置におけるエンジン気化器部の断面図、第4図
は同実施例装置の制御動作を説明するフローチャートで
ある。
車用エンジンの燃料制御装置を示すものであり、第2図
は同実施例装置の制御システムの概略図、第3図は、同
実施例装置におけるエンジン気化器部の断面図、第4図
は同実施例装置の制御動作を説明するフローチャートで
ある。
先ず、最初に第2図を参照して本発明実施例の上記制御
システムの概略図を説明し、その後要部の制御の説明に
入る。
システムの概略図を説明し、その後要部の制御の説明に
入る。
第2図において、符号lはエンジン本体であり、吸入空
気はエアクリーナ30を介して外部より吸入され、その
後当該エアクリーナ30下流の固定ベンチュリ型の気化
器14で燃料と混合されて各シリンダに供給される。そ
して、該シリンダへの吸入混合気の量は、上記気化器1
4のスロットルチャンバ内に設けられているスロットル
弁22によって制御される。スロットル弁22はアクセ
ルペダルに連動して操作され、アイドル時および減速運
転状態では、最小開度状態に維持される。このスロット
ル弁22には、アイドルスイッチ5WInが同軸上に設
けられており、上記アイドル時および減速運転時には当
該アイドルスイッチS W +。
気はエアクリーナ30を介して外部より吸入され、その
後当該エアクリーナ30下流の固定ベンチュリ型の気化
器14で燃料と混合されて各シリンダに供給される。そ
して、該シリンダへの吸入混合気の量は、上記気化器1
4のスロットルチャンバ内に設けられているスロットル
弁22によって制御される。スロットル弁22はアクセ
ルペダルに連動して操作され、アイドル時および減速運
転状態では、最小開度状態に維持される。このスロット
ル弁22には、アイドルスイッチ5WInが同軸上に設
けられており、上記アイドル時および減速運転時には当
該アイドルスイッチS W +。
がONとなってON信号を出力するようになっている。
上記気化器14は、第3図に示すように、当該吸気通路
20内のスロットル弁22の上流側に配置されたメイン
ノズル21と、燃料ポンプ13を介して燃料タンク12
に連通ずるフロート室24と、このフロート室24と上
記メインノズル21七を連通させるメイン燃料通路26
と、このメイン燃料通路26から分岐してスロー燃料供
給用のスローボート23および上記スロットル弁22の
下流側に配置されたアイドルボート31に連通ずるスロ
ー燃料通路27とを有して構成されている。上記アイド
ルボート31には先端が吸気通路20内に突出するアイ
ドルノズル32およびこのアイドルノズル32の基端例
の開口面積を調整するアイドルアジャストスクリュー2
8が設けられている。また、上記スロー燃料通路27の
中間位置には、スローカットソレノイドバルブ17h(
取付けられ、エンジンが減速運転された時にこのスロー
カットソレノイドバルブ17によってスロー燃料通路2
7を閉塞し、スロー燃料が供給されるのを遮断するよう
に構成されている。すなわち、エンジンが減速されたこ
とを所定の減速運転検出手段によって検出し、この検出
手段からの信号(FC)に基づいて後述するエンジンコ
ントロールユニット9により上記スローカットソレノイ
ドバルブI7を作動させるように構成されている。なお
、符号25はスロー吸気通路である。
20内のスロットル弁22の上流側に配置されたメイン
ノズル21と、燃料ポンプ13を介して燃料タンク12
に連通ずるフロート室24と、このフロート室24と上
記メインノズル21七を連通させるメイン燃料通路26
と、このメイン燃料通路26から分岐してスロー燃料供
給用のスローボート23および上記スロットル弁22の
下流側に配置されたアイドルボート31に連通ずるスロ
ー燃料通路27とを有して構成されている。上記アイド
ルボート31には先端が吸気通路20内に突出するアイ
ドルノズル32およびこのアイドルノズル32の基端例
の開口面積を調整するアイドルアジャストスクリュー2
8が設けられている。また、上記スロー燃料通路27の
中間位置には、スローカットソレノイドバルブ17h(
取付けられ、エンジンが減速運転された時にこのスロー
カットソレノイドバルブ17によってスロー燃料通路2
7を閉塞し、スロー燃料が供給されるのを遮断するよう
に構成されている。すなわち、エンジンが減速されたこ
とを所定の減速運転検出手段によって検出し、この検出
手段からの信号(FC)に基づいて後述するエンジンコ
ントロールユニット9により上記スローカットソレノイ
ドバルブI7を作動させるように構成されている。なお
、符号25はスロー吸気通路である。
一方、第2図中の符号13は上記エンジン本体lあシリ
ンダヘッド部に取付けられた排気マニホールドであり、
この排気マニホールド13には排気管10が接続されて
いる。また、上記排気管lOの排気糸路途中には三元触
媒コーンバータ11が設置されている。
ンダヘッド部に取付けられた排気マニホールドであり、
この排気マニホールド13には排気管10が接続されて
いる。また、上記排気管lOの排気糸路途中には三元触
媒コーンバータ11が設置されている。
ところで、本実施例における自動車のステアリングには
、パワーステアリング装置が付設されている。この)く
ワーステアリング装置は、上記エンジンによって駆動さ
れる油圧ポンプを備え、ステアリングの左右方向への回
動に応じ一対の逆位相倍力シリンダのフラッパバルブを
開閉してそのピストンに当該油圧ポンプの油圧を作用さ
せ、ステアリング操作をパワーアシストするようになっ
ている。該パワーステアリング装置には、上記フラッパ
バルブの開弁による油圧の上昇に応じてONになるパワ
ーステスイッチ5Wpsが設けられている。
、パワーステアリング装置が付設されている。この)く
ワーステアリング装置は、上記エンジンによって駆動さ
れる油圧ポンプを備え、ステアリングの左右方向への回
動に応じ一対の逆位相倍力シリンダのフラッパバルブを
開閉してそのピストンに当該油圧ポンプの油圧を作用さ
せ、ステアリング操作をパワーアシストするようになっ
ている。該パワーステアリング装置には、上記フラッパ
バルブの開弁による油圧の上昇に応じてONになるパワ
ーステスイッチ5Wpsが設けられている。
そして、その作動設定値は車両コーナリング時のステア
リング操舵角に対応して設定されている。
リング操舵角に対応して設定されている。
また、上記ステアリングには、当該ステアリングの操舵
角θを検出するための舵角センサが設けられている。
角θを検出するための舵角センサが設けられている。
さらに、符号9は、エンジンコントロールユニット(以
下ECUと言う)であり、該ECU9は、例えばマイク
ロプロセッサ(CPU)を中心とし、メモリ(ROMお
よびRAM)およびインターフェース(I 10)回路
を備えて構成されている。そして、このECU9の上記
インターフェース回路には例えば水温検出用サーミスタ
16により検出されたエンジン本体1の冷却水温度の検
出信号Tw、ブースト圧センサ35によって検出された
エンジンブースト圧検出信号BSRPMセンサ15によ
って検出されたエンジン回転数検出信号N等のエンジン
の基本性能の制御に必要な各種データ信号が各々人力さ
れる。
下ECUと言う)であり、該ECU9は、例えばマイク
ロプロセッサ(CPU)を中心とし、メモリ(ROMお
よびRAM)およびインターフェース(I 10)回路
を備えて構成されている。そして、このECU9の上記
インターフェース回路には例えば水温検出用サーミスタ
16により検出されたエンジン本体1の冷却水温度の検
出信号Tw、ブースト圧センサ35によって検出された
エンジンブースト圧検出信号BSRPMセンサ15によ
って検出されたエンジン回転数検出信号N等のエンジン
の基本性能の制御に必要な各種データ信号が各々人力さ
れる。
上記ECU9は、また後に詳しく説明するように上記エ
ンジンが減速運転状態にあるときには、上記気化’?、
7−14のスローカットソレノイドバルブ17を駆動し
て上記スロー燃料通路25.27を閉じスロー燃料の供
給をカットするスローカット(減速燃料カット)制御機
能に加え、上記パワーステアリング装置が作動して、し
かも所定回転角度以上ステアリングが操作される車両が
コーナリング状態にある場合には上記スローカット制御
機能の作動を禁止するスローカット禁止制御機能をも有
して構成されており、これらの制御を行なうために当該
ECU9には上記の基本データ信号の他にギヤインスイ
ッチ9WG、ブレーキスイッチSWB、パワーステスイ
ッチ5Wps、クラッチスイッチSWc等の各ON信号
、舵角センサのステアリング操舵角検出信号θ等の各種
走行状態検出信号も併せて入力されるようになっている
。
ンジンが減速運転状態にあるときには、上記気化’?、
7−14のスローカットソレノイドバルブ17を駆動し
て上記スロー燃料通路25.27を閉じスロー燃料の供
給をカットするスローカット(減速燃料カット)制御機
能に加え、上記パワーステアリング装置が作動して、し
かも所定回転角度以上ステアリングが操作される車両が
コーナリング状態にある場合には上記スローカット制御
機能の作動を禁止するスローカット禁止制御機能をも有
して構成されており、これらの制御を行なうために当該
ECU9には上記の基本データ信号の他にギヤインスイ
ッチ9WG、ブレーキスイッチSWB、パワーステスイ
ッチ5Wps、クラッチスイッチSWc等の各ON信号
、舵角センサのステアリング操舵角検出信号θ等の各種
走行状態検出信号も併せて入力されるようになっている
。
次に、上記エンジンコントロールユニット(ECU)9
によるスローカット(スロー燃料カット)制御およびそ
の禁止動作について第4図のフローチャートを参照して
詳細に説明する。
によるスローカット(スロー燃料カット)制御およびそ
の禁止動作について第4図のフローチャートを参照して
詳細に説明する。
すなわち、先ずステップSIでは、上記ECU9に入力
されたエンジン冷却水温Tvの値がエンジンの暖機完了
を示す所定の基準温度T、(70℃)以上となっている
か否か、つまり現在のエンジン運転状態が暖機完了状態
であるか否かを判定し、YESの暖機完了の場合には更
にステップS、に進んで今度は上記スロットル弁22の
開閉状態を示すアイドルスイッチS W ■oのON又
はOFF’状態の判定を行う一方、NOの場合(冷間状
態)には、そのままリターンしてエンジンの暖機が完了
するまで以上の動作を繰り返す。
されたエンジン冷却水温Tvの値がエンジンの暖機完了
を示す所定の基準温度T、(70℃)以上となっている
か否か、つまり現在のエンジン運転状態が暖機完了状態
であるか否かを判定し、YESの暖機完了の場合には更
にステップS、に進んで今度は上記スロットル弁22の
開閉状態を示すアイドルスイッチS W ■oのON又
はOFF’状態の判定を行う一方、NOの場合(冷間状
態)には、そのままリターンしてエンジンの暖機が完了
するまで以上の動作を繰り返す。
このステップS、におけるアイドルスイッチ5Wroの
ON、OFFの判定は、上述のようにスロットル弁22
の開閉状態(全閉か否か)を定常走行時におけるエンジ
ンの減速状態判定条件として判断するもので、当該アイ
ドルスイッチSW+oがONの場合(YES)にはスロ
ットル弁22が全閉となってアクセルペダルから足が離
されている車両減速状態であることを示す一方、OFF
の場合(NO)にはアクセルペダルが踏まれスロットル
弁6が所定開度以上開かれている車両非減速状態である
ことを示す。
ON、OFFの判定は、上述のようにスロットル弁22
の開閉状態(全閉か否か)を定常走行時におけるエンジ
ンの減速状態判定条件として判断するもので、当該アイ
ドルスイッチSW+oがONの場合(YES)にはスロ
ットル弁22が全閉となってアクセルペダルから足が離
されている車両減速状態であることを示す一方、OFF
の場合(NO)にはアクセルペダルが踏まれスロットル
弁6が所定開度以上開かれている車両非減速状態である
ことを示す。
そして、該アイドルスイッチS W IoがONの場合
(YES)には、次にステップS3に進んで上記RPM
センサ15によって検出された現在のエンジン回転数N
が直進走行時において、アクセルペダルから足を離しエ
ンジンブレーキをかけた場合(ブレーキを踏まない減速
状態)でのスローカット(減速スロー燃料カット)を行
い得るための所定基準回転数(最低回転数)N 、(N
l−1900r9+n)よりも低くなっているか否か
、すなわちエンジン回転のみから見てスロー燃料を復帰
させるべき領域(第5図参照)までエンジン回転数が低
下しているか否かを判定する。
(YES)には、次にステップS3に進んで上記RPM
センサ15によって検出された現在のエンジン回転数N
が直進走行時において、アクセルペダルから足を離しエ
ンジンブレーキをかけた場合(ブレーキを踏まない減速
状態)でのスローカット(減速スロー燃料カット)を行
い得るための所定基準回転数(最低回転数)N 、(N
l−1900r9+n)よりも低くなっているか否か
、すなわちエンジン回転のみから見てスロー燃料を復帰
させるべき領域(第5図参照)までエンジン回転数が低
下しているか否かを判定する。
その結果、NOの場合(NUNOには、暖機完了でエン
ジン回転数Nがスロー燃料復帰領域を越えたスローカッ
ト回転領域(第5図参照)にあり、かつスロットル弁が
全開であるから十分にスローカット可能であると認めて
以下のステップ84〜S1゜のスローカット解除のため
の各種のパラメータの判断を行うことなく直ちにステッ
プSltに移って当該減速状態に対応したスローカット
制御を行う。
ジン回転数Nがスロー燃料復帰領域を越えたスローカッ
ト回転領域(第5図参照)にあり、かつスロットル弁が
全開であるから十分にスローカット可能であると認めて
以下のステップ84〜S1゜のスローカット解除のため
の各種のパラメータの判断を行うことなく直ちにステッ
プSltに移って当該減速状態に対応したスローカット
制御を行う。
一方、上記実際のエンジン回転数Nが上記直進減速走行
時のスローカットを行い得るための基準回転数N、より
も低いYESの場合(N < N l )には、さらに
ステップS、、S、に進んで上述したギヤインスイッチ
SWe、クラッチスイッチSWcの各々のON又はOF
F状態を順次判断する。その結果、車両が走行状態にあ
ることを示すギヤイン状態(SWGON:YES)であ
ってしかもクラッチが切られている場合(SWcON:
YES)には、さらに次のステップS6に進んでその時
の実際のエンジン回転数Nが第5図のアイドル回転数(
90Orpm)に対応する第2の基準回転数N!よりも
大であるか否か、すなわち現在のエンジン運転領域が大
5図に示すスローカットの解除を行うスロー燃料復帰回
転領域内にあるか否かを判断する。
時のスローカットを行い得るための基準回転数N、より
も低いYESの場合(N < N l )には、さらに
ステップS、、S、に進んで上述したギヤインスイッチ
SWe、クラッチスイッチSWcの各々のON又はOF
F状態を順次判断する。その結果、車両が走行状態にあ
ることを示すギヤイン状態(SWGON:YES)であ
ってしかもクラッチが切られている場合(SWcON:
YES)には、さらに次のステップS6に進んでその時
の実際のエンジン回転数Nが第5図のアイドル回転数(
90Orpm)に対応する第2の基準回転数N!よりも
大であるか否か、すなわち現在のエンジン運転領域が大
5図に示すスローカットの解除を行うスロー燃料復帰回
転領域内にあるか否かを判断する。
その結果、YESの場合には、一応スローカットの解除
が必要であると予測した上でさらにステップS7で電気
負荷の投入状態(ON又は0FF)を、またステップS
、で上記スロットル弁22の全開に加え、コーナリング
を前提とする具体的により大きな減速状態であることを
示すブレーキスイッチS W BのON又はOFF状態
を、またステップS、で同じくコーナリング判断を前提
とする上記パワーステアリング装置の作動状態を示すパ
ワーステスイッチ5WpsのON又はOFF状態をそれ
ぞれ判定する。その結果、それぞれYESの場合にはさ
らにステップSIOに進んでステアリングの操舵角θが
コーナリング状態に対応する基準操舵角01以上とな;
ているか否かを最終的に判断する。その結果、YESの
場合には、現在のエンジン運転状態が、スロットル弁2
2が全閉で、しかもブレーキが踏まれており直進走行時
のエンジンブレーキによる減速とは異なる、大きな減速
状態であって、かつ所定値以上の操舵角でステアリング
が回動され、その結果所定値以上の浦圧でパワーステア
リング装置が作動している状態、すなわち、明確に車両
のコーナリング状態を意味することから、該場合にはエ
ンスト防止のために次のステップS、に進んで上記ステ
ップS11のスローカット制御を解除する。これによっ
て上記第5図のスローカット復帰回転領域に対応する低
回転領域において車両のコーナリングによりエンジンに
パワーステアリング装置が負荷された状態において、ク
ラッチが切断されたような場合のエンジンストールを確
実に防止し得るようになる。
が必要であると予測した上でさらにステップS7で電気
負荷の投入状態(ON又は0FF)を、またステップS
、で上記スロットル弁22の全開に加え、コーナリング
を前提とする具体的により大きな減速状態であることを
示すブレーキスイッチS W BのON又はOFF状態
を、またステップS、で同じくコーナリング判断を前提
とする上記パワーステアリング装置の作動状態を示すパ
ワーステスイッチ5WpsのON又はOFF状態をそれ
ぞれ判定する。その結果、それぞれYESの場合にはさ
らにステップSIOに進んでステアリングの操舵角θが
コーナリング状態に対応する基準操舵角01以上とな;
ているか否かを最終的に判断する。その結果、YESの
場合には、現在のエンジン運転状態が、スロットル弁2
2が全閉で、しかもブレーキが踏まれており直進走行時
のエンジンブレーキによる減速とは異なる、大きな減速
状態であって、かつ所定値以上の操舵角でステアリング
が回動され、その結果所定値以上の浦圧でパワーステア
リング装置が作動している状態、すなわち、明確に車両
のコーナリング状態を意味することから、該場合にはエ
ンスト防止のために次のステップS、に進んで上記ステ
ップS11のスローカット制御を解除する。これによっ
て上記第5図のスローカット復帰回転領域に対応する低
回転領域において車両のコーナリングによりエンジンに
パワーステアリング装置が負荷された状態において、ク
ラッチが切断されたような場合のエンジンストールを確
実に防止し得るようになる。
他方、上記ステップ84〜S、で各々NOの場合には、
スローカットの解除を行う必要はないから全てそのまま
ステップS、にリターンする。
スローカットの解除を行う必要はないから全てそのまま
ステップS、にリターンする。
また、ステップS、、S、。でそれぞれNoの場合には
コーナリング状態ではないと判定して上述のステップS
12に移ってスローカッ1ト制御を継続する。
コーナリング状態ではないと判定して上述のステップS
12に移ってスローカッ1ト制御を継続する。
なお、上記実施例では、コーナリングの検出をスロット
ル弁22の全閉、クラッチの切断、ブレーキの踏み込み
、パワーステスイッチ5WpsのONの各条件に加え、
具体的にステアリングの操舵角がコーナリングに対応し
た操舵角01以上操作されたことをも条件としてより厳
格に行う°ようにしたが、上記パワーステスイッチ5W
psは本来ステアリングがコーナリングに対応した所定
操舵角01以上操舵された時にONになるものであるか
ら、該条件の判断(ステップS、、)は場合によっては
もちろん省略することも可能である。
ル弁22の全閉、クラッチの切断、ブレーキの踏み込み
、パワーステスイッチ5WpsのONの各条件に加え、
具体的にステアリングの操舵角がコーナリングに対応し
た操舵角01以上操作されたことをも条件としてより厳
格に行う°ようにしたが、上記パワーステスイッチ5W
psは本来ステアリングがコーナリングに対応した所定
操舵角01以上操舵された時にONになるものであるか
ら、該条件の判断(ステップS、、)は場合によっては
もちろん省略することも可能である。
(発明の効果)
本発明は、以上に説明したように、減速燃料カット制御
装置を備え、車両減速時にエンジンに対する燃料の供給
を停止するようになす一方、ステアリングの操舵力を軽
減するためのパワーステアリング装置を備えたエンジン
において、上記パワーステアリング装置の作動状態を検
出するパワーステアリング作動状態検出手段と、該パワ
ーステアリング作動状態検出手段により上記パワーステ
アリング装置の作動状態が検出されたときには上記燃料
カット制御装置の燃料カット制御動作を制限する燃料カ
ット制御禁止手段とを設けたことを特徴とするものであ
る。
装置を備え、車両減速時にエンジンに対する燃料の供給
を停止するようになす一方、ステアリングの操舵力を軽
減するためのパワーステアリング装置を備えたエンジン
において、上記パワーステアリング装置の作動状態を検
出するパワーステアリング作動状態検出手段と、該パワ
ーステアリング作動状態検出手段により上記パワーステ
アリング装置の作動状態が検出されたときには上記燃料
カット制御装置の燃料カット制御動作を制限する燃料カ
ット制御禁止手段とを設けたことを特徴とするものであ
る。
従って、本発明によると、車両のコーナリング特等パワ
ーステアリング装置の作動時には燃料カット動作が解除
されるので、当該コーナリングなどの途中でクラッチカ
ットが行なわれたような場合にも十分なエンジン出力を
保障することができ、パワーステアリング装置が作動し
てもエンジンス・トールを生じさせるようなことがなく
なる。
ーステアリング装置の作動時には燃料カット動作が解除
されるので、当該コーナリングなどの途中でクラッチカ
ットが行なわれたような場合にも十分なエンジン出力を
保障することができ、パワーステアリング装置が作動し
てもエンジンス・トールを生じさせるようなことがなく
なる。
また、車両のコーナリング状態が検出されたとき、すな
わちコーナリング初期に速やかに燃料の供給が開始され
るから、比較的エンジン回転数の低下していない内に燃
料が復帰することになり、燃料復帰時のトルクショック
、失火によるエンストなどを同時に防止することができ
るようになる。
わちコーナリング初期に速やかに燃料の供給が開始され
るから、比較的エンジン回転数の低下していない内に燃
料が復帰することになり、燃料復帰時のトルクショック
、失火によるエンストなどを同時に防止することができ
るようになる。
特に上述の実施例において開示したようなキャブレター
仕様のエンジンでは、エンジン燃焼室への供給燃料が吸
気通路の壁面を伝わって吸入されることやコーナリング
時にフロート室の燃料の液面位が大きく変動するので安
定した燃料の供給を行えない事情がある。
仕様のエンジンでは、エンジン燃焼室への供給燃料が吸
気通路の壁面を伝わって吸入されることやコーナリング
時にフロート室の燃料の液面位が大きく変動するので安
定した燃料の供給を行えない事情がある。
このためコーナリング途中などに燃料復帰を行ったので
はよりエンストを生じ易いが、上記のようにコーナリン
グ開始時点で早目にスローカットの解除を行うようにす
るとこのような場合の対策としても有効なものとなる。
はよりエンストを生じ易いが、上記のようにコーナリン
グ開始時点で早目にスローカットの解除を行うようにす
るとこのような場合の対策としても有効なものとなる。
第1図は、本発明のクレーム対応図、第2図は、本発明
の実施例に係るエンジンの燃料制御装置の制御システム
図、第3図は、同システムにおける気化器の断面図、第
4図は、同システムにおけるエンジンコントロールユニ
ットの制御動作を示すフローチャート、第5図は、上記
システムにおける燃料制御時の制御領域を示す説明図で
ある。 l・・・・・エンジン本体 2・拳・・・エアフロメータ 9・・・・・エンジンコントロールユニット(ECU) 10・・・・排気管 12・・・・燃料タンク 14・・・・気化器 15・・・・RPMセンサ 16・・・・水温サーミスタ 17・・・・スローカットソレノイドバルブ20・・・
・ブースト圧センサ
の実施例に係るエンジンの燃料制御装置の制御システム
図、第3図は、同システムにおける気化器の断面図、第
4図は、同システムにおけるエンジンコントロールユニ
ットの制御動作を示すフローチャート、第5図は、上記
システムにおける燃料制御時の制御領域を示す説明図で
ある。 l・・・・・エンジン本体 2・拳・・・エアフロメータ 9・・・・・エンジンコントロールユニット(ECU) 10・・・・排気管 12・・・・燃料タンク 14・・・・気化器 15・・・・RPMセンサ 16・・・・水温サーミスタ 17・・・・スローカットソレノイドバルブ20・・・
・ブースト圧センサ
Claims (1)
- 1、減速燃料カット制御装置を備え、車両減速時にエン
ジンに対する燃料の供給を停止するようになす一方、ス
テアリングの操舵力を軽減するためのパワーステアリン
グ装置を備えたエンジンにおいて、上記パワーステアリ
ング装置の作動状態を検出するパワーステアリング作動
状態検出手段と、該パワーステアリング作動状態検出手
段により上記パワーステアリング装置の作動状態が検出
されたときには上記燃料カット制御装置の燃料カット制
御動作を制限する燃料カット制御禁止手段とを設けたこ
とを特徴とするエンジンの燃料制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62032261A JP2566233B2 (ja) | 1987-02-14 | 1987-02-14 | エンジンの燃料制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62032261A JP2566233B2 (ja) | 1987-02-14 | 1987-02-14 | エンジンの燃料制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63201345A true JPS63201345A (ja) | 1988-08-19 |
JP2566233B2 JP2566233B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=12354068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62032261A Expired - Lifetime JP2566233B2 (ja) | 1987-02-14 | 1987-02-14 | エンジンの燃料制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566233B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7769498B2 (en) * | 2005-05-12 | 2010-08-03 | Denso Corporation | Driver condition detecting device, in-vehicle alarm system and drive assistance system |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55167539U (ja) * | 1979-05-19 | 1980-12-02 | ||
JPS62116142U (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-23 |
-
1987
- 1987-02-14 JP JP62032261A patent/JP2566233B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55167539U (ja) * | 1979-05-19 | 1980-12-02 | ||
JPS62116142U (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-23 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7769498B2 (en) * | 2005-05-12 | 2010-08-03 | Denso Corporation | Driver condition detecting device, in-vehicle alarm system and drive assistance system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2566233B2 (ja) | 1996-12-25 |
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