JPS63188999A

JPS63188999A - 部品供給装置

Info

Publication number: JPS63188999A
Application number: JP62020446A
Authority: JP
Inventors: 増原　章右; 今泉　忠博; 東　峰生
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1987-02-02
Filing date: 1987-02-02
Publication date: 1988-08-04
Anticipated expiration: 2009-10-12
Also published as: JPH0680930B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はＩＣ等の電子部品をプリント基板上に搭載する
次工程機構へ１個ずつ供給する部品供給装置に係り、詳
しくは傾斜した案内溝のすべり面上に多数の部品を一列
状態に並べ、次工程機構からの呼び込み指令に応じて部
品を１個ずつ次工程へ供給する装置に関する。

〔従来の技術〕　　□ この種の部品供給装置において、次工程機構へ部品を１
個ずつ供給するに当っては、先頭部品と２番目以降の部
品とを確実に分離することが重要となる。

従来の装置は、実開昭６０−８５９００号に記載のよう
岬、先１頭部品と２番目の部品を押しつけるストッパを
それぞれ独立して設け、各ストッパで先頭部品と２番目
の部品をそれぞれ押さえて保持し、先頭部品を保持して
いるストッパが開放される時、２番目と先頭の部品の境
界部域に下面からエアを吹きつけ、先頭部品と２番目の
部品とを切り離し分離する構造となっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、２つの独立したストッパの動作および
エアの吹きつけ動作を系統的に行わせる関係上、夫々の
動作のタイミング調整が必要となるが、部品の形状誤差
、リードの曲り、すべり面が刻々と変る摩擦条件の相異
などによって前記のタイミング調整が困難となる問題が
あった。また、部品を分離するためのエアシリンダを必
要とする他、エアを吹きつけて部品を浮かせるためのエ
アシュート溝の加工およびすべり面への段付溝加工が必
要となり、少数レーンの部品供給装置においては対応で
きるとしても、数十レーンに及ぶ多数のレーンをもつ部
品供給装置においては、装置のコンパクト化に対して障
害となり、かつコストアップとなる問題があった。

本発明の目的は、次工程からの呼び込み指令により２番
目以降の部品と先頭部品との分離と保持、ならびに先頭
部品の次工程への供給とを連動して行えるようにして、
タクトタイムを早められ、かつ部品供給を確実に行え、
しかも部品の分離を行うエアシリンダおよび部品を浮か
せるためのエアシュート溝、段付溝の加工を不要にでき
て装置のコンパクト化、コスト低減を図れる部品供給装
置を提供することにある。

〔問題を解決するための手段〕

上記目的は、傾斜した案内溝のすべり面上に多数の部品
を一列状態で並べ、次工程機構からの呼び込み指令に応
じて部品を１個ずつ次工程へ供給する部品供給装置にお
いて、先頭の部品を保持する第１ストッパと、２番目の
部品を先頭の部品から分離して保持するための第２スト
ッパとを備え、前記第２ストッパは第１ストッパと連係
され、次工程機構からの呼び込み指令により第１ストッ
パが先頭部品を開放する方向に動作したとき、第２スト
ッパが２番目の部品の上面を押しつける方向に動作して
該部品を先頭部品から分離、保持する構成とすることに
より、達成される。

〔作用〕

次工程機構からの呼び込み指令により第１ストッパが先
頭部品を開放する方向に動作すると、第２ストッパが２
番目の部品の上面を押しつける方向に動作して該部品を
先頭部品から分離すると共に保持する。そして、この保
持が完了した時点で第１ストッパによる先頭部品の保持
が解かれて該先頭部品は次工程機構へ供給される。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第４図により説
明する。第１図は本発明による部品供給装置の断面図、
第２図は第１図におけるセパレータストッパの斜視図を
示している。図において、１は多数の部品をストックす
るバッファ、２はバッファ１の部品送り出し側に設置さ
れた次工程機構のシャトルを示す。前記バッファ１は部
品の種類数に対応した複列数の傾斜した案内溝３を形成
し、各案内溝３のすべり面上に多数の部品を一列状態で
並べられるようになっている。前記シャトル２は架台４
のスライド面５にガイドされて移動できるようになって
いる。また、シャトル２には部品要求レバー６が設けら
れ、この部品要求レバー６はばね７を介して保持されて
いる。

一方、前記バッファ１の案内溝３上面には、これを覆う
カバー８が固設されている。このカバー８は部品の流れ
状況を目視できるように透明の樹脂等で形成されている
。また、カバー８の上面側にはサポート１０に支承され
たドライブシャフト９が設置され、このドライブシャフ
ト９はロータリソレノイド（図示せず）より旋回指示を
受けて矢印方向に回転するようになっている。また、ド
ライブシャフト９の外周面にはプレートカム１１が固設
され、このプレートカム１１付近に前記部品要求レバー
６の先端部が位置させられている。そして、ドライブシ
ャフト９が回転するとプレートカム１１により部品要求
レバー６の先端部が叩かれて、該部品要求レバー６の先
端部がポイン）Ａよりポイン）Ｂの位置まで変位するよ
うになっている。

また、前記カバー８の上面側には、先頭部品１００Ａを
保持するためのストッパ１２と、２番目の部品１００Ｂ
を先頭部品１００Ａから分離し、かつ保持するためのセ
パレートストッパ１３とが設けられている。

前記ストッパ１２は外力が作用しないときにばばね１４
のばね力により先頭部品１００Ａを保持する方向に動か
される一方、部品要求レバー６がポイン）Ａからポイン
トＢに変位する間においてストッパ１２先端部のローラ
１５が部品要求レバー６により押されると部品保持を解
く方向に動かされるようになっている。前記セパレート
ストッパ１３は弾性体で形成されていると共に、基端部
がねじ１６によりカバー８に固定され、かつ先端部には
前記ストッパ１２に取付けたピン１７に係合させるフッ
ク部１３ａと、カバー８に設けた開口１９を通して２番
目の部品１００Ｂの上面を押しつけるフック形の押しつ
け部１３ｂとを有している。そして、前記ストッパ１２
が先頭部品１００Ａを保持している状態においては、セ
パレートストッパ１３の押しつけ部１３ｂが２番目の部
品１００Ｂから離される状態に保たれ、ストッパ１２が
部品要求レバー６により押されるとセパレートストッパ
１３自体の弾性力により前記押しつけ部１３ｂを２番目
の部品１００Ｂ上面に押しつけるように動作する。

次に本実施例の作用について説明する。

第１図の状態、すなわちストッパ１２により先頭部品１
００Ａが保持されている状態において、ロータリソレノ
イドより旋回指示を受けてドライブシャフト９が矢印方
向に回転すると、プレートカム１１によりシャトル２が
指定したレーンの部品要求レバー６の先端部が叩かれて
、該部品要求レバー６の先端部はポイントＡからポイン
トＢの位置まで変位することになる。この過程において
、第３図に示すように部品要求レバー６の先端部がポイ
ントＡより若干変位させられた状態（ポイントＡ’）で
は、ストッパ１２が先頭部品１００Ａの保持を解く方向
に動かされると共に、セパレートストッパ１３の押しつ
け部１３ｂが２番目の部品１００Ｂ上面を押しつけ始め
る。そして、第４図に示すように部品要求レバー６の先
端部がポイントＢまで変位させられると、ストッパ１２
が先頭部品１００Ａの保持を完全に解く一方、セパレー
トストッパ１３の押しつけ部１３ｂが２番目の部品１０
０Ｂの上面を強く押しつけて該部品１００Ｂを分離し、
かつ保持する。ストッパ１２による保持が解かれた先頭
部品１００Ａは次工程へ供給される。第２図において、
セパレートストッパ１３の押しつけ部１３ｂが２番目の
部品１００Ｂを押しつける力をＦとしたとき、その分力
Ｆ、が部品１００Ｂを保持する力として作用し、また分
力Ｆ２が２番目以降の部品を分離させる力として作用す
る。

従って、本実施例においては、次工程機構の部品要求レ
バー６の動作に連係して２番目以降の部品と先頭部品と
の分離と保持ならびに先頭部品の次工程への供給を行え
るので、タイムタクトを早められると共に部品供給を確
実に行え、しかも部品の分離を行うエアシリンダおよび
部品を浮かせるためのエアシュート溝、段付溝の加工を
不要にできて、装置のコンパクト化、コスト低減を図る
ことができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、２番目以降の部品と先頭部品との分離
と保持ならびに先頭部品の次工程への供給を、次工程の
呼び込み指令に連係して行えるようにしたので、タイム
タクトを早められると共に部品供給を確実に行え、しか
も部品の分離を行うエアシリンダおよび部品を浮かせる
ためのエアシュート溝、段付溝の加工を不要にでき、装
置のコンパクト化、コスト低減を図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の部品供給装置を示す断面図、第２図は
第１図におけるセパレートストッパの斜視図、第３図、
第４図は作用図である。１・・・バッファ、２・・・シャトル、３・・・室内溝
、６・・・部品要求レバー、９・・・ドライブシャフト
、１１・・・プレートカム、１２・・・ストッパ、１３
・・・セパレートストッパ、１３ａ・・・フック部、１
３ｂ・・・押しつけ部、１００Ａ・・・先頭部品、１０
０Ｂ・・・２番目の部品。代理人　弁理士　　秋　　本　　正　　実第　１　閏ｆ−一−ハ′１シフ７　　　　　　　　ｆ２−−−　ス
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Claims

【特許請求の範囲】

１、傾斜した案内溝のすべり面上に多数の部品を一列状
態で並べ、次工程機構からの呼び込み指令に応じて部品
を１個ずつ次工程へ供給する部品供給装置において、先
頭の部品を保持する第１ストッパと、２番目の部品を先
頭の部品から分離して保持するための第２ストッパとを
備え、前記第２ストッパは第１ストッパと連係され、次
工程機構からの呼び込み指令により第１ストッパが先頭
部品を開放する方向に動作したとき、第２ストッパが２
番目の部品の上面を押しつける方向に動作して該部品を
先頭部品から分離、保持するように構成したことを特徴
とする部品供給装置。