JPS631973Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS631973Y2 JPS631973Y2 JP1984171346U JP17134684U JPS631973Y2 JP S631973 Y2 JPS631973 Y2 JP S631973Y2 JP 1984171346 U JP1984171346 U JP 1984171346U JP 17134684 U JP17134684 U JP 17134684U JP S631973 Y2 JPS631973 Y2 JP S631973Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- screw shaft
- guide plate
- frame
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 22
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は障子紙等の貼付け作業その他の表具作
業等に適用することのできるカツター、特に定規
付きのカツターに関するものである。
業等に適用することのできるカツター、特に定規
付きのカツターに関するものである。
週休二日制の採用などによる休日の増加等によ
つて日曜大工のように素人が家庭内の家具類や表
具類を補修したり、張り替えをする機会が極めて
多くなつてきている。
つて日曜大工のように素人が家庭内の家具類や表
具類を補修したり、張り替えをする機会が極めて
多くなつてきている。
障子紙の張り替え等も上記作業の一つであるが
このような表具作業を行う場合特に注意すべきこ
とは張り替えた障子紙が障子桟に対してタルミや
皺を生じないように貼り付けられているかどうか
ということと、貼り付けられた障子紙の縁部が綺
麗に切断処理されているかということの二つであ
る。
このような表具作業を行う場合特に注意すべきこ
とは張り替えた障子紙が障子桟に対してタルミや
皺を生じないように貼り付けられているかどうか
ということと、貼り付けられた障子紙の縁部が綺
麗に切断処理されているかということの二つであ
る。
前記した柱意事項のうち、貼り付けられた障子
紙のタルミや皺に対しては貼付け後の紙に霧吹き
作業等による水分の付与をすることで相当程度の
補正を行うことができるが障子紙の縁部に発生し
ている余剰部分(耳部)を綺麗に切断処理するこ
とは素人には困難な問題を含んでいる。
紙のタルミや皺に対しては貼付け後の紙に霧吹き
作業等による水分の付与をすることで相当程度の
補正を行うことができるが障子紙の縁部に発生し
ている余剰部分(耳部)を綺麗に切断処理するこ
とは素人には困難な問題を含んでいる。
表具師等のような専門家が縁部処理を行う場合
には、障子枠(障子桟、框等)に対する紙の貼付
け作業を終えたのち余剰の耳部が発生している枠
体の縁部に切断のガイドとなる定規を当て、この
定規に沿つてカツターを走らせることによつて余
剰部分の切断を行つている。
には、障子枠(障子桟、框等)に対する紙の貼付
け作業を終えたのち余剰の耳部が発生している枠
体の縁部に切断のガイドとなる定規を当て、この
定規に沿つてカツターを走らせることによつて余
剰部分の切断を行つている。
しかしながら、素人の場合にはこのような寸法
の長い定規を準備すること自体が困難であること
は勿論のこと、仮にこのような長い定規を準備す
ることができても、切断作業に際して、カツター
を定規に沿つて走らせようとすると、技術が未熟
でカツターを直線的に移動させることが困難であ
るために、移動中にカツターの刃先部が定規の縁
部に食い込んで定規の一部を切断してしまうとい
うようなトラブルがしばしば発生し、正しい直線
的な切断を行えないという問題を有していた。
の長い定規を準備すること自体が困難であること
は勿論のこと、仮にこのような長い定規を準備す
ることができても、切断作業に際して、カツター
を定規に沿つて走らせようとすると、技術が未熟
でカツターを直線的に移動させることが困難であ
るために、移動中にカツターの刃先部が定規の縁
部に食い込んで定規の一部を切断してしまうとい
うようなトラブルがしばしば発生し、正しい直線
的な切断を行えないという問題を有していた。
これらの問題に対処するものとして、例えば、
実開昭59−16558号公報に記載されているような
カツターガイド装置が開発提案されたがこのよう
な構造の場合にも依然として以下のような問題が
残つている。即ち、 公知の「罫引き」の構造と同様に、ガイド本
体と、これに摺動自在に嵌合するスライド扞を
組み合わせた構造体によつてガイド装置を構成
し、前記スライド扞の先端には、カツター等か
らなる切断装置を取り付けることができる嵌装
孔を穿設しただけという構成であつた為に、ス
ライド扞のカツターに対する把持機構の構成が
粗雑であり、カツターを正確に保持することが
出来ない。
実開昭59−16558号公報に記載されているような
カツターガイド装置が開発提案されたがこのよう
な構造の場合にも依然として以下のような問題が
残つている。即ち、 公知の「罫引き」の構造と同様に、ガイド本
体と、これに摺動自在に嵌合するスライド扞を
組み合わせた構造体によつてガイド装置を構成
し、前記スライド扞の先端には、カツター等か
らなる切断装置を取り付けることができる嵌装
孔を穿設しただけという構成であつた為に、ス
ライド扞のカツターに対する把持機構の構成が
粗雑であり、カツターを正確に保持することが
出来ない。
ホルダーからカツターを繰り出する寸法(切
断間隔)の調整を、ガイド本体に着脱自在に嵌
装したスライド扞の摺動によつて調整するよう
に構成しているが、スライドのための機構が粗
雑でありスライド寸法の微調整が困難である。
断間隔)の調整を、ガイド本体に着脱自在に嵌
装したスライド扞の摺動によつて調整するよう
に構成しているが、スライドのための機構が粗
雑でありスライド寸法の微調整が困難である。
ガイド本体とスライド扞との組み合わせ構造
が「罫引き」と同様な常に一定の角度に固定さ
れた構造であるために、カツターの刃先と被切
断物とが接する角度が一定となり、被切断物に
応じて接触角度を変更することができず正確な
切断操作をすることができない。また、カツタ
ーと被切断物との関係角度(カツターの傾斜角
度)を変更しようとすればスライド扞を含むホ
ルダー全体を傾斜した状態で把持しなければな
らず、正確は用法を講ずることが困難である。
が「罫引き」と同様な常に一定の角度に固定さ
れた構造であるために、カツターの刃先と被切
断物とが接する角度が一定となり、被切断物に
応じて接触角度を変更することができず正確な
切断操作をすることができない。また、カツタ
ーと被切断物との関係角度(カツターの傾斜角
度)を変更しようとすればスライド扞を含むホ
ルダー全体を傾斜した状態で把持しなければな
らず、正確は用法を講ずることが困難である。
構造が専ら右利き専用に構成されており、左
利きの人に即座に対応することができない。
利きの人に即座に対応することができない。
等の構造がそれであつた。
本考案は上記した事情に鑑み、これに対応しよ
うとするものである。
うとするものである。
即ち、本考案の目的は、ガイド板と被切断物の
縁部との接触位置を変更することなくカツターの
刃先と被切断物との為す角度(カツターの傾斜角
度)を自由に設定して使用をすることができ、し
かも用法が極めて簡単である定規付きカツターを
提供せんとするものである。
縁部との接触位置を変更することなくカツターの
刃先と被切断物との為す角度(カツターの傾斜角
度)を自由に設定して使用をすることができ、し
かも用法が極めて簡単である定規付きカツターを
提供せんとするものである。
また、本考案の他の目的は右利き、左利きのい
ずれの人でも簡単に使用をすることができ、しか
も利き腕に応じて刃先の取り付け位置を極めて簡
単に変更することができるようにした定規付きカ
ツターを提供しようとするものである。
ずれの人でも簡単に使用をすることができ、しか
も利き腕に応じて刃先の取り付け位置を極めて簡
単に変更することができるようにした定規付きカ
ツターを提供しようとするものである。
更にまた、本考案の他の目的は、カツターの刃
先とガイド板の間隔の微小な調整でも極めて簡単
に行うことができ、しかも、これらの調整に格別
の器具を使用する必要がないように構成した定規
付きカツターを提供しようとするものである。
先とガイド板の間隔の微小な調整でも極めて簡単
に行うことができ、しかも、これらの調整に格別
の器具を使用する必要がないように構成した定規
付きカツターを提供しようとするものである。
断面コ字状をした枠体と、前記枠体に摺動を自
在とするように装着した切り刃とによつて構成し
てなるカツターの前記枠体に、その長さ方向と直
交するようにして螺軸を摺動自在に取り付け、こ
の螺軸の一方の先端部には適宜の大きさに形成し
たガイド板を着脱自在に螺着し、また、他方の螺
軸の先端には螺軸を回転摺動させるための回転操
作摘みを着脱を自在とするようにして螺着すると
共に前記したガイド板と回転操作摘みは必要に応
じてその取り付け位置を相互に変更をすることが
できるように構成したことを考案の要点としてい
る。
在とするように装着した切り刃とによつて構成し
てなるカツターの前記枠体に、その長さ方向と直
交するようにして螺軸を摺動自在に取り付け、こ
の螺軸の一方の先端部には適宜の大きさに形成し
たガイド板を着脱自在に螺着し、また、他方の螺
軸の先端には螺軸を回転摺動させるための回転操
作摘みを着脱を自在とするようにして螺着すると
共に前記したガイド板と回転操作摘みは必要に応
じてその取り付け位置を相互に変更をすることが
できるように構成したことを考案の要点としてい
る。
以下に本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
1は、公知の機能を有するカツターであり、断
面形状をコ字状ないしC字状を呈するように形成
した枠体11に所定長さの板状刃からなる切り刃
12を摺動自在に装着し、使用時には切り刃12
の先端部分が枠体11の先端部分から自由に出没
できるように構成するとともに、前記切り刃12
は刃先部分が磨耗した場合には少許の長さだけ折
り取ることができるようにする公知の折り取り機
構を採用している。
面形状をコ字状ないしC字状を呈するように形成
した枠体11に所定長さの板状刃からなる切り刃
12を摺動自在に装着し、使用時には切り刃12
の先端部分が枠体11の先端部分から自由に出没
できるように構成するとともに、前記切り刃12
は刃先部分が磨耗した場合には少許の長さだけ折
り取ることができるようにする公知の折り取り機
構を採用している。
なお、枠体11は、後記する螺軸21を螺着嵌
合させることができる程度のゆとりをもつた幅を
有するように構成されている。
合させることができる程度のゆとりをもつた幅を
有するように構成されている。
総括的に2で示す定規は、螺軸21と、ガイド
板22及び螺軸21の伸縮摺動を操作するための
操作摘み23とによつて構成されている。
板22及び螺軸21の伸縮摺動を操作するための
操作摘み23とによつて構成されている。
螺軸21は、使用時に屈曲や撓みを生じないよ
うな強さ及び外径を持つた軸扞を用いて構成する
ものであり螺軸の外周には摺動用の螺糸が刻設さ
れている。
うな強さ及び外径を持つた軸扞を用いて構成する
ものであり螺軸の外周には摺動用の螺糸が刻設さ
れている。
上記した螺軸21はカツター1を構成する枠体
11にその長さ方向と直交するように装着するも
のであり、枠体11に穿設した嵌合孔11′に螺
合させることによつて回転摺動を行うようにして
いる。なお、螺軸21の外周に刻設する螺糸のピ
ツチは自由に選定できるものであるが、カツター
の用途が表具等の処理に使用するものである場合
には単位距離当たりのピツチ数を増やすことによ
つて微小な移動調整が行えるようにすることが望
ましい。
11にその長さ方向と直交するように装着するも
のであり、枠体11に穿設した嵌合孔11′に螺
合させることによつて回転摺動を行うようにして
いる。なお、螺軸21の外周に刻設する螺糸のピ
ツチは自由に選定できるものであるが、カツター
の用途が表具等の処理に使用するものである場合
には単位距離当たりのピツチ数を増やすことによ
つて微小な移動調整が行えるようにすることが望
ましい。
ガイド板22は、螺軸21の一方の先端部(使
用者が右利きの場合には螺軸21の右側先端部、
左利きの場合には左側先端部)に回転(旋回)を
自在とするようにしてネジ止めしている。
用者が右利きの場合には螺軸21の右側先端部、
左利きの場合には左側先端部)に回転(旋回)を
自在とするようにしてネジ止めしている。
前記したネジ止め状態における回転の自在さは
ガイド板22にとつて重要なものであり、これに
よつてカツター1と被切断物とが為す角度(即ち
カツターの傾斜角度)がどのような角度であつて
もガイド板22は被切断物の縁部に対して常に一
定の角度を維持しながら接触することができるよ
うになつている。(従つて、ガイド板22は螺軸
21から脱落することを防止できる程度にネジ止
めされていれば足りるものである。) 螺軸の回転操作摘み23は螺軸21のもう一方
の先端部(ガイド板22と反対側端部)に着脱自
在に取り付け固定するものであり、螺軸21の回
転操作時に螺軸が空廻りすることがないように一
体化されてネジ止めされている。
ガイド板22にとつて重要なものであり、これに
よつてカツター1と被切断物とが為す角度(即ち
カツターの傾斜角度)がどのような角度であつて
もガイド板22は被切断物の縁部に対して常に一
定の角度を維持しながら接触することができるよ
うになつている。(従つて、ガイド板22は螺軸
21から脱落することを防止できる程度にネジ止
めされていれば足りるものである。) 螺軸の回転操作摘み23は螺軸21のもう一方
の先端部(ガイド板22と反対側端部)に着脱自
在に取り付け固定するものであり、螺軸21の回
転操作時に螺軸が空廻りすることがないように一
体化されてネジ止めされている。
図中3は障子枠であり、4は障子紙である。
上記のように構成した本考案の定規付きカツタ
ーは以下のようにして使用する。
ーは以下のようにして使用する。
周知の手段による所定の作業方法により障子枠
3に障子紙4を貼付けたものを一定時間放置して
障子紙4の余剰部分が切断に適する乾燥状態にな
るまで待つ。
3に障子紙4を貼付けたものを一定時間放置して
障子紙4の余剰部分が切断に適する乾燥状態にな
るまで待つ。
障子紙4が所望の乾燥状態となつたら、障子枠
3の縦桟外周(縁部)に沿うようにして螺軸21
の先端に設けたガイド板22を当接させる。
3の縦桟外周(縁部)に沿うようにして螺軸21
の先端に設けたガイド板22を当接させる。
次いで螺軸21の反対側先端部に取り付けた操
作摘み23を右方向若しは左方向に回転させるこ
とによつてカツター1の切り刃12の障子紙4に
対する当接位置の調整を行う。(通常の場合障子
紙4の貼り代は障子枠桟の内側から2〜3mm程度
の幅として設定している) 前記の操作によつて間隔の調節を終えたらカツ
ター2の切り刃23先端部を余剰の障子紙4の上
に当接させそのまま下方に引き下げるように移動
をさせればカツター2はガイド板22をガイドと
して縁部から一定の距離を維持しながら正確な切
断を行い、極めて簡単に余剰部分の除去を行うこ
とができる。
作摘み23を右方向若しは左方向に回転させるこ
とによつてカツター1の切り刃12の障子紙4に
対する当接位置の調整を行う。(通常の場合障子
紙4の貼り代は障子枠桟の内側から2〜3mm程度
の幅として設定している) 前記の操作によつて間隔の調節を終えたらカツ
ター2の切り刃23先端部を余剰の障子紙4の上
に当接させそのまま下方に引き下げるように移動
をさせればカツター2はガイド板22をガイドと
して縁部から一定の距離を維持しながら正確な切
断を行い、極めて簡単に余剰部分の除去を行うこ
とができる。
上記の切断作業は障子枠3を構成する左右の縦
桟及び上下の框部分のすべてに対して全く同様の
操作を行うことによつて完全に縁取り作業を行う
ことができる。
桟及び上下の框部分のすべてに対して全く同様の
操作を行うことによつて完全に縁取り作業を行う
ことができる。
なお、上記の操作説明は作業を行う者が右利き
の場合について説明したが、若し、作業を行う者
が左利きの場合には螺軸21の両端に取り付けて
いるガイド板22及び回転操作用の摘み23の取
り付け位置を相互に反対側に変更させるだけで簡
単に調整することが可能となる。即ち、第1図に
例示してある状態を参考にして説明すれば、螺軸
21の右側端部に取り付けてあるガイド板22は
ネジ止めを解除して操作摘み23の位置に取り付
け位置を変更し、ま、操作摘み23は同じく図示
左側端部からガイド板23の係止されていた右側
端部に変更するだけでよい。そうすることによつ
てガイド板22はカツター1の左側に位置するこ
ととなり、利き腕である左手によつてガイド板2
2とカツター1の双方を把持することが可能とな
る。
の場合について説明したが、若し、作業を行う者
が左利きの場合には螺軸21の両端に取り付けて
いるガイド板22及び回転操作用の摘み23の取
り付け位置を相互に反対側に変更させるだけで簡
単に調整することが可能となる。即ち、第1図に
例示してある状態を参考にして説明すれば、螺軸
21の右側端部に取り付けてあるガイド板22は
ネジ止めを解除して操作摘み23の位置に取り付
け位置を変更し、ま、操作摘み23は同じく図示
左側端部からガイド板23の係止されていた右側
端部に変更するだけでよい。そうすることによつ
てガイド板22はカツター1の左側に位置するこ
ととなり、利き腕である左手によつてガイド板2
2とカツター1の双方を把持することが可能とな
る。
本考案の効果を述べれば以下の通りである。
(1) 前記した実開昭59−16558号公報記載の考案
等に代表される公知の構造の場合には「罫引
き」と同様にガイド体とこれに摺動自在に嵌合
するスライド扞との組み合わせによつて構成し
ていた為に、粗雑な構造であるにも関わらず全
体構造が大きくなりがちであつたが、本考案は
これらと異なりカツターを構成する枠体11に
螺軸21を直接取り付ける構造としたのでスラ
イド扞のような部材を不要とすることが可能と
なり構造をシンプル化させることが可能となつ
た。
等に代表される公知の構造の場合には「罫引
き」と同様にガイド体とこれに摺動自在に嵌合
するスライド扞との組み合わせによつて構成し
ていた為に、粗雑な構造であるにも関わらず全
体構造が大きくなりがちであつたが、本考案は
これらと異なりカツターを構成する枠体11に
螺軸21を直接取り付ける構造としたのでスラ
イド扞のような部材を不要とすることが可能と
なり構造をシンプル化させることが可能となつ
た。
(2) 螺軸21の端部に取り付けたガイド板22は
螺軸21に対してフリーな状態となるよう回動
自在(旋回自在)に取り付けたので、カツター
1と被切断物との為す角度(使用時におけるカ
ツターの傾斜角度)がどのような角度の場合で
あつてもガイド板22は被切断物の縁部に対し
て常に一定の当接状態を維持しながら接触する
ことができるようにすることができ安定したガ
イド効果を出すことができる。(公知構造の場
合にはガイドとスライド扞とが単に摺動自在に
組み合わされているだけであり使用時のカツタ
ーの傾斜角度によつてガイドも傾斜をするので
傾斜角度の如何によつてガイドと被切断物との
接触面が変動し、極めて不安定な接触状態とな
つていた。) (3) 螺軸21の一方の端部に螺軸21を回転操作
させるための摘み23を取り付け形成したの
で、これを右方向若しくは左方向に回転させる
だけという極めて簡単な操作でガイド板22と
カツター切り刃12との間隔を調整操作するこ
とができるようになつた。
螺軸21に対してフリーな状態となるよう回動
自在(旋回自在)に取り付けたので、カツター
1と被切断物との為す角度(使用時におけるカ
ツターの傾斜角度)がどのような角度の場合で
あつてもガイド板22は被切断物の縁部に対し
て常に一定の当接状態を維持しながら接触する
ことができるようにすることができ安定したガ
イド効果を出すことができる。(公知構造の場
合にはガイドとスライド扞とが単に摺動自在に
組み合わされているだけであり使用時のカツタ
ーの傾斜角度によつてガイドも傾斜をするので
傾斜角度の如何によつてガイドと被切断物との
接触面が変動し、極めて不安定な接触状態とな
つていた。) (3) 螺軸21の一方の端部に螺軸21を回転操作
させるための摘み23を取り付け形成したの
で、これを右方向若しくは左方向に回転させる
だけという極めて簡単な操作でガイド板22と
カツター切り刃12との間隔を調整操作するこ
とができるようになつた。
(4) ガイド板22とカツター切り刃12との間隔
の調整を上記した操作摘みによつて行うので、
螺軸21に刻設する螺糸のピツチを密にしてさ
えおけば間隔の微調整は極めて簡単であり、従
来構造の場合のような不正確な調整になること
がない。
の調整を上記した操作摘みによつて行うので、
螺軸21に刻設する螺糸のピツチを密にしてさ
えおけば間隔の微調整は極めて簡単であり、従
来構造の場合のような不正確な調整になること
がない。
(5) 螺軸21の両端部に取り付けたガイド板22
及び回転操作摘み23は着脱を自在とするよう
に取り付けられているので、利き腕に応じて極
めて簡単にその取り付け位置を左右に変更する
ことができ、利き腕の如何によつて使用の不便
を感じさせるというような心配がない。
及び回転操作摘み23は着脱を自在とするよう
に取り付けられているので、利き腕に応じて極
めて簡単にその取り付け位置を左右に変更する
ことができ、利き腕の如何によつて使用の不便
を感じさせるというような心配がない。
(6) 前記公知構造のもの等と異なり全体をコンパ
クトな構造体として形成することが可能であ
り、構造体全体を軽量化させることができて低
廉なコストで提供することができる。
クトな構造体として形成することが可能であ
り、構造体全体を軽量化させることができて低
廉なコストで提供することができる。
(7) 定規2はカツター1から簡単に取り外すこと
ができるので定規の使用を必要としない場合に
はカツター単体でも使用をすることができる。
ができるので定規の使用を必要としない場合に
はカツター単体でも使用をすることができる。
図は本考案の実施例を示すものであり第1図は
斜視図、第2図は平面図、第3図は使用方法を示
す一部を拡大した平面図である。 1……カツター、11……枠体、12……切り
刃、2……定規、21……螺軸、22……ガイド
板、23……操作用の摘み。
斜視図、第2図は平面図、第3図は使用方法を示
す一部を拡大した平面図である。 1……カツター、11……枠体、12……切り
刃、2……定規、21……螺軸、22……ガイド
板、23……操作用の摘み。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 断面コ字状をした枠体と、前記枠体に摺動を
自在とするように装着した切り刃とからなるカ
ツターの前記枠体に、カツターの長さ方向と直
交するようにして螺軸を摺動自在に取り付け、
この螺軸の一方の端部には適宜の大きさに形成
したガイド板を着脱自在且つ回動(旋回)を自
在とするようにして螺着し、また、螺軸の他方
の先端には当該螺軸を回転摺動させるための回
転操作摘みを着脱を自在とするようにして螺着
するとともに、前記したガイド板と回転操作摘
みはその取り付け位置を必要に応じて相互に変
更をすることができるように構成してなる定規
付きカツター。 (2) 螺軸の先端に取り付けるガイド板と回転操作
摘みは、その取り付け位置を相互に変更するこ
とができるものである実用新案登録請求の範囲
第1項記載の定規付きカツター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984171346U JPS631973Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984171346U JPS631973Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6186164U JPS6186164U (ja) | 1986-06-06 |
JPS631973Y2 true JPS631973Y2 (ja) | 1988-01-19 |
Family
ID=30729040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984171346U Expired JPS631973Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS631973Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6006450B1 (ja) * | 2016-03-17 | 2016-10-12 | 玲大 片山 | 多機能段ボールカッター |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916558B2 (ja) * | 1976-09-24 | 1984-04-16 | ト−ヨ−カネツ株式会社 | 突合せ溶接における母材端部の溶接方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916558U (ja) * | 1982-07-23 | 1984-02-01 | 河西工業株式会社 | カツタ−ガイド装置 |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP1984171346U patent/JPS631973Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916558B2 (ja) * | 1976-09-24 | 1984-04-16 | ト−ヨ−カネツ株式会社 | 突合せ溶接における母材端部の溶接方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6186164U (ja) | 1986-06-06 |
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