JPS63190922A - ダブルナツト - Google Patents

ダブルナツト

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Publication number
JPS63190922A
JPS63190922A JP2008087A JP2008087A JPS63190922A JP S63190922 A JPS63190922 A JP S63190922A JP 2008087 A JP2008087 A JP 2008087A JP 2008087 A JP2008087 A JP 2008087A JP S63190922 A JPS63190922 A JP S63190922A
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JP
Japan
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nut
protrusion
grooves
recess
tapered
Prior art date
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Application number
JP2008087A
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English (en)
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JPH0262725B2 (ja
Inventor
博行 和田
俊彦 桑原
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Fuji Seimitsu Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Fuji Seimitsu Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seimitsu Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Seimitsu Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2008087A priority Critical patent/JPS63190922A/ja
Publication of JPS63190922A publication Critical patent/JPS63190922A/ja
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  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゆるみ止めナツトに係わる。
めねじ軸と同心の円形凹所を有したナツトと、この凹所
に嵌合するための、めねじ軸に対して偏心した円形突出
部を有するナツトとを組合わせて凹所の内周面と突出部
の外周面との接触に基づくボルトおねじとナツトめねじ
の干渉に拠ってゆるみ止めを行うダブルナツトは良く知
られている。
しかし乍ら、この種のゆるみ止めダブルナットでは、凹
所の内周面と突出部の外周面とを強く接触干渉させ過ぎ
るとボルトを破壊したり接触部が焼付いたりする致命的
な損傷が起こる場合があり、逆に前記内周面と外周面と
の接触面圧が弱いと確実なナツトのゆるみ止め効果が得
られないと言う問題がある。
本発明は前記諸点に鑑み成されたものであり、その目的
とするところは、ボルト等の結合体に破損を招く恐れが
無く有効且つ確実なゆるみ止めの効果を奏し得るダブル
ナツトを提供することである。
前記目的は本発明によれば、第1のナツトと、この第1
のナツトの一端面に設けられた先端が先細のテーパ状円
筒突出部と、前記第1のナツトの一端面とは反対側の他
端面に設けられた複数の溝と、第2のナツトと、前記テ
ーパ状円筒突出部の最大径より小さい内径部を有してお
り、前記第2のナツトの前記第1のナツトの一端面に対
向する一端面中央に設けられた当該テーパ状突出部と嵌
合するための円筒凹所とから成り、前記テーパ状円筒突
出部と前記円筒凹所とが嵌合する時の当該凹所の前記内
径部による当該突出部の外周面への接触干渉力が、前記
複数の溝によって弾性的に吸収されることを特徴とする
ダブルナツトによって達成される。
以下、本発明の好ましい具体例を図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図及び第3図に於いて、ナツト1は、ナツ
ト本体2と、このナツト本体2の、第2図では下側であ
る、端面3上に形成された円筒状の突出部4とから構成
されている。
また、ナツト本体2の、第2図では上側である、端面5
上には、ナツト1の軸心7に対して対称位置に二個の溝
6,6が夫々形成されている。これらの満6.6は、夫
々の溝の延長線が軸心7を通過するように配置されてお
り、また軸心7に沿う方向に関する夫々の深さ8が、ナ
ツト本体2の当該方向に関する厚さ9を越えて突出部4
の当該方向に関する厚さ10の半ばに進達するように形
成されている。@6.6は、本具体例の如く角ナツトで
ある場合には、スパナの如き締付は工具との係合面11
の中央部分に夫々設けるのが好ましい。端面5上には、
また面取り部12が形成されている。
ナツト本体2及び円筒状の突出部4夫々には、軸心7と
同心に配置され、谷径がRである連続しためねじ13が
、ナツト1を貫通して形成されている。
円筒状の突出部4は、端面3から離れるに従って次第に
直径が小さくなるように形成されており、即ちテーパ形
状を有しており、例えば第2図及び第3図に於いては、
端面3に最も近い最大径の部分がR1であり、突出部4
の先端14である最小径の部分がR2であり(R1>R
2) 、これらR1とR2との直径差及び円筒状の突出
部4の厚さ10各々から前述のテーパ形状が、言い換え
るとテーパの角度aが決定される。突出部4の先端14
には、面取り部を形成するようにしても良い。
第4図及び第5図に於いて、ナツト20は、端面21側
の当該ナツト20の内周面26上に形成された円筒状の
凹所22を有している。
凹所22はナツト20の軸心23に関して同心的に形成
されている。凹所22はナツト1の突出部4の厚さ10
にほぼ等しい値の深さ24を有している。更に凹所22
は、突出部4の直径即ちテーパ形状の突出部4の最大径
R1と最小径R2との中間の値である、直径R3(R1
>R3ンR2)を有している。
ナツト20は、更に凹所22と同心的に配置されためね
じ25を有している。めねじ25の谷径Rは、ナット1
のめねじ13の谷径Rと等しい。又めねじ25は、ナツ
ト20を貫通している。
ナツト20の端面21の周縁部には、面取り部27が形
成されている。面取り部27の面取り角a1は好ましく
は30度に形成する。
尚、めねじ13及びめねじ25の夫々のピッチも互いに
等しくなるように構成する。
以上のように構成されたナツト1及びナツト20を組合
わせることによって使用される、本発明によるダブルナ
ツトは、第6図に示すように、ナツト1及びナツト20
で被締付は物30を締付ける際、被締付は物30の孔3
1から上方に突出したボルト32に対してナツト20が
螺合され、被締付は物30上に所定のトルクで締付けら
れる。その状態から後に、ナツト1がボルト32に螺合
され、ナツト20の凹所22にナツト1の突出部4が嵌
合される。第6図はナツト1が、第1の位置P1から第
2の位!!P2までボルト32に螺入されて矢印33の
方向に、移動した状態を表している。ナツト1は、最終
的には第3の位置P3まで移動し、この状態で最大の緩
み止め効果が得られるように構成されている。即ち、ナ
ツト1の突出部4の円筒壁部16が、ナツト20の凹所
22の内径部としての開口端28に接し乍ら案内移動さ
れると、突出部4の円筒壁部16の、ナツト20の凹所
22の開口端28に対する接触位置34が、ナツト1の
端面3に接近する。従って、突出部4の外径がテーパ状
に形成されているため、凹所22の開口端28が突出部
4の円筒壁部16に対して強く接触干渉し、円筒壁部1
6は軸心7.23へ向かう方向(矢印36方向)への押
圧変位力を夫々受ける(第6図の破線で表したナツト1
の状!?り。ここでナツト1の端面5上には溝6,6が
設けられているため、円筒壁部16に作用する前述の変
位力は、第6図に示す如く通常の状態で、夫々幅Sを有
する溝6,6を変形させ、それらの幅を夫々S1とする
。即ち満6.6は、押圧変位力によってその幅が弾性的
に変化し、当該押圧変位力を吸収する。
換言すると、溝6.6は、前述の変位力をナツト1が弾
性的に吸収するための手段を構成している。
従って、前述の如く突出部4と凹所22との最終的な嵌
合状態、即ちナツト1が位置P3まで移動していく状態
に於いては、溝6.6の幅が最小になり、ナツト1は最
大変形状態となり、めねじ13がボルト32のおねじ3
5のフランク面を強く弾性的に押圧し、めねじ13及び
おねじ35それぞれが互いに接触干渉し合い、ナツト1
のボルト32に対する緩み止めを確実に生じさせる。
また前述の具体例では、変位力をナツト1が弾性的に吸
収するための手段として116,6をナツト1の端面5
に一組設けたが、第7図、第8図及び第9図によって表
されるように、溝6,6を更に複数組設けるようにして
も良い。この第2の具体例においては、溝6,6が夫々
3組形成されており、夫々の溝との相対角度は、60°
になるように配置されている。これらの溝の組数及び相
対角度は必要に応じて適当に選択すると良い。
以上の通り、本発明によれば、一対のナツトのテーパ状
円筒突出部と円筒凹所とを嵌合する際、前記突出部と凹
所との接触干渉により、ナツトに加わる力を、一対のナ
ツトのうち一方のナツトが当該端面に形成された一対の
溝が効果的に徐々に吸収し得、即ちボルト等のおねじ面
を損傷することが無く、従って、ナツトの取り付け、取
り外しを夫々繰返して行ってもナツトの緩み止め効果が
低下するこくとなく、ナツトに衝撃的な繰り返し外力が
付加されても、緩み止め状態を維持し得、確実な緩み止
め効果を奏し得るダブルナツトを提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるダブルナツトのうち一方のナツ
トの平面図、第2図は、第1図に示されたナツトの部分
断面正面図、第3図は、第1図に示されたナツトの底面
図、第4図は、本発明によるダブルナツトうち他方のナ
ツトの平面図、第5図は、第4図に示されたナツトの部
分断面正面図、第6図は、本発明によるダブルナツトが
被締付は部材を締付けるべくボルトに螺合した状態を示
す説明図、第7図は、本発明による他の具体例のダブル
ナツトのうち一方のナツトの平面図、第8図は、第7図
に示されたナツトの部分断面正面図、第9図は、第7図
に示されたナツトの底面図である。 1.20・・・・・・ナツト、4・・・・・・突出部、
6・・・・・・溝、代理人弁理士 中  村    至 第4図 第5図 第6図 嘗−723

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のナットと、この第1のナットの一端面に設
    けられた先端が先細のテーパ状円筒突出部と、前記第1
    のナットの一端面とは反対側の他端面に設けられた複数
    の溝と、第2のナットと、前記テーパ状円筒突出部の最
    大径より小さい径を有しており、前記第2のナットの前
    記第1のナットの一端面に対向する一端面中央に設けら
    れた当該テーパ状突出部と嵌合するための円柱状の凹所
    とから成り、前記テーパ状円筒突出部と前記凹所とが嵌
    合する時の当該凹所の径を規定するナット壁面による当
    該突出部の外周面への接触干渉力が、前記複数の溝によ
    って弾性的に吸収されることを特徴とするダブルナット
  2. (2)前記複数の溝が、ナットの軸心に関して対称的に
    夫々配置された一対の溝であり、夫々の溝の伸延方向に
    当該軸心が存在していることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のダブルナット。
  3. (3)前記一対の溝が、複数組設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項に記載のダブルナット。
JP2008087A 1987-01-30 1987-01-30 ダブルナツト Granted JPS63190922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008087A JPS63190922A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 ダブルナツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008087A JPS63190922A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 ダブルナツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63190922A true JPS63190922A (ja) 1988-08-08
JPH0262725B2 JPH0262725B2 (ja) 1990-12-26

Family

ID=12017119

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JP2008087A Granted JPS63190922A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 ダブルナツト

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JP (1) JPS63190922A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080584A (ja) * 2009-08-26 2011-04-21 Matsumoto Tekkosho:Kk 締結具
KR20220121136A (ko) 2021-02-24 2022-08-31 김규혁 진동흡수이중결합너트

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JP2011080584A (ja) * 2009-08-26 2011-04-21 Matsumoto Tekkosho:Kk 締結具
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