JP7614935B2 - 歯付ベルト - Google Patents
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Description
上述の特許文献2では、カーボン繊維からなるフィラメント(以下、カーボンフィラメント)を含むヤーンが心線として採用されている。
この特許文献2では、撚りが施される前に、ヤーンに含まれるフィラメントに対して、背ゴム部及び歯ゴム部と同じ熱可塑性エラストマーで接着処理が施されるが、ヤーンに対して接着処理は施されない。そのため、ヤーンがベルト本体から剥離し、長期に亘って高負荷伝動に適する状態を歯付ベルトが維持できない恐れがある。
上記歯付ベルトでは、心線を構成するヤーンはカーボンフィラメントを含む。カーボンフィラメントの弾性率は高いので、歯付ベルトに高い負荷をかけても変形が生じにくく、プーリとの噛み合いがずれにくい。そのため、ベルトとプーリとの噛み合いがずれてベルトがプーリに乗り上げたり、ベルトに局所的な力が掛ってベルト歯が欠けてしまったりすることを回避することができる。加えて、カーボンフィラメントには、有機繊維からなるフィラメントのようなクリープ特性が無いため、歯付ベルトは非常に伸びにくく、この歯付ベルトには張力低下が発生しにくい。
ヤーンは、接着被覆層で被覆されるので、この接着被覆層を介して背ゴム部及び歯ゴム部(すなわち、ベルト本体)と強固に接着する。ベルト駆動時にヤーンとベルト本体との境界部分に歪が生じても、ヤーンがベルト本体から剥離することが防止される。
接着被覆層はヤーンに含まれるフィラメントを拘束するので、フィラメントの動きが抑制される。カーボンフィラメントの擦れが抑えられるので、カーボンフィラメントの摩耗による、心線の強度低下が防止される。
この歯付ベルトでは、長期に亘って高負荷伝動に適する状態が維持される。
この歯付ベルトでは、高負荷伝動に適する状態が長期に亘って維持される。
図1は、本発明の実施形態に係る歯付ベルト10の一部を示す斜視図である。図2は、図1における矢視Xの正面図である。図3は、図1のA-A線端面図である。
歯付ベルト10は、エンドレスの噛み合い伝動ベルトである。
図1には、歯付ベルト10の一部を示す。
歯付ベルト10は、図1に示すように、ベルト本体11、心線13及び歯部被覆材としての補強布14を備える。
歯付ベルト10の寸法は、例えば、ベルト周長(ベルトピッチラインBLにおけるベルト長さ)を54mm以上6600mm以下、ベルト幅を3mm以上340mm以下、ベルト最大厚さを1.3mm以上13.2mm以下とすることができる。
本発明の実施形態において、ベルト歯12の歯形はS歯形に限定されるわけではなく、S歯形以外の円弧歯形であってもよいし、台形歯形であってもよいし、その他の歯形であってもよい。
ベルト歯12の歯高さは、ベルト長さ方向に相互に隣接する一対のベルト歯12間の歯底部15からベルト歯12の先端までの寸法(図3中、H参照)で規定され、例えば0.76mm以上8.4mm以下である。
また、歯付ベルト10は、歯数が、例えば27以上560以下、歯幅(ベルト長さ方向の寸法)が、例えば1.3mm以上15.0mm以下、PLDが、例えば0.254mm以上2.159mm以下である。
これらのベルト歯の寸法は例示であり、これらの範囲に限定されるわけではない。
ベルト本体11は、エンドレスの平帯状の背ゴム部11aと、複数の歯ゴム部11bとを有する。複数の歯ゴム部11bは、ベルト本体11の内周側に設けられている。詳細には、複数の歯ゴム部11bは、背ゴム部11aの一方側である内周側にベルト長さ方向に 間隔をおいて一体に設けられている。
ベルト本体11では、背ゴム部11a及び歯ゴム部11bのそれぞれが熱可塑性エラストマー組成物で構成されている。背ゴム部11aを構成する熱可塑性エラストマー組成物と、歯ゴム部11bを構成する熱可塑エラストマー組成物とは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
上記熱可塑性エラストマー組成物は、エラストマー成分のみを含有していてよい。
TPAE及びTPCは、オレフィン系、スチレン系、ウレタン系などの他の熱可塑性エラストマーに比べて、熱に強く、高負荷駆動時や高速回転駆動時のベルト温度でも弾性率の低下が小さい。そのため、高負荷駆動時や高速回転駆動時にベルトの発熱による歯ゴム部11bの変形が発生しにくい。
TPAEは、TPCに比べて、動的な変形に対するエネルギー損失が小さく、屈曲による発熱が少ない。そのため、駆動時のベルト温度が相対的に低く、高負荷や高速での動力伝達に適している。
また、TPAEは、耐薬品性にも優れる。そのため、薬品との接触が想定される用途、例えば、油圧装置を備えた産業用機械、二輪自動車の駆動部、乗用車の電動シートで使用する歯付ベルト用として好適である。
上記ポリアミド(ナイロン)としては、例えば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン1212等が挙げられる。これらのなかでは、アミド結合の含有量が少なく、寸法変化を起こしにくい点から、ナイロン11及びナイロン12が好ましい。
ポリエステルポリオ―ルとポリエーテルポリオ―ルとを比較すると、可塑剤を配合しなくても常温でゴム弾性を呈しやすく、ベルトを屈曲させて際にクラックを発生しにくい点から、ポリエーテルポリオ―ルの方が好ましい。この場合、ソフトセグメントはポリエーテル構造となる。
また、TPAEのポリオール成分として、ポリエーテルポリオ―ルを採用した場合には、可塑剤を配合しなくてもよく、可塑剤を含有しない熱可塑性エラストマー組成物で歯ゴム部11bや背ゴム部11aが構成された歯付ベルト10は、可塑剤が揮発し、設備や製品に付着することがない。よって、このような歯付ベルト10は、クリーンルームで好適に使用することができる。
上記ポリエーテルポリオ―ルとしては、例えば、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリオキシプロピレングリコール等が挙げられる。
上記ポリエステル系熱可塑性エラストマーの市販品としては、例えば、東レ・デュポン社製のハイトレル(登録商標)シリーズが例示できる。
上記ポリアミド系熱可塑性エラストマーの市販品としては、例えば、アルケマ社製のPEBAX(登録商標)シリーズ、ダイセル・エボニック社製のベスタミド(登録商標)シリーズ及びダイアミド(登録商標)シリーズ、並びに、EMS社製のグリルフレックス(登録商標)シリーズが例示できる。
背ゴム部11aを構成する熱可塑性エラストマー組成物の硬さは、歯ゴム部11bを構成する熱可塑性エラストマー組成物の硬さより小さくてもよい。
上記歯ゴム部硬さも同様に、歯ゴム部11bを構成する熱可塑性エラストマー組成物に含まれるエラスマー成分やエラスマー成分以外の添加剤によって制御することができる。
補強布14は、ベルト本体11の複数の歯ゴム部11bが設けられた内周側の表面を被覆するように貼設されている。従って、各ベルト歯12の歯ゴム部11bは補強布14で被覆されている。
これにより、歯ゴム部11bを構成する熱可塑性エラストマー組成物とプーリとが直接接触することが防止される。そのため、歯ゴム部11bの摩耗を抑制することができる。
補強布14の厚さは、例えば0.1mm以上2.5mm以下である。
上記繊維部材を形成するための糸としては、例えば、ナイロン繊維(ポリアミド繊維)、ポリエステル繊維、アラミド繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維、綿等が挙げられる。
上記樹脂フィルムの材質としては、例えば、ナイロン(ポリアミド)、ポリエステル等が挙げられる。
ここで、ナイロン繊維を主成分とするとは、全繊維中に含まれるナイロン繊維の量が50質量%以上であることを意味する。
上記ナイロン製補強布は、摩擦係数が低いため、摩擦エネルギーが小さく、摩耗しにくい。
また、上記ナイロン製補強布は、融点が高いので、プーリとの接触部の温度が上がっても、ナイロン製補強布が溶融することによる急激な摩耗を生じにくい。
補強布14は、例えば、緯糸にウーリー加工等が施された織布のように伸縮性を有する物でもよい。
補強布14は、上記接着処理の前に、エポキシ溶液又はイソシアネート溶液に浸漬した後に加熱する下地処理が施されていてもよい。
補強布14が摩耗改質剤を含有すると、歯ゴム部11bの摩耗による変形がより抑制されることになる。
心線13は、ベルト本体11の背ゴム部11aの内周側の部分に、ベルト幅方向にピッチを有する螺旋を形成するように配されて埋設されている。
心線13の外径は、例えば0.45mm以上3.0mm以下である。
心線13のピッチ(ベルト幅方向の配設ピッチ)は、例えば0.5mm以上4.0mm以下である。
この歯付ベルト10の心線13はヤーン16を備える。
カーボンフィラメントのフィラメント径は、例えば5μm以上7μm以下である。ヤーン16に含まれるカーボンフィラメントの本数は、例えば3000本以上である。上記フィラメントの本数の上限は特に限定されず、例えば96000本である。
このヤーン16の作製では、多数のフィラメント18を撚り合わせてストランド17が形成される。5本のストランド17を撚り合わせて、ヤーン16が形成される。このヤーン16は、下撚り及び上撚りからなる2つの撚り階層を有する。
図示されないが、ヤーン16が、下撚り、中撚り及び上撚りからなる3つの撚り階層を有するように構成されてもよい。このヤーン16が、多数のフィラメント18を片撚りして得られる、片撚りヤーンであってもよい。
撚り係数の合計が120以下に設定されることにより、撚りによってフィラメント18に生じる歪が低減される。撚りが強すぎることによるカーボンフィラメントの切断が防止される。そのため、屈曲疲労による心線13の切断が生じにくい。
この3つの撚り階層を有するヤーン16においては、撚りによりフィラメント18に生じる歪を効果的に低減できる観点から、下撚り及び中撚りの合計撚り係数に対する下撚りの撚り係数の比率は、5%以上30%以下であることが好ましい。
K=T×√D/100 (1)
例えば、ヤーン16が2つの撚り階層を有する場合、下撚りの撚り係数Kの算出には、下撚りによって得られるストランド17の繊度が撚りの対象である繊維束の繊度Dとして用いられる。上撚りの撚り係数Kの算出には、上撚りによって得られるヤーン16の繊度が撚りの対象である繊維束の繊度Dとして用いられる。
接着被覆層21がヤーン16に含まれるフィラメント18を拘束するので、フィラメント18の動きが抑制される。カーボンフィラメントの擦れが抑えられるので、カーボンフィラメントの摩耗による、心線13の強度低下が防止される。
この歯付ベルト10では、長期に亘って高負荷伝動に適する状態が維持される。
ラジカル開始剤としては、例えば、2,2’-アゾビス(イソブチロニトリル)(AIBN)、2,2’-アゾビス(4-メトキシ-2,4-ジメチルバレロニトリル)(V-70)、2,2’-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)(V-65)、1,1’-アゾビス(シクロヘキサン-1-カルボニトリル)(V-40)等のアゾニトリル化合物、2,2’-アゾビス[2-(2-イミダゾリン-2-イル)プロパン](VA-061)等のアゾアミジン化合物、2,2’-アゾビス[2-メチル-N-(2-ヒドロキシエチル)プロピオンアミド](VA-086)、2,2’-アゾビス(N-ブチル-2-メチルプロピオンアミド)(VAm-110)等のアゾアミド化合物、4,4’-アゾビス(4-シアノ吉草酸)等のアゾ基を含むアゾ重合開始剤;過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩;過酸化水素等の無機過酸化物;t-ブチルパーオキシネオへプタノエート、t-ヘキシルパーオキシネオへプタノエート、ジ-t-ブチルパーオキサイド、過酸化ベンゾイル、クメンハイドロパーオキシド、t-ブチルハイドロパーオキシド等の有機過酸化物;有機過酸化物に亜硫酸ナトリウム、ロンガリット、アスコルビン酸等の還元剤を組み合わせたレドックス系の重合開始剤等が挙げられる。
イソシアネート系硬化剤としては、例えば、ナフタレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート、トルエン-2,4-ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等が挙げられる。
アミン系硬化剤としては、例えば、イミダゾール系化合物、ジアミン化合物、オキサゾール環を有する化合物等が挙げられる。
この水溶液は、RF液とも称され、主剤の固形分比率は、レゾルシン及びホルムアルデヒドの初期縮合物の固形分比率で表される。
RF液中のレゾルシン(R)及びホルムアルデヒド(F)の初期縮合物(RF)について、レゾルシン(R)のホルムアルデヒド(F)に対するモル比(R/F)は、例えば1/3~1/0.5である。
接着剤として、RF液を用いても、ヤーン16は接着被覆層21を介してベルト本体10と強固に接着するので、ヤーン16の、ベルト本体10からの剥離が防止される。フィラメント18の動きが抑制されるので、カーボンフィラメントの摩耗による、心線の強度低下が防止される。さらにこの場合、上述の、エポキシ基含有化合物及び硬化剤を含む溶液を接着剤として用いた場合に比べて、軟質な接着被覆層21が構成される。心線13が曲がりやすいので、大きな歪が心線13に生じる、プーリ径が小さいプーリに、この歯付ベルト10を使用しても、心線13に切断は生じにくい。
このラテックスとしては、例えば、ビニルピリジン・スチレン・ブタジエンゴムラテックス(VP・SBR)、スチレン・ブタジエンゴムラテックス(SBR)、天然ゴムラテックス(NR)、クロロプレンゴムラテックス(CR)、クロロスルホン化ポリエチレンゴムラテックス(CSM)、2,3-ジクロロブタジエンゴムラテックス(2,3-DCB)、水素化ニトリルゴムラテックス(H-NBR)、カルボキシル化水素化ニトリルゴムラテックス、ブタジエンゴムラテックス(BR)、ニトリルゴムラテックス(NBR)等が挙げられる。上記接着剤は、これらのうちの1種又は2種以上を含むことができる。
RFL水溶液中のレゾルシン(R)及びホルムアルデヒド(F)の初期縮合物(RF)について、レゾルシン(R)のホルムアルデヒド(F)に対するモル比(R/F)は、例えば1/3~1/0.5である。RFL水溶液中のレゾルシン(R)及びホルムアルデヒド(F)の初期縮合物(RF)のラテックス由来固形分(L)に対する質量比(RF/L)は、例えば1/10~1/0であり、好ましくは1/6前後である。
この歯付ベルト10では、収束被覆層20及び接着被覆層21がフィラメント18を効果的に拘束するので、フィラメント18の動きが抑制される。カーボンフィラメントの擦れが抑えられるので、カーボンフィラメントの摩耗による、心線13の強度低下が防止される。
この歯付ベルト10では、高負荷伝動に適する状態が長期に亘って維持される。この観点から、この歯付ベルト10では、ヤーン16に含まれる各フィラメント18は、収束剤からなる収束被覆層20で被覆されることが好ましい。ヤーンが2本以上のストランド17を含み、それぞれのストランド17が多数のフィラメント18を撚り合わせてなる場合は、このストランド17における各フィラメント18が、収束剤からなる収束被覆層20で被覆されることが好ましい。
この収束剤に含まれるエポキシ基含有化合物としては、例えば、ソルビトールポリグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル等が挙げられる。これらの中でも、ポリグリセロールポリグリシジルエーテルが好ましい。
硬化剤としては、例えば、イソシアネート系硬化剤、アミン系硬化剤等が挙げられる。この歯付ベルト10では、これらのうちのいずれかが単独で使用されてもよく、二種以上が併用されてもよい。
イソシアネート系硬化剤として、例えば、ナフタレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート、トルエン-2,4-ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等が挙げられる。これらの中でも、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネートが好ましい。
イソシアネート系硬化剤として、市販品を使用することもできる。イソシアネート系硬化剤の市販品としては、例えば、EMS社製の「Grilbond IL-6」が挙げられる。
アミン系硬化剤としては、例えば、イミダゾール系化合物、ジアミン化合物、オキサゾール環を有する化合物等が挙げられる。これらの中でも、イミダゾール系化合物が好ましい。
アミン系硬化剤として、市販品を使用することができる。このアミン系硬化剤の市販品としては、例えば、四国化成社製の「キュアゾール」が挙げられる。
この歯付ベルト10では、高負荷伝動に適する状態が長期に亘って維持される。この観点から、RF液を収束剤として用いることが好ましい。
このラテックスとしては、例えば、ビニルピリジン・スチレン・ブタジエンゴムラテックス(VP・SBR)、スチレン・ブタジエンゴムラテックス(SBR)、天然ゴムラテックス(NR)、クロロプレンゴムラテックス(CR)、クロロスルホン化ポリエチレンゴムラテックス(CSM)、2,3-ジクロロブタジエンゴムラテックス(2,3-DCB)、水素化ニトリルゴムラテックス(H-NBR)、カルボキシル化水素化ニトリルゴムラテックス、ブタジエンゴムラテックス(BR)、ニトリルゴムラテックス(NBR)等が挙げられる。上記収束剤は、これらのうちの1種又は2種以上を含むことができる。
この歯付ベルト10の心線13は、背ゴム部11aの内周側の部分に配置される。言い換えれば、この心線13は背ゴム部11aと歯ゴム部11bとの境界付近に位置する。そのため、この心線13と背ゴム部11aとの界面は、この剪断歪みの影響を受けやすい状況にある。しかし、心線13に含まれるヤーン16は、上述した接着剤からなる接着被覆層21で被覆される。このヤーン16に含まれるフィラメント18は、好ましくは、上述した収束剤からなる収束被覆層で被覆される。この心線13は、上述の剪断歪みによる作用を効果的に緩和できる。この歯付ベルト10では、高負荷伝動に適する状態が長期に亘って維持される。
本製造方法を図5~図8を参照しながら説明する。
図5は、歯付ベルトの製造方法で使用するベルト成形型の部分断面図である。図6~8は、製造方法の製造工程を説明する図である。
製造方法は、材料準備工程、積層工程、成形工程、及び仕上げ工程を有する。
≪エラストマーシート≫
背ゴム部用の熱可塑性エラストマーシートと、歯ゴム部用の熱可塑性エラストマーシートとを用意する。各エラストマーシートは、例えば、エラストマー成分であるTPAE又はTPCと、必要な添加剤とを含む熱可塑性エラストマー組成物を調製し、これを押出成形等でシート状に成形することで得られる。
また、背ゴム部用の熱可塑性エラストマーシートと、歯ゴム部用の熱可塑性エラストマーシートとは、共押出で成形してもよい。この場合、背ゴム部用の熱可塑性エラストマーシートと、歯ゴム部用の熱可塑性エラストマーシートとの積層体が得られる。
本工程で成形したエラストマーシートは、一旦、巻取ってもよいし、そのまま次工程に供給してもよい。
ベルト歯12の形状に対応した歯形を有する補強布(歯部被覆材)を準備する。
ベルトの歯形と同形状の凹部を有し、加熱された型に、補強布を沿わせ、当該型と反対側から軟らかい弾性体を押付けることで、補強布を歯形が付いた形状に成形する。
その後、歯形の付いた補強布は筒状に成形してもよい。必要に応じて、補強布に対しては、RFL処理のような接着処理を行うことができる。
カーボンフィラメントに所定の撚りや、接着処理等を加えて心線13を用意する。ここでは、S撚りの心線とZ撚りの心線とを一対の心線として用意することが好ましい。
フィラメント18の束を撚り合わせてストランド17を構成する。収束被覆層20で各フィラメント18を被覆する場合は、フィラメント18の束を収束剤を含む溶液中に浸漬して各フィラメント18の表面全体に収束剤を塗布した後、この束を撚り合わせてストランド17を構成する。これにより、収束剤がフィラメント18間に含侵したストランド17が得られる。その後、ストランド17を加熱し、収束剤に含まれる分散媒を揮発させ、収束剤を乾燥させる。これにより、収束剤からなる収束被覆層20(厚さ=0.05~0.35μm)で被覆されたフィラメント18を含むストランド17が得られる。収束剤処理における加熱温度としては、例えば180℃以上250℃以下に設定される。加熱時間としては、例えば3分以上10分以下に設定される。
図5は、ベルト成形型30の一部を示す部分断面図である。
ベルト成形型30は、円筒状であって、各々、軸方向に延びるように形成された複数の歯部形成溝31が周方向に間隔をおいて配設された外周面を有する。
そして、その上に歯ゴム部用の熱可塑性エラストマーシート11b’と、背ゴム部用の熱可塑性エラストマーシート11a’とをこの順に巻き付ける。巻き付けられた各シートの層数は、作製するベルトの寸法に応じて、1層でもよいし、2層以上でもよい。
更に、必要に応じて離型紙又は離型フィルム(図示せず)を巻き付ける。
これにより、ベルト成形型30上に積層体S’を成形する。
ゴムスリーブ32を内面に持ち、スリーブ32と本体との間に密閉した空間をもつジャケットを、積層体S’に被せる。これにより、図7に示すように、ベルト成形型30上の積層体S’にゴムスリーブ32が被せられる。
積層体S’を巻いた成形型30の内部とジャケットの空間に高圧蒸気を入れて加熱・圧縮する。これにより、熱可塑性エラストマーシート11a’、11b’を構成する熱可塑性エラストマーを心線間の隙間を通過させて歯部形成溝31にして流し込み、図8に示すように、ベルト歯12を形成する。
このとき、高圧蒸気の温度は、熱可塑性エラストマーが流動する温度以上の温度とする。なお、熱可塑性エラストマーシートのエラストマー成分が、TPAEの場合には、高圧蒸気の温度を170℃以上にする。
取出した成形体Sを規定の幅に切って分離することで、歯付ベルト10となる。
このような工程を経ることにより、ベルト本体11が熱可塑性エラストマー組成物で構成される歯付ベルト10を製造することができる。
なお、歯ゴム用の熱可塑性エラストマーシート11b’と、背ゴム用の熱可塑性エラストマーシート11a’との硬さが異なる場合には、ベルト成形型30の外周面上に、補強布14、心線13、及び歯ゴム用の熱可塑性エラストマーシート11b’の積層を行った後、上述した高圧蒸気による加熱・圧縮を行ってベルト歯を形成し、一旦冷却した後、背ゴム用の熱可塑性エラストマーシート11a’を巻き付けて、再度、高圧蒸気による加熱・圧縮を行い、その後、再度冷却し、最後に仕上げ工程を行って、歯付ベルトを製造すればよい。
各例の歯付ベルトは、既に説明した上述の製造方法を用いて作製した。
ベルト本体(背ゴム部及び歯ゴム部)を形成するための熱可塑性エラストマー組成物、心線、及び補強布は下記の通り準備した。
下記の熱可塑性エラストマー組成物(TPE)を用意した。いずれの熱可塑性エラストマー組成物も市販品である。
(A1)アルケマ社製のPEBAX(登録商標) 4033SP-01を使用した。この熱可塑性エラストマー組成物の硬さは42である。
PEBAXは、ポリエーテルをソフトセグメントとする。
(A2)T&K TOKA社製のTPAE-10を使用した。この熱可塑性エラストマー組成物の硬さは41である。
TPAE-10は、ポリエーテルエステルをソフトセグメントとする。
(A3)アルケマ社製のPEBAX(登録商標) 2533SP-01を使用した。この熱可塑性エラストマー組成物の硬さは27である。
JSR社製のEXCELINK(登録商標) 1303Bを使用した。この熱可塑性エラストマー組成物の硬さは38である。この硬さは、タイプDデュロメータでなく、タイプAデュロメータにて測定される。
日本ミラクトラン社製のミラクトラン(登録商標) E590を使用した。この熱可塑性エラストマー組成物の硬さは42である。
補強布として、RFL処理されたナイロン帆布を準備した。
ここでは、経糸が6,6-ナイロン繊維で、緯糸が6,6-ナイロン繊維のウーリー加工糸のナイロン帆布を用意した。
カーボンフィラメント(帝人テナックス社製、フィラメント径7μm)を用いて、図4に示された構成(1×5)を有する、諸撚りタイプのヤーンを含む心線を準備した。ストランドに含まれるカーボンフィラメントの本数は3000本に設定された。
収束被覆層及び接着被覆層形成のために、次のA~Gの処理液を準備した。
・処理液A
ナガセケムテック社製の「デナコール EX-521」を用い、主剤としてエポキシ基含有化合物を含む処理液Aを準備した。この処理液Aにおける、主剤の固形分比率は100質量%であった。
・処理液B
ナガセケムテック社製の「デナコール EX-521」と、四国化成社製の「キュアゾール 2E4MZ-CN」とを用い、主剤として、エポキシ基含有化合物及びアミン系硬化剤を含む処理液Bを準備した。この処理液Bにおける、主剤の固形分比率は100質量%であった。アミン系硬化剤の量は、エポキシ基含有化合物100質量部に対して、9.5質量部であった。
・処理液C
ナガセケムテック社製の「デナコール EX-521」と、四国化成社製の「キュアゾール 2E4MZ-CN」と、JSR社製の「VPラテックス 0650」とを用い、主剤として、主剤としてのエポキシ基含有化合物及びアミン系硬化剤と、不純物としてのラテックスとを含む処理液Cを準備した。この処理液Cにおける、主剤の固形分比率は70質量%であった。アミン系硬化剤の量は、エポキシ基含有化合物100質量部に対して、9.5質量部であった。
・処理液D
ナガセケムテック社製の「デナコールEX-521」と、和光純薬社製の「水溶性アゾ重合開始剤 VA-086」とを用い、主剤として、エポキシ基含有化合物及びラジカル開始剤を含む処理液Dを準備した。この処理液Dにおける、主剤の固形分比率は100質量%であった。ラジカル開始剤の量は、エポキシ基含有化合物100質量部に対して、5質量部であった。
・処理液E
ナガセケムテック社製の「デナコールEX-521」と、和光純薬社製の「水溶性アゾ重合開始剤 VA-086」と、JSR社製の「VPラテックス 0650」とを用い、主剤としてのエポキシ基含有化合物及びラジカル開始剤と、不純物としてのラテックスとを含む処理液Eを準備した。この処理液Eにおける、主剤の固形分比率は70質量%であった。ラジカル開始剤の量は、エポキシ基含有化合物100質量部に対して、5質量部であった。
・処理液F
処理液Fとして、RF液を準備した。レゾルシン及びホルムアルデヒドの初期縮合物の固形分比率は100質量%であった。レゾルシン(R)のホルマリン(F)に対するモル比(R/F)を1/1.5とした。
・処理液G
処理液Gとして、RFL水溶液(ラテックスは、JSR社製の「VPラテックス 0650」)を用意した。このRFL水溶液は、レゾルシン及びホルムアルデヒドの初期縮合物の固形分比率は70質量%であった。レゾルシン(R)のホルマリン(F)に対するモル比(R/F)を1/1.5とし、レゾルシン(R)及びホルムアルデヒド(F)の初期縮合物(RF)のラテックス由来固形分(L)に対する質量比(RF/L)を1/6とした。
背ゴム部及び歯ゴム部に上記TPAE(A1)を使用し、補強布として上記ナイロン帆布を使用し、上記カーボンフィラメントを含む心線を使用して、上述した製造方法(図6~図9参照)で、歯型の種類がS8Mの歯付ベルトを製造した。ベルト幅は8mm、ベルト長は1200mmとした。
心線については、図4に示されるタイプのヤーン、具体的には、下撚り及び上撚りからなる2つの撚り階層を有する、諸撚りタイプのヤーンを準備した。
ヤーンに含まれる各ストランドに含まれるフィラメントの本数は3000本に設定した。フィラメントの全てをカーボンフィラメントで構成した。
フィラメントの束を収束剤としての処理液Fに浸漬した後、このフィラメントの束を下撚りして、ストランドを構成した。このストランドに対して、180℃の温度で5分間の加熱処理を行った。これにより、ストランドのフィラメント間を充填する収束被覆層を形成した。下撚りの撚り係数は40に設定した。
収束被覆層を形成したストランドを5本準備し、これらを上撚りして、ヤーンを構成した。上撚りの撚り係数は40に設定した。
接着剤に処理液Fを用い、ヤーンの接着剤処理を行い、ヤーンの表面に接着被覆層を形成した。この処理における加熱温度は220℃、加熱時間は10分に設定された。
収束被覆層及び接着被覆層を形成しなかった他は実施例1と同様にして、比較例1の歯付ベルトを得た。
背ゴム部及び歯ゴム部の熱可塑性エラストマー組成物を下記の表1に示される通りとし、収束剤に処理液Aを用い、接着剤に処理液Dを用いた他は実施例1と同様にして、比較例1の歯付ベルトを得た。
接着剤に処理液Dを用いた他は実施例1と同様にして、実施例2の歯付ベルトを得た。
背ゴム部及び歯ゴム部の熱可塑性エラストマー組成物に上記TPAE(A2)を用い、収束剤に処理液Bを用い、接着剤に処理液Dを用いた他は実施例1と同様にして、実施例3の歯付ベルトを得た。
収束剤及び接着剤を下記の表2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例4~6の歯付ベルトを得た。
背ゴム部に上記TPAE(A3)を使用し、歯ゴム部に上記TPAE(A1)を使用した他は実施例1と同様にして、実施例7の歯付ベルトを得た。
実施例及び比較例で製造した歯付ベルトについて、耐久性を評価するための耐久試験1~2を行った。結果は、表1に示した。
耐久試験1は、標準的な走行条件で耐久性を評価する試験である。実施例1~7及び比較例1~3で製造した歯付ベルトについて行った。
図9は、耐久試験1で使用したベルト走行試験機80を示す。
ベルト走行試験機80は、歯数22歯、歯形8Mの駆動プーリ81と、その右側方に設けられた歯数33歯、歯形8Mの従動プーリ82とを備える。従動プーリ82は、軸荷重(デッドウェイト)を負荷できるように左右に移動可能に設けられている。
また、故障の発生に至らなくても歯飛びが発生した場合には、その時点で試験を終了した。
耐久試験2は、高負荷条件下での耐久性を評価する試験である。実施例1及び3、並びに、比較例1~3で製造した歯付ベルトについて行った。
図10は、耐久試験2で使用したベルト走行試験機90を示す。
ベルト走行試験機90は、歯数24歯、歯形8Mの駆動プーリ91と、その右側方に設けられた歯数36歯、歯形8Mの従動プーリ92とを備える。従動プーリ92は、軸荷重(デッドウェイト)を負荷できるように左右に移動可能に設けられている。
なお、クラックの発生に至らなくても歯飛びが発生した場合には、その時点で試験を終了した。
11 ベルト本体
11a 背ゴム部
11b 歯ゴム部
12 ベルト歯
13 心線
14 補強布(歯部被覆材)
15 歯底部
16 ヤーン
17 ストランド
18 フィラメント
19 仮ストランド
20 収束被覆層
21 接着被覆層
30 ベルト成形型
31 歯部形成溝
32 ゴムスリーブ
80、90 ベルト試験機
81、91 駆動プーリ
82、92 従動プーリ
Claims (6)
- 平帯状の背ゴム部と、前記背ゴム部の内周側に配設されて各々が前記背ゴム部に一体に設けられてベルト歯を構成する複数の歯ゴム部とを有し、前記背ゴム部及び前記歯ゴム部がともに熱可塑性エラストマー組成物からなるベルト本体と、
前記背ゴム部の内周側の部分にベルト幅方向にピッチを有する螺旋を形成するように配されて埋設された心線と、
前記ベルト本体の内周側に設けられた前記複数の歯ゴム部を被覆する歯部被覆材と、
を備え、
前記熱可塑性エラストマー組成物のエラストマー成分がポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)、又はポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPC)であり、
前記背ゴム部を構成する熱可塑性エラストマー組成物の硬さが25~70であり、
前記歯ゴム部を構成する熱可塑性エラストマー組成物の硬さが40~70であり、かつ前記背ゴム部を構成する熱可塑性エラストマー組成物の硬さ以上であり、
前記心線は、接着剤からなる接着被覆層で被覆されるヤーンを備え、
前記ヤーンは多数のフィラメントを含み、前記多数のフィラメントはカーボン繊維からなるカーボンフィラメントを含み、
前記接着剤は、エポキシ基含有化合物と硬化剤とを含有し、固形分比率が80質量%以上である、歯付ベルト。 - 前記熱可塑性エラストマー組成物のエラストマー成分は、ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)である請求項1に記載の歯付ベルト。
- 前記硬化剤は、ラジカル開始剤である、請求項1又は2に記載の歯付ベルト。
- 平帯状の背ゴム部と、前記背ゴム部の内周側に配設されて各々が前記背ゴム部に一体に設けられてベルト歯を構成する複数の歯ゴム部とを有し、前記背ゴム部及び前記歯ゴム部がともに熱可塑性エラストマー組成物からなるベルト本体と、
前記背ゴム部の内周側の部分にベルト幅方向にピッチを有する螺旋を形成するように配されて埋設された心線と、
前記ベルト本体の内周側に設けられた前記複数の歯ゴム部を被覆する歯部被覆材と、
を備え、
前記熱可塑性エラストマー組成物のエラストマー成分がポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)、又はポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPC)であり、
前記背ゴム部を構成する熱可塑性エラストマー組成物の硬さが25~70であり、
前記歯ゴム部を構成する熱可塑性エラストマー組成物の硬さが40~70であり、かつ前記背ゴム部を構成する熱可塑性エラストマー組成物の硬さ以上であり、
前記心線は、接着剤からなる接着被覆層で被覆されるヤーンを備え、
前記ヤーンは多数のフィラメントを含み、前記多数のフィラメントはカーボン繊維からなるカーボンフィラメントを含み、
前記接着剤は、レゾルシンとホルムアルデヒドとを含有し、固形分比率が80質量%以上である、歯付ベルト。 - 前記熱可塑性エラストマー組成物のエラストマー成分は、ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)である、請求項4に記載の歯付ベルト。
- 前記ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)のソフトセグメントは、ポリエーテル構造である、請求項1から5のいずれかに記載の歯付ベルト。
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