JPS63190073A - ポリエステル繊維素材アルカリ減量後の洗浄方法 - Google Patents

ポリエステル繊維素材アルカリ減量後の洗浄方法

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JPS63190073A
JPS63190073A JP62021169A JP2116987A JPS63190073A JP S63190073 A JPS63190073 A JP S63190073A JP 62021169 A JP62021169 A JP 62021169A JP 2116987 A JP2116987 A JP 2116987A JP S63190073 A JPS63190073 A JP S63190073A
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JP
Japan
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polyester fiber
alkali weight
oligomer
fiber material
weight reduction
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JP62021169A
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幸男 佐藤
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DKS Co Ltd
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Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエステル繊維素材(以下PET素材という
)のアルカリ減量後の洗浄方法に関するものである。
従来のPET素材アルカリ減量加工後の洗浄方法は、減
量率に応じて加工基布重量の10〜30%析出するオリ
ゴマーを減量加工槽および水洗シャワ一槽等で物理的に
除去を行ない、さらに加工布に付着残存している減量率
の5〜10%のオリゴマーを溶解しない状態で活性剤に
よる分散洗浄を行なっている。
このため減量率の大きい加工後の洗浄では、オリゴマー
の脱落量が多くなり、洗浄槽自重と蓄積沈殿し、さらに
蓄積を重ねて洗浄液循環ポンプを詰まらせることもある
さらに、極端な場合は、洗浄槽、湯洗浄槽を越えシリン
ダー乾燥機の表面にも、オリゴマーが付着してスケール
を生成することもある。
このスケールは、減量加工布や、シリンダー乾燥機を損
傷したり、加工布の染色時にムラ染めを発生させるなど
減量加工布の品質を低下する欠点を有している。
本発明者は、これらの欠点を解消すべく、鋭意研究め結
果、本発明に到達したものである。
即ち1本発明は、 ポリエステル繊維素材のアルカリ減量後の洗浄に際して
、少なくとも1種以上の有機系キレート剤を、純分10
0%換算0.5〜15.0重量%含有する薬剤調整液で
処理することを特徴とする洗浄方法を提供するものであ
る。
本発明に使用する有機系キレート剤としては、DHEG
 (ジヒドロキシエチルグリシン以下同じ)、HIDA
(ヒドロキシエチルイミノニ酢酸以下同じ)、NTA 
(ニ)リロ三酢酸以下同じ)、EDTA (エチレンジ
アミンテトラ酢酸以下同じ)、DTPA (ジエチレン
トリアミン五酢酸以下同じ)、TTHA (トリエチレ
ンテトラミン六酢酸以下同じ)、HEDTA (ヒドロ
キシエチルエチレンジアミン三酢酸以下同じ)もしくは
、それらの塩タイプ、およびポリカルボン酸型キレート
剤の中から少なくとも1種以上を選択して用いることが
できる。
これらの有機系キレート剤は、金属イオン封鎖剤として
、一般に良く知られ利用されているが、本発明のような
PET素材のアルカリ減量加工によって、析出したオリ
ゴマーを有機系キレート剤と活性剤の相剰効果により完
全に溶解して除去する洗浄方法への応用例はない。
即ち1本発明は、従来の分散洗浄方法とは異なり、析出
するオリゴマーを完全溶解する洗浄方法である。
上述の通り、本発明によって、PET素材のアルカリ減
量加工後の洗浄方法は1本来の目的である析出するオリ
ゴマーの完全除去が可能となり、加工布や1機械設備に
対して支障がなくなり、加工布に傷、染色ムラの発生を
起さない品質の向上した減量加工布が得られる特徴があ
る。
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1 本実施例は、実際のPET素材の減量加工時に析出した
オリゴマーを回収して使用した。
オリゴマーの溶解性は処理液の透明度を分光光度計を用
いた測定値で表示した。
[実験操作コ PETオリゴマー絶乾絶乾−1〜2g取し、各条件液毎
に下記処法液を、200g調製した。
調製液はウォータバス中にて90℃XIO分間攪拌処理
後、冷却を行ない分光光度計による透明度の測定を行な
った。
結果は表−1に示す通すオリゴマー量が0.5%の場合
、有機キレート剤0.5〜15.0%の使用範囲が0〜
0.5%の使用範囲に比較して明らかに、透明度が向上
し、オリゴマーを溶解していることが確認できる。
実施例2 本実施例は、オリゴマー量を0.5%に限定して有機キ
レート剤種類差による溶解性効果を確認した。
実験操作は、実施例1と同条件である。
結果は表−2に示す通り、有機系キレート剤種類による
優位差は、はとんどなく、いずれの有機系キレート剤で
も0.5〜15%の使用範囲がオリゴマー溶解性に有効
であることが確認される。
る。
[減量後オリゴマー溶解除去処方] オリゴマー(固型)・・・0.5%又は1.O%界面活
性剤(40%)・・      0.5%NaOH(固
型)          0.3%有機系キレート剤(
EDTA−4Na)  x  %(100%換算) [処理条件] : 90℃xio分間 手続補正書 昭和62年 3月16日 1、事件の表示 昭和62年 特許願第21169   号2、発明の名
称 ポリエステル繊維素材アルカリ減量後の洗浄方法3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 自発補正 5、補正により増加する発明の数 本願を原明細書に基づき次の通り補正する。
(1)明細書第3頁下から4行目 r・・・一般に良く知られ利用されているが、1とある
を、 r・・・一般に良く知られ、極めて少量の0゜O1〜0
.1%利用される場合があるが、」と訂正する。
(2)同、第4頁最終行 「下記悪法液jとあるを、 「下記処方液」と訂正する。
(3)同、第5頁3行目 r・・・の測定を行なった。jのあとに、次の文を挿入
する。
r  [減量後オリゴマー溶解除去処方]オリゴマー(
固!!り・φ0.5%又は1.0%界面活性剤(40%
)・・     0.5%Na0H(固型)     
     0.3%有機系キレート剤(100%換算) (IEDTA−4Na)−−X    %(4)同、第
5頁5行目および、下から8行目「有機キレート剤」と
あるを。
r有機系キレート剤jと訂正する。
(5)同、第5頁5行〜6行目 rO15〜15.0%の使用範囲が0〜0.5%の使用
範囲に比較して」とあるを、 rO,5〜 6.0%の使用範囲が0〜0.3%の使用
範囲に比較して」と訂正する。
(6)同、第5頁下から6行目 f実験操作は、jとあるを、 r実験操作および処方法調製は、」と、訂正する。
(7)同、第6頁記載の全文を削除する。
(8)同、第7頁r表−1」において。
r 透明度[オリゴマー量(1−,0%)](波長 5
40)          Jの欄の16.1%jとあ
るを、 rO1、O%Jと訂正する。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリエステル繊維素材のアルカリ減量後の洗浄に際して
    、少なくとも1種以上の有機系キレート剤を、純分10
    0%換算0.5〜15.0重量%含有する薬剤調整液で
    処理することを特徴とする洗浄方法。
JP62021169A 1987-01-30 1987-01-30 ポリエステル繊維素材アルカリ減量後の洗浄方法 Expired - Lifetime JP2535163B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104448262A (zh) * 2013-09-22 2015-03-25 东丽纤维研究所(中国)有限公司 一种聚酯组合物及其制造方法和用途
WO2018123043A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 旭化成株式会社 吸水性ポリエステル繊維の巻糸体及びその製法

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WO2018123043A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 旭化成株式会社 吸水性ポリエステル繊維の巻糸体及びその製法
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