JPS6319090A - 光学文字読取装置 - Google Patents

光学文字読取装置

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JPS6319090A
JPS6319090A JP61164287A JP16428786A JPS6319090A JP S6319090 A JPS6319090 A JP S6319090A JP 61164287 A JP61164287 A JP 61164287A JP 16428786 A JP16428786 A JP 16428786A JP S6319090 A JPS6319090 A JP S6319090A
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JP
Japan
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horizontal
range
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JP61164287A
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English (en)
Inventor
Mikio Yamaguchi
幹雄 山口
Koji Sato
浩二 佐藤
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US07/071,712 priority patent/US4817185A/en
Publication of JPS6319090A publication Critical patent/JPS6319090A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (7)産業上の利用分野 この発明は、光学文字読取装置に関する。
すなわち、文字を記載した用紙の上を、手持ち式のスキ
ャナで走査し、文字を光学的に読取る装置に関する。
(イ)従来技術 スーパーマーケットや百貨店などでは、単品ごとの売上
情報を収集して、在庫管理を行なうPo8(Po1nt
 of’ 5ales )システムが普及している。
POSシステムでは、品物ごとのコード番号や価格を売
上時に値札などから読取るため、光学的文字読取認識装
置(OCR)が用いられる。
たとえば、第2図に示すような手持ち式0CR(特願昭
60−79082 )が案出され既に用いられている。
この手持ち式OCRでは、スキャナ21を手22に持っ
て、用紙23の上に当てかうだけで、用紙23に記載さ
れた文字、記号などを読取る。
読取られるべき対象は、POSシステムでの情報、すな
わち品番、価格などが記載された値札などである。文字
というのは、数字と、記号、アルファベットなどである
。漢字などを読取るわけてはない。対象となるものを単
に用紙23と表現する。用紙といっているが、ブランク
があって、なんらかの文字、図を新しく書き入れる紙と
いう意味ではない。
スキャナ21の前方には、光源24がある。光源24か
らの光は用紙23に当り反射されてレンズ系25に入る
。これがセンサ26によって光電変換される。
センサ26は二次元の拡がりを持つイメージセンサであ
る。そして、センサ26は、用紙23の情報記載部分、
つまり値札の大きさとほぼ同じ大きさの視野となってい
る。
センサ26の受光部は縦横に分割された独立の光電変換
素子よりなっている。
単位の素子それぞれに於て、光の強度が光電流、又は光
抵抗の変化に変換される。この電気信号は光強度に比例
したアナログ量であるが、基準の電圧などと比較するこ
とによりディジタル量に変換される。目的により高ビッ
トのディジタル量に変換してもよいが、多くの場合、明
暗の2段階に分ける。
単位の素子により光電変換された部分を画素という。明
暗の2段階に分けられた画素には、0又は1の値が対応
させられる。或は値Oを持つ画素を白画素といい、値1
を持つ画素を黒画素という。
画素は画像処理に於ける最小の単位領域である。
画素の数は、センサによって決まる。センサの視野が値
札の情報記載部と同じだという事は、全ての文字、記号
の像が、センサ面上のどこかに結像している、という事
である。
スキャナ21を用紙上を移動させることなく、視野内の
値札の情報を読取ることができる。
制御二値化回路27は、センサ26の画素ごとの出力信
号を、ある閾値と比較して二値化する回路である。二値
化されに信号は、順次、画像メモリ28へ送られる。
画像メモリ28は、センサ26の視野のほぼ全体にあた
る画素について、二値化データを格納する0 第3図により、センサ26の二値化データを説明する。
縦p画素、横q画素よりなる、99個の画素をセンサが
持っている。これは、用紙23の情報記載部分全体の視
野の拡がりにほぼ等しい。
画素は、縦横に規則正しく並んでいる。横に並ぶ一連の
画素列を行という。行方向にB1、B2、・・Bq と
いう符号付けをしている。
また縦に並ぶ一連の画素列を列という。列方向にLl、
B2、・・、LP と符号付けしている。
全ての画素は、行、列の番号により、完全に指定する事
ができる。たとえば、m行、n列の画素は(m、n)と
書くことができる。
まに1列については、B1、B2、・・、Bqを列の表
記として採用できる。B1というのは、最初の縦方向の
画素列の全体を指す。
さらに、行を表わすには、Ll、B2、・・、Lp を
用いる事ができる。Llというのは最上辺の一行の画素
の集合である。
画像メモリ28には、画素ごとに0,1の値が記憶され
る。従って第3図は画像メモリ28の内容だと考えるこ
ともできる。行列(m、n)の値をアドレスとすること
により、各画素のデータ(0,1)を記憶させる事がで
きる。
数字1.2.3.4.5及びアルファベットA1Bが例
示されている。これらの文字をなす部分が黒画素であっ
て、データ値は1である。文字をなさない余白の部分が
白画素であって、データ値は0である。
数字「1」は、B1〜Bn及びL1〜Lm の間にある
。つまりm行n列の画素群により数字1が表わされてい
る。
他の数字も同じ大きさの面積をもつ画素群により記述さ
れる。
第2図に於て、認識処理部30は、文字、記号を1文字
ずつ識別するものである。
画像メモリの中で、B1行の全てを走査し、次にB2行
の全てを走査する、というようなラスク順の走査を採用
しない。
そうではなくて、−文字分の画素群を一括して画像メモ
リから走査して、−文字分のデータをノ々ツファレジス
タ8に一時収容し、これを認識する。
すなわち、認識処理部30は、画像メモリから一文字分
のデータを取り出す。
制御回路29は、認識処理部30の処理能力である(m
xn)画素相当分のデータを読出し、バッファレジスタ
8へ格納する。バッファレジスタ8はmXn個のレジス
タである。この記憶内容と、予め分っている文字、記号
の画素値の分布とを比較して、その文字、記号が何であ
るかを判断する。
しかし、(mxn)がひとつの文字、記号を表現できる
寸法であるとしても、1文字分データの取り出し方によ
っては、文字が(mXn)の境界にかかることもある。
そこで(mXn)画素群という大きさを保ったまま、こ
れを右方へひとつずつ、或は2.3個ずつ動かしてゆき
、そのたびごとに識別処理を行なうことにする。
このような−文字分の画素群(mXn)を、ここでは識
別窓という事にする。
識別窓を右方へ1画素分又は複数画素分ずつ右方へずら
してゆき、横方向に並ぶ文字を識別する。
この後、識別窓を下方へ移動させ、さらに右方へ1画素
分又は複数画素分ずつ右方へずらしてゆき、横方向に並
ぶ文字を識別する。以下同じ動作を繰り返す。
より具体的に説明する。
第3図に於て、B1行についてB1〜Bnまでのn個の
データ、B2行についてB1〜Bnまでのn個のデータ
、・・・・、Lm行についてB1〜Bnまでのn個のデ
ータを、画像メモリ28から読出してバッファレジスタ
8に格納する。つまり、Bl〜BnとL1〜Lm  と
によって定義される識別窓のデータカバッファレジスタ
8に入る。
識別処理回路12では、予め(mxn)画素に於て、文
字、記号の特徴データが記憶されている。
これを参照して、入力されたデータの特徴と比較し、一
致、不一致を調べる。入力されたデータが、参照用のデ
ータのどれかと一致すれば、入力データがその文字又は
記号を表わしている、という事になる。
バッファレジスタ8に格納されたデータから、文字、記
号を識別する文字認識の原理は上に述べたごとくである
。これは、例えば特公昭59−6418号などでも採用
され公知の方法である。
次に、識別窓を右方へひとつずらす。
すなわち、LI列〜Lm列について、(B1+1)列か
ら(Bn+1)列までの(mxn)画素群のデータ’t
、画像メモリ28から、バッファレジスタ8へ転送する
そして、識別処理回路12で、再び予め記憶された文字
、記号と比較する。
さらに、識別窓を右方へひとつずらす。
すなわち、L1列〜Lm列について、(B1+2)列か
ら(Bn−)−2)列までの(mxn)画素群のデータ
を画像メモリ28から、バッファレジスタ8へ転送する
そして、識別処理回路で先述と同様の操作を繰り返す。
以下同様にして、識別窓を右方へずらしてゆく。
すなわちL1〜Lm行につき、Bq列まで繰り返すので
ある。
このような走査により、横1行分の文字、記号の認識が
行なわれる。
ここでは、右方へ1画素分ずつ(mXn)の識別窓を動
かす事としたが、2〜3画素ずつとしてもよい。
こうして、横1行の文字、記号の認識が終了すると、識
別窓を下方へずらす。
これは、1文字分の高さの程度下方へずらせばよい。
たとえばm行というのが、文字の高さの約2倍程度の拡
がりを持つとすれば、m/2行、下方へ識別窓をずらす
。すなわち、Lm/2〜3 Lm/2のm行について、
B1列〜B2列の (mxn)個のデータを、バッファ
レジスタ8へ転送し、識別処理回路12で識別を行なう
次にLm/2〜3Lm/2のm行にライて、(B1+1
)列〜(B2+1)列のデータをバッファレジスタ8、
識別処理回路12で識別する。
以下、同様の操作を繰り返す。
(12〕 識別処理の回数について述べる。
横方向に識別窓を1画素ずつずらすとすれば、(q−n
+1)回の処理が横1行について必要である。縦方向に
ついていえばpがm/2  の倍数であるとして、2p
/m回の処理が縦1回分について必要である。
従って、識別処理の回数は 2P(C1−n+1) 回である。
以上の処理によって、センサ26の視野の中に含まれる
文字、記号を全て読取る事ができる。
(つ)従来技術の問題点 従来の手動文字読取装置には次のような欠点がある。
スキャナを値札に当てる動作を考える。
スキャナを値札に当てて、文字読取りを行なうべき時間
は短い。スキャナを値札に当てていない時間の方がなが
い。スキャナを机上から値札へ、あるいは値札から机上
へ動かしている時間や、単に、次の読取りまでスキャナ
を机上に置いている時間が長いのである。このような時
間は、認識処理を行なう必要がない。
このような期間には、認識処理をやめてしまうのが望ま
しい。そうすれば、消費電力が節約できる。さらに値札
の文字行がスキャナのセンサの視野内に完全に入った場
合にのみ認識を行なうようにすれば、不完全な認識結果
を得る心配もない。
このように、連続的に認識動作を行なうのではなく、必
要なときのみ、文字認識するようにできれば、電力、信
頼性の点で優れたものになる。
さらに、第4図に示すように、複数行にわたって文字が
書かれた値札の上を、スキャナを持って矢印に示すよう
に、縦方向に滑らせて各行を認識する場合がある。
このような場合、横方向に見て読取るべき文字列が存在
する場合と、存在しない場合がある。これが時間的に交
代する。
文字列が存在する部分を文字領域といい、存在しない部
分を空白領域という。
第2図のものは、スキャナを値札に当てかったまましば
らく静止しており、この間に、全視野に含まれる文字、
記号を読取る。
第2図の回路構成では、このように、縦方向に並べた文
字列を読取ることは難しいし、たとえできるとしても、
長い時間かかる。空白領域についても、文字領域に於け
るのと、同じ動作を行なうからである。
そこで、スキャナ自体に、文字領域と空白領域とを弁別
できる機能を備える事が望ましい。
視野内に、文字の書かれた行の有無を検出する手段につ
いて考えてみる。つまり視野内に文字領域が存在するか
しないのかを検出する手段について考える。
第5図(a)は視野内に文字がある場合の例を示す。
視野の大きさは、行方向(横方向)が820画素、列方
向(縦方向〕が60画素である。
原稿紙面上で、画像ピッチは行、列方向とも、0.19
ffWであり、視野の広さは60.8朋X 11.4闘
である。
第5図(a)に於て、画素の四辺に直線を引くことによ
り、画素を示した。文字は上辺に少しあり、下方に明瞭
なものが並んでいる。
中間部は文字が存在しない。つまり、白画素だけである
。文字は横方向に並んでいる事が分っている。文字は黒
画素の集合である。・ そこで、横方向(行方向〕に黒画素が存在するか、しな
いかを調べることにより、文字の存在、非存在を弁別で
きる。
文字は、ある程度の長さ行方向に並んでいるので、行方
向の全領域で黒画素の存在を調べる必要はない。
そこで、行方向の画素の一部をとり、この行方向の画素
W個のうち、少なくともひとつが黒画素である行と、黒
画素が全くない行とを弁別する。
このように、各行に於て、黒画素の存否を検出するため
に取られたW個の画素よりなる試験範囲を「横OR範囲
」と本発明者は呼んでいる。
「横」と限定づけているのは、横方向の画素列について
黒画素の存否を検出するからである。
「OR」というのは、OR演算を行なうからである。横
方向に並ぶW個の画素について、ひとっでも黒画素であ
れば、その出力を「1」といい、白画素ばかりであれば
その出力を「Ojとする。
これはO,R演算に他ならない。
以後、横OR範囲内の1行の画素群について、ひとつで
も黒画素があるか?又は全く無いかを判定する演算を、
簡単に、「横OR演算」ということもある。
ひとつの列として、320画素の行方向画素の内、中心
から前後50画素よりなる100画素を横OR範囲とす
る。すなわちW=100である。原稿紙面上では、横方
向に19前である。
視野は縦に60画素分の広がりがある。従って、この例
で、横OR範囲は100 X 60  画素からなる中
央の矩形領域である。
この領域の前後110画素、110画素分は横OR範囲
に入ら娶い。
もしも、文字がセンサ視野に於て、横OR範囲に入らな
ければ、その文字は読取れない事になる。
スキャナを持って操作する人が、文字列の中心と、スキ
ャナの中心とを合わせるように値札などへスキャナを当
てかうように注意する必要がある。文字列が110画素
分より長ければ、文字がスキャナの窓内に入っていれば
十分だという事になる。
文字のある部分では、OR演算の結果が1である行が縦
に連続する。第5図(C)に示すように、縦に連続した
OR演算の結果1となる行の長さをlとする。ここでは
上辺に41の長さの黒画素行と、下辺近くに42の長さ
の黒画素行とがある。これは文字列の存在に対応してい
る。
黒画素行の集合の高さlは、文字の高さに対応している
、という事が、容易に分る。
41〜12 の長さが、文字の高さとして妥当な値であ
れば、視野内に文字がある、といえる。
高さlは、しかし、文字の高さと常に等しいわけではな
い。スキャナが文字に対して傾いている時、lは大きく
なる。スキャナの行方向と文字行の配列方向とが平行で
あれば、では文字の高さにほぼ等しくなり、最小値をと
る。
11.12などが文字高さとして妥当な値かどうかを判
断しなければならない。
文字高さとして、妥当な最小値は、第6図(a)に示す
ように、文字行が視野内で水平になっている場合である
文字高さとして妥当な最大値は、第6図(b)に示すよ
うに、文字行が、許容しうる最大傾きで視野内にある場
合である。
文字と視野の行方向が一致する場合、文字高さが2.4
mmであるので、でも約2.4闘となる。
文字と視野の最大傾きは8度であるが、19朋の横OR
範囲で、2.4mm高さの文字行が8度傾いていると、
lは約5.9mmとなる。
そうすると、lとして妥当な高さは2.4H〜5.9m
mという事になる。画素数にして、12〜31画素マあ
る。
しかし、値札といっても種類がある。どのような値札に
対しても読取りが可能でなければならない。これは横O
R範囲の決定に於て重大な問題を生じる。
第7図により値札の例を説明する。JISB9551の
PoS用値札を例にとる。pos41号とPO3l0号
の値札を例示する。第7図(a)はPOS41号値札を
示す。
横70mm、縦35fflff+ある。中間高さに長い
数字よりなる行がある。下方に右へ偏った数字の行があ
る。
右へ偏っており中央部にない、という事が問題である。
右下方の数字の存在、非存在も検出しなければならない
。このため横OR範囲は80.4mmの拡がりがなくて
はならない。第7図(b)に於て横線を付した部分が横
OR範囲である。画素数にして160画素である。これ
は第6図で例示した19mm、100画素より、60%
広くなっている。これだけ広い横OR範囲であれば、第
7図(C)に示すように、POS41号の右下の数字も
横OR範囲に入りうるようになる。
第7図(d)はpos i o号の値札である。横32
mm、縦25mmである。スキャナを押し当てると第7
図(6)のようになる。値札の幅が32mm、横OR範
囲の幅が30.4帥である。
注意してスキャナを押しあてれば、第7図(6)のよう
に、横OR範囲が値札からはみ出す、という事はない。
しかし、このようにするのは難しい事である。1.6M
の余裕しかないからである。
横OR範囲が値札からはみ出ると、値札の背景が横OR
範囲に入る。背景は白地であるとは限らない。このため
、背景に黒い部分があったりすると、値札の中では白地
である部分であっても、これは黒画素を含む行であると
判定してしまう事になる。これは誤動作の原因となる。
つまり、横OR範囲が値札からはみ出してはいけない。
値札が小さい場合、余裕が少ないので、操作者が全稈注
意しており、技巧にも長けていないと、このようにする
ことは難しい。
スーパーマーケットのレジにいる従業員に、このような
熟練を期待するのは無理であるし、このように取扱いが
難しいのでは、光学読取装置を使用する利益がない。
に)発明の目的 本発明は、このような従来の手持ち式光学文字読取装置
の欠点を克服するものである。
大きい値札であっても、小さい値札であっても、文字の
書いである行を検出できる実用的に優れた光学文字読取
装置を提供する事が本発明の第1の目的である。
文字のある行と、文字のない行とを的確に弁別する事に
より、文字読取りの正確さを向上させる事のでき乞光学
文字読取装置を提供する事が本発明の第2の目的である
文字のない行を的確に弁別し、不要な文字認識処理を停
止し、省電力化を図る事のできる光学文字読取装置を提
供する事が本発明の第3の目的である。
(4)発明の構成 本発明は2以上の横OR範囲を採用する。そして、横O
R範囲の中で優先順位を定めておき、優先順位の高い横
OR範囲が文字行を検出した時、これを選択し出力する
どの横OR範囲も文字行を検出し澄かった時はじめて、
文字行不存在と判定する。
すなわち、2以上の横OR範囲を定め、優先順位を付け
たことが本発明の特徴である。
個々の横OR範囲に於ける文字行の検出操作は従来の機
構と同じである。
本発明は、横方向へ実効的に拡がった横OR範囲を設定
する事になるから、横に広く、文字記載部がいずれかに
偏った値札であっても、正しく文字行を検出できる。
また、横方向に、独立な2以上の横OR範囲があるので
、これらの結果から、値札外の背景と、値札内の文字と
を区別できる。つまり小さい値札に対しても用いる事が
できる。
第1図によって本発明の詳細な説明する。
画像メモリ28にイメージセンサ26からの画像を取り
込むまでは、従来の方式と同じである。
スキャナ21は手22に持って操作する。
文字、記号を記載した値札などの用紙23に、スキャナ
21の前方の開口窓部を押し当て、文字、記号の像を入
力する。
光源24は、前方の用紙23を照らす照明光源である。
用紙23からの反射光は、レンズ系25に入り、用紙2
3の像をセンサ26の上に結像収束する。
イメージセンサは縦横に多数のセンサ単位を有する二次
元イメージセンサである。それぞれのセンサ単位は入射
光量に応じん電気信号を発生する。
センサ単位が画素に対応する。これが最小の画像情報単
位である。
センサ単位、つまり画素ごとの光電変換信号は、制御二
値化回路27により、0と1のいずれかの値に2値化さ
れる。白画素はOに、黒画素は1に対応づけられる。
こうして、視野内の全画素について、O又は1の値が対
応付けられる。
画像メモリ28に、画素ごとの明暗値(0,1)が人力
される。画像メモリ28はイメージセンサの全視野内の
画素の値を全て記憶する。
以上の構成は従来のものと異ならない。
本発明に於ては、単一ではなく2以上の横OR範囲を設
ける。これは2つでも3つでも、或はそ(9A) れ以上であってもよい。重要なことは、これらの横OR
範囲に関して優先順位を付けな、という事である。
第1図の実施例では、3つの横OR回路1.1′、1″
がある。これはイメージセンサの視野に設けた3つの横
OR範囲R1、R2、R3に対応している。
これらの横OR範囲、及び横OR回路は独立の範囲、独
立の回路であって、独立に横OR演算を実行する。しか
し、結果を出力する際には、予め定められた優先順位に
従う。
横OR回路というのは、横OR範囲に含まれる画素群に
つき、横方向の行をなす画素について、黒画素がひとつ
でもあれば、演算結果を′1″とし、白画素ばかりであ
れば、演算結果をNO“とする演算を行なう装置である
黒画素がひとつでもある行を文字行という。
このような演算は第5図(C)によって既に説明した。
11、IJ2は黒画素を1つ以上含む行、つまり文字行
の縦方向の長さを示している。これは文字の高さにほぼ
等しい。
横OR演算の結果が1であっても、これが文字によって
1になっているとは限らない。
既に述べたように、横OR演算が1になる行の長さlに
ついて、これが文字によるものであるための妥当な範囲
というものがある。
長さlについて、これが文字に由来するものであるかど
うかを判別する必要がある。
このため、黒位置・長さ検出部2.2′、2″が横OR
回路1.1′、1″ごとに設けられている。
横OR回路1.1′、1″の出力を受け、熱出力の長さ
く第5図(C)の41、R2)が文字高さとして妥当か
否かを判定するのが、黒位置・長さ検出部2.2′、2
″の機能である。このような判定処理のことを「文字行
検出処理」と呼ぶ。
文字位置選択部3は、黒位置・長さ検出部2.2′、2
″から、文字行検出結果を受け、優先順位に従って、そ
れぞれの横OR範囲R1、R2、R3による文字行検出
結果の中から出力すべきものを選択し、制御回路29へ
送る。
制御回路29は認識処理部30の起動・停止などの処理
を行なう。
文字位置選択部の選択処理をまとめると第1表のように
なる。これは、3つの横OR範囲をもつ例に対するもの
である。
OR範囲R1と、幅の広い第2横OR範囲R2と°ただ
し、第1表に於て、それぞれ ○は、その横OR範囲に文字行があると判定されている ×は、その横OR範囲に文字行がないと判定されている 場合を示している。
より一般的に述べる。
n個の横OR範囲があるとする。R1、R2、・・、R
nとする。優先順位は以下のごとくである。
(i)  R1を最初の判定対象とする。
(li)  R1からR1−1までいずれも文字行がな
く、Riに文字行がある場合、Riを選択する。
(1≦i≦n) (Iff)  Riに文字列がない場合、Ri+1を次
の判定対象とする。(2≦i+1≦n) (llll)R1−Rnのいずれにも文字行がない場合
、視野内には文字行がない、と判定する。
複数の横OR範囲の実施例について、第8図によって説
明する。
第8図(a)は、視野の中央部に、幅の狭い第1横でき
る。
を定めたものである。このように、R1とR2が重複し
ていても差支えない。
小さな寸法の値札に対しては、第1横OR範囲R1によ
り、文字行が検出される。これは第8図中)、(C)に
示す。Φ)はPO3l0号の値札の例で、横32躯、縦
25岨である。
(C)は横OR範囲R1だけを図示したものである。
第8図(b)、(C) Th重ネ合ワセレば、R1タケ
テPO510号の値札の文字行検出できる事は明らかで
ある。R1の幅を19Mとしている。
ところが、第8図(d)に示す大型の値札pos41号
の右下の数字は、第1横OR範囲R1によっては、これ
を検出する事ができない。
しかし、第2横OR範囲R2は、PO341号値札の右
下の数字も検出する事が・できる。
(e)に示すように、R2の幅は35IIIII+とし
ている。
R2により(d)の右下の数字も検出できるので、文字
位置選択部3により、その結果が選択されろ。
R2により広い値札の偏った文字の存否も検出しかし、
これは、単一の広い横OR範囲R2だけを設けたという
事と同等ではない。
小さい値札に対して、横OR範囲R2の端部が用紙外へ
はみ出すことがある。これは第7図(el)に於て、横
OR範囲をさらに拡げてみれば分ることである。
すると、R2の端部には背景のパターンが混入してくる
。しかし、この場合、R2よりR1の方が優先する。第
1横OR範囲R1は狭いから、小さい値札であってもこ
れからはみ出さず、値札上の文字の上に存在する。そう
すると、R1は文字行の存在を検出している。
R1がR2より優先する。このため、R1の文字位置検
出結果が、文字位置選択部3によって選択され出力され
る事になる。
R1の文字位置検出結果というのは、その視野内に文字
行が存在するが否かという二値結果ではない。そんな単
純なものではなく、横OR範囲R1(19wn X 1
1.4 mm或は100画素画素60画素)の列方向の
位置も、局所的に指定するものである。縦方向に60画
素あるが、上から何列目までが空白行で、その列から何
列目までが文字行で、さらに空白行がどこまで続く、・
・・・ というように、列方向の文字行、空白行を詳し
く与えるものが、R1の文字位置検出結果なのである。
こうであるから、第(8)図中)に示す小さい値札上の
文字の場合、「E123・・」も「¥123・・」も、
列方向の位置を含め、R1により的確に文字位置が決定
される。
また(d)に示す例では、R1に文字行不在で、R2に
文字行が存在する事になる。この場合、前記の優先順位
に従い、R2の文字位置検出が選択されることになる。
従って「¥123・・」も検出される。
センサの視野がもう少し上であって、R1が、長い上の
文字行rA 123・・」にかかっていると、R1が優
先してしまい、R2の文字位置検出が無視される。従っ
て、この時右下方の「¥123・・」は無視される。こ
れは差支えない。やがて、スキャナが下り、イメージセ
ンサ視野が第8図(d)のようになれば、R2の文字位
置検出が生きてくる。このため右下方の文字行も、その
存在を検出されるという事になる。
こうして、R1とR2の組合わせにより、小さい値札で
あっても大きい値札であっても、背景の影響を全く受け
ず、的確に文字行の列方向位置を検出できる。
上の実施例は、R1とR2が重複していたものであった
。しかし、重複していなければならない、という事はな
い。
第8図(f’)は離隔した3つの横OR範囲R1、R2
、R3の例を示している。
中央がR1、左がR2、右がR3としている。
これは中央に存在する文字を重視するという事であり、
次に左に存在する文字を重視する、という事である。ス
キャナの開口窓を、値札の文字記載部の中央に押しあて
る事が多いので、中央部を優先し、これをR1としてい
る。
狭い値札の場合、R1のみで文字行、空白行の列方向の
分布を検出できる。この時、左のR2、右のR3は値札
よりはみ出し、背景のノイズパターンの影響を受け、誤
った文字行を検出しているかもしれない。しかし、これ
は差支えのない事である。中央のR1が文字行を検出し
ており、R1の結果が、優先し、R2、R3の結果は捨
てられるからである。
また、大きい値札で、第8図(d)に示すように右へ偏
っている時、R3により、これを検出することができる
以上、述べたものは、中央をR1、左をR2、右をR3
にして順位づけしている。
これに限らない。左、右を逆にしてもよい。
スキャナの形状により、視野の左端に(或は右端に)値
札を合わせて当てかつに方が便利な事もある。この場合
の優先順位は左、中、右(或は右、中、左〕となる。従
って、横OR範囲の順序付けは第8図(f、)の第3行
に示すようにR1“、R2“、R3”、(或は第4行に
示すヨウニR3“′、82m、R1”’)とした方が適
切である。
a)その他の構成例 第1図の例では、複数の横OR範囲R1、R2、・・の
ひとつずつに、横OR回路1.1′、・・ と、黒位置
・長さ検出部2.2′、・・とを設けている。このよう
にすれば、同時に、複数の横OR範囲に於ける横OR演
算、黒位置・長さ検出が行なえるから、処理に要する時
間が短い、という長所がある。
しかし、反面、回路構成に重複があって、経済性という
面では望ましくないこともある。
第9図は本発明の他の構成例を示している。
横OR範囲R1、R2、・・ は複数個あるのであるが
、横OR回路1はひとつしかない。当然、黒位置・長さ
検出部2もひとつしかない。回路数が少なくなり、経済
性に優れる。
横OR回路1は、横OR範囲を変えることのできる回路
である。
横OR回路1の、横OR範囲R1、R2、・・は予め定
まっている。これを順次切換えてゆき、逐次的に横OR
演算を行なってゆく。
横OR範囲制御回路4は、横OR範囲を順次変更してゆ
く回路である。
文字位置選択部3′の指令に応じて、横OR範囲を変え
ることで、第1図の構成とほぼ同等の処理が可能になる
ただし、横OR演算は、横OR範囲R1、R2、・・に
ついて逐次的に行なわれるので、時間がかかる、という
欠点はある。
複数の横OR範囲を取捨選択する処理フローを第10図
に示す。
まず、第1横OR範囲R1に対して、文字行検出処理を
行なう。この視野に於て、R1に文字行があれば、「文
字有り」として、これを結果とする。
R1に文字行がなければ、第2横OR範囲R2に対し、
文字行検出処理を行なう。R2に文字行があれば、「文
字有り」として、これを結果とする。
R2に文字がなければ、第3横OR範囲R3に対し、文
字行検出処理を行なう。R3に文字行があれば、「文字
有り」としてこれを結果とする。
R3にも文字行がなければ「文字なし」とし、こ(Qζ
) れを結果とする。
第10図のフローでは、文字行検出処理が優先順位と同
じ順序によって行なわれている。
これは全く逆にしてもよいことである。
第11図は逆順にしたフロ゛−を示す。
第11図の手順に於ては、文字行を持つ優先順位の低い
横OR範囲の、列方向の文字行分布を一時的に保持する
ためレジスタRを用いる。
まずレジスタHの内容をクリヤする。
優先順位の低い横OR範囲からR3、R2、R1という
ように文字行検出を行なう。もしも文字行が有れば、そ
の文字行分布をレジスタHに代入して、次の横OR範囲
の文字行検出に移る。文字行が無ければ、直接に、次の
横OR範囲の文字行検出に移る。
こうして、最優先の横OR範囲R1に至る。R1に文字
が有れば、レジスタRにR1の列方向文字行分布を代入
する。
なければ、そのまま、文字が有ればレジスタRへの代入
が終った後、Rがクリヤされたかどうか調べる。Rがク
リヤされなかったとすれば、全ての横OR範囲に文字が
全くなかつに1という事である。「文字なし」と結果を
出す。
Rがクリヤされたとすれば、「文字有り」と出力する。
レジスタRには、文字列を有する横OR範囲の内、最優
先のものの文字行分布が入っている。これによって、文
字行の正確な分布が分る。
(ホ)その他の処理手順例 これまで述べた例では、画像メモリ28に、イメージセ
ンサ26の出力を全て格納してから、横OR演算をして
いる。
しかし、これに限ることはない。
イメージセンサ26の駆動及びその出力の二値化を行な
う二値化回路27からの出力信号を横OR回路1.1′
・・にまず入力し、画像メモリ28に格納しながら、並
行して、文字行検出を行なうという事も可能である。
このようにすれば、文字行検出処理、画像メモリ入力の
時間が短縮される。
(り)効 果 (1)大きい値札でも、小さな値札でも、正確に文字行
を検出できる。
(2)文字行の有無が検出できる事により、空白領域に
対しては不要な認識処理を止めろ事ができる。
これにより省電力化を図る事ができる。
(3)文字行が視野内に完全に入ったか否かを検出する
事により、不完全な認識結果を得る危険を減す事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光学読取装置の構成図。 第2図は従来例に係る光学読取装置の構成図。 第3図はイメージセンサによって二値化された二値化デ
ータの説明図。縦横の格子は画素を表わす。 第4図はスキャナを、用紙の上から下へ走査する動作の
説明図。 第5図はイメージセンサの二次元的視野の説明図。(a
)は画素を細線で表わしたもので、横が行方向、縦が列
方向である。(b)は視野の中央に横OR範囲を設けた
ものを示す図。(C)は(a)の例について、横OR演
算を行なった結果を示す図。 第6図はイメージセンサ視野に於ける値札の文字行の傾
きを示す例。(a)はイメージセンサの横方向と値札の
文字行が平行である例を示す。(b)は値札の文字行が
イメージセンサの視野に対シて傾いている例を示す。 第7図は従来の光学読取装置の横OR範囲と値札の位置
関係例を説明する図。(a)は大きい値札の例であって
PO341号を示す。Φ)は従来のイメージセンサ視野
に於ける横OR範囲を示す図。(C)は、PO341号
の値札へ従来のイメージセンサ視野を重ねた例を示す図
。(d)は小さい値札の例であって、POS 10号を
示す。(e)はPO3l0号の値札に従来のイメージセ
ンサ視野を重ねた例を示す図。 第8図は本発明に於て複数の横OR範囲を設けた場合の
、イメージセンサ視野と横OR範囲、値札の対応例を示
す説明図。(a)は中央部に於て重複する横OR範囲R
1、R2を設けた視野の例。Φ)はPo510号値札の
例。(C)はR1のみの寸法例。(d)はR1のみでは
PO341号の右下に偏った文字行を検出できないこと
を示す図。(e)はR2のみの寸法例。 (f)は3つの重複しない横OR範囲R1、R2、R3
を設けた視野の例。 第9図は本発明の光学読取装置の他の構成例図。 第10図は第9図の構成に於てR1、R2、R3の順に
横OR演算をする動作を示すフローチャート。 第11図は第9図の構成に於て、R3、R2、R1の順
に横OR演算をする動作を示すフローチャート。 1.1′、1”・・横OR回路 2.2′、2“ ・・ 黒位置・長さ検出部3 ・・・
・・・ 文字位置選択部 4 ・・・・・・ 横OR範囲制御回路8 ・・・・・
・ バッファレジスタ 12 ・・・・ 識別処理回路 21・・・・スキャナ 22・・・・手 23 ・・・・  用      紙 24・・・・光 源 (OI) 25・・・・レンズ系 26 ・・・・ イメージセンサ 27 ・・・・ 制御二値化回路 28  ・・・・  メ   モ   リ29・・・・
制御回路 30 ・・・・ 認識処理部 発 明 者        山  口  幹  雄佐 
 藤  浩  二 特許出願人    住友電気工業株式会社シー1rl昆
1 一 第      3      図 第  4   図 −へ 燭           険 淋 ・ 画 − I、−一−−■ −−1−−φ、1 第   6   図 (a) (b) ←−11−→ 第7図 (b) (d) PO310号 第   7   図 (a’) POS41号 (e) 第      8 R1 1ビrrun 5朋 2RIR3 斃    町    弓 Rr    臀   璧 R,m   l(、y   Ri’ POS 41号 第   10   図 特開昭63−19090 (1B) 第  11   図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)文字、記号などが横方向に並ぶように書かれた用
    紙を照射する光源と、横行方向及び縦列方向に延びるよ
    う面状に多数の光電変換素子を配列した文字、記号など
    の複数分の視野を有するイメージセンサと、用紙からの
    反射光を集光しイメージセンサの面上に用紙に記載され
    た文字、記号などを結像するレンズ系と、イメージセン
    サの視野に於て画像の最小単位である画素を規定する光
    電変換素子からの出力をディジタル化処理により黒画素
    と白画素の二値化信号に変換する二値化回路と、前記光
    源、イメージセンサ、レンズ系、二値化回路を内蔵し手
    に持つて操作されるスキャナと、二値化されたデータか
    ら文字、記号を識別する識別処理回路とよりなる光学文
    字読取装置に於てイメージセンサの視野内に2本の縦列
    によつて区切られる複数の横OR範囲R_1、R_2、
    ・・を優先順位を付けて設定し、該横OR範囲R_1、
    R_2、・・に於て、行方向に並ぶ画素の中に、ひとつ
    以上の黒画素があれば出力を1とし、黒画素が全くない
    場合に出力を0とする横OR演算を行なうための横OR
    範囲R_1、R_2、・・ごとに、或は全横OR範囲R
    _1、R_2、・・に対して共通に設けられる横OR回
    路と、横OR回路の出力を受けて縦方向に連続する横O
    R演算の出力が1である列の長さが一定範囲内であれば
    文字行があると判定するための横OR範囲R_1、R_
    2、・・ごとに或は全横OR範囲R_1、R_2、・・
    に対して共通に設けられる黒位置・長さ検出部とを有し
    、全ての横OR範囲R_1、R_2、・・について文字
    行の存在、不存在を検出し、文字行の存在する横OR範
    囲のうち最も優先順位の高い横OR範囲の文字行検出結
    果を選択し、これにより用紙上の文字行の位置を決定す
    る事を特徴とする光学文字読取装置。
  2. (2)イメージセンサの視野の中央部に幅の狭い第1横
    OR範囲R_1と、これより幅の広い第2横OR範囲R
    _2とを設け、第1横OR範囲R_1を第2横OR範囲
    R_2より優先させる事を特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の光学文字読取装置。
  3. (3)イメージセンサの視野の左、中央、右に互いに重
    ならない3つの横OR範囲R_1、R_2、R_3を設
    け、中央の第1横OR範囲R_1の優先順位を1位、左
    方の第2横OR範囲R_2の優先順位を2位、右方の第
    3横OR範囲R_3の優先順位を3位とした事を特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載の光学文字読取装置
  4. (4)イメージセンサの視野の左、中央、右に互いに重
    ならない3つの横OR範囲R_1、R_2、R_3を設
    け、中央の第1横OR範囲R_1の優先順位を1位、右
    方の第2横OR範囲R_2の優先順位を2位、左方の第
    3横OR範囲R_3の優先順位を3位とした事を特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載の光学文字読取装置
JP61164287A 1986-07-11 1986-07-11 光学文字読取装置 Pending JPS6319090A (ja)

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JP61164287A JPS6319090A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 光学文字読取装置
DE8787109873T DE3783974T2 (de) 1986-07-11 1987-07-08 Optischer buchstabenleser.
EP87109873A EP0258577B1 (en) 1986-07-11 1987-07-08 Optical character reader
CA000541675A CA1283212C (en) 1986-07-11 1987-07-09 Optical character reader
US07/071,712 US4817185A (en) 1986-07-11 1987-07-09 Optical character reader

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217585A (ja) * 1988-07-06 1990-01-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 光学文字読取装置
US8662869B2 (en) 2007-11-14 2014-03-04 Ulvac, Inc. Multi-stage dry pump

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217585A (ja) * 1988-07-06 1990-01-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 光学文字読取装置
US8662869B2 (en) 2007-11-14 2014-03-04 Ulvac, Inc. Multi-stage dry pump

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