JPS6320060A - 動力散布機による散布方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、動力散布機及び敗市ホースを用いて薬剤を
散布する散布方法及び散布装置に関するものである。

［従来の技術］ 動力敗酊機及び散布ホースを用いて圃場に薬剤を散布す
る従来の方法は、第７図に示すように、−人の作業者１
０が動力散布機１２を背負い、他の一人の作業者１４が
散布ホース１６の先端を把持し１作業者ｔｏ、　１４が
散布ホース１６を張った状態に保持しつつ田畑１８の対
向辺２０゜２２をそれぞれ移動することにより行なわれ
ている。なお動力散布機１２において、２４はエンジン
、２６は薬剤を収容するタンク、２８はタンク２６の出
口の流通断面積を制御するシャッタ、３０は送風部、３
２は散布ホース１６の散布孔がら噴出した薬剤であり、
散布ホース１６は、基端側において動力散布機１２の吐
出部としての曲がり管３４へ接続され、長さが例えば数
十ｍに及んでいる。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の作業方法では、ａカ散布機１２を背負う作業者Ｉ
Ｏとホース１６の先端を把持する作業者１４との合計二
人の作業者が必要であり、−方の作業者１０は重い動力
散布機１２を背負う必要があり、負担が大きい。またタ
ンク２６の容量は背負い重量の点から制限され、散布面
積が広い場合には薬剤の補給が必要となり、散布作業が
中断されることがある。

この発明の目的はこのような問題を排除した動力散布機
による散布方法及び：＋！ｉ置を提供することである。

［問題点を解決するための手段］ この発明による動力散布機による散布方法では、粉粒体
を圧送する送風機を備える動力散布機を定置し１散布孔
を適宜間隔でもっ散布ボースを基端において動力散布機
の吐出部へ接続し、散布ホースが張った状態になるよう
に散布ホースをその先端側において長さ調整し、散布ホ
ースの長さに関係して動力散布機における圧送量を制御
し、散布ホースの前記先端側を把持しつつ移動する。

この発明□による散布装ビは、粉粒体を圧送する送風機
を備え定置可能な動力散布機と、散布孔を適宜間隔でも
ち基端において動力散布機の吐出部へ接続され長さを先
端側において調整可能である散布ホースと、この散布ホ
ースの長さを検出する検出器と、この検出器の出力に基
づいて動力散布機における圧送量を制御する制御器とを
有している。

［作用コ 散布ホースの下にある部分に粉粒体が散布されるが、こ
の部分は作業者が散布ホースの先端側を把持しつつ移動
することにより移っていく。すなわち動力散布機と作業
者とを結ぶ線分の範囲が粉粒体を散布されるが、この範
囲は作業者が散布ホースの先端側を把持しつつ移動する
ことにより変っていく、こうして散布ホースが一ヒ方を
通過した範囲を含む領域に散布が行なわれる。

［実施例コ 図面の実施例に基づいてこの発明を説明する。

第１図において動力散布機４ｏは、定置可能な所定高さ
の台４２と、この台４２の上に固設される機械部４４と
を備え１機械部４４には、エンジン４６と、このエンジ
ン４６の吸気路の両道断面積を制御するスロットル４８
と、エンジン４６により駆動される送風機５ｏと、粉体
又は粒体から成る薬剤を収容するタンク５２と、このタ
ンク５２の下側にある出口の流通断面積を制御するシャ
ッタ５４とを備えている。送風機５０による生成される
送風の一部がシャッタ５４を通ってタンク５２内へ入っ
て加圧され、タンク５２内の加圧空気によりタンク５２
内の薬剤がンヤツタ５４の個所からタンク５２の外へ出
、送風機５０により生成される送風の他部に随伴して送
風部５６へ圧送される。パルスモータ５８は減速部６０
を介してスロットル４８を制御し、別のパルスモータ６
２は減速部６４を介してシャッタ５４を制御している。

減速部６０．６４はウオームギヤ等から成る。動力散布
機４０の吐出部としての曲がり管６６は、鉛直軸線の周
りに回動可能に送風部５６に結合している。制御ＪＡ置
６７は。

受侶機、増幅器及びバッテリを含み、パルスモータ５ｇ
、　６２を制御する。

散布ホース６８は、その下面において長手方向へ適宜間
隔で散布孔７０を穿設され２先端側において長さ調整装
置７２を取付けられている。

第２図及び第３図は長さ調整装置７２の詳細な側面図及
び平面図であり、軸７４は、散布ホース６８の先端を固
定され、ブラケット７６に回転可能に支持され１巻取ハ
ンドル７８を一体的に固定されている。別の軸８０は、
ブラケット７６の長孔８２内に回動可能に案内され、軸
７４に対して平行であり、回転ドラム８４に一体結合し
ている。把持ハンドル８６は軸７４に回動可能に支持さ
れ、引張コイルばね８８は軸８０を軸７４の方へ引き付
けており、これにより回転ドラム８４は軸７４に巻取ら
れる散布ホース６８を半径方向内方へ圧接している。遮
へい体９０は、その先端側へ向って外径を漸減する先細
状に形成され、散布ホース６８内に配設され、基端側の
外周面にシール材９２を嵌着され、先端への薬剤の流れ
を阻止している。回転体９４は軸８０に一体回転可能に
結合され同時に、磁石片９６を固定されている。長さ変
化検出器９８は、送信機を兼ね２回転体９４の周面に対
峙した電磁ピックアップをもち１回転体９４の一回転を
検出し、上部にオンオフスイッチ１００を設けられてい
る。正逆スイツチ１０２は巻取ハンドルの柄１０４の方
へ突出して柄［０４により操作される板はね１０６を何
し、扱はね１０６は第４図に示されるように柄１０４の
′、Ｍ＠方向、すなわち巻取ハンドル７８の回転方向、
したがって散布ホース６８を巻取る操作をしているか繰
り８１゜す操作をしているかに関係して曲げられ、正逆
スイッチ１０２は板ばね１０６の曲げ方向に関係してオ
ン、オフとなる。オンオフスイッチ１００をオンにする
と、長さ変化検出器９８及び正逆スイッチ１０２の出力
は長さ変化検出器９８の送（Ｒ機を介して無線により動
力散布機４０の制御器６７へ送られる。

第５図及び投６図は散布作業における作業者１０８の動
きを示している。

第５図では散布範囲１１０は長方形であり、動力散布機
４０は長方形の一方の長辺の中間に定置され、作業者１
０８は、長さ調整装置７２の保持ハンドル８６を把持し
、前記長辺の一端の頂点１１２を出発し、矢印１１３に
ように長方形の辺Ｉ；沿って頂点１１４．１１５を通っ
て進み、前記長辺の他端の頂点１１８へ至る。

第６図では散布範囲１２０は正方形であり、動力散布機
４０は正方形の一つの頂点１２１に定置され、作業者１
０８は頂点１２１の隣りの頂点１２２を出発し、矢印１
２４のように正方形の辺に沿って進み、頂点１２６を通
って頂点１２８へ至る。

作業者１０８は、移動する際、巻取ハンドル７８を操作
して、散布ホース６８を張った状態に保つ。巻取ハンド
ル７８の回転により散布ホース６８は１ｋｌｌ１７４に
巻かれ、あるいは軸７４から緑り出されていくが、引張
コイルばね８８により回転トラム８４が散布ホース６８
の出入り部を圧接し、散布ホース６８の巻取り繰り出し
に応じて回転する。この結宋、散布ホースの巻取り怪の
変化に左右されることなく、散布ホースの長さ検出が可
能となる。遮へい体９０は動力散布機４０からの送風圧
により回転ドラム８０の所に抑圧さ九、薬剤は遮へい体
９０により進行を阻止され、薬剤は散布ホース６８の基
端から遮へい体９０までの範囲における散布孔７０から
噴出する。巻取ハンドル７８の回転に伴い、その回転方
向及び散布ホース６８の長さ変化に関係して正逆スイッ
チ１０２及び長さ変化検出器の出力が変化する。したが
ってこれにより散布ホース５８の現在の長さを検出する
ことができる。制御器６７は散布ホース６８の長さし；
応してパルスモータ５８．６２を正逆回転操作し、スロ
ットル４８及びシャッタ５４の開度を制御する。

散布ホース６８の畏さの増大に連れて、スロットル４８
及びシャッタ５４の開度を増大させ、エンジン出力及び
タンク５２の出口の流通断面積を増大するようにして、
各敗ｌｌｉ孔７０から一定量の散剤の散布が確保される
ようにする。散布ホース６８の基端部に対応する田畑部
分は散布時間が長くなるので、基端部における散布孔７
０の断面積を小さくしてもよい。

実施例では散布ホース６８の長さの変化を磁石片９６の
通過に伴う磁束密度の変化から検出するが、反射光を利
用して長さを検出することもできる。

［発明の効果］ このようにこの発明では、薬剤散布を一人の作業者によ
り実施することが可能となる。

動力散布機を作業者が背負う必要がないので、作業者の
負担を軽減させることができる。

薬剤を収容するタンクを作業者が背負う必要がないので
、タンクの容量を大きくすることができ、＋剤の補給に
よる作業の中断をなくして、作業能率を改善することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は動力散布装置の構成図、第２図及び第３図は散
布ホースの先端側に設けられる長さ調整装置の詳細な側
面図及び平面図、第４図は正逆スイッチの板ばねの曲が
り方向を示す図、第５図及び第６図は散布作業を作業者
の移動方向とともに示す図、第７図は従来の散布作業を
示す図である。 ４０　　　　　動力散布機 ５０　　　送風機 ６６　　　　曲がり管（吐出部） ６７　　　制御器 ６８　　　　散布ホース ７０　　　散布孔 ７８　　　　巻取ハンドル ９８　　　　長さ変化検出器 １０２　　　　正逆スイッチ 第２図 第３図 手続−？ＩｔＨ正書（自発） 昭和６１年１１月２５日 特許庁長官　黒　１）明　雄　殿 ■、事件の表示 昭和６１年特許願第１６３６！１７号 ２、発明の名称 動力散布機による散布方法及び装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名　称　株式会社丸山製作所 ４、代理人 明細書の発明の詳細な説明の欄 （６，補正の内容） 明細書中 ■）第６頁第１４行のｒ回動可能Ｊを次のとおり訂正し 「回転可能」 ２）第７頁第６行及び第８行のｒ回動可能」を次のとお
り訂正する 「回転可能」

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）粉粒体を圧送する送風機を備える動力散布機を定
   置し、散布孔を適宜間隔でもつ散布ホースを基端におい
   て前記動力散布機の吐出部へ接続し、前記散布ホースが
   張つた状態になるように前記散布ホースをその先端側に
   おいて長さを調整し、前記散布ホースの長さに関係して
   前記散布機における圧送量を制御し、前記散布ホースの
   前記先端側を把持しつつ移動することを特徴とする動力
   散布機による散布方法。
2. （２）粉粒体を圧送する送風機を備え定置可能な動力散
   布機と、散布孔を適宜間隔でもち基端において前記動力
   散布機の吐出部へ接続され長さを先端側において調整可
   能である散布ホースと、この散布ホースの長さを検出す
   る検出器と、この検出器の出力に基づいて前記動力散布
   機における圧送量を制御する制御器とを有していること
   を特徴とする散布装置。
3. （３）前記検出器は前記散布ホースの前記先端側に設け
   られ、前記検出器の出力は無線機により前記制御器へ伝
   達されることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の
   散布装置。
4. （４）前記制御器は、前記動力散布機の吐出量制御弁及
   びエンジン用スロットルの開度を制御するパルスモータ
   を含むこと特徴とする特許請求の範囲第２項又は第３項
   記載の散布装置。