JPS63195523A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPS63195523A
JPS63195523A JP2787887A JP2787887A JPS63195523A JP S63195523 A JPS63195523 A JP S63195523A JP 2787887 A JP2787887 A JP 2787887A JP 2787887 A JP2787887 A JP 2787887A JP S63195523 A JPS63195523 A JP S63195523A
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Ikuo Uematsu
植松 郁雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電磁流量計に係り、特に従来の流量信号データ
に廻り込む各種突変ノイズに原因する出力の突変を除去
するに好適な電磁流量計に関する。
〔従来の技術〕
一般に電磁流量計において、その検出器の電極間に発生
する電圧は次のようなものが考えられる。
(1)流体の流速に比例する信号電圧、(2)励磁電流
すなわち磁界の極性が時間的に変化する際に発生する磁
気誘導雑音電圧、 (3)商用電源から廻り込む誘導雑音電圧、(4)測定
流体と電極を介して作られる閉ループと変換器回路部で
発生する直流雑音電圧、前記電極間にはこれらの電圧が
合成された形で出力される。
電磁流量計としては、上記4つの電圧のうち、前記(1
)の信号電圧だけ分離し得なければならない。
そのため、励磁電流゛の極性切替時に生ずる前記(2)
の電圧が消滅した時点から励磁断までの時間tsをサン
プリングする。また、前記サンプリング時間tsを電源
に同期させて制御すると前記(3)の電圧は、積分処理
により平均化され除去される。さらに、前記(4)の電
圧を除去するためマイクロプロセッサによって1次式の
積分値差分演算を行うようになっている。
・・・(1) ここで Es:正励磁の流量信号電圧(今回値)−Es
 :負励磁の流量信号電圧(前回値)Eo :直流雑音
電圧(オフセット電圧)Eb:D/A変換器13のバイ
アス電 圧 以上のノイズ除去処理により、安定した流量計測が行わ
れる(特開昭57−158516号参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前記(1)式において電源に同期させて得る信
号データEs 、−Es及びEo、いいかえると今回値
と前回値には、電源の瞬停(一般にはサンプリング時間
tは長くなる)又は、電源同期信号と等価な突変ノイズ
の混入(一般にはサンプリング時間tは短かくなる)に
より、1サンプリングデータに異常値が取り込まれると
、2つの演算結果に影響を与えることになる。
そのため従来技術は、この突変ノイズによる出力の変動
を押えるため、1)電気回路の一次CRフィルタをサン
プリング演算に直して処理したり、2)移動平均処理で
極力平滑化したり、3)流量の変動がサンプリング時間
に対し穏やかであることに着目し、サンプリングデータ
の変化率を監視し、設定値の幅を超えた場合に強制的に
データの一部を切り捨てる等の処理を行っていた。すな
わち、上記突変ノイズ除去処理1)〜3)では、正規の
流量信号データと異常な流量信号データの弁別が明確に
処理されておらず、単に出力の変動を押え込む処理であ
った。
本発明の目的は、正規の流量信号データと異常な流量信
号データを明確に弁別し、安定した流量計測を行う電磁
流量計を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
このような目的を達成するために1本発明は、測定流体
を通す導管と、導管の径方向に磁界を加える励磁コイル
と、磁界の方向と導管の軸方向に直角となる導管面に設
けられた一対の電極とからなる検出器を備え、前記電極
より得られる信号を積分値差分演算し、これを流量信号
として取出す電磁流量計において、順次取り込む前記流
量信号の格納エリアを少なくとも6個以上の偶数個設け
、最小値から最大値まで順次並びかえた結果中央に配置
される2個の値の平均値を流量信号として扱う手段を備
えたことを特徴とするものである。
〔作用〕
このようにすれば、突変した流量データは、格納エリア
に取り込まれて最小値から最大値まで並び変えられた際
に、前記最小値あるいは最大値となりあるいはそれに寄
った値として配列されることになる。それ故、格納エリ
アの中央に配置される2個のデータは突変したものに相
当し得ないものであることから安定した流量計測を行な
うことができるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る電磁流量計の一実施例を図面を用い
て説明する。
第1図は前記電磁流量計の概略構成を示している。同図
において、1は検出部管壁に取り付けた励磁コイル、2
は測定流体を通す絶縁導管、3a。
3bは前記絶縁導管2内に取り付けた流量信号検出のた
めの一対の電極であり、これらによって電磁流量検出器
を構成している。前記励磁コイル1に流れる励磁電流a
はマイクロプロセッサ4から励磁信号制御回路5.励磁
回路6を介して形成されるようになっている。すなわち
、前記マイクロプロセッサ4からの信号す、cは前記励
磁信号制御回路5によって正励磁信号dと負励磁信号e
とに分割され、この信号d、eを入力とする励磁回路6
から第3図(■)に示す波形の励磁電流aが供給される
ようになっている。第3図(I)に示すように、・正の
励磁型゛流A、負の励aS流Bはともに一計測時間Tの
うち、t2の期間だけオンとなり、残りのtlの時間は
励磁電流体止期間となっている。励磁電流aによって前
記電極3a。
3bに発生する流量信号は、第1図に示すように、前置
増幅器7によって増幅され、第3図(沖)に示す波形か
らなる信号となっている。この信号は、励磁電流A、B
の極性と流体の流れ方向により正の流量信号または負の
流量信号として前置増幅器7から出力されるようになっ
ている。このため。
第4図に示す負の流量信号−Esは反転増幅器8を介し
て、また正の流量信号Esは直接A/D変換器13に接
続するようになっている。この操作はマイクロプロセッ
サ4からの計測−校正制御信号fで半導体スイッチ9,
10を制御することによってなされ、これにより前記A
/D変換器13には正の電圧のみが入力されるようにな
っている。
マイクロプロセッサ4は、記憶装置15にあらかじめプ
ログラムされている第2図(1)に示す処理(ステップ
2oないし100)を第3図(v)の期間Tごとに実行
するとともに、第2図(2)に示す電源に同期したハー
ド制御処理200を第3図(if)に示す電源同期信号
(たとえば、図中4→3→2→1→(0=4)→3・・
・・・・)をカウントし割込み処理で実行するようにな
っている。また前記マイクロプロセッサ4は、流量演算
を行なつた後に、D/A変換器14を介して正規化され
た流量信号Ioを出力するようになっている。
ここで、第5図(i)に示すように商用周波数に瞬停が
発生した場合、同図(ii)に示す割込信号が欠落し、
そのため同図(iii)から(v)に示すように電源同
期による時間管理制御が異常となり、同図(v)に示す
サンプリング時間ts+nのため、流量信号データに異
常データが混入するようになる。この異常データが混入
すると、第2図(1)のフローチャートのステップ40
ないしステップ80によって異常データ除去処理がなさ
れるようになっている。第2図(1)のフローチャート
は、スタートからステップ10でイニシャライズを行っ
た後、ステップ10で周期待ちの判定がなされる。次に
、ステップ30でデータは流量信号か否か判定し、流量
信号の場合はステップ40で今回流量データをセットす
る。次にステップ50で前回流量データの移動をメモリ
上で行なう。さらに、ステップ60で流量データを最小
値から最大値まで順次並びかえる。
この場合におけるメモリ上の操作を第2図(3)を用い
て説明する。メモリはたとえば6個の格納エリアを有す
るものが用いられている。同図において、今回流量信号
データをセットした後、前回流量信号データの内で最も
古いデータを捨てた後(記号(イ))、今回流量信号デ
ータを6個の格納エリアにセットして(記号(ロ))、
データの1から6を最小値から最大値の順に並べかえる
さらに、ステップ70で、最小および最大値から各々2
個ずつ外した流量データ3,4(第2図(3)の斜線部
に相当)の平均値処理を行ない。
つづいてステップ8oでこのようにして得られた平均値
を流量演算レジスタにセットする(第2図(3)の(ハ
)参照)。
ここで、メモリは上述したように6個の格納エリアを有
するものであり、たとえば8個、10個の格納エリアを
有するものであってもよい。しかし、4個の格納エリア
を有するものは、本願発明の効果が得られなくなる。そ
の理由は、メモリに格納される流量データは、前述した
直流雑音電圧除去のため、積分値差分演算されたもので
あるからである。すなわち、前記積分値差分演算前にあ
っては順次5個の信号が送出され、その1番目と2番目
、2番目と3番目、3番目と4番目というように順次演
算された値4個が前記メモリに格納されることになる。
しかし、前記5個の信号のうち異常データが一つあった
場合、その異常データを含む差分演算値は2個発生し最
少値あるいは最大値となって前記メモリに格納されるこ
とになる。
このようになると前記メモリ内は隣接して配置される2
個の正常値と、これら正常値グループに隣接して配置さ
れる2個の異常値との配列となる。
それ故、最大値および最小値をそれぞれ1個外して、中
央に配置された2個の流量データを選択した場合、その
うちの−うが異常データとなってしまうからである。
以上説明したことから、本実施例によれば6個以上の偶
数個の格納エリアの中央に配置された2個の流量データ
の平均値をとることによって異常データを含むことのな
い流量データを得ることができることから、安定した流
量計測を行なうことができるようになる。
本実施例の信号処理を行うことにより、第6図に示すご
とく、流量信号Ioは、従来例から実施例のごとく、数
msの突変ノイズが入っても、出力の安定性を図ること
ができた。なお、第5図はサンプリング時間tsが長く
なる場合であるが、反対に、短かくなる場合は、第6図
の従来例の出力はマイナス方向に突変するが、前記のご
とく出力の安定性を図ることはいうまでもない。
また、本実施例では流量信号データの格納エリアを6個
としたが、最小及び最大値を各々偶数個ずつ外せれば、
同等の効果が得られることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば
、突変した流量データは、格納エリアに取り込まれて最
小値から最大値まで並び変えられた際に、前記最小値あ
るいは最大値となりあるいはそれに寄った値として配列
されることになる。
それ故、格納エリアの中央に配置される2個のデータは
突変したものに相当し得ないものであることから安定し
た流量計測を行なうことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電磁流量計の一実施例を示すブロ
ック図、第2図(1)ないしく3)は前記電磁流量計の
動作を示すフロー図、第3図および第4図は正常時にお
ける前記電磁流量計の各部波形図、第5図は瞬停が生じ
た際の前記電磁流量計の各部波形図、第6図は本発明に
よる電磁流量計の効果を示すグラフである。 1・・・励磁コイル、2・・・絶縁導管、3a、3b・
・・電極、4・・・マイクロプロセッサ、5・・・励磁
信号制御回路、6・・・励磁回路、7・・・前置増幅器
、8・・・反転増幅器、9〜12・・・半導体スイッチ
、13・・・A/D変換器、14・・・D/A変換器、
15・・・記憶装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、測定流体を通す導管と、導管の径方向に磁界を加え
    る励磁コイルと、磁界の方向と導管の軸方向に直角とな
    る導管面に設けられた一対の電極とからなる検出器を備
    え、前記電極より得られる信号を積分値差分演算し、こ
    れを流量信号として取出す電磁流量計において、順次取
    り込む前記流量信号の格納エリアを少なくとも6個以上
    の偶数個設け、最小値から最大値まで順次並びかえた結
    果中央に配置される2個の値の平均値を流量信号として
    扱う手段を備えたことを特徴とする電磁流量計。
JP2787887A 1987-02-09 1987-02-09 電磁流量計 Granted JPS63195523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2787887A JPS63195523A (ja) 1987-02-09 1987-02-09 電磁流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2787887A JPS63195523A (ja) 1987-02-09 1987-02-09 電磁流量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63195523A true JPS63195523A (ja) 1988-08-12
JPH0573165B2 JPH0573165B2 (ja) 1993-10-13

Family

ID=12233150

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JP2787887A Granted JPS63195523A (ja) 1987-02-09 1987-02-09 電磁流量計

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JP (1) JPS63195523A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045596A (ja) * 1990-04-20 1992-01-09 Furuno Electric Co Ltd 水中作業ロボットの位置検出装置
JP2009530610A (ja) * 2006-03-14 2009-08-27 ローズマウント インコーポレイテッド 磁気流量計の低減されたノイズ感度
JP2022548577A (ja) * 2019-09-13 2022-11-21 マイクロ・モーション・インコーポレーテッド 処理が改良された磁気流量計

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JPH045596A (ja) * 1990-04-20 1992-01-09 Furuno Electric Co Ltd 水中作業ロボットの位置検出装置
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JP2022548577A (ja) * 2019-09-13 2022-11-21 マイクロ・モーション・インコーポレーテッド 処理が改良された磁気流量計

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JPH0573165B2 (ja) 1993-10-13

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