JPS6319173A - パチンコ遊技機の発射装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の発射装置

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JPS6319173A
JPS6319173A JP16209486A JP16209486A JPS6319173A JP S6319173 A JPS6319173 A JP S6319173A JP 16209486 A JP16209486 A JP 16209486A JP 16209486 A JP16209486 A JP 16209486A JP S6319173 A JPS6319173 A JP S6319173A
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勝久 隆一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パチンコ遊技機の発射装置に関する。
従来の技術 遊技盤前面に設けた操作ハンドルに連動する発射モータ
によりハンマを反復駆動して遊技球を遊技盤面上に連続
的に打ち出すようにしたパチンコ遊技機の発射装置は公
知で、この種の発射装置においては、従来、発射モータ
として交流シンクロナスモータ若しくは交流インダクシ
ョンモータを使用している。そして、シンクロナスモー
タは効率が低いので、モータ配設スペース上の制限から
小型のモータを用いる場合、所要の出力トルクを得るた
め減速機を設けている。また、インダクションモータに
あっても、モータ構成上低速回転が困難なので減速機を
用いている。さらに、パチンコ遊技機は、遊技球発射回
数が一般には法令等により例えば毎分100発以下に制
限され、また、発射モータの電源となる商用電源の周波
数はパチンコ遊技機の仕向地によって50H2または6
0Hzと異なるので、電源周波数に回転数が依存するシ
ンクロナスモータまたはインダクションモータを装備し
た従来装置ではモータに付設される減速機の減速比を所
要発射球数と仕向地とに応じて設定している。
このように減速比を仕向地に応じて設定する必要がある
減速機を用いた従来の発射装置ではその生産計画、在庫
管理等が煩雑で、製品のコストアップの要因になってい
る。また、減速機は機械的部品で構成され、構成部品が
損耗するので使用寿命が5000時間程時間短かく、し
かも部品点数が多いので寿命のバラツキも大きい。さら
に、減速機からはギヤの回転音が発生し、この回転音を
低減すべくグリスを充填しておいても、使用時間の経過
と共にグリスが飛散しかつ構成部品が損耗するので、撮
動、騒音が徐々に増大し、発射装置の回転ハンドルを介
してこの振動が遊技者に伝わり、騒音発生と相まって遊
技感を損なう原因になっている。
従来の発射装置には減速機の使用に伴う上述の不具合に
加えて、入力電力の機械的出力への変換効率すなわちモ
ータ効率が低いことから発熱し易く、消費電力も大きい
という不具合があり、パチンコ遊技機を数百台にも亘っ
て設置する場合はとくに問題になる。また、作動原理上
回転数が負荷に応じて変動するインダクションモータを
使用する場合、減速機を含む発射装置の製造上のバラツ
キに起因するモータ負荷のバラツキにより、回転速度ひ
いては発射球数にバラツキが生じ易いという不具合があ
る。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、発射モータとしてシンクロナスモータ若しく
はインダクションモータを用い、減速機を付設した従来
の発射装置における上述の種々の不具合を解消しようと
するもので、仕向地の商用電源周波数に応じた管理が不
要で、使用寿命が長く、騒音、撮動2発熱及び消費電力
が少なく、発射球数を正確に制御でき、コンパクトなパ
チンコ遊技機の発射装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明のパチンコ遊技機の発射装置は、遊技球を打ち出
すためのハンマ手段と発射モータの出力軸に連結された
カム手段とを係脱自在に配し、前記発射モータと共に回
転する前記カム手段により前記ハンマ手段を反打ち出し
方向に移動後、前記カム手段との係合が解除された前記
ハンマ手段をスプリング手段の弾発力で打ち出し方向に
付勢して遊技球を発射するようにしたパチンコ遊技機の
発射装置において、前記発射モータをパルスモータとし
、該パルスモータをステップ回転させるためのパルスを
発生させるパルス発生器と、該パルス発生器からのパル
スに応じて前記パルスモータの各相に駆動電流を供給す
るためのパルスモータ駆動回路とを備えたことを特徴と
する構成よりなる。
作  用 パルス発生器からのパルスがパルスモータ駆動回路に供
給されると、該駆動回路から該入力パルスに応じた駆動
電流が発射モータとしてのパルスモータの各相に流れ、
該パルスモータが所定の速度で安定に回転する。モータ
回転に伴い、モータ出力軸に連結されたカム手段が所要
のトルクで回転し、遊技球を打ち出すためのハンマ手段
がこれに係合するカム手段により、スプリング手段の弾
発力に抗して反打ち出し方向に移動される。カム手段が
所定回転角度に亘り回転すると、カム手段とハンマ手段
の係合が解除され、カム手段から離脱したハンマ手段は
スプリング手段の弾発力により打ち出し方向に付勢され
て遊技球をパチンコ遊技機の遊技盤面上に発射する。こ
の発射動作は、パルスモータの回転中、所定の時間間隔
で正確に繰り返される。発射装置は低消費電力で運転さ
れ、運転中の発熱が少ない。また、長期間使用後も撮動
、騒音が少ない。
実施例 第1図は本発明のパチンコ遊技機の発射装置の全体構成
を、また、第2図は本発明の一実施例による発射装置の
遊技球発射機構を示し、発射機構1は、発射モータとし
てのパルスモータ2の出力軸に直結された一枚羽型のカ
ム3を備えている。
そして、遊技球100を打ち出すためのハンマ4がその
打撃部を遊技球用レール5の終端に臨ませて配され、該
ハンマ4は基端係合部がカム3の外周カム面と係脱する
ように揺動自在に支持されている。ハンマ4の中間部に
はハンマ4を打ち出し方向に付勢するスプリング6が介
設されたワイヤ7の一端が連結され、該ワイヤ7は、ハ
ンマ4から打ち出し方向に離隔して配されたプーリー8
に巻回され、さらに他端側が、遊技者により回転操作可
能な操作ハンドル9の回転軸に固設されたプーリ〜10
により巻き取られるようにされている。
11は、ハンドル9の非操作時のプーリー8の回転位置
を定めるための平衡スプリングである。
第1図において、図示しない商用電源の電圧を所定電圧
例えば24V(こ変圧するための交流電源部21とモー
タ用直流電源部23とは、操作ハンドル9の回転操作に
応動する電源オンオフ制御回路(または単なるスイッチ
回路)22(こより互いに断続可能にされ、ハンドル9
の非操作時には互いに遮断されて省電力化が図られるよ
うになっている。モータ用直流電源部23は後述の整流
回路を含み、出力側が、制御回路用直流電源部24と、
パルスモータ2と、該モータに各相駆動電流を供給する
ためのパルスモータ駆動回路25とに接続され、交流電
源部21からの交流電力を直流化してこれら要素に供給
するようにされている。そして、制御回路用直流電源部
24は、好ましくは安定化電源よりなり、発振回路26
2分周回路27及びパルスモータ駆動回路25並びに遊
技者がハンドル9に触れているか否かを検出するための
タッチスイッチ回路28にそれぞれ接続され、各回路の
作動電源をなし、また、発振回路26と分周回路27と
はパルスモータ2をステップ回転させるためのパルスを
発生させるパルス発生器を構成している。さらに、パル
スモータ駆動回路25の出力側にはパルスモータ2が接
続されている。
第3図は、発射装置1の回路部の第1の実施例を示しく
但し、交流電源部21及び電源オンオフ制御回路22は
図示省略)、モータ用直流電源部23は全波整流回路よ
りなり、ダイオードD1〜D4により交流電源部21か
らの交流入力24Vを全波整流して約32Vの直流電圧
を得、コンデンサC1でこれを平滑し、モータ駆動電源
としての電圧Vmを得ている。また、制御回路用直流電
源部24は、直流電源部23の出力側に接続された抵抗
R7とツェナダイオードD5との直列回路で構成され、
抵抗R7とダイオードD5との接続点から該ダイオード
のツェナ電圧で定まる安定化された電圧Vccが回路2
5〜27等の作動電源として取り出されるようになって
いる。発振回路26は、水晶発撮子若しくはセラミック
発振子×1と、該発振子X1にそれぞれ並列接続された
抵抗R1,インバータU2−1と、発振子×1にそれぞ
れ直列接続されたコンデンサC2,C3とよりなり、パ
ルスモータ2の回転数を所要のものにすべく、その発振
周波数が例えば2.676MHzとなるように回路定数
が選択されている。さらに、発振回路26の後段にはコ
ンデンサC4と抵抗R2とよりなる微分回路31を介し
て15段のフリップフロップ回路(いずれも図示省略)
で構成された分周回路27が配されている。
パルスモータ駆動回路25はユニポーラ型2−一4( 2相励磁力式で、両入力端が分周回路27の第14段及
び第15段(最終段)のフリップフロップ回路の出力側
Q14.Q15にそれぞれ接続された排他的論理和回路
U2−2と、入力端が該回路U2−2の出力側に接続さ
れたインバータU2−3と、入力端が分周回路27の最
終段のフリツプフロツプ回路の出力側Q15に接続され
たインバータU2−4と、トランジスタT1〜T4と、
ダイオードD6〜D9とを備えている。そして、トラン
ジスタT1.T3.T4は抵抗R3,R4゜R6を介し
て排他的論理和回路U2−2.インバータU2−3.U
2−4の出力側にそれぞれ接続され、トランジスタT2
は抵抗R5を介して分周回路27の最終段のフリップフ
ロップ回路の出力側Q15に接続され、各トランジスタ
T1〜T4のコレクタ端子とモータ用直流電源部23の
出力側間にダイオードD6〜D9がそれぞれ接続されて
いる。
パルスモータ2は、第4図及び第5図に示すように、4
相ハイブリツド形パルスモータよりなる。
〕5− 該モータ2のステータSにはバイファイラ巻で各相コイ
ルφ1〜φ4が巻回され、第1相コイルと第3相コイル
とが、また、第2相コイルと第4相コイルとがそれぞれ
対をなし、これらコイルのコモン側はモータ用直流電源
部23の出力側に接続され、各相コイルの他側は対応す
るトランジスタのコレクタ側に接続されているく第3図
)。また、ロータRは2極マグネットMGとその両側に
嵌装されたロータコアRCとよりなる。該ロータコアR
Cは成層珪素鋼板、鉄系焼結合金、塊状純鉄。
塊状軟鋼等で構成できるが、好ましくは、塊状純鉄を用
いる。この場合、ロータコアRC内に渦電流が発生して
ロータRの振動が抑制され回転が円滑になる。そして、
両ロータコアRCには50極の歯極が形成され、両コア
は互いに3.6°の角度だけシフトして配され、等価的
に100極のマグネットを構成している。モータ2のス
テップ角度は1.8°になっている。
以下、上述のように構成されたパチンコ遊技機の発射装
置の作動を説明する。
遊技者が操作ハンドル9を把持して回転操作すると、電
源オンオフ制御回路22がオン作動し、これに応じて交
流電源部21がオンされ、モータ用直流電源部23に供
電される。この交流入力24Vは該電源部23により全
波整流されて約32Vの直流電圧Vmに変換され、パル
スモータ2のコイルのコモン側、パルスモータ駆動回路
25のダイオードD6〜D9のカソード側及び制御回路
用直流電源部24にそれぞれ供給され、該電源部24に
おいて電圧ymが電圧Vccに分圧される。
制御回路用直流電源部24から所定の作動電圧Vccに
供給されると、パルスモータ駆動回路25゜発振回路2
6及び分周回路27はそれぞれ作動状態となり、発振回
路26から約2.676MH2の周波数の発振出力が微
分回路31(第3図)を介して分周回路27に供給され
、該回路27の最終段のフリップフロップ回路で81.
665H2のクロックQ15に分周される。そして、該
分周回路26の第14段及び最終段のフリップフロップ
回路からの分周出力Q14.Q15同士の排他的論理和
信号が排他的論理和回路U2−2から抵抗R3を介して
トランジスタT1に、該信号の反転出力がインバータU
2−3から抵抗R4を介してトランジスタT3にそれぞ
れ供給され、また分周回路27の最終段回路からのパル
ス出力Q15が抵抗R5を介してトランジスタT2に、
該パルス出力の反転出力がインバータU2−4から抵抗
R6を介してトランジスタT4に供給される。この結果
、トランジスタT1〜T4は、第6図に示すシーケンス
でオンオフ動作し、各トランジスタのオン動作時にパル
スモータ2の対応するコイルに巻線電流が順次流れ、パ
ルスモータ2が回転する。
上述のように、モータ2のステップ角度は1.8°で、
換言すれば、モータ2は減速機なしで毎分98回転の速
度で低速回転する。また、発振周波数を2.730M)
lzとし、同様に分周回路を15段にするならば、正確
に毎分100回転の速度とすることができる。ここで、
4相または2相のステップ角1.8°のパルスモータを
例にして、発振周波数と分周段数とパルスモータ回転数
との関係を説明する。第6図のシーケンスから判るとお
り、2−2相励磁の場合には、分周出力の周期とクロッ
ク周波数(モータを1.8°回転させる周波数)との比
は4となり、モータの毎分回転数N(RPM)は、モー
タの1回転ステップ数をns  (ステップ角1.8°
で200)、分周段数を2n (2のn乗)9発振Fl
数をf(Hz )とすれば、下式より算出できる。
N−(fX4X60)/ (2’ x ns )(RP
M)ここで、60は毎秒回転数を毎分回転数に換算する
ための係数である。
分周段数が15段でかつ発振周波数が2.676MH2
のときのモータ回転数Nは、2n=2+5−32768
及びf=2676000Hzrあるから、N = (2
676000x  4x60) / (32768x2
00)−98(RPM)となる。また、発振周波数が2
.730MHzのときは、N = (2730000x
4x60) / (32768x 200) ? 10
0 (RPM )となる。
そして、モータ2の回転速度は主に発振回路26の発振
子×1の発振精度に依存して変動するが、該発振子の発
振周波数が極めて安定なので、モータ回転数は実質上変
動しない。しかも、パルスモータ駆動回路26に設けた
ダイオードD6〜D9の作用により、モータ回転は円滑
である。すなわち、ダイオードD6〜D9は対応するト
ランジスタが遮断された後も巻線電流を持続させるよう
に作用し、従って、巻線電流11〜I4は、第7図に参
照符号Wfで示すように、緩やかに立ち下がる。そして
、第1相巻線電流による発生トルクと第3相巻線電流に
よる発生トルクとは互いに相殺される関係にあり、相殺
後の等価電流波形11 ” 。
■3″は、第8図に示すように、近似的に正弦波になり
、パルスモータ2はバイポーラ駆動方式相当の滑らかさ
で回転し、自起動周波数領域に対応する上述の約82H
zという低周波数で駆動してもモータ振動を充分に抑制
できる。このように、低周波でモータを駆動する結果、
モ゛−夕の発熱は主にコイル抵抗による銅損に起因して
生じ、鉄損によるものは事実上無視でき、全体として低
減される。なお、上述のように、パルスモータ2のロー
タコアRCを塊状純鉄で構成すると、該コア内に発生す
る渦電流によりモータ振動がさらに抑制される。ぞして
、発射モータとして高効率のパルスモータ2を用いた結
果、小型モータを用いても減速機を使用することなく所
要の出力トルクが得られ、例えば、外径57 mm、全
長55mmのもので、1.5+<g−cmのトルクが得
られ、外径6Qmm、全長5Qmmのシンクロナスモー
タの出力トルク約500 g−cmに比べて優れている
さて、パルスモータ2が回転すると、該モータ2の出力
軸に直結されたカム3が一体回転し、カム3は外周カム
面にてハンマ4の基端係合部を押圧する。この結果、ハ
ンマ4は操作ハンドル9の回転操作に伴い伸長したスプ
リング6の弾発力に抗してかつ該スプリング6をさらに
伸長させつつ反打ち出し方向に揺動する。モータ回転に
伴いカム3が所定回転角度に亘り回転すると、カム3と
ハンマ4との係合が解除し、ハンマ4はスプリング6の
弾発力により打ち出し方向に付勢され、遊技球100を
レール5に沿ってパチンコ遊技機の遊技盤面上に発射す
る。そして、操作ハンドル9が所定の操作角度範囲に維
持されている限り、モータ2の回転が継続してカム3と
ハンマ4とが係脱を繰り返し、遊技球が連続的に発射さ
れる。
第9図は、本発明の発射装置の回路部の第2の実施例を
示し、この実施例は発射モータとしての2相HB型パル
スモータをバイポーラ励磁方式のパルスモータ駆動回路
により駆動制御する点が上述の実施例と相違し、特にバ
イポーラ励磁方式とすることにより、発射モータの出力
トルクを増大させると共に消費電力8発熱量を低減させ
ている。
なお、パルスモータ及びパルスモータ駆動回路の励磁回
路部以外の発射装置の構成要素は、上述の実施例のもの
と同様であるので、図示及び説明を省略する。
パルスモータ駆動回路の励磁回路部25′ (第9図)
において、パルスモータ2′のコイルφ1′、φ2′の
各々に対応して4つのパヮートー17= ランラスタT11〜T12’、T13〜丁14′が設け
られ、コイルφ1′の両端がトランジスタT11.TI
2’のコレクタ同土間及びトランジスタ丁11’、T1
2のコレクタ同土間にそれぞれ接続され、同様に、コイ
ルφ2′の両端がトランジスタT13.T14’ 間及
びトランジスタT13’、T14間に接続されている。
そして、トランジスタT11〜T14のベースには第3
図のパルスモータ駆動回路25の抵抗R3〜R6に対応
する抵抗R3’〜R6’ がそれぞれ接続されている。
さらに、トランジスタ下11〜丁14′のコレクタとエ
ミッタ間にダイオードD11〜D14′がそれぞれ配さ
れ、トランジスタT11〜T14に対応するダイオード
はカソード側が、また、トランジスタT11′〜丁14
′に対応するものはアノード側がトランジスタのコレク
タ側に接続されている。C5は、コイル蓄積エネルギ処
理用のコンデンサで、一端がモータ用直流電源部23の
出力側に、他端が接地されている。
上記構成の発射装置の回路部の作動は、基本的には第1
の実施例のものと同様であるが、以下、その作動を説明
する。
パルスモータ駆動回路の励磁回路部25′の抵抗R3’
〜R6’ に供給されるパルスのシーケンスは第6図と
同様であり、これをバイポーラ駆動方式に即して書き直
せば、第10図のようになる。
すなわち、コイルφ1′側にあっては、一対のトランジ
スタT11.T11’ と一対のトランジスタ丁12.
T12’  とが交互にオン動作し、コイルφ2′側に
あっても同様である。そして、トランジスタT11.T
11’ がオンすると、モータ用直流電源部23からの
励磁電流が、第9図に矢印11′で示すように、トラン
ジスタT11′パルスモータ2′のコイルφ1′及びト
ランジスタT11を介して接地端子GNDへと流れる。
また、トランジスタTl 2.T12’ がオンした場
合は、矢印12’で示すように、励磁電流が、トランジ
スタT12’、コイルφ1′及びトランジスタT12を
介して接地端子GNDへと流れる。同様に、コイルφ2
′にはトランジスタT13〜T14′のオンオフに応じ
た方向に励磁電流13′。
14’ が流れる。
そして、一対のトランジスタ例えばトランジスタ丁11
.T11’のオフ動作時、励磁電流11’ は第11図
に参照符号WMで示すように緩慢に立ち下がる。すなわ
ち、トランジスタT11、T11’のオフ動作直後、コ
イルφ1′に蓄積された電気的エネルギが、コイル端1
′→ダイオードD12′→コンデンサC5→接地端子G
ND→ダイオードD12→コイルφ1′よりなる閉ルー
プ(第9図)に沿って励磁電流11’ として流れる。
このようにして、コイルφ1′。
φ2′に蓄積されたエネルギの処理が行われ、また、励
磁電流11’ 、+2’ の波形が正弦波状となり、こ
の結果、パルスモータ2′が滑らかに回転する。
このバイポーラ駆動方式によれば、銅損9発熱量、温度
上昇が同一の場合、上記ユニポーラ駆動方式に比べて所
要コイル電流が70%と低減でき、発生トルクは約1.
4倍になる。また、同一の発生トルクを得ようとした場
合、所要電流及び発熱量はそれぞれ約50%に低減でき
る。なお、ユニポーラ駆動は低コストという利点がある
。また、バイポーラ駆動回路は、PM型及びHB型の2
相〜5相パルスモータに適用できる。
本発明は上記両実施例に限定されず、種々の変形が可能
である。
例えば、上記実施例ではモータ用直流電源部23を経済
性の観点からコンデンサ入力型整流回路で構成したが、
チョーク入力型整流回路も経済性に優れ、また、パルス
モータ2の特性の変動を抑制するには安定化電源を用い
るのが好ましい。
そして、発振回路26の発振子に周波数安定性を良好に
すべく、水晶発振子またはセラミック発振子を用いたが
、同様に周波数安定性に優れた圧電音叉発振子を用いて
も良い。さらに、構成部品の温度特性等を吟味すれば、
半導体素子、半導体集積回路、抵抗器、コンデンサ、イ
ンダクタンスコイルを組み合わせた各種発振回路を用い
ても良く、例えばブロッキング発振、オペアンプ発振、
UJT発振、トランジスタ式非安定マルチバイブレータ
、インバータICによる発振、ワンショットICによる
発振、NE555.1SL8038等の専用ICによる
発振を利用できる。そして、分周回路27は発振回路2
6出力の周波数が高い場合に用いれば良く、必要不可欠
ではない。
上記実施例では、モータ消費電流、モータ温度上昇及び
モータ振動を抑制すると共に出力トルクを増大させる上
で重要な役割を果たすパルスモータ駆動回路を、ユニポ
ーラ式及びバイポーラ式駆動回路で構成したが、バイポ
ーラチョッパサインウェーブドライブ、ユニポーラチョ
ッパサインウェーブドライブまたはエミッタフォロアー
ドライブ式を用いても良い。チョッパ型駆動回路は、チ
ョッパ制御素子のオフ動作時にコイルに蓄積されたエネ
ルギを励磁電流として放出する一方、モータ用直流電源
部からの電流の供給を遮断するので、消費電力を低減で
きる。また、エミッタフォロアー型駆動回路は低コスト
化可能で、正弦波状の励磁電流波形が得られる。なお、
上記実施例では省電力化のために電源オンオフ制御回路
を設けたが、これに代えて、パルスモータ駆動回路に発
射機構1のタッチスイッチに応動する励磁電流遮断用の
ゲート回路を設け、各相の励磁電流を遮断するようにし
ても良い。この場合、遊技者が操作ハンドル9から手を
離す毎に主に電力を消費するパルスモータ2への電力供
給が遮断されて省電力化が図られると共に、手が離れる
毎に直流電源部23の作動が停止することがないので操
作ハンドル再操作時に該電源部の作動上の立上りを待つ
必要がなく、遊技上の応答性に優れる。さらに、上記実
施例ではパルスモータをHB型のものを用いたが、VR
型モータを使用しても、使用寿命、トルク特性、振動、
騒音1発熱、消費電力等の各種要件を満たすことができ
る。なお、モータの定速回転性上、フルステップ角度が
1.8°以下のものが望ましい。また、上記実施例では
総合的性能が優れるバイポーラ駆動式2相モータ及びコ
スト面で優れるユニポーラ駆動式4相モータを用いたが
、これに限定されず、各種多相モータを使用でき、例え
ば、低コスト化可能なユニポーラ駆動式3相モータを用
いても良い。また、上記実施例のタッチスイッチ回路2
8は必要不可欠ではない。
発明の効果 上述のように、本発明によれば、遊技球を打ち出すため
のハンマ手段を発射モータと共に回転するカム手段によ
り反打ち出し方向に移動後、スプリング手段の弾発力で
打ち出し方向に付勢して遊技球を発射するようにしたパ
チンコ遊技機の発射装置において、発射モータをパルス
モータで構成し、パルス発生器からのパルスに応動する
パルスモータ駆動回路から該パルスモータの各相に駆動
電流を供給するようにしたので、シンクロナスモータも
しくはインダクションモータによりなる発射モータを装
備した従来の発射装置とは相違して、モータ回転数が仕
向地の商用電源周波数に依存せず、仕向地に応じた各種
管理が不要となり、機種の標準化が容易で、製品コスト
を低減でき、また、小型のモータを使用した場合にも所
要の出力トルクが得られ、所定の低速度で安定に運転で
きるので減速機が不要となり、減速機の使用に伴う機械
的劣化が発生せず、従って、使用寿命が長く、騒音及び
振動を低減できると共に発射球数を正確に制御でき、さ
らに、発熱、温度上昇及び消費電力を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパチンコ遊技機の発射装置の全体構成
を示すブロック図、第2図は本発明の一実施例による発
射装置の遊技球発射機構を示す概略構成図、第3図は発
射装置の回路部の第1の実施例を示す回路図、第4図及
び・第5図は第3図のパルスモータを詳細に示す縦断面
図及び横断面図、第6図は第3図のパルスモータ駆動回
路のトランジスタのオンオフシーケンスを示す波形図、
第7図はパルスモータの各相駆動電流を示す波形図、第
8図はトルク相殺後の第1.第3相駆動電流の等価電流
波形を示す波形図、第9図は発射装置の回路部の第2の
実施例を示す回路図、第10図は第9図のパルスモータ
駆動回路のオンオフシーケンスを示す波形図、及び第1
1図は第9図のパルスモークの各相駆動電流を示す波形
図である。 1・・・遊技球発射機構、2・・・パルスモータ、3・
・・カム、4・・・ハンマ、6・・・スプリング、9・
・・操作ハンドル、25・・・パルスモータ駆動回路、
26・・・発振回路、27・・・分周回路。 特許出願人  日本パルスモータ株式会社−26=

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 遊技球を打ち出すためのハンマ手段と発射モータの出力
    軸に連結されたカム手段とを係脱自在に配し、前記発射
    モータと共に回転する前記カム手段により前記ハンマ手
    段を反打ち出し方向に移動後、前記カム手段との係合が
    解除された前記ハンマ手段をスプリング手段の弾発力で
    打ち出し方向に付勢して遊技球を発射するようにしたパ
    チンコ遊技機の発射装置において、前記発射モータをパ
    ルスモータとし、該パルスモータをステップ回転させる
    ためのパルスを発生させるパルス発生器と、該パルス発
    生器からのパルスに応じて前記パルスモータの各相に駆
    動電流を供給するためのパルスモータ駆動回路とを備え
    たことを特徴とするパチンコ遊技機の発射装置。
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