JPS63199831A - 金属Ti、Zr、Hf、Nb及びTaの製造方法 - Google Patents

金属Ti、Zr、Hf、Nb及びTaの製造方法

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JPS63199831A
JPS63199831A JP3139187A JP3139187A JPS63199831A JP S63199831 A JPS63199831 A JP S63199831A JP 3139187 A JP3139187 A JP 3139187A JP 3139187 A JP3139187 A JP 3139187A JP S63199831 A JPS63199831 A JP S63199831A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金属チタン(Ti)、金属ジルコニウム(Z「
)、金属ハフニウム(Hf)、金属ニオブ(Nb)及び
金属タンタル(Tn)の製造方法に関する。
[従来の技術] 従来、金属チタンを製造する方法として、天然ルチル及
び合成ルチルの如き、不純物の少ないTiO□に炭素を
加え、高温で次式に示す如くチタンの塩化物を造る方法
がある。
Ti0z+2C+2C1t”T:CL+2CO原料の中
には、Feの他にV等の不純物が含まれているので、生
成したT:C1,を蒸留により精製し、次に、金属マグ
ネシウム及び金属ナトリウムを接触させる方法が多く採
用されている。
T:CI<+2M#→T i + 2 M ttc b
TiCL+41La−Ti+4NaCIこの時に副生さ
れるM g C12やNaC1は溶融塩電解工程ヘリサ
イクルされ、金EMg、Nu及びC1゜ガスとなりサイ
クルさせる方法である。
次に、従来、金属ジルコニウムを造る方法として、先ず
ジルコンサンドをアーク炉で処理し、5iOzを気化分
離すると同時にジルコンカーバイトを得、次に、ジルコ
ンカーバイトを次式のように塩化する。
Z rC+ 2 Ch” Z rCIsあるいは、S 
i O2を分離すると共にジルコン酸化物を造り、これ
を塩化する方法も採用されている。
ZrO,+2C+2C1z”ZrC1,+2COこのよ
うにして得られたZ rC1,を酸溶解して溶媒抽出装
置で不純物及びハフニウムを分離する。
次に、これを晶出沈澱させた後、加熱分解する。
得られた酸化物を更に塩化して精製Z r C14を造
り、これを金mMyで還元する方法がある。
また、ジルコンサンドをK g S i F sと混合
反応させ、可溶性のフッ化物とした後、浸出し、更に、
晶析を行ない、不純物を分離する。得られたK tZ 
rF aとに2HrF*の混合結晶を分別晶析法により
LI rを分離して精製K 2 Z r F @が得ら
れる0次に、このK 、Z rF、を溶融塩電解工程に
て金jX Z rを造る方法がある。これらはいずれも
極めて長い工程であり、分離精製工程とハロゲン化工程
及び還元して金属を造る工程に分離されている。
金属ハフニウムを造る工程はHfがZ「と共存している
天然資源から遣られることから、金属ジルコニウムの製
造方法と全く同一であり、複雑な製造方法により造られ
る。
また、金属ニオブの従来の製造方法は濃縮された天然原
料をフッ酸と硫酸で溶解した後、溶媒抽出工程において
、含有する不純物とタンタルを分離し、この溶液をNH
,で中和し、この沈澱物を高温酸化分解工程に導き、精
製NbzOsを得る。
精製NbtO,をA1扮末と混合し、そのテルミット反
応を利用して粗製金属ニオブを得る0次に、粗製金属ニ
オブをエレクトロンビーム炉に導き、高温にすることに
より不純物を分離して精製する方法が採用されている。
金属タンタルの製造方法は天然原料がニオブと共存する
ことから、溶媒抽出工程にて不純物とニオブを分離しK
OHを加えて精製KzTaFtの結晶を得、次に、これ
を金ffMg、金属Naで還元し、111@金属タンタ
ルを得るか、またはK * T a F tを溶融塩電
解工程にて粗製の金属タンタルを得、得られた粗製の金
属タンタルを王水の如き強酸で洗浄して不純物を除き、
粗製金属タンタルを造るのが一般的な方法である。
[発明が解決しようとする問題点] 上述の如き従来法では、中間体である精製された金属ハ
ロゲン化物を造るまでの工程が長く、複雑であるために
、収率が低く、コストがかかるという欠点があった。
金属ニオブのように精製された酸化物をA1等で還元し
た場合、不純物の含有量が高く、また、酸素含有量も多
いために、これを精製するためにエレクトロビーム炉で
何回もの溶融精製が必要となり、コストがかかるという
欠点があった。ジルコニウムやハフニウムのように一旦
ハロゲン化物を造り、これを再溶解してハフニウムとジ
ルコニウムとを分離して精製酸化物を造り、また、これ
をハロゲン化物にするという精製を必要とするために、
コストが嵩むだけではなく、収率も低下するという欠点
があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明ハTi、Zr、Hf、Nb及びTiよりなる群よ
り選択された1種のハロゲン化金属錯体を抽出・含有せ
しめた含酸素有機溶媒を、無水芒硝、無水塩化カルシウ
ム、無水硫酸マグネシウム、無水塩化マグネシウム、無
水塩1ヒカリウム、五酸化リン、付活アルミナ、過塩素
酸マグネシウム、無水炭酸カリウム、生石灰、酸化バリ
ウム及びゼオライ1〜等よりなる郡より選択された乾燥
剤と接触させた後、前記含酸素有機溶媒を減圧または常
圧で加熱蒸留することによりハロゲン化金属を生成させ
ると共に含酸素有機を再生し;次に、得られたハロゲン
化金属を亜鉛、鉛、アルミニウム、カルシウム、マグネ
シウム及びナトリウムの単一金属及びこれらの金属を主
体とする合金と接触させることにより金FiCT i 
、 Z r 、 I−1r 、 N b及びTaを得る
ことを特徴とする金属Ti、金属Z「、金属1−1 r
、金属Nb及び金属Taの製造方法を提供するにある。
[作 用] 本発明は高品質な原料や高価な原料を使用せず、また、
ハロゲン化物を何回も造ることをせず、一般に天然に存
在する鉱物資源から、あるいは産業廃棄物のような低級
な資源から一挙に高純度な金属ハロゲン化物を造り、こ
れを還元して金属とするもので、従来法のように分離操
作を数回謹り帰して行なう長い工程を経て得られた精製
金属ハロゲン化物を金属Naや金m M gで還元する
ために生ずる複雑な工程や収率が低いという欠点を克服
するものである。
すなわち、本発明はTi、Zr、Hf、Nb及びTaよ
りなる群より選択された1mのハロゲン化金属錯体を抽
出含有せしめた含酸素有機溶媒を、無水芒硝、無水塩化
カルシウム、無水硫酸マグネシウム、無水塩化マグネシ
ウム、無水塩化カリウム、五酸化リン、付活アルミナ、
過塩素酸マグネシウム、無水炭酸カリウム、生石灰、酸
化バリウム及びゼオライト等よりなる群より選択された
乾燥剤と接触させることにより含酸素有機溶媒に物理的
に含有する水あるいは抽出含有しているH 20を脱水
し、該含酸素有機溶媒を乾燥し、次に、装置内に不活性
ガスを充満させて、装置内の大気を追い出した後、また
は不活性ガスを充満させつつ、常圧状態または減圧状態
で加熱蒸発あるいは加熱蒸留を行なうことにより、有機
溶媒と金属ハロゲン化物の蒸気圧差を利用して次式に示
すように有機溶媒を再生回収すると共に金属のハロゲン
化1勿を造る。
加熱 H2TiF a ・norg −+norg+TiF 
、+ 2 HFHTaC1!r、  Hnorm   
→ nOrg+TaC1s+  トr  F加熱 llZrC15・norg →nOrg+ ZrC1,
+ HC1式中、Orbは含酸素有機溶媒を示し、エー
テルの群、エステルの群、ゲトンの群、アミドの群及び
アルコールの群の各群より選択された1種またはつ m
lごII−本 イ市mづ−71,′ シ カ(て・き 
乙 −また、上述の各金属抽出種は一例を示したにすぎ
ず、一定のものではなく含酸素有機溶媒に抽出含有せし
める際、金!A銘化合物の化学種に大きく1.5を与え
るハロゲンイオン濃度及びtl+イオン濃度によって異
なることは当然であり、ハロゲン1ヒ金属錯体の抽出種
が上述の式により限定されるものではないことを理解さ
れたい。
更に、ハロゲン化金属錯体の抽出種は塩化物錯体、フッ
化物錯体もあれば臭化物錯体やヨウ化物錯体も存在する
含酸素有機溶媒に依存してハロゲン化金罵311体イオ
ンと共に抽出されるI(20の量も一定ではない。
蒸発、蒸留工程において得られた上述の金属(Ti、Z
r、Hf、Nb及びTa)のハロゲン化物を金属Na、
Mg、Zn、Pl)、Ca及びA1の群より選択された
1種または2種以」−の気体状金属及び液体状金属と接
触させることにより金属Ti、Zr、1[、Nb及びT
aを造る方法である。
このように本発明は原料を酸溶解し、溶媒抽出工程で共
存金属を分離精製して一挙に高純度金属ハロゲン化物を
造り、これを還元して金5 T i、金属Z「、金属H
f、金属Nb及び金属Taを製造するものである。
上述の金ff1(Ti、 Zr、 Hf、 Nb及びT
a)のハロゲン化物を金属すトリウム、金属マグネシウ
ム、金属アルミニウム、金属亜鉛、金属カルシウム及び
金属錯よりなる群から選択された1種または2種以上の
気体状金属及び液体状金属と接触させることにより、次
式に示すように金属を得ることができる。
TiCL+4Na−Ti+4NaCI T i F 4 + 2M g→T i + 2 M 
g F zZrCl<+4 Nts−+Zr+4 Na
CIZrF<+2Mll−+Zr+2MgFgHf C
l 4 + 4 N a−+Hr + 4 N a C
IHr  F  <  +  2  M fl→ Hr
 +  2  M  y F  !NbF s+ 2.
5 Zn−+Nb+ 2.5 ZnF 2NbC1s+
 5 Na−+Nb+ 5 NmCITaF s+ 2
.5 Zn−+Ta+ 2.5 ZnF 2TaC1s
 −ト 2 .5  M g−+Ta+  2 .5 
 MyCltNbF、+2.5Ph→Nb+ 2.5 
PbF を上式は、金属の製造法の一例を示すもので、
塩化物もあればフッ化物もあり、還元剤も単独あるいは
複数の合金を用いることができる。
還元プロセスについても、溶融するハロゲン化金属の中
に還元金Eの液状品を滴下させたり、還元金属の気体を
吹き込んだり、溶融している還元用金属の上へハロゲン
化金属の気体を吹き込む方法を採用したりして目的の金
属を造ることができる。また、ハロゲン化金属の気体と
還元金属の気体を反応器へ導き、ガス−ガス反応により
目的とする気体をも造ることができるなど、各種の組み
6わぜが可能であることを理解されたい。
還元反応器には、通常不活性ガスを充満させて還元反応
を遂行させるが、H2ガスの如き還元ガスを混合して用
いることもある。
本発明で出発原料となる含酸素有機溶媒に、抽出含有せ
しめた各金属(Ti、 Zr、!−1f、Nb及びTa
)のハロゲン化金属錯体は例えば下記のようにして造る
ことができる。
エーテルの群、ケトンの群、エステルの群、アミドの群
及びアルコールの群の各群から選択された抽出剤を水溶
液中に存在するハロゲン化金属錯体と接触させて造る。
r(TiFs−+II”   +nOrg    −+
H2TiFs  ・ nOrg(水相)  (水相)(
有機相)  (有機相)NbF6−     十 H”
+nOrg    −+HNbFa  ・ nOrgT
aF、 −−)−1−T”+nOrg    −+HT
aF  1 oor gZrC1%−+H” −1−n
org  −+H2rCIBnOrgL(rCN、−+
 I−1”   +nOrg    −+HHfCff
i5−norH上記の各金属のハロゲン化銘イオンの化
学種は一例を示したにすぎず、塩化物もあればフッ化物
もあるし、存在するハロゲンイオン濃度、H”4オン濃
度によっても錯体の化学種は異なることは公知の通りで
ある。
本発明に使用する含酸素有機溶媒は次の群より選択され
る。
(a)エーテルの群ニ ジイソアミルエーテル、ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、ジクロールエチルエーテル及びこれらと
類似する形態を示すエーテルを含む。
(13)ケトンの群: メチルイソブチルケトン、メチルプロピルケトン、メチ
ルアミルケトン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキ
サノン及び類似のケトン類を含む。
(c)エステルの群ニ リン酸エステル、酢酸エステル及びTOPO()−リオ
クチルポスフィンオキシド)等の抽出剤も当然台まれる
(d)アミドの群: アセトアミド、C4〜CIs脂肪族カルボン酸のアミド
(e)アルコールの群: 炭素数4〜18の各種(n−1第2、第3)アルコール
本発明で使用する乾燥剤とは、蒸留する前に物理的に混
入した水及び金属ハロゲン化銘体と共にtlt+出され
た水を除くために使用するもので、無水芒硝、無水塩化
カルシウム、無水硫酸マグネシウム、無水塩化マグネシ
ウム、無水塩化カリウム、五酸化リン、付活アルミナ、
過塩禦酸マグネシウム、無水炭酸カリウム、生石灰、酸
化バリウム及び合成ゼオライト等のモレキュラーシーブ
を使用することができる。
本発明で筺用する不活性ガスとはN、ガス及びA「ガス
であり、乾燥工程においては、含酸素有機溶媒内の大気
を追い出し、乾燥剤の吸湿による劣化防止のために適宜
導入することができる。、tた、加熱蒸発及び加熱蒸留
工程においては、含酸素有機溶媒の酸化を防止するため
あるいは生成された各金属ハロゲン化物の変質を防止す
るためにも使用することができる。
また、加熱蒸発及び加熱蒸留条件に応じて、該工程内に
適宜不活性ガスを導入することもできる。
本発明で還元剤として使用する金属はNa、Mg、Cn
、kl、pb及びZnの単一金属あるいは281以上の
合金で、気体状、液体状及び赤熱した固体状の形態で使
用することができる。
また、還元は目的金属のハロゲン化物も気体状、液体状
及び固体状の形態でも使用することができ、還元雰囲気
は通常は変質防止のために不活性ガス単独あるいはI’
l zガスとの混合ガスとして使用することもできる。
以下、本発明を図面に基づき説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではないことを理解されたい。
第1図のフローシートは本発明操作の基本型を示す図で
あり、各金、[(Ti、Zr、Hf、Nt+及びTa)
のハロゲン化金属錯体を抽出・含有する含酸素有機溶媒
(Δ)を乾燥工程(I3)に導き、乾燥剤と接触させる
ことにより、含酸素有機溶媒中に物理的に存在する水あ
るいは抽出含有している水を親水して含酸素有機溶媒を
乾燥する。この渇きに、含酸素有機溶媒内に存在してい
る大気を追い出すために適宜不活性ガスを導入すること
ができる。
次に、含水乾燥剤(D>を除去し、更に、加熱・蒸発ま
たは加熱・蒸留工程(C)にて、不活性ガスを導入して
不活性ガスの充満した常圧状態で加熱・蒸発または加熱
・蒸留するか、または減圧状態で加熱・蒸留することに
より各金属のハロゲン化物(E)及び再生された含酸素
有機溶媒(F)を回収する。
次に、各金属のハロゲン化物(E)を還元工程(G)に
おいて還元用金g(Na、Ml Ca、Al、pb及び
Zn)の気体状、液体状または赤熱した固体状のものと
接触させることにより各金属(Ti、Z「、HE、Nb
及びTa)(H)を製造する。還元用金属はハロゲン化
物(J)として分離される。
第2図のフローシートは各金属(Ti、 Zr、 Hf
、Nb及びTa)のハロゲン化金属錯体含有溶液と、再
生された含酸素有機溶媒(F)とを抽出工程(K)にて
接触させることにより本発明の出発原料である各金属(
Ti、Zr、H(Nb及びTa)のハロゲン化金属錯体
を抽出・含有する含酸素有機溶媒を造る工程を組み込ん
だ本発明の他の実施態様を説明するものである。
[実 施 例] lrl下l、〜宣古に副卆嵩しギ  太亦日日を事りご
屯日且寸ム −表111 各金属毎のハロゲン化金属を造る実験内容を第1表に示
す。
試料の量は生成する金属ハロゲン化物が約0.2モルに
なるように金属を抽出せしめた含酸素有機溶媒量を決定
した。
各実験とも、加熱蒸留及び乾燥前に予?y/> A r
ガスを吹き込み、装置内の大気及び水を置換した。
第1表の実験例で得られた各金属のハロゲン化物を環状
電気炉で密閉されたルツボに入れ、各種の還元用金属に
よる還元試験を行なった結果を以下の第2表に示す。
[発明の効果] 本発明によると、従来法による各金属(Ti、Zr、H
f、Nb及びTa)の製造に比して工程が簡素化され、
且つ原料制限もなくなり、各種の原料を使用することが
でき、更に、収率が高く省エネルギーな製造方法である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明操作の基本型を示すフローシートであり
、第2図は抽出工程(K)を組み込んだ本発明の別の実
施態様のフローシートである。 図中: (A)各金属(Ti、Zr、Hf、Nb及びTa)のハ
ロゲン化金属錯体を抽出・含有する含酸素有機溶媒(B
)乾燥工程; (C)加熱・蒸発または加熱・蒸留工程;(D)含水乾
燥剤; (E)各金属(Ti、Zr、Hf、Nb及びTa)のハ
ロゲン化物; (F>再生された含酸素有機溶媒; (G)還元工程; (H)各金属(Ti、Zr、Hf、Nb及びTa);(
J)ハロゲン化物; (K)抽出工程。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Ti、Zr、Hf、Nb及びTiよりなる群より選
    択された1種のハロゲン化金属錯体を抽出・含有せしめ
    た含酸素有機溶媒を、無水芒硝、無水塩化カルシウム、
    無水硫酸マグネシウム、無水塩化マグネシウム、無水塩
    化カリウム、五酸化リン、付活アルミナ、過塩素酸マグ
    ネシウム、無水炭酸カリウム、生石灰、酸化バリウム及
    びゼオライトよりなる群より選択された乾燥剤と接触さ
    せた後、前記含酸素有機溶媒を減圧または常圧で加熱蒸
    留することによりハロゲン化金属を生成させると共に含
    酸素有機を再生し; 次に、得られたハロゲン化金属を亜鉛、鉛、アルミニウ
    ム、カルシウム、マグネシウム及びナトリウムの単一金
    属及びこれらの金属を主体とする合金と接触させること
    により金属Ti、Zr、Hf、Nb及びTaを得ること
    を特徴とする金属Ti、金属Zr、金属Hf、金属Nb
    及び金属Taの製造方法。 2、乾燥剤と接触させることにより含酸素有機溶媒中の
    水を除去し、次に、不活性ガスを充満させつつ常圧で蒸
    留を行なう特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3、ハロゲン化金属錯体を含有する含酸素有機溶媒が塩
    酸、硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、リン酸及
    びフッ酸よりなる群より選択された1種または2種以上
    を含有する水溶液中で生成したTi、Zr、Hf、Nb
    及びTaのうちの1種のハロゲン化金属錯イオンを含酸
    素有機溶媒と接触させ、該錯イオンを抽出することによ
    り得られたものである特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007277091A (ja) * 2007-07-27 2007-10-25 Dowa Holdings Co Ltd 酸化タンタルおよびその製造方法
JP6427698B1 (ja) * 2018-03-26 2018-11-21 株式会社アサカ理研 抽出方法
KR102638196B1 (ko) * 2023-06-23 2024-02-16 충남대학교산학협력단 Ⅳ족 전이금속 산화물로부터 저산소 전이금속 분말을 제조하기 위한 열환원 반응 혼합물과 이를 이용한 저산소 전이금속 분말 제조방법

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