JPS6319444A - 歯付ベルト - Google Patents
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- JPS6319444A JPS6319444A JP16238886A JP16238886A JPS6319444A JP S6319444 A JPS6319444 A JP S6319444A JP 16238886 A JP16238886 A JP 16238886A JP 16238886 A JP16238886 A JP 16238886A JP S6319444 A JPS6319444 A JP S6319444A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〉
本発明は歯面を特殊な複合材で被覆し、寿命を改善した
歯付ベルトに関する。
歯付ベルトに関する。
(従来の技術)
歯付ベルトは平ベルトや■ベルトに比較してスリップが
少ない伝動手段として多くの産業分野に利用されている
。すなわち、歯付ベルトはエンドレスベルトの内側に歯
付プーリの歯と噛み合う歯体を等間隔に設置したもので
、この歯体と歯付ブーりの歯が噛み合って一方の歯付プ
ーリから他方の歯付プーリに動力を伝達するものである
。
少ない伝動手段として多くの産業分野に利用されている
。すなわち、歯付ベルトはエンドレスベルトの内側に歯
付プーリの歯と噛み合う歯体を等間隔に設置したもので
、この歯体と歯付ブーりの歯が噛み合って一方の歯付プ
ーリから他方の歯付プーリに動力を伝達するものである
。
歯付ベルトは引張伸長の極めて小さく可撓性のある無機
繊維、有機繊維等を抗張体として、これを包埋する弾性
体からなるエンドレスベルトの内側に歯体を等間隔に突
出させた構造採用されている。更に歯付ベルトの@体の
配列方向に伸びる内面には歯面を保護するために繊維織
物で被覆されている。この繊維織物に使用される素材は
耐摩耗性繊維が用いられ、歯面に充分に密着させる関係
上、伸縮加工糸が用いられる場合が多い。
繊維、有機繊維等を抗張体として、これを包埋する弾性
体からなるエンドレスベルトの内側に歯体を等間隔に突
出させた構造採用されている。更に歯付ベルトの@体の
配列方向に伸びる内面には歯面を保護するために繊維織
物で被覆されている。この繊維織物に使用される素材は
耐摩耗性繊維が用いられ、歯面に充分に密着させる関係
上、伸縮加工糸が用いられる場合が多い。
かかる歯付ベルトの寿命は歯付ブー1ノと接触する歯面
の耐摩耗性に関連し、歯付プーリと噛合う部分が部分的
に繰返し荷重をうけ、「しご」かれて劣化するものであ
る。
の耐摩耗性に関連し、歯付プーリと噛合う部分が部分的
に繰返し荷重をうけ、「しご」かれて劣化するものであ
る。
従来、かかる劣化を改善するため、繊維織物の糸但を多
くして織物の強力を大きくすることが試みられている。
くして織物の強力を大きくすることが試みられている。
一方実公昭47−14819号公報にみられるように織
物に樹脂含浸加工を施し歯付ベルトの耐久性を向上させ
ることも知られてり、さらに、織物の表面に伸縮斗のお
る樹脂をコーテングする方法もおるが、これらの樹脂は
織物素材との接着性が悪い。そこで接着性をあげるため
に、例えば、樹脂溶融温度をめげ、織物空隙への樹脂の
喰込みをよくするとか、樹脂温度を極力低くしてラミネ
ート圧力を高くして接着力を高めること試みがなされて
い、る。
物に樹脂含浸加工を施し歯付ベルトの耐久性を向上させ
ることも知られてり、さらに、織物の表面に伸縮斗のお
る樹脂をコーテングする方法もおるが、これらの樹脂は
織物素材との接着性が悪い。そこで接着性をあげるため
に、例えば、樹脂溶融温度をめげ、織物空隙への樹脂の
喰込みをよくするとか、樹脂温度を極力低くしてラミネ
ート圧力を高くして接着力を高めること試みがなされて
い、る。
(発明が解決しようとする問題点)
糸量を多くする方法では、織物の密度を増し糸相互間の
空隙が狭くなり織物の伸びが減少する結果、歯付ベルト
の成型に必要な伸びを与えることができなくなる。更に
織物の厚さも増加するため、歯付ベルトの基体の厚さも
増大し適正な噛み合いを妨げ摩耗が増す結果を招く。
空隙が狭くなり織物の伸びが減少する結果、歯付ベルト
の成型に必要な伸びを与えることができなくなる。更に
織物の厚さも増加するため、歯付ベルトの基体の厚さも
増大し適正な噛み合いを妨げ摩耗が増す結果を招く。
また、織物に樹脂含浸加工を施す方法も、樹脂が織物の
繊維間に入り込み硬化して伸縮性を著しく損なうという
欠陥があるし、さらに、織物が高温樹脂に接するために
織物の強力低下をおこすし、また、樹脂コーティング法
では、織物への樹脂の喰込みが大きくなりすぎる欠点が
おり、樹脂層の厚さのバラツキが発生し易く、歯形成型
時に樹脂層の薄い部分が弁部的に伸長破壊され空気入り
した白化現象が必られれるという欠点がおる。
繊維間に入り込み硬化して伸縮性を著しく損なうという
欠陥があるし、さらに、織物が高温樹脂に接するために
織物の強力低下をおこすし、また、樹脂コーティング法
では、織物への樹脂の喰込みが大きくなりすぎる欠点が
おり、樹脂層の厚さのバラツキが発生し易く、歯形成型
時に樹脂層の薄い部分が弁部的に伸長破壊され空気入り
した白化現象が必られれるという欠点がおる。
本発明は上記の如〈従来技術の欠陥を改善し、特定なポ
リエチレン系樹脂を織物にコーテングしたものを歯付ベ
ルトの被覆織物に使用したものでおるために、樹脂と織
物の接着性を高め、白化現象もなく、耐久性にすぐれた
歯付ベルトを提供することができたものである。
リエチレン系樹脂を織物にコーテングしたものを歯付ベ
ルトの被覆織物に使用したものでおるために、樹脂と織
物の接着性を高め、白化現象もなく、耐久性にすぐれた
歯付ベルトを提供することができたものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記の目的を達成するため、次の構成を採用す
るものである。すなわち、 伸縮性布帛の表面にポリエチレン系樹脂をラミネートし
てなるシート状物で歯面が被覆された歯付ベルトにおい
て、該ポリエチレン系樹脂のメルトインデックスが2.
0〜10.0であり、かつ該ポリエチレン系樹脂と伸縮
性布帛との接着力が1.6〜3.3k(1/3cm巾で
あることを特徴とする歯付ベルトでおる。
るものである。すなわち、 伸縮性布帛の表面にポリエチレン系樹脂をラミネートし
てなるシート状物で歯面が被覆された歯付ベルトにおい
て、該ポリエチレン系樹脂のメルトインデックスが2.
0〜10.0であり、かつ該ポリエチレン系樹脂と伸縮
性布帛との接着力が1.6〜3.3k(1/3cm巾で
あることを特徴とする歯付ベルトでおる。
更に本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係る歯付ベルトの一例を示す部分断面
図でおる。
図でおる。
第1図において歯付ベルト1は抗張体2を弾性体3で包
埋している。弾性体3は一面に突出した歯体4を等間隔
に配列し、歯体4間に歯溝5を形成している。そして歯
体4と歯溝5の連続した歯面6には伸縮性布帛7の表面
にポリエチレン系樹脂8をラミネートしたシート状物9
が貼着されている。
埋している。弾性体3は一面に突出した歯体4を等間隔
に配列し、歯体4間に歯溝5を形成している。そして歯
体4と歯溝5の連続した歯面6には伸縮性布帛7の表面
にポリエチレン系樹脂8をラミネートしたシート状物9
が貼着されている。
抗張体2にはガラス、アラミド繊維、ポ1ノアミド繊維
、ポリエステル繊維、炭素繊維、スチールワイヤ等の伸
びの少ない高強度の素材が用いられる。また弾性体3と
しては天然ゴム、合成ゴムなどのエラストマー樹脂また
はポリアミド、ポリエステル、エポキシ、およびウレタ
ンなどの熱可塑性樹脂(実公昭47−7537号記載)
を用いることができる。
、ポリエステル繊維、炭素繊維、スチールワイヤ等の伸
びの少ない高強度の素材が用いられる。また弾性体3と
しては天然ゴム、合成ゴムなどのエラストマー樹脂また
はポリアミド、ポリエステル、エポキシ、およびウレタ
ンなどの熱可塑性樹脂(実公昭47−7537号記載)
を用いることができる。
また、南面6を保護するために歯面を被ヱしているシー
ト状物9は伸縮性布帛7の一面に自己、潤滑性を有し、
しかも伸縮性布帛7の伸びに十分追従し得る、すなわち
、伸縮性布帛7の伸びに相当する伸びを有する後述の高
伸度のポリエチレン、エチレン共重合体または変性ポリ
エチレン単独で用いるか、これらを混合した樹脂をコー
テングしたものが用いられる。
ト状物9は伸縮性布帛7の一面に自己、潤滑性を有し、
しかも伸縮性布帛7の伸びに十分追従し得る、すなわち
、伸縮性布帛7の伸びに相当する伸びを有する後述の高
伸度のポリエチレン、エチレン共重合体または変性ポリ
エチレン単独で用いるか、これらを混合した樹脂をコー
テングしたものが用いられる。
本発明に用いるシート状物9は次のようにして製造する
ことができる。
ことができる。
第2図は伸縮性布帛7にポリエチレン系樹脂8をラミネ
ートするためのラミネータの概略図である。
ートするためのラミネータの概略図である。
第2図において、パッケージ10より解舒された伸縮性
布帛7はガイドローラ群11を介して加圧ローラ12.
13に導ひかれる。一方エクストルーダ14にて溶融さ
れたポリエチレン系樹脂はダイを介してフィル状樹脂1
5として押出される。
布帛7はガイドローラ群11を介して加圧ローラ12.
13に導ひかれる。一方エクストルーダ14にて溶融さ
れたポリエチレン系樹脂はダイを介してフィル状樹脂1
5として押出される。
フィルム状樹脂15は伸縮性布帛7と共に加圧ローラ1
2.13に導ひかれ、両者が同時に加圧されて一体状に
熱接着されたのちシート状物9を形成しガイドローラ群
16を介して移動する過程で冷却され、パッケージ17
に巻取られる。
2.13に導ひかれ、両者が同時に加圧されて一体状に
熱接着されたのちシート状物9を形成しガイドローラ群
16を介して移動する過程で冷却され、パッケージ17
に巻取られる。
本発明に用いる伸縮性布帛は第1図に示した如く、歯付
ベルトの長手方向に70%以上の伸びを有するのが好ま
しい。したがって伸縮性布帛の経糸には通常の合成繊維
マルチフィラメントが用いられ、緯糸に伸縮加工糸、通
常仮撚加工糸か用いられる。勿論経糸に伸縮加工糸を用
いることもできる。この仮撚糸は通常150T/m捏度
の撚が加えられる。この撚数は好ましくは100T/m
以下、特に好ましくは無撚である。撚数は伸縮性布帛の
耐疲労性を向上ざぜ、歯付ベルトの弾性体樹脂との接着
を向上させる効果を有する。
ベルトの長手方向に70%以上の伸びを有するのが好ま
しい。したがって伸縮性布帛の経糸には通常の合成繊維
マルチフィラメントが用いられ、緯糸に伸縮加工糸、通
常仮撚加工糸か用いられる。勿論経糸に伸縮加工糸を用
いることもできる。この仮撚糸は通常150T/m捏度
の撚が加えられる。この撚数は好ましくは100T/m
以下、特に好ましくは無撚である。撚数は伸縮性布帛の
耐疲労性を向上ざぜ、歯付ベルトの弾性体樹脂との接着
を向上させる効果を有する。
伸縮性布帛7とポリエチレン系樹脂8との接着性は歯付
ベルトの耐久性、特にその寿命に大きく影響する。 本
発明において、かかる樹脂として低密度ポリエチレン系
樹脂が伸度、布帛となじみやすさ、接着性ならびに柔軟
性の点で選択する。
ベルトの耐久性、特にその寿命に大きく影響する。 本
発明において、かかる樹脂として低密度ポリエチレン系
樹脂が伸度、布帛となじみやすさ、接着性ならびに柔軟
性の点で選択する。
すなわち、かかるポリエチレンとして、メルトインデッ
クス(MI)が2.0〜1.0.0のもの、好ましくは
2.5〜7.0のものを選択する。
クス(MI)が2.0〜1.0.0のもの、好ましくは
2.5〜7.0のものを選択する。
ざらに、かかる樹脂として、該樹脂層と伸縮性布帛との
接着力が1.6〜3.3kCI/3cm巾でおるものを
選択することが重要である。実施例で詳しく述べるがM
Iが小さく溶融押出温度が高くなると接着力は300〜
320’Cにおいてピークを示す。しかしMIが大きく
なると溶融押出温度が高くなると接着力は漸減する傾向
を示し、一方伸縮性布帛の強力は溶融押出温度により+
Ii減し、340″Cをこえると急激に減少する挙動を
示すので、これらの知見から適正な樹脂ならびに温度条
件を決定すべきである。
接着力が1.6〜3.3kCI/3cm巾でおるものを
選択することが重要である。実施例で詳しく述べるがM
Iが小さく溶融押出温度が高くなると接着力は300〜
320’Cにおいてピークを示す。しかしMIが大きく
なると溶融押出温度が高くなると接着力は漸減する傾向
を示し、一方伸縮性布帛の強力は溶融押出温度により+
Ii減し、340″Cをこえると急激に減少する挙動を
示すので、これらの知見から適正な樹脂ならびに温度条
件を決定すべきである。
なお、ポリエチレン系樹脂の溶融押出温度が高くなると
、伸縮性布帛への浸透が大きくなり、ざらには該布帛裏
面にはみ出し、シート状物と弾性体との接着性を低下さ
せる原因にもなるので注意すべきである。
、伸縮性布帛への浸透が大きくなり、ざらには該布帛裏
面にはみ出し、シート状物と弾性体との接着性を低下さ
せる原因にもなるので注意すべきである。
ポリエチレン系樹脂のコーティング厚さは特に限定はし
ないが、100〜150μが適当である。
ないが、100〜150μが適当である。
第3図は本発明に用いるシート状物の部分断面の模式図
である。
である。
第3図に示したものはポリエチレン系樹脂8の層が伸縮
性布帛7の厚さのは寸1/2にまで喰い込んでいる状態
を示している。ポリエチレン系樹脂層の浸透がこれより
大きくなるとシート状物自体が柔軟性の点で好ましくな
い。また、これより少ないと剥離しやすく白化を生じや
すくなる傾向を示し始めるので好ましくない。
性布帛7の厚さのは寸1/2にまで喰い込んでいる状態
を示している。ポリエチレン系樹脂層の浸透がこれより
大きくなるとシート状物自体が柔軟性の点で好ましくな
い。また、これより少ないと剥離しやすく白化を生じや
すくなる傾向を示し始めるので好ましくない。
第4図は本発明に用いるシート状物を製造するためのラ
ミネータの他の態様を示す概略図でおる。
ミネータの他の態様を示す概略図でおる。
第4図において、18は予めフィルム化されたポリエチ
レン系樹脂のパッケージである。パッケージ18より解
舒されたポリエチレンフィルム19はガイドローラ群2
0を介して加圧ローラ12゜13に導かれる。加圧ロー
ラ12,13においてエクストルーダ14より溶融押出
されたフィルム状樹脂15をバインダとしてパッケージ
10より解舒された伸縮性布帛7とパッケージ18から
解舒ポリエチレンフィルムがラミネートされ、ガイドロ
ーラ群]6を経て冷却されたシート状物9がパッケージ
17に巻き取られる。
レン系樹脂のパッケージである。パッケージ18より解
舒されたポリエチレンフィルム19はガイドローラ群2
0を介して加圧ローラ12゜13に導かれる。加圧ロー
ラ12,13においてエクストルーダ14より溶融押出
されたフィルム状樹脂15をバインダとしてパッケージ
10より解舒された伸縮性布帛7とパッケージ18から
解舒ポリエチレンフィルムがラミネートされ、ガイドロ
ーラ群]6を経て冷却されたシート状物9がパッケージ
17に巻き取られる。
この方法は伸縮性布帛の熱による強力低下も少なく、バ
インダーでおる溶融押出樹脂よりも高重合度、高強力、
高伸度ポリエチレン樹脂の適用が可能となり、歯付ベル
トの耐摩耗性、寿命を向上させることができる。
インダーでおる溶融押出樹脂よりも高重合度、高強力、
高伸度ポリエチレン樹脂の適用が可能となり、歯付ベル
トの耐摩耗性、寿命を向上させることができる。
次に、実施例において用いる評価方法について、以下説
明する。
明する。
[平面摩耗試験]
カストム式織物摩耗試験機(大栄科学精殿製作所製)を
用い、ユニバーサル型法により、次の測定条件で判定し
た。
用い、ユニバーサル型法により、次の測定条件で判定し
た。
(測定条件)
(1)、試料:直径約12ctnの試験片5枚を作成。
(2〉、往復テーブルストローク:2゜5ACm(3)
、往復テーブル速度;125回/分±5回。
、往復テーブル速度;125回/分±5回。
(4)、平面摩耗台のm転速度:テーブル往復100回
につき1回転。
につき1回転。
(5)、ゴム膜の空気圧: 0.281kq/ cm
2(6〉、押圧荷重;Q、454kg (7〉、研摩紙:理研CC・400(研摩紙は、テ−ブ
ル往復1000回毎に取替え) 平面摩耗は、試料の破壊回数で表わし、試験片n=5の
測定値の平均値で示す。
2(6〉、押圧荷重;Q、454kg (7〉、研摩紙:理研CC・400(研摩紙は、テ−ブ
ル往復1000回毎に取替え) 平面摩耗は、試料の破壊回数で表わし、試験片n=5の
測定値の平均値で示す。
[メルトインデックスと溶融温度による歯付ベルトに及
ぼす性能計画] 評価の基準は下記の通りである。
ぼす性能計画] 評価の基準は下記の通りである。
(1)布帛との追従性
ポリエチレン樹脂をラミネートしたシート状物を切断す
るまで延伸し、ラミネート樹脂層の追従性を判定した。
るまで延伸し、ラミネート樹脂層の追従性を判定した。
◎:切断が全くなく、低荷重で延伸できる。
O;切断はないが、延伸には◎より荷重負荷を要する。
×;部分的に切断がある。
(2)接着1生
ポリエチレン樹脂をラミネートしたシート状物を引張試
論機で切断するまでの過程で樹脂層と布帛の剥離有無で
判定した。
論機で切断するまでの過程で樹脂層と布帛の剥離有無で
判定した。
◎:剥雌は全くない。
Q:シート状物切断時に部分的に剥離する。
X:シート状物延伸途中で完全に剥離する。
(3)白化防止
歯付ベルト作成時に白化発現の有無を肉眼で判定した。
◎:白化発現は全くみられない。
○:白化発現は僅少で、歯付ベルト性能への影響は殆ん
どない。
どない。
△:若干白化が認められる。
×:白化が認められる。
(4)硬さ
歯付ベルトの歯形成型性から硬さを判定した。
◎:両歯形シャープに出ている。
Q:歯形が若干シャープさに欠ける。
X:歯形のアングルがシャープに出ない。
(5)耐摩耗性
ポリエチレン樹脂、シート状物布帛をカストム式平面摩
耗試験機で測定し判定した。
耗試験機で測定し判定した。
◎:破壊までの回数6000以上
○:破頃までの回数5ooo〜6000△:破壊までの
回数3000〜5000×:破壊までの回数3000以
下 (実施例) 実施例1 布帛の経糸に゛ナイロン66フィラメント系、840D
/1ヨリ数127/ 10cmを用い、その緯糸にナイ
ロン66ウーリー加工糸140D/4X2を無ヨリの状
態で、職密度、経、60本15cm、緯、50本/ 5
cmにした緯ハーフマットの織組織で製織し、精練お
よびリラックス処理を行ない、緯方向の破断時伸度が1
50%を有する布帛を得た。この布帛に、MIが1.5
から22.0にわたる第1表に示すポリエチレン樹脂を
用いて溶融温度を変え、第2図に示すラミネーターによ
り樹脂厚みが100μになるようダイから溶融押出しを
し加圧ローラー圧2. Okc+/cm2、布帛速度2
0m 、/ rr+ i nの条件でシート状物を作製
した。
回数3000〜5000×:破壊までの回数3000以
下 (実施例) 実施例1 布帛の経糸に゛ナイロン66フィラメント系、840D
/1ヨリ数127/ 10cmを用い、その緯糸にナイ
ロン66ウーリー加工糸140D/4X2を無ヨリの状
態で、職密度、経、60本15cm、緯、50本/ 5
cmにした緯ハーフマットの織組織で製織し、精練お
よびリラックス処理を行ない、緯方向の破断時伸度が1
50%を有する布帛を得た。この布帛に、MIが1.5
から22.0にわたる第1表に示すポリエチレン樹脂を
用いて溶融温度を変え、第2図に示すラミネーターによ
り樹脂厚みが100μになるようダイから溶融押出しを
し加圧ローラー圧2. Okc+/cm2、布帛速度2
0m 、/ rr+ i nの条件でシート状物を作製
した。
このシート状物について歯付ベルトに及ぼす性能を調べ
たところ第1表の結果を得た。この結果からポリエチレ
ン樹脂のMIは2.○から10゜0、好ましくは2.5
から7.0が、また溶融温度は、260’Cから340
℃が歯付ベルトへの[生能として適性であることがわか
る。
たところ第1表の結果を得た。この結果からポリエチレ
ン樹脂のMIは2.○から10゜0、好ましくは2.5
から7.0が、また溶融温度は、260’Cから340
℃が歯付ベルトへの[生能として適性であることがわか
る。
そこで水準2,4.7に用いたポリエチレン樹脂を用い
、溶融押出温度をかえてシート状物を作成し、シート状
物の強力および接着力をショツパー型引張試験機を用い
て測定し、得られた結果を第5図に示した。
、溶融押出温度をかえてシート状物を作成し、シート状
物の強力および接着力をショツパー型引張試験機を用い
て測定し、得られた結果を第5図に示した。
第5図の結果かられかるように、接着力はMIが小さい
と成る温度においてピークを示す。MIが2のとき、溶
融押出温度300〜320’Cでピークを示している。
と成る温度においてピークを示す。MIが2のとき、溶
融押出温度300〜320’Cでピークを示している。
Mが10のときピークの値は低温側の280〜300
’Cに移動し、かつピークの値も低下している。
’Cに移動し、かつピークの値も低下している。
一方MIが2の場合、接着力はM Iか10のものにく
らべ温度280°C以上では大きくなっているが260
℃のものはポリエチレン樹脂層が破壊されず、ポリエチ
レン樹脂層と伸縮性布帛とが剥離し接着力は急激に低下
する。しかしMIが10のものは260℃でも剥離を生
じない。
らべ温度280°C以上では大きくなっているが260
℃のものはポリエチレン樹脂層が破壊されず、ポリエチ
レン樹脂層と伸縮性布帛とが剥離し接着力は急激に低下
する。しかしMIが10のものは260℃でも剥離を生
じない。
MIが7のものはMIが10のものよりも接着力は大き
い。このものは280’Cでも剥離はない。
い。このものは280’Cでも剥離はない。
一方シート状物(M=10>の強力は280〜340°
Cの範囲では漸減の傾向にあるが350’Cになると急
激に減少するので好ましくない。
Cの範囲では漸減の傾向にあるが350’Cになると急
激に減少するので好ましくない。
以上の結果を総合するとシート状物の製造において、接
着力の良好な範囲はMIが2から10の範囲でポリエチ
レン系樹脂の溶融押出温度が280〜340’Cのもの
がよく、その接着力は1.6ないし3.3k(]/3c
m巾となることがわかった。
着力の良好な範囲はMIが2から10の範囲でポリエチ
レン系樹脂の溶融押出温度が280〜340’Cのもの
がよく、その接着力は1.6ないし3.3k(]/3c
m巾となることがわかった。
次に第1表に示した水準3のシート状物を用いその平面
摩耗を測定した結果を第2表に示す。
摩耗を測定した結果を第2表に示す。
第2表
第2表かられかるようにラミネートすることにより耐摩
耗性を飛躍的に向上させることかできる。
耗性を飛躍的に向上させることかできる。
次に第2表の測定に供した布帛を用いて歯付ベルトを製
作した。
作した。
ポリエチレン系樹脂層が歯付き円筒モールドと接するよ
うに巻き付け、その上に″ケブラー゛′(デュポン社製
アラミド繊維)の抗張体コードを螺旋状に巻き鋳型に入
れ、その鋳型部材と円筒モールドの空間部に液状エラス
トマーのポリウレタン樹脂を公知の圧入成型法で圧入充
填し、温度120℃で30分間加熱してウレタン樹脂を
架橋させる。架橋俊、室温に冷却し円筒モールドから歯
型成型品を取りはずし、所定巾のベルト状に切断し歯付
ベルトを製作した。
うに巻き付け、その上に″ケブラー゛′(デュポン社製
アラミド繊維)の抗張体コードを螺旋状に巻き鋳型に入
れ、その鋳型部材と円筒モールドの空間部に液状エラス
トマーのポリウレタン樹脂を公知の圧入成型法で圧入充
填し、温度120℃で30分間加熱してウレタン樹脂を
架橋させる。架橋俊、室温に冷却し円筒モールドから歯
型成型品を取りはずし、所定巾のベルト状に切断し歯付
ベルトを製作した。
同様にコーティングしない伸縮性布のみを用いて歯付ベ
ルトを製作した。
ルトを製作した。
このようにして作製した歯付ベルトは歯形の形態保持に
優れ、歯面のポリエチレン樹脂をラミネートしたシート
状物と歯体を構成するポリウレタン樹脂とが布帛層内部
で空隙なく接合しており極めて接着性のよい歯面の被覆
布帛層を形成していた。この歯付ベルトを脈動負荷50
トン、駆動側回転数150Orpmで400時間走行テ
ストを行ない、歯面のシート状物の状態観察をした。ラ
ミネート樹脂と布帛層とに剥離は全くなく、剥離によっ
て部分的に点在する白化現象も仝くみられなかった。ま
た歯面のポリエチレン樹脂には平滑性がおるため、相手
方の歯付プーリーともなじみがよく噛み合い騒音も低く
第3表に示すとおりベルト走行による歯体剪断力保持率
も伸縮性布帛のみのものにくらべ極めて良好でおり耐寿
命性が浸れていることがわかる。
優れ、歯面のポリエチレン樹脂をラミネートしたシート
状物と歯体を構成するポリウレタン樹脂とが布帛層内部
で空隙なく接合しており極めて接着性のよい歯面の被覆
布帛層を形成していた。この歯付ベルトを脈動負荷50
トン、駆動側回転数150Orpmで400時間走行テ
ストを行ない、歯面のシート状物の状態観察をした。ラ
ミネート樹脂と布帛層とに剥離は全くなく、剥離によっ
て部分的に点在する白化現象も仝くみられなかった。ま
た歯面のポリエチレン樹脂には平滑性がおるため、相手
方の歯付プーリーともなじみがよく噛み合い騒音も低く
第3表に示すとおりベルト走行による歯体剪断力保持率
も伸縮性布帛のみのものにくらべ極めて良好でおり耐寿
命性が浸れていることがわかる。
第3表
実施例2
実施例1と同じ構成の布帛を用いて、ラミネート時の溶
融樹脂による布帛の熱劣化を防止するため、サンドラミ
ネート方式によりラミネート−′F帛を作製した。バイ
ンダー樹脂には実施例2と同じポリエチレン樹脂ミラソ
ン・16 (MI−3,7、比重=0.92L三井ポリ
ケミカル社製)を用い、貼合せフィルムにはポリエチレ
ン樹脂スミ力センG201 (MI−2,0,比重−0
,921、住友科学社製)を用いて作製した厚さ40μ
のインフレーションフィルムを用いてサンドラミネート
した。この時のサンドラミーネート条件は次のとおりで
ある。
融樹脂による布帛の熱劣化を防止するため、サンドラミ
ネート方式によりラミネート−′F帛を作製した。バイ
ンダー樹脂には実施例2と同じポリエチレン樹脂ミラソ
ン・16 (MI−3,7、比重=0.92L三井ポリ
ケミカル社製)を用い、貼合せフィルムにはポリエチレ
ン樹脂スミ力センG201 (MI−2,0,比重−0
,921、住友科学社製)を用いて作製した厚さ40μ
のインフレーションフィルムを用いてサンドラミネート
した。この時のサンドラミーネート条件は次のとおりで
ある。
バインダー樹脂の溶融押出温度310’C、ダイスから
の樹脂吐出量は、ラミネート厚さを60μとなるように
し、布帛の速度や加圧ローラ圧力などは、実施例1と同
様として上記の厚さ40μのポリエチレンフィルムを布
帛上にサンドラミネートした。このようにして作製した
サンドラミネート布帛の熱的影響をみるとラミネート加
工前後の布帛引張強力保持率は第4表のとおりであった
。
の樹脂吐出量は、ラミネート厚さを60μとなるように
し、布帛の速度や加圧ローラ圧力などは、実施例1と同
様として上記の厚さ40μのポリエチレンフィルムを布
帛上にサンドラミネートした。このようにして作製した
サンドラミネート布帛の熱的影響をみるとラミネート加
工前後の布帛引張強力保持率は第4表のとおりであった
。
また、このサンドラミネート布帛を用いて、実施例−1
と同じ方法で歯付ベルトを作製し、ベルト走行させ、走
行前後の歯体剪断力保持率を測定した結果は第5表のと
おりでおった。この結果から明らかなように、布帛の熱
劣化も少なく、ベルト走行による剪断力保持率も極めて
良好であり耐寿命性も優れていることがわかる。
と同じ方法で歯付ベルトを作製し、ベルト走行させ、走
行前後の歯体剪断力保持率を測定した結果は第5表のと
おりでおった。この結果から明らかなように、布帛の熱
劣化も少なく、ベルト走行による剪断力保持率も極めて
良好であり耐寿命性も優れていることがわかる。
第4表
第5表
(本発明の効果)
実施例において明らかにしたように本発明に係る歯付ベ
ルトはその歯面を特殊なシート状物で被覆したものであ
り、従来多用されている単なる伸縮性布帛で歯面を被覆
したものに比し歯体剪断力保持率を飛躍的に向上させる
ことができる。
ルトはその歯面を特殊なシート状物で被覆したものであ
り、従来多用されている単なる伸縮性布帛で歯面を被覆
したものに比し歯体剪断力保持率を飛躍的に向上させる
ことができる。
更に被覆布帛の耐摩耗性は第2表からも明らかなように
、高い値を示す。特にこの歯付ベルトは粉塵の多い場所
に使用することによりその効果を発揮する。また歯面を
被覆する布帛はポリエチレン系の非親水系の樹脂がラミ
ネートされているために、防水効果が高いというすぐれ
た作用効果をも奏するものである。
、高い値を示す。特にこの歯付ベルトは粉塵の多い場所
に使用することによりその効果を発揮する。また歯面を
被覆する布帛はポリエチレン系の非親水系の樹脂がラミ
ネートされているために、防水効果が高いというすぐれ
た作用効果をも奏するものである。
第1図は本発明に係る歯付ベルトの一例を示す部分断面
図である。 第2図は伸縮性布帛にポリエチレン系樹脂をララミネー
タの他の態様を示す概略図である。 第5図はポリエチレン系樹脂の溶融押出温度とシート状
物の物性の関係を示すグラフでめる。 1:歯付ベルト 2:抗張体 3二弾性体 4:歯体 5:歯溝 6:南面 7:伸縮性布帛 8:ポリエチレン系樹脂9:シー
ト状物 12.13:加圧ローラ14:エクストル
ーダ
図である。 第2図は伸縮性布帛にポリエチレン系樹脂をララミネー
タの他の態様を示す概略図である。 第5図はポリエチレン系樹脂の溶融押出温度とシート状
物の物性の関係を示すグラフでめる。 1:歯付ベルト 2:抗張体 3二弾性体 4:歯体 5:歯溝 6:南面 7:伸縮性布帛 8:ポリエチレン系樹脂9:シー
ト状物 12.13:加圧ローラ14:エクストル
ーダ
Claims (1)
- 伸縮性布帛の表面にポリエチレン系樹脂をラミネートし
てなるシート状物で歯面が被覆された歯付ベルトにおい
て、該ポリエチレン系樹脂のメルトインデックスが2.
0〜10.0であり、かつ該ポリエチレン系樹脂層と伸
縮性布帛との接着力が1.6〜3.3kg/3cm巾で
あることを特徴とする歯付ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16238886A JPS6319444A (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 歯付ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16238886A JPS6319444A (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 歯付ベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6319444A true JPS6319444A (ja) | 1988-01-27 |
JPH0570737B2 JPH0570737B2 (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=15753633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16238886A Granted JPS6319444A (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 歯付ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6319444A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5760151A (en) * | 1980-09-27 | 1982-04-10 | Tokyo Shibaura Electric Co | Air conditioner |
-
1986
- 1986-07-10 JP JP16238886A patent/JPS6319444A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5760151A (en) * | 1980-09-27 | 1982-04-10 | Tokyo Shibaura Electric Co | Air conditioner |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0570737B2 (ja) | 1993-10-05 |
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