JPS63189306A

JPS63189306A - 部品供給用マガジン

Info

Publication number: JPS63189306A
Application number: JP2327487A
Authority: JP
Inventors: Osamu Kobayashi; 小林　道
Original assignee: Mitsubishi Pencil Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date: 1987-02-03
Filing date: 1987-02-03
Publication date: 1988-08-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、板部に突起部を有する部品を組立機等へ供給
するための部品供給用マガジンに関する。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕板部
に突起部を有する部品で特に第３−図に示すように板バ
ネ（イ）に接点（ロ）が溶接等で固着された接点板（ハ
）等の如き部品はバイブレータ−フィーダーを使用して
供給することは不可能である。

それは゛接点板（ハ）どうしが振動によって互いに衝突
すると接点（ロ）が損傷する危険性が高いがらである。

そこでこのような部品はマガジンに複数個収納して供給
する手段が一般に採用されている。

然しながら板部の一方の側端部に突起部が位置している
前例の接点板（ハ）等の如き部品を第４図に示すように
従来のマガジン（１）に積層状態に収納すると接点（ロ
）の厚みのために第４図に示すように接点板（ハ）が傾
斜していくので積層できる接点板（ハ）の数に限度があ
り効率が悪い問題点があった。このような問題を解決す
るには接点板（ハ）を交互に逆向きに積層すればよいが
そのような態勢ではマガジンから組立機への供給が極め
て困難化する弊がある。

本発明の目的は前述の問題点を解決し、板部に突起部を
有する部品を効率的に収納して組立機への部品供給を極
めて容易化する部品供給用マガジンを提供することにあ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

前述の問題点を解決するために案出された本発明の部品
供給用マガジンは、板部に突起部を有する部品を積層状
態に収納する部品供給用マガジンにおいて、部品の板部
の厚さに突起部の高さを加えた値よりも大きなピッチの
螺旋部を有する一対の回転体をその螺旋部の谷部に部品
の板部の両側端部を挿入可能な位置に配設すると共に両
回転体に同期駆動装置を連結可能に構成したことを特徴
として構成されるものである。

〔実施例〕

以下図面に基づき本発明の実施例を詳説する。

先ず第１図は本発明要部を示すものである。（２）がマ
ガジンケースであり、天面の中央部を開口し前面（図面
に垂直方向）に着脱自在な蓋（図示せず）が取り付けら
れている。マガジンケース（２）内の両横側端部には一
定ピッチの螺旋羽根板（３）を周設した一対の回転軸（
４）がその上下端部を夫々マガジンケース（２）の天面
及び底面に回動自在に支持されて取り付けられている。

両回転軸（４）間の距離は部品（５）の板部（６）の長
さより多少長く設定され、又両回転軸（４）の螺旋羽根
板（３）の先端縁間の距離は板部（６）の長さより短か
く設定されている。従って部品（５）は板部（６）の両
側端部を両側の螺旋羽根板（３）上に夫々載架する゛こ
とができる。又、螺旋羽根板（３）のピッチは部品（５
）の板部（６）の厚さに突起部（７）の高さを加えた値
よりも大きく設定されている。従って螺旋羽根板（３）
の各ピッチ毎に部品（５）を載架することが可能である
。螺旋羽根板（３）上への部品の載架作業は蓋を外して
マガジンケース（２）の前面開口部からなす。マガジン
ケース（２）はインデックステーブル（８）上に載設さ
れており、該インデックステーブル（８）にはクラッチ
部（９）を有する回転伝達軸（１０）が一対取り付けら
れて夫々のクラッチ部（９）には前記一対の回転軸（４
）の下端部に設けられたクラッチ部（１１）が夫々連結
されている。夫々の回転伝達軸（ｌ　Ｏ）には歯数が同
一で互いに噛合する歯車（１２）が取り付けられている
。従って一対の回転軸（４）は同期して回転する。一方
の歯車（１２）には後述するように駆動用歯車（１３）
が噛合されることになる。回転軸（４）が一回転すると
部品（５）は螺旋羽根板（３）の　ピッチだけ押し上げ
られる。従って部品（５）は順次上方へ自動的に上昇す
る。尚、当該実施例では駆動装置をマカシンケース（２
）の下方に配置し、部品（５）はマガジンケース（２）
の天面開口部から順次取り出されるよう構成されている
が、駆動装置をマガジンケース（２）の天面側に配し、
部品（５）を順次下降させてマガジンケース（２）の底
面側から部品（５）を取り出すよう構成することも勿論
可能である。

次に第２図は部品供給ステーションに於けるマガジンの
配置状態を示すもので、円形のインデックステーブル（
８）上に複数のマガジンケース（２）か放射状に配設さ
れ、インデックステーブル（８）の外周上の一地点には
前記駆動用歯車（１３）が配され、該駆動用歯車（１３
）の近傍位置にビックアンドプレースユニット（１４）
と朝立機（図示せず）が配されている。先ずインデック
ステーブル（８）が一定角度回転して部品（５）を充填
した一つのマガジンケース（２）がビックアンドプレー
スユニッｈ（１４）の近傍位置に来ると、駆動用歯車（
１３）とそのマガジンケース（２）の歯車（１２）とが
互いに噛合してそのマガジンケース（２）に取り付けら
れた回転軸（４）が回転し螺旋羽根板（３）によって順
次部品（５）を上昇させる。ビックアンドプレースユニ
ット（１４）から伸びた腕（図示せず）は順次最上部の
部品（５）をつかんで組立機に供給する。

マガジンケース（２）内の部品（５）が全て取り出され
るとインデックステーブル（８）が再び所要角度回転し
て次のマガジンケース（２）がビックアンドプレースユ
ニット（１４）の近傍に位置し前記と同様の作業が繰り
返される。部品（５）を取り出されて空になったマガジ
ンケース（２）は適当な位置で部品（５）の詰ったマガ
ジンケース（２）と置換され〔作用及び効果〕本発明の部品供給用マガジンの構成は以上の通りであり
、所要ピッチの螺旋部に部品の両端を載架して部品を支
持することにより部品の突起部の存在に拘らず部品を非
接触状態で平行に多数積層して収納することが可能とな
りマガジンの収容効率がアップすると共に部品の接触に
よる損傷も防止できる作用効果がある。又、部品は螺旋
部の回転によって自動的に順次マガジンの取出口まで移
動するのでマガジンからの部品の取り出しが極めて容易
化且つ迅速化して部品の組立機等への供給作業の能率ア
ップが達成される作用効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の実施例に係り、第１図は部
品供給用マガジンの要部断面図、第２図は部品供給ステ
ーションに於けるマガジンの配設状態を示す概略平面図
である。第３図は本発明の対象とする供給部品の一例の
斜視図、第４図は従来のマガジンでの部品収納状態を示
す断面図である。（イ）・・・板ハネ、（ロ）・・・接点、（ハ）・・・
接点板、（１）・・・従来のマガジン、（２）・・・マ
ガジンケース、（３）・・・螺旋羽根板、（４）・・・
回転軸。（５）・・・部品、（６）・・・板部、（７）・・・突
起部。（８）・・・インデックステーブル、（９）・・・クラ
ッチ部、（１０）・・・回転伝達軸、（１１）・・・ク
ラッチ部、（１２）・・・歯車、（１３）・・・駆動用
歯車。（１４）・・・ビックアンドプレースユニット。特許　出願人　三菱鉛筆株式会社第４図７寸■　７、Ｔ、−■ ′ト裏良■

Claims

【特許請求の範囲】

板部に突起部を有する部品を積層状態に収納する部品供
給用マガジンにおいて、部品の板部の厚さに突起部の高
さを加えた値よりも大きなピッチの螺旋部を有する一対
の回転体をその螺旋部の谷部に部品の板部の両側端部を
挿入可能な位置に配設すると共に両回転体に同期駆動装
置を連結可能に構成したことを特徴とする部品供給用マ
ガジン。