JPS63196348A - 工作物キヤリア取替え、位置決め装置 - Google Patents

工作物キヤリア取替え、位置決め装置

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JPS63196348A
JPS63196348A JP10213187A JP10213187A JPS63196348A JP S63196348 A JPS63196348 A JP S63196348A JP 10213187 A JP10213187 A JP 10213187A JP 10213187 A JP10213187 A JP 10213187A JP S63196348 A JPS63196348 A JP S63196348A
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JP
Japan
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workpiece carrier
piston
positioning device
workholding
strip
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Application number
JP10213187A
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ミヒャエル・エ・シュテンツェル
ロルフ・アィメッケ
クラウス・エム・シェーンヘル
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Shiyutentsueru & Co Mashiine G
Shiyutentsueru & Co Mashiine GmbH
Original Assignee
Shiyutentsueru & Co Mashiine G
Shiyutentsueru & Co Mashiine GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、機械的加工機械のテーブル上のワークテーブ
ルの上にある工作物キャリアを取替え、及び位置決めす
る装置に係るものである。
本発明にかかる装置は、ワークホールディングストリッ
プを有し、取付は取りはずし用レールの付いたコンソー
ルを位置につけて工作物キャリアをワークテーブル上に
移動させ、若しくは逆に言えばワークテーブルのワーク
ホールディングストリップと一致する位置につけ、かつ
工作物キャリアをワークテーブルに固定し、位置決めす
る装置に関するものである。
〔従来技術〕
上記の装置を説明するものとしてのパレットチェンジャ
ーは既に知られているが、それらのうちのあるものは、
初歩的技術をもったものもある0例えば、自動シェイピ
ング・カッティング装置等を含む自動マシニングセンタ
ーに工作物を供給する場合、工作物キャリアを載せたり
降したりすることは工作機械の外側で行われるのが通常
であり、従って最小の手持ち時間をまぬがれることは出
来ない。又工作物キャリアはワークテーブルにしっかり
と取り付けるため、少々ぶつかっても曲がったりねじれ
たりすることのないよう各部品を頑丈・強固に作っであ
る。
その結果として、従来知られた方法で工作物キャリアを
取り替える場合には、可成りの重量の重い部品を動かす
必要がある。
また、従来の装置は、一端にターンテーブルを有し、そ
れには新しい工作物キャリアが設けてあり、同時に他端
には加工済みの工作物をもつ工作物キャリアがワークテ
ーブルから取り外され、その後でターンテーブルを廻し
てからワ−クテーブルに新しい工作物キャリアを引き込
んでから機械上での取付けが行われる。
この分野で仕事した者には、従来の装置は頑丈であるこ
とは自明であるが、相当な重量物の取扱いが必要であり
、就中、空圧、油圧の各種多数のパイプ接続と、その上
作業環境が非常に複雑化されると云う問題がある。又こ
れら一連の動きをサイクルとしてみれば一つの工作物キ
ャリアを取りはずして次に新しい工作物キャリアを取り
つけるに当っては絶対的な一定のリズムが必要であり、
しかもこのリズムより短い時間内で仕事をすることは出
来ないと云う問題がある。
〔発明の目的〕
故に、本発明の目的とするところは、前記従来の構造の
装置を改良し、従来の装置よりも早(、そして更に軽量
物構造で、かつパワーコネクシ覆ンも都合よ(簡易に製
造することができる装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
前記問題を解消するための本発明は次のように構成され
ている。
工作物キャリアをしっかりと固定させるために、少なく
とも1個の可動ピストンを有し、それがベースメンバー
に対して少なくとも1個のスプリングエレメントを介し
て押圧されている。
前記可動ピストンによって駆動されるアクチュエイティ
ングロッドの凹部に2個の突起部が嵌合した構造によっ
てワークテーブルのワークホールディングストリップに
対して案内される。
前記ロッドには工作物キャリアの一部を収容する凹部が
設けられている。
又、加圧スペースに設けられたシーリングエレメント、
即ちダイヤフラムを介してピストンが設けられており、
前記スペース内には加圧された媒体が供給される。
又、ワークテーブル上の工作物キャリアを位置決めする
手段として、ロッキング及びスライディング構造が採用
されている。
〔発明の作用〕
好ましい実施例として、初期のパレットチェンジャーと
して説明した従来の装置を改良することが本発明にて提
供された装置によって達成できる。それによって加工後
の古い工作物キャリアを取り去ってから新しい工作物キ
ャリアを工作機械、例えば切削機にのせて加工を開始す
る時までの時間率を短縮することができるのである。
装置を軽量構造物となし、かつ工作物キャリアを早く取
り付けることを達成するための重要な要因は、前記のよ
うに設計されたピストンであって、通常の状態では、ピ
ストンとアクチュエイティングロッドが共動して、工作
物キャリアがワークホールディングストリップ上にしっ
かりと取り付けられ、又加圧スペースに圧縮媒体を通じ
ることだけで、この強固な取り付けも解消されるもので
ある。更に、ワークテーブル上のロッキング及びスライ
ディング手段も好都合に改善されている。
本発明にかかる取替え装置によれば、例を挙げれば、円
形ピストンとそれを横切ってかつ伸長した部分があり、
それらの動きの外側に位置するアクチュエイティングロ
ッドに伸長部分の突起部が嵌合されており、かつその突
起部は前記の工作物キャリアを嵌合させる凹部を通して
工作物キャリアをコントロールするための形状として曲
線部、直線部、若しくは其の他の形状をとる。
前記スプリングエレメントは常時ピストン上部に対して
作用し、コントロールに際しては工作物キャリアの強力
な締付は状態は、加圧スペースの圧縮媒体がこれらのス
プリングに反撥して働くだけで解消される。
従来のパレットチェンジャーによるロータリー状の動き
は、本発明の装置によって解消される。そして空気圧シ
リンダーがワークテーブル上にて工作物キャリアを運び
込んだり運び出したりする。
本発明では取り替え装置に各種の代替方式をとることが
出来る0例えば、いわゆる単一パレットチェンジャーに
おいては、工作物キャリアはコンソールから押し出して
ワークテーブルに載せ、機械加工完了後は今と同じとこ
ろから取り外す。
ダブルで取替えを必要とする場合は、ワークテーブル上
の工作物キャリアは機械加工後にワーキングスペースの
中の他処に移してから本発明による第2の装置によって
取り除くこととし、いわゆる連続加工の場合は、一つの
装置をワーキングスペースの手前に用意し、他の装置を
ワーキングスペースと一線に並べてその後に用意してお
けば、一方で取り付け、他方で取りはずすことが出来る
本発明を適宜に展開するとすれば、ピストンがクロスメ
ンバーに取りつけられ、そのクロスメンバーの両端に突
起部を有し、かつその突起部の影響力が両側のワークホ
ールディングストリップまで伸びていること、即ち、ピ
ストンに負荷をかければ、両端に案内され分配される作
動力が対称的、平均的で、望ましい分配形態をとること
になる。このようにして工作物キャリアはワークテーブ
ル上に、尋常の力によって固着される。それと同時に、
クロスメンバーはピストン上にあってよく、ピストンに
固定されても、されなくても、若しくはピストンと共に
単体として構成されても、何れでもよい。製造技術上最
適の方法をそのケース毎に決めればよい。
本発明の要素であるクロスメンバーの付いたピストンが
、相互に平行で一定の間隔をもつ、眞直な1対のワーク
ホールディングストリップの夫々の一端と関連しており
、ピストンはディスク状になっており、その直径はワー
クホールディングストリップの間隔の半分より大きくな
っているのがよい、実施例を示す平面図においては一般
的に矩形の工作物キャリアを描いており、これをワーク
テーブルに固定するには4角を使うのが最もよい。
前記構造は、具体的には次のようなものである。即ち、
本装置を製造するに当っては、ピストンは円形の周囲を
有し、かつ高さの低いものとすることにより簡略化出来
る。つまりディスク状ないしは円板形であり、かつ2点
、若しくは、より望ましくは4点に位置する4個のスプ
リングによって対称にバランス良く支持されていること
、そしてこれら4点は同角度・等距離にあることが好ま
しい、これらスプリングエレメントは、必要で応じて異
なる構成をもつことがあり得る。加圧流体として空気を
用いる場合、油圧の場合、板ばねやスラストスプリング
を使う場合等が考えられる。
これらスプリングの一方はベースメンバーの凹部に位置
し、それと−直線上に他方が位置し、常時締付力(弾性
押圧力)を有し、その力がピストンの全周に平均に働い
ており、クロスメンバーの突起部によってアクチェエイ
ティングロフトに作用しており、従ってこのクロスメン
バーはディスクと一体となったものであることが望まし
い。
ピストンの寸法を考えて工作物キャリアと比較すれば、
突起部を通じて、かつアクチュエイティングロッドを通
して工作物キャリアにかけるための高い圧力を生むには
、相対的に言って低い作動圧で充分と考えられる。
本発明によるもう一つの展開としては、アクチュエイテ
ィングロッドがベースメンバーからトランスバースメン
バーを通過して垂直にワークホールディングストリップ
まで伸びているという点である。故に、この装置の主要
面と考えられる部分、即ちワークホールディングストリ
ップ相互の間隔が広く使えることとなる。工作物キャリ
アを保持したり締め付けたりする機能は、工作物キャリ
アの4角の点に集中している。
つまり、ワークホールディングレールが対応している金
婚に集中する。
この発明によって特に効果的な事は、ピストンに隣接す
るシーリングエレメントがダイヤプラムであり、加圧流
動媒体がガス(好ましくは空気がよい)、若しくは液体
(好ましくは油圧用油がよい)という点である。
空圧式若しくは水圧式のために出来るビストンは、本装
置では極めて効果的に作動し、これは製造面のみならず
操作面に於いても著効をもたらすのであり、かつこの種
の装置であれば長期間有効に耐用することが確かである
本発明の実施例を示す図面においては、ロッキングビン
がスプリングエレメントによって支持され、それがワー
クホールディングストリップに位置し、かつ反対側にあ
るワークホールディングストリップに位置決めピンが取
りつけられているという構成になっている。例えば、カ
チッと咬み合って停止してから少々の時間を経てから締
め付は装置が作動するといった新しい装置も本発明に採
用されている。この新しい3点支持固定法により工作物
キャリアの位置が正確に調整され得ることが保証されて
いる。
殊に効力を発揮するのは前記のスライド方式という新し
い展開をもっていることである。このスライド方式では
空気穴と空気圧システムとバルブを有し、ワークテーブ
ル上に開口しているというものである。空気穴があるの
で工作物キャリアの位置をIl!!する際に工作物キャ
リアがエアクッシ曹ン上に浮き上る恰好となるので前記
の締付は作業をロッキングボルトで行うに当って容易に
かつ信頼性を以ってすることが出来るし、その後に空気
圧システムのバルブが作動して、締付けが固(なる寸前
に空気の供給が止まることとなる。
同時に、再び強調すべきことは、締付は作業は空気圧若
しくは水圧システムのスイッチ操作をするかのように実
施出来る。全く、前述のピストンの直下にある加圧スペ
ースの空気を抜くだけで、スプリングエレメントの全力
が発揮されてアクチュエイティングロッドを作動させる
からである。
なお、本発明で特に好都合と考えられることとして、ワ
ークテーブル上のスライド方式のための空気穴の開口部
がスプリングエレメントの力を受けたボールで閉塞され
ていることである。
従って、流動媒体の伝達エネルギーが極めて小さくてす
み、故にこの新方式にした場合の稼動コストを低く押さ
えることが出来る。
スプリング力若しくは流体圧が働いている時のポールは
、ワークテーブルが空いている時、(つまり工作物が載
っていない時のこと)は空気穴の出口から頭を出した恰
好になっている。
そこでワークテーブルの表面に工作物キャリアが押し載
せられる時にこの方式が驚くべき利点を示すのであって
、ポールが押し下げられると同時に切り粉とかごみ等が
工作物キャリアの前端の直前から吹き飛ばされるのであ
る。この前端がボール上を通過すれば、ポールは空気圧
によるエアクンシロン並びに空気圧に支援された浮力を
もつボールベアリングとなり、前記の如く工作物キャリ
アが滑り込んで(ることになる。
本発明に係る装置は、コンソール及びワークテーブルに
固定された空気圧システムにはパワーコネクションがあ
り、これにコネクションチューブとコネクションスプリ
ングがついているが、ホースによるコネクションではな
い点が有利に働いている。この方式によれば、本発明の
装置を全くの改良型及び単純型とすることに貢献してい
る。何故ならば、ホース接続という不利はなくなり、か
つ信頼性のあるパワーコネクションが常時取り付いてい
るということだからである。
スプリング式シーリングエレメントには、例えばプラス
ティック材を用いることが可能である。プラスチックス
プリングと称して知られたものである0本発明ではこの
プラスチックスプリングはキャップナツトが付いていて
プラスチックスプリングを保護している。つまり、コン
ソールなワークテーブルなりに負荷がかかって好ましか
らぬ動き(縦・横方向)をする時でもキャップナツトが
プラスチックスプリングを守っている。
前記の部品が近づけられる以前は、つまり完全密封状態
では、バルブを閉じておくので、加圧媒体は通過しない
、コンソール上に工作物キャリアを載せた時にのみ空気
圧システムのバルブを開くことにより、それにつながる
円形状若しくはピストンに形成された物に流動媒体の圧
力が働(、それもホース接続は全熱不必要、従って頑丈
強固なパレットチェンジャーに替って簡単な作業環境を
生み出すことになり、しかも既知のパレットチェンジャ
ーより作業リズムが一層短縮されるのである。
〔実 施 例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明するが、これ
により本発明の利点、態様、及び可能な適用法が一層明
白となろう。
工作物キャリア5 (第6図、パレットチェンジャーの
呼称でも知られている。)を取替え及び位置決めする装
置は、機械的加工機械(ここには描かれていない)のワ
ークテーブル1 (第1図)の上にあって、この具体図
に示すワークテーブルの外郭規模は矩形をしており、平
面的に矩形の工作物キャリア5を載置可能にしている。
その故に、相互に距離りをへだてた2つの長辺の夫々に
、ワークホールディングストリップ2という真直の支持
もしくは案内部材であるストリップが設けられている。
これらのストリップを第5図のコンソール3に付いてい
る送り込み取り除きレール(図上には示されていない)
と−線上に合わせれば、工作物キャリア5を送り込むこ
とも、若しくは加工後にそれを取り除くことも出来る(
第5図)。
なお、本発明を説明するためには、コンソール3は、後
述のパワーコネクションに関してのみ必要である。
長いベースメンバー4の裏面に相互に間隔をあけてディ
スク状のピストン6(平面図では円形である。)が設け
られており、その上部にはワークホールディングストリ
ップ2に差し渡した状態でクロスメンバー7が設けられ
ており、このクロスメンバー7はピストン6の直径方向
に設けられているので、力が対称に伝わり、クロスメン
バー7の両端にある突起部に伝達される。ベースメンバ
ー4の底部はピストン6の範囲にシリンダーカバー9を
有し、それの中央部に開底が形成されて加圧スペース1
0を構成しており、この大きさはピストン6の底面積よ
り大きくはない。
この加圧スペース10を密封する方法としてシーリング
エレメントもしくはダイヤフラム11があり、本実施例
においては第2図に示す如くベースメンバー4の裏面に
あって、ねじ26若しくはその類のもので固定され、シ
ールされている。
平面的には第1図に示す如(、ピストン6はベースメン
バー4に対して偏って位置しており、スプリングエレメ
ント12(第2図においてはスラストスプリングで示し
である)によって加圧スペース10に向けて案内されて
いる。第2図左側の断面図において、2個のスプリング
12がクロスメンバー7の両側に示されている。従って
、第1図に点線で描いた2つの円板形の四分円に各1個
のスラストスプリングが付いていることが窺われる。勿
論これらの円板形は、半径dをもつピストン6の位置を
示す。
第3図に示す如く、ベースメンバー4を貰いて上方に向
けてワークホールディングストリップ2に通じ、そして
2の夫々の両端付近に位置してアクチュエイティングロ
ッド13(固定部材)が設けである。このロッドは、第
2図及び第3図に見える距離に等しい距離Eだけ縦方向
に移動する。この距jlEは、又クロスメンバー7がワ
ークホールディングストリップ2に向けて上方に移動の
出来る距離であり、つまりピストン6の移動距離である
前記ベースメンバー4の貫通路と、ワークホールディン
グストリップ2の両端にあるアクチュエイティングロッ
ド13のための通路は同じ(長くしであるので、ロッド
13がその分だけ上下に動くことが出来る。
アクチュエイティングロッド13は夫々上端部に凹部1
4を有し、工作物キャリア50足27(第4図)を把持
する。工作物キャリア5自体の下側は、ワークホールデ
ィングストリップ2の表面19(第6図)の上に位置す
る。アクチュエイティングロッド13には、上端に設け
た凹部14より可成り下方に夫々凹部15(第3図)を
有しており、クロスメンバー7の突起部8が嵌合する。
突起部8はクロスメンバー7の駆動力を伝達するための
ものであり、実際はアクチュエイティングロッド13が
動かされ、凹部14はその出力側と考えればよい。
第4図はロッキング装置を示しており、その構造を明確
にさせる目的で他の部分は略しである。上部に見えるの
はワークホールディングストリップ2に設けられた位置
決めビン18であり、アクチュエイティングロッド13
(第4図には示されていない)の外側に位置する。そし
て反対側のワークホールディングストリップ2の中央に
はロッキングビン17があって、点線で示す中心線の方
向に動き、三角片29に形成された楔形溝28にビンの
先端が嵌合する。
ロッキングピン17はスラストスプリング16の弾性力
により前進し、ボールガイド30によって軽く移動する
ように案内されている。
ワークホールディングストリップ2 (第6図)の表面
19には空気穴20が設けられており、第6.1図、第
6.2図及び第6.3図には複数穴の1個のみ示してあ
り、第1図のワークホールディングストリップ2には描
写上の都合で掻く小数の穴のみを示しである。
これら空気穴20は工作物キャリア5を滑らせる手段、
即ちエアーベアリングの一部である。
第6図の空気穴20の上端はワークホールディングスト
リップ2の表面19に開口しており、かつスラストスプ
リング210力を受けたボール22で閉じられている。
なお、第6.1図ないし第6.3図に示す矢印31は空
気の流れを示している。
第5図は、一方のコンソール3と他方のワークテーブル
1のワークホールディングストリップ2の間の移送位置
を示す。この状態において、パワーコネクシ1ン23(
数ある中の一つ)ノ一般的なものを23使用して接続し
ている。コンソール3の下部に設けたねじ付人32にコ
ネクティングパイプ24が螺入され、その前端には、い
わゆるスプリンギングシーリングエレメント25(弾性
シール材)が取り付けてあり、ワークテーブル1のベー
スメンバー4に形成されているエアダクト33に気密に
接続される。
コネクティングパイプ24は、周知の手段であるロック
ナツト34で固定されており、又、スプリンギングシー
リングエレメント25はカップナツト35で支持されて
いる。
第5図に示す構造にてコンソール3とベースメンバー4
との間をパワーコネクシ譜ン23ヲ接続して空気通路を
形成することによってピストン6に付設されたダイヤフ
ラムないしシーリングエレメント11の下側の加圧スペ
ース10に圧縮空気をバルブ等を使って供給出来るし、
(バルブは図に示してない、工作物キャリア5とワーク
ホールディングストリップ2の間のクッションの役をす
る空気を送ることも出来る。)ことになる。
作業に当たっては、例えば、第5図に示すコンソール3
からワークホールディングストリップ2に工作物キャリ
ア5を移転するため、本図には示されていないが、空圧
シリンダーを始動させて工作物キャリア5を第1図、第
2図から第6図に示すように、左側から右方向へ移動さ
せる。
第6.1図は、工作物キャリヤ5がワークポルディンダ
ストリップ2上に移動する状況を示しており、工作物キ
ャリア5の底面が、ボール22の付近に到達すると、矢
印31で示す圧縮空気が空気穴20内にて、次に述べる
ように作動し始める。当初はスラストスプリング21に
よって空気穴20が全閉されているが、工作物キャリヤ
5の位置が第6.2図に到達すると前記閉塞が開かれる
その時、空気穴20より噴出する気流31が削りかすや
、ゴミや、はこり等のものを吹きとばすので、滑り面が
都合よく清浄となる。更に、工作物キャリア5が移動し
て第6.3図にある位置にくるにつれて、ボール22の
上側にある開口部が狭くなり、多数の矢印32が表すよ
うなアエクッシ覆ンが形成され、これが結果としてエア
クッシ臂ンの効果により工作物キャリア5が浮きながら
ワークポルディンダストリップ2上をエアクフシ1ンに
のって滑動する。
工作物キャリア5の足部27の位置が、第4図に点線で
示す位置に到達すると、足部27が位置決めピン18の
上端部にさしかかり、その時はロッキングビン17は三
角片29の楔形溝28にカチリと入り込む寸前となる。
その後にロッキング工程が完了し、そこでピストン6に
供給されている圧縮空気を止めれば、アクチェニーティ
ングロフト13が下降し、これに嵌合されている足部2
7、即ち工作物キャリア5を固着することが出来る。
第2図及び第3図を観察すると、加圧スペース10に圧
縮空気を供給することで、クロスメンバー7を有するピ
ストン6が上方に動く、アクチュエイティングロッド1
3と共に、この動きがスプリング12の締め付は力を取
り去ることになり、それによって工作物キャリア5の足
部27が凹部14に入り込むこととなる。
ピストン6を作動させるための圧搾空気システムは、工
作物キャリアの前足27がワークホールディングストリ
ップ(レール) 2に沿って入り込む以前に余裕をもっ
てスイッチを入れておかねばならない、第4図において
上述のようにロッキング位置に到達した時に、加圧スペ
ース10からの圧搾空気を止めると、スラストスプリン
グの全反撥力がピストン6の上にかかり、凹部15(第
3図)に収った突起部18によってアクチュエイティン
グロッド13がワークテーブル1に対して下方に働いて
凹部14に嵌合している工作物キャリア5の下面に設け
た足部27を押し下げることにより工作物キャリア5を
ワークテーブル1上に締めつけて固定することとなる。
なお、念のために本発明にかかる装置の要素を更に詳細
に説明すれば、次の通りである。
(II)  機械的加工する機械のテーブル上に設けた
ワークテーブル(1)にはワークホールディングストリ
ップ(2)を有し、工作物キャリア移転時はレールとス
トリップを同面同列に揃え、(6〜15.16〜22)
から構成される手段によって工作物キャリア(5)をワ
ークテーブル(1)に位置決め及び固定し、(6〜15
)から構成される手段によって工作物キャリア(5)を
固定する装置であって、山) 少なくとも1個のピスト
ン(6)をもち、そのピストン(6)が少なくとも1個
のスプリング要素(転)によってベースメンバー(4)
に押しつけられており、 (C)  かつ少な(とも2個の突起部(8)が7クチ
ユエイテイングロツド(2)の凹部(2)に挿入されて
おり、このアクチュエイティングロッド(ロ)はワーク
テーブル(1)上のワークホールディングストリップ(
2)に動きを伝え、かつこのアクチュエイティングロッ
ドα簿の別の凹部(2)が工作物キャリア(5)の一部
を捕捉し、 (d)  かつピストン(6)はシーリングエレメント
αDに接し、このシーリングエレメントQl)は加圧ス
ペースα1の上に位置しており、そこに加圧された流体
が圧入されるのでピストン(6)が影響を受け、 (e)  かつ(16〜22)の部材から構成される手
段によりワークテーブル(1)に工作物キャリア(5)
を位置決めするための構成は、ロッキング(16〜18
)と(19〜22)の部材から構成される手段によるこ
とを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の実施例を示すものであり、第1図はワー
クテーブルの平面図であって、ワークホールディングス
トリップとロッキングボルトは描いであるが、工具キャ
リアはここには描かれていない。 第2図の左半分は第1図の縦断面図を、そして右半分に
は側面の外観図を描いてあり、夫々A−B線の断面と、
第1図において下部から眺めた図を描いている。 第3図は第1図のC−D線にてワークテーブルを切断し
た断面図である。 第4図はロッキングデバイスを含んだワークテーブルの
簡略図である。 第5図はパワーコクネジ普ンをもつコンソールの部分的
断面図で、ワーキングテーブルに向けて取り付けた状態
にある。 第6図(6,1ないし6.3)は要部断面図であって、
空気穴を透して、大口をボールが閉塞する状態(3段階
の作動位置)を縦断面して示している。 1・・・ワークテーブル、2・・・ワークホルディング
ストリップ、3・・・コンソール、4・・・ベースメン
バー、5・・・工作物キャリア、6・・・ピストン、7
・・・クロスメンバー、8−・・・突起、9・・・シリ
ンダカバー、10・・・加圧スペース、11・・・シー
リングエレメント (ダイヤフラム)、12・・・スプ
リングエレメント、13・・・アクチェエイティングロ
フト、14・・・凹部、15・・・凹部、16・・・ス
ラストスプリング、17・・・ロッキングピン、18・
・・位置決めピン、19・・・ホールディングストリッ
プの表面、20・・・空気穴、21・・・スラストスプ
リング、22・・・ボール、23・・・パワーコネクシ
gン、24・・・コネクティングパイプ、25・・・シ
ーリングエレメント、27・・・足部、28・・・楔形
溝、29・・・三角片、30・・・ボールガイド、31
・・・空気の流れ、32・・・ネジ穴、33・・・エア
ダクト、34・・・ロックナツト、35・・・カップナ
ツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、工作機械のテーブル上のワークテーブル(1)上に
    、ワークホルディングストリップ(2)を有し、前記ワ
    ークテーブル(1)に対してコンソール(3)を所定の
    位置に移動させ、該コンソール(3)上からワークテー
    ブル(1)上へ、及びその逆方向へ工作物キャリア(5
    )を移動させ、前記コンソール(3)上には工作物キャ
    リア(5)を支持するレールを前記ワークホールディン
    グストリップ(2)と同面・同列に揃えることによって
    工作物キャリア(5)を前記ワークテーブル(1)に位
    置決め及び固定する装置において、 前記位置決め及び固定する手段は、少なく とも1個のダイヤフラム(11)でシールされたピスト
    ン(6)と、このピストン(6)を非加圧方向に押圧す
    るスプリングエレメント(12)と、このピストン(6
    )に駆動されるアクチュエイティングロッド(13)と
    からなり、 前記アクチュエイティングロッド(13)は工作物キャ
    リア(5)に係合して固定し、更にベースメンバー(4
    )に対して位置決めする手段を有していることを特徴と
    する工作物キャリア取替え、位置決め装置。 2、ピストン(6)はトランスバースメンバー(7)上
    に取り付けられており、前記トランスバースメンバー(
    7)の両端に突起部(8)が設けられ、それが双方のワ
    ークホールディングストリップ(2)の間を差しわたし
    た状態になることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の工作物キャリア取替え、位置決め装置。 3、一対の平行する直線状のワークホールディングスト
    リップ(2)を有し、それらは距離(D)をへだて、ピ
    ストン(6)の両側に相対し、該ピストン(6)にはク
    ロスメンバー(7)が設けられ、該ピストン(6)はワ
    ークホールディングストリップ(2)間の距離(D)の
    半分より大きな直径(d)をもつ円板状であり、これら
    のワークホールディングストリップ(2)の夫々の両端
    に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項もしくは第2項の何れかに記載された工作物キャリア
    取替え、位置決め装置。 4、ベースメンバー(4)からトランスバースメンバー
    (7)が位置する辺りを通って上方向にワークホールデ
    ィングストリップ(2)まで伸びているアクチュエイテ
    ィングロッド(13)が設けられていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項ないし第3項の何れかに記載さ
    れた工作物キャリア取替え、位置決め装置。 5、ピストン(6)に接するシーリングエレメント(1
    1)はダイヤフラムであり、加圧媒体はガス、好ましく
    は空気、若しくは流体、好ましくは油圧用油であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項の何れ
    かに記載された工作物キャリア取替え、位置決め装置。 6、ロッキング手段(16〜18)はスプリングエレメ
    ント(16)の作用を受けるロッキングピン(17)を
    有し、それがワークホールディングストリップ(2)上
    に位置し、かつワークホールディングストリップ(2)
    の反対側に位置する位置決めピン(18)から構成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    5項の何れかに記載された工作物キャリア取替え、位置
    決め装置。 7、スライディング手段(19〜22)は、ワークテー
    ブル(1)の表面(19)に発散する空気穴(20)と
    、空気圧システム(23〜25)とバルブを有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第6項の何れ
    かに記載された工作物キャリア取替え、位置決め装置。 8、ワークテーブル(1)上のスライディング手段(1
    9〜22)としての空気穴(20)は出口側がボール(
    22)で閉塞されており、そのボールはスプリング(2
    1)の作動力を受けることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第7項の何れかに記載された工作物キャリ
    ア取替え、位置決め装置。 9、空気圧システム(23〜25)はコンソール(3)
    及びワークテーブル(1)に固定されたパワーコネクシ
    ョン(23)を有し、これにコネクションチューブ(2
    4)とコネクションスプリング(25)を有するも、ホ
    ースコネクションをもたないことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第8項に記載された工作物キャリア
    取替え、位置決め装置。
JP10213187A 1987-01-31 1987-04-27 工作物キヤリア取替え、位置決め装置 Pending JPS63196348A (ja)

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DE19873702865 DE3702865A1 (de) 1987-01-31 1987-01-31 Vorrichtung zum wechseln und positionieren von werkstuecktraegern
DE3702865.0 1987-01-31

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