JPS6319759Y2 - - Google Patents

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JPS6319759Y2
JPS6319759Y2 JP1982177260U JP17726082U JPS6319759Y2 JP S6319759 Y2 JPS6319759 Y2 JP S6319759Y2 JP 1982177260 U JP1982177260 U JP 1982177260U JP 17726082 U JP17726082 U JP 17726082U JP S6319759 Y2 JPS6319759 Y2 JP S6319759Y2
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JP
Japan
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fireworks
wall surface
firework
insertion hole
launch
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JP1982177260U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は花火の打上げに用いる保持台の改良
に関する。
従来、例えば実用新案実公昭2−2608号の蝋燭
立の如く、弾力性金属板を折曲して筒壁状を形成
して蝋燭を嵌め込み起立させる構成が知られてい
る。
また実開昭57−165995号の玩具花火の如く、把
板の折返し端に孔を設けV字状折曲部の両傾斜部
に長孔をそれぞれ設けて花火筒の一端を挿入した
構成も知られている。
しかしながら、前者では平板の両側を折り曲げ
て一対の短冊片からなる筒壁状を形成するので複
数の蝋燭を保持することができず、また蝋燭が大
きい場合には蝋燭立が倒れる危険がある。
後者では、複数の花火筒を保持することはでき
るが起立して保持することができないので打上げ
花火には用いることができない欠点がある。
この考案は上記事情に鑑みて鋭意研究の結果創
案したものであつて、その主たる課題は複数の花
火を起立状に保持することができると共に花火打
上台が倒れることのない極めて安全な台紙兼用花
火打上台を提供するにある。
上記課題を達成するためにこの考案は、 (a) 略箱型形状からなる打上基台を設ける、 (b) 該打上基台の上方壁面に上方の花火挿通孔を
形成する、 (c) 上方壁面の下方で上記打上基台の略中空位置
に設けられた下方壁面に形成されて上方の花火
挿通孔の垂下位置で対向して下方の花火挿通孔
を形成する、 (d) 打上基台の中空内部を囲む壁面に折曲可能に
一体連設されて該中空部内で上下に隙間なく嵌
込まれ折り目と交差する方向に展開される補強
片を設ける、 (e) 上記花火打上台部の少なくとも一方の接地側
端部に偏平面状の載置片部を一体に連接する、 という技術的手段を講じている。
以下、この考案に係る好適実施例を図面に基づ
いて説明する。
第1図に示す花火打上台1は略箱型形状からな
つて両側方(図中左右方向)6′,6′を開放する
と共に下方壁面4が接地位置より稍上方に配設さ
れた上げ底構造からなつている。
この花火打上台1の上方壁面2と下方壁面4と
には対向位置に棒状又は筒状花火を挿入保持する
一対の花火挿通孔7,7′が開口形成されている。
該花火挿通孔7,7′はセツト物花火として組
合された各種棒状又は筒状花火Fの外径に対応し
て適宜数の口径の異なる孔形状に形成されること
が好ましい。そして異なる口径の花火挿通孔7,
7′は、花火打上台1の中央乃至その近傍に最大
の口径のものを配し、周縁側に沿つて順次小径の
ものを配列することが花火打上台1の安定性を高
めて好ましい。
また、図示例の場合、花火打上台1の中空部内
へ隙間なく嵌込まれる補強片8が図示例後方の側
壁面3′に折曲可能に固着されている。
該補強片8は少なくとも両側壁面3,3′間に
隙間なく掛け渡されるものであればよく、その固
着側の壁面は限定されず、不使用時には展開され
て固着側の壁面3′に平行に当接している。
この補強片8の折曲嵌込みにより花火打上台1
は折曲辺(図中左右)方向に対する強度を高める
ことができ好ましい。
本実施例では補強片8を壁面に一体形成した
が、別体とし適宜中空部内に嵌込むものでもよ
い。
このように構成された花火打上台1にはその上
方壁面の花火挿通孔7に該孔の口径によつて保持
しうる外径の棒状又は筒状花火が底面側から挿通
され、中空部を貫通して更に下方壁面4の対向位
置に設けられた同形同大の花火挿通孔7′に挿入
されて花火底面が接地するまで差込まれる。花火
挿通孔7,7′が複数設けられている場合には、
花火を一つづつ差込んで打上げたり或いは各花火
挿通孔に花火を差込んで一挙に打上げて遊ぶこと
ができる。
また、この花火打上台1は上記箱型形状に限定
されず、例えば第2図示の如く中空四角錐体その
他の中空多面体構成であつてもよい。この場合、
中空部は各壁面により閉止されるため補強片を設
けなくとも強度を有する。
第3図に示す花火打上台1は、上方壁面2と底
壁面5との間に適宜間隔を隔てて下方壁面4を配
設した箱型形状からなり、一側方(図示例上方)
が開放され他側方(図示例下方)は側壁面6によ
り閉止された収納箱構成からなつている。
この花火打上台1は、各壁面により囲撓されて
形成された中空スペースを花火収容室として使用
することができる。
従つて、セツト物花火を包装する際は、該収容
室内に適宜花火を整列させて詰込んだ状態で包装
袋中に収納されるので包装袋に入つたセツト物花
火の型くずれや散逸を防ぎ、また外部からの衝撃
を緩衝するケースの働きをすることができる。更
に包装袋開封後も机上等に開口側が上方となるよ
う起立させてセツト物花火の収容箱としても使用
しうる。
また、花火打上用として使用する場合は上壁面
2が上方となるよう載置する。尚、この花火打上
台1は、上方壁面2と下方壁面4とに一対の花火
挿通孔7,7′が開口形成されていればよい。従
つて該挿通孔7,7′に差込まれた花火の底面は
底壁面5に当接した位置で静止する。
尚、この下方壁面4は図示例の場合、上壁面2
と底壁面5との間に一つ配設されているが複数配
設されていてもよく、又各上下壁面2,4間に仕
切り片(図示せず)を設けて収容する花火を区別
してもよい。また、この花火打上台1の場合は、
一方の側方が側壁面6によつて閉止されているか
ら第1図示の実施例のと異なり補強片を設ける必
要がない。
第4図の花火打上台1は第2図の花火打上台1
の底壁面5に対応する底壁面部51が展開可能な
構成からなつている。即ち、該底壁面部51は先
端側に延出片部52を有し、該延出片部52の先
端中央に設けられた係止片53を側壁面5の係止
スリツトSに差込んで収納ケースとして組立てら
れる。
また、花火打上台1として使用する場合は、前
記底壁面部51および延出片部52を展開して載
置片9として接地される。
載置片9には水の入つたバケツB等の重量物を
載置しておけば、花火打上台1が誤つて移動した
り倒れたりすることがなく安定性、安全性がより
一層高まり好ましい。
尚、載置片9と花火打上台1との連接部に切取
り用スリツトを設けておけば、載置片9を切離し
て花火打上台1単独で使用することもできる。
第5図に示す花火打上台1は、その上壁面2を
梯形状に形成し、該上壁面2の天頂壁部21およ
びテーパ壁部22にもそれぞれ花火挿通孔7を穿
設した図示例構成からなる。
この場合、テーパ壁部22乃至下方壁面4に設
けられる一対の花火挿通孔7,7′は、花火Fを
起立して或いはテーパ壁部22に対して略直角と
なるよう傾斜して保持するよう配設される。ま
た、底壁面5は両側壁面に連設する構成でも、図
示例の如く展開状であつてもよい。
また側方開口部の対向側は壁面6により閉止さ
れているので収容ケースとしても利用しうる。
このように本考案に係る花火打上台1の上壁面
2の形状は平面に限定されず、図示例の如く梯形
状、彎曲面状その他適宜形状であつてもよい。
第6図に示す花火打上台は底壁面5が他の基台
材質より肉厚の紙素材を用いて構成されている。
従つて底壁面5が基台接地面と一致していても
底壁面の最上面は接地面より上方となつており、
且つ底壁面の厚肉分花火挿通孔7′の長さが延び
るので花火Fが該挿通孔7′に挿入されると安定
した状態で保持される。
第7図に示す花火打上台1の上壁面2は紙材か
らなる基台上壁面上にアルミホイル等の不燃材2
3が敷設固着されている。従つて花火使用時に火
花が上壁面上に落ちても発火する惧れがなく安全
である。
第8図に示す花火挿通孔7およびまたは7′は
該孔の周縁にラジアル方向にスリツトを穿設した
保持片71を一連に有している。従つて該孔7に
花火を挿入すると、花火の挿入側が該保持片を押
下げその折曲がり肉厚分該孔の径の長さを縮める
ことになるので花火外周が挾圧され確実強固に保
持される。
なお、上記実施例の場合花火打上台の基材は厚
紙等の紙材を用いているが紙材以外の材料を用い
てよいこと勿論である。
その他要するにこの考案の要旨を変更しない範
囲で種々設計変更しうること勿論である。この考
案は上記構成からなるので、打上基部の上方壁面
及び下方壁面に垂直に対向する上方及び下方の花
火挿通孔を設けることによつて花火筒を起立状に
保持させることができるので打上げ花火の台部と
して使用することができる。また花火挿通孔は同
一面に複数設けることができる。
また、打上基部は補強片を一体に有しているの
で、該補強片を打上基部の中空内部で略箱型形状
の折れ目方向に対して交差する方向に展開して上
下に隙間なく嵌め込まれて梁の機能を有するの
で、型崩れしたり転倒する虞れがない。
更に、花火打上台は載置片部を一体に有してい
るので、該載置片部上に水の入つたバケツや石等
をおもりとして載置しておくことによつて、打上
基部は倒れることがなく安全に花火を上方向に打
ち上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る花火打上台の一実施例
を示す斜視図、第2図乃至第5図はそれぞれ異な
る実施例を示す斜視図、第6図乃至第7図は更に
異なる実施例を示す断面図、第8図は花火挿通孔
の他の実施例を示す正面図である。 2は上方壁面、4は下方壁面、5は底壁面、
7,7′は花火挿通孔、8は補強片、9は載置片、
Bはバケツ、Fは花火である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 略箱型形状からなる打上基台と、 該打上基台の上方壁面に形成された上方の花
    火挿通孔と、 上方壁面の下方で上記打上基台の略中空位置
    に設けられた下方壁面に形成されて上方の花火
    挿通孔の垂下位置で対向して形成された下方の
    花火挿通孔と、 打上基台の中空内部を囲む壁面に折曲可能に
    一体連設されて該中空部内で上下に隙間なく嵌
    込まれ折り目と交差する方向に展開される補強
    片と、 上記花火打上台部の少なくとも一方の接地側
    端部に一体に連設された偏平面状の載置片部と からなることを特徴とする花火打上台。 (2) 打上基台が、その下方壁面を接地位置より上
    方離間位置に配設すると共に、該下方壁面と基
    台接地位置とのスペースを閉止しまたは展開可
    能に閉止する底壁面と、一方の側方を閉止する
    側壁面とを一体に有した構成からなり開口する
    他方の側方からセツト物花火を出入するセツト
    物花火収容箱を兼ねることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の花火打上台。
JP17726082U 1982-11-25 1982-11-25 花火打上台 Granted JPS5981999U (ja)

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JP17726082U JPS5981999U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 花火打上台

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JP17726082U JPS5981999U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 花火打上台

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JPS5981999U JPS5981999U (ja) 1984-06-02
JPS6319759Y2 true JPS6319759Y2 (ja) 1988-06-01

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ID=30385149

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JP17726082U Granted JPS5981999U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 花火打上台

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH022608U (ja) * 1988-06-16 1990-01-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042308Y2 (ja) * 1981-04-08 1985-12-25 井上玩具煙火株式会社 玩具花火

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH022608U (ja) * 1988-06-16 1990-01-09

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JPS5981999U (ja) 1984-06-02

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