JPS63195518A - 圧縮機における回転検出装置 - Google Patents

圧縮機における回転検出装置

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JPS63195518A
JPS63195518A JP2701187A JP2701187A JPS63195518A JP S63195518 A JPS63195518 A JP S63195518A JP 2701187 A JP2701187 A JP 2701187A JP 2701187 A JP2701187 A JP 2701187A JP S63195518 A JPS63195518 A JP S63195518A
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JP
Japan
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core
amorphous alloy
alloy wire
detection device
magnet
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Pending
Application number
JP2701187A
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English (en)
Inventor
Takaaki Baba
馬場 敬明
Yoichiro Kashiwagi
陽一郎 柏木
Seiji Sugiyama
清治 杉山
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば斜板式圧縮機における回転斜板やベー
ン圧縮機におけるロータ等の回転数を測定するための回
転検出装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、回転数を測定するための回転検出装置としては、
第9図に示すようにアモルファスワイヤ等の軟磁性材料
21にコイル22を巻いたものがあり、この回転検出装
置23は圧縮機24の外壁に取付けられ、その上部はシ
ールド材25で覆われている。一方、圧縮機24の回転
子26の外周部の一箇所には回転検出装置23と対応す
るように磁石27が取着されている。
また、別の回転検出装置としては、歪を付加、保持され
たアモルファス磁性体コア、同アモルファス磁性体コア
に巻回された電気コイル及び同電気コイルに電流を流す
励磁手段とからなるものが知られている(特開昭58−
146869号)。
上記アモルファス磁性体コアは、第1O図に示すように
熱により軟化する樹脂で円筒状に形成されたケーシング
28内にスリット28aを通してアモルファス磁性体の
リボン29が装填され、加熱後ケーシング28の両端を
涙ることにより形成されている。しかし、この回転検出
装置は圧縮機については使用されていない。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術のうち、前者については回転検出装置のコ
アとして用いるアモルファスワイヤ等の軟磁性材料を多
量に必要とし、また圧縮機の低速回転時における感度が
低いので出力を上げる必要があり、そのためコイルの巻
数が多くなって装置の小型化が困難であり、経済性にも
劣るという問題点があった。その上、コイルの巻数を多
くして出力を上げるとノイズに対して影響を受けやすく
なるという問題点もあった。
また、後者についてはアモルファス磁性体のリボンには
幅があるため、そのままひねることはできても仕上がり
径が太くなる。また芯体に巻きつける場合は、その幅が
あるゆえに捩りに限界がある。このようにコアの製造に
おいて難点があり、かつリボンに十分な捩り応力を負荷
することが難しく、さらに感度を上げようとすれば装置
が大型化するという問題点があった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、密閉状のケーシ
ングの内部に回転可能に設けた回転子と、同回転子に取
着した磁石と、同磁石の回転軌跡と対応するようにケー
シングの外面に設けた磁気検出体とからなり、同磁気検
出体はアモルファス合金線を螺旋状に巻回して弾性応力
を残留させたコアと、同コアの外周に巻装したコイルと
から構成するという手段を採用している。
(作用) 上記手段を採用したことにより、圧縮機の回転子の外周
部に埋め込まれた磁石が回転して磁気検出体に対向する
位置を通過すると磁界の急激な増減が起こり、それに伴
ってアモルファス合金線には磁化反転が起こり、コイル
の両端に・起電力が発生する。
そして、同起電力を検出して電圧発生間隔によって圧縮
機の回転数を知ることができる。
本発明の回転検出装置は感度が高いため、磁気検出体が
圧縮機の回転子の外周部に埋め込まれた磁石から離れた
位置にあっても起電力を正確に発生させることができる
(実施例) 以下に本発明を具体化した一実施例を第1図及び第2図
を用いて説明する。
第1図に示すように、芯体としての樹脂製の非磁性コア
1aの外周には線径約120μmのアモルファス合金線
2が螺旋状に巻回され、コア1が形成されている。同ア
モルファス合金綿2はFe −5i−B系のものである
。また、巻回の回数は1m当たり30〜100回程度で
ある。そして、アモルファス合金線2が巻回されて弾性
応力が生じている状態で非磁性コア1aの外周部は絶縁
性の樹脂3で固着被覆され、アモルファス合金線2の弾
性応力が保持されている。さらに、その外周部にはコイ
ル4が巻装されている。
このように構成された磁気検出体5は、第2図に示すよ
うに斜板式圧縮機6の外壁に取着される。
そこで、斜板式圧縮機6について簡単に説明する。
密閉状のシリンダ11内の中心部には回転軸7が設けら
れ、同回転軸7には斜板8が連結固定されている。そし
て、同斜板8の外周部の一ケ所には磁石9aが取着され
ている。斜板8の外周部には斜板8の回転に連動して往
復動するピストンlOが配設されている。そして、上記
シリンダ11の上部には前記磁気検出体5が磁石9aの
回転軌跡と対応するようにボルト12で固定されている
上記のように構成された実施例について作用及び効果を
説明する。
斜板式圧縮機6の回転軸7は図示しない駆動源によって
回転される。すると、回転軸7に連結固定されている斜
板8が同様に回転し、同斜板8の外周部に取着された磁
石9aも円の軌跡を描いて回転する。そして、斜板8の
回転運動に応じてピストン10が往復運動し、冷媒を吸
入、圧縮する。
上記磁石9aが磁気検出体5の下部の対向するその時、
弾性応力が残留しているアモルファス合金線2において
は保磁力の反転磁化が急激に発生し、レンツの法則に基
づいて第8図に示すようにコイル4の両端に起電力が発
生する。同起電力はコイルの巻数1500回の場合40
0mV程度である。同起電力をオシログラフで観察すれ
ば、起電力の発生時間間隔tによって斜板8の回転数即
ち回転軸7の回転数を知ることができる。
斜板式圧縮機6においては、磁気検出体5と斜   ′
板8の外周部に取着された磁石9aとの間に距離がある
が、本実施例における回転検出装置は感度がよく、出力
が安定しているので、弱磁場にも十分反応し、また斜板
8の高速回転時にも富い応答性を示し、その上磁気ノイ
ズに対して反応しにくい。
また、軟磁性材料としてのアモルファス合金線2及びコ
イル4の使用量が非常に少なくてすむので、装置の小型
化ができるとともに、コストダウンをはかることができ
る。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、次のよ
うに構成することもできる。
(1)コア1は第3図に示すように、非磁性コアlaの
外周部にアモルファス合金線2を巻回した後、その両端
に力を加えて例えば曲率半径10〜50cmに曲げ、ア
モルファス合金線2に応力をかけたものとすることがで
きる。この場合には、アモルファス合金線2に曲げ応力
が加わっているので、前記実施例のコアlに比べて30
%程度出力が増加し、磁石9aと磁気検出体5との距離
が長い弱磁場の場合に好適である。
(2)コア1は第4図に示すように、数本例えば3本の
アモルファス合金線2を撚り合わせたものとすることが
できる。そして、例えば巻数2000回の場合300m
Vの出力を得ることができる。
この場合にも、前記実施例と同様の作用・効果を奏する
(3)コア1は第5図に示すように、非磁性コア1aの
外周部にアモルファス合金線2を巻回し、その両端の近
傍に磁石9bを配置した構造とすることができる。なお
、上記磁石9bに代えてコアlと並行に線状磁性材料を
配設することもできる。
この場合には、磁石9b又は線状磁性材料のない場合に
比べて20〜30%程度出力が増加するので、弱磁場の
場合に好適である。
(4)コア1は第6図に示すように、非磁性コア1aの
外周部にアモルファス合金線2を巻回したものに対し、
熱収縮チューブ13をかぶせ、これを加熱して被覆固定
したものとすることができる。
この場合には、前記実施例と同様の作用・効果を奏する
(5)コア1は第7図に示すように、アルミ合金等の非
磁性コアlaより塑性変形能の高い非磁性材料14で一
部又は全体をかしめ装置15によりかしめて固着したも
のとすることができる。
この場合は、上記別例(4)の同様の作用・効果を奏す
る。
(6)前記実施例において、コア1はアモルファス合金
線2を空芯状に巻回し、同アモルファス合金線2に弾性
応力が生じている状態で、同アモルファス合金線2の外
周部を絶縁性の樹脂3で被覆したものとすることができ
る。
このように構成しても前記実施例と同様の作用・効果を
奏する。
(7)コア1は非磁性コア1aの外周にアモルファス合
金線を捩りながら巻回してアモルファス合金線に加わる
応力を増加させて、その外周を絶縁性の樹脂3で被覆し
たものとすることができる。
この場合、容易に出力の増加をはかることができ、その
他前記実施例と同様の作用・効果を奏する。
発明の効果 本発明の圧縮機における回転検出装置は、幅が狭く鋭い
パルスが安定して得られ、また軟磁性材料としてのアモ
ルファス合金線及びコイルの使用量が非常に少なくてす
むので、経済的に装置の小型化ができるという優れた効
果を奏する。
また、同回転検出装置はコアに使用するアモルファス合
金線の入手が容易であるとともに、製造が容易であり、
アモルファス合金線の涙りの自由度が高く感度が高いの
で、圧縮機における回転検出装置として最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気検出体を示す一部切り欠き正面図
、第2図は斜板式圧縮機の縦断面図、第3〜7図はそれ
ぞれ本発明の別例を示すコアの正面図、第8図は実施例
における時間と電圧の関係を示すグラフ、第9図は従来
の回転検出装置を圧縮機に取付けた状態を示す正面図、
第10図は従来のコアを示す正面図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.密閉状のケーシングの内部に回転可能に設けた回転
    子と、同回転子に取着した磁石と、同磁石の回転軌跡と
    対応するようにケーシングの外面に設けた磁気検出体と
    からなり、同磁気検出体はアモルファス合金線を螺旋状
    に巻回して弾性応力を残留させたコアと、同コアの外周
    に巻装したコイルとから構成した圧縮機における回転検
    出装置。
  2. 2.前記コアは、非磁性体よりなる芯体の外周にアモル
    ファス合金線を巻回し、同アモルファス合金線に弾性応
    力が生じている状態で、同アモルファス合金線の外周を
    被覆材で被覆したものである特許請求の範囲第1項に記
    載の圧縮機における回転検出装置。
  3. 3.前記コアは、アモルファス合金線を空芯状に巻回し
    、同アモルファス合金線に弾性応力が生じている状態で
    、同アモルファス合金線の周囲を被覆材で被覆したもの
    である特許請求の範囲第1項に記載の圧縮機における回
    転検出装置。
  4. 4.前記コアは、さらに全体を弾性的に撓んだ状態に保
    持したものである特許請求の範囲第1項に記載の圧縮機
    における回転検出装置。
  5. 5.前記コアは、複数本のアモルファス合金線を撚り合
    わせたものである特許請求の範囲第1項に記載の圧縮機
    における回転検出装置。
  6. 6.前記コアは、少なくともその両端部の近傍に磁石又
    はコアと並行に線状磁性材料を備えたものである特許請
    求の範囲第1項に記載の圧縮機における回転検出装置。
  7. 7.前記コアは、非磁性体よりなる芯体の外周にアモル
    ファス合金線を捩りながら巻回しアモルファス合金線に
    加わる応力を増加させて、その外周を被覆材で被覆した
    ものである特許請求の範囲第1項に記載の圧縮機におけ
    る回転検出装置。
JP2701187A 1987-02-06 1987-02-06 圧縮機における回転検出装置 Pending JPS63195518A (ja)

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JPS63195518A true JPS63195518A (ja) 1988-08-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518850A (ja) * 2003-02-21 2006-08-17 リエゾン、エレクトロニク−メカニク、エルウエム、ソシエテ、アノニム 磁界センサーと電流センサー

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JP2006518850A (ja) * 2003-02-21 2006-08-17 リエゾン、エレクトロニク−メカニク、エルウエム、ソシエテ、アノニム 磁界センサーと電流センサー

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