JPS63199122A - ブリ−ザ−チユ−ブ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は燃料補給パイプからの燃料流入が燃料タンクの
最高液面まで容易に補給されるように設けているエアー
抜き機能のブリーザ−チューブの、前記の最高液面にな
った直後に屈曲に溜まる燃料を、車両の上下振動により
Ｉ：ｉ動ｆヤ勤するポンプ装置により急速に燃料タンク
に排除して、該チューブの機能を早期に回復できるよう
にしたものである。

（従来の技術） 第４．５図に示すように車両搭載朋燃料タンクａには、
車両ボディ外部からの燃料補給が出来る上うにするため
、斜め上刃に突出する燃料補給パイプＣを設けている。

然るに該補給パイプＣは燃料タンクａの内部頂面すより
低い側部に突出しているから、燃料補給時に燃料が燃料
補給パイプＣの燃料タンクａから突出する部分の上側端
縁ｄまで流入するとタンク上部のエアーの逃げ場所がな
くなって燃料面を圧迫し補給ができなくなる。かかる欠
点を除くため内端を燃料タンクａ内の曲記突出部上端縁
ｄより高い位置に開口し、外端を補給パイプＣ内の上方
部で開口すると共に内外両端の間を低く屈曲したエアー
抜きのブリーザ−チューブＣを設けている。しかしなが
ら該チューブＣには燃料の液面が内端開口に達すると、
燃料が逆流して屈曲ｒの部分に！５５図のように溜まり
、次回の燃料補給の時にエアー抜きの機能を果たさなく
なり、−回の燃料補給量が少なくなる欠点がある。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は前項に述べたブリーザ−チューブの欠点を除き
、満タンより少し減少した状態で燃料補給を行うときに
でもブリーザ−チューブに溜った逆流燃料を排除してエ
アー抜きＦＩＩｉ能を急速に回復できるようにすること
を解決すべき問題、αとするものである。

（問題、αを解決するための手段） 本発明は前項に述べた問題点の解決を具体化することを
目的とするものであって、内端を燃料タンク内の高い位
置に開口し、外端を燃料補給パイプ内で開口し、内外両
端の間を低く屈曲して燃料タンクから突出する燃料補給
パイプの突出部上端縁の下方に通し、その屈曲に燃料タ
ンクがら逆流する燃料が溜まる容積を生じさせたエアー
抜き作用のブリーザ−チューブにおいて、ブリーザ−チ
ューブ屈曲の底い部分に吸込口を設け、吸込口の周りに
吸込口を閉じるボール型弁を遊挿した弁管を吸込口を経
て７リザーチユーブに連通させて設けると共に、弁管を
取巻くシリンダを設け、そのシリンダの弁管より低い部
分に車両の上下振動により上下方向に移動するピストン
を設け、シリンダのピストンの上下動範囲より上方にシ
リンダ内の燃料をピストンの上昇移動によって燃料タン
クに排出する弁口と該弁口を開閉する開閉弁を設けたこ
とを特徴とするブリーザ−チューブ装置に係るものであ
る。

本発明の好適な実施例を次に説明する。

（実施例） 第１．２図は本発明の実施例を示し、１は燃料タンク、
３は燃料タンク１の内部頂面２より低い位置で該タンク
１の側面から斜め上方に突出させた燃料補給パイプ、５
は燃料補給パイプ３の燃料タンク１からの突出部上縁４
より高い位置において内端を燃料タンク１内に開口する
と共に外端を燃料補給パイプ３の内部上方で開口し、両
端の間を下かへの屈曲部６とし、屈曲６の低い部分７を
前記した突出部上ｉ＆４の下に通したブリーザ−チュー
ブであって、該屈曲６の全体が燃料タンクがら内端開口
を通って燃料が滞留する容積をＮＩＩ虐する。

１１はプリーザ−チューブ５の低い部分７に設けた吸込
口１２を下面から塞ぐようにした燃料より軽い比重のボ
ール型弁又は下方からｆｊＩＪ３図鎖線のようにばねで
押上げられるボール型弁１３を設けて構成した逆止弁で
あって、吸込口１２の周りにボール型１３を遊挿した弁
管１４を設け、吸込口１２を経て屈曲６に連通させ、弁
管１４の周りにシリンダ１６を取付ける。弁９１４は下
端をピストン１７に対応させたストッパ１５とする。

シリンダ１６に内嵌するピストン１７の下面に燃料圧作
用用１８と、シリンダ１６の底面に流入口２０を設け、
ｔｊＩＪ３図の高さに支持する支持ばね２１を掛け、そ
のピストン１７の上面部を弁Ｗ１４の下端のストッパ１
５に圧接してシールを生ず為閉塞弁２４をｖｔＪ＆シ、
シリンダ１６にはピストン１７の上下動の範囲の上方に
燃料を燃料タンク１内に排出する弁口２２を設け、該弁
口２２の外側に常態においてその弁口２２を塞ぐ開閉弁
２３を軸支する。

本実施例の作用を説明するに、燃料補給パイプ３によっ
て燃料タンク１に燃料を補給し、液面Ｗがプリーザ−チ
ューブ５の内端開口に達すると燃料が内端開口より該チ
ューブ５に入りプリーザ−チューブの屈曲６に燃料が溜
ってエアー抜きの機能を失い、燃料はそれ以上補給でき
なくなって液面Ｗは最高になる。

然るに燃料消費により液面Ｗが第１図のように少し低く
なった後で、道路の門凸などにより車両が上下に振動す
ると、その振動によりピストン１７が第３図の上昇位置
から、第２図のように下がると、該ピストン１７上面の
燃料圧力が低下しで開閉弁２３は弁口２２を閉じ、ボー
ル型弁１３が下がって吸込口１２から屈曲６に溜った燃
料をシリンダ１６内に吸込み、次にピストン１７がばね
２１の弾力などで上昇すると第３図のようにボール型弁
１３が吸込口１２を閉塞し、同時に弁口２２の開閉弁２
３が押し開かれて、ピストン１７の上面の燃料の一部を
燃料タンク１中に排出する。

以上の繰返しにより燃料タンク１の燃料液面Ｗがあまり
下がらない間に屈曲６の逆流燃料をシリンダ１６によっ
て燃料タンク１内に排出し、該屈曲６の逆流燃料をほと
んど空にしてプリーザ−チューブ５のエヤー排出Ｒ能を
急速に回復する。

尚車両の停止など上下の振動がなくなると、ピストン１
７はばね２１の作用に押上げられて弁管１４のストッパ
１５に密着し閉塞弁２４を閉じ、上方の逆止弁１１に多
少の燃料の漏れがあっても、プリーザ−チューブ５の空
になった屈曲６に燃料が再び流入することはない。

（作用） 本発明の作用は、前記の実施例の作用に述べたように、
車両の上下振動により、ピストン１７を上下動するシリ
ンダの逆止弁１１及Ｖ開閉弁２３の相関作動により、プ
リーザ−チューブ５の屈曲６に溜まった逆流燃料を急速
に排出して該チューブ５のエヤー排出機能を速やかに回
復する。

（効果） 本発明はプリーザ−チューブ屈曲の低い部分に遊挿した
ボール型弁よって下面を閉塞された吸込口を設け、その
吸込口の下面の周りにシリンダを取付けて燃料の振動に
より上下方向に移動するピストンを設（す、さらに前記
シリンダ１こ、ピストンの上昇により圧縮される燃料を
燃料タンク内に排出する弁口を開関する開閉弁を設けた
↑１が成を備えているから燃料タンクトの液面が逆止弁
１１の弁１３より下方に下がらなくても、ブリーザ−チ
ューブ５の屈曲６に溜まってエヤー排出機能を失わせる
逆流燃料を燃料タンク１内に排出するものであるので、
燃料タンク１の燃料があまり減っていないときに、燃料
補給パイプ３がら燃料を補給するときでも、ブリーザ−
チューブのエヤー排出機能によって最高液面まで補給で
きる効果をもつ。

【図面の簡単な説明】

ＰｊＳｉ図は本発明の実施例の一部り大側面図、第２図
及び１３図は本発明の作用を示した一部の拡大縦断側面
図である。第４．５図は従来装置を示し、第４図は燃料
タンクａの一部と燃料補給パイプを縦断した側面図、第
５図は第４図の一部の拡大縦断面図である。 １→燃料タンク　２→内部頂面 ３→燃料補給パイプ　４→突出部上端縁５→ブリーザー
チューブ　６→屈曲 ７→低い部分　Ｗ−ｅ液面 １１→逆止弁　１２→吸込口 １３→ボール型弁　１６→シリンダ １７→ピストン　２１→支持ばね ２２→弁口　２３→開閉弁

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内端を燃料タンク内の高い位置に開口し、外端を燃料補
   給パイプ内で開口し、内外両端の間を低く屈曲して燃料
   タンクから突出する燃料補給パイプの突出部上端縁の下
   方に通し、その屈曲に燃料タンクから逆流する燃料が溜
   まる容積を生じさせたエアー抜き作用のブリーザーチュ
   ーブにおいて、ブリーザーチューブ屈曲の低い部分に吸
   込口を設け、吸込口の周りに吸込口を閉じるボール型弁
   を遊挿した弁管を吸込口を経てブリザーチューブに連通
   させて設けると共に、弁管を取巻くシリンダを設け、そ
   のシリンダの弁管より低い部分に車両の上下振動により
   上下方向に移動するピストンを設け、シリンダのピスト
   ンの上下動範囲より上方にシリンダ内の燃料をピストン
   の上昇移動によって燃料タンクに排出する弁口と、該弁
   口を開閉する開閉弁を設けたことを特徴とするブリーザ
   ーチューブ装置。