JPS63199268A - 近赤外ロイコ染料及び該染料を含む記録材料 - Google Patents

近赤外ロイコ染料及び該染料を含む記録材料

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JPS63199268A JP62030972A JP3097287A JPS63199268A JP S63199268 A JPS63199268 A JP S63199268A JP 62030972 A JP62030972 A JP 62030972A JP 3097287 A JP3097287 A JP 3097287A JP S63199268 A JPS63199268 A JP S63199268A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は感圧紙、感熱紙等の記録材料に用いられるロイ
コ染料に関し、さらに詳しくは光学文字読取装置により
読取可能な色像を与える新規な近赤外吸収ロイコ染料お
よびそれらを用いた記録材料に関する。
[発明の背景] ロイコ染料を用いる記録材料は古くから知られている。
特に、感圧紙や感熱紙用として年々その使用量も増えて
きている。ロイコ系感圧記録材料は、一般にほぼ無色の
ロイコ染料と、このロイコ染料に接触させて発色画像を
形成させる顕色剤との間の化学反応を利用したものであ
る。このような感圧紙としては、例えば、ロイコ染料の
有機溶剤溶液をマイクロカプセル化したものをシート上
に塗布して形成した発色剤含有シートと、顕色剤を接着
剤と共にシート上に塗布して形成した顕色剤含有シート
とを組み合せた構成のものが代表的である。従って、発
色画像は1両シートの互いの表面を重ね合せ、背面より
筆圧等で加圧し、カプセルを破壊させることにより顕色
剤含有シート上に得ることができる。
一方、ロイコ系感熱記録材料は、支持体上に、ロイコ染
料と顕色剤とを配置させたものであり、微少発熱抵抗体
素子等により熱的に画像信号を与えることにより、発色
画像が得られるものである。
このような記録材料のロイコ染料として主に使用される
のは、クリスタルパイオレー2トラクトンに代表される
青色染料や、7位アニリノ置換のフルオラン化合物に代
表される黒色染料等である。
近年、光学文字読取装置や、ラベルバーコード読取装置
が開発され、その使用割合が増加してきているが、これ
らの装置においては一般にその光源として、700nm
以上の波長の光を発する発光ダイオードや半導体レーザ
ーが使用されている。
ところが、上記の青色染料や黒色染料では700nm以
上の近赤外域の光吸収が殆どないため、前記の読取装置
ではその発色画像の読取が不可能である。このため、発
色体の光吸収波長が700nm以上であるロイコ染料の
新規開発が強く要望されている。
一方、従来から、長波長吸収のロイコ染料は、例えば、
特開昭51−121035号、同57−167979号
、同59−199757号、及び同60−231766
号等の各公報に提案されているが、これらの染料は光吸
収波長が適切でなかったり光に対する安定性が悪いとい
った欠点があった・ [発明の要旨] 本発明は、近赤外領域(700nm以上)に強い吸収体
を持ち、しかも光堅牢性の高い新規なロイコ染料を提供
することを目的とする。
また、本発明は、半導体レーザー笠の容易に入手可能な
手段(光源)を備えた画像読取装置等を利用するのに好
適な記録材料を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、下記一般式[I]で表わされるロ
イコ染料にある。
[ただし、1lil、R2及びR3は互いに同じでも、
異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、アラルキ
ル基、シクロアルキル基、またはアリール基を表わし、
XI及びx2は互いに同じでも、異なっていてもよく、
酸素原子、硫黄原子または−N−(R4はR1乃至R3
と同義である)を表わし、環A乃至E(ベンゼン環もし
くはナフタレン環を表わす)および上記の置換基はさら
に他の置換基で置換されていてもよい] また1本発明は、下記一般式[1]で表わされるロイコ
染料を含む記録材料にある。
■ ■ [ただし 7111.R2及びR3は互いに同じでも、
異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、アラルキ
ル基、シクロアルキル基、またはアリール基を表わし、
xl及びx2は互いに同じでも、異なっていてもよく、
酸素原子、硫黄原子または−N−(R4はR1乃至R3
と同義である)を表わし、環A乃至E(ベンゼン環もし
くはナフタレン環を表わす)および上記の置換基はさら
に他の置換基で置換されていてもよい] [発明の効果コ 本発明の上記一般式[I]で表わされるロイコ染料は、
その発色体が近赤外領域の光に対する高い吸収性を示す
ると共に、公知の近赤外吸収ロイコ染料より優れた光堅
牢性を兼備している。従って、これを用いて構成した記
録材料は、その画像の読み取り方法として汎用の半導体
レーザー等の近赤外領域に光源を有する画像読取装置を
用いて実施することができるために、極めて実用性の高
い記録材料となる。
[発明の詳細な記述] 本発明のロイコ染料は下記一般式[I]で表わされる化
合物である。
以  下  余  白 [ただし R1,R2及びR3は互いに同じでも、異な
っていてもよく、水素原子、アルキルノ^、アラルキル
基、シクロアルキル基、またはアリール基を表わし、x
l及びx2は互いに同じでも、異なっていてもよく、酸
素原子、硫黄原子又は−N−(R4はR1乃至R3と同
義である)を表わし、環A乃至E(ベンゼン環もしくは
ナフタレン環を表わす)および上記の置換基はさらに他
の置換基で置換されていてもよい] 上記一般式[I]において、R1乃至R3で表わされる
アルキル基は直鎖でも分枝していてもよく、その炭素数
は1〜22が好ましい、またハロゲン原子、シアノ基、
アルコキシ基、ヒドロキシル基などの置換基で置換され
ていてもよい。
R1−R3で表わされるアラルキル基としては例えば、
ベンジル基やβ−フェネチル基などを挙げることができ
、そのアリール基部分は、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
アノ基、低級(炭素数1〜4)アルキル基および低級(
炭素数1〜4)アルコキシ基などによって置換されてい
てもよい。
R1−R3で表わされるシクロアルキル基としては、シ
クロヘキシル基、シクロペンチル基、4−メチルシクロ
ヘキシル基等を挙げることかできる。
R1−R3で表わされるアリール基としては、フェ=ル
基、p−)リル基、p−クロロフェニル基、p−メトキ
シフェニル基、α−ナフチル基、β−ナフチル基等を挙
げることができる。
xlおよびx2は酸素原子、硫黄原子、−N−暮 (R4は上記で説明したR1−R3の例と同じである)
の中から選ばれるが、要求される吸収波長と光堅牢性か
ら適当なものを選択することができる。具体的には長波
長吸収を必要とする場合には硫黄原子が、また高い光堅
牢性を要求される場合環ANEで表わされるベンゼン環
もしくはナフタレン環に置換され得る置換基の例として
は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、水酸基
、アシルオキシ基、アシルアミノ基、スルホンアミド基
、ジアルキルアミノ基、アリールアミノ基等を挙げるこ
とができる。
以  下  余  白 以下に本発明のロイコ染料の代表的な具体例を示す。
H3 H3 ■ 2  Hs 2  Hs コ sHg 〇 H3 H3 2  H5 (l 0) 薯 2  H5 置 H3 sHg コ H3 (l 5) C4H。
H3 次に、発明のロイコ染料の合成法を例示する。
(a) (b) (e) H3 0イコ染料(2) 上記合成法をさらに具体的に記載する。
上=  物(a の合成 ジメチルスルホキシド21の中に水酸化カリウム224
gとフェノチアジン199gを入れ、室温で30分攪拌
した。ついでn−ブチルブロマイド411gを1時間で
滴下した後、室温で3時間攪拌し、水illおよび酢酸
エチル500m1を加え抽出した。抽出液を減圧濃縮し
、残渣を減圧蒸留した(収量:244.5g、沸点:1
73〜4”clo 、5〜1mmHg)。
上記化合物(b)の合成 上記で合成した化合物(a)102gとO−ジクロルベ
ンゼン200mMの中に塩化アルミニウム40gを入れ
ホスゲンガスを1時間通した。その後80℃で2時間攪
拌し、氷水にあけ、クロロホルムで抽出した後、水蒸気
蒸留で0−ジクロルベンゼンを留去した。ついで、酢酸
エチルで抽出した後、カラムクロマトグラフィーにより
精製した(収量=51g)。
上i 合物 C及びロイコ−料(2の合成化合物(b)
11[とトルエン120m1とを室温で攪拌し、ジヒド
ロ−ビス(2−メトキシエトキシ)アルミン酸ナトリウ
ム(商品名;Vitride(ビットライド))の70
%トルエン溶液7gを加え1時間攪拌した。その後、反
応液を水に注ぎ抽出した後、減圧濃縮した。その中に酢
酸50muと1−メチルインドール−2−カルボン酸6
.7gを入れ、60〜70℃で2時間攪拌し。
水に注ぎ酢酸エチルで抽出した後、酢酸エチル層に二酸
化鉛20gを入れた。室温で30分攪拌した後、濾過し
、減圧濃縮した。ついで残渣をカラムクロマトグラフィ
ーにより精製してロイコ染料(2)の淡緑色結晶を得た
(収量: 7 、2 g 、融点:l19〜125℃)
上記ロイコ染料(2)以外の他のロイコ染料について同
様な方法で合成することができる。
このようにして得られる本発明の一般式[I]で示され
るロイコ染料は前述のごとく優れた特性を有する無色な
いし淡色のロイコ染料であり、特に電子受容性物質(以
下、顕色剤と略する)との呈色反応を利用する各種の記
録材料に用いて極めて優れた効果を発揮するものである
ここで用いられる顕色剤としては、酸性白土系顕色剤(
クレー類)、フェノール−ホルムアルデヒドレジン(例
、p−フェニルフェノール−ホルムアルデヒドレジン)
、サルチル酸類の金属塩(例、3.5−ジ−α−メチル
ベンジルサリチル酸亜鉛)、フェノール−サリチル酸−
ホルムアルデヒドレジン(例、p−オクチルフェノール
−サリチル酸亜鉛−ホルムアルデヒドレジン)、ログン
亜鉛、キサントゲン酸亜鉛等が有用な他、フェノール類
、ピラゾロン類、スルホンアミド類等の活性水素を有す
る化合物も好ましく用いられる。
本発明のロイコ染料は、従来のロイコ染料と同様に、感
圧記録材料や、感熱記録材料、熱転写型記録材料等の記
録材料における発色剤として使用することができる。
本発明のロイコ染料を用いて感圧記録材料を得るには、
先ず、有機溶剤に溶解されたロイコ染料を含むマイクロ
カプセルを調製する。この場合、マイクロカプセルの調
製は、例えば、米国特許第2.800,457号明細書
に記載されているような方法で、ゼラチンやメラミン−
ホルマリン等の樹脂を硬化させた外殻壁中に1−10%
のロイコ染料を溶解したジイソプロピルナフタレン系や
ターフェニル系の油を内包させることによって行なわれ
る。マイクロカプセルの粒子径は、通常5絡m前後であ
る。このマイクロカプセルをバインダーを用いて紙やプ
ラスチックフィルム等の支持体上に配置させて1発色剤
含有シートを得る。このようにして作成した発色剤含有
シートは、in色剤(電子受容性化合物)含有層を有す
る顕色剤含有シートと重ね合せ、筆圧等で加圧してカプ
セルを破壊させて、ロイコ染料と顕色剤とを接触させる
ことによって、顕色剤含有シート上に発色画像を得るこ
とができる。
また1本発明のロイコ染料を用いて感熱記録材料を得る
には、ロイコ染料、m色剤(電子受容性化合物)及び填
料等の補助成分をそれぞれ水媒体に分散させ、それらの
混合液をバインダーと共に支持体上に塗布乾燥する。こ
の場合、ロイコ染料の粒子径は0.1〜5pm程度が適
当である。この感熱記録材料は、これをサーマルヘッド
等で加熱し、ロイコ染料と顕色剤を溶融接触させること
により、発色画像を得ることができる。
さらに、本発明のロイコ染料を用いて熱転写型記録材料
を得るには、ロイコ染料を上記と同様な方法で支持体上
に配置させて感熱転写シートを作成する。一方、顕色剤
も同様にして支持体上に支持させて受容シートを作成す
る。こうして作成した転写シートと受容シートを重ね、
転写シートの表面から加熱することにより、受容シート
上に発色画像が得られる。
本発明のロイコ染料は、従来のものと同様に種々の分野
において利用されるが、殊に、その優れた近赤外光吸収
特性番利用して、光学文字読取装置用や、ラベルバーコ
ーダ−、バーコートリーターの記録読取用の記録材料に
おける発色剤として利用することができる。
なお1本発明のロイコ染料を感熱記録型ラベルシートに
使用する場合、支持体の一方の面に本発明のロイコ染料
と顕色剤を含む感熱発色層を設け、かつ支持体の他方の
面に接着剤層を介して剥離層を設けた構造のものにすれ
ばよい、また、この場合、必要に応じて、画像安定性を
高めるために、感熱発色層表面に水溶性樹脂層等の保護
層を設けることもできる。
以下の実施例により本発明を更に具体的に説明する。但
し、本発明はこれに限定されるものではない、なお、実
施例に記載した「部1は特に指定がない限りrffi量
部1上部1す。
[実施例1] [感圧記録シートの作成] 発 剤 −カプセルシートの 成 ポリビニルベンゼンスルホン酸の一部ナトリウム塩(商
品名、 VER9A TL500 、平均分子量: 5
00゜000−、ナショナルスターチ社製)5部を約8
0℃の熱水95部に攪拌しながら添加した。上記ナトリ
ウム塩を約30分間で溶解させた後冷却した。水溶液の
pHは2〜3であり、これに20重量%水酸化ナトリウ
ム水溶液を加えてpH4,0とした。
一方、下記に示すロイコ染料(1)(発色剤)を3.5
%溶解したジイソプロピルナフタレン100部を上記ポ
リビニルベンゼンスルホン酸の一部ナトリウム塩の5%
水溶液100部中に乳化分散して平均油滴サイズ4.5
pmの乳化液を得た。
以  下  余  白 ロイコ染料(1) H3 別に、メラミン6部、37重量%ホルムアルデヒド水溶
液11部、水3部部を60’Oに加熱攪拌して30分後
に透明なメラミンとホルムアルデヒドおよびメラミンホ
ルムアルデヒド初期縮合物の混合水溶液(以下、これを
初期縮合物溶液と称す)を得た。この混合水溶液のPH
は6〜8であうた。
上記の方法で得た初期縮合物溶液を上記乳化液に添加混
合し、攪拌しながら3.6重量%のリン酸溶液にてpH
を6.0に調節し、液温を65℃に上げ6時間攪拌し続
はマイクロカプセル分散液を調製した。さらにこのカプ
セル液゛を室温まで冷却し20重量%の水酸化ナトリウ
ムでpH9−0に調節した。
このカプセル分散液に対して10重量%ポリビニルアル
コール水溶液(商品名: PVA−11?、クラレ■製
)200部及びデンプン粒子50部添加し水を加えて固
形分一度20%に調製した塗布液を調節した0次いで、
この塗布液を50g/rn’の原紙に5g/nfの固形
分量で塗布されるようにエアナイフコーターにて塗布、
乾燥して1発色剤含有カプセルシート(単に、発色剤シ
ートという)を得た。
顕 剤シートの作 3.5−ビス−α−メチルベンジルサリチル酸亜鉛10
1Jを1−イソプロピルフェニル−2−フェニルエタン
20部に加え、90℃で加熱溶解した。これを2重量%
ポリビニルアルコール(商品名:PVA−117、クラ
レ鱒製)水溶液50部に添加し、更に10%ドデシルベ
ンゼンスルホン酸トリエタノールアミン塩水溶液(界面
活性剤)0.1部加え、ホモジナイザー用いて平均油滴
サイズが31部mにの乳化液を調製した。
次に、炭酸カルシウム80部、酸化亜鉛20部、ヘキサ
メタリン酸ナトリウム1部と水200部とをケチイーミ
ルを用い分散し、分散液を調製した。これに上記乳化液
を混合した後、更にバインダーとして、10重量%ポリ
ビニルアルコール(商品名; PVA−117,り5 
し1部製)水溶液100部と固形分としてカルボキシ変
性SBRラテックス(商品名; 5N−30?、住人ノ
ーガタックス鱒製)10部を添加し、固形分濃度が20
%になるように水を加え、塗布液(A)を調製した。
別に、3,5−ビス−α−メチルベンジルサリチル酸亜
鉛15部、ジルトンクレー20部、炭酸カルシウム60
部、酸化亜鉛20部、ヘキサメタリン酸ナトリウム1部
及び水200部を用い、サンドグラインダーにて平均粒
子サイズが3pmの分散液を調製した。
得られた分散液に、まず10重量%ポリビニルアルコー
ル水溶液(商品名; PVA−103,クラレ■製)1
6部を添加し1次に、10%重量%ポリビニルアルコー
ル(商品名;PVA−117、クラレ■製)水溶液10
0部と固形分としてカルボキシ変性SBRラテックス(
商品名、 5N−307,住人ノーガタックス■製)1
0部を添加し、固形分濃度が20%になるように木を加
え、塗布液(B)を調製した。
上記で得た塗布液(A)と塗布液(B)とを顕色剤換算
でA/B=50750に混合して、50g/rr?の原
紙に5 、0 g/rn’の固形分量が塗布されるよう
にエアーナイフコーターにて塗布、乾燥し、顕色剤含有
シート(以下、単に顕色剤シートという)を作成した。
上記のようにして得た顕色剤シートおよび発色剤シート
を組み合わせて感圧記録シー) (I)を作成した。
[実施例2〜31 実施例1において1発色剤シートの作成の際にロイコ染
料(1)の代りに、下記に示すロイコ染料(2)および
(3)を用いること以外は、実施例1と同様に操作する
ことにより、それぞれに対応した本発明に従う感圧記録
シート(n)および(m)を作成した。
ロイコ染料(2) H3 0イコ染料(3) Cx I(s [比較例1〜2] 実施例1において、発色剤シートの作成の際にロイコ染
料(1)の代りに、クリスタルバイオレ、ットラクトン
、(CVL)及び3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−7ニリノフルオラン(単に、AFと略す)を用いるこ
と以外は、実施例1と同様に操作することにより、それ
ぞれに対応した感圧記録シート(■)および(V)を作
成した。
[感圧記録シートとしての評価] 以上のようにして作成した各感圧記録シート(I)〜(
V)に圧力を加えると、各発色剤に応じた高濃度の色画
像が得られた。これらの色調及び吸収スペクトルでの吸
収波長領域(入■a!:ピーク吸収波長)を第1表に示
す、なお、上記感圧記録シー) (I)から得られた画
像の吸収スペクトルを第1図に示す。
以  下  余  白 第1表 感圧記 ロイコ 発色  吸収波長載 録シート 染料  色相  (nm) 実施例II(1)  暗緑色 600〜900(互層a
x;655,760) 同 2n(2)  暗緑色 600〜900(入■ax
;655,760) 同 3m(3)  青緑色 550〜860(入層ax
;630,745) 比較例I  IV   (CLV)  青色  550
〜64G(λ■ax;61G) 同 2V(AF)黒色  400〜650(入−ax;
4G0.570) 第1表の結果から明らかなように、本発明のロイコ染料
を用いた感圧記録シー)(I〜■)から得られた色画像
は、近赤外域(700nm以上)の波長に対し強い光吸
収を示したが、公知のロイコ染料を用いた感圧記録シー
ト(IV)及び(V)から得られた色画像は、近赤外域
(700nm以上)の波長に対してほとんど光吸収を示
さなかった。
また、第1図に示される吸収スペクトルのグラフから、
本発明のロイコ染料(1)は、近赤外域(700nm以
上)にピーク吸収波長(互層axの正確な値; 750
.On層、758.8n層(いずれも吸収率:86$ 
))を有していることが確認できる。
[実施例4] [感熱記録材料の作成] 下記組成の各混合物を、それぞれボールミル〒分散して
[A]〜[0]液を調製した。
[A液] ロイコ染料(1)            10部ヒド
ロキシエチルセルロース     lO//lO%水溶
液 水                        
  55/l[B液] ステアリン酸アミド          20部メチル
セルロース5%水溶液     2077分散剤   
             2 //水       
                    60/l[
C液] 炭酸カルシウム           30部メチルセ
ルロース5%水vB液     30/l分散剤   
             2〃水         
                  60〃[D液] 活性白土              30部尿素−ホ
ルマリン樹脂填料      I Q ttポリビニル
アルコールlO%水溶液  20//水       
                  140〃上記の
ようにして得られた[A液]、[B液]および[C液]
を、1:1:l(重量比)の割合で混合して塗布液を調
製し、この塗布液を坪量50g/rn’の上質紙上に乾
燥付着量が染料で0゜、a 5 g/rn’となるよう
塗布乾燥し、更にその上に[D液]を乾燥固形量が2g
/rrfとなるよう塗布乾燥して、本発明に従う感熱記
録材料(■)を得た。
[実施例4] 実施例4において、A液を調製する際にロイコ染料(1
)の代りに、上記実施例3で用いたロイコ染料(3)を
用いること以外は、実施例4と同様に操作することによ
り、本発明に従う感熱記録材料(■)を作成した。
〔比較例3] 実施例4において、A液の調製の際に、ロイコ染料(1
)の代りに、下記に示す化合物本(特開昭59−199
757号公報記載のロイコ染料)を用いること以外は、
実施例4と同様に操作することにより、感熱記録材料(
[)を作成した。
以  下  余  白 化合物本 N (CH3) 2 [感熱記録材料としての評価] 上記のようにして得た各感熱記録材料(■〜N)を4 
k g / c tn’の圧力をかけて、125℃で5
秒間押圧し、それぞれに応じた発色画像を得た。得られ
た発色画像の吸収波長領域及びその耐光性を測定して感
熱記録材料としての評価を行なった・ なお、耐光性の評価は、go、oooルクスのキャノン
先に8時間照射した後、その色像の濃度を測定し、照射
前の濃度と比較(残存率%による表示)することによっ
て行なった。
以上の結果を第2表に示す。
第2表 感熱 ロイコ 吸収波長域 耐光性 材料 色素  (nm)   (残存率%)実施例4 
 Vl  (1)   soO〜900  65’(λ
層a菫:655,760  ) 同  5  ■  (3)    550〜860  
  80(入■・冨;s3o、7ts  ) 比較例3 N 化合物本550〜950  28(入−
ax:650,850 ) 第2表の結果から明らかなように、本発明のロイコ染料
を用いた感熱記録材料(■及び■)から得られた色画像
は、公知のロイコ染料を用いた感熱記録材料([)から
得られた色画像より、優れた耐光性を有していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明のロイコ染料(1)を用いて構成した
感圧記録シート(実施例1)から得られた画像の吸収ス
ペクトルを示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式[ I ]で表わされるロイコ染料。 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [ただし、R^1、R^2及びR^3は互いに同じでも
    、異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、アラル
    キル基、シクロアルキル基、またはアリール基を表わし
    、X^1及びX^2は互いに同じでも、異なっていても
    よく、酸素原子、硫黄原子または▲数式、化学式、表等
    があります▼(R^4はR^1乃至R^3と同義である
    )を表わし、環A乃至E(ベンゼン環もしくはナフタレ
    ン環を表わす)および上記の置換基はさらに他の置換基
    で置換されていてもよい] 2、下記一般式[ I ]で表わされるロイコ染料を含む
    記録材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [ただし、R^1、R^2及びR^3は互いに同じでも
    、異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、アラル
    キル基、シクロアルキル基、またはアリール基を表わし
    、X^1及びX^2は互いに同じでも、異なっていても
    よく、酸素原子、硫黄原子または▲数式、化学式、表等
    があります▼(R^4はR^1乃至R^3と同義である
    )を表わし、環A乃至E(ベンゼン環もしくはナフタレ
    ン環を表わす)および上記の置換基はさらに他の置換基
    で置換されていてもよい]
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