JPS63195628A - フアイバラマンレ−ザ用光フアイバ - Google Patents

フアイバラマンレ−ザ用光フアイバ

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Publication number
JPS63195628A
JPS63195628A JP62027348A JP2734887A JPS63195628A JP S63195628 A JPS63195628 A JP S63195628A JP 62027348 A JP62027348 A JP 62027348A JP 2734887 A JP2734887 A JP 2734887A JP S63195628 A JPS63195628 A JP S63195628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber
alkaline earth
raman laser
wavelength
Prior art date
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Pending
Application number
JP62027348A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Shibata
修一 柴田
Takeshi Kitagawa
毅 北川
Makoto Shimizu
誠 清水
Masaharu Horiguchi
堀口 正治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP62027348A priority Critical patent/JPS63195628A/ja
Publication of JPS63195628A publication Critical patent/JPS63195628A/ja
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  • Glass Compositions (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光ファイバに関し、特にファイバラマンレー
ザ用光ファイバに関するものである。
[従来の技術] ファイバラマンレーザは、Nd:YAGレーザのような
高出力レーザの光を導波構造を有するファイバ形状のレ
ーザ媒質中に入射し、誘導ラマン散乱効果によって、入
射光と異なる波長のレーザ光を取り出すものである。フ
ァイバラマンレーザを用いることにより、今までにない
波長のレーザ光が取り出せること、また、信号光の増幅
等にも利用できる等、広範な応用が期待できる。
ファイバ形状の媒質中で誘導ラマン散乱を起こしやすく
するためには、媒質のラマン散乱係数が大きく、波長変
化が大きいためにはラマンシフトも大きい方が望ましい
。またコア断面積が小さく、光損失も低い十分長い光フ
ァイバであることが必要とされる。
第5図に5i(hをコアとするシングルモード光ファイ
バのラマンスペクトルを示す。これはA「レーザ(波長
0.5145μm)を光源に自然ラマン散乱光を測定し
た例である。440,485,804,800,106
0゜1200cl’にラマン散乱のピークがあり、訪導
ラマン散乱では、励起光源の波長から上記波数だけシフ
トした波長のストークス光が出力として得られる。例え
ば、Nd : YAGレーザ(波長1.06μm)で励
起すると、1.12,1.14,1.16,1.20,
1.22μmに対応する1次のストークス光が現われる
励起用レーザの波長から、より離れた波長の光が必要な
場合にはシフト量の大きいところに強いラマン散乱のピ
ークのあることが望ましい。
現在、種々のドーパントを添加した石英系ガラス光ファ
イバがラマンレーザ用として探索されている。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は従来得られていない強いラマンピークを有する
材料を見出して光ファイバを形成し、新しい波長の光を
生じるファイバラマンレーザを提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するために本発明のファイバラマ
ンレーザ用光ファイバは、ファイバラマンレーザ用媒質
として用いられる光ファイバであってコア部が5in2
を主成分とし、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の
うちの一種以上をドープしたガラスからなることを特徴
とする。
[作用] 本発明は、Sin、を主成分とし、これにアルカリ金属
またはアルカリ土類金属を添加したガラスをコアに光フ
ァイバを構成するもので、このため、従来の石英系光フ
ァイバでは、得られない波長の光をファイバラマンレー
ザにより得ることができる。
従来、この種のアルカリまたはアルカリ土類金属を含有
するガラスは、通常のるつぼを用いる溶融法で作製され
ているため、報告されている最低損失は3〜4 dB/
km (波長0.85pm)であり、水分も数十ppm
と多く、1μm以上の長波長域での低損失性に問題を残
していた。
しかし、アルカリ金属またはアルカリ土類金属を添加す
る手段としては、現在はアルコキシドを出発原料とする
ゾルゲル法が適用可能である。この方法は、高純度性、
多孔質体を経ることにより脱水が容易であること等の特
徴を有していることからアルカリ、アルカリ土類金属を
含有する光ファイバでも低損失が達成できる。
[実施例] 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
K旌■ユ SiO2− Gem2を主成分にし、これにアルカリ金
属としてNa、OおよびLi2Oをそれぞれ15および
5wt%、アルカリ土類金属としてCaOおよびMgO
をそれぞれ6および1wt%添加したガラスをコアに用
いた光ファイバを作製し、^rレーザ(波長0.514
5μm)を励起光源にラマン散乱特性を測定した。
第1図にラマン散乱スペクトルを示す。矢印で示すよう
に575cm−’ 、1095cm−’に大きな散乱ピ
ークが見られ、これらは5t−0−Si結合がアルカリ
金属、アルカリ土類金属によって切断され、NBO(非
架橋酸素)が形成されたことにより生じたものである。
その他の小さなピークは1個のSiに対してNBOが2
個以上生じたときに見られるものである。
夾直■ユ るつぼ法で作製したSiO□−B203−Na20を主
成分とするガラス(Sin270wt%、 B2031
+vt%。
Na2O8wt%、残りはに20.Li、0.AQ 2
0.等)をコアにした光ファイバのラマン散乱特性を実
施例1と同様の方法で測定した。
第2図にラマン散乱スペクトルを示す。SiO゜10S
iO5O’に大きなピークが見られ、これらは第1図の
575.1095c+a−’に対応するNBO(非架橋
酸素)が形成されているものと考えることができる。
一般に6203は、結晶化をふせぎ安定なガラスにする
ために添加され、アルカリ金属やアルカリ土類金属によ
って切断され生じたNBOを抑制すると言われている。
しかし、第2図に見られる通り、ラマン特性で見る限り
は大きなラマン散乱を得るための妨げにはなっておらず
、むしろB2O3添加によってガラスの安定性も向上す
る利点もあわせ持フていることになる。
なお、B2O3添加のラマン散乱への影響は第1図と第
2図を比較することによりわかるが、第1図で見られる
メインピークがシフトしていること、その他の小さなピ
ークが重なりあい、なだらかになっていること等に現わ
れている。
第2図に示したA「レーザによる自然ラマン散乱を有す
る5j02− B20.− Na2Oを主成分とする光
ファイバを用い、Nd : YAGレーザ(波長1.0
64 μa+)を光源として誘導ラマン散乱の測定を行
フた。
光ファイバの長さは、300I11.コア径外径は、そ
れぞれ、約100μm、140μmものである。誘導ラ
マン散乱を効率よく生じるためには、通常コア径が小さ
い方が望ましいが、この場合は原理確認を目的に、入射
の容易なコア径の大きなサンプルを用いた。この測定で
は、ファイバ内人力平均パワーはIWNl、25Wで、
Q−スイッチ、モードロツタ両方を併用した。
第3図に波長と出射パワーとの関係を示す。Nd: Y
へGの励起波長(1,064μm)は、図中矢印で示し
である。波長1.135 μm 、 1.203 pm
に1次ストークス光による強いピークが観測されたが、
これはそれぞれ、第2図自然ラマン散乱測定の51O1
1050cm−’に対応するものである。
第4図に、光ファイバへの入射パワー(約1.1m通過
後)に対する波長1.135μm(二重光)。
1.203μm(丸)のピーク出力を示す、 IWをこ
えるところから、急激に立ち上っており、明らかに誘導
ラマン散乱が生じていることがわかる。
叉It且 Si (OCJs) 4を出発原料として、これを加水
分解し、約50〜70℃に保存して、5in2微粒子を
含有するゾル溶液を準備した。このゾル溶液中の微粒子
は、BET法による測定から、約100〜400ttr
2/gの比表面積を有していることが判明している。こ
のゾル溶液にアルコールで希釈したB(OC2H5)3
゜Na (OC2H8)をB20.およびNa、Oの添
加量が実施例2とほぼ同じになるように添加してゲル化
乾燥をさせ、ロッド状の多孔質ゲルを作製した。これを
)Ieガス雰囲気下で高温ガラス化して透明なガラスロ
ッドを得、コアガラスとしてその外周部にVAD法(V
apor−Phase Axial Depositi
on法)でクラッド部を形成し母材とした。この母材を
線引きして、比屈折率差Δn〜064%のシングルモー
ド光ファイバを得た。実施例1と同様の方法で、この光
ファイバのラマン散乱スペクトルを測定した。
第2図とほぼ同様のスペクトルが得られ、500および
100100O’近傍に大きなラマンのピークが見られ
る。
ゑ1d緩j 実施例3と同様の方法で準備したSin、ゾル溶液にa
 (oc4uo) sのかわりに^j2 (OC4)+
9) sまたはGa (OC2H5) 3を添加して、
ゲル化乾燥、高温ガラス化して5f02−  A120
3− Na2O系および5in2−Ga203−Na2
0系ガラスロツドを得た。これらをコアガラスとして用
いて光ファイバを作製し、ラマンスペクトルの測定を行
った。SiO2  Aj!203−Na、O系ガラスフ
ァイバの場合と同様に、AJZ203゜Ga、03も大
きなラマンピークを得るための妨げにはならず通常のア
ルカリを含有しない石英系光ファイバでは見られないラ
マン散乱特性を得ることができた。
[発明の効果コ 以上説明したように、ファイバラマンレーザ用媒質とし
て、SiO2に少なくとも1種以上のアルカリ金属また
はアルカリ土類金属をドープしたガラスをコア部とする
光ファイバを用いることにより、従来の石英系光ファイ
バでは得られない波長の光をファイバラマンレーザによ
り得ることができる。
さらに、この効果はBxOs*AIt 20s*G32
0sを添加しても妨げられることはなく、これらの化合
物の添加によりてガラスとしての安定性を増すことがで
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の実施例のラマン
散乱特性図、 第3図は本発明実施例における出射パワーと波長との関
係を示す特性図、 第4図は本発明実施例における入射パワーと出射パワー
との関係を示す特性図、 第5図は従来の純石英をコアとする光ファイバのラマン
散乱特性図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ファイバラマンレーザ用媒質として用いられる光フ
    ァイバであってコア部がSiO_2を主成分とし、アル
    カリ金属またはアルカリ土類金属のうちの一種以上をド
    ープしたガラスからなることを特徴とするファイバラマ
    ンレーザ用光ファイバ。 2)特許請求の範囲第1項記載のファイバラマンレーザ
    用光ファイバにおいて、前記SiO_2を主成分とする
    コア部がB_2O_3、Al_2O_3またはGa_2
    O_3を含有することを特徴とするファイバラマンレー
    ザ用光ファイバ。
JP62027348A 1987-02-10 1987-02-10 フアイバラマンレ−ザ用光フアイバ Pending JPS63195628A (ja)

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JP62027348A JPS63195628A (ja) 1987-02-10 1987-02-10 フアイバラマンレ−ザ用光フアイバ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7003001B2 (en) 2003-04-25 2006-02-21 Nidex Co., Ltd. Medical laser apparatus
PL422138A1 (pl) * 2017-07-06 2019-01-14 Politechnika Wrocławska Sposób wytwarzania światłowodowego dyfuzora i dyfuzor
WO2024004547A1 (ja) * 2022-06-29 2024-01-04 住友電気工業株式会社 ガラス材及び光ファイバ

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