JPS63192523A - プレス型の製作方法 - Google Patents

プレス型の製作方法

Info

Publication number
JPS63192523A
JPS63192523A JP2252487A JP2252487A JPS63192523A JP S63192523 A JPS63192523 A JP S63192523A JP 2252487 A JP2252487 A JP 2252487A JP 2252487 A JP2252487 A JP 2252487A JP S63192523 A JPS63192523 A JP S63192523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
button die
button
hole
piercing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2252487A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Sasahara
正 笹原
Takayuki Fujimoto
藤本 孝行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2252487A priority Critical patent/JPS63192523A/ja
Publication of JPS63192523A publication Critical patent/JPS63192523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばプレス成形品の孔あけ加工に使用さ
れるプレス型を製作するのに好適なプレス型の製作方法
に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば、プレス成形品の孔あけ加工に使用される
プレス型としては、第4図に示すものがあった。
第4図において、1は図示しないプレスの例えばスライ
ドに取付けた上型、2はポンチリテーナ、3は前記ポン
チリテーナ2によって上型1に固定されたピアスポンチ
であり、これらは一体となって昇降する。
また、4は図示しないプレスの例えばボルスタに取付け
た下型であって、ボタンダイ固定部4aおよびスクラッ
プ逃げ孔4bを有している。さらに、5はピアス孔5b
を有するボタンダイであって、前記下型4のボタンダイ
固定部4aに打込み嵌合固定されているも9で、ある。
さらにまた、6はワーク、7はワーク6を下型4および
ボタンダイ5に向けておさえ付けるパッドである。
このような構造のプレス型でワーク6に孔あけ加工を行
う場合には、上型1およびバッド7が上昇位置にあると
きに、所定形状にプレス成形されているワーク6を下型
4およびボタンダイ5の上面に載置し、パッド7を降下
させてワーク6を下型4苧よびボタンダイ5に向けてお
さえ付けた状態とし、上型1を降下させることによりピ
アスポンチ3とボタンダイ5とで孔あけ加工を行う。
第5図は上面の仕上げ加工を行う以前のボタンダイ5の
斜視図であって、このボタンダイ5は合金工具鋼(SK
DII、5KD12など)を素材としているものである
。このボタンダイ5の中央部分にはピアス孔5bが形成
されており、下型4に固定する以前にあらかじめ熱処理
が施されていて、その硬度はHRC58〜63に調整し
である。
この高硬度に熱処理されたボタンダイ5は、上記のよう
に、下型4のボタンダイ″固定部4aに固定され、そし
て、表面はワーク6の形状に従って仕上げ加工が施され
たものとなっ、ているが、このような構造とするに際し
ては、従来の場合、まず、第6図CIIL)に示すよう
に、下型4の上表面をポールエンドミルカッタのような
切削工具10をNCデータ等に基づいて送り込むことで
仕上げ加工縁立まで切削加工したのち、第6図(b)に
示すように、ボタンダイ固定部4aおよびスクラップ逃
げ孔4bを孔あけして形成し、次いで第6図(C)に示
すように、第5図に示した熱処理後のボタンダイ5を下
型4のボタンダイ固定部4a内に打ち込み嵌合固定し、
その後所定の形状、例えば第4図のワーク6の形状に対
応した形状となるように角部をグラインダで研磨して仕
上げていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、第6図(a)〜(C)に示したように、
下型4の上表面を仕上げ加工してから、ボタンダイ5を
固定してこの仕上げ加工を行う場合には、ボタンダイ5
の硬度が高く、切削工具10による加工が困難なことか
ら、NCデータ等による自動送りの不可能なグラインダ
を用いざるを得す、手作業であることから下型4の仕上
げ面にボタンダイ5の仕上げ面を一致させることが難し
いとともに、仕上げ加工に費やす時間、工数も大きなも
のになるという問題点があった。
(発明の目的) この発明は、上述した従来の問題点に着目してなされた
もので、ボタンダイ固定部を有する型にボタンダイを固
定した状態で、型の表面とボタンダイの表面とをワーク
の形状に合うように同時に仕上げ加工するに際し、下型
とボタンダイの仕上げ面を一致させ易く、しかも時間、
工数もかからないプレス型の製作方法を提供することを
目的としているものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明に係るプレス型の製作方法は、ボタンダイ固定
部を有する型の前記ボタンダイ固定部に、フレームハー
ド鋼より作製し且つピアス用下孔を形成したボタンダイ
を固定し、前記ボタンダイの表面をワーク形状に・仕上
げ加工したのち、前記ピアス用下孔のピアス部分を火炎
焼入れしてピアス孔を得るようにしたことを特徴として
いるものである。
この発明に係るプレス型の製作方法において、ボタンダ
イに形成されたピアス用下孔は、ピアス孔の孔径より大
径に形成されることが望ましい。
また、この発明に係るプレス型の製作方法において、ボ
タンダイはフレームハ−ド鋼より作製しているものであ
り、火炎焼入れが可能である鋼を素材としているもので
あって、例えば第1表に示す化学成分のフレームハード
鋼が使用されるが、これに限定されないことはいうまで
もない。
第  1  表 (重量%) (実施例1) この実施例1では、上表面を仕上げ加工する前の下型4
に、あらかじめボタンダイ固定部4aおよびスクラップ
逃げ孔4bを加工し、このボタンダイ固定部4aに、第
1図(a)に示すように、フレームハード鋼(例えば、
第1表に示す成分のもの)より作製し且つピアス用下孔
5aを形成したボタンダイ5を打込み嵌合固定した。こ
のボタンダイ5は熱処理していないものであるため硬度
はHRC14程度である。
次に、第1図(b)に示すように、切削工具10を用い
て下型4の上表面およびボタンダイ5の上表面を、例え
ば第4図に示したワーク6の形状に合わせて仕上げ加工
した。このとき、下型4およびボタンダイ5の硬度は低
いものとなっているため、切削工具を用いることが可能
となり、従来のようにグラインダによりボタンダイ5の
上表面を仕上げ加工する場合に比べて高速で加工を行う
ことが可能であり、切削工具10をNCデータ等により
送ることができるので仕上げ面の精度が高く、また自動
化が可能である。
次いで、第1図(C)に示すように、ボタンダイ5のピ
アス部分をバーナー11によって加熱して火炎焼入れす
ることにより、ピアス部分を高硬度(HRC58〜63
)のものにし、ピアス孔5bとする。
(実施例2) この実施例2では、上表面を仕上げ加工した後の下型4
に、あらかじめボタンダイ固定部4aおよびスクラップ
逃げ孔4bを加工し、このボタンダイ固定部4aに、第
2図(a)に示すように、フレームハード鋼(例えば、
第1表に示す成分のもの)より作製し且つピアス用下孔
5aを形成したボタンダイ5を打込み嵌合固定した。こ
のボタンダイ5は熱処理していないものであるため、硬
度はHnC14程度のものである。
次に、第2図(b)に示すように、切削工具10を用い
てボタンダイ5の上表面を例えば第4図に示したワーク
6の形状に合わせて仕上げ加工した。このとき、ボタン
ダイ5の硬度は低いものとなっているため切削工具を用
いることができ、従来のようにグラインダで焼入れした
ボタンダイ5の上表面を仕上げ加工する場合に比べて高
速で加工を行うことが可能であり、さらに自動化もでき
る。ここでは、必要に応じて下型4の上表面をさらに仕
上げ加工して、下型4とボタンダイ5との面を一致させ
るようにする。
次に、第2図(C)に示すように、ボタンダイ5のピア
ス部分をバーナー11によって加熱して火炎焼入れする
ことにより、ピアス部分を高硬度(HRC58〜63程
度)のものにし、ピアス孔5bとする。
ところで、実施例1および2において、ボタンダイ5に
形成したピアス用下孔5aが、火炎焼入れによって熱歪
を生じ、第3図のように二点鎖線で示す仕上げ加工後の
形状から実線で示す火炎焼入れ後の形状に変化して、ピ
アス孔5bの孔径が小さくなる。
そこで、このような形状変化を考慮し、ピアス用下孔5
aの孔径を所定の孔径よりも若干大きく設定しておき、
火炎焼入れ後に所定のピアス孔5bの孔径となるように
しておくことが望ましい。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明によるプレス型の製
作方法では、ボタンダイ固定部を有する型の前記ボタン
ダイ固定部に、フレームハード鋼より作製し且つピアス
用下孔を形成したボタンダイを固定し、前記ボタンダイ
の表面をワーク形状に仕上げ加工したのち、前記ピアス
用下孔のピアス部分を火炎焼入れしてピアス孔を得るよ
うにしたから、ボタンダイ固定部を有する型にボタンダ
イを固定した状態で型の表面とボタンダイの表面とをワ
ークの形状に合うように同時に仕上げ加工するに際し、
上記のボタンダイは焼入れ処理していない生の状態のも
のであるため、切削工具を用いることができるので、従
来のようにグラインタによる手作業に比べてNCデータ
等による自動化が可能となり、仕上げ精度を上げること
ができる。また、自動化が可能となりグラインダ作業に
よる工数9時間を削減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(C)はこの発明の実施例1におけるプ
レス型の製作工程を順次示す断面説明図、第2図(II
L)〜(C)はこの発明の実施例2におけるプレス型の
製作工程を順次示す断面説明図、第3図は火炎焼入前後
における形状変化を示す断面説明図、第4図はピアス加
工を行うプレス型の断面説明図、第5図は表面仕上げ加
工前のボタンダイの斜視図、第6図(a)〜(C)は従
来のプレス型の製作工程を順次示す断面説明図である。 4・・・下型、4a・・・ボタンダイ固定部、5・・・
ボタンタイ、5a・・・ピアス用下孔、6・・・ワーク
、10・・・切削工具、11・・・バーナー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ボタンダイ固定部を有する型の前記ボタンダイ固
    定部に、フレームハード鋼より作製し且つピアス用下孔
    を形成したボタンダイを固定し、前記ボタンダイの表面
    をワーク形状に仕上げ加工したのち、前記ピアス用下孔
    のピアス部分を火炎焼入れしてピアス孔を得ることを特
    徴とするプレス型の製作方法。
  2. (2)ピアス用下孔はピアス孔より大径に形成してある
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載のプ
    レス型の製作方法。
JP2252487A 1987-02-04 1987-02-04 プレス型の製作方法 Pending JPS63192523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2252487A JPS63192523A (ja) 1987-02-04 1987-02-04 プレス型の製作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2252487A JPS63192523A (ja) 1987-02-04 1987-02-04 プレス型の製作方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63192523A true JPS63192523A (ja) 1988-08-09

Family

ID=12085171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2252487A Pending JPS63192523A (ja) 1987-02-04 1987-02-04 プレス型の製作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63192523A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104209393A (zh) * 2014-09-05 2014-12-17 苏州洛特兰新材料科技有限公司 一种圆环端头冲压装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104209393A (zh) * 2014-09-05 2014-12-17 苏州洛特兰新材料科技有限公司 一种圆环端头冲压装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101284294A (zh) 一种硅钢片冲压模具刃块及其加工工艺
JP2001343472A (ja) 時計用外装部品の製造方法、時計用外装部品及び時計
TWM588610U (zh) 棘輪扳手之本體
JP2003154432A (ja) ベアリング用外輪および内輪の製造方法
JPS63192523A (ja) プレス型の製作方法
CN114986107B (zh) 一种凸轮轴保持架的制造方法及凸轮轴保持架
JPH01205844A (ja) フランジコンパニオンの冷鍛加工成形方法
JP2017192963A (ja) プレス金型の製造方法、プレス加工法及びプレス金型機構
US450618A (en) Method of preparing gem-settings
JPH0716692A (ja) エンジン用ロッカーアームの生産方法
CN105458117B (zh) 一种汽车发动机用柱塞孔倒圆角工艺
JPH01274930A (ja) ドリルの製造方法
GB688052A (en) Improvements in or relating to the manufacture and construction of press tools
RU2432265C1 (ru) Способ изготовления клейма для маркирования изделий, изготовленных из пластичных при холодном деформировании металлов
JPS5586636A (en) Production of hand tool
JPS61119348A (ja) 鍛造品のバリ抜き加工方法
JPS6325890B2 (ja)
JPH07116745A (ja) バーリング加工方法及びバーリング加工装置
JPH04101731A (ja) 歯形鍛造かさ歯車の仕上方法
CN117139488A (zh) 一种少废料冲压连续模工艺及其冷冲模
RU2054342C1 (ru) Способ зачистки отверстий в твердом материале
JP3129197B2 (ja) プリント配線板用の金型材料
JP2807705B2 (ja) 被加工材の切離し加工方法
JPH01171797A (ja) 塑性加工方法
JPH08164435A (ja) 汎用プレス機によるキャタピラ用トラックリング加工法