JPS63198953A - 血糖低下作用を有する食品 - Google Patents

血糖低下作用を有する食品

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JPS63198953A
JPS63198953A JP62031393A JP3139387A JPS63198953A JP S63198953 A JPS63198953 A JP S63198953A JP 62031393 A JP62031393 A JP 62031393A JP 3139387 A JP3139387 A JP 3139387A JP S63198953 A JPS63198953 A JP S63198953A
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JP
Japan
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food
vinegar
blood sugar
acetic acid
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP62031393A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Mochizuki
聡 望月
Morimasa Hata
畑 盛正
Fumihiko Takeuchi
竹内 文彦
Ken Takahashi
研 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakano Vinegar Co Ltd
Original Assignee
Nakano Vinegar Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nakano Vinegar Co Ltd filed Critical Nakano Vinegar Co Ltd
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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は血糖低下作用を有する食品に関する。
糖分摂取時の著しい血糖値の上昇はインシュリンの分泌
も伴なうので糖尿病あるいは糖尿病の素因のある人にと
っては避けなくてはいけない。また、過剰な血糖は脂肪
に変換されることにもなり、肥満の人あるいはその素因
のある人にとっても避けるべきことである。本発明は糖
分摂取時の著しい血糖値の上昇をゆるやかにし、上記の
ような付随する害作用を軽減することを目的とした血糖
低下作用を有する食品に関する。
〔従来の技術〕
各種多糖類、例えばグアーガム、コンニャクマンナン、
デキストラン、プルランが血糖低下作用を有することは
よく知られている(Nutr、Rep、夏nt、。
匹、 193.19B2 :日本栄養食糧学会誌、 3
6,301.1983)。
これら物質のほかに、α−グルコシダーゼの阻害作用を
有する薬物も血糖低下作用がある(日本農芸化学会、昭
和59年度大会要旨集、P367)。
また、キダチアロエの血糖低下作用も知られている(日
本薬学会、105年会(1985年)要旨集、P473
)。これらはいずれも注射薬として用いられ、食品とし
て常時使用できるものでない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
血糖低下作用を期待して食品に応用されているものは多
1PJ1!であるが、効果を発現させるためには多ti
類の使用量が共存するVM類の10%以上となるため、
食品物性上問題が多く、利用できる食品も限定される。
また、多糖類は食べたものが胃から十二指腸へ移る時間
を遅らせることにより血糖低下作用を示すので、他の食
品と別形態で摂取すると、胃内での混合に時間を要する
ため、効果が発揮できないという問題点がある。
近年わが国においても食生活の多様化が進み、また高度
に精製された食品が氾濫し、特にショ糖。
異性化糖の過剰摂取により、糖尿病、肥満、動脈硬化等
の疾病が急増している。このような疾患の治療、予防の
ためには血糖値を低下させることが最も望ましいと考え
られる。
従来は、食物繊維あるいは多糖類といったものを食事に
加え、食事後の急激な血糖の上昇を抑制してインシュリ
ンを節約することが食事療法として行われていた。しか
も、前述したように、これら多糖類を多量に食品に添加
しなくてはならないので、食品としての物性及び食感を
著しく損なうことになり、すべての食品に応用できない
そこで本発明者らは、鋭意検討した結果、食事に際して
一定量の食酢を摂取することにより血糖値の上昇を抑制
しうろことを見い出し、本発明に至った。
すなわち本発明は食酢及び/又は酢酸を有効成分として
含有する血糖低下作用を有する食品に関する。
本発明に用いる食酢等は液体であるが故に食事を摂取し
た後、胃内で短時間に混合されるので、食事中に他の食
べ物と別個に摂取することができ、食べ物あるいは料理
の物性及び食感を損なわないで利用できる。
本発明の食品の有効成分としては酢酸よりも呈味性の秀
れた食酢を用いる方が好ましく、市販の食酢のいずれも
利用が可能である。
また、食酢は酸っばくて飲みづらいので、ステビア、マ
ルチトール、フラクトオリゴ糖のような低カロリー甘味
料やクエン酸、乳酸、コハク酸あるいはそれらの塩を加
えることによって飲み易くすることができる。さらに、
アラニン、グルタミン酸、アスパラギン酸、グリシン等
を加えたり、食塩で呈味を調整して用いても何ら効果に
影響はなく、飲み易い血糖低下作用を有する食品が製造
できる。さらに、天然のオレンジ、グレープ、トマトな
どの果汁あるいは野菜ジュースに適量の食酢を加えても
手軽に本発明の食品が製造できる。
食事の際に血糖の低下作用を期待するには1回の食事量
によって変える必要があるが、穀物酢。
米酢など市販の食酢を1人あたり20〜50+s1(酢
酸として0.9〜2.25m1)摂取すれば良い。調理
の中で酢の物を多用したり、ドリンクとして食前2食事
中および食後の適当な時期に1回にもしくは数回に分割
して摂取すれば良い。
食酢や酢酸は液体として用いるだけでなく、常法により
粉末化、マイクロカプセル化して利用することも可能で
あり、このような形態で各種食品に配合することができ
る。
〔実施例〕
次に、本発明を実験例及び実施例により説明する。
実験例1 ウィスター系雄性ラット(体重180〜200g)を用
い、1群6匹としてこれらを24時間絶食させ、1.8
%(重it/容量)の酢酸を含む20%(重量/容量)
グルコース溶液12.5++1)/kg体重を経口投与
し、経時的に尾静脈より採血し、常法により血糖値を測
定した。結果を第1図に示す。第1図から明らかなよう
に、酢酸を含むグルコース溶液を与えた群ではグルコー
ス溶液単独投与群よりも血糖値の低下が見られた。
実験例2 ウィスター系雄性ラット(体重180〜200g)を用
い、1群6匹としてこれらを24時間絶食させ、酢酸を
4.3%(重量/容1)含む穀物酢を20%(重量/容
量)加えた10%(重量/容量)デンプン溶液を10m
1/kg体重の割合で経口投与し、経時的に尾静脈より
採血し、常法により血糖値を測定した。結果を第2図に
示す。第2図から明らかなように、本発明の食酢を含む
デンプン溶液を与えた群ではデンプン溶液単独投与群よ
りも血糖値の低下が見られた。
実験例3 健常な成人に53gの上白糖を含む300m/の砂糖水
あるいはストロベリー酸(酸度4.5%)60++j!
を含む上記砂糖水300mAを経口摂取せしめ、経時的
に血糖値及びインシュリン量を測定した。結果を第3図
及び第4図に示す。
第3図及び第4図から明らかなように、ストロベリー酸
の併用によって砂糖摂取後の血糖値の上昇がゆるやかと
なり、またインシュリンの分泌が節約されており、糖尿
病の予防や治療に有効であることが示された。
実験例4 SD系雄ラうト4週令6匹に、食酢(酸度12%)をデ
キストリンで吸着させて粉末化した粉末食酢(酢酸を1
5%含む)を5%あるいは7%になるように配合した飼
料を2ケ月摂取させた。一方、対照として食酢を含まな
い飼料を同じ条件で与えた。
2ケ月飼育したラットを24時間絶食後、20%ブドウ
糖溶液12.5 ml 7kgを投与し、尾静脈より採
血して血糖値を測定した。結果を第5図に示す。
第5図から明らかなように、日常食酢を継続して摂取す
ることにより、血糖値の上昇を抑制するように、代謝が
変化しているようにみられた。
おそらく、食酢の摂取は末梢でのインシュリンの感受性
を高めることにより、血糖値の上昇・抑制、インシュリ
ン分泌の節約をもたらしていると考えられ、糖尿病の予
防食として有効であることを示している。
実施例1 強力t’A 25 kg、 mカ粉15 kg、食塩7
00 g。
鶏卵200個、穀物酢1)及び水51を原料として常法
によりうどんを製造した。
得られたうどんは、通常のうどんに比べ食感がさっばり
としていて、食後の血糖値の上昇もゆるやかであった。
実施例2 蜂蜜500 g、りんご酢500IIII!及び牛乳5
00mJを混合し、水で3倍にうすめることによりミル
クセーキ風ドリンクができた。
実施例3 寒天1/2本(約6g)、市販の並あん300gと砂t
J!50g、塩0.3g及び水100n+lを用いて加
温、混合し、熱い状態の時に少し加温した100IIl
lのみかん酢を加え、すばやくかき混ぜたのち型に入れ
冷やして水ようかんを製造した。
この水ようかんは糖尿病患者あるいはその心配のある人
のためのおやつとして有用であり、さっばりとした味で
ある。
〔発明の効果〕 本発明によれば、糖分摂取時の血糖値の上昇を有効に抑
制することができる。
したがって、本発明の食品は糖尿病患者やその素因のあ
る人、肥満の人やその素因のある人に対し極めて有用で
ある。しかも、継続して摂取することによって血糖の上
昇に抵抗性を賦与できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はいずれも糖分含有食品と摂取したときの血
糖値の継時変化を示すグラフである。 特許出願人 株式会社 中 埜 酢 店第1図 時間(mrnJ 第2図 叶 間   (mln〕 第3図 吋間 (wn) 第4図 1−4間(min) ; 1 4 當 聯 に

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)食酢及び/又は酢酸を有効成分として含有する血
    糖低下作用を有する食品。
JP62031393A 1987-02-16 1987-02-16 血糖低下作用を有する食品 Pending JPS63198953A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008247883A (ja) * 2007-03-06 2008-10-16 Shiga Univ Of Medical Science 月経不順改善用組成物
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JPS6158577A (ja) * 1984-08-31 1986-03-25 Sakamoto Jozo Kk 酢の搾粕よりなる健康食品

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