JPS63197617A - ホ−スと継手の接続方法 - Google Patents

ホ−スと継手の接続方法

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JPS63197617A
JPS63197617A JP61293289A JP29328986A JPS63197617A JP S63197617 A JPS63197617 A JP S63197617A JP 61293289 A JP61293289 A JP 61293289A JP 29328986 A JP29328986 A JP 29328986A JP S63197617 A JPS63197617 A JP S63197617A
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JP
Japan
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hose
fixing ring
joint
outer periphery
synthetic resin
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JP61293289A
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English (en)
Inventor
Umeko Fujita
藤田 卯女子
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Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14467Joining articles or parts of a single article

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は柔軟性のある、例えばゴム製のホースの端部に
ネジ部やボルト部を持つ合成樹脂製の継手を一体に成形
させ、これによりホースと継手を強固に接続させると共
に結合させることができるホースと継手の接続方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来より自動車の足廻り、工作機械、作業用車両などの
油圧系統において、油圧の流路を必要とし、かつ、その
接続する間隔でユニバーサルな連結を必要とする接続部
分にはゴム製の油圧ホースが用いられているのが通常で
あった。この油圧ホースを油圧供給源と油圧消費源とに
接続し、圧力作動油を供給すると同時に振動や移動など
による変動をその弾性によりて吸収し、どのような状態
であっても確実に圧力作動油を供給させることができる
ようにしである。しかしながら、この弾性力のある油圧
ホースを油圧供給源もしくは油圧消費源の各接続口に接
続するためには、油圧ホースの端部に金属製の継手金具
が用いられるのが通常であった。
この従来の油圧ホースと継手金具の構造及びその接続方
法を第1図乃至第3図によって説明する。
第1図は継手金具1を示すものであり、この継手金具l
は鉄、真鍮、銅、合金などの金属材料を用い、素材を鍛
造したり又は切削することによって一体に形成させてい
た。この継手金具lの中央外周は、レンチを噛ませるた
めに六角形に形成してボルト部2としており、このボル
ト部2に隣接してネジ部3が形成されており、ネジ部3
の外周には油圧供給源や油圧消費源のネジ穴にネジ止め
するための雄ネジ4がネジ切りされている。そして、こ
のネジ部3の中央には少し径大な油入5がボルト部2付
近まで穴開けである。また、ボルト部2の右側において
は、その中心に芯式6がその中心軸を継手金具lの軸芯
と一致させて開口させてあり、油入5と芯式6とはその
端部を連通させ油入5と芯式6によって継手金具lの左
端より右端まで油路が貫通開口させである。そして、8
穴6の外周には導入管7が形成してあり、導入管7の外
形は後述のホース10の内径とほぼ一致させである。そ
して、ボルト部2の右側にはやや径大で円筒形をしたス
カート部8が形成してあり、8穴6、導入管7、スカー
ト部8はそれぞれの軸芯を一致させてあり、同心円上に
配置しである。これにより、導入管7の外周とスカート
部8の内周によつてボルト部2まで達するリング状の保
持空間9が形成されることになる。なお、スカート部8
の内周径は後述するホースの外周径とほぼ一致させであ
る。
この継手金具1を用いてホースIOを接続するには第1
図中における継手金具1の右側よりホース10を保持空
間9内に挿入する。ホース10の内周面IIは導入管7
の外周面と密着し、ホース10の外周面12はスカート
部8の内周面に密着することになる。そして、この保持
空間9にホース10がその最奥端まで挿入された状態に
おいて締付は駒13を有するポンチ14を周囲より押し
付け、スカート部8の外周中央付近をホース10側に押
し込み、これによりかしめ作業を行う。この時ポンチ1
4は継手金具lの周囲に放射状に6個乃至8個配置して
あり、押し付は力がスカート部8の外周に均等に与えら
れるようにしである。この締付は駒13を有するポンチ
14を駆動させるための構成は従来から周知のものであ
り、油圧等によって作動されるものである。このポンチ
I4によって締付は駒13が継手金具1に押しつけられ
た後においては、継手金具1の金属特性によりスカート
部8はホース10側に塑性変形され、第3図に示す様に
スカート部8は変形し、ホース10の外周面に食い込ん
だかしめ跡15が形成される。このため、スカート部8
のかしめ跡15によってホース10は保持空間9内に固
く固定され、ホース10内に高い圧力作動油が加えられ
ても継手金具1とホース10との間で漏洩したり、脱落
する恐れはなくなるものである。
しかしながら、このような従来のゴム製のホースと金属
製の継手金具を接続する場合においては、次のような欠
点が生じていた。
(11lit!手金興lは前述のようにホースlOの内
側と外側を挟持させるようにして固定させるため、導入
管7とスカート部8が必要となり構造が複雑となってい
る。このため、無垢の金属を切削して加工しなければな
らず加工工程が極めて多くなっている。
(2)前述のように継手金具1の構造が複雑であるため
、その製造費用が高くなる。
(3)継手金具1は鉄などの金属材料を用いるtこめ重
量があり、多数の継手金具を用いるとなれば重量が嵩み
、自動車などの車体全体の重量の増加の原因を招き、加
速特性、燃費特性などの能力が低下する。
(4)継手金具工とホースIOとは金属とゴムという極
めて親和性が悪い材質であり、長期間の使用や高い圧力
を加えた場合においては継手金具lとホースlOとは圧
力作動油が漏洩したり、脱落したり、破損する恐れが生
じてくる。
(5)継手金具lとホース10とはそれぞれ金属製品と
ゴム製品であることから、別個に加工しなければならず
加工と組み立てを別の作業工程でしなければならないも
のとなり、作業の合理化を著しく妨げている。
このように、従来の継手金具1をホースIOに接続する
には多くの欠点を有していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、従来の接続方法ではホースと継手・金具を
接続するために各種の欠点が生じており、これらの欠点
は継手金具が金属材質であることからして避けることが
できない致命的な欠点であった、このため、従来のよう
に削り出した継手金具を用いずに、ホースの端部に金属
製のリング上をした金具をかしめ付けておき、この金具
を包み込むようにして合成樹脂の継手を成形させること
により、ホースと継手を一体となって接続することがで
きるホースと継手の接続方法も提案されている。しかし
ながら、この方法においてもホースの端部に取り付けら
れた金具は金属であり、金属の材質であることから金具
の外周にメッキ等の防錆処理を施さなければならないも
のであった。また、金属であることからゴムとの接触に
おいては必ずしも親和性が良いとはいえず、かしめ力に
よっても両者の接続が確実には行えない欠点もあった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の欠点に鑑み、柔軟性のある中空のホース
の端部に加温して軟化させた合成樹脂製の固定リングを
挿入し、固定リングが軟化している間に固定リング外周
を押圧して変形させ、ホースの外周に固定リングを挟持
するよう固定し、このホースの端部より固定リングを包
み込むようにして合成樹脂製の継手を成形したことを特
徴とするホースと継手の接続方法を提供するものである
〔作用〕
本発明では、ホースの端部に加温することによって柔ら
かくした合成樹脂製の固定リングを挿入し、この固定リ
ングが柔らかい間にその外周より押し付けて固定リング
を変形させ、その状態で固定リングを硬化させる。硬化
後の固定リングは、押し付けられた力によってその中心
が絞られるように変形しているため、ホースに固定リン
グがしっかりと挟持されることになる。そしてこの固定
リングが挟持された状態において、ホースの端部に固定
リングを包むようにして合成樹脂製の継手を一体となる
ように成形させる。このため、ホースの端部には継手が
連結されたこととなり、ホースは固定リングによって挟
持され、固定リン゛グは継手に埋め込まれるようにして
保持されるので、ホースと継手が脱落したり漏洩したり
することがなくなるものである。そして、この製造方法
では継手は合成樹脂の成形によって行うことができるた
め、継手の形状がi雑であっても極めて節易に製造する
ことができ、製造の工程が短縮されるため安価に製造で
きものである。
、〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面によ惨説明する。
第4図乃至第8図は、ホースに固定リングを締め付は固
定する手順を説明したものである。
第4図において符号20は超硬調などで製造された中子
であり、この中子20の外周は丸棒状となっている。そ
して、中子20の基部外周は後述のゴムホースの外径と
ほぼ同一としてあり、その先端には径小となった挿入部
22が形成され、挿入部22の先端には段部23、径大
内型24、先頭部25の順に切削などによって加工形成
されている。そして、この段部23、先頭部25の外周
径はホースの内径よりやや小さくなるように形成してあ
り、挿入部22、径大内型24の外周径はホースの内径
とほぼ同一に形成しである。前記中子20の外周には、
この中子20に対して摺動自在に挿通した押出しリング
26が挿通してあり、押出しリング26の先頭には合成
樹脂などで形成された固定リング27が摺動自在に挿入
しである。この固定リング27に用いる合成樹脂として
は、例えばガラス繊維入りポリカーボネイト、ガラス繊
維入りポリフェニレンオキシード、ポリフェニレンサル
ファイド等が用いられる。また、ホース28は天然ゴム
、合成ゴム(クロロブレンNR,NBR等)を素材とし
てワイヤー又は綿をブレードして補強し、油圧を供給す
るものであり、このホース28の端面開口は前記先頭部
25に向けである。そして、このホース28をその端面
開口より先頭部25に挿入し、第4図中入方向に挿入す
る。
第5図はホース28を中子20の先頭に挿入した状態を
示すものであり、ホース28の中心穴29の内径は前記
挿入部22、径大内型24の外径とほぼ一致させである
ため無理なく挿入され、第6図のようにホース2日の先
端は中子20のおける挿入部22の根元付近まで挿入さ
れることになる。
次に、前述のように中子20の先端にホース28の中心
穴29を挿入した状態において、固定リング27を加熱
しておき、その材質の融和点板下の温度に設定して柔軟
な状態に保持させておく、この固定リング27を加熱す
る温度は、合成樹脂のへ質によって相違しており、例え
ば100〜250度前後で加熱しておく、そして、固定
リング27が柔らがくなっている状態において、押出し
リング26を第6図中B方向に作動させ、押出しリング
26のカによって固定リング27をホース28方向に移
動させる。これにより、固定リング27はホース28の
先端付近に嵌め込まれた状態となり、ホース28の外周
と固定リング27の内周とは接触することになる。なお
、この固定リング27をホース28に挿入する時におい
ては、両者の接触面に接着剤を塗布しておくのが後日の
接合性が良くなるものである。このため、ホース28の
先端部外周には接着剤を塗布しておくものであり、この
接着剤としては、例えばケミロック210、ケミロック
270(ケミロック社の商標名)、セメダイン# 15
00、#570#510(セメダイン社の商標名)等の
エポキシ系やシアンアクリルレート系の材料を用いるの
が良好な結果を得ることができる。
次に、固定リング27の外周を押圧する工程にはいる。
前述のように押出しリング26によってポース28の外
周に挿入された固定リング27は柔軟な状態に加温され
ているので、従来がら周知の締め付は装置によってこの
固定リング27の外周を締め付ける。すなわち固定リン
グ27の周囲には等間隔にへ方向へ放射状にポンチ3o
が位置させてあり、各ポンチ30の先端には締付は駒3
1が突起させである。
そして、これらのポンチ30を油圧などにより固定リン
グ27の中心に向けてそれぞれ均一な力で図中C方向に
押動すると、各締付は駒31が固定リング27の外周面
に圧接し、固定リング27の外周は締付は駒31によっ
て中子20の先端にある径小な段部23に押し付けられ
ることになる。このため固定リング27及びホース28
は締付は駒31によって変形されて、その外径を縮小す
るように変形され、その締・付は駒31が押し付けられ
た状態において固定リング27は冷却硬化させられる。
このとき締付は駒31には冷却配管を設置しておき、冷
却配管に冷却水を流動させることで固定リング27の冷
却を効果的に行うことができる。
前述の締付は駒31による押し付は及び冷却の工程が終
わったならば、各ポンチ30をそれぞれ外方に拡大する
ように移動し、締付は駒31と固定リング27の接触を
解除する。第8図はこの締付は駒31による締め付けと
硬化が終了して、固定リング27がホース28に接続さ
れた状態を示すものである。
すなわち、固定リング27の外周には、締付は駒31に
よる押し付は力によって変形した締付は跡32が残り、
この締付は跡32はホース28の外周に喰い込むように
して変形させられていることになる。このようにホース
28の端部外周に、合成樹脂性の固定リング27が締め
付けて固定された状態において、この固定リング27を
包み込むようにして合成樹脂製の継手を成形すれば、ホ
ース28と継手が一体となって形成できるものである。
第9図は、本実施例に用いる締め付は固定装置の構造を
示すものである。
超硬鋼等の材料で形成された作動体35はその中心に摺
動穴36が貫通開口させてあり、この摺動穴36の内径
は前述の押出しリング26の外径とほぼ一致させてあり
、摺動穴36内で押出しリング26が摺動自在になるよ
うに挿通されており、押出しリング26の内部には前記
中子20が固定されている。この作動体35の図中右側
は措鉢状になったテーパー面37が形成させてあり、こ
のテーパー面37の基部においては前記中子の挿入部2
2の段部が位置させである。また作動体35の内部には
、この摺動穴36の周囲に位置して固定リング27を加
熱させるためのカートリッジヒーター38が埋め込み固
定しである0次に、前記ポンチ30はそれぞれがやや台
形状をしたものであり、テーパー面37において8個が
放射状に挿入されている。そしてこのポンチ30の一辺
は斜めに削られた摺動面39となっており、この摺動面
39は前記テーパー面37に接触させである。
そして、このポンチ30のホース28に対向した面にt
よ締付は駒31が突起させであるとともに、締付は駒3
1に隣接して固定リング27の先端と接触して位置を固
定する位置決め用の位置決め駒40も突起させである。
なお、第9図における状態は、押出しリング26によっ
て加温した固定リング27をホース28方向に、押し出
し、ポンチ30を第9図中り方向に押動させて固定リン
グ27を締め付けている状態を示すものである。固定リ
ング27は摺動穴36の内部に挿入されているときには
、カートリッジヒーター38によって加温されており、
融和点以下の温度で加熱されているため柔軟性を保持さ
れている。その状態で押出しリング26を図中B方向に
作動させることで、固定リング27はホース28の先端
外周にまで押し出されて移動される。そして、各ポンチ
30をD方向に押すと、摺動面39がテーパー面37に
接触していることから分力が生じ、各ポンチ30はD方
向に移動するとともに中子20の中心方向に向けて図中
矢印C方向に変移させられる。このため締付は駒31は
、固定リング27の外周に接触し、固定リング27とホ
ース28の両者を段部23の空間に向けて押圧変形させ
る作用をする。これにより固定リング27は、締付は駒
31の形状に従ってその中央が内側に凹んだ形となり、
その状態となって硬化されることになる。所定時間経過
して固定リング27が冷却されることで硬化したならば
、各ポンチ30をD方向とは逆方向に移動させることに
よって、締付は駒31は固定リング27の外周から離れ
、ホース2日の先端外周には固定リング27が締め付は
固定された第8図の状態となって残ることになる。この
後ホース28を第9図中E方向に引き出すことにより、
ホース28は中子20の先端より引き出されることにな
る。この時ホース28にはゴムの弾性があるため、径大
内型24が存在してもその弾性によって変形し、中子2
0から容易に引き出すことができるものである。
次に、ホース28に固定リング27を固着した後におい
て、合成樹脂製の継手を射出成形する作業を第10図に
より説明する。
ここで第1O図中50.51はそれぞれ金型であり、・
金型50の内部にはボルト部とネジ部を形成したキャビ
ティ52が形成されている。また、金型51の内部には
円筒形をしてスカート部に相当する形状をしたキャビテ
ィ53が形成されており、このキャビティ53には金型
51の外部に通じるゲート54が連通されている。そし
てゲート54にはロケートリング55が接続しである。
そして、金型50と51を密着させ、金型51の側面よ
り前記ホース28を挿入し、固定リング27がキャビテ
ィ53の中央に位置するように設置する。そして金型5
0を金型51の側面に密着させた後、ホース28の中心
穴29にはその内径とほぼ同じ外径をした保護棒56を
挿通させ、この保護棒56の先端は前記固定リング27
の中央付近に位置させておく。また、金型50の左側よ
りその外径を継手の油大の内径とほぼ同一にした油入欅
57を挿入させ、この油入棒57はキャビティ52の中
央を横切り、ホース28の端面にまで達している。この
油入棒57の先端は、ホース28の中心穴29の内径を
その外径とした保護部58となっており、この保護部5
8はホース28の先端開口より挿入されており、保護部
58の先端は前記保護棒56の先端と密着させである。
また油入棒57と保護部58の間の段部はテーパー状に
形成しである。このようにしてキャビティ52.53、
ホース28、油入棒57によって形成された空間は継手
の外形状とほぼ一致する形状となっている。なお、ホー
ス28を金型51内に組み入れる時、固定リング27と
合成樹脂の接合性を向上させるため、固定リング27の
外周には接着剤を塗布しておくのが後日の接合性が良く
なるものである。
この塗布する材料としては、例えばケミロック21O、
ケミロック270(ケミロック社の商標名)、セメダイ
ン# 1500、#570. #501(セメダイン社
の商標名)等のエポキシ系やシアノアクリルレート系の
材料を用いるのが良好な成果を得ることができる。
このように金型50.51にホース28を位置させ、保
護棒56、油入棒57を挿入した状態においてロケート
リング55より加熱して溶融した合成樹脂を図中F方向
に加圧して注入する。この合成樹脂は、例えば硝子繊維
入りナイロン、ポリオキシフェニレン、ノリール(ゼネ
ラルモーター社の商標名)、・ポリフェニレンサルファ
イド、ポリホルムアルデヒド、石炭酸系樹脂等の高耐引
張強度、耐クリープ特性、高弾性率、耐熱性等の能力を
有する材料を用いるのが好ましい、注入された合成樹脂
はゲート54を通過し、キャビティ52.53内に充填
され、キャビティ52.53内で冷却されて凝固する。
このキャビティ52.53内で合成樹脂が固まった時に
継手60が一体に形成されることになる。−手60が冷
却されて固化したならば、油入棒57を金型50より引
き抜き、保護棒56をホース28より引き抜き、次いで
金型50.51をその接触面で引き離すことで継手60
が露出することになる。
第11図は前述の工程によって成形されたホース28と
継手60の断面構造を示すものである。この合成樹脂で
成形された継手60は、その中央外周でボルト部61が
鍔状に成形され、ホース28側には固定リング27を包
み込むようにした接続部62が成形され、ボルト部61
の反対側にはネジ部63が成形されたことになる。また
、油入棒57を引き抜いた跡にはボルト部61の中心ま
で貫通開口した袖穴64となって残り、この袖穴64は
ホース28の内部の中心穴29と連通ずることになる。
そして、接続部62は固定リング27と一体になって密
着し、固定リング27を包み込むようにして固化するた
め接続部62と固定リング27とは加圧時に漏洩したり
、脱落することはない、また、固定リング27とホース
28とは前述のポンチ30による変形加工による締め付
は跡32によって両者は噛み合っており、固定リング2
7とホース28が引き離れることはない、このようにし
て、ホース28の端部には合成樹脂製の継手60が一体
となって成形、接合されたことになり、金属材料を用い
た部材を一切必要とすることが無くなるものである。
なお、本実施例では射出成形によって継手60を成形し
たが、この実施例の方法に限定され・ることなり、継手
60をプレス成形によって成形することであっても同一
の効果を得られる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成したので、ゴム製のホースの
端部に加熱によって軟化させた固定リングを嵌め込み、
かしめの作業によって固定リングをホースの端部に喰い
込むようにして硬化させである。そして、この固定リン
グを包み込むようにして合成樹脂製の継手を一体に成形
させである。
このことから、複雑な構造を育する継手金具を必要とせ
ず、合成樹脂によって成形された継手がホースの端部に
形成させることができるので、金属製の部品を一切必要
とすることが無くなり、切削や鍛造などの作業工程が不
要となり、極めて短時間で大量の継手を製造することが
できるものである。また、金属製の部品を用いずに、ゴ
ム製のホースと合成樹脂製の固定リング及び継手を接続
させることができるので、その重量は軽くなり、多数の
継手を用いても総重量が軽減されるので、自動車の加速
特性、燃費特性などの性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の継手金具の形状を示す断面図、第2図は
従来の継手金具をホースに連結するためのかしめの工程
を示す断面図、第3図はホースの端部に継手金具を接続
した状態を示す断面図、第4図は中子にホースを挿入す
る前の状態を示す斜視図、第5図は中子にホースを差し
込んだ状態を示す斜視図、第6図はホースの端部に固定
リングを挿入させた状態を示す斜視図、第7図はポンチ
による締め付けの動作を示す斜視図、第8図は冷却硬化
させた状態のホースと固定リングの接合状態を示す斜視
図、第9図はホースに固定リングを固定させるための機
構を示す断面図、第・10図は継手を射出成形するため
に金型内にホースを挿入した状態を示す断面図、第11
図は射出成形によって形成された継手とホースの関係を
示す断面斜視図である。 27・・・固定リング、28・・・ホース、60・・・
継手。 特  許  出  願  人    藤  1) 卯 
 女  子代理人  弁理士 日 比 惺 明 第1図 第2図 第3図 り C 第8図 、第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 柔軟性のある中空のホースの端部に加温して軟化させた
    合成樹脂製の固定リングを挿入し、固定リングが軟化し
    ている間に固定リング外周を押圧して変形させ、ホース
    の外周に固定リングを挟持するよう固定し、このホース
    の端部より固定リングを包み込むようにして合成樹脂製
    の継手を成形したことを特徴とするホースと継手の接続
    方法。
JP61293289A 1986-12-09 1986-12-09 ホ−スと継手の接続方法 Pending JPS63197617A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017106575A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 淀川ヒューテック株式会社 継手付きチューブ
CN110843221A (zh) * 2020-01-16 2020-02-28 胜利油田新大管业科技发展有限责任公司 接头安装设备、柔性管与接头的连接方法

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