JPS63192817A - オン−オフ羽口および断続的ガス吹込法 - Google Patents

オン−オフ羽口および断続的ガス吹込法

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Publication number
JPS63192817A
JPS63192817A JP2504287A JP2504287A JPS63192817A JP S63192817 A JPS63192817 A JP S63192817A JP 2504287 A JP2504287 A JP 2504287A JP 2504287 A JP2504287 A JP 2504287A JP S63192817 A JPS63192817 A JP S63192817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tuyere
gas
molten metal
blowing
capillary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2504287A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Demukai
登 出向井
Nobutaka Noda
野田 宣孝
Tetsuo Okamoto
岡本 徹夫
Isao Ito
功 伊藤
Atsushi Ishii
敦 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Publication of JPS63192817A publication Critical patent/JPS63192817A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)
  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
及五り旦力
【産業上の利用分野】
本発明は、金属溶湯中に必要に応じてガスを吹き込むこ
とのできるオン−オフ羽口に関し、それを使用する断続
的なガス吹込法を包含する。 [従来の技術] たとえば鋼の精錬において、反応のため、または撹拌の
ために、溶湯中に種々のガスを吹き込む操作が必要にな
る。 浸漬羽口を通してのガスの吹き込みは、ノズルを用いる
にせよポーラスプラグによるにせよ、ガスが必要でない
ときにも、羽口の溶損や閉塞を避けるために、ガスを流
し続けなければならない。 このアイドリング状態のガス量は、一般に最大吹込量の
40%は必要でおるから、操業全体を通じて浪費される
ガスの量はかなりになる。 吹き込むガスがN2のよう
な比較的安価なものであればともかく、Arのように高
価な場合は、ガスの費用がコストに大きく影響する。 従って、アイドリング時には羽口を閉鎖してガスの供給
を停止し、ワーキングに入るときは開通させてガスの供
給を再開することができれば、ガスを浪費することがな
く、製鋼そのほかのプロセスの操業コストを低減するこ
とができて好ましい。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、上記のような技術の現状から一歩前進
し、必要に応じてガスの吹き込みを行なったり停止した
りすることと、任意に吹き込みを再開することのできる
オン−オフ羽口を提供することにおる。 このオン−オ
フ羽口を使用して、断続的なガスの吹き込みを行なう方
法を提供することもまた、本発明の目的に含まれる。 発明の構成
【問題点を解決するための手段】
本発明のオン−オフ羽口は、第1図に示すように、炉ま
たは容器1内の金属溶湯2にガス3を吹き込むための浸
漬羽口において、炉壁の一部をなし貫通孔51を有する
羽口耐火物5、この貫通孔51内を摺動可能な金属製の
細管羽口部材6、およびこの細管羽口部材6を所定の長
さずつ送り込むための手段7からなり、上記細管の実質
的内径が、Gからガスを吹き込まないときには、第2図
に示すように、侵入した溶湯21が凝固して細管の端6
1を閉塞するに十分なほど、小ざいことを特徴とする。 細管羽口部材6の基本的な形態は、第3図AおよびBに
示すような小径の単管である。 この場合に適切な内径
の上限は、溶湯の種類により、とくにその表面張力の大
小や融点の高低により多少異なるが、たとえば溶湯がス
テンレス鋼であるときは、一般に5〜10mである。 所望であれば、第4図AおよびBに示すような二重管構
造として、2種のガスを吹き込むことができる。 この
羽口部材は、同心円管でなく、内管がたとえば図示した
ような異形であって、一体となって高い強度をもつよう
に構成するとよい。 羽口耐火物の貫通孔は、湯洩れの防止のために羽口部材
の外径に対してタイトに製作しなければならず、従って
そこを摺動的に送り込めるよう、羽口部材は坐屈しにく
いものであることが要求される。 第4図Bにみるとおり、外側のガス通路は内径の大きな
外管と六角形の内管とで形成されるので、6分された各
通路は溶湯の侵入しやすさという観点からいえば、比較
的小径の通路6本と等価である。 本発明で「実質的内
径」というのは、このような観点からみた通路の大きさ
を意味する。 羽口部材は1本に限らず、2本またはそれ以上をあわせ
用いてもよい。 とくに大型の炉や、多量のガスを吹き
込む場合にはその必要があろう。 第5図AおよびBは、内外二重円環上に12本の単管を
配置した例を示す。 容易に理解されるとおり、羽口部材は、無用の溶損を避
けるとともに、オフ時に侵入して凝固する溶湯の量を最
少にするよう、低温に保つ必要がある。 この目的には
、炉または容器の外に冷却手段を設けて羽口部材を冷却
するように構成するとよい。 第6図AおよびBに示す
例は、大径の金属棒に多数の平行な孔を設けてガスGの
通路とした羽口部材を用い、その基部を冷却水Wで水冷
するものでおる。 このほか、水冷した銅製のブロック
に羽口部材を接触させるといった手法もとれる。 上記いずれの場合も、羽口部材の材質は、溶湯中に溶は
込んでも支障がなく、熱伝導率の高いものをえらぶ。 
製鋼においては、鋼製、ステンレス鋼製、また鋼の成分
によっては銅製などが適当である。 羽口耐火物は、タイトな貫通孔中を羽口部材を摺動させ
て送り込むことが容易なよう、滑りやすい材質をえらぶ
とよい。 マグネシア・カーボンレンガなどが好適であ
る。 羽口部材の形状および送り込み手段は、上記した例に止
まらない。 たとえば第7図に示すように、長いフレキ
シブルな単管を使用し、マサツ車のような手段で送り込
むことによって、長期間にわたり羽口部材を交換しない
で済ませることができる。 上述のようなオン−オフ羽口を使用する本発明の断続的
ガス吹き込み法は、炉または容器内の金属溶湯に所望に
応じてガスを吹き込んだり、停止したり、吹き込みを再
開したりする方法であって、炉壁の一部をなす羽口耐火
物の貫通孔内に金属製の細管羽口部材を摺動可能に設け
ておき、ガスを吹き込まないときは、羽口部材の開口端
に溶湯が侵入して凝固するにまかせることにより閉塞さ
せてオフ状態とし、ガスを吹き込むときは羽口部材の閉
塞された部分を溶湯中に送り込んで溶解させることによ
り開通させてオン状態とすることを特徴とする。 [作 用] 本発明のオン−オフ羽口をそなえた炉または容器に溶湯
を入れると、羽口からはガスが出ていないから、溶湯は
羽口に侵入する。 侵入した溶湯は、熱を奪われて凝固
するため羽口の端部がそれにより閉塞される。 羽口部
材の冷却が十分であれば、端部においてそれ以上の変化
はなく、オフ状態が保たれる。 ガスを吹き込むべき時期が来たら、ガス圧を加えながら
、羽口部材の端を、はぼ閉塞している長さだけ溶湯中に
送り込む。 送り込まれた部分は溶解し去るから、ガス
圧により通路が開かれ、オン状態になる。 ガスの供給を停止すると、はじめと同様に溶湯が羽口に
侵入して凝固し、再びオフ状態に戻る。 再度ガスを吹き込むべき時期が来たら、羽口部材の端を
溶湯中に送り込むことは上記と同じである。 これを繰り返せば、何回でもオン−オフを再現すること
ができる。 羽口部材が消耗したら交換することにより
、多数回の操業を続けることができる。 及五辺四呈 本発明のオン−オフ羽口は、1回のオン−オフごとにわ
ずかな羽口部材の消耗をみるだけで、所望に応じたガス
の供給および停止が可能である。 従って、このオン−オフ羽口を使用して金属溶湯への断
続的なガスの吹き込みを行なえば、貴重なガスを浪費す
ることなく、精錬や撹拌で行なうことができる。 本発明の技術は、例に挙げた鋼の精錬とくにアーク炉、
LF(レードルファ′−ネス) 、AOD、転炉などを
用いた精錬のほか、種々の溶解精錬炉に適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のオン−オフ羽口の全体の構成を示す
縦断面図である。 第2図は、本発明のオン−オフ羽口の動作の原理を示す
、要部の拡大断面図である。 第3図、第4図および第5図は、いずれも本発明のオン
−オフ羽口に用いる羽口部材の諸態様を示すものであっ
て、各図においてAは縦断面図、Bは矢印方向の拡大端
面図である。 第6図は、羽口部材を水冷する態様を示すものであって
、Aは第3〜5図のAに対応する縦断面図であり、Bは
第3〜5図のBに対応する拡大端面図である。 第7図は、本発明のオン−オフ羽口とその送り込み手段
の変更態様を示す、第1図と同様な断面図である。 1・・・炉または容器    2・・・溶 湯3、G・
・・ガ ス     W・・・冷却水5・・・羽口耐火
物     6・・・羽口部材7・・・送り込み手段 特許出願人   大同特殊鋼株式会社 代理人  弁理士  須 賀 総 夫 第1図 第3図    第4r:jA AS    A    B 第51!I A 第6図 A          B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炉または容器内の金属溶湯にガスを吹き込むため
    の浸漬羽口において、炉壁の一部をなし貫通孔を有する
    羽口耐火物、この貫通孔内を摺動可能な金属製の細管羽
    口部材、およびこの細管羽口部材を所定の長さずつ送り
    込むための手段からなり、上記細管の実質的内径が、ガ
    スを吹き込まないときには侵入した溶湯が凝固して細管
    の端を閉塞するに十分なほど小さいことを特徴とするオ
    ン−オフ羽口。
  2. (2)細管羽口部材が、鋼、ステンレス鋼または銅から
    えらんだ材料でつくつたものである特許請求の範囲第1
    項のオン−オフ羽口。
  3. (3)羽口耐火物としてマグネシア・カーボンレンガを
    使用した特許請求の範囲第1項のオン−オフ羽口。
  4. (4)羽口部材が単管であって、その内径が10mm以
    下である特許請求の範囲第1項のオン−オフ羽口。
  5. (5)羽口部材が二重管であつて2種類のガスを吹き込
    むことができる特許請求の範囲第1項のオン−オフ羽口
  6. (6)羽口部材が多数の平行に設けた単管の束からなる
    特許請求の範囲第1項のオン−オフ羽口。
  7. (7)炉または容器の外に冷却手段を設けて羽口部材を
    冷却するように構成した特許請求の範囲第1項のオン−
    オフ羽口。
  8. (8)炉または容器内の金属溶湯に断続的にガスを吹き
    込む方法であって、炉壁の一部をなす羽口耐火物の貫通
    孔内に金属製の細管羽口部材を摺動可能に設けておき、
    ガスを吹き込まないときは、羽口部材の開口端に溶湯が
    侵入して凝固するにまかせることにより閉塞させてオフ
    状態とし、ガスを吹き込むときは、羽口部材の閉塞され
    た部分を溶湯中に送り込んで溶解させることにより開通
    させてオン状態とすることを特徴とする断続的ガス吹込
    法。
JP2504287A 1987-02-05 1987-02-05 オン−オフ羽口および断続的ガス吹込法 Pending JPS63192817A (ja)

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JP (1) JPS63192817A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016027201A (ja) * 2014-06-30 2016-02-18 Jfeスチール株式会社 転炉の底吹き羽口ブロック
JP2017020083A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 新日鐵住金株式会社 金属溶解・精錬炉用ガス吹込み方法、および金属溶解・精錬炉用ガス吹込みノズル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016027201A (ja) * 2014-06-30 2016-02-18 Jfeスチール株式会社 転炉の底吹き羽口ブロック
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