JPS6320105A - 鋼管圧延用マンドレルバ−の処理方法 - Google Patents

鋼管圧延用マンドレルバ−の処理方法

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JPS6320105A
JPS6320105A JP16474686A JP16474686A JPS6320105A JP S6320105 A JPS6320105 A JP S6320105A JP 16474686 A JP16474686 A JP 16474686A JP 16474686 A JP16474686 A JP 16474686A JP S6320105 A JPS6320105 A JP S6320105A
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JP
Japan
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bar
mandrel bar
mandrel
pieces
service life
Prior art date
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Pending
Application number
JP16474686A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Sogo
十河 泰雄
Akira Yagi
明 八木
Masahiro Koishihara
小石原 賢宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は継目無鋼管圧延、特にマンドレル圧延において
使用する高寿命型のマンドレルバ−の処理方法に関する
(従来の技術) 周知のようにマンドレルバ−の表面は出来るだけ滑らか
に研磨した後、硬度調整と表面スケール刊年のため焼入
れ・焼戻し処理するのが通例である。[鉄鋼便覧第3版
、第■巻(2)9条鋼中鋼管・圧延共通設備、 97B
?頁、 S55.11丸善■発行]そしてその寿命は、
通常の使用条件下では表面の摩耗によって直径が減少す
ることで決定し、この場合被圧延材とバー表面との摩擦
条件がその主要因と考えられている。被圧延材とバー表
面との界面における摩擦条件は、バー表面のスケールと
表面に塗布された潤滑材とによって左右されることはい
うまでもない。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、マンドレルバ−は継目無鋼管の圧延に際し、
圧延中は高温の被圧延材と常時接触状態にあるため、表
面部は数百度の高温まで加熱される。その後マンドレル
バ−を出来るだけ速やかに鋼管より引抜いた後、水冷に
より100℃程度まで冷却し再び圧延に使用する。この
ような使用状態を繰返すと、マンドレルバ−の表面は次
第に摩耗および肌荒れを起こす。この場合、前述したよ
うに、マンドレルバ−表面のスケール層と塗布された潤
滑材とが、バーと被圧延材との摩擦係数を低減する効果
を有することを当然のことである。
今、マンドレルバ−の使用条件やスケール層と潤滑材の
状態も一定とすると、スケール層の厚みや組成の状態が
耐用限界に大きな影響をおよぼす。現状の表面平滑のマ
ンドレルバ−では、この耐用限界はパー−本当たりの圧
延可能本数で示すと約800木である。このことは継目
無鋼管の製造コストや内面品質の安定性の点で必ずしも
望ましくない。
本発明はマンドレルバ−の耐用寿命を格段に伸ばすこと
を目的としてなされたものである。
(問題点を解決するための手段) マンドレルバ−の使用条件は非常に複雑であるため、そ
の耐用寿命を左右する影響因子の数が多数である。それ
らの中で表層スケールに注目すると、マンドレル圧延時
のマンドレルバ−表面と圧延材との摩擦抵抗を小さくす
ること〜、スケール自身の電着性(スケールが擦り落と
されないこと)の良いことが重要である。本発明はこの
点に着目して従来法とは逆の発想で摩擦係数の低減とス
ケールの密着性向」ことを同時に達成する新知見に基づ
くものである。
すなわち、本発明者らは実際のマンドレル圧延を実施し
て、マンドレルバーの表面性状とその寿命との関連を考
究した。その結果、マンドレルバ−の表面は平滑である
よりもむしろ、適当な凹凸を有する方が耐用寿命が改善
されることを明らかにした。なお、この場合の表面スケ
ール状態は従来まへと同一条件で十分である。
以下に本発明の条件限定理由について述べる。
表面粗さの最大値は50J1.以下としたが、これはこ
の値超のレベルにすると、マンドレルバ−の耐用寿命が
平滑材に比べてむしろ低下するためである。必要最小値
については特に限定しないが、凹凸の高さを小さくして
行くと限りなく平滑材の特性に近づくことは言うまでも
ない。したがって、望ましくは表面粗yを5〜30g程
度にコントロールするのが寿命を大l〕に長期化するの
に有効である。
凹凸の密度については、単位長さく軸方向および円周方
向どちらに対しても)当たりの必要最小個数で示すが、
寿命改善に効果の現われる最小個数は1 mm当たり2
個であるという実験事実からこれを下限値とした。凹凸
密度の上限値は、いくら大きくても効果の点ではさしつ
かえないが、凹凸の数が5ケ/1mmを超えると効果が
飽和する傾向にあり、かつ通常の工業的手段で経済的に
得られるレベルも数十ケ/rnmが最大であるので、3
〜10ケ/mmが望ましい範囲とされる。
本発明では上記の如き凹凸をマンドレルバ−の表面にイ
・1与する手段については限定しないが、例としてはシ
ョツトブラスト、サンドブラスト、研磨仕上げ、腐食な
どの処理がある。特に有効な処理は微細な球状のショッ
トを使用したショツトブラストである。これらの処理は
マンドレルバ−の製造工程の中で、表面スケール生成の
ための熱処理前または途中に実施すべきで、熱処理後の
適用は熱処理により生成済みのスケール層をはくすする
ことがあるので十分な注意が必要となる。
(実施例) 次に実施例を表1に示す。Notは比較のための従来法
による標準的なものであり、No2からlOまではショ
ツトブラスト処理によりマンドレルバ−の表面の粗さ程
度を変化させたものである。本例ではマンドレルバ−の
製造工程としていづれも平滑に研磨仕上げの後、ショツ
トブラストにより表面に凹凸を付け、引続き大気中で焼
入れ十焼戻処理を施し材質調整と同時にスケール層の生
成をはかっている。
これらのマンドレルバ−(165φ) ヲAPI 規格
J−55グレードの実圧延に供して耐用寿命を調査した
結果を表1にまとめて示している。本発明法の範囲で製
造されたNo4〜10のマンドレルバ−は、従来法に比
べて少くとも40%以上の寿命延長が認められている。
中でも本発明で望ましい条件範囲に表面粗度を調整した
ものにおいては、耐用寿命の規則原因が比較材の肌荒れ
もしくはき裂から摩耗に変化し、寿命が4倍以上に伸び
ている。このようにマンドレルバ−の表面に対し従来法
とは逆に適度に凹凸を付与するという本発明法は、マン
ドレル圧延時のバー表面と被圧延材の接触状態を改善せ
しめて摩擦係数を減すると同時に、被圧延材が表層スケ
ールを擦り落とすことに対する抵抗性を高めることによ
り、結果的に寿命決定条件を肌荒れから摩耗型に変化せ
しめ大巾に寿命延長を達成するものである。
(発明の効果) 以上の如く、本発明はマンドレルバ−の表面をショツト
ブラストのような簡単な処理で耐用寿命をかなり改善で
きる技術であり、従来法で問題となってきたマンドレル
圧延による継目無鋼管の製造コストや内面品質の変動を
低減せしめるという点で有効な技術である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マンドレルバー本体の表面に、最大深さが50μの凹み
    を、長さ1mm当たり2ケ以上を配したことを特徴とす
    る鋼管圧延用マンドレルバーの処理方法。
JP16474686A 1986-07-15 1986-07-15 鋼管圧延用マンドレルバ−の処理方法 Pending JPS6320105A (ja)

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