JPS6319087B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319087B2 JPS6319087B2 JP3497082A JP3497082A JPS6319087B2 JP S6319087 B2 JPS6319087 B2 JP S6319087B2 JP 3497082 A JP3497082 A JP 3497082A JP 3497082 A JP3497082 A JP 3497082A JP S6319087 B2 JPS6319087 B2 JP S6319087B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- slots
- rectangular waveguide
- array antenna
- rectangular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/0006—Particular feeding systems
- H01Q21/0037—Particular feeding systems linear waveguide fed arrays
- H01Q21/0043—Slotted waveguides
- H01Q21/005—Slotted waveguides arrays
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は矩形導波管にスロツトを形成して成
る小開口面積の導波管形スロツトアレイアンテナ
の改良に関するものである。
る小開口面積の導波管形スロツトアレイアンテナ
の改良に関するものである。
第1図は従来の導波管形スロツトアレイアンテ
ナの構成斜視図を示したものである。図中、1は
矩形導波管、2は短絡板、3a,3bはスロツト
である。ここで、通常の導波管形スロツトアレイ
アンテナでは各矩形導波管1に特定の位相関係で
給電するための給電用導波管が必要であるが、説
明の簡略化のため省略している。
ナの構成斜視図を示したものである。図中、1は
矩形導波管、2は短絡板、3a,3bはスロツト
である。ここで、通常の導波管形スロツトアレイ
アンテナでは各矩形導波管1に特定の位相関係で
給電するための給電用導波管が必要であるが、説
明の簡略化のため省略している。
この従来の導波管形スロツトアレイアンテナに
ついて以下、簡単に説明する。
ついて以下、簡単に説明する。
従来の導波管形スロツトアレイアンテナは複数
本の矩形導波管1をH面が同一面に成るように並
べ、各矩形導波管1には管軸方向に所定の間隔で
H面にスロツト3a,3bを形成して実現されて
いた。ここで、前述の所定の間隔とは短絡板2を
矩形導波管1の両端に形成して矩形導波管1内に
定在波を発生させ、この定在波にスロツト3a,
3bを結合させて成る導波管スロツトアレイアン
テナの場合、矩形導波管1の管内波長の半分であ
る。この場合、両端に短絡板2を装着した矩形導
波管1は一種の共振器として作用し、n個のスロ
ツト3a,3bを形成しようとすると(管内波長
×n)/2の長さが必要である。
本の矩形導波管1をH面が同一面に成るように並
べ、各矩形導波管1には管軸方向に所定の間隔で
H面にスロツト3a,3bを形成して実現されて
いた。ここで、前述の所定の間隔とは短絡板2を
矩形導波管1の両端に形成して矩形導波管1内に
定在波を発生させ、この定在波にスロツト3a,
3bを結合させて成る導波管スロツトアレイアン
テナの場合、矩形導波管1の管内波長の半分であ
る。この場合、両端に短絡板2を装着した矩形導
波管1は一種の共振器として作用し、n個のスロ
ツト3a,3bを形成しようとすると(管内波長
×n)/2の長さが必要である。
このように、この従来の導波管形スロツトアレ
イアンテナの欠点は、各矩形導波管1に形成した
スロツト3a,3bの相互間隔が限定され、スロ
ツト3a,3b数が限定されることである。これ
は特に面積の少ないアンテナに成ると大きな問題
と成り、1個でもスロツト3a,3bを多くして
アンテナの利得及びアンテナパターンを向上させ
ようとした場合、大きな制約に成つていた。ここ
で、前述のスロツト3a,3bの相互間隔につい
て若干補足する。
イアンテナの欠点は、各矩形導波管1に形成した
スロツト3a,3bの相互間隔が限定され、スロ
ツト3a,3b数が限定されることである。これ
は特に面積の少ないアンテナに成ると大きな問題
と成り、1個でもスロツト3a,3bを多くして
アンテナの利得及びアンテナパターンを向上させ
ようとした場合、大きな制約に成つていた。ここ
で、前述のスロツト3a,3bの相互間隔につい
て若干補足する。
まず、補足説明の前に説明の都合上、次の事を
定義する。矩形導波管1の管軸方向をX方向、矩
形導波管1の並んでいる方向をY方向と呼ぶ。
定義する。矩形導波管1の管軸方向をX方向、矩
形導波管1の並んでいる方向をY方向と呼ぶ。
説明にもどると、X方向のスロツト3a,3b
の相互間隔は各矩形導波管1の管内波長で決ま
り、Y方向のスロツト3a,3bの相互間隔は各
矩形導波管1の物理的寸法すなわち各矩形導波管
1のH面横寸法で決まる。このため、各矩形導波
管1のH面横寸法を小さくして、Y方向のスロツ
ト3a,3b数を多くしようとすると、各矩形導
波管1の管内波長が長く成りX方向のスロツト3
a,3b数が少なく成り、アンテナ全体としては
アンテナの開口面積と周波数が決まるとスロツト
3a,3bの数はほぼ決まつてしまう。
の相互間隔は各矩形導波管1の管内波長で決ま
り、Y方向のスロツト3a,3bの相互間隔は各
矩形導波管1の物理的寸法すなわち各矩形導波管
1のH面横寸法で決まる。このため、各矩形導波
管1のH面横寸法を小さくして、Y方向のスロツ
ト3a,3b数を多くしようとすると、各矩形導
波管1の管内波長が長く成りX方向のスロツト3
a,3b数が少なく成り、アンテナ全体としては
アンテナの開口面積と周波数が決まるとスロツト
3a,3bの数はほぼ決まつてしまう。
この発明による導波管形スロツトアレイアンテ
ナは前述の欠点を除去したもので、その目的とす
るところは性能向上にある。
ナは前述の欠点を除去したもので、その目的とす
るところは性能向上にある。
第2図はこの発明の導波管形スロツトアレイア
ンテナの実施例を示す構成斜視図を示したもの
で、要部を切断して示している。図中、1は矩形
導波管、2は短絡板、3a,3bはスロツト、4
は容量性アイリスである。ここで、通常の導波管
形スロツトアレイアンテナでは各矩形導波管1に
特定の位相関係で給電するための給電用導波管が
必要であるが、説明の簡略化のため省略してい
る。
ンテナの実施例を示す構成斜視図を示したもの
で、要部を切断して示している。図中、1は矩形
導波管、2は短絡板、3a,3bはスロツト、4
は容量性アイリスである。ここで、通常の導波管
形スロツトアレイアンテナでは各矩形導波管1に
特定の位相関係で給電するための給電用導波管が
必要であるが、説明の簡略化のため省略してい
る。
この発明による導波管形スロツトアレイアンテ
ナについて、以下説明する。この発明による導波
管形スロツトアレイアンテナは、複数本の矩形導
波管1をH面が同一面に成るように並べ、各矩形
導波管1のH面に複数個のスロツト3a,3bを
形成し、短絡板2と隣接しないスロツト3bの中
央でかつ矩形導波管1内に容量性アイリス4を形
成して実現している。
ナについて、以下説明する。この発明による導波
管形スロツトアレイアンテナは、複数本の矩形導
波管1をH面が同一面に成るように並べ、各矩形
導波管1のH面に複数個のスロツト3a,3bを
形成し、短絡板2と隣接しないスロツト3bの中
央でかつ矩形導波管1内に容量性アイリス4を形
成して実現している。
このような構成にすることにより、従来のよう
にスロツト3a,3b数がアンテナの面積及び周
波数に制限されることなく、ある程度自由に増加
出来、アンテナの利得及びアンテナパターンを向
上させることが出来る。
にスロツト3a,3b数がアンテナの面積及び周
波数に制限されることなく、ある程度自由に増加
出来、アンテナの利得及びアンテナパターンを向
上させることが出来る。
この説明に入る前に説明の都合上、次の事を定
義する。
義する。
矩形導波管1の管軸方向をX方向、矩形導波管
1の並んでいる方向をY方向と呼ぶ。
1の並んでいる方向をY方向と呼ぶ。
説明にもどると、Y方向のスロツト3a,3b
の相互間隔は各矩形導波管1のH面横寸法で決ま
り、Y方向のスロツト3a,3b数を増加させた
い場合には矩形導波管1のH面横寸法を(基本モ
ードをカツトオフに成らない条件下で)狭くすれ
ば良い。
の相互間隔は各矩形導波管1のH面横寸法で決ま
り、Y方向のスロツト3a,3b数を増加させた
い場合には矩形導波管1のH面横寸法を(基本モ
ードをカツトオフに成らない条件下で)狭くすれ
ば良い。
次にこの場合におけるX方向のスロツト3a,
3b数について考えてみる。従来の導波管形スロ
ツトアレイアンテナでは矩形導波管1の管内波長
が長く成つたことによりX方向のスロツト3a,
3b数は少なくなるが、この発明による導波管形
スロツトアレイアンテナでは容量性アイリス4に
より、X方向のスロツト3a,3bの間隔を見掛
上狭く出来、X方向のスロツト3a,3b数を増
加出来る。
3b数について考えてみる。従来の導波管形スロ
ツトアレイアンテナでは矩形導波管1の管内波長
が長く成つたことによりX方向のスロツト3a,
3b数は少なくなるが、この発明による導波管形
スロツトアレイアンテナでは容量性アイリス4に
より、X方向のスロツト3a,3bの間隔を見掛
上狭く出来、X方向のスロツト3a,3b数を増
加出来る。
ここで、上述の容量性アイリス4によりX方向
のスロツト3a,3bの間隔が見掛上狭く出来る
という点について補足する。例えば、X方向に3
ケのスロツト3a,3bを形成したい場合につい
て考えてみる。従来の導波管形スロツトアレイア
ンテナでは短絡板2間の矩形導波管1の長さは管
内波長の1.5倍の長さが必要であり、各スロツト
3a,3b共、矩形導波管1内に発生した定在波
の電界が最大のケ所すなわち矩形導波管1内で並
列共振状態に観えるケ所に形成していた。一方、
この発明による導波管形スロツトアレイアンテナ
では短絡板2間の矩形導波管1の長さを管内波長
の1.25倍程度の長さに選定した場合(短絡板2に
隣接したスロツト3aは従来の導波管形スロツト
アレイアンテナと同じに並列共振状態に観にるケ
所に形成したものと考える。)、短絡板2に隣接し
ないスロツト3bの中央の矩形導波管1内では誘
導性すなわち並列インダクタンスに見えるが、こ
の点に容量性アイリス4を形成することにより並
列共振状態にすることが出来る。すなわち、この
発明による導波管形スロツトアレイアンテナで
は、短絡板2に隣接しないスロツト3bの中央の
矩形導波管1内に形成した容量性アイリス4によ
り、短絡板2間の長さ、すなわち矩形導波管1の
長さを従来の導波管形スロツトアレイアンテナよ
り短く出来る。
のスロツト3a,3bの間隔が見掛上狭く出来る
という点について補足する。例えば、X方向に3
ケのスロツト3a,3bを形成したい場合につい
て考えてみる。従来の導波管形スロツトアレイア
ンテナでは短絡板2間の矩形導波管1の長さは管
内波長の1.5倍の長さが必要であり、各スロツト
3a,3b共、矩形導波管1内に発生した定在波
の電界が最大のケ所すなわち矩形導波管1内で並
列共振状態に観えるケ所に形成していた。一方、
この発明による導波管形スロツトアレイアンテナ
では短絡板2間の矩形導波管1の長さを管内波長
の1.25倍程度の長さに選定した場合(短絡板2に
隣接したスロツト3aは従来の導波管形スロツト
アレイアンテナと同じに並列共振状態に観にるケ
所に形成したものと考える。)、短絡板2に隣接し
ないスロツト3bの中央の矩形導波管1内では誘
導性すなわち並列インダクタンスに見えるが、こ
の点に容量性アイリス4を形成することにより並
列共振状態にすることが出来る。すなわち、この
発明による導波管形スロツトアレイアンテナで
は、短絡板2に隣接しないスロツト3bの中央の
矩形導波管1内に形成した容量性アイリス4によ
り、短絡板2間の長さ、すなわち矩形導波管1の
長さを従来の導波管形スロツトアレイアンテナよ
り短く出来る。
以上のようにこの発明による導波管形スロツト
アレイアンテナではスロツト3bの中央の矩形導
波管1内に形成した容量性アイリス4により、ア
ンテナの面積及び周波数にあまり影響されること
なく、スロツト3a,3bの数が増加出来、アン
テナの利得の向上はもとより、スロツト3a,3
bの増加によりアンテナ開口分布が比較的連続し
て制御出来るため良好なアンテナパターンが得ら
れる。
アレイアンテナではスロツト3bの中央の矩形導
波管1内に形成した容量性アイリス4により、ア
ンテナの面積及び周波数にあまり影響されること
なく、スロツト3a,3bの数が増加出来、アン
テナの利得の向上はもとより、スロツト3a,3
bの増加によりアンテナ開口分布が比較的連続し
て制御出来るため良好なアンテナパターンが得ら
れる。
なお、この発明では矩形導波管1のH面にスロ
ツト3a,3bを形成した場合、あるいは容量性
アイリス4を用いた場合について説明したが、こ
れに限定されることなく、矩形導波管の正面にス
ロツトを形成した場合、あるいは容量性ポストを
用いた場合にも利用出来る。
ツト3a,3bを形成した場合、あるいは容量性
アイリス4を用いた場合について説明したが、こ
れに限定されることなく、矩形導波管の正面にス
ロツトを形成した場合、あるいは容量性ポストを
用いた場合にも利用出来る。
第1図は従来の導波管形スロツトアレイアンテ
ナの構成斜視図、第2図はこの発明による導波管
形スロツトアレイアンテナの実施例を示す構成斜
視図であり、図中、1は矩形導波管、2は短絡
板、3a,3bはスロツト、4は容量性アイリス
である。なお、図中、同一あるいは相当部分には
同一符号を付して示してある。
ナの構成斜視図、第2図はこの発明による導波管
形スロツトアレイアンテナの実施例を示す構成斜
視図であり、図中、1は矩形導波管、2は短絡
板、3a,3bはスロツト、4は容量性アイリス
である。なお、図中、同一あるいは相当部分には
同一符号を付して示してある。
Claims (1)
- 1 両端が短絡板で短絡された複数の矩形導波管
をH面が同一面になるように並べ、各矩形導波管
のH面に複数個のスロツトを形成して成る導波管
形スロツトアレイアンテナにおいて、短絡板と隣
接しないスロツトの中央の矩形導波管内に容量性
アイリス又は容量性ポストを形成した事を特徴と
する導波管形スロツトアレイアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3497082A JPS58151706A (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 導波管形スロツトアレイアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3497082A JPS58151706A (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 導波管形スロツトアレイアンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58151706A JPS58151706A (ja) | 1983-09-09 |
JPS6319087B2 true JPS6319087B2 (ja) | 1988-04-21 |
Family
ID=12428994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3497082A Granted JPS58151706A (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 導波管形スロツトアレイアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58151706A (ja) |
-
1982
- 1982-03-05 JP JP3497082A patent/JPS58151706A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58151706A (ja) | 1983-09-09 |
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